JPS61183941A - 結晶成長方法 - Google Patents
結晶成長方法Info
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- JPS61183941A JPS61183941A JP2301585A JP2301585A JPS61183941A JP S61183941 A JPS61183941 A JP S61183941A JP 2301585 A JP2301585 A JP 2301585A JP 2301585 A JP2301585 A JP 2301585A JP S61183941 A JPS61183941 A JP S61183941A
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- crystal
- substrate
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/70—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
- H01L21/77—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate
- H01L21/78—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices
- H01L21/82—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components
- H01L21/84—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components the substrate being other than a semiconductor body, e.g. being an insulating body
- H01L21/86—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components the substrate being other than a semiconductor body, e.g. being an insulating body the insulating body being sapphire, e.g. silicon on sapphire structure, i.e. SOS
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はS OI (Semiconductor o
n In5ulater)基板、例えば珪素(Si)
/ MgO−A1zO+ /Si構造の基板において、
MgO’ Al2O2上のSiを帯状熔融(ゾーンメル
ティング)して再結晶化させ、Siの結晶性、および電
気的特性を向上させる方法に係り、特に熔融状態をモニ
タして、ゾーンメルティングパラメータを最適化するこ
とにより結晶欠陥の少ない理想的な再結晶領域を得る方
法に関する。
n In5ulater)基板、例えば珪素(Si)
/ MgO−A1zO+ /Si構造の基板において、
MgO’ Al2O2上のSiを帯状熔融(ゾーンメル
ティング)して再結晶化させ、Siの結晶性、および電
気的特性を向上させる方法に係り、特に熔融状態をモニ
タして、ゾーンメルティングパラメータを最適化するこ
とにより結晶欠陥の少ない理想的な再結晶領域を得る方
法に関する。
SOI基板を用いたデバイスは、従来の誘電体分離の集
積回路(IC>より高速、高耐圧、高集積のものを目標
にして現在盛んに開発が進められている。
積回路(IC>より高速、高耐圧、高集積のものを目標
にして現在盛んに開発が進められている。
SOI基板のゾーンメルティングは、従来、多結晶Si
/二酸化珪素(SiO□) / S i構造が一般的で
あり、最上層の多結晶Siを再結晶化するゾーンメルテ
ィングパラメータもある程度定まっている。
/二酸化珪素(SiO□) / S i構造が一般的で
あり、最上層の多結晶Siを再結晶化するゾーンメルテ
ィングパラメータもある程度定まっている。
しかし最近、種結晶が不要、厚く堆積できる、再結晶後
の結晶欠陥が少ない等の理由によりSi/MgO=AI
z03 / Si構造が用いられるようになってきた。
の結晶欠陥が少ない等の理由によりSi/MgO=AI
z03 / Si構造が用いられるようになってきた。
この場合、
(1)最上層のSiが多結晶でなく単結晶である、(2
) 中間層の絶縁膜が5t(h T: す< MgO
−Al2O3である、 ことにより、多結晶Si / Sin、 / Si構造
に対し、(1)熔融時におけるSiの変形(粒状化、う
ねり)の激化、 (2)熔融時におけるSiとMgO’ Al2O3の反
応、あるいはMgO・Al2O,自体の変質、等の新た
な問題が生じ、従来のゾーンメルチインクハラメータで
は十分な好結果が得られなかった。
) 中間層の絶縁膜が5t(h T: す< MgO
−Al2O3である、 ことにより、多結晶Si / Sin、 / Si構造
に対し、(1)熔融時におけるSiの変形(粒状化、う
ねり)の激化、 (2)熔融時におけるSiとMgO’ Al2O3の反
応、あるいはMgO・Al2O,自体の変質、等の新た
な問題が生じ、従来のゾーンメルチインクハラメータで
は十分な好結果が得られなかった。
結晶欠陥の極めて少ない(転位、 <102cm−2、
その他の欠陥は無し)高品位のSol領域を得ることは
従来の多結晶Si/SiO□/Si構造では全く不可能
であり、Si/ Mg0−Ah03/Si構造基板のゾ
ーンメルティングプロセスにおいても容易でなかった。
その他の欠陥は無し)高品位のSol領域を得ることは
従来の多結晶Si/SiO□/Si構造では全く不可能
であり、Si/ Mg0−Ah03/Si構造基板のゾ
ーンメルティングプロセスにおいても容易でなかった。
上記問題点の解決は、半導体基板上にスピネル晶系の単
結晶層を成長し、該スピネル晶系の単結晶層上に部分的
に多結晶半導体層を含む単結晶半導体層を成長した後、
該多結晶半導体層を含む単結晶半導体層を帯状熔融して
再結晶化する本発明による結晶成長方法により達成され
る。
結晶層を成長し、該スピネル晶系の単結晶層上に部分的
に多結晶半導体層を含む単結晶半導体層を成長した後、
該多結晶半導体層を含む単結晶半導体層を帯状熔融して
再結晶化する本発明による結晶成長方法により達成され
る。
一般的な構造として、Si/ Mg0−Al□Ot/S
i構造基板に適用される。
i構造基板に適用される。
本発明により、前記多結晶半導体層をメルティングモニ
タ領域とし、さらにゾーンメルティングパラメータとし
て、 (1)再結晶化速度が毎秒前記単結晶半導体層の厚さの
1〜100倍、 (2)熔融領域の幅は前記単結晶半導体層の厚さの10
0倍以下、 (3)熔融領域の深さは前記単結晶半導体層の厚さに等
しい、 (4) Si半導体基板の温度が600−1100”
C1以上の条件を選ぶと効果的である。
タ領域とし、さらにゾーンメルティングパラメータとし
て、 (1)再結晶化速度が毎秒前記単結晶半導体層の厚さの
1〜100倍、 (2)熔融領域の幅は前記単結晶半導体層の厚さの10
0倍以下、 (3)熔融領域の深さは前記単結晶半導体層の厚さに等
しい、 (4) Si半導体基板の温度が600−1100”
C1以上の条件を選ぶと効果的である。
本発明は、
(1)可視光によるSiの熔融状態の観察は単結晶より
も多結晶の方が容易であること、 (表面が前者は鏡面に近いのに対して、後者は凸凹があ
り、変化を観察しゃすい)(2)基板温度を下げること
によりStとMgO・Al2O3の反応が抑制できる、
(3)基板温度を下げることによる線状熱源の高温化を
、これの移動速度の調整により抑制できる、 (4)熔融領域の幅を制限して過加熱領域をなくす、 (5)熔融領域の深さをSiNの厚さに等しくすること
により、再結晶時にSlとMgO・A1□o3の界面の
結晶欠陥(極めて多い)が再結晶Si中へ伝搬するのを
防止する。
も多結晶の方が容易であること、 (表面が前者は鏡面に近いのに対して、後者は凸凹があ
り、変化を観察しゃすい)(2)基板温度を下げること
によりStとMgO・Al2O3の反応が抑制できる、
(3)基板温度を下げることによる線状熱源の高温化を
、これの移動速度の調整により抑制できる、 (4)熔融領域の幅を制限して過加熱領域をなくす、 (5)熔融領域の深さをSiNの厚さに等しくすること
により、再結晶時にSlとMgO・A1□o3の界面の
結晶欠陥(極めて多い)が再結晶Si中へ伝搬するのを
防止する。
以上のことを利用して、加熱時におけるSt裏表面変形
、SiとMgO・Ah03の反応を抑制し、結晶欠陥の
極めて少ないSOI領域が得られるようにしたものであ
る。
、SiとMgO・Ah03の反応を抑制し、結晶欠陥の
極めて少ないSOI領域が得られるようにしたものであ
る。
さらに(1)について詳しく説明する。
多結晶領域はゾーンメルティング時におけるSiの状態
を示すインジケータとして用いる。MgO・A12O3
上の単結晶Si層はかなり平坦で鏡面に近いので、単結
晶Si層の熔融状態を目視によりモニタすると過溶融に
なりやすく、このことがSt裏表面変形、StとMgQ
−AhOiの反応につながる。
を示すインジケータとして用いる。MgO・A12O3
上の単結晶Si層はかなり平坦で鏡面に近いので、単結
晶Si層の熔融状態を目視によりモニタすると過溶融に
なりやすく、このことがSt裏表面変形、StとMgQ
−AhOiの反応につながる。
これに対して多結晶S i 9i域は凸凹があり、熔融
時における凸凹の変化により、熔融状態を極めて容易に
目視できる。
時における凸凹の変化により、熔融状態を極めて容易に
目視できる。
実験によると輻射エネルギに対する吸収係数の違いによ
り、多結晶Siの方が単結晶Siより速く熔融する。こ
の熔融は部分的、例えば結晶粒の境界より始まり、次第
に全体が熔融する。
り、多結晶Siの方が単結晶Siより速く熔融する。こ
の熔融は部分的、例えば結晶粒の境界より始まり、次第
に全体が熔融する。
従って加熱状態を連続的にモニタして、単結晶Si領域
の熔融状態を容易に制御することができる。
の熔融状態を容易に制御することができる。
第1図(1)〜(6)は本発明による結晶成長方法を工
程順に示す基板断面図である。
程順に示す基板断面図である。
第1図(1)において、St基板1の上に厚さ1μmの
単結晶Mg0−AhO3層2をエピタキシャル成長させ
る。
単結晶Mg0−AhO3層2をエピタキシャル成長させ
る。
Mg0−Alz(hの成長条件は、アルミニウム(AI
)、塩酸(HCI) 、塩化マグネシウム(MgC12
) 、炭酸ガス(Co、) 、水素(H2)を用い、化
学気相成長(CVD)法により900℃で熱分解して行
う。
)、塩酸(HCI) 、塩化マグネシウム(MgC12
) 、炭酸ガス(Co、) 、水素(H2)を用い、化
学気相成長(CVD)法により900℃で熱分解して行
う。
第1図(2)において、MgO=AlzO+Al2O3
層2数1000人のSi02層3をCVD法等により被
着する。
層2数1000人のSi02層3をCVD法等により被
着する。
SiO□のCVD条件は、モノシラン(SiH4)を1
00Torrに減圧して500℃で熱分解して行う。
00Torrに減圧して500℃で熱分解して行う。
第1図(3)において、素子形成予定領域以外の領域で
、部分的にSiO□層3が残るようにフォトエツチング
により、SiO□層3をパターニングする。
、部分的にSiO□層3が残るようにフォトエツチング
により、SiO□層3をパターニングする。
第1図(4)において、厚さ10μm程度の単結晶Si
層4をMg0−Ah03層2の上にエピタキシャル成長
させる。
層4をMg0−Ah03層2の上にエピタキシャル成長
させる。
この場合Si02層3の上には多結晶Si層4Aが被着
される。
される。
Siのエピタキシャル成長条件はSiH4を用いて、大
気圧で950℃で行う。
気圧で950℃で行う。
第1図(5)において、基板全面にキャップ層としてC
VD法によりSiO□層、もしくはSiO□/窒化珪素
(SiJ*)層(分子が下地)5を被着する。
VD法によりSiO□層、もしくはSiO□/窒化珪素
(SiJ*)層(分子が下地)5を被着する。
第1図(6)において、以上の工程を経た基板7をカー
ボン製の基板ヒータ6の上に載せて加熱し、線状熱源と
してカーボン製の線状ヒータ8によりゾーンメルティン
グを行い、単結晶Si層4と多結晶Si層4Aを再結晶
化する。
ボン製の基板ヒータ6の上に載せて加熱し、線状熱源と
してカーボン製の線状ヒータ8によりゾーンメルティン
グを行い、単結晶Si層4と多結晶Si層4Aを再結晶
化する。
第2図は本発明によるゾーンメルティングを模式的に示
す平面図である。
す平面図である。
図において、多結晶Si層4Aは通常素子形成領域とし
て使用しない基板周辺に形成されている。
て使用しない基板周辺に形成されている。
本発明におけるゾーンメルティングパラメータの決定は
以下の実験結果にもとすいて行った。
以下の実験結果にもとすいて行った。
(1)基板ヒータ6の温度を制御して600〜1100
℃にする。
℃にする。
1100℃より高い温度ではゾーンメルティング時に、
SiとMgO・Al2O3が反応するか、もしくはMg
0−Alz(1+自体が変質する場合が多い。
SiとMgO・Al2O3が反応するか、もしくはMg
0−Alz(1+自体が変質する場合が多い。
600℃より低い温度では、MgO・Al2O3層2上
の厚さ10μm程度の厚いSi層4をMgO’ Al2
O3層2の界面まで熔融することが容易でなく、線状ヒ
ータ8の高温化によりSi層4の変形(Si層4の表面
が必要以上に高温になるため起こる)、線状ヒータ8の
劣化を招く。さらに上下のヒータ(線状ヒータ8と基板
ヒータ6)の温度差が大きくなると基板が割れることが
ある。
の厚さ10μm程度の厚いSi層4をMgO’ Al2
O3層2の界面まで熔融することが容易でなく、線状ヒ
ータ8の高温化によりSi層4の変形(Si層4の表面
が必要以上に高温になるため起こる)、線状ヒータ8の
劣化を招く。さらに上下のヒータ(線状ヒータ8と基板
ヒータ6)の温度差が大きくなると基板が割れることが
ある。
(2)線状ヒータ8の移動速度が毎秒SiN4の厚さの
1〜100倍にする。
1〜100倍にする。
線状ヒータ8の移動速度は再結晶化の速度となるが、再
結晶化速度が遅過ぎると、下地の?IgO・Al2O3
層2は絶縁層で熱伝導率は小さいが薄いため、その下の
基板が熔融し、変形する。
結晶化速度が遅過ぎると、下地の?IgO・Al2O3
層2は絶縁層で熱伝導率は小さいが薄いため、その下の
基板が熔融し、変形する。
また速過ぎると熱ストレスが十分緩和されない内に固ま
るため、結晶欠陥を新たに導入する。
るため、結晶欠陥を新たに導入する。
実験によると、メルティングゾーンの移動速度が毎秒S
i層4の厚さの1〜100倍の場合、Si層4の表面の
変形、SiとMgO・Ah(hの反応、および再結晶後
のSi中に存在する結晶欠陥の3点において、良好な結
果が得られた。
i層4の厚さの1〜100倍の場合、Si層4の表面の
変形、SiとMgO・Ah(hの反応、および再結晶後
のSi中に存在する結晶欠陥の3点において、良好な結
果が得られた。
前2者は移動速度が大きい程抑制され、後1者は逆に増
加する。これはSi層4の膜厚とも関係し、膜厚が厚い
程移動速度の許容範囲は広くなる。(3)熔融領域の幅
はSt層4の厚さの100倍以下、深さはSi層4の厚
さに等しくする。
加する。これはSi層4の膜厚とも関係し、膜厚が厚い
程移動速度の許容範囲は広くなる。(3)熔融領域の幅
はSt層4の厚さの100倍以下、深さはSi層4の厚
さに等しくする。
レーザアニール等に使用されるアルゴン(Ar)レーザ
では、波長スペクトルが可視域の短い方にあるので表層
で輻射エネルギが吸収されるが、カーボンヒータは波長
スペクトルが長い波長帯までおよんでいるので、Si層
4の表面より深い所まで輻射エネルギが到達する。従っ
て熔融領域の幅が大きくなると、それにつれて熔融深さ
は深くなっている。
では、波長スペクトルが可視域の短い方にあるので表層
で輻射エネルギが吸収されるが、カーボンヒータは波長
スペクトルが長い波長帯までおよんでいるので、Si層
4の表面より深い所まで輻射エネルギが到達する。従っ
て熔融領域の幅が大きくなると、それにつれて熔融深さ
は深くなっている。
熔融領域の幅が大きくなると、必要以上に高温になる部
分が生じ、Si層4の表面の変形、StとMgO’ A
l2O3の反応が発生する。この熔融領域の幅はSi層
4の厚さと密接な関係にあり、St層4の厚さが薄い程
熔融領域の幅は小さくする必要がある。実験によると熔
融領域の幅は上記の範囲内にあることが必要であった。
分が生じ、Si層4の表面の変形、StとMgO’ A
l2O3の反応が発生する。この熔融領域の幅はSi層
4の厚さと密接な関係にあり、St層4の厚さが薄い程
熔融領域の幅は小さくする必要がある。実験によると熔
融領域の幅は上記の範囲内にあることが必要であった。
一方、熔融領域の深さは5i02上の多結晶Siの場合
と異なり、MgO・Al2O3上のSiは単結晶である
ため、MgO・Aha3界面まで熔融する必要がないと
考えられたが、実験によるとSi0g上の多結晶Siの
場合と同様にMgO−Al2O3界面まで熔融しなけれ
ば結晶欠陥が低減しないことが分かった。
と異なり、MgO・Al2O3上のSiは単結晶である
ため、MgO・Aha3界面まで熔融する必要がないと
考えられたが、実験によるとSi0g上の多結晶Siの
場合と同様にMgO−Al2O3界面まで熔融しなけれ
ば結晶欠陥が低減しないことが分かった。
このことは熔融領域の深さがSi層4の厚さより小さい
場合は、Siの再結晶化は横方向からだけでなく、ある
程度、底の方向からも進み、熔融領域の底の部分におい
て未熔融部分の欠陥を引き継ぐことによると考えられる
。
場合は、Siの再結晶化は横方向からだけでなく、ある
程度、底の方向からも進み、熔融領域の底の部分におい
て未熔融部分の欠陥を引き継ぐことによると考えられる
。
熔融状態のSiは極めて活性であるため、MgO・Al
2O+層と反応させないため、必要以上の加熱を行って
はならない。加熱の程度はSi表面における熔融領域の
幅と直接関係しているため、この幅の制御が重要となる
。
2O+層と反応させないため、必要以上の加熱を行って
はならない。加熱の程度はSi表面における熔融領域の
幅と直接関係しているため、この幅の制御が重要となる
。
以上のように、St/ MgO・A12(h /Si構
造のゾーンメルティングは多結晶Si/5iOz/Si
構造のそれに比較して、結晶欠陥が極めて少ない高品位
の5OIjI域が得られる反面、メルティングパラメー
タの制御は難しくなる。
造のゾーンメルティングは多結晶Si/5iOz/Si
構造のそれに比較して、結晶欠陥が極めて少ない高品位
の5OIjI域が得られる反面、メルティングパラメー
タの制御は難しくなる。
以上詳細に説明したように本発明によれば、MgO・A
12O3上のSi層を、Si層表面を変形させることな
く、SiとMgO・A12O.Jを反応させることなく
、結晶欠陥の発生を抑制して再結晶化することができる
ので、従来よりも高品位のSOI領域が得られる。
12O3上のSi層を、Si層表面を変形させることな
く、SiとMgO・A12O.Jを反応させることなく
、結晶欠陥の発生を抑制して再結晶化することができる
ので、従来よりも高品位のSOI領域が得られる。
第1図(11〜(6)は本発明による結晶成長方法を工
程順に示す基板断面図、 第2図は本発明によるゾーンメルティングを模式的に示
す平面図である。 図において、 1はSi基板、 2は単結晶MgO・Al2O3層、 3はSiO□層、 4は単結晶Si層、 4八は多結晶Si層、5は
5i02層、もしくはSiO□/ S i 3 N a
層、6は基板ヒータ、 7は第1図(1)〜(5)の工程を経た基板8は線状ヒ
ータ を示す。 本?酊
程順に示す基板断面図、 第2図は本発明によるゾーンメルティングを模式的に示
す平面図である。 図において、 1はSi基板、 2は単結晶MgO・Al2O3層、 3はSiO□層、 4は単結晶Si層、 4八は多結晶Si層、5は
5i02層、もしくはSiO□/ S i 3 N a
層、6は基板ヒータ、 7は第1図(1)〜(5)の工程を経た基板8は線状ヒ
ータ を示す。 本?酊
Claims (6)
- (1)半導体基板上にスピネル晶系の単結晶層を成長し
、該スピネル晶系の単結晶層上に部分的に多結晶半導体
層を含む単結晶半導体層を成長した後、該多結晶半導体
層を含む単結晶半導体層を帯状熔融して再結晶化するこ
とを特徴とする結晶成長方法。 - (2)前記半導体基板と単結晶半導体層が珪素であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の結晶成長方
法。 - (3)前記スピネル晶系の単結晶層がマグネシヤスピネ
ル(MgO・Al_2O_3)であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の結晶成長方法。 - (4)前記再結晶化速度が毎秒前記単結晶半導体層の厚
さの1〜100倍であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の結晶成長方法。 - (5)前記帯状熔融の熔融領域の幅は前記単結晶半導体
層の厚さの100倍以下であり、深さは前記単結晶半導
体層の厚さに等しいことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の結晶成長方法。 - (6)前記半導体基板の温度が600〜1100℃であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の結晶成
長方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301585A JPS61183941A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 結晶成長方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301585A JPS61183941A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 結晶成長方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61183941A true JPS61183941A (ja) | 1986-08-16 |
Family
ID=12098663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2301585A Pending JPS61183941A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 結晶成長方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61183941A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006520404A (ja) * | 2003-01-06 | 2006-09-07 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | フルオロポリマーシーラント |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP2301585A patent/JPS61183941A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006520404A (ja) * | 2003-01-06 | 2006-09-07 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | フルオロポリマーシーラント |
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