JPS61178471A - 窒化珪素焼結体の製造方法 - Google Patents
窒化珪素焼結体の製造方法Info
- Publication number
- JPS61178471A JPS61178471A JP60018005A JP1800585A JPS61178471A JP S61178471 A JPS61178471 A JP S61178471A JP 60018005 A JP60018005 A JP 60018005A JP 1800585 A JP1800585 A JP 1800585A JP S61178471 A JPS61178471 A JP S61178471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon nitride
- sintered body
- powder
- nitride sintered
- sintering
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、例えばガソリンエンジン、ガスタービンエ
ンジン等の部品材料として適用される窒化珪素焼結体の
製造方法に関するものである。
ンジン等の部品材料として適用される窒化珪素焼結体の
製造方法に関するものである。
従来の技術
従来から、窒化珪素焼結体の製造にあたっては、原料粉
末を高温で加圧しながら焼結を進行させるいわゆる加圧
焼結法が行なわれている。その加圧焼結法によれば、理
論密度に近い緻密な焼結体が得られ、また無加圧焼結法
に比べ低温での焼結が可能であるという利点がある。
末を高温で加圧しながら焼結を進行させるいわゆる加圧
焼結法が行なわれている。その加圧焼結法によれば、理
論密度に近い緻密な焼結体が得られ、また無加圧焼結法
に比べ低温での焼結が可能であるという利点がある。
一方、窒化珪素焼結体の製造にあたっては、できるだけ
低温で焼結させることによって、直接的には燃料費を節
減し、間接的には炉材等の減少を図ることができるとい
う利益があることから、Y203やN1203などの焼
結助剤が添加される。
低温で焼結させることによって、直接的には燃料費を節
減し、間接的には炉材等の減少を図ることができるとい
う利益があることから、Y203やN1203などの焼
結助剤が添加される。
それ等の焼結助剤を添加することによりて、焼結過程に
おいて低温で液相が生成し、窒化珪素が粒子単位で移動
する粘性流動機構による焼結が行なわれ、焼結速度が速
くなる。そのため、従来、窒化珪素の加圧焼結にあたっ
ても、Y203や八11203等の酸化物系助剤が添加
されていた。
おいて低温で液相が生成し、窒化珪素が粒子単位で移動
する粘性流動機構による焼結が行なわれ、焼結速度が速
くなる。そのため、従来、窒化珪素の加圧焼結にあたっ
ても、Y203や八11203等の酸化物系助剤が添加
されていた。
発明が解決しようとする問題点
しかし、以上の従来の窒化珪素焼結体の製造方法では次
のような問題があった。
のような問題があった。
すなわち、上述したようにY2O3やI’J1203等
の焼結助剤を添加すると焼結過程において低温で液相が
生成され、その効果によって焼結効果が向上されるとい
う利点がある。しかし、その反面得られた焼結体は10
00℃以上で強度低下をひきおこすという問題があった
。
の焼結助剤を添加すると焼結過程において低温で液相が
生成され、その効果によって焼結効果が向上されるとい
う利点がある。しかし、その反面得られた焼結体は10
00℃以上で強度低下をひきおこすという問題があった
。
この発明は以上の従来の事情に鑑みてなされたものであ
って、高温強度の高い窒化珪素焼結体を得ることができ
る窒化珪素焼結体の製造方法を提供することを目的とす
るものである。
って、高温強度の高い窒化珪素焼結体を得ることができ
る窒化珪素焼結体の製造方法を提供することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段
すなわちこの発明の窒化珪素焼結体の製造方法は、原料
粉末を高温で加圧しながら焼結を進行させる窒化珪素焼
結体の製造方法において、原料粉末にサイアロン粉末を
自沈で4〜20wt%添加することを特徴とするもので
ある。
粉末を高温で加圧しながら焼結を進行させる窒化珪素焼
結体の製造方法において、原料粉末にサイアロン粉末を
自沈で4〜20wt%添加することを特徴とするもので
ある。
以下にこの発明をさらに具体的に説明する。
先ず原料粉末の加圧焼結は、HP法、HIP法等の周知
の手段によって行なうことができる。
の手段によって行なうことができる。
サイアロン粉末は、一般に
Si (6−z)^NZ 02 N (t−z) (
0≦2≦4.2)で示される組成を有し、それに適合す
る組成のものはいずれでも良い。また、サイアロン粉末
の添加量を4〜20wt%とするのは次の理由による。
0≦2≦4.2)で示される組成を有し、それに適合す
る組成のものはいずれでも良い。また、サイアロン粉末
の添加量を4〜20wt%とするのは次の理由による。
すなわち、サイアロン粉末の添加量が4%未満では、焼
結性が悪く密度が上らなくなり、逆にサイアロン粉末の
添加量が2Qwt%を越えると窒化珪素焼結体の゛強度
がサイアロンの強度におきかえられ、強度が低くなるか
らである。
結性が悪く密度が上らなくなり、逆にサイアロン粉末の
添加量が2Qwt%を越えると窒化珪素焼結体の゛強度
がサイアロンの強度におきかえられ、強度が低くなるか
らである。
実施例
以下にこの発明の実施例を示す。
実施例1
ケイ酸エチル((C2H50)4 Si)とアルミニウ
ムイソプロポキシド(^g[o CH(CH3hJ3
)とを、SiとMとの原子比が1:1となるように配合
シ、イ’J79/−)Lt ((CH3)2 CHCH
20H)中に溶解混合した。その混合液を85℃に加熱
し、加水分解した後乾燥し、空気中で600℃まで加熱
して1時開予備焼成した。得られた粉末にさらに22.
1wt%(自沈)のカーボンブラックを添加混合した粉
末なN2気流中で1430℃に加熱して4時間焼成し、
0.23mのサイアロン粉末(Sia^l1303 N
S )を得た(Z−3)、そノサイアOン粉末を窒化珪
素粉末に混合して、窒化珪素粉末90yt%にサイアロ
ン粉末10ft%の原料粉末を得た。その原料粉末をエ
タノールを分散媒としてボールミルにて20W811混
合乾燥して得た粉末を、400ka/dの圧力で金型成
形し、さらに1000ka/3rの静水圧を加えた。そ
れにより得られた成形体に窒素気流中で400kQ/d
の圧力を加えながら1750℃に2時間保持するホット
プレスを施した。その結果得られた窒化珪素焼結体につ
いてJIS規格に基づき室温および1200℃(N2雰
囲気)で3点曲げ試験を行なった。
ムイソプロポキシド(^g[o CH(CH3hJ3
)とを、SiとMとの原子比が1:1となるように配合
シ、イ’J79/−)Lt ((CH3)2 CHCH
20H)中に溶解混合した。その混合液を85℃に加熱
し、加水分解した後乾燥し、空気中で600℃まで加熱
して1時開予備焼成した。得られた粉末にさらに22.
1wt%(自沈)のカーボンブラックを添加混合した粉
末なN2気流中で1430℃に加熱して4時間焼成し、
0.23mのサイアロン粉末(Sia^l1303 N
S )を得た(Z−3)、そノサイアOン粉末を窒化珪
素粉末に混合して、窒化珪素粉末90yt%にサイアロ
ン粉末10ft%の原料粉末を得た。その原料粉末をエ
タノールを分散媒としてボールミルにて20W811混
合乾燥して得た粉末を、400ka/dの圧力で金型成
形し、さらに1000ka/3rの静水圧を加えた。そ
れにより得られた成形体に窒素気流中で400kQ/d
の圧力を加えながら1750℃に2時間保持するホット
プレスを施した。その結果得られた窒化珪素焼結体につ
いてJIS規格に基づき室温および1200℃(N2雰
囲気)で3点曲げ試験を行なった。
実施例2
他は実施例1と同様にして、窒化珪素9ewt%にサイ
アロン粉末を4wt%混合した原料粉末から窒化珪素焼
結体を製造し、実施例1と同様に3点曲げ試験を行なっ
た。
アロン粉末を4wt%混合した原料粉末から窒化珪素焼
結体を製造し、実施例1と同様に3点曲げ試験を行なっ
た。
実施例3
他は実施例1および実施例2と同様にし、窒化珪素粉末
85wt%にサイアロン粉末を15wt%混合した原料
粉末から窒化珪素焼結体を製造し、同様に3点曲げ試験
を行なった。
85wt%にサイアロン粉末を15wt%混合した原料
粉末から窒化珪素焼結体を製造し、同様に3点曲げ試験
を行なった。
実施例4
他は各実施例と同様にして、窒化珪素粉末80wt%に
サイアロン粉末を20wt%混合した原料粉末から窒化
珪素焼結体を製造し、3点曲げ試験を行なった。
サイアロン粉末を20wt%混合した原料粉末から窒化
珪素焼結体を製造し、3点曲げ試験を行なった。
比較例1
他は各実施例と同様にして、窒化珪素粉末98wt%に
サイアロン粉末を2wt%混合し、得られた原料粉末か
ら窒化珪素焼結体を製造して3点曲げ試験を行なった。
サイアロン粉末を2wt%混合し、得られた原料粉末か
ら窒化珪素焼結体を製造して3点曲げ試験を行なった。
比較例2
他は上述の各実施例と同様にして、窒化珪素粉末75w
t%にサイアロン粉末を25wt%混合した原料粉末か
ら窒化珪素焼結体を製造し、3点曲げ試験を行なった。
t%にサイアロン粉末を25wt%混合した原料粉末か
ら窒化珪素焼結体を製造し、3点曲げ試験を行なった。
以上の各実施例および比較例における窒化珪素に対する
サイアロンの添加条件と得られる窒化珪素焼結体の3点
曲げ強度を第1表に示す。
サイアロンの添加条件と得られる窒化珪素焼結体の3点
曲げ強度を第1表に示す。
第1表
第1表を見ると明らかなように、実施例1のものは12
00℃において108 ka/−という3点曲げ強度を
示し、他の実施例の焼結体も空温で97 k<1/−以
上、1200℃において90 kM−以上という高い3
点曲げ強度を示す。それに対し、サイアロン粉末の添加
量が2wt%の比較例1では、室温で74に+1/m、
1200℃で69 ko/−程度と強度が低く、さらに
サイアロン粉末の添加量が25wt%の比較例2の焼結
体では、室温で72ka/−11200℃で66 kg
/−程度と強度が低かった。
00℃において108 ka/−という3点曲げ強度を
示し、他の実施例の焼結体も空温で97 k<1/−以
上、1200℃において90 kM−以上という高い3
点曲げ強度を示す。それに対し、サイアロン粉末の添加
量が2wt%の比較例1では、室温で74に+1/m、
1200℃で69 ko/−程度と強度が低く、さらに
サイアロン粉末の添加量が25wt%の比較例2の焼結
体では、室温で72ka/−11200℃で66 kg
/−程度と強度が低かった。
発明の効果
以上のようにこの発明の窒化珪素焼結体の製造方法によ
れば、原料粉末にサイアロン粉末を自沈で4〜2Qwt
%添加して加圧焼結するようにしたことによって、強度
、特に高温強度の高い窒化珪素焼結体を製造することが
できる。
れば、原料粉末にサイアロン粉末を自沈で4〜2Qwt
%添加して加圧焼結するようにしたことによって、強度
、特に高温強度の高い窒化珪素焼結体を製造することが
できる。
Claims (1)
- 原料粉末を高温で加圧しながら焼結を進行させる窒化珪
素焼結体の製造方法において、原料粉末にサイアロン粉
末を内比で4〜20wt%添加することを特徴とする窒
化珪素焼結体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60018005A JPS61178471A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 窒化珪素焼結体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60018005A JPS61178471A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 窒化珪素焼結体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61178471A true JPS61178471A (ja) | 1986-08-11 |
JPH055779B2 JPH055779B2 (ja) | 1993-01-25 |
Family
ID=11959567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60018005A Granted JPS61178471A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 窒化珪素焼結体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61178471A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS569278A (en) * | 1979-07-06 | 1981-01-30 | Tokyo Shibaura Electric Co | Manufacture of heat resistant high strength sintered body |
-
1985
- 1985-01-31 JP JP60018005A patent/JPS61178471A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS569278A (en) * | 1979-07-06 | 1981-01-30 | Tokyo Shibaura Electric Co | Manufacture of heat resistant high strength sintered body |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH055779B2 (ja) | 1993-01-25 |
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