JPS61185080A - 振動波モ−タ - Google Patents

振動波モ−タ

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Publication number
JPS61185080A
JPS61185080A JP60024312A JP2431285A JPS61185080A JP S61185080 A JPS61185080 A JP S61185080A JP 60024312 A JP60024312 A JP 60024312A JP 2431285 A JP2431285 A JP 2431285A JP S61185080 A JPS61185080 A JP S61185080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic
elastic body
traveling
wave
vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP60024312A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Takano
靖 高野
Hajime Fujita
肇 藤田
Koji Iwase
幸司 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP60024312A priority Critical patent/JPS61185080A/ja
Publication of JPS61185080A publication Critical patent/JPS61185080A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は弾性体に生じる進行弾性波によって移動体を移
動させる振動波モータに関するものである。
〔発明の背景〕
この種のモータの動作原理を第5図に基づき説明する。
第5図において、1は移動体、2は弾性体である。X軸
は弾性体2の表面上に起こる弾性波の進行方向を示し、
y軸は弾性体2の表面の法線方向を示し、Z軸は弾性波
の進行方向と直交し、振動する面に平行な方向を示す。
いま、前記弾性体2に電歪素子又は磁歪素子によってy
軸方向に振動を与えると、進行弾性波が発生し、弾性体
2の表面上を伝搬していく、この進行弾性波は縦波と横
波を伴った弾性波で1弾性体2の表面上の質点の運動は
楕円軌動を描く振動となる。ここで、質点Aについて着
目すれば、縦振幅■、横横幅幅の楕円運動を反時計方向
に行っている。この弾性波は1波長毎に頂点A、A’・
・・を有し、その頂点速度■はX方向成分のみであり、
V=2πfu(ただし、fは振動周波数)である。
そこでこのような弾性体2の表面に移動体1を矢印イに
示すように加圧接触させると、移動体1は弾性体2との
摩擦力により矢印Nの方向に力を受け、弾性体2に対し
て矢印Nの方向に相対的に移動する(特開昭58−14
8682号公報参照)。
しかしながらこのような原理のモータにおいては次のよ
うな問題点があった。例えば移動体1を弾性体2に対し
て相対的に回転運動をさせるときには、第6図に示すよ
うに移動体1と弾性体2の接触面を円錐台形とすること
により、自動的に両者の中心が近づく作用が起こる。従
って、移動体1を弾性体2に対してそれらの円錐台形の
中心軸方向に加圧するだけで円滑で安定な回転運動が得
られる。しかし第5図に示したように、移動体1を弾性
体2に対して直線的に移動させる場合には、それら両者
が第5図中の2軸方向に相対変位しないように拘束する
手段が必要となる。このためその変位拘束手段と移動体
1又は弾性体21通常は移動体1との間に摩擦が生じ、
相対移動のための運転エネルギの損失が大きく、移動体
1の相対速度を低下させるという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記のような問題点を解消するためになされた
もので、摩擦による運動エネルギの損失を低減し、移動
体をより速く移動させることのできる振動波モータを提
供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明の振動波モータは、弾性体を断面長方形又は正方
形に形成し、進行弾性波がその弾性体の隣接する2側面
の各々に、各側面に垂直な方向に振動成分をもち、かつ
同一の方向に進行すべく弾性体を駆動し、この弾性体の
少なくとも前記隣接する2側面の各々に前記移動体を加
圧接触させることにより、前記隣接する2側面に、移動
体の目的とする方向以外の方向への変位拘束手段を兼ね
させ、換言すればその変位拘束手段にも移動体の駆動力
をもたせたものである。
〔発明の実施例〕
以下第1図〜第4図を参照して本発明の詳細な説明する
。第1図は本発明による振動波モータの一実施例の要部
を示す断面図で、図中2は第2図に取出して示すように
断面が長方形又は正方形の柱状の弾性体である。2a〜
2dは弾性体2の4つの側面で、側面2a、2b及び2
c、2dは各々平行である。11はこの弾性体2を内方
に備えた角筒状の移動体で、lla〜lidはその移動
体11の各辺である712は加圧板、13は加圧用ばね
で、これらにより前記弾性体2の4側面2a、2bの各
々に、前記移動体11の4辺11a〜lidが(辺11
b、lidは加圧板12及び加圧用ばね13を介して間
接的ではあるが)加圧接触されている。
このような構成において、図示しない電歪素子又は磁歪
素子により弾性体2を加振して進行弾性波を発生させる
。この場合弾性体2は、進行弾性波が1弾性体2の隣接
する2側面、例えば側面2b、2dに垂直な方向、すな
わち図示y軸及びZ軸方向に振動成分をもち、かつ同一
の方向に進行すべく加振、駆動される。移動体11は、
発生した進行弾性波によって各辺11a〜lid内面よ
り同一方向の駆動力を受け、比較的高速に移動する。こ
の際移動体11は、その2辺11a。
11c内面が弾性体2の隣接する2側面2a。
2cに加圧接触されることにより、その2側面2a、2
cで目的とする方向以外の方向への変位拘束(目的方向
へのガイド)がなされながら、弾性体2に対して相対的
に移動する。
第3図(a)〜(c)は各々前記弾性体2の図示X軸の
正方向に伝搬する進行弾性波による弾性体側面2c、2
dの速度分布を示す図で、図中C□、C3及びC1が側
面2cの速度分布を示し、D、 、 D2及びり、は側
面2dの速度分布を側面2c側より透視して示す。この
うち第3図(a)に示す速度分布C1及びり、は、図示
y軸方向に振動し、X軸の正方向に伝搬する進行弾性波
の頂点位置での側面2c又は2dにおける速度分布であ
る。また第3図(b)に示す速度分布C2及びD2は、
図示面の法線方向であるZ軸方向に振動し、X軸の正方
向に伝搬する進行弾性波の頂点位置での側面2c又は2
dにおける速度分布である。
第3図(c)に示す速度分布C3及びり、は、第3図(
a)、(b)に示した速度分布C1及びC,、D、及び
D2 を各々合成したものである。
すなわち、上記y軸及びZ軸方向に振動する2つの進行
弾性波の波長、進行速度、振幅及び位相が一致していれ
ば、上記速度分布C0とCよ及びり、とD□が各々重な
り合う、従って第3図(c)に示すように、側面2cで
は速度分布C3が1波長毎に振動の頂点位置に発生し、
また側面2dでは速度分布り、が1波長毎に発生する。
側面2a及び2bについても、上述と同一条件下におい
て、上述側面2c及び2dに発生する速度分布C3及び
り、と同様の速度分布が生じるもので、このような弾性
体2の振動により、第1図における移動体11への駆動
力が倍加されることになる。
上述したように図示y軸及び2軸方向に振動する2つの
進行弾性波の波長、進行速度、振幅及び位相を各々一致
させることは、弾性体2の断面形状を正方形とし、その
y軸及びZ軸方向から同一の周波数、同位相、同一出力
で加振することにより容易に達成できる。また、弾性体
2の加振手段(電歪素子又は磁歪素子で主構成をなす)
は、y軸及びZ軸方向に各々別個に設けてもよく、ある
いは、y軸及びZ軸のいずれにも平行でない軸方向から
1つの加振手段でy軸及び2軸両方向に同時に加振する
ようにしてもよい。
第4図(a)及び(b)は、上記y軸及びZ軸方向に振
動する2つの進行弾性波の波長、進行速度又は加振時の
位相のずれにより、進行する上記2つの進行弾性波の位
相がずれた場合の弾性体側面2c、2dの速度分布の例
を示す図である。このうち第4図(a)に示す速度分布
C4は1図示のy軸方向に振動成分をもつ進行弾性波に
よる頂点位置以外での側面2cの速度分布の一例である
この第4図(a)に示す速度分布C4が第3図(b)に
示した2軸方向に振動成分をもつ進行弾性波の頂点位置
での速度分布C2と重なり合うと。
第4図(b)に示す速度分布C6となる。この速度分布
C9は第3図(c)に示す速度分布C1とは異なり、移
動体11の相対移動方向と直交するy軸方向の速度成分
を含んでおり、その分のy軸方向の振動成分は摩擦熱と
して消費される。このため、弾性体2に加えられた振動
エネルギの移動体相対移動のためのエネルギへの変換効
率は上記速度分布C3が得られる場合に比べて低下する
ので、進行する2つの進行弾性波の位相は同一とするこ
とが望ましい。
なお第1図は、弾性体2の4つの側面28〜2dの全て
に移動体11が(辺11b、lidについては加圧板1
2及び加圧用ばね13を介して間接的ではあるが)加圧
接触している場合について例示したが、これのみに限ら
れることはなく、弾性体2の少なくとも隣接する2側面
2a、2c:2c、2b;2b、2d又は2d、2aが
各々に移動体11を加圧接触させれば上述実施例と同様
の目的が達成できる。3側面接触の例としては、第1図
において移動体11の辺11b側の加圧板12及び加圧
用ばね13を除去した構成が考えられる。また2側面接
触の例としては、第1図において加圧板12及び加圧用
ばね13を全て除去し、かつ図示構成部分全体を反時計
方向に45度回動させ、移動体11が自重で弾性体2の
2側面2a。
2cと加圧接触されるような構成が考えられる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明は、移動体に駆動力を与える弾
性体の2側面が移動体の目的外方向への変位拘束手段を
兼ね、換言すれば移動体11に接触する接触面の全てか
ら駆動力が与えられ、同時に上記変位拘束手段に起因す
る摩擦による運動エネルギの損失もなくなるので、移動
体をより高速に移動させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による振動波モータの一実施例の要部を
示す断面図、第2図は第1図中の弾性体を取出して示す
図、第3図及び第4図は同弾性体に進行弾性波が発生し
た際の弾性体側面の速度分布を示す図、第5図は振動波
モータの原理図、第6図は回転運動する振動波モータの
移動体と弾性体の形状例を示す図である。 1.11・・・移動体、2・・・弾性体、2a〜2d・
・・弾性体側面、12・・・加圧板、13・・・加圧用
ばね。 代理人 弁理士 ノドlIl聯男− 冨 1  図 fJ 3 固 t

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.弾性体に電歪素子又は磁歪素子によつて進行弾性波
    を発生させ、その進行弾性波によつて前記弾性体に加圧
    接触された移動体を、前記弾性体に対して相対的に移動
    させる振動波モータにおいて、前記弾性体は、断面が長
    方形又は正方形をなし、前記進行弾性波がその弾性体の
    隣接する2側面の各々に、各側面に垂直な方向に振動成
    分をもち、かつ同一の方向に進行すべく駆動され、この
    弾性体の少なくとも前記隣接する2側面の各々に前記移
    動体が加圧接触されてなることを特徴とする振動波モー
    タ。
  2. 2.前記弾性体は、断面が正方形をなし、その所定の一
    方向から前記素子によつて加振することにより、隣接す
    る2側面の各々に前記進行弾性波が同時発生すべく駆動
    されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の振
    動波モータ。
JP60024312A 1985-02-13 1985-02-13 振動波モ−タ Pending JPS61185080A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005304256A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Taiyo Yuden Co Ltd 駆動装置
JP2005333735A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Japan Science & Technology Agency 複合ピエゾ素子を用いた精密高速移動方法および装置

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