JPS61183796A - 警備端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電話回線に接続される警備端末装置に関する
。特に警備解除中に異常状態が発生した場合に設置光周
囲に警報発生を表示しうる警備端末装置に関する。

〔概要〕

電話回線により、警備端末に発生した警備情報を警報監
視先に転送する装置において、警備状態（例えば夜間）
と警備解除状態（例えば昼間）とを切替えるスイッチを
設け、警備解除状態であっても、特定の警備情報につい
ては、異常発生と共にその端末近傍でブザを鳴らすなど
の警報を行うようにし、このブザが所定の時間にわたり
手動リセットされないときに警報監視先に転送を行うよ
うにして、 集中監視光の出動を合理的に行うとともに、現場での処
理対応を早めるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来例警備端末装置では、防犯、火災および設備異常な
どを取扱情報としているが、この中で火災および設備異
常発生時には、対象住居などに人がいて警備解除中の場
合でも警備光で警告音を鳴動させずに自動的に警備監視
光への通報が行われていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来例装置では例えばタバコの煙で火災感知
器が作動するなどの誤動作があった場合に、警備端末付
近の人が気すかない内に、自動的に警備監視光へ通報さ
れ、また、冷凍庫の故障などにより庫内温度が上昇した
場合なども同様であった。このために警備監視光に過大
な労力を付加するばかりか、本当の異常事態が発生して
も端末付近の人は気づかず、初期対応が遅れる虞れがあ
った。

本発明は、このような欠点を解決するもので、警備解除
中に火災および設備などの警報が発生した際に、異常発
生現地での表示およびブザなどの鳴動を行わせることの
できる警備端末装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、警備端末に配置され、警備情報の入力端子と
、電話回線の接続端子と、上記入力端子の情報を警報監
視先に宛てて電話回線に自動送信する手段とを備え、手
動の警報モード切替えスイッチを備え、上記自動送信す
る手段は、このスイッチの状態により、警備情報を警報
監視先に送信する警備状態のモードと、特定の警備情報
に限り警報監視先に送信する警備解除状態のモードに設
定する手段を含む警備端末装置で、前述の問題点を解決
するための手段として、上記特定の警備情報が発生した
ときにこれを警備端末付近に表示する警報手段と、この
警報手段をリセットする手操作のリセットスイッチとを
設け、上記自動送信する手段は、上記警備解除状態のモ
ードで上記特定の警備情報が発生すると、所定の時間内
に上記リセットスイッチが操作されないときにかぎり、
この情報を警報監視先に送信する構成であることを特徴
とする。

〔作用〕

この警報端末装置は、電話回線に接続され、火災、浸入
などの状態信号を検出すると、自動的に警備監視光へこ
れを通報する。ところで、運転モードが警備解除状態に
設定されているときに、異常検出回路が異常信号を検出
すると、まず警報手段が動作して周囲の人に警告し、一
定時間内にリセットボタンが押下されなかった場合にの
み警備監視光へ警報が送出される。

〔実施例〕

以下、本発明実施例装置を図面に基づいて説明する。

図は本発明実施例装置の構成を示す回路図である。

まず、この実施例装置の構成を図に基づいて説明する。

この実施例装置は、遠隔操作器２１および各種感知器２
２−１〜２２−ｎが接続される端子１−θ〜１−ロと、
警備監視および解除状態を検出する検出回路２と、各種
感知器２２−１〜２２−ｎの感知信号を異常信号として
検出する検出回路３−１〜３−ｎと、この異常信号を記
憶する記憶回路４−１〜４−ｎと、オアゲート５−１〜
５−ｎおよび９−１〜９−ｎと、アンドゲート７−１〜
７−ｎおよび８−１〜Ｂ−ｎと、カウンタ６−１〜６−
ｎと、カウンタ６への基本クロックとなるクロック信号
源１０と、ブザおよびランプを含む表示回路１１−１〜
１１−ｎと、リセットスイッチ１２と、自動ダイヤルを
実行する制御部１３とを備え、端子１は遠隔操作器２１
と、火災および浸入などの各種感知器２２−１〜２２−
ｎとに接続され、制御部１３の出力は図外の監視光警報
手段に接続される。

次に、この実施例装置の動作を図に基づいて説明する。

はじめに、遠隔操作器２１により警備解除状態に設定さ
れている場合を説明すると、感知器２２−１で異常が感
知されると、その接点がブレーク状態になり、検出回路
３−１が動作し、記憶回路４−１のＳ入力を高レベルに
するので記憶回路４−１のＱ出力が低レベルから高レベ
ルに、また、ｄ出力が高レベルから低レベルになる。記
憶回路４−１のＱ出力は、表示回路１１−１に送出され
、ランプおよびブザなどを備えた表示回路１１−１が動
作して設置光の人間に異常発生を知らせる。設置光の人
間により該当の感知器２２−１が点検され正常であれば
、リセットスイッチ１２が押下されて記憶回路４−１の
Ｒ入力が高レベルにされ、記憶回路４−１はリセットさ
れて初期状態に復帰し、制御部１３へは警報発生の信号
が送出されない。設置光の人間がリセットスイッチ１２
を押下しなかった場合には、カウンタ６−１のＲ入力が
低レベルであるので一定時間にわたるカウントが行われ
、一定時間後に０７出力によりアンドゲート７−１が開
かれる。これにより、記憶回路４−１のＱ出力とのアン
ド条件により、オアゲート９−１を介して警報信号が制
御部１３へ送出される。制御部１３では自動ダイヤルが
開始され、警備監視先へ警報信号が送信される。

次に、遠隔操作器２１により警備状態に設定されている
場合を説明すると、検出回路２の出力は高レベルであり
、異常発生があると記憶回路４−１のＱ出力が高レベル
になるのでアンドゲート８−１が開かれ、オアゲート９
−１を介して、制御部１３へ時間遅れなしに警報信号が
送出される。制御部１３では、自動ダイヤルが行われ、
警備監視先へ警報信号が送信される。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように、警備解除中に監視する必
要のある警報が発生した場合に、直ちに警告を行い一定
時間内での実状確認が可能となるので、誤報などによる
無駄な労力を省き、緊急の対応を早め被害を小さく止め
ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明実施例装置の構成を示す回路図。 ｌ・・・端子、２．３・・・検出回路、４・・・記憶回
路、５．９・・・オアゲート、６・・・カウンタ回路、
７．８・・・アンドゲート、１０・・・クロック信号源
、１１・・・表示回路、１２・・・リセットスイッチ、
１３・・・制御部、２１・・・遠隔操作器、２２・・・
感知器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）警備端末に配置され、警備情報の入力端子と、電
   話回線の接続端子と、上記入力端子の情報を警報監視先
   に宛てて電話回線に自動送信する手段とを備え、 手動の警報モード切替えスイッチを備え、 上記自動送信する手段は、このスイッチの状態により、
   警備情報を警報監視先に送信する警備状態のモードと、
   特定の警備情報に限り警報監視先に送信する警備解除状
   態のモードに設定する手段を含む 警備端末装置において、 上記特定の警備情報が発生したときにこれを警備端末付
   近に表示する警報手段と、 この警報手段をリセットする手操作のリセットスイッチ
   と を設け、 上記自動送信する手段は、上記警備解除状態のモードで
   上記特定の警備情報が発生すると、所定の時間内に上記
   リセットスイッチが操作されないときにかぎり、この情
   報を警報監視先に送信する構成である ことを特徴とする警備端末装置。