JPS61183330A - 抗菌性を有する熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

抗菌性を有する熱可塑性樹脂組成物

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JPS61183330A
JPS61183330A JP2323185A JP2323185A JPS61183330A JP S61183330 A JPS61183330 A JP S61183330A JP 2323185 A JP2323185 A JP 2323185A JP 2323185 A JP2323185 A JP 2323185A JP S61183330 A JPS61183330 A JP S61183330A
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JP
Japan
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thermoplastic resin
weight
polyolefin
antibacterial
parts
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Pending
Application number
JP2323185A
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English (en)
Inventor
Seiji Onoki
晟二 小野木
Masaaki Uchida
正明 内田
Koji Yokoyama
孝司 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Teikoku Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Teikoku Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は微生物に対して抗菌性作用を有する熱可塑性樹
脂組成物に関するものである。詳しくは、成形品とした
際に、長期間にわたり、微生物に対して抗菌性作用を及
ぼし、内容物の腐敗、カビの発生等を防止する成形品を
得るための熱可塑性樹脂組成物に関するものである。
〔従来技術〕
従来より、ポリエチレン樹脂製、ポリプロピレン樹脂製
、ポリ塩化ビニル樹脂製等の清浄フィルム、シート等が
衣類、精密機器、生ゴミ等の種々の物品の保存包装用に
用いられているが、上記清浄フィルム、シート等の包装
材料によって上記物品類を密封包装し保存するとき、特
に環境が温暖で長期にわたるときには内容物にカビ、細
菌類の発生、繁殖が起り、内容物品の保存管理に厳重な
品質チェックが必要であった。
また、熱可塑性樹脂を用いた上記以外の用途、例えば地
下ケーブル・ジャケット、排水管等の工業材料、スリッ
パ−1衛生手袋等の衛生用品、カーペットの基材、建築
資材等においてもカビ、細菌、酵母類などの微生物の作
用によって製品が変質してその性能が低下したり、ある
いは汚れ、臭気等の衛生上の問題があった。
このためポリオレフィン樹脂に抗菌性を有する添加剤を
添加して微生物の作用を阻止する試みがなされている。
例えば (1)  ポリエチレンにヘキサクロロフェン等の有機
抗菌剤及び親水性界面活性剤を添加する方法(特公昭!
J−II//70号)、 (2)  ポリオレフィンに抗菌剤として10,10’
 −オキシビスフエノツクス・アルシンを添加する方法
(英、Kuropean Plastics News
、 March 。
/りrμ、P、コj)、 等が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記(1)及び(2)の方法では、いずれも微生物に対
する抗菌性作用の持続効果が十分でなく、且つ該方法で
用いられる抗菌剤が人体に対して有害作用を有する次め
その取扱い上に問題がアシ、その製品の用途が著しく制
限されるという欠点を有する。
〔問題点を解決する九めの手段〕
本発明者等はかかる従来技術に鑑み、長期間にわたシ、
微生物に対して抗菌性作用を有する熱可塑性樹脂組成物
を提供すべく鋭意検討を重ねた結果、ポリオレフィンを
不飽和カルボン酸またはその無水物で変性させた変性ポ
リオレフィンに抗菌剤として2.λ′−メチレンビス〔
参−クロロフェノール〕を特定量配合することによって
目的が達成されることを見出し、本発明を完成するに至
った。
すなわち、本発明の要旨は、少なくともポリオレフィン
を不飽和カルボン酸tたはその無水物で変性した変性ポ
リオレフィンを含有する熱可塑性樹脂100重量部と、
コ、2′−メチレンビス(タークロロフェノール) 0
.07重量部以上とからなることを特徴とする抗菌性を
有する熱可塑性樹脂組成物に存する。
本発明で用いる変性ポリオレフィンとは、ポリオレフィ
ンを不飽和カルボン酸もしくはその無水物またはこれら
の誘導体で変性したものである。この変性は公知の方法
に従い、通常これらの化合物をポリオレフィンに混合な
いしグラフトさせるか又はかくして得九変性ポリオレフ
ィンの酸基又は醗無水物基を更にその誘導体に変化させ
ることにより行なわれる。
このような変性ポリオレフィンの製造に用いられるポリ
オレフィンとしては、低密度ポリエチレン、中密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
−1−ブテン、ポリ−ターメチル−/−ペンテン、エチ
レン−プロピレン共重合体、エチレン−/−ブテン共重
合体、プロピレン−7−ブテン共重合体およびこれらの
混合物などがあげられる。特に温度20℃における結晶
化度(Journal of Po’lymerSci
ence、 、 XW / 7〜24 (/りjj)の
記載に準じてX線法により測定)が2〜30%で且つム
ーニー粘度(MI、1+4/ 00℃、A日’I’MD
−/!によシ測定)がよ−60の範囲のエチレン−プロ
ピレン共重合体またはエチレン−ブテン−7共重合体が
好適に用いられる。ま友、これらのポリオレフィンに混
合ないしグラフトさせる不飽和カルボン酸またはその無
水物としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸
、無水iレイン酸、シトラコン酸、無水シトラコン酸、
イタコン酸、無水イタコン酸などが挙げられ、さらに不
飽和カルボン酸またはその無水物の誘導体としては、例
えばモノエポキシ化合物と上記酸とのエステル化物、分
子内にこれら酸と反応し得る基を有する重合体と酸の反
応生成物などが挙げられる。上記した、原料ポリオレフ
ィンにグラフト反応を生起させる方法としては溶液法ま
たはスラリー法であってもよいが、経済的には溶融混線
法であることが好ましい。溶融混線法による場合には、
常法に従い原料ポリオレフィンの粉末またはベレットに
不飽和カルボン酸またはその無水物及び有機過酸化物、
アゾビス化合物のようなラジカル反応開始剤を所定の配
合比でヘンシェルミキサー等でトライブレンドするか、
もしくは有機溶媒に不飽和カルボン酸またはその無水物
および開始剤を溶解し、ポリオレフィンの粉末またはベ
レットに噴霧し、ヘンシェルミキサー等でブレンドする
。この配合したポリオレフィンの粉末もしくはベレット
を系内を窒素ガス置換された混練機、例えばバンバリー
ミキサ−、ダブルスクリユーミキサー等に投入し、温度
/20〜JOO℃、時間0.1〜30分で溶融混練する
ことにより上記した変性ポリオレフィンが得られる。上
記原料ポリオレフィンに配合する不飽和カルボン酸また
はその無水物の量はポリオレフィンに対し、0.01〜
!重量%、好ましくは0,02〜1.0重量−の範囲で
ある。通常好んで用いられるものは、ポリオレフィンに
無水マレイン酸を3oo 5−iooo。
ppmグラフトさせて得られる変性ポリオレフィンであ
る。ま次間始剤の量はポリオレフィンに対し0.1重量
%以下、好ましくは0.007〜0.05重量%の範囲
である。上記開始剤として使用される有機過酸化物とし
ては、ベンゾイルパーオキサイド、アセチルパーオキサ
イド、ジー1−ブチルパーオキサイド、t−ブチルパー
オキシラウレート、ジクミルパーオキサイド、α、α′
−ビスーt−ブチルパーオキシ−p−ジイソプロピルベ
ンゼン、J、j−ジメチル−J、j−ジー七−ブチルパ
ーオキシヘキサン、コ、r−ジーt−ブチルパーオキシ
ヘキシン、t−ブチルパーオキシベンゾエート、n−ブ
チル−≠、4cmビスーt−ブチルパーオキシバレート
、オクタノイルパーオキサイド、p−メンタンヒドロパ
ーオキサイド等をあげることができ、またアゾビス化合
物としては、アゾビスインブチロニトリル、コ、λ′−
アゾビス(J、4c、参−)リスメチルバレロニトリル
)、2.2’−アゾビス(2−シクロプqピルプロピオ
ニトリル)などがあげられる。
また、本発明における抗菌剤としては式で表わされる2
、2′−メチレンビス〔弘−クロロフェノール〕が用い
られる。
上記抗菌剤の配合量は上記変性ポリオレフィンを含有す
る熱可塑性樹脂100重量部に対し、該抗菌剤0.07
重量部以上、好ましくは0.Oj〜0.よ重量部の範囲
でおる。該抗菌剤の配合量が上記未満では熱可塑性樹脂
組成物の抗菌性の改良効果が小さくなるので好ましくな
い。
上記変性ポリオレフィンを含有する熱可塑性樹脂として
は上記変性ポリオレフィン単独であってもよく、また上
記変性ポリオレフィンとその他の熱可塑性樹脂との混合
物であってもよい。
混合物とする場合は混合物中の不飽和カルボン酸又はそ
の無水物の量が前述と同様JOO〜/ 0000 pp
m程度となるように考慮するのが良い。
その他の熱可塑性樹脂としては未変性のポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリ
ブテン−11エチレン−酢酸ビニル共重合体等の未変性
オレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系
樹脂、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重
合体等のスチレン系樹脂、ナイロン−t1ナイロン6−
4.ナイロン/1等のポリアミド系樹脂、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等が挙げ
られる。
本発明における熱可塑性樹脂組成物の配合割合及び配合
方法は49に制限を設けるものではなく、例えば以下の
方法で実施することができる。
(1)  上記変性ポリオレフィン100重量部に上記
抗菌剤0.0/重量部以上、好ましくは0.0!〜O0
!重量部の範囲で添加し、プレンダーなどでトライブレ
ンドするか、或いは通常の溶融混練法、例えば、バンバ
リーミキサ−、コンティニュアスぐキサ−、ミキシング
ロール、混練押出機等によって溶融混合する。
(2)上記変性ポリオレフィン5〜20重量部、上記そ
の他の熱可塑性樹脂ヂ5〜to重量部及び上記抗菌剤0
.01NIk部以上、好ましくはO,OS〜O3j重量
部を通常の溶融混練法、例えば、バンバリーミキサ−、
コンティニュアスミキサー、ミキシングロール、混練押
出機等によって溶融混合する。
(3)上記変性ポリオレフィンに多量の上記抗菌剤を添
加し、これを溶融混練した高濃度(通常/−10重量%
)の上記抗菌剤を含有する変性ポリオレフィンのマスタ
ーバッチをアラかじめ作シ、このマスターバッチを上記
その他の熱可塑性樹脂100重量部に対して上記抗菌剤
の配合量が0.0 /重量部以上、好ましくはo、o 
r〜O0S重量部の範囲となるように添加し、これをト
ライブレンドまたは溶融混合する。
上記(1)及び(3)の方法は抗菌性作用の持続性の点
から特に好ましい方法である。
以上のようにして調製した抗菌性を有する熱可塑性樹脂
組成物を用いて溶融成形して得られた各種成形品はその
抗菌性を長時間にわたり賦与させることができ、且つ製
品の物性を低下させない。それ故、本発明の熱可塑性樹
脂組成物はフィルム製品、フラットヤーン製品、モノフ
ィラメン)If!品、ラミネート製品、各覆成形品等の
あらゆる分野に利用することができる。
また、本発明の熱可塑性樹脂組成物にはその使用目的に
応じて抗酸化剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、帯電防止剤
、顔料等の添加剤を適宜配合することができる。
〔作用〕
本発明において、変性ポリオレフィンを含有する熱可塑
性樹脂に前記コ、λ′−メチレンビス〔μmクロロフェ
ノール〕を配合することにより、微生物に対して長期間
にわたシ抗菌性作用を持続する理由は明らかではないが
、おそらく変性ポリオレフィンの変性基に上記抗菌剤が
化学的に結合して変性ポリオレフィンに該抗菌剤が固定
される友めではないかと推定される。
以下、実施例によシ本発明をさらに具体的に説明するが
、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限定
されるものではない。
実施例1 0) 変性ポリオレフィンの製造 メルトフローインデックス(A日TMD−lコ31に準
拠して測定)が4’、Of / / 0分、密度がOo
り00t/(Mlであるボリプ四ピレン100重量部と
少量のアセトンで溶かし九α、α′−ビスーt−ブチル
パーオキシ−P−ジイソプロピルベンゼン0.OJ 5
重量部、無水マレイン酸O0!重量部をヘンシェルミキ
サー中で2分間混合し、次いでL/D = J rのり
O簡φの押出機で230℃で2分間溶融混線しン酸をソ
ックスレー押出器にて12時間抽出した。このものを赤
外線吸収スペクトルにて無水マレイン酸を定量したとこ
ろO1参重童チの無水マレイン酸がグラフト重合してい
た。
←)熱可塑性樹脂組成物及びフィルムの製造上記(イ)
で得られた変性ポリプロピレンタフ、j重責部に2,2
′−メチレンビス〔≠−クロロフェノール〕2.j重量
部を添加し、均一に混合し単軸押出機を用いて21tO
℃で溶融混練してペレット化して高濃度の抗菌剤を含有
する変性ポリプロピレンのマスターバッチを製造し次。
上記(イ)で用いた原料の未変性ポリプロピレフ24m
11部に上記マスターバッチ≠I量部を添加し、均一に
混合し単軸押出機を用いて24cO℃で混練してペレッ
ト化して抗菌剤を含有するポリプロピレン樹脂組成物の
ペレットを得た。
上記ベレットをモダンマシナリー社製≠0謔φ押出様に
環状スリット径1100tφ、リップクリアランス0.
7mのインフレーションダイ及び冷却用エアーリングを
取付けたインフレーション成形機を用い、押出温度22
0℃、押出量lコ却/ hr sブローアツプ比1.0
,70ストライン高さ!Oα、引取速度/≠、3簿/分
の条件下にインフレーション成形し、厚さ!Oμのイン
フレーションフィルムラ得た。
e→ 抗菌性の評価 (a)  抗菌性試験 黄色ブドウ状球菌の/x10”個/−の濃度の液をトリ
プトソーヤ寒天培地100ydK o、i yitの比
で混合して、黄色プドク状球菌を含有するトリプトソー
ヤ寒天培地(以下、供試培地液と略称する。)を調製し
た。
該供試培地液10116をシャーレに入れて薄層培地を
形成させ次のち、その上に上記(ロ)のフィルム片(長
さ3簡X幅311111の大きさ)をのせて密着させ、
さらにその上に上記培地液IO−を入れ#フィルム片を
薄層培地でサンドインチ状にはさんだ状態で冷蔵庫に2
時間放置した。その後37℃で2m時間培養させ、阻止
帯形成の有無を観察した。
その結果を第1表に示す。
(b)抗菌性の持続性試験 上記(ロ)のフィルム片(長さJ (m X幅3cMの
大きさ)を1回あたり!tの水で繰返し洗浄し、抗菌性
の失なわれるまでの洗浄回数で持続性を評価した。その
結果を第1表に示す。
実施例λ 実施例/(イ)においてポリプロピレンのかわシに低密
度ポリエチレン(メルトインデックス(J工8 K67
40に準拠し190℃で測定):λ、Of/10分、密
度:0.タコIt/dl)を用いて変性ポリエチレンを
製造し、且つ該(ロ)において抗菌剤としてコ、λ′−
メチレンビス〔≠−クロロフェノール〕を用いてマスタ
ーバッチヲ製造し、これを上記0)で用い次原料の未変
性低密度ポリエチレンに添加して用いたこと以外は実施
例1と同様に行った。その結果を第1表に示す。
実施例3 実施例1(イ)で得られた変性ポリプロピレン97.1
重量部に2,2′−メチレンビス〔弘−クロロフェノー
ル32.5重量部を添加し、均一に混合し単軸押出機を
用いてλpo℃で溶融混練してペレット化して高濃度の
抗菌剤を含有する変性ポリプロピレンのマスターバッチ
を製造し次。
上記0)で用いた原料の未変性ポリエチレンタを重量部
に上記マスターバッチ参重量部tS加し、均一に混合し
単軸押出機を用いて24cO℃で混練してペレット化し
て抗菌剤を含有するポリプロピレン樹脂組成物のペレッ
トを得た。
上記ペレットをモダンマシナリー社製11−0冒φ押出
機に環状スリット径ioomφ、リップクリアランス0
.7mのインフレーションダイ及び冷却用エアーリング
を取付けたインフレーション成形機を用い、押出温度2
20℃、押出量lλJef / hr 1ブローアツプ
比/、0、フロストライン高さ!OC!M、引取速度7
μ、3m/分の条件下に厚さ50μのインフレーション
フィルムに成形し、さらにこのフィルムを幅/laxに
スリットしたのち、これをオーブン延伸装置を用いて延
伸速度1oorxy分、延伸倍率7倍の条件で延伸し、
1oooデニールのフラットヤーンを得九。
得られたフラットヤーンを長さ3Gに切断し、これを実
施例1(ハ)K記載したフィルム片にかえて抗菌性の評
価を行った。その結果を第1表に示す。
比較例/ 実施例1において(イ)で用いた原料ポリプロピレン1
00X量部に2.λ′−メチレンビス〔≠−クロロフェ
ノール〕o、iz量部を添加し、均一に混合し単軸押出
機を用いてコ≠θ℃で混練してペレット化し、これを(
ロ)の成形条件にてフィルム成形したこと以外は実施例
1と同様に行った。その結果を第1表に示す。
比較例コ 実施例1において、(イ)で用いた原料のポリプロピレ
ンを(ロ)の成形条件にてフィルム成形したこと以外は
実施例1と同様に行った。その結果を第1表に示す。
比較例3 実施例1において実施例コで用いた原料の低密度ポリエ
チレン100重量部に抗菌剤としてコ、コ′−メチレン
ビス〔≠−クロロフェノール〕o、i重量部を添加し、
均一に混合し単軸押出機を用いて21i0℃で混練して
ペレット化し、これを(ロ)の成形条件にてフィルム成
形したこと以外は実施例1と同様に行った。その結果を
第1表に示す。
比較例1 実施例1において、実施例コで用いII:、原料の低密
度ポリエチレンを(ロ)の成形条件にてフイルム成形し
次こと以外は実施例1と同様に行つ九。
その結果を第1表に示す。
〔発明の効果〕
本発明においては変性ポリオレフィンを含有する熱可塑
性樹脂に特定の物質を配合することにより微生物に対し
て長期間にわたシ抗菌性作用を有する成形品を形成する
ための熱可塑性樹脂組成物を得ることができる。
それ数本発明の熱可塑性樹脂組成物はその抗菌性作用を
必要とされる用途にフィルム、フラットヤーン、モノフ
ィラメント、ラミネート等の成形品として利用すること
ができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくともポリオレフィンを不飽和カルボン酸またはそ
    の無水物で変性した変性ポリオレフィンを含有する熱可
    塑性樹脂100重量部と2,2′−メチレンビス〔4−
    クロロフェノール〕0.01重量部以上とからなること
    を特徴とする抗菌性を有する熱可塑性樹脂組成物。
JP2323185A 1985-02-08 1985-02-08 抗菌性を有する熱可塑性樹脂組成物 Pending JPS61183330A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62148537U (ja) * 1986-02-18 1987-09-19
JPS62148538U (ja) * 1986-02-18 1987-09-19

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62148537U (ja) * 1986-02-18 1987-09-19
JPS62148538U (ja) * 1986-02-18 1987-09-19

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