JPS61182813A - 圧延機のセツトアツプ方法 - Google Patents
圧延機のセツトアツプ方法Info
- Publication number
- JPS61182813A JPS61182813A JP2171185A JP2171185A JPS61182813A JP S61182813 A JPS61182813 A JP S61182813A JP 2171185 A JP2171185 A JP 2171185A JP 2171185 A JP2171185 A JP 2171185A JP S61182813 A JPS61182813 A JP S61182813A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work roll
- roll
- work
- state
- pressure
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は作業ロールシフト機構と作業ロールベンダ機構
をもつ圧延機のセットアツプ方法に関する。
をもつ圧延機のセットアツプ方法に関する。
スケジュールフリー圧延を実現するための有力な手段で
ある作業ロールシフト機構をもつ圧延機が熱間仕上ミル
に導入され、多大の成果を上げている(特開昭57〜1
56804号公報)、。
ある作業ロールシフト機構をもつ圧延機が熱間仕上ミル
に導入され、多大の成果を上げている(特開昭57〜1
56804号公報)、。
しかし1作業ロールシフト機構および作業ロールベンダ
機構をもつ圧延機のセットアツプ手順は確立されたもの
がなかった。
機構をもつ圧延機のセットアツプ手順は確立されたもの
がなかった。
本発明の目的は1作業ロールシフト機構と作業ロールベ
ンダ機構をもつ圧延機のセットアツプをIk短時間で実
現するとともに1作業ロールの損傷等をなくす方法を提
供することにある。
ンダ機構をもつ圧延機のセットアツプをIk短時間で実
現するとともに1作業ロールの損傷等をなくす方法を提
供することにある。
従来の圧延機は第3図に示すような機構になっており、
セットアツプはロール開度Sの設定を行なうのみであっ
た。
セットアツプはロール開度Sの設定を行なうのみであっ
た。
その手順は、第4図に示すように行なわれていた。しか
し、作業ロールシフト機構と作業ロールベンダ機構をも
つ第5図に示す圧延機では、セットアツプは、ロール開
度S2作業ロールシフト位置Sw、作業ロールベンダ圧
力Fの三つの設定を行なうことになる。
し、作業ロールシフト機構と作業ロールベンダ機構をも
つ第5図に示す圧延機では、セットアツプは、ロール開
度S2作業ロールシフト位置Sw、作業ロールベンダ圧
力Fの三つの設定を行なうことになる。
この三つの設定手順が良好でない場合には、作業ロール
を損傷したり、作業ロールチョックを破断したりするト
ラブルを引き起こす可能性がある。
を損傷したり、作業ロールチョックを破断したりするト
ラブルを引き起こす可能性がある。
このトラブルは第6図に示すように、二種類ある。
第一は、上下二つの作業ロールが接触した状態キスロー
ル状ff1)で作業ロールをシフトする時に作業ロール
表面を損傷するトラブルである。
ル状ff1)で作業ロールをシフトする時に作業ロール
表面を損傷するトラブルである。
これは、上・下作業ロールの周速に差があるために、作
業ロール表面に生じる摩擦力により損傷するものと考え
られており、キスロール状態にない時には発生しないト
ラブルである。
業ロール表面に生じる摩擦力により損傷するものと考え
られており、キスロール状態にない時には発生しないト
ラブルである。
第二のトラブルは、作業ロールベンダ圧力を加えた状態
で作業ロールシフトを行なった場合に、作業ロールチョ
ックを破断するトラブルである。
で作業ロールシフトを行なった場合に、作業ロールチョ
ックを破断するトラブルである。
これは、作業ロールシフトを行なうことで作業ロールチ
ョックに作業ロールベンダ圧力が集中し疲れを早め、作
業ロールチョックの寿命を縮めていることにより発生す
るトラブルであり、作業ロールベンダ圧力を低圧にして
作業ロールシフトを行なうことが回避できる。
ョックに作業ロールベンダ圧力が集中し疲れを早め、作
業ロールチョックの寿命を縮めていることにより発生す
るトラブルであり、作業ロールベンダ圧力を低圧にして
作業ロールシフトを行なうことが回避できる。
発明者らは、これらの結果から作業ロールシフト機構お
よび作業ロールベンダ機構をもつ圧延機において、前述
のトラブルを発生させることなく、且つ、最短時間でセ
ットアツプを完了させる方法を次のように確立した。
よび作業ロールベンダ機構をもつ圧延機において、前述
のトラブルを発生させることなく、且つ、最短時間でセ
ットアツプを完了させる方法を次のように確立した。
(1)ロールキス状態では、圧下を予め定めた位置まで
上昇させてロールキス状態でなくするとともに作業ロー
ルベンダ圧力を所定の圧力(以下、低圧と称す)まで落
した後、作業ロールシフト動作を完了させて、圧下位置
設定と作業ロールベンダ圧力の設定を行なう。
上昇させてロールキス状態でなくするとともに作業ロー
ルベンダ圧力を所定の圧力(以下、低圧と称す)まで落
した後、作業ロールシフト動作を完了させて、圧下位置
設定と作業ロールベンダ圧力の設定を行なう。
(2)ロールキス状態になく、且つ、セットアツプ完了
後もロールキス状態とならない場合には、作業ロールベ
ンダ圧力を低圧にした後、作業ロールシフト動作と圧下
位置設定を同時に行ない完了後、作業ロールベンダ圧力
を設定する。
後もロールキス状態とならない場合には、作業ロールベ
ンダ圧力を低圧にした後、作業ロールシフト動作と圧下
位置設定を同時に行ない完了後、作業ロールベンダ圧力
を設定する。
このように、二つ一場合に分てセットアツプを行なうこ
とにより、セットアツプ時間の最短化が実現できた。
とにより、セットアツプ時間の最短化が実現できた。
以下、本発明の一実施例を説明する。
前述の二つのセットアツプ方法は第1図に示すフローで
実行している。
実行している。
キスロール状mと判定するのは次の二つの場合である。
(1)通板完了後も圧延反力が所定値以上である場合(
所定値とは圧延反力計のノイズレベルにより決定する値
で、$程度に設定する)。
所定値とは圧延反力計のノイズレベルにより決定する値
で、$程度に設定する)。
(2)圧延材の鋼種、出側板厚をパラメータとして予め
定めた組み合せとなった場合にはセットアンプ完了後に
キスロール状態になると判定する場合(例えば、普通鋼
で出側板厚IIならばキスロール状態になると判定し、
普通鋼で出側2mならばキスロール状態にならないと判
定するような鋼種と出側板厚の組み合せ)。
定めた組み合せとなった場合にはセットアンプ完了後に
キスロール状態になると判定する場合(例えば、普通鋼
で出側板厚IIならばキスロール状態になると判定し、
普通鋼で出側2mならばキスロール状態にならないと判
定するような鋼種と出側板厚の組み合せ)。
この二つの場合のいずれかに相当する場合には、第1図
においてYESと記したルートのフローに従った処理を
行なう。
においてYESと記したルートのフローに従った処理を
行なう。
フローの中の圧下位置の上昇は予め定めた位置まで上昇
させてキスロール状態でなくするための処理である。
させてキスロール状態でなくするための処理である。
予め定めた位置とは、キスロール状態でなくなる位置で
あれば任意の位置で良い。
あれば任意の位置で良い。
また、圧下位置上昇と作業ロールベンダ圧力を低圧にす
る処理の順序はどちらを先に行なっても良く同時でも良
い。
る処理の順序はどちらを先に行なっても良く同時でも良
い。
上記の二つの場合以外は、Noと記したルートの処理を
行なう。
行なう。
作業ロールベンダ圧力を低圧にした後、作業ロールシフ
トと圧下位置を同時に設定する。
トと圧下位置を同時に設定する。
ここで、同時とは1作業ロールシフトが完了するまでに
圧下位置の設定が完了していることを意味する。
圧下位置の設定が完了していることを意味する。
この設定が完了した後、作業ロールベンダ圧力を設定す
る。
る。
キスロール状態にある圧延機のセットアツプ例を第2図
に示す。
に示す。
図中で時刻は、、<1□<tz <t3<t4である0
時刻t0で圧下位置S□、圧延反力P、。
時刻t0で圧下位置S□、圧延反力P、。
作業ロールシフト位置SW、、作業ロールベンダ圧力F
i にあるものを圧下位置821作業ロールシフト位置
Sw2+作業ロールベンダ圧力F2 なる状態に移行さ
せる例である。
i にあるものを圧下位置821作業ロールシフト位置
Sw2+作業ロールベンダ圧力F2 なる状態に移行さ
せる例である。
第1図のフローに従い1次の手順で行なう。
(a)圧下位置をS。まで上昇させる。この時の圧延反
力はP。二〇となる(S、は予め定めた位置)。
(時刻 t工)(b)作業ロールベ
ンダ圧を低圧F。とする(F。
力はP。二〇となる(S、は予め定めた位置)。
(時刻 t工)(b)作業ロールベ
ンダ圧を低圧F。とする(F。
は予め定めた値)。 (時刻 tz)(c)
作業ロールシフト位置を5w2にシフトする。
作業ロールシフト位置を5w2にシフトする。
(時刻 t3)
(d)圧下位置を821作業作業ロールベンダ機構2に
設定する(再びキスロール状態になるため、F2>Po
になる)。 (時刻 t4)本セットアツプ
方法により、最短時間でトラブルのないセットアツプが
実現できた。
設定する(再びキスロール状態になるため、F2>Po
になる)。 (時刻 t4)本セットアツプ
方法により、最短時間でトラブルのないセットアツプが
実現できた。
本発明によればセットアツプを実施することにより、作
業ロールの損傷および破断事故を回避でき、最短時間の
セットアツプが実現できる。
業ロールの損傷および破断事故を回避でき、最短時間の
セットアツプが実現できる。
第1図は本発明の一実施例の圧延機のセットアツプフロ
ーチャート、第2図は、その時間の流れを示す図、第3
図は四重圧延機の構成図、第4図は四重圧延機のセット
アツプフローチャート、第5図は作業ロールシフトおよ
び作業ロールベンダ機構を有する圧延機の構成図、第6
図は圧延機のトラブルと原因の説明図である。
ーチャート、第2図は、その時間の流れを示す図、第3
図は四重圧延機の構成図、第4図は四重圧延機のセット
アツプフローチャート、第5図は作業ロールシフトおよ
び作業ロールベンダ機構を有する圧延機の構成図、第6
図は圧延機のトラブルと原因の説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、作業ロールのシフト機構と作業ロールベンダ機構を
もつ圧延機において、 前記作業ロール同士が接触状態にある場合に、圧下位置
を上昇し、前記作業ロールベンダの圧力を低圧にし、作
業ロールシフトを行ない、圧下位置設定を行ない、作業
ロールベンダ圧力の設定の順序で行なうことを特徴とす
る圧延機のセットアップ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2171185A JPS61182813A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 圧延機のセツトアツプ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2171185A JPS61182813A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 圧延機のセツトアツプ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61182813A true JPS61182813A (ja) | 1986-08-15 |
Family
ID=12062643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2171185A Pending JPS61182813A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | 圧延機のセツトアツプ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61182813A (ja) |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP2171185A patent/JPS61182813A/ja active Pending
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