JPH0542559Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0542559Y2 JPH0542559Y2 JP1987180457U JP18045787U JPH0542559Y2 JP H0542559 Y2 JPH0542559 Y2 JP H0542559Y2 JP 1987180457 U JP1987180457 U JP 1987180457U JP 18045787 U JP18045787 U JP 18045787U JP H0542559 Y2 JPH0542559 Y2 JP H0542559Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire
- detector
- fire signal
- signal
- detected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 11
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 3
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この考案は、火災報知機に関し特に火災感知器
の誤動作に対し、信頼性の高い火災発報を行なう
火災報知機に関する。
の誤動作に対し、信頼性の高い火災発報を行なう
火災報知機に関する。
［従来の技術］
従来、火災報知器の火災感知器は、電気的なノ
イズや、短時間発生した煙や、突風などによつて
誤動作することがある。そこで、このような火災
感知器の誤動作による非火災報を防止するため、
火災感知器がそれぞれ接続された複数の感知回線
を備えている場合、或る感知回線から第１火災信
号があつても直ぐには火災発報はしないで、第１
火災信号の到来から所定時間内に別の感知回線か
ら第２火災信号がある場合のみ火災発生の報知を
するようにした火災報知機がある。例えば特公昭
58−15839号公報。
イズや、短時間発生した煙や、突風などによつて
誤動作することがある。そこで、このような火災
感知器の誤動作による非火災報を防止するため、
火災感知器がそれぞれ接続された複数の感知回線
を備えている場合、或る感知回線から第１火災信
号があつても直ぐには火災発報はしないで、第１
火災信号の到来から所定時間内に別の感知回線か
ら第２火災信号がある場合のみ火災発生の報知を
するようにした火災報知機がある。例えば特公昭
58−15839号公報。
［考案が解決しようとする問題点］
このような、２つ以上の火災感知器からの動作
信号により発報するように構成した火災報知機で
は、１個の火災感知器が頻繁に誤動作しても火災
発報することはなく、火災感知器が誤動作したか
どうかも知るとができない。これは火災感知器不
良または設置場所の悪条件等により誤動作が起こ
ると考えられるが、このような状態を放置するこ
とは監視上好ましくない。
信号により発報するように構成した火災報知機で
は、１個の火災感知器が頻繁に誤動作しても火災
発報することはなく、火災感知器が誤動作したか
どうかも知るとができない。これは火災感知器不
良または設置場所の悪条件等により誤動作が起こ
ると考えられるが、このような状態を放置するこ
とは監視上好ましくない。
［問題点を解決するための手段］
この考案の火災報知機は、火災感知器がそれぞ
れ接続された複数の感知回線を備え、該複数の感
知回線の中から火災感知器の動作を示す第１火災
信号を検出してから所定時間内に別の上記感知回
線から第２火災信号が検出された時に火災発報動
作し、上記所定時間を過ぎても上記第２火災信号
が検出されない場合は上記第１火災信号の検出状
態を復旧する火災報知機において、上記複数の感
知回線からの火災信号の検出回数を一括して計数
する計数回路と、該計数回路の計数値を操作スイ
ツチに基づく操作入力時に表示する表示器とを具
備したことを特徴としたものである。保守点検時
等に火災感知器の動作回数から誤動作の程度を知
ることができ監視状態の良不を判断することがで
きる。
れ接続された複数の感知回線を備え、該複数の感
知回線の中から火災感知器の動作を示す第１火災
信号を検出してから所定時間内に別の上記感知回
線から第２火災信号が検出された時に火災発報動
作し、上記所定時間を過ぎても上記第２火災信号
が検出されない場合は上記第１火災信号の検出状
態を復旧する火災報知機において、上記複数の感
知回線からの火災信号の検出回数を一括して計数
する計数回路と、該計数回路の計数値を操作スイ
ツチに基づく操作入力時に表示する表示器とを具
備したことを特徴としたものである。保守点検時
等に火災感知器の動作回数から誤動作の程度を知
ることができ監視状態の良不を判断することがで
きる。
［実施例］
この考案の火災報知機の一実施例を図面に示し
たブロツク回路図に基づいて説明する。
たブロツク回路図に基づいて説明する。
この考案の火災報知機は、火災感知器５の動作
時に付勢され、それぞれ３個の常開接点ra1〜
ra3，rb1〜rb3を持つた２個の地区リレーRA，
RBと、２個のコンデンサＣ１，Ｃ２と、２個の
抵抗Ｒ１，Ｒ２と、２個のダイオードＤ１，Ｄ２
と、地区リレーRA，RBの付勢時にトリガされ
るタイマ回路１と、地区リレーRA，RBの付勢
回数を計数するカウンタ回路２と、カウンタ回路
２の計数値を表示する表示器３と、火災発生の報
知を行なうベルや表示窓等の警報器４と、タイマ
回路１の出力によつて付勢され、常閉接点rcを持
つたリレーRCと、表示器３を動作状態にさせる
スイツチSWと、電源Ｅとを備えている。地区リ
レーRA，RBから伸びた線路Ｌと電源Ｅのマイ
ナスから伸びた線路Ｃ間にはそれぞれ火災感知器
５が接続されている。
時に付勢され、それぞれ３個の常開接点ra1〜
ra3，rb1〜rb3を持つた２個の地区リレーRA，
RBと、２個のコンデンサＣ１，Ｃ２と、２個の
抵抗Ｒ１，Ｒ２と、２個のダイオードＤ１，Ｄ２
と、地区リレーRA，RBの付勢時にトリガされ
るタイマ回路１と、地区リレーRA，RBの付勢
回数を計数するカウンタ回路２と、カウンタ回路
２の計数値を表示する表示器３と、火災発生の報
知を行なうベルや表示窓等の警報器４と、タイマ
回路１の出力によつて付勢され、常閉接点rcを持
つたリレーRCと、表示器３を動作状態にさせる
スイツチSWと、電源Ｅとを備えている。地区リ
レーRA，RBから伸びた線路Ｌと電源Ｅのマイ
ナスから伸びた線路Ｃ間にはそれぞれ火災感知器
５が接続されている。
このように構成された火災報知機の動作を説明
すると、通常一対の線路Ｌ，Ｃ間に接続された火
災感知器５は高インピーダンスになつていて、地
区リレーRA，RBは消勢状態にある。火災感知
器５が熱、煙等の火災現象を検出して動作する
と、一対の線路Ｌ，Ｃ間を低インピーダンスで導
通する。地区リレーRA，RBには電流が流れ付
勢される。付勢された地区リレーRA，RBは各
常開接点ra1〜ra3，rb1〜rb3をそれぞれ閉じる。
ここでもし地区リレーRAに接続された火災感知
器５が動作するとリレーRAが付勢される。そし
て、各常開接点ra1〜ra3をそれぞれ閉じる。常開
接点ra1により自己保持が行なわれる。コンデン
サＣ１と抵抗Ｒ１およびコンデンサＣ２と抵抗Ｒ
２はそれぞれ微分回路を構成している。従つ常開
接点ra2が閉じるとダイオードＤ１を介しパルス
がタイマ回路１およびカウンタ回路２に印加され
る。タイマ回路１はこのパルス信号によりトリガ
される。またカウンタ回路２はパルス信号を計数
する。タイマ回路１はトリガされると所定時間後
にリレーRCを一定時間付勢する。リレーRCが付
勢されると常閉接点rcを開き、リレーRAの電源
供給を遮断して自己保持状態を解除する。タイマ
回路１の動作時の所定時間内にリレーRBに接続
された火災感知器５が動作するとリレーRBが付
勢される。そして各常開接点rb1〜rb3をそれぞれ
閉じる。常開接点rb1により自己保持が行なわれ
る。常開接点rb3が閉じているので警報器４に電
源が供給され火災発生の報知がされる。またこれ
と同時にタイマ回路１の制御端子にプラスの電圧
を印加し、タイマ動作を停止させる。従つて所定
時間経過してもリレーRCは付勢されることはな
くこの警報状態は復旧されない。
すると、通常一対の線路Ｌ，Ｃ間に接続された火
災感知器５は高インピーダンスになつていて、地
区リレーRA，RBは消勢状態にある。火災感知
器５が熱、煙等の火災現象を検出して動作する
と、一対の線路Ｌ，Ｃ間を低インピーダンスで導
通する。地区リレーRA，RBには電流が流れ付
勢される。付勢された地区リレーRA，RBは各
常開接点ra1〜ra3，rb1〜rb3をそれぞれ閉じる。
ここでもし地区リレーRAに接続された火災感知
器５が動作するとリレーRAが付勢される。そし
て、各常開接点ra1〜ra3をそれぞれ閉じる。常開
接点ra1により自己保持が行なわれる。コンデン
サＣ１と抵抗Ｒ１およびコンデンサＣ２と抵抗Ｒ
２はそれぞれ微分回路を構成している。従つ常開
接点ra2が閉じるとダイオードＤ１を介しパルス
がタイマ回路１およびカウンタ回路２に印加され
る。タイマ回路１はこのパルス信号によりトリガ
される。またカウンタ回路２はパルス信号を計数
する。タイマ回路１はトリガされると所定時間後
にリレーRCを一定時間付勢する。リレーRCが付
勢されると常閉接点rcを開き、リレーRAの電源
供給を遮断して自己保持状態を解除する。タイマ
回路１の動作時の所定時間内にリレーRBに接続
された火災感知器５が動作するとリレーRBが付
勢される。そして各常開接点rb1〜rb3をそれぞれ
閉じる。常開接点rb1により自己保持が行なわれ
る。常開接点rb3が閉じているので警報器４に電
源が供給され火災発生の報知がされる。またこれ
と同時にタイマ回路１の制御端子にプラスの電圧
を印加し、タイマ動作を停止させる。従つて所定
時間経過してもリレーRCは付勢されることはな
くこの警報状態は復旧されない。
このように、どちらかの火災感知器５が動作し
てから所定時間内に別の火災感知器５が動作した
場合に火災発生の報知が行われ、一方の火災感知
器５の動作だけでは誤動作として扱われ復旧させ
る。誤動作として扱われた火災感知器５の動作回
数もカウンタ回路２より計数され記憶される。そ
して保守時等の必要時にスイツチSWを操作する
ことにより表示器３を動作させて、カウンタ回路
２のカウント値を表示させる。火災感知器５が動
作した回数から誤動作の程度を知ることができ
る。
てから所定時間内に別の火災感知器５が動作した
場合に火災発生の報知が行われ、一方の火災感知
器５の動作だけでは誤動作として扱われ復旧させ
る。誤動作として扱われた火災感知器５の動作回
数もカウンタ回路２より計数され記憶される。そ
して保守時等の必要時にスイツチSWを操作する
ことにより表示器３を動作させて、カウンタ回路
２のカウント値を表示させる。火災感知器５が動
作した回数から誤動作の程度を知ることができ
る。
［考案の効果］
以上で説明したように、この考案の火災報知機
は１つの回線からだけでは火災信号があつても誤
動作として処理し、非火災報を防止しているが、
この火災信号の入力回数を記憶して必要時に見る
ことにより火災感知器の誤動作の発生数の程度を
知ることができる。従つて、不良感知器の発見、
設置場所の条件に合わない感知器の発見が可能に
なり事前に感知器の取り扱えや感知器の感度の変
換を行なつて良い条件で火災報知機の監視機能を
維持することができる。
は１つの回線からだけでは火災信号があつても誤
動作として処理し、非火災報を防止しているが、
この火災信号の入力回数を記憶して必要時に見る
ことにより火災感知器の誤動作の発生数の程度を
知ることができる。従つて、不良感知器の発見、
設置場所の条件に合わない感知器の発見が可能に
なり事前に感知器の取り扱えや感知器の感度の変
換を行なつて良い条件で火災報知機の監視機能を
維持することができる。
図面はこの考案の火災報知機の一実施例を示す
ブロツク回路図である。 １……タイマ回路、２……カウンタ回路、３…
…表示器、４……警報器、５……火災感知器、
RA，RB，RC……リレー、Ｅ……電源、Ｃ１，
Ｃ２……コンデンサ、Ｒ１，Ｒ２……抵抗、Ｄ
１，Ｄ２……ダイオード、SW……スイツチ、
Ｌ，Ｃ……線路。
ブロツク回路図である。 １……タイマ回路、２……カウンタ回路、３…
…表示器、４……警報器、５……火災感知器、
RA，RB，RC……リレー、Ｅ……電源、Ｃ１，
Ｃ２……コンデンサ、Ｒ１，Ｒ２……抵抗、Ｄ
１，Ｄ２……ダイオード、SW……スイツチ、
Ｌ，Ｃ……線路。
Claims (1)
- 火災感知器がそれぞれ接続された複数の感知回
線を備え、該複数の感知回線の中から火災感知器
の動作を示す第１火災信号を検出してから所定時
間内に別の上記感知回線から第２火災信号が検出
された時に火災発報動作し、上記所定時間を過ぎ
ても上記第２火災信号が検出されない場合は上記
第１火災信号の検出状態を復旧する火災報知機に
おいて、上記複数の感知回線からの火災信号の検
出回数を一括して計数する計数回路と、該計数回
路の計数値を操作スイツチに基づく操作入力時に
表示する表示器とを具備したことを特徴とする火
災報知機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987180457U JPH0542559Y2 (ja) | 1987-11-28 | 1987-11-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987180457U JPH0542559Y2 (ja) | 1987-11-28 | 1987-11-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0187488U JPH0187488U (ja) | 1989-06-09 |
| JPH0542559Y2 true JPH0542559Y2 (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=31471977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987180457U Expired - Lifetime JPH0542559Y2 (ja) | 1987-11-28 | 1987-11-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0542559Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5376645A (en) * | 1976-12-18 | 1978-07-07 | Takaaki Shimado | Digital display signal monitor |
| JPS5815839A (ja) * | 1981-07-22 | 1983-01-29 | 株式会社トプコン | 眼屈折力測定装置 |
| JPS6225237A (ja) * | 1985-07-26 | 1987-02-03 | Toa Medical Electronics Co Ltd | 光による粒子検出装置 |
-
1987
- 1987-11-28 JP JP1987180457U patent/JPH0542559Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5376645A (en) * | 1976-12-18 | 1978-07-07 | Takaaki Shimado | Digital display signal monitor |
| JPS5815839A (ja) * | 1981-07-22 | 1983-01-29 | 株式会社トプコン | 眼屈折力測定装置 |
| JPS6225237A (ja) * | 1985-07-26 | 1987-02-03 | Toa Medical Electronics Co Ltd | 光による粒子検出装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0187488U (ja) | 1989-06-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1184825B1 (en) | Interconnectable detector with local alarm indicator | |
| US4331952A (en) | Redundant sensor adapter | |
| AU747813B2 (en) | Multi-station dangerous condition alarm system incorporating alarm and chirp origination feature | |
| US4117479A (en) | Multi-mode intrusion alarm system | |
| JPH0430699B2 (ja) | ||
| JPH0542559Y2 (ja) | ||
| US3653041A (en) | Annunciator system | |
| JPS63314697A (ja) | 火報システム | |
| JPH02121098A (ja) | 火災報知装置 | |
| JPS6355120B2 (ja) | ||
| US3916405A (en) | System for supervision of rooms or buildings | |
| US3778797A (en) | Multi-station safety monitor having shunt switch | |
| US4709229A (en) | Fire detector | |
| JPS6347991Y2 (ja) | ||
| JP3457584B2 (ja) | センサシステム | |
| JPH029434Y2 (ja) | ||
| JP2002074557A (ja) | 警備システムにおけるセンサー回路点検方法 | |
| JPS6347990Y2 (ja) | ||
| JPH10222788A (ja) | 検知センサの動作診断装置 | |
| US3271754A (en) | Monitoring system | |
| JPS6331195Y2 (ja) | ||
| JPS5844464Y2 (ja) | 火災報知装置 | |
| JP3380608B2 (ja) | 防犯システム | |
| JPS61183796A (ja) | 警備端末装置 | |
| US4378554A (en) | Fixed/movable supervised alarm loop |