JPS61179415A - 磁気光学素子の製造方法 - Google Patents

磁気光学素子の製造方法

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JPS61179415A
JPS61179415A JP2033185A JP2033185A JPS61179415A JP S61179415 A JPS61179415 A JP S61179415A JP 2033185 A JP2033185 A JP 2033185A JP 2033185 A JP2033185 A JP 2033185A JP S61179415 A JPS61179415 A JP S61179415A
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magneto
optical element
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rare earth
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薫 高橋
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Osamu Kamata
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファラデー効果を利用した光アイソレータ又
はサーキュレータ等に用いられる磁気光学素子及びその
製造方法に関する。
従来の技術 Re3Fe50.□(Reは希土類原子)で表わされる
希土類鉄ガーネットの希土類サイトをBi原子で置検す
ると、Bi置換量に伴ってファラデー回転能が大きくな
るだめ、磁気光学素子としてBi置換希土類鉄ガーネッ
トが多く作られている。
各希土類元素に対するBi置換量の限界は、品川らによ
って焼結体での報告がJAPAN 、J 。
APPL  、PHYS  、vol  13.N01
0 、P  、1663(1984年)においてなされ
ている。それによると、第3図に示す様にBf置換量に
伴いBi置換希土類鉄ガーネントの格子定数は大きくな
るが、B1置換量限界と母材ガーネットの格子定数の大
きさには相関はなく、母材ガーネットとしてGd3Ga
5O12  を用いた時にBi置換量は最大となり、そ
の時の置換量はBixLu5−xFe5012(x=1
.4)である。
第3図は品川らによって、JAPAN 、J 。
APPL 、PHYS−−−vol 13.Mo  1
0.P 、1663(1984年)に発表された組成り
 ix Re s −、F e s O+ 2(Reは
希土類)で表わされる焼結体希土類鉄ガーネットのBi
置換量とBi置換希土類鉄ガーネットの格子定数の関係
及び各希土類鉄ガーネットへのBi置換限界を表わした
グラフで、第3図において横軸はBi置換量X、縦軸の
左側は格子定数、右側はそれぞれの希土類鉄ガーネット
の格子定数(目盛りは左側)、中央の一点鎖線及びX印
はBi置換限界を示している。また、BixLu3−x
Fa 50.2に関してのみ、品川らの報告の他のBi
置換希土類鉄ガーネット、特にBixYb3−エFe 
50 +□を参考にLu、Fe5O12の格子定数より
、格子定数を類推して付加したものであり、Bi置換限
界曲線を外挿することにより、Bi置換限界を求めたも
のである。
従来、磁気光学素子として用いられているBi置換希土
類鉄ガーネット単結晶は土壌らにより日本応用磁気学会
誌vol B 、NO2,P、125(1984年)に
報告されている攪拌すくい上げフラックス法によるもの
、及び腰塚らにより日本応用磁気学会誌vol 8.N
o 2. P、129(1984年)に報告されている
液相エピタキシャル成長によるものであって、それらの
Bi置換量はいずれも、前者の組成がBil、+5(r
d4.as Fe50121後者の組成がYb2.25
”CL3A”A75Fe166”1.02012と上記
品川らの報告したBi置換限界を起えてはいなかった。
ところが最近、J−P 、KRUMMEらがAPPLI
E −D  0PTIC8vol  23 、NO8、
P、1184  (1984年)に報告し、また日比谷
らが、第46回応用物理学会学術講演会(1984年秋
季)13P−L−4で発表したように、液相エピタキシ
ャル成長で上記品川らの報告したBi置換限界を超える
ものがある。
発明が解決しようとする問題点 上記Bi置換限界を超える多量Bi置換希土類鉄ガーネ
ットはスパッタ法で積層したアモルファスを熱処理によ
って単結晶化した報告もあるが、磁気光学素子としては
、低損失、高アイソレーシヲン比を得るために結晶性の
良いものが必要であるため、液相エピタキシャル成長し
たものがよい。
液相エピタキシャル成長は基板の格子定数によって、そ
の上に成長可能な膜の格子定数が制限される。上記品川
らの報告によると、Bi置換希土類鉄ガーネットはB1
置換量に伴って格子定数が大きくなり、また母材ガーネ
ットの格子定数の小さいものほど同−Bi置換量のBi
置換希土類鉄ガーネットの格子定数は小さくなる。この
様子は第3図よりわかる。
従って、同一基板上にできるだけ多(Bi置換したガー
ネットを得るためには、母材ガーネットの格子定数がで
きるだけ小さいことが望ましい。
希土類鉄ガーネット中で最も格子定数の小さいものはL
 u s F e s O+ 2の12.28 人であ
るが、これら母材とするBi置換希土類鉄ガーネットの
Bi置換限界は上記品川らの報告による真3図には記載
されティないので、B ixL u 5− x F e
 50 + ? (OZ L43)の格子定数の変化を
Lu3Fe50.2の格子定数12.28人を通り、B
 i X Yb 3−x F @ 50 + 2 (O
I ECご3)の格子定数の変化と平行な直線であると
仮定し、該B z x L u 3− x F e 5
0 + 2の格子定数の変化の直線に向って、各希土類
鉄ガーネットでのBi置換限界曲線を外挿し、交点のB
i置換量をBi置換限界とした。これによると、Bix
Lu、−xFe5012のBi置換限界量はr=1.0
であり、今までに上記B I X L u 3− z 
F ’a 50.2のBi置換限界を超えて、Bi多量
置換希土類鉄ガーネットを成長した例はない。
また、液相エピタキシャル成長においては、基板と成長
膜の熱膨張率の違いにより、成長温度から室温まで温度
降下させたときに成長膜が歪み、それによって損失が大
きくなり、消光比が劣化するので、できるだけ低温で成
長する必要がある。
本発明は従来より報告されているLu3Fe5012へ
のBi量置換限界を超えて、多量Bi置換希土類鉄ガー
ネットを低温で液相エピタキシャル成長することにより
、ファラデー回転能が大きく、元パワーの損失が低く、
かつ高消光比の磁気光学結晶を得ることを目的としてい
る。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、融液としてB2O
3,PbO、Bi2O,、Fe2O3及びLu2O3よ
りなる混合液で、PbO+ Bi2O3とB2O3のモ
ル比がPbO+ Bi2O3: B20. : z :
 1(但し、30≧1≧10)であるものを用い、ガー
ネット基板として格子定数が大きく、0.8μmもしく
は1.3μmの波長に対して透明なSm5Fe50.2
またはCa−Mg−Zr置換Gd3Ga5O12を用い
、基板と成長膜の膨張係数の違いによる成長膜の歪をで
きるだけ少なくするために800”C以下の低温で液相
エピタキシャル成長することにより、組成がB ixL
 u 5−xFe 5012  (但し、1.0<r<
s、0<x<3.0)である磁気光学結晶を得るもので
ある。
作用 本発明は上記した構成及び工程により、母材ガーネット
であるLu 5F@ 5012の格子定数が希土類鉄ガ
ーネット中で最も小さいため、格子定数の大きなSm3
(ra50.□  もしくはCa−Mg−Zr置換Gd
3Ga5O12基板上に液相エピタキシャル成長すると
Bi原子の置換量の多い旧x L u 5−エFe5O
12(1,0(z (3,0)が得られ、ファラデー回
転能は使用波長1.3μmで約−s o o deq/
cm以上、0.8.B1で約3000deg/cfn以
上の高い値を得ることができる。そのため磁気光学素子
として使用する際に薄くすることができ、低吸収損失、
低歪による高消光比を得ることができる。さらに上記し
た構成及び工程により、融液中のPbO +Bi2O3
とB2O3のモル比がPbO+Bi2O3:B203=
:x:1(但し3o>x>10)とすることにより、低
温での成長が可能になり、Bi置換量が多くなると同時
に、基板と成長膜の膨張係数の差による成長膜の歪を少
なくでき、磁気光学素子の特性を高ファラデー回転能、
低損失、高消光とすることができる。その上、基板とし
てSm3Fe5O12もしくはCa−Mg−Zr置換G
d、Ga3o、2を用いて層るので、光の波長としてS
 m 5 F e 50 +□は0.8pm 、Ca−
Mg−Zr置換Gd5Ga5o1□に対しては0.8μ
mと1.3μmと一般に光通信で多く用いられている帯
域を用いることができる。
実施例 実施例として、Bi2O,、PbO、B2O3,Fe2
O3及びLu2O3よジ混合され、その混合モル比が次
の式に示す値をとる融液より液相エピタキシャル成長さ
せた磁気光学素子を示す。
PbO 実施例1 格子定数12.439人のSm 5 F 05012基
板上に成長温度690”Cでエピタキシャル成長させた
ガーネット膜は組成がB i 13Lu1.Fe 50
12であり、使用波長がそれぞれ、0.8μm、1.1
5μm及び1.3μmでのファラデー回転能は9600
°/ cm r32000/cm 及び21000/C
mであった。
実施例2 格子定数12.497人のCa −Mg−Zr置換Gd
Ga 5012基板上に成長温度666℃でエピタキシ
ャル成長させたガーネット膜は組成がB11.5 Lu
1.5Fe5O12であり、使用波長がそれぞれ、0.
8μm。
1.15μm及び1.3μmでのファラデー回転能は1
15000/cm 、 3900°/cm 及び280
07cmであった。
実施例3 格子定数12.497  人のGa−Mg−Zr置換G
d、Ga3o、2基板上に成長温度640℃でエピタキ
シャル成長させたガーネ7)膜は組成がB l 1.B
L u 12F e 50 +□であり、使用波長がそ
れぞれ0.8μm 、116μm及び1.3μmでのフ
ァラデー回1貼能は13000°/cm 、 480o
0/Cm、及び380Q/cmであった。
第1図及び第2図に本実施例で得られた磁気光学素子B
ixLu5−xFes012のBi組組成例対するファ
ラデー回転能及び格子定数の関係をそれぞれ示した。第
1図は本実施例の組成り 1 xL u 5− xF 
e 50 + 2の磁気光学素子のBi組組成例対する
波長1.3μmでのファラデー回転能の関係を示したグ
ラフ、第2図は本実施例の組成り l x L u 5
− x F e 5012の磁気光学素子のBi組成工
に対する格子定数の関係を示す。
なお、本発明は上記実施例の融液からの液相エピタキシ
ャル成長させた磁性ガーネット膜のみならず、いずれの
融液から成長させた磁性ガーネット膜であっても組成が
B lx L u 3− xF e 501□ (但し
、1.0<、z(3,0)であればよく、また製造方法
は上記実施例の融液、温度から液相エピタキシャル成長
させる方法のみならず、特許請求の範囲に示した混合比
の融液及び温度の製造方法であればよい。
発明の効果 本発明により、従来不可能とされていた組成り1xLu
、−xFe5O12(但し、1.0 (x〈3.0 )
を実現し、高ファラデー回転能を得ることができ、また
従来に比べて約100℃低い温度で成長可能なため、基
板と成長膜との熱膨張係数の差による成長膜の割れ、歪
などの影響を少なくすることができ、特に厚膜成長に有
効である。さらに、本発明の組成を本発明の製造方法で
成長すると使用波長1.3μmでのファラデー回転能3
000 /cm以上の磁気光学素子を得ることができる
。その上、元通信用として一般に用いられている光波長
0.8μmと1.3 μmに対して、SIn 5 G 
a 5012はo、8μm、Ca −Mg−Zr置換C
d、Ga50.□はo、s μmと1.3μmの両方と
それぞれ吸収の少ない基板を用いているので、磁気光学
素子として元通信用部品に使用する際に基板をも元が通
過する構成としても用いることができる。
従って本発明を用いれば、高ファラデー回転能、低4j
4失、高消光比の磁気光学素子を得ることができた3、
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における組成り1xLu、x
Fe50 、、、の磁気光学素子の81組組成に対する
波長1.3μmでのファラデー回転能の関係を示す図、
第2図は同実施例の組成り1xLu3−、Fe、。 0.2の磁気光学素子の81組組成に対する格子定数の
関係を示す図、第3図は従来の技術としてJAPAN 
、J 、APPL 、PHYS 、vol  13゜N
o 10.P、1663(1984年)に発表された組
成り1xRe5−xFe5012 (Reは希土類)で
表わされる焼結体希土類鉄ガーネットのBii換量とB
ii換希土類鉄ガーネットの格子定数の関係及び各希土
類鉄ガーネットのBii換限界を示す図である。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 8t1 LJ−1hymn 4  !JHwθL、1−
s−第2図 1zLu3−JegOtt s &L入x−第3図 紐入疋 手続補正書(方式) 1事件の表示 昭和60年特許願第20331  号 2発明の名称 磁気光学素子及びその製造方法 3補正をする者 事件との関係      特  許  出   願  
大佐 所  大阪府門真市大字門真1006番地名 称
 (582)松下電器産業株式会社代表者    山 
 下  俊  彦 4代理人 〒571 住 所 大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産
業株式会社内 6補正命令の日付 昭和60年5月28日 ノa 7、補正の内容 (1)明細書第3頁第13行から第15行の「JAPA
N・・・・・・(1984年)」を [・ジャパンジャ
ーナル オプ アプライド フィツクス13巻 10号
 1663頁 (1984年)(JAPAN、 J、ム
PPL、 PHYS、 vol  13−NOlo、P
、1663 (1984年))」  に補正します。 (2)同第4頁第3行から第6行の「JAPAN・・・
・−・(1984年)」 を[ジャパン ジャーナルオ
プ アプライド フィツクス 13巻、10号、166
3頁(1984年) (JAPAN、 J。 人PPL、PHYS、  vol  13 、N010
 、P、1663(1984年))」に補正します。 (3)同第6頁第13行から第14行の[ムPPLII
C−D・・・・・・(1984年)」ヲ「アプライド 
オプティクス 23巻、8号、1184頁(1984年
)(ムPPLIKD 0PTIC8vol 23 。 Hoe 、P、1184(1984年))」に補正しま
す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガーネット結晶基板上にエピタキシャル成長され
    、組成がBixLu_3_−_xFe_5O_1_2(
    但し、1.0≦x≦3.0)である磁性ガーネット結晶
    よりなることを特徴とする磁気光学素子。
  2. (2)エピタキシャル成長が液相エピタキシャル成長で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気
    光学素子。
  3. (3)ガーネット結晶基板がGd_3Ga_5O_1_
    2であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    磁気光学素子。
  4. (4)ガーネット結晶基板がSm_3Fe_5O_1_
    2であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    磁気光学素子。
  5. (5)ガーネット結晶基板がCa−Mg−Zr置換Gd
    _3Ga_5O_1_2であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の磁気光学素子。
  6. (6)融液がBi_2O_3、PbO、B_2O_3、
    Fe_2O_3及びLu_2O_3より混合され、前記
    融液のPbO+B_2O_3の混合モル比がPbO+B
    i_2O_3:B_2O_3=y:1(但し、30≧y
    ≧10)であることを特徴とするガーネット結晶基板上
    に液相エピタキシャル成長された組成がBixLu_3
    _−_xFe_5O_1_2(但し1.0<x<3.0
    )である磁気光学素子の製造方法。
  7. (7)Fe_2O_3とLu_2O_3、B_i_2O
    _3とPbO及びFe_2O_3+Lu_2O_3とB
    i_2O_3+PbO+B_2O_3+Fe_2O_3
    +Lu_2O_3の混合モル比がそれぞれ、Fe_2O
    _3:Lu_2O_3=a:1(5≦a≦30)Bi_
    2O_3:PbO=b:1(0.5≦b<1.5)及び
    Fe_2O_3+Lu_2O_3:Bi_2O_5+P
    bO+B_2O_3+Fe_2O_3+Lu_2O_3
    =c:1(0.75≦c≦1.3)であることを特徴と
    する特許請求の範囲第6項記載の磁気光学素子の製造方
    法。
  8. (8)液相エピタキシャル成長温度が800℃以下であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の磁気光
    学素子の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63230527A (ja) * 1987-03-17 1988-09-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気光学素子
WO2022250101A1 (ja) * 2021-05-28 2022-12-01 信越化学工業株式会社 Qスイッチ構造体及びqスイッチ構造体の製造方法

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