JPS61188227A - フレ−ム付ドアパネル構造 - Google Patents
フレ−ム付ドアパネル構造Info
- Publication number
- JPS61188227A JPS61188227A JP2722385A JP2722385A JPS61188227A JP S61188227 A JPS61188227 A JP S61188227A JP 2722385 A JP2722385 A JP 2722385A JP 2722385 A JP2722385 A JP 2722385A JP S61188227 A JPS61188227 A JP S61188227A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door panel
- corner bracket
- door
- frame
- door frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/04—Doors arranged at the vehicle sides
- B60J5/0401—Upper door structure
- B60J5/0404—Outside rear view mirror support
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
従来、コーナブラケットを有するフレーム付ドアパネル
は、たとえば、第5図に示すように、ドアパネルアウタ
1aとドアパネルインナ1bとからなるドアパネル本体
1と、これの一端から斜めに立上げられたドアフレーム
2と、上記ドアパネル本体1およびドアフレーム2に囲
まれた三角形状のコーナ部を覆うコーナブラケット3お
よびこれの外側を覆うアウタカバー4と、コーナブラケ
ット3のドアパネル本体1の他端側に取付けられた図示
しないサツシとを有している。上記コーナブラケット3
はドアフレーム2にねし止めなどで固定されている。 ところが、このコーナブラケット3の下縁はドアバネル
アウタ1aとドアパネルインナlbとの間に単に差込ま
れているだけで固定されていない。 このために、この従来のフレーム付ドアパネルでは、そ
の三角コーナ部のコーナブラケットの取付は剛性が十分
でなく、これにより、たとえばこの部に取付けられるド
アミラーの取付は剛性が低くなるという問題が派生して
いた。 このような問題を解消するために、たとえば第6図に示
すように、ドアパネルインナ1bの上縁を下向きに折曲
げて取付フランジ6を形成し、はぼコ字形の断面を有す
るコーナブラケット3の内側下縁をこのフランジ6に重
合溶接する一方、ドアパネルアウタ1aの上縁とコーナ
ブラケット3の外側面とをろう付けするものがある。こ
のろう付けを容易に行うために、ドアパネルアウタ1a
の上縁は下向きに折返されている。 この従来のフレーム付ドアパネルでは、ドアパネルアウ
タlaの上縁とコーナブラケット3の外側面とをろう付
けすることにより、ドアパネル本体1、コーナブラケッ
ト3およびドアフレーム2の組立剛性が高められる利点
が得られる。 しかしながら、この場合には、コーナブラケッ、 ト
3の内側下縁と上記取付フランジ6とを重合溶接するた
めに、スポット溶接機の一方の電極をドアパネルインナ
1bのなかに差し込む必要があり、組立作業性が悪くな
る。また、ドアパネルアウタ1aの上縁にコーナブラケ
ット3の外側面をろう付けすることとによって、組立作
業性が一層悪くなる。さらに、スポット溶接機の一方の
電極をドアパネルインナ1bのなかに差し込む必要があ
るために、ドアパネルインナlbの厚さを大きくしなけ
ればならないことも不利である。 たとえば、第7図に示すように、ドアパネルインナ1b
の上縁を下向きに折返さない場合(実開昭57−121
319号公報参照)には、ドアパネル本体1、コーナブ
ラケット3およびドアフレーム2の組立剛性が高められ
る利点が一応得られる。また、コーナブラケット3とド
アパネルインナ1bとの溶接の作業性が高められ、しか
も、ドアパネルインナtbの厚さを大きくせずに済む利
点が得られる。 しかしながら、なお、ドアパネルアウタlaとコーナブ
ラケット3の外側面とをろう付けしているので、組立作
業性の向上という観点からは不満が残っている。また、
5−ナブラケット3の断面形状が比較的複雑で、部品単
価の低減、軽量化などを図るうえで不利である。
は、たとえば、第5図に示すように、ドアパネルアウタ
1aとドアパネルインナ1bとからなるドアパネル本体
1と、これの一端から斜めに立上げられたドアフレーム
2と、上記ドアパネル本体1およびドアフレーム2に囲
まれた三角形状のコーナ部を覆うコーナブラケット3お
よびこれの外側を覆うアウタカバー4と、コーナブラケ
ット3のドアパネル本体1の他端側に取付けられた図示
しないサツシとを有している。上記コーナブラケット3
はドアフレーム2にねし止めなどで固定されている。 ところが、このコーナブラケット3の下縁はドアバネル
アウタ1aとドアパネルインナlbとの間に単に差込ま
れているだけで固定されていない。 このために、この従来のフレーム付ドアパネルでは、そ
の三角コーナ部のコーナブラケットの取付は剛性が十分
でなく、これにより、たとえばこの部に取付けられるド
アミラーの取付は剛性が低くなるという問題が派生して
いた。 このような問題を解消するために、たとえば第6図に示
すように、ドアパネルインナ1bの上縁を下向きに折曲
げて取付フランジ6を形成し、はぼコ字形の断面を有す
るコーナブラケット3の内側下縁をこのフランジ6に重
合溶接する一方、ドアパネルアウタ1aの上縁とコーナ
ブラケット3の外側面とをろう付けするものがある。こ
のろう付けを容易に行うために、ドアパネルアウタ1a
の上縁は下向きに折返されている。 この従来のフレーム付ドアパネルでは、ドアパネルアウ
タlaの上縁とコーナブラケット3の外側面とをろう付
けすることにより、ドアパネル本体1、コーナブラケッ
ト3およびドアフレーム2の組立剛性が高められる利点
が得られる。 しかしながら、この場合には、コーナブラケッ、 ト
3の内側下縁と上記取付フランジ6とを重合溶接するた
めに、スポット溶接機の一方の電極をドアパネルインナ
1bのなかに差し込む必要があり、組立作業性が悪くな
る。また、ドアパネルアウタ1aの上縁にコーナブラケ
ット3の外側面をろう付けすることとによって、組立作
業性が一層悪くなる。さらに、スポット溶接機の一方の
電極をドアパネルインナ1bのなかに差し込む必要があ
るために、ドアパネルインナlbの厚さを大きくしなけ
ればならないことも不利である。 たとえば、第7図に示すように、ドアパネルインナ1b
の上縁を下向きに折返さない場合(実開昭57−121
319号公報参照)には、ドアパネル本体1、コーナブ
ラケット3およびドアフレーム2の組立剛性が高められ
る利点が一応得られる。また、コーナブラケット3とド
アパネルインナ1bとの溶接の作業性が高められ、しか
も、ドアパネルインナtbの厚さを大きくせずに済む利
点が得られる。 しかしながら、なお、ドアパネルアウタlaとコーナブ
ラケット3の外側面とをろう付けしているので、組立作
業性の向上という観点からは不満が残っている。また、
5−ナブラケット3の断面形状が比較的複雑で、部品単
価の低減、軽量化などを図るうえで不利である。
本発明は、このような事情のもとで考え出されたもので
あって、その解決しようとする課題は、 ゛コーナブラ
ケット、ドアパネルアウタ、ドアパネルインナなどの部
品形状を簡単にして部品単価の低減と軽量化とを図るこ
と、組立作業性を一層高めること、さらに、ドアパネル
本体、ドアフレームおよびコーナブラケットの組立剛性
を高めること、などである。
あって、その解決しようとする課題は、 ゛コーナブラ
ケット、ドアパネルアウタ、ドアパネルインナなどの部
品形状を簡単にして部品単価の低減と軽量化とを図るこ
と、組立作業性を一層高めること、さらに、ドアパネル
本体、ドアフレームおよびコーナブラケットの組立剛性
を高めること、などである。
本発明は、上記の課題を解決するために次のような技術
的手段を講じている。 すなわち、ドアパネル本体の一端からドアフレームを斜
めに立上げ、上記ドアパネル本体およびドアフレームな
らびにサツシに囲まれた三角形状のコーナ部にコーナブ
ラケットを取付けてなるフレーム付ドアパネル構造にお
いて、上記ドアパネル本体のドアパネルインナおよび上
記ドアパネルアウタの各上縁をドアフレーム側に立上げ
て内外各取付フランジを形成し、上記コーナブラケット
の下部を内外再取付フランジ間にわたって内外方向に屈
曲させ、このコーナブラケットの下縁部の一部分を外取
付フランジに、その他の一部分を内取付フランジにそれ
ぞれ重合溶接により固定する、という手段が講じられて
いる。
的手段を講じている。 すなわち、ドアパネル本体の一端からドアフレームを斜
めに立上げ、上記ドアパネル本体およびドアフレームな
らびにサツシに囲まれた三角形状のコーナ部にコーナブ
ラケットを取付けてなるフレーム付ドアパネル構造にお
いて、上記ドアパネル本体のドアパネルインナおよび上
記ドアパネルアウタの各上縁をドアフレーム側に立上げ
て内外各取付フランジを形成し、上記コーナブラケット
の下部を内外再取付フランジ間にわたって内外方向に屈
曲させ、このコーナブラケットの下縁部の一部分を外取
付フランジに、その他の一部分を内取付フランジにそれ
ぞれ重合溶接により固定する、という手段が講じられて
いる。
このようなフレーム付ドアパネル構造では、コーナブラ
ケットが溶接さ、れる内外各取付フランジはドアパネル
アウタおよびドアパネルインナの上縁をドアフレーム側
に立上げて形成されるので、従来の上縁部を下向きに折
曲げたものよりもドアパネルアウタおよびドアパネルイ
ンナの形状が簡単になる。したがって、これらの取付フ
ランジを形成するためのプレス作業の工程数を少なくで
きるうえ、金型を安価にできるから、加工コストを低減
できる。 さらに、ドアパネルインナの上縁をドアフレーム側に立
上げて形成された取付フランジに、上記コーナブラケッ
トの下縁部を重合溶接により固定するので、下向きに折
曲げられた取付フランジにコーナブラケットを重合溶接
する場合に比べて、コーナブラケットのドアパネルイン
ナへの取付の作業性が向上させられる。 しかも、コーナブラケットの下部をドアパネルアウタと
ドアパネルインナとの間にわたって屈曲させることによ
ってコーナブラケットの剛性が高められていること、お
よび、コーナブラケットの下縁部がドアパネルアウタと
ドアパネルインナの両方に溶接されていることによって
、ドアパネル本体、ドアフレームおよびコーナブラケッ
トの組立剛性が十分に高められる。
ケットが溶接さ、れる内外各取付フランジはドアパネル
アウタおよびドアパネルインナの上縁をドアフレーム側
に立上げて形成されるので、従来の上縁部を下向きに折
曲げたものよりもドアパネルアウタおよびドアパネルイ
ンナの形状が簡単になる。したがって、これらの取付フ
ランジを形成するためのプレス作業の工程数を少なくで
きるうえ、金型を安価にできるから、加工コストを低減
できる。 さらに、ドアパネルインナの上縁をドアフレーム側に立
上げて形成された取付フランジに、上記コーナブラケッ
トの下縁部を重合溶接により固定するので、下向きに折
曲げられた取付フランジにコーナブラケットを重合溶接
する場合に比べて、コーナブラケットのドアパネルイン
ナへの取付の作業性が向上させられる。 しかも、コーナブラケットの下部をドアパネルアウタと
ドアパネルインナとの間にわたって屈曲させることによ
ってコーナブラケットの剛性が高められていること、お
よび、コーナブラケットの下縁部がドアパネルアウタと
ドアパネルインナの両方に溶接されていることによって
、ドアパネル本体、ドアフレームおよびコーナブラケッ
トの組立剛性が十分に高められる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ具体的に説
明する。 第1図は、本発明に係るフレーム付ドアパネル構造の分
解斜視図であり、第2図はその要部縦断面図であり、第
3図はその要部横断面図である。 ドアパネル本体10はドアパネルアウタ10aとドアパ
ネルインナlObとからなり、その前端からドアフレー
ム1)が斜め後上方に向けて立上げられている。 上記ドアパネルアウタ10aの上縁はその全長にわたっ
てドアフレーム側、すなわち、上側に立上げられ、この
上縁の前部で外取付フランジ12が形成されている。 上記ドアパネルインナ10bの上縁はその全長にわたり
ドアフレーム側に立上げられており、その前部を一段高
く立上げることにより内取付フランジ13が形成されて
いる。 コーナブラケット14は、斜辺がドアフレーム1)の下
面に沿うように形成されたほぼ三角形状の本体14aと
、その斜辺および覚込とから外側に延出された各フラン
ジ14b、14cとを有している。斜辺のフランジ14
bと上記ドアフレーム1)とはねし止めなどで固定され
、覚込のフランジ14Cには図示しないドアガラスを案
内するサツシ15が溶接により固定されている。また、
このコーナブラケット14の本体14aの下部はその中
間部14dが外側に台形状に突出させられている。 このコーナブラケット14の下縁は、その中間部が外取
付フランジ12に、その前後の各部分が内取付フランジ
13にそれぞれ重ね合わされて溶接されている。 コーナブラケット13を外側から覆うアウタカバー16
は、ドアパネル本体10、ドアフレーム1)およびサツ
シ15で囲まれるコーナ部よりも大きく形成され、その
周縁部がシール部材17を介して、上記外取付フランジ
12、ドアフレーム1)およびサツシ15に受は止めら
れている。このアウタカバー16は、コーナブラケット
13に挿通された小ねじ18によって、内側、すなわち
、コーナブラケット14側に呼寄せられている。 このように、本例のフレーム付ドアパネル構造では、ド
アパネル本体10、ドアフレーム1)及びサツシ15に
囲まれる三角形状の開口が上記アウタカバー16により
密封されるので、コーナブラケット14とドアパネルア
ウタ10aやドアパネルインナ10bとの間にウェザス
トリップなどの封止部材を設けずに、雨水の浸入や風切
り音の発生を確実に防止できる。 また、コーナブラケット14が溶接される内外両取付フ
ランジ12.13は上記ドアパネルアウタ10aおよび
ドアパネルインナ10bの上縁をドアフレーム側に立上
げて形成されるので、従来の上縁を下向きに折曲げたも
のよりもドアパネルアウタ10aおよびドアパネルイン
ナ10bの形状が簡単になる。したがって、これらのフ
ランジ12.13を形成するためのプレス作業の工程数
を少なくできるうえ、金型を安価にできるから、加工コ
ストを低減できる。 さらに、コーナブラケット14の下部の部分的に外側に
突出させられた部分14dを、スボソト溶接などによっ
て外取付フランジ12に結合させているので、従来コ字
形に形成されていたコーナブラケットの外側面を省略し
てコーナブラケット14の形状を簡単にでき、部品単価
を低減できるうえ、軽量化を図ることができる。 またさらに、ドアパネルインナ10bの上縁をドアフレ
ーム1)側に立上げて形成された内取付フランジ12.
13に上記コーナブラケット14の下縁部を重合溶接に
より固定するので、スポット溶接機の電極を袋状に形成
された従来のドアパネルインナへのコーナブラケットの
溶接に比べると、コーナブラケット13のドアパネルイ
ンナ10bへの溶接が簡単に行え、その作業性が向上さ
せられる。 加えて、コーナブラケット13はドアパネルアウタ10
aに、ろう付けではなく、スポット溶接などの作業性の
よい溶接によって接合されているので、このろう付けに
より作業性が低下させられることがなく、組立作業性が
一層高められる。 そのうえ、コーナブラケット14の下部をドアパネルア
ウタ10aとドアパネルインナ10bとの間にわたって
屈曲させることによってコーナブラケット14の剛性が
高められ、また、コーナブラケット14の下縁部がドア
パネルアウタ10aとドアパネルインナ10bの両方に
溶接されていることによって、ドアパネル本体10、ド
アフレーム1)およびコーナブラケット14の組立剛性
を十分に高めらることができる。 もちろん、本発明は上記一実施例に限定されるものでは
なく、例えば、ドアパネルアウタ10aの上縁の前部を
一段高くドアフレーム側に延出して、この一段高く延出
された部分で外取付フランジ12を形成してもよい。逆
に、ドアパネルインナ1bの前部を一段高く延出させる
必要はない。 また、上記アウタカバー16を、例えば第4図に示すよ
うに、ドアミラー17のベースプレートで構成してもよ
い。
明する。 第1図は、本発明に係るフレーム付ドアパネル構造の分
解斜視図であり、第2図はその要部縦断面図であり、第
3図はその要部横断面図である。 ドアパネル本体10はドアパネルアウタ10aとドアパ
ネルインナlObとからなり、その前端からドアフレー
ム1)が斜め後上方に向けて立上げられている。 上記ドアパネルアウタ10aの上縁はその全長にわたっ
てドアフレーム側、すなわち、上側に立上げられ、この
上縁の前部で外取付フランジ12が形成されている。 上記ドアパネルインナ10bの上縁はその全長にわたり
ドアフレーム側に立上げられており、その前部を一段高
く立上げることにより内取付フランジ13が形成されて
いる。 コーナブラケット14は、斜辺がドアフレーム1)の下
面に沿うように形成されたほぼ三角形状の本体14aと
、その斜辺および覚込とから外側に延出された各フラン
ジ14b、14cとを有している。斜辺のフランジ14
bと上記ドアフレーム1)とはねし止めなどで固定され
、覚込のフランジ14Cには図示しないドアガラスを案
内するサツシ15が溶接により固定されている。また、
このコーナブラケット14の本体14aの下部はその中
間部14dが外側に台形状に突出させられている。 このコーナブラケット14の下縁は、その中間部が外取
付フランジ12に、その前後の各部分が内取付フランジ
13にそれぞれ重ね合わされて溶接されている。 コーナブラケット13を外側から覆うアウタカバー16
は、ドアパネル本体10、ドアフレーム1)およびサツ
シ15で囲まれるコーナ部よりも大きく形成され、その
周縁部がシール部材17を介して、上記外取付フランジ
12、ドアフレーム1)およびサツシ15に受は止めら
れている。このアウタカバー16は、コーナブラケット
13に挿通された小ねじ18によって、内側、すなわち
、コーナブラケット14側に呼寄せられている。 このように、本例のフレーム付ドアパネル構造では、ド
アパネル本体10、ドアフレーム1)及びサツシ15に
囲まれる三角形状の開口が上記アウタカバー16により
密封されるので、コーナブラケット14とドアパネルア
ウタ10aやドアパネルインナ10bとの間にウェザス
トリップなどの封止部材を設けずに、雨水の浸入や風切
り音の発生を確実に防止できる。 また、コーナブラケット14が溶接される内外両取付フ
ランジ12.13は上記ドアパネルアウタ10aおよび
ドアパネルインナ10bの上縁をドアフレーム側に立上
げて形成されるので、従来の上縁を下向きに折曲げたも
のよりもドアパネルアウタ10aおよびドアパネルイン
ナ10bの形状が簡単になる。したがって、これらのフ
ランジ12.13を形成するためのプレス作業の工程数
を少なくできるうえ、金型を安価にできるから、加工コ
ストを低減できる。 さらに、コーナブラケット14の下部の部分的に外側に
突出させられた部分14dを、スボソト溶接などによっ
て外取付フランジ12に結合させているので、従来コ字
形に形成されていたコーナブラケットの外側面を省略し
てコーナブラケット14の形状を簡単にでき、部品単価
を低減できるうえ、軽量化を図ることができる。 またさらに、ドアパネルインナ10bの上縁をドアフレ
ーム1)側に立上げて形成された内取付フランジ12.
13に上記コーナブラケット14の下縁部を重合溶接に
より固定するので、スポット溶接機の電極を袋状に形成
された従来のドアパネルインナへのコーナブラケットの
溶接に比べると、コーナブラケット13のドアパネルイ
ンナ10bへの溶接が簡単に行え、その作業性が向上さ
せられる。 加えて、コーナブラケット13はドアパネルアウタ10
aに、ろう付けではなく、スポット溶接などの作業性の
よい溶接によって接合されているので、このろう付けに
より作業性が低下させられることがなく、組立作業性が
一層高められる。 そのうえ、コーナブラケット14の下部をドアパネルア
ウタ10aとドアパネルインナ10bとの間にわたって
屈曲させることによってコーナブラケット14の剛性が
高められ、また、コーナブラケット14の下縁部がドア
パネルアウタ10aとドアパネルインナ10bの両方に
溶接されていることによって、ドアパネル本体10、ド
アフレーム1)およびコーナブラケット14の組立剛性
を十分に高めらることができる。 もちろん、本発明は上記一実施例に限定されるものでは
なく、例えば、ドアパネルアウタ10aの上縁の前部を
一段高くドアフレーム側に延出して、この一段高く延出
された部分で外取付フランジ12を形成してもよい。逆
に、ドアパネルインナ1bの前部を一段高く延出させる
必要はない。 また、上記アウタカバー16を、例えば第4図に示すよ
うに、ドアミラー17のベースプレートで構成してもよ
い。
第1図ないし第3図は、本発明の一実施例を示し、第1
図はその要部の分解斜視図、第2図はその要部縦断面図
、第3図はその要部横断面図、第4図は本発明の他の実
施例を示す要部縦断面図、第5図は従来例の要部縦断面
図、第6図は他の従来例の要部縦断面図、第7図はまた
他の従来例の要部縦断面図である。 10・・・ドアパネル本体、10a・・・ドアパネルア
ウタ10b・・・ドアパネルインナ、1)・・・ドアフ
レーム、12・・・外取付フランジ、13・・・内取付
フランジ、14・・・コーナブラケット、15・・・サ
ツシ、16・・・アウタカバー。
図はその要部の分解斜視図、第2図はその要部縦断面図
、第3図はその要部横断面図、第4図は本発明の他の実
施例を示す要部縦断面図、第5図は従来例の要部縦断面
図、第6図は他の従来例の要部縦断面図、第7図はまた
他の従来例の要部縦断面図である。 10・・・ドアパネル本体、10a・・・ドアパネルア
ウタ10b・・・ドアパネルインナ、1)・・・ドアフ
レーム、12・・・外取付フランジ、13・・・内取付
フランジ、14・・・コーナブラケット、15・・・サ
ツシ、16・・・アウタカバー。
Claims (1)
- (1)ドアパネル本体の一端からドアフレームを斜めに
立上げ、上記ドアパネル本体およびドアフレームならび
にサッシに囲まれた三角形状のコーナ部にコーナブラケ
ットを取付けてなるフレーム付ドアパネル構造において
、上記ドアパネル本体のドアパネルインナおよび上記ド
アパネルアウタの各上縁をドアフレーム側に立上げて内
外各取付フランジを形成し、上記コーナブラケットの下
部を内外両取付フランジ間にわたって屈曲させ、このコ
ーナブラケットの下縁部の一部分を外取付フランジに、
その他の一部分を内取付フランジにそれぞれ重合溶接に
より固定したことを特徴とする、フレーム付ドアパネル
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2722385A JPS61188227A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | フレ−ム付ドアパネル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2722385A JPS61188227A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | フレ−ム付ドアパネル構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61188227A true JPS61188227A (ja) | 1986-08-21 |
JPH0415125B2 JPH0415125B2 (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=12215095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2722385A Granted JPS61188227A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | フレ−ム付ドアパネル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61188227A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4956941A (en) * | 1989-01-12 | 1990-09-18 | The Standard Products Company | Front loading flush glass run system |
US5857731A (en) * | 1995-08-23 | 1999-01-12 | Wagon Automotive Gmbh | Vehicle door with a triangular mirror bracket for mounting an outside mirror |
EP1323587A3 (de) * | 2001-12-15 | 2004-06-30 | Hans und Ottmar Binder GmbH | Kraftfahrzeug-Applikationsteil, insbesondere Karosserieblende |
FR2939090A1 (fr) * | 2008-12-03 | 2010-06-04 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Enjoliveur pour vehicule, notamment pour vehicule automobile |
US20170113528A1 (en) * | 2015-10-22 | 2017-04-27 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicular door structure |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58161611A (ja) * | 1982-03-17 | 1983-09-26 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用ドアにおけるコ−ナ−ピ−スカバ− |
-
1985
- 1985-02-14 JP JP2722385A patent/JPS61188227A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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