JPS6117741Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117741Y2 JPS6117741Y2 JP1982125716U JP12571682U JPS6117741Y2 JP S6117741 Y2 JPS6117741 Y2 JP S6117741Y2 JP 1982125716 U JP1982125716 U JP 1982125716U JP 12571682 U JP12571682 U JP 12571682U JP S6117741 Y2 JPS6117741 Y2 JP S6117741Y2
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- JP
- Japan
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- dehydration
- washing
- lid
- flange
- tank
- Prior art date
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- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 本考案の技術分野
本考案は洗濯機に関し、特に脱水槽内に洗濯こ
ごを配設してこのかご内で衣類を洗濯し、脱水す
るものである。
ごを配設してこのかご内で衣類を洗濯し、脱水す
るものである。
(ロ) 従来技術及びその問題点
従来脱水槽内に洗濯かごを入れ、このかご内で
洗濯するものがある。これは小容量の衣類や損傷
しやすい衣類を洗う場合に給水量の少ない脱水槽
を利用して節水するためである。脱水槽内ではパ
ルセータが無いから水流はほとんど生じず、損傷
しやすい衣類を洗うには適しているが、逆に洗浄
効果が少すぎることがある。従つて、洗濯かごを
上面板で固定することによつて、このかご周側壁
に衣類を当てて洗浄効果を上げることが考えられ
た。しかし、この場合は脱水時には洗濯かごを外
す必要が逆に生じ、洗濯作業が煩雑になつてしま
つた。
洗濯するものがある。これは小容量の衣類や損傷
しやすい衣類を洗う場合に給水量の少ない脱水槽
を利用して節水するためである。脱水槽内ではパ
ルセータが無いから水流はほとんど生じず、損傷
しやすい衣類を洗うには適しているが、逆に洗浄
効果が少すぎることがある。従つて、洗濯かごを
上面板で固定することによつて、このかご周側壁
に衣類を当てて洗浄効果を上げることが考えられ
た。しかし、この場合は脱水時には洗濯かごを外
す必要が逆に生じ、洗濯作業が煩雑になつてしま
つた。
(ハ) 本考案の目的
本考案は脱水槽内に入れた洗濯かごを洗濯、脱
水の際にそのままにしておくと共に、洗濯時には
回動を止め、脱水時には連動させ、従来の煩雑な
作業を改善するものである。
水の際にそのままにしておくと共に、洗濯時には
回動を止め、脱水時には連動させ、従来の煩雑な
作業を改善するものである。
(ニ) 本考案の構成及び作用
本考案は洗濯かごの上端にフランジを設けると
共に、このフランジを槽上端に載置し、上面板に
作動板を軸支して脱水蓋の開閉時に連動させ、開
蓋時に作動板の作動ピンをフランジの係合孔に上
方から係合して回動を止め、閉蓋時に作動ピンを
引上げて洗濯かごを脱水槽と共に回動できるよう
にしたものである。即ち、脱水蓋の開閉時に洗濯
かごを自動的に固定、或いは自由にできる。そし
て、洗濯時には蓋を開放して状態を見ながら洗濯
でき、又高速回転による脱水時には閉蓋して衣類
の飛び出し等を防ぐことができるのである。
共に、このフランジを槽上端に載置し、上面板に
作動板を軸支して脱水蓋の開閉時に連動させ、開
蓋時に作動板の作動ピンをフランジの係合孔に上
方から係合して回動を止め、閉蓋時に作動ピンを
引上げて洗濯かごを脱水槽と共に回動できるよう
にしたものである。即ち、脱水蓋の開閉時に洗濯
かごを自動的に固定、或いは自由にできる。そし
て、洗濯時には蓋を開放して状態を見ながら洗濯
でき、又高速回転による脱水時には閉蓋して衣類
の飛び出し等を防ぐことができるのである。
(ホ) 本考案の実施例
図面に於て、1は機枠2内に互いに一体成型さ
れた洗濯槽3と脱水受槽4とを装着した二槽式洗
濯機で、上部後部に横長のコントロールボツクス
を配設し、樹脂成型品の基台5に機枠2を載置し
且つ止着している。基台5は機枠2に挿着される
上向きのピン6…と機枠側面に外方から係着され
る爪片7…を形成し、特に爪片7…を薄肉ヒンジ
により一体形成している。
れた洗濯槽3と脱水受槽4とを装着した二槽式洗
濯機で、上部後部に横長のコントロールボツクス
を配設し、樹脂成型品の基台5に機枠2を載置し
且つ止着している。基台5は機枠2に挿着される
上向きのピン6…と機枠側面に外方から係着され
る爪片7…を形成し、特に爪片7…を薄肉ヒンジ
により一体形成している。
8は洗濯槽3の内底部に配設されたパルセータ
で、洗濯タイマーによつて制御される洗濯モータ
9によつて駆動される。10は洗濯タイマーを時
間設定するツマミである。
で、洗濯タイマーによつて制御される洗濯モータ
9によつて駆動される。10は洗濯タイマーを時
間設定するツマミである。
11は脱水受槽4内に配設された脱水槽で、内
底部に脱水モータ12の回転軸を連結すると共
に、この連結部分を隠すキヤツプ13を固定して
いる。そして、槽上部周側にのみ脱水孔14…を
穿設し、カール部15より下方の周側面には適当
な回転角度毎に中心に向う、バツフル16…を設
けている。17は脱水モータ12を制御する脱水
タイマーを時間設定するツマミで、右回転して時
間設定した時には脱水モータ12を一方向に高速
で連続回転せしめ、左回転して時間設定した時に
は脱水モータ12を両方向に低速で間欠回転せし
めるものである。尚、脱水モータ12を高、低に
分けて回転させるために、巻線から中間タツプが
取出してある。又、バツフル16…の出張り度合
はカール部15のそれよりも、少なくしてある。
18…はキヤツプ13の外面に形成された翼片で
ある。
底部に脱水モータ12の回転軸を連結すると共
に、この連結部分を隠すキヤツプ13を固定して
いる。そして、槽上部周側にのみ脱水孔14…を
穿設し、カール部15より下方の周側面には適当
な回転角度毎に中心に向う、バツフル16…を設
けている。17は脱水モータ12を制御する脱水
タイマーを時間設定するツマミで、右回転して時
間設定した時には脱水モータ12を一方向に高速
で連続回転せしめ、左回転して時間設定した時に
は脱水モータ12を両方向に低速で間欠回転せし
めるものである。尚、脱水モータ12を高、低に
分けて回転させるために、巻線から中間タツプが
取出してある。又、バツフル16…の出張り度合
はカール部15のそれよりも、少なくしてある。
18…はキヤツプ13の外面に形成された翼片で
ある。
19は脱水槽11内に取出し可能に挿着された
円筒状の洗濯かごで、カール部15に於ける内径
とほぼ同じ外径を有する。そして、下部開口縁を
内方に絞つて縮径してあり、周側面には透孔20
…を穿設し、上部開口縁にはカール部15上に載
置される縦断面のI字型のフランジ21を全周に
亘つて設けている。22…はフランジ21の外側
上辺に中心を挾んで開口した係合孔である。2
3,23はフランジ21の内側上辺及び垂直辺を
切り下げ且つ同じ円周方向に切り進み、最後に上
向きに切り上げて成る係止孔で、中心を挾んで対
向している。24は洗濯かご19の内底部に挿着
された別体の底板で、浅い逆椀状に形成すると共
に洗濯かご19の下部開口縁上に載置される程度
の外径を有している。そして、表面にはほとんど
凹凸を形成せず、裏面にはキヤツプ13の翼片1
8…間に係合し得る係合翼25…を形成してい
る。
円筒状の洗濯かごで、カール部15に於ける内径
とほぼ同じ外径を有する。そして、下部開口縁を
内方に絞つて縮径してあり、周側面には透孔20
…を穿設し、上部開口縁にはカール部15上に載
置される縦断面のI字型のフランジ21を全周に
亘つて設けている。22…はフランジ21の外側
上辺に中心を挾んで開口した係合孔である。2
3,23はフランジ21の内側上辺及び垂直辺を
切り下げ且つ同じ円周方向に切り進み、最後に上
向きに切り上げて成る係止孔で、中心を挾んで対
向している。24は洗濯かご19の内底部に挿着
された別体の底板で、浅い逆椀状に形成すると共
に洗濯かご19の下部開口縁上に載置される程度
の外径を有している。そして、表面にはほとんど
凹凸を形成せず、裏面にはキヤツプ13の翼片1
8…間に係合し得る係合翼25…を形成してい
る。
26はフランジ21の内径より少しだけ小さな
外径を有する押え蓋で、柔軟な樹脂から成る一対
の半円状の分割体を直線部分で合せ且つヒンジ2
7,27によつて連結して重合可能にしてある。
そして、その直線に対して中心上で直交する対称
な位置に把手孔28,28を夫々形成し、この把
手孔8,28に近接した周縁にはフランジ21の
内側上下辺間に自身の撓みにより係合する突出片
29,29を一体形成し、中央には円形ののぞき
孔30を形成している。又、この押え蓋26は連
結直線部分周縁に円柱状のフツクピン31,31
を突出状に一体形成し、このフツクピン31,3
1をフランジ21の係止孔23,23内に上方か
ら入れて回動させることにより係合することがで
きる。
外径を有する押え蓋で、柔軟な樹脂から成る一対
の半円状の分割体を直線部分で合せ且つヒンジ2
7,27によつて連結して重合可能にしてある。
そして、その直線に対して中心上で直交する対称
な位置に把手孔28,28を夫々形成し、この把
手孔8,28に近接した周縁にはフランジ21の
内側上下辺間に自身の撓みにより係合する突出片
29,29を一体形成し、中央には円形ののぞき
孔30を形成している。又、この押え蓋26は連
結直線部分周縁に円柱状のフツクピン31,31
を突出状に一体形成し、このフツクピン31,3
1をフランジ21の係止孔23,23内に上方か
ら入れて回動させることにより係合することがで
きる。
32は脱水受槽4の上部開口を閉じる上面板
で、後部をコントロールボツクスのところで止
め、又その後部に薄肉ヒンジ33を形成し、この
ヒンジ33を中心に前部を回動させることにより
上部開口を開放することができる。そして、この
開放時には洗濯かご19の出入れが受け槽4内に
誤つて落ちた衣類の引き上げが可能である。又、
この上面板32は衣類投入口34を挾んだ両側上
面に下面及び後面を開放した状態の箱35,35
を膨出形成している。この箱35,35内には前
後方向に長尺な作動板36,36を後端が突出す
るよう配設すると共に、この作動板の中程を軸支
している。この作動板36,36は前端に下向き
に突出した作動ピン37,37を形成すると共に
このピン37,37をスプリング38,38によ
つて常時下向きに弾付勢している。
で、後部をコントロールボツクスのところで止
め、又その後部に薄肉ヒンジ33を形成し、この
ヒンジ33を中心に前部を回動させることにより
上部開口を開放することができる。そして、この
開放時には洗濯かご19の出入れが受け槽4内に
誤つて落ちた衣類の引き上げが可能である。又、
この上面板32は衣類投入口34を挾んだ両側上
面に下面及び後面を開放した状態の箱35,35
を膨出形成している。この箱35,35内には前
後方向に長尺な作動板36,36を後端が突出す
るよう配設すると共に、この作動板の中程を軸支
している。この作動板36,36は前端に下向き
に突出した作動ピン37,37を形成すると共に
このピン37,37をスプリング38,38によ
つて常時下向きに弾付勢している。
39は衣類投入口34を開閉すべく回動する脱
水蓋で、裏面の後部両側には閉成時に上記作動板
36,36の後端を押下げる作動突起40,40
を設けている。
水蓋で、裏面の後部両側には閉成時に上記作動板
36,36の後端を押下げる作動突起40,40
を設けている。
尚、41は洗濯槽3の排水弁(図示せず)を開
閉操作するツマミ、42は洗濯時には完全に取外
される洗濯槽上蓋である。
閉操作するツマミ、42は洗濯時には完全に取外
される洗濯槽上蓋である。
次に本実施例に於ける動作について説明する。
通常の洗濯は洗濯槽3内で実行する。損傷しやす
い小物等の衣類を洗濯する場合は脱水槽11内で
実行する。この場合はまず脱水槽11内に洗濯か
ご19を挿着し、貯水する。衣類を入れ、適宜洗
剤を入れてから脱水タイマーのツマミ17を左回
動して時間設定する。脱水蓋39を開放したまま
実行するので、作動板36,36の作動ピン3
7,37はスプリング38,38の力によつて下
向きに移動し、洗濯かご19のフランジ21の係
合孔22,22内に係入して洗濯かご19の回転
方向の動きを止めている。かくして、静止された
洗濯かご19に対して脱水槽11は脱水モータ1
2によつて短周期で左右に反転駆動され、同時に
キヤツプ13及びその翼片18・・・と底板24
及びその係合翼25・・・とを反転させる。この
結果、洗濯かご19内では衣類を底板24に乗せ
て回転させ、即ち撹拌する。そして、この撹拌の
結果回転水流を生起する。又、洗濯かご19の外
周面と脱水槽11の内周面間に洗濯水を下方から
押上げると共に、透孔20・・・からかご19内
に戻し、結局循環水流を形成する。こうして、衣
類は水流と撹拌とによつて所謂ソフトに洗濯され
る。バツフル16・・・は回転しつつ押上げられ
ている洗濯水の回転力を抑制し、透孔20・・・
に正面から侵入させ、透孔20・・・を抜ける際
の抵抗を減少させて循環水流を強化するものであ
る。
通常の洗濯は洗濯槽3内で実行する。損傷しやす
い小物等の衣類を洗濯する場合は脱水槽11内で
実行する。この場合はまず脱水槽11内に洗濯か
ご19を挿着し、貯水する。衣類を入れ、適宜洗
剤を入れてから脱水タイマーのツマミ17を左回
動して時間設定する。脱水蓋39を開放したまま
実行するので、作動板36,36の作動ピン3
7,37はスプリング38,38の力によつて下
向きに移動し、洗濯かご19のフランジ21の係
合孔22,22内に係入して洗濯かご19の回転
方向の動きを止めている。かくして、静止された
洗濯かご19に対して脱水槽11は脱水モータ1
2によつて短周期で左右に反転駆動され、同時に
キヤツプ13及びその翼片18・・・と底板24
及びその係合翼25・・・とを反転させる。この
結果、洗濯かご19内では衣類を底板24に乗せ
て回転させ、即ち撹拌する。そして、この撹拌の
結果回転水流を生起する。又、洗濯かご19の外
周面と脱水槽11の内周面間に洗濯水を下方から
押上げると共に、透孔20・・・からかご19内
に戻し、結局循環水流を形成する。こうして、衣
類は水流と撹拌とによつて所謂ソフトに洗濯され
る。バツフル16・・・は回転しつつ押上げられ
ている洗濯水の回転力を抑制し、透孔20・・・
に正面から侵入させ、透孔20・・・を抜ける際
の抵抗を減少させて循環水流を強化するものであ
る。
洗濯後に脱水蓋39を閉成して脱水する。この
場合は作動突起40,40が作動板36,36を
押圧して作動ピン37,37を係合孔22,22
から引き上げる。従つて、洗濯かご19はフラン
ジ21でカール部15に載置された状態になるの
で、脱水槽11と共に回転することができる。か
くして、脱水タイマーのツマミ17を右方向に回
動操作して脱水時間を設定すると、衣類中の水が
槽内の水は遠心力によつて透孔20・・・を抜け
て槽壁に沿つて上昇し、脱水孔14・・・から排
出される。この時、かご19と槽壁間の狭い空間
を上昇する水はバツフル16・・・によつて円周
方向の移動が抑制されているので、回転を安定さ
せるための重りとして寄与するものである。
場合は作動突起40,40が作動板36,36を
押圧して作動ピン37,37を係合孔22,22
から引き上げる。従つて、洗濯かご19はフラン
ジ21でカール部15に載置された状態になるの
で、脱水槽11と共に回転することができる。か
くして、脱水タイマーのツマミ17を右方向に回
動操作して脱水時間を設定すると、衣類中の水が
槽内の水は遠心力によつて透孔20・・・を抜け
て槽壁に沿つて上昇し、脱水孔14・・・から排
出される。この時、かご19と槽壁間の狭い空間
を上昇する水はバツフル16・・・によつて円周
方向の移動が抑制されているので、回転を安定さ
せるための重りとして寄与するものである。
押え蓋26は洗濯かご19を用いて洗濯、脱水
する際に使用するのであるが、特に脱水の際には
衣類の飛び出しを防ぐために必らず使用する。こ
の場合、予め分割体を重合して全体を半円状にし
ておき、フツクピン31,31を係止孔23,2
3に入れて回動し、次いで円形に拡大すると共に
突出片29,29を撓ませてフランジ21の内側
上下辺間に係合する。すると、衣類が多い場合は
押上げられ、フツクピン31,31が係止孔2
3,23の上向き切り上げ部分に嵌入すると共
に、突出片29,29がフランジ21の内側上辺
に係合する。
する際に使用するのであるが、特に脱水の際には
衣類の飛び出しを防ぐために必らず使用する。こ
の場合、予め分割体を重合して全体を半円状にし
ておき、フツクピン31,31を係止孔23,2
3に入れて回動し、次いで円形に拡大すると共に
突出片29,29を撓ませてフランジ21の内側
上下辺間に係合する。すると、衣類が多い場合は
押上げられ、フツクピン31,31が係止孔2
3,23の上向き切り上げ部分に嵌入すると共
に、突出片29,29がフランジ21の内側上辺
に係合する。
そして、洗濯後、脱水後に衣類の取出す時はま
ず上面板32を薄肉ヒンジ33を中心に回動して
開放し、押え蓋26の突出片29,29をフラン
ジ21から外し且つフツクピン31,31を係止
孔23,23に係合したまま重合する。すると、
把手孔28,28が合致するので、ここを手指で
持つてかご19毎引き上げる。そして、このまま
物干し場に運ぶことができる。
ず上面板32を薄肉ヒンジ33を中心に回動して
開放し、押え蓋26の突出片29,29をフラン
ジ21から外し且つフツクピン31,31を係止
孔23,23に係合したまま重合する。すると、
把手孔28,28が合致するので、ここを手指で
持つてかご19毎引き上げる。そして、このまま
物干し場に運ぶことができる。
尚、かご19を用いずに脱水することも当然可
能である。
能である。
第7図では洗濯かご19を洗濯だけに使用する
他の実施例を示している。ここでは洗濯かご19
はフランジ21に代えて簡単な翼状のフランジ7
1,71を両側だけに設け、上面板32は箱35
や作動板36等に代えてU字型の受溝72,72
を設けている。又、かご19は把手としてアーム
73を取付けている。かくして、かご19をカー
ル部15に合せつつ脱水槽11内に入れ、フラン
ジ71,71を受溝72,72内に嵌合して回り
止めを成すのである。この第7図では省略してあ
るが、かご19の他の部分(下部)は既述の実施
例と同一であり、同様の洗濯効果を得る。洗濯後
はかご19を引き上げて水を切る。損傷しやすい
小物等の衣類には遠心脱水しない方が良い物があ
るから、その場合はそのまま干す。又、引き上げ
た後にこの脱水槽11内に入れて遠心脱水しても
良い。
他の実施例を示している。ここでは洗濯かご19
はフランジ21に代えて簡単な翼状のフランジ7
1,71を両側だけに設け、上面板32は箱35
や作動板36等に代えてU字型の受溝72,72
を設けている。又、かご19は把手としてアーム
73を取付けている。かくして、かご19をカー
ル部15に合せつつ脱水槽11内に入れ、フラン
ジ71,71を受溝72,72内に嵌合して回り
止めを成すのである。この第7図では省略してあ
るが、かご19の他の部分(下部)は既述の実施
例と同一であり、同様の洗濯効果を得る。洗濯後
はかご19を引き上げて水を切る。損傷しやすい
小物等の衣類には遠心脱水しない方が良い物があ
るから、その場合はそのまま干す。又、引き上げ
た後にこの脱水槽11内に入れて遠心脱水しても
良い。
(ヘ) 本考案の効果
本考案は洗濯かごを固定することにより洗浄効
果を向上できる。しかも脱水蓋の開閉によつて自
動的に固定し、或いは自由にできるので、洗濯か
ごを洗濯、脱水の際に脱水槽内にそのまま残して
おくことができ、煩雑作業を改善できる。特に洗
濯時には開蓋し、脱水時には閉蓋したので、洗濯
状態を確認できると共に高速回転による衣類の飛
び出し等を防ぐことができ、極めて実用的なもの
である。
果を向上できる。しかも脱水蓋の開閉によつて自
動的に固定し、或いは自由にできるので、洗濯か
ごを洗濯、脱水の際に脱水槽内にそのまま残して
おくことができ、煩雑作業を改善できる。特に洗
濯時には開蓋し、脱水時には閉蓋したので、洗濯
状態を確認できると共に高速回転による衣類の飛
び出し等を防ぐことができ、極めて実用的なもの
である。
第1図は本考案による洗濯機の正面断面図、第
2図は要部の平面断面図、第3図は要部を切欠せ
る斜視図、第4図は側断面図、第5図は要部の斜
視図、第6図はフツクピンの係合状態の説明図、
第7図は他の実施例の正面断面図である。 11……脱水槽、19……洗濯かご、35……
フランジ、36……作動板、39……脱水蓋、2
2……係合孔、37……作動ピン、40……作動
突起。
2図は要部の平面断面図、第3図は要部を切欠せ
る斜視図、第4図は側断面図、第5図は要部の斜
視図、第6図はフツクピンの係合状態の説明図、
第7図は他の実施例の正面断面図である。 11……脱水槽、19……洗濯かご、35……
フランジ、36……作動板、39……脱水蓋、2
2……係合孔、37……作動ピン、40……作動
突起。
Claims (1)
- 貯水可能な遠心型の脱水槽を脱水蓋の閉成時に
脱水回転すると共に、開蓋時には洗濯のために回
転し、この脱水槽内に筒状の洗濯かごを配設する
と共に、槽上端にかご上端のフランジを載置し、
上記脱水槽内の上面板に上記脱水蓋の開閉時に連
動される作動板を軸支し、この作動板には脱水蓋
の開放時に上記フランジの係合孔に上方から係合
すると共に閉蓋時には引上げられる作動ピンを設
けて成る洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12571682U JPS5931387U (ja) | 1982-08-19 | 1982-08-19 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12571682U JPS5931387U (ja) | 1982-08-19 | 1982-08-19 | 洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5931387U JPS5931387U (ja) | 1984-02-27 |
JPS6117741Y2 true JPS6117741Y2 (ja) | 1986-05-30 |
Family
ID=30286116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12571682U Granted JPS5931387U (ja) | 1982-08-19 | 1982-08-19 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931387U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4936457U (ja) * | 1972-07-04 | 1974-03-30 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4876769U (ja) * | 1971-12-22 | 1973-09-21 | ||
JPS5262681U (ja) * | 1975-11-05 | 1977-05-09 |
-
1982
- 1982-08-19 JP JP12571682U patent/JPS5931387U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4936457U (ja) * | 1972-07-04 | 1974-03-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5931387U (ja) | 1984-02-27 |
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