JPS61183792A - 情報記録媒体及びその記録・製造方法 - Google Patents

情報記録媒体及びその記録・製造方法

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JPS61183792A
JPS61183792A JP60023004A JP2300485A JPS61183792A JP S61183792 A JPS61183792 A JP S61183792A JP 60023004 A JP60023004 A JP 60023004A JP 2300485 A JP2300485 A JP 2300485A JP S61183792 A JPS61183792 A JP S61183792A
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recording medium
information recording
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Application number
JP60023004A
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English (en)
Inventor
Satoshi Takeuchi
武内 敏
Hideyo Yoshida
英世 吉田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、目視情報とそのディジタル情報を同一基体
面上に記録することにより、情報の複製、蓄積及び転送
を容易に行なえるようにした情報記録媒体及びその記録
方法、製造方法に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 目視情報の伝達は、紙その他に文字、記号。
図等を筆記もしくは印字することによって行なわれてお
り、一方近年の情報処理技術の発達に伴ない、所要情報
をディジタル変換し、大量の情報の蓄積及び処理を行な
う方法が確立されている。
目視情報とそのディジタル情報の関係は密接であり、所
要情報は、目視情報→入力→ディジタル処理→(伝送)
→目視情報の出力という系により伝達され、人間の意志
決定は主に目視情報を基にして行なわれている。目視情
報の入力には、光学的走査手段やOCR(Optica
l Cha−racter Reader)手段があり
、またよりプリミティブな手段としては目視情報を一旦
数値化した後キー人力したり、文字等は直接読みながら
キー人力している。この系の場合、ディジタル情報を目
視出力(ハードコピー)し、それを任意の場所で再入力
する場合には、再び同様な系を通らなければならず、入
力手段が重複し、労力的にも負荷が大きくなっている。
このような問題を解決するために、ある種の帳票類に磁
気ストライプを並置したものを用いる手法がある。すな
わち、帳票上に文字等を出力すると同時に磁気ストライ
プ上に情報の全部または一部を記録しておき、この情報
の処理を行なう際、磁気記録されたディジタル情報を磁
気リーグで読ませることより、記録情報を迅速に入力す
ることができるシステムに用いられている。しかし、こ
の磁気ストライプの記憶容量は少なく、実用上約10字
1インチ程度であり、処理上で必要な最低限の情報のみ
が記録されているのが普通である0本来磁気記録を利用
する場合、磁気ディスクやフロッピーディスクの様に大
容量のデータストレージが可能であるが。
紙等に付着された磁気ストライプは記録及び読堆用磁気
ヘッドとの接触性等の物理的問題が多く、データの信頼
性を保つためには上述の程度の記憶能力下で使用しなけ
ればならない、従つて、記憶容量以上の情報量を有する
目視情報の全てを同時にディジタル化し蓄積することが
不可能であり、実用上は不十分である。また、磁気テー
プ等で用いられているような磁気ヘッドを多列化し、二
次元的に記録するこにより記憶容量を増す方法もあるが
、磁気ストライプの場合は、データの信頼性を保つため
の物理的諸問題と、それを克服するための経済的問題と
が大きく、実用的ではないという欠点がある。
(発明の目的) この発明は上述のような事情からなされたものであり、
この発明の目的は、目視情報及びそのディジタル変換情
報を十分に記憶できる部材を用い、その情報の複製、蓄
積及び転送等が容易にできる安価な情報記録媒体及びそ
の記録・製造方法を提供することにある。
(発明の概要) この発明は文字、記号1図等目視情報を筆記もしくは印
字することよって情報伝達を行なう情報記録媒体に関し
、目視情報を記録する領域と、その目視情報の全部また
は一部、あるいは関連する他の情報をディジタルΦコー
ド化した情報を熱的に記録する領域とを同一基体面に併
設すると共に、ディジタル・コード化した情報を光学的
に読取ることにより目視情報の内容を容易に複製、蓄積
及び転送することができるようにしたものである。
(発明の実施例) 第1図はこの発明による情報記録媒体10の一例を示す
図である0図に示す様に、2分割された一方の領域Aに
は文字、記号9図等の目視情報1が記録(印刷)されて
おり、他方の領域Bには目視情報1に対応したビット状
のディジタル情報2が記録されている。すなわち、この
発明の情報記録媒体1Gは、目視情報lを記録する目視
情報記録領域Aと、目視情報lに対応、511連するデ
ィジタル情報2を記録するディジタル情報記録領域Bと
が同一基体面に併設されている。領域Bは後に述べるよ
うな感熱記録材料で構成されており、ディジタル情報2
の記録は。
1列のみのビット記録あるいは複数ビット(一般にはバ
イト単位)を並列に記録した多数列ビット記録で行なわ
れ、必要に応じて読取トラックライン3あるいはセクタ
ライン等が付加される。記録手段としては、後述する様
に1桁または複数の電気的熱発生素子をもつ感熱ヘッド
を用いる。また、感熱記録方式以外にもインパクト方式
、電子写真方式、静電記録方式、インクジェット記録方
式等によりディジタル情報を形成することが可能である
。たとえばインパクト方式では、実用レベルで0.2腸
腸径の鮮明ドツトが印字でき、また電子写真方式による
レーザプリンターの場合、0.1膳1径のドツトが形成
できる。しかしながら、いずれの方式についても装置系
の簡便性、経済性1価格及びドツトの印字分解能の面か
ら考慮し、感熱記録方式の方が優れている。また記録さ
れたディジタル情報2の読取は、後述する様に光学的手
段を用い、形成されている各ビットと周囲との濃度差(
光量差)を読取ることによって行なう。
感熱記録方式の場合、ディジタル情報記録領域Bに記録
される各ビットのドツトの大きさは、0.02■膳〜0
.5鵬■径の間で任意に選択が可能であり、感熱材料を
記録体上に構成させる方法としては、直接塗布法又は転
写法を利用できる。感熱記録法に用いられる感熱ヘッド
のドツト密度は18〜32ドツトlII層に達しており
、 18ドツト仕様のヘッドではドツト間隔が0.08
25m鳳であり、32ドツト仕様のヘッドでは0.03
1 asとなっている。これにより形成されるドツトを
1ビツトに対応させた場合、!6ドツト仕様のヘッドで
約400 bpi(ビット/インチ)であり、32ドツ
ト仕様のヘッドで約800bpiである。このビット形
成能は、プラスチックカードなどに用いられている磁気
ヘッドでの離村上への記録とそれ程変わらない、また、
感熱ヘッドはラインへラドとして感熱プリンタに多用さ
れている様に、構造上複数の発熱素子を並設することが
容易であり、8ドツトを並設したラインヘッドを用いる
と一列に8ドツトを同時に印字できるため、へラドの1
走査で8ビツトを1バイトとすると1インチあたり16
ドツト仕様のヘッドで約400バイト(400X8 ビ
ット)、また32ドツト仕様のヘッドで約800バイト
(約800X8 ビット)の印字が可能となる。ここで
、A−4版の紙に文字を印字する場合を例にとると、ワ
ードプロセッサ等で印字可能な字数はフルプリント状態
で1400〜2000字程度である。1文字に使用され
るバイト数は英数字で1バイト、仮名、漢字では2バイ
トである。A−4版の長辺方向の有効記t[を10イン
チ(245膳朧)とすると、 18ドツト仕様のヘッド
で40(100バイト、32ドツト仕様のヘッドで80
00バイト程度のドツト列が印字できる。従って、これ
を仮名、漢字で表わすと、16ドツト仕様のヘッドで約
2000文字、32ドツ1仕様のヘッドで約4000文
字分の情報が記録できることになる。
一方、A−4版の記録紙等の端部にディジタルコードを
記録する場合、記録幅を限定する必要はなく、lO〜2
0■■程度の余白が利用できる。
この場合、より多くの情報を記録するか、あるいは感熱
ヘッドのドツト密度を落してもよい。
特にドツト密度を減じることにより、各ドツトを大きく
でき、ゴミ等の影響を減じて読取の信頼性を向上させ、
更に記録媒体や書込、読取装置を低廉化させることもで
きる。
ディジタル情報記録領域Bの感熱材料としては、一般感
熱記録用紙に用いられているロイコ染料系金属錆化合物
系を、適当な結合剤と混合したものが用いられる。また
、ロイコ染料系感熱材料、ジアゾ系感熱材料、金属薄膜
、感熱転写法に用いるインキ転写フィルム等を用いるこ
とができる。ロイコ系感熱材料は、記録部材の所定の位
置にストライプ状に塗布することにより得ることができ
る。また安価であるために、全面に塗布してもよい、ロ
イコ系感熱材料の場合、通常は16ドツト仕様までのヘ
ッドに対して使用可能であるが、カレンダ処理をしたり
、支持体を紙でなくフィルム等を用いて表面平滑性を与
えることにより、32ドツト仕様のヘッドにも用いるこ
とができる。ジアゾ系感熱材料も、記録部材の所定の位
置にストライプ状に塗布することにより得ることができ
る。材料としてジアゾ化合物とカップラを用いることに
より、無粒子性の塗膜が得られるので、表面平滑性が得
やすく、粒子による熱拡散が少ないため高密度のドツト
を用いるヘッドに適している。また、記録後、光(近紫
外光)で定着できるので、安定に保存できる。さらに、
レーザーディスクやレーザーカードなどに用いられる金
属薄膜利用の場合は、記録紙の所定位置に下地材を塗布
した後1部分蒸着により形成させる。材料としては、既
に書込型光ディスクに用いられているテルル及びテルル
合金系材料、ビスマス系材料。
スズ系材料等を用いることができる。ただし、テルル及
びテルル合金系材料とビスマス系材料の場合は、薄膜層
に直接発熱素子から熱を伝えなければならないため、薄
膜層上に設ける保護層はできるだけ薄くする必要がある
。このため環境条件の影響を受けやすく、保存性が低い
上、有害物質である。したがって、この欠点を解消する
対策を講じる必要がある。これに対し、スズ系材料は通
常の環境では安定である上、無害、安価なため最も好ま
しい、金属薄膜を用いる場合、記録時に金属薄膜層は熱
破壊されることによりビットを形成する。下地として紙
を用いる場合、読取は金属光沢と紙の光の反射率の差を
読取ることにより行なわれるが、大きな光量差を得るた
めに下地材を黒、赤、青等に着色しておくことにより、
読取の信頼性を向上させることができる。
感熱転写記録に用いるインキ転写フィルムは、ポリエス
テルフィルム上に着色ワックス層を形成させたもので、
ポリエステルフィルムはヘッドの熱素子に、ワックス層
は記録紙に接触するようになっている。ヘッドの熱素子
からの熱はフィルムを通してワックスに伝わり、ワック
スが熔融して紙に付着する。この場合、フィルムの厚さ
は熱感度及びドツトの解像度に影響を与えるため、3〜
6uLm厚程度のできるだけ薄いフィルムを用いる。イ
ンキ転写フィルムを用いる場合のドツト密度は8ドツト
/11鳳以下であるが、感熱記録材を直接塗布した記録
媒体と異なり、無処理紙など任意の記録媒体が使えるの
が有利な点である。
上述の如きディジタル情報記録領域Bを持つ記録媒体の
製造は、次の方法を採ることができる。
ロイコ染料系、ジアゾ化合物系その他の塗布型感熱材料
は、記録紙の定められた部分にストライプ状に塗布して
記録媒体とする。また、金属薄膜は記録紙の一部に下地
材を塗布した後に、部分蒸着で形成させる。金属薄膜層
は熱破壊されたビットを形成するが、例えば下地材が紙
であれば、金属層の光沢と紙の間の反射率差で、記録情
報の読取りが行なわれることになる。この場合、大きな
光量差が得られないので、下地材を黒、赤、青色等に着
色しておけば読取時に最大限の光量差が確保でき、記録
媒体の信頼性を向上することができる。感熱記録材を基
紙面上に転写する方法も有効である。たとえば感熱記録
材料あるいは金属薄膜を直接記録部材に塗布もしくは蒸
着する方法以外に、剥離性フィルム支持体上に感熱記録
材料の塗布あるいは金is膜の蒸着を行ない、最外部に
接着剤を塗布し、必要な幅にスリッティングしたものを
用い、記録部材上の所定の位置に接着した後にフィルム
支持体を剥離除去することにより所望の記録媒体を得る
こともできる。この方法によると、上述した様に記録部
材上への部分塗布あるいは部分蒸着等の複雑な作業を行
なわずに、フィルム支持体上全面に塗布あるいは蒸着を
行なったものをスリッティングし、これを単に記録部材
上に転写すればよいため、より安価な記録媒体を得るこ
とができる。
以上の様に記録部材上の一部に感熱記録部を設け、そこ
に目視情報の全部または一部、あるいは目視情報以外の
関連情報、データ処理用情報等の必要な割付データや図
形、記号等の情報もディジタルコード化して記録するこ
とができる。また、記録部材は紙をはじめプラスチック
フィルム、ガラス、金属、セラミック等記録ヘッドが有
効に働く材質の記録部材を使用することができ、読取時
に十分読取可能なビットパターンを得ることができるも
のであれば良い。
目視情報とそのディジタル情報を同一記録媒体上に記録
する際、以下に示す様な方法があり適宜選択することが
できる。
記録媒体自体は、安価なロイコ系感熱材料等を記録部材
の全面に塗布することによって、同一の感熱ヘッドを用
いることによって目視情報及びディジタル情報を記録す
る様にしてもよい、また、金属薄!I等を用いる場合は
同様の方法を用いると高価になるため、例えば目視情報
部には感熱転写方式を用いる様にしてもよい。
更に、記録部材が紙である場合などは、ディジタル情報
部のみに上述の様な処理を施し、ディジタル情報の記録
には感熱記録ヘッドを用い。
[1視情報の記録には他の印刷方法を用いることができ
る。目視情報とディジタル情報を記録するには、目視情
報とディジタル情報を同時に記録する方法、あるいは目
視情報とディジタル情報を別々に記録する方法がある。
目視情報とディジタル情報を同時に記録する場合は1文
字を目視情報記録領域Aに可視化させると同時に、その
文字のディジタル情報をディジタル情報記録領域Bに記
録して行<、1文字ずつ記録して行くシリアルプリンタ
では、文字印字ヘッドが1文字中字する間に、他のディ
ジタル記録ヘッドでその文字コード(1バイトもしくは
2バイトで構成されている)をディジタル記録媒体上に
順次記録して行く様にする。
また、ラインヘッドを用いるプリンタでは、印字と同時
にラインヘッドに与えられる信号が順次ディジタル記録
される。目視情報とディジチル情報を別々に印字する場
合には、例えば1ペ一ジ分の目視情報を目視情報記録領
域Aに先に記録し1次にその1ペ一ジ分のディジタル情
報をディジタル情報記録領域Bに記録する様にする。こ
の方法では、戻り機構を備えたプリンタを用い、目視情
報を記録した後に記録媒体を再び元の位置に戻し、同じ
ヘッドあるいは他のディジタル情報専用のヘッドを用い
てディジタル情報を記録する方法と、目視情報記録用の
プリンタとディジタル記録専用のプリンタとを備え、目
視情報記録用のプリンタにより目視情報を記録した後、
ディジタル記録専用のプリンタによりディジタル情報を
記録する方法とがある。前者の方法では装置が少なく簡
便であり。
後者の方法では複数の情報記録媒体への連続記録の際、
短時間で記録が可能であるという特徴をそれぞれ有して
いる。
ディジタル情報記録の態様はディジタル信号用ビットを
記録することであるが、更に光学読取を正確に行なうた
めの補助記録を行なうようにしても良い、第1図のトラ
ックライン3がこの補助記録の例である。たとえば、記
録媒体を記録装置又は読取装置内に送り込む時のわずか
な曲りや、進行時の変動で誤りを起さないようにする必
要がある。進行方向に対しライン上でのシングルビット
の列の場合は、比較的許容値を大きくとれる装置構造が
可能であるが、複数ビットの並列記録の場合はその読取
りの基準となるべきトラックの設定が必要である。すな
わち、定められた数の並列ビット毎にドツト又はライン
を入れ、これを基準にして並列ビーIトの意味を判断さ
せる。このトラックはトラック記録専用熱素子を設けた
感熱ヘッドを用いても良いし、十分な数の熱素子を持つ
感熱ヘッドの定められた部分をそれに充当しても良い、
また、記録紙上に予めトラックを形成させておき、書込
及び読取と共にそのトラックを基準にしても良い、同様
に情報をセクタ分け(例えば1行毎)する場合は、その
区分信号に相当する記録を行なうか、又は予め形成させ
ておいても良い、また、感熱印字の際のビットの抜けや
、印字不良、濃度不足等によって生じるディジタルデー
タのランダム誤り、あるいはバースト誤りを補正するた
めに簡単なパリティチェックを付加した方法、インター
リーブ化による補正あるいは必要に応じてCRCコード
を付加する方法も考えられ、データの記録密度及び信頼
性に応じ適宜選択する必要がある。
記録された情報を読取る際には、光学的機能素tを備え
た後述するような光学的読取装置を用いる。記録媒体か
ら読取られた情報は、別のファイリング部あるいは情報
処理部等に転送されて処理される。また、スタンドアロ
ン的な装置として前述した情報記録用プリンタに読取部
を設け、読取った情報によりその内容を複写的に出力す
る様にしたり、プリンタに知的機能を持たせることによ
って内容を編集し直してから出力する様にしてもよい。
更に、第2図(A)及び第3図(A)〜(E)はディジ
タル情報2が読取装置のデータ走査方向と、同図(A)
の様にスキュー角0で示される傾きを持っている時の、
トラック3を用いたディジタル情報の読取方法の一例を
示す図である。
例えばデータビット2の形状が最小1004層、データ
幅が4−膳程度の場合、許容されるスキュー角θの値は
2度以内であり、スキュー角θがこの許容値を越える場
合は、以下に述べる様な補正を行なう、すなわち、第2
図の1l−Illに示す様な走査を読取走査開始ライン
L1と読取走査終了ラインL2との間で行なうと、第3
図(A)〜(D)に示す様なパルス信号が得られる。
トラック3の太さをデータビット2より十分大キくシて
おけば、ドツト2によるパルスDPより大きなトラック
パルスDTが最初に得られることにより、このトラック
パルスDPを検出してトラックの位置を読取る。各走査
ライン毎に、あらかじめ固定された読取走査開始ライン
L1からの距離を、第3図(E)に示す基準クロックO
Lのパルス数を計数して測定し、各計数値を比較するこ
とによりスキニー角0を求めることができる。つまり、
第2図の例について言えば走査ラインUtの開始ライン
L1からトラック3までの距Jll(時間)はTIであ
り、次の走査ライン上2はT2.ライン上3はT3.ラ
イン見4はT4のように変化するので、これを基準クロ
ックCLの計数によって求めることができる。走査した
ディジタルデータは−dメモリにストアし、算出したス
キュー角θにより正しいデータに変換する。
また、前述したように感熱印字の際のビット抜けや濃度
不足等によって生じるディジタルのランダム誤り、ある
いはバースト誤りを補正するためには、第4図に示す様
に簡単なパリティチェックを、水平パリティPH及び垂
直パリティPvについて付加すれば良い、さらに、第5
図に示す様に例えば目視情報1の1行毎にディジタルデ
ータをセクタ分けすることもできる。この場合、lセク
タは認識コード部とデータ部から成り、それぞれ同期ビ
ットに始まり、データの始まりを表わすビットの後に認
識コードを記録し、データ終了を表わすビットが続き、
最後に垂直パリティを加えた構成になっている。この様
にディジタル情報をセクタ分けすることにより、パリテ
ィチェックを有効に用いることができ、更に目視記録の
任意の箇所を扱う際の検索作業に有利である。
次に、この発明の情報記録媒体及び情報記録/読出の具
体的な実施例を列挙する。
(1)ロイコ染料を用いた記録例; 無色染料のクリスタルバイオレフトラクトン等とビスフ
ェノール等の酸性物質との発色反応を利用した市販のロ
イコ染料系感熱紙を用い、16本1層−の薄膜型サーマ
ルヘッドにて。
印加エネルギ−1賛1通電サイクル1.8m5ecの条
件で、文字、パターン等の目視記録の他。
ディジタルデータを印字した所、目視記録と同等に鮮明
なO,OS■■以上の形状の良好なビットパターンを得
た。このビットパターンはCCロラインセンサによる読
取りが可能であった。
(2)ジアゾを用いた記録例; 基紙上に目止めプライマ層を形成し、ジアゾ化合物層(
ジアゾ化合物、塩酢ビ、カプラの混合M)をグラビアコ
ートしその上に塩基層(主成分ジー〇−トリルグアニジ
ン、ビニルトルエン、ブタジェン)を形成し、さらに感
熱発色層を支持するためスチレン−マレイン酸教共玉合
体になる結着剤を設け、次いで溶媒遮へい層(酢酸プロ
ピオン酸セルロース)、保;179(ポリメチルメタク
リレート。
テフロン、ポリエチレンワックス)を形成した記録媒体
を用いて、上記(1)の条件にて印字した所、目視記録
と同様により鮮明な0.05層層以上の良好なビットパ
ターンを得、又前例同様に読取りが可能であった。
(3)金属Fs膜を用いた記録例; 基紙上に下地色となる染料を塗布または印刷により下地
色を印刷しその上に接着剤を塗布し、真空蒸着法により
Sn等の低融点金属を形成した0次いで、着色塗料をグ
ラビアコートし、蒸着層上に着色層を形成し、さらに保
護層を設は媒体を製造した。第6図の様に保護層(酢酸
セルロース系、ブチラール系)/着色層(塩酢ビ系)/
金属蒸着膜層(So) /接若層(アクリル系)/基紙
の順に構成された感熱記録媒体を用いて上記(1)と同
一の条件にて印字した所、目視記録の他、所望の濃度を
もった0、05鳳鳳以上のビットパターンを得、前例同
様に読取りが可能であった。
(0転写リボンを用いた記録例; 厚さ6ILのポリエステル支持体上に着色剤(顔料、カ
ーボンブラック20部)、バインダー剤(カルナバワッ
クス20部、エステルワックス40部)、柔軟剤(オイ
ル20部)、添加剤(帯電防止剤能10部)から威る熱
溶触性インクを81Lの厚さにグラビアコーした転写フ
ィルムを用い、6木/■の厚膜型ヘッドで上記(1)と
同一の条件で印字した。被転写体としてはアート紙、ポ
ンド紙等を選択した結果、目視記録の他、0.1mm以
上のビットパターンを得たが、形状のばらつきや自抜け
が見られた。しかし、読取りには支障がなかった。
(5)転写法による情報記録媒体の製造例;金属薄膜を
用いる場合について基紙に転写可能な熱転写テープを以
下の■〜■の様にして作製した。
Q) 25 IL厚のポリエチレンテレフタレートに下
記組成の剥離剤をグラビアコー)LIJL厚の2q敲層
を形成した。
剥離剤の組成・・・ @)下記組成の保護層剤を用いグラビアコートにより厚
さ1ルの保護層を剥離層上に設けた。
保護層剤の組成・・・ ■下記組成の着色塗料を用いグラビアコートにより厚さ
2.5棒の着色層を保護層上に設けた。
着色塗料の組成・・・ [株]次いで着色層上におよそ0.5路程度の接着層を
設けた。これは蒸着層と着色層との接着性をよくするた
めのものである。
接着剤の組成・・・ ■真空蒸着法によりスズを水晶振動子による膜厚測定法
により厚さ100OAOに蒸着し、感熱記録可能な金属
g膜を形成した。
■スズの金属薄膜層を形成した後、下記組成の接着剤を
用い、グラビアコートにより0.5路程度の接着層を設
けたこれは蒸着層と後述のヒートシフト層との接着性を
良くするためのものである。
接着剤の組成・・・ ■次いで下記組成のヒートシール剤をグラビアコートし
2経の厚さのヒートシール層を偏)の接着層上の形成し
た。
接着剤の組成・・・ この様にして作製された転写テープを10mm幅にスリ
ットし、上質紙に熱転写した。フィルム支持体を剥離さ
せて目的の記録媒体を得た。
最後に、この発明の情報記録媒体lOの情報読取装置の
例を第7図に示して説明する。
情報記録媒体10はX−YステージコントローラISに
よって所定位lに位置決めされると共に、読取の移送が
行なわれる。情報記録媒体10の上方には光学的に情報
を読取るためのCCDセンサ11が配設されており、そ
の読取情報はディスプレイモニタI2を経て読取走査線
選択回路13に入力され、選択された読取走査線の情報
が2値化回路14に入力されて2値化される。z値化情
報はシンクロスコープ15に入力されて表示されると共
に、データ検出/データ読取回路1Bに入力され、読取
られたシリアル情報はシリアル−パラレル変換回路17
でパラレルデータに変換されてからデータメモリ18に
記憶される。また、データ検出/データ読取回路18の
読取結果によって、制御系20はx−Yステージコント
ローラ18を介して情報記録媒体1Gを移送する。第8
図はディジタル情報2の例を示すものであり、ビット状
の矩形ドツトがCCrJCCDセンサ11りと2値化回
路14によって、ビット情報bO〜b7及びディジタル
情報に変換される。
(発明の効果) 以上のようにこの発明によれば、ディジタル化した情報
を、目視情報を記録した同一媒体上に併行させているた
め、目視情報の複製、蓄積、転送等が容易であり、特に
目視情報の再入力の際にはディジタル情報を読取るだけ
で済むため、作業が大変簡単であり、各種の応用に便利
であるという大きな利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による目視情報とディジタル情報を記
録した情報記録媒体の一例を示す図、第2図及び第3図
(A)〜(E)はトラックを用いたディジタル情報の補
正方法を示す図、第4図はパリティチェックを用いたデ
ィジタル情図は情報記録媒体の情報読取装置の一例を示
すブロック図、第8図はディジタル情報の例を示す図で
ある。 1・・・目視情報、2・・・ディジタル情報、3・・・
トラック、 10・・・情報記録媒体、11・・・CC
Dセンサ。 14・・・2値化回路、18・・・データメモ1ハ20
・・・制御系。 出願人代理人  安 形 雄 三 甚 l 図 蔓 2 図 茶4 目 4ビット+ltマリティの温合 茶5 図

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)目視情報を記録する目視情報記録領域と、前記目
    視情報に対応するディジタル情報を記録するディジタル
    情報記録領域とが同一基体面上に併設して成ることを特
    徴とする情報記録媒体。
  2. (2)前記ディジタル情報記録領域が感熱記録材料で成
    っている特許請求の範囲第1項に記載の情報記録媒体。
  3. (3)前記ディジタル情報記録領域が読取トラックラン
    を有している特許請求の範囲第1項に記載の情報記録媒
    体。
  4. (4)前記ディジタル情報記録領域がセクタラインを有
    している特許請求の範囲第1項に記載の情報記録媒体。
  5. (5)前記ディジタル情報がドットインパクト、電子写
    真、静電、インクジェット及び感熱記録方式により、前
    記ディジタル情報記録領域に形成されている特許請求の
    範囲第1項に記載の情報記録媒体。
  6. (6)文字、記号、図等の目視情報を筆記もしくは印字
    するこにより目視によって情報伝達を行なう情報記録媒
    体において、前記目視情報を記録する領域と、前記目視
    情報の全部または一部、あるいは関連する他の情報をデ
    ィジタル・コード化して記録する領域とを同一基体面に
    併設すると共に、前記ディジタル・コード化した情報を
    光学的に読取ることにより前記目視情報を容易に複製、
    蓄積及び転送することができるようにしたことを特徴と
    する情報記録媒体。
  7. (7)記録紙を矩形状に切断し、切断された記録紙の所
    定部分にロイコ染料系、ジアゾ化合物系の塗布型感熱材
    料を塗布するようにしたことを特徴とする情報記録媒体
    の製造方法。
  8. (8)前記所定部分がストライプ状になっている特許請
    求の範囲第7項に記載の情報記録媒体の製造方法。
  9. (9)記録紙に下地材を塗布し、前記下地材部分に金属
    薄膜を部分蒸着させるようにしたことを特徴とする情報
    記録媒体の製造方法。
  10. (10)前記下地材が紙である特許請求の範囲第9項に
    記載の情報記録媒体の製造方法。
  11. (11)前記下地材が着色されている特許請求の範囲第
    9項に記載の情報記録媒体の製造方法。
  12. (12)剥離性フィルム支持体上に感熱記録材料の塗布
    又は金属薄膜の蒸着を行ない、最外部に接着剤を塗布し
    て必要な幅にスリッティングしたものを、記録部材上の
    所定位置に接着した後に前記剥離性フィルム支持体を剥
    離除去するようにしたことを特徴とする情報記録媒体の
    製造方法。
  13. (13)目視情報とこれに対応するディジタル情報とを
    情報記録媒体に記録する情報記録方法において、前記目
    視情報の全部又は一部、あるいは関連する他のディジタ
    ル変換情報を、記録体に併設して成るディジタル情報記
    録領域に熱的に記録するようにしたことを特徴とする情
    報記録媒体の記録方法。
  14. (14)前記ディジタル情報の記録をビット状に行なう
    ようにした特許請求の範囲第13項に記載の情報記録媒
    体の記録方法。
  15. (15)前記目視情報及びディジタル情報の記録を同時
    に行なうようにした特許請求の範囲第13項に記載の情
    報記録媒体の記録方法。
  16. (16)前記情報及びディジタル情報の記録を時間順序
    で行なうようにした特許請求の範囲第13項に記載の情
    報記録媒体の記録方法。
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