JPS61185013A - 耐火シ−ル材 - Google Patents

耐火シ−ル材

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JPS61185013A
JPS61185013A JP60025806A JP2580685A JPS61185013A JP S61185013 A JPS61185013 A JP S61185013A JP 60025806 A JP60025806 A JP 60025806A JP 2580685 A JP2580685 A JP 2580685A JP S61185013 A JPS61185013 A JP S61185013A
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JP
Japan
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fire
fireproof
sealing material
flame
resistance
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JP60025806A
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遠藤 至郎
早川 力
孝一 奥村
猛 山崎
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電線、ケーブルが壁又は床を貫通する貫通部
に充填される耐火シール材に関する。
〈従来技術とその問題点〉 一般に、高層建築物あるいは工場等で配線される電線、
ケーブルは、その絶縁層および保護層に塩化ビニル、ポ
リエチレンなど可燃物が用いられている場合が多く、こ
のため−早火災が発生すると、電線、ケーブルに沿って
延焼する虞れがある。
このため、電線、ケーブルが壁あるいは床を貫通する貫
通部に延焼を阻止するための耐火シール材が充填されて
いる。この耐火シール材として、例えば、特公昭53−
34150号または特開昭52−125552号で提案
されているものがある。
これらは、液状クロロブレン、水和水を有する金属塩化
合物および難燃繊維を主成分とするもので、耐火性、粘
ちょう度、充lx(シール)作業性等では、一応満足で
きるものであるが、燃焼試験においてシール材が剥落す
る虞がある。
〈発明の目的〉 本発明は、上述の点に鑑みて成されたものであって、耐
火性、粘ちょう度、充填(シール)作業性、耐水性等、
従来品の特性を損なうことなく、シール材の耐剥落性を
向上させることにある。
〈発明の構成および作用の説明〉 本発明では、上述の目的を達成するために、耐火シール
材中に耐火材としての効果を有しながら、嵩比重が極め
て小さい中空微粒子を加えることにより、耐火シール材
の比重を小さくして剥落しないようにしている。すなわ
ち、本発明では、液状クロロブレン、金属塩化合物、裁
断した難燃繊維をベースに充填剤、難燃化剤、加工助剤
、滑剤、可塑剤等を適宜加えてなる耐火組成物100重
量部に対して中空微粒子を0.04〜0.15重量部添
加してなることを特徴としている。
本発明に使用する液状クロロブレンは、末端に−OH基
を有するもので、例えば、電気化学工業株式会社製造L
CR−HO50(商品名)が挙げられ、これは、金属塩
化合物と反応せず、したがって、パテ状耐火シール材が
経時硬化しない効果を発揮する。
本発明では、液状クロロブレン(LCR)と金属塩化合
物と不燃性繊維を基本配合とし、これに粘ちょう度を調
整する充填剤、加工助剤、滑剤、可塑剤など公知の添加
剤を配合した従来の耐火組成物に中空微粒子を加えるこ
とを特徴としている。
この中空微粒子は、別名マイクロバルーンと呼ばれる通
りの微小球体であるから、りん片状の充填剤のように配
合量によるパテ状゛シール材の硬さく粘ちょう性)への
影響は太き(ない。中空微粒子は、その原料が樹脂系以
外のものは使用可能である。
但し、樹脂系でもフェノールのように難燃性のものは使
用可能である。この中空微粒子の粒子径は、5μ〜15
0μが望ましい。粒子径が大きくなると、製造過程で球
体が潰れてしまう。また、剥落防止効果が出ないように
なる。製造、耐剥落性、充填作業性等から総合的に判断
して、シラスまたはガラス系原料で、30μ〜100μ
のものが最も効果があると見られる。
本発明に使用する可塑剤は、CDP(クレジルジフェニ
ールホスフェート)、TCP(リン酸トリクレジル)、
TOP(リン酸トリオクチル)か挙げられる。
本発明に用いられる金属塩化合物としては、水酸アルミ
ニウムの他、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム
、炭酸カルシウム等が挙げられる。
本発明に用いられる難燃繊維としては、石綿、    
  (岩綿、ガラスウール等の無機繊維、フェノール系
有機繊維(カイノール)、金属繊維等が挙げられ、繊維
の長さは、1〜15mmで通常5〜10mmのものが用
いられる。1mm未満では連結力が期待できず、逆に、
15mo+を越えると分散が悪く、充填作業性も悪くな
る。
この発明の耐火シール材の製造の一例を示すと、適当な
容量のニーグーに、LCRを入れ、有機難燃繊維、タル
クなどの分散しにくいものから順次投入し、終わりに水
酸化アルミニウム、可塑剤を投入し、パテ状になるまで
混練りし、最後に中空微粒子を投入して十分分散するま
で混練りする。
なお、混練の総時間は、約60分である。また、混練り
には、ニーグーの他にバンバリーミキサ−などの公知の
手段を採用できることは言うまでもない。
〈実施例〉 以下、実施例および比較例によって本発明をさらに詳細
に説明するが、これらの実施例は、いかなる意味でも本
発明を限定するものではない。
(実施例1〜4.比較例1〜3) 実施例1〜4および比較例1〜3の組成物を下記の表に
示す組成により上記製造方法に従って調整した。ついで
、これらの組成物(耐火シール材)について、耐剥落性
、燃焼試験、充填作業性、針入度試験および耐水性の試
験を下記の要領で行なった。
(a)耐剥落性試験 そのl 第4図に示されるようにビニル絶縁ビニルシースケーブ
ル(VV)60mg+”X 3心X30cmを20本互
いに接しながら横に並べ、架橋ポリエチレン絶縁ビニル
シースケーブル(CV)14mm’X3心X30cmを
19本を並べた■vの谷間に嵌るように並べ、耐火ボー
ドlに対して20IIlffl、vVに対して5(1+
mの長さで接するように、実施例および比較例の耐火シ
ール材(パテ)2を充填する。上記の如く構成した試料
を耐火シール材2が下になるようにして200℃の恒温
室に2時間放置した後、剥落の有無を観察した。
その2 第1図〜第3図に示すようにVV60mm2X3心X1
.5mを20本、CV l 4 mm”X 1.5mを
19本を耐火ボードIに挟んだ状態で並べ、隙間を実施
例および比較例の耐火シール材2で充填する。上記の如
く構成した試料に耐火ボードlから150■離して火口
幅250auaのリボンバーナ3をセットし、L p 
Q l 31/min、空気l 301/minで火焔
をシール部に放射し、1050℃の2時間で、バーナ3
の裏側でのシール材が剥落の有無を観察した。
上記その1およびその2の試験において共に剥落が認め
られないものを良とした。
(b)燃焼試験 上記と同様に第1図〜第3図に示すようにvV60u+
”x3心X1.5mを20本、CV 14mo+’X1
゜5IIIを19本を耐火ボード1に挟んだ状態で並べ
、隙間を実施例および比較例の耐火シール材2で充填す
る。上記の如(構成した試料に耐火ボード1から500
i+m離して火口幅250mg+のリボンバーナ3をセ
ットし、L P G 131/win、空気1301/
sinで火焔をシール部に放射し、1050℃の2時間
で、バーナ3の裏側の面の温度が340℃以下であるか
否かを評価した。340”C以下であるものを良とした
(c)充填作業性 柔軟性、粘ちょう性などからくる充填作業性の良否を実
作業により評価した。
(d)針入度試験 JISA5752の5.4項による試験器(直読式)を
用いて行なった。
(e)耐水性 常温水中に7日間投入放置し、クラック、変形、膨潤溶
出等の有無を確認した。
上記(a)〜(e)の試験結果を表に示す。なお、第1
図〜第4図において、4はPC床板であり、5は固定用
の架台を示している。
(以下、余白) 表 実施例        比較例 LCR100100100100too  100 1
00水酸化アルミニウム260 260 350 35
0   260 260 200カイノール     
5  5  1015    1010  5中空微粒
子     10 20 50 70    5 80
  0タルク       100 100 100 
50   100  too  to。
三酸化アンチモン  10 10 1o  to   
  10 1o  10酸化チタン     5555
    555−酸化鉛       7 7 7 7
    フ  77粉末ステアリン酸  2222  
  222可塑剤       50 50 40 4
0    40 50 40カーボン     0.2
1)、20.20.2   0.2G、20.2耐剥落
性       良   良  良  良     否
  良  否燃焼試験       良   良  良
  良     良  良  良充填作業性    縞
粘 舗粘 良 4粘    良 否 良針大度    
  110 105 76 100    78 85
 80水性         良   良  良   
      良  良  良上記試験結果から明らかな
ように、本発明の耐火シール材は、耐火性、充填作業性
、粘ちょう度、耐水性等従来品の特性を損なうことなく
、耐剥落性が向上していることがわかる。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明の耐火シール材は、耐火性、
充填作業性、粘ちょう度、耐水性等従来品の特性を損な
うことなく、耐剥落性を向上させ、電線、ケーブルの耐
火延焼防止ケーブル貫通部の一層向上させるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は燃焼試験を説明するための試験体の正面図、第
2図は第1図の縦断平面図、第3図は第1図の一部縦断
側面図、第4図は耐剥落性試験を説明するための試験体
の縦断側面図である。 l・・・耐火ボード、2・・・耐火ソール材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液状クロロプレン、金属塩化合物、裁断した難燃
    繊維をベースに充填剤、難燃化剤、加工助剤、滑剤、可
    塑剤等を適宜加えてなる耐火組成物100重量部に対し
    て中空微粒子を0.04〜0.15重量部添加してなる
    ことを特徴とする耐火シール材。
JP60025806A 1985-02-12 1985-02-12 耐火シ−ル材 Granted JPS61185013A (ja)

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JP60025806A JPS61185013A (ja) 1985-02-12 1985-02-12 耐火シ−ル材

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JP60025806A JPS61185013A (ja) 1985-02-12 1985-02-12 耐火シ−ル材

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JPS61185013A true JPS61185013A (ja) 1986-08-18
JPH049825B2 JPH049825B2 (ja) 1992-02-21

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