JPS61174799A - リ−ド線付円柱状部品の自動供給取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はリード線付円柱状部品の自動供給取付装置、
ざらに詳しく言えば、たとえばコンデンサまたは容最の
ような、リード線付きの円柱状部品をそれを取り付ける
べきプリンｌ−基板上に送給し、かつこれを同プリント
基板に取り付けるための自動供給取付装置に関するもの
である。

〔従来の技術〕

テレビまたはパソコン等に用いられるプリント配線基板
（ここでは略してプリント基板と呼ぶ）には、２４６ｎ
ｘ　３３０ｎの定尺物で、コンデンサのようなリード線
付円柱状部品が大小合わせて１００ないし２００個も取
り付けられるのが普通であり、したがってこのようなリ
ード線付円柱状部品の取り付は能率の良し悪しがテレビ
やパソコンなどの組立能率を大きく左右する重要な問題
となっていご。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来、比較的小さいコンデンサなどについては各種の自
動供給取付装置が実用されているが、上述の場合におい
てほぼ４０ないし５０個に達する、直径１３ｅ以上の比
較的大径のリード線付円柱状部品についてはこれまでに
効率のよい自動供給取付装置はなく、このためこの比較
的大径のリード線付円柱状部品は手差しで取付けしてい
るのが現状であって、効率的な自動供給取付装置の出瑛
が要望されＣいるのが実情である。

（問題点を解決ツるための手段〕 この発明は上述の問題を解決するために、リード線付円
柱状部品を整列状態でプリント基板上に送る供給シュー
トと、前記供給シュー１−の端部に配置され、互いに近
接または１ｉｉｌｉ隔する方向に滑動して前記リード線
付円柱状部品のリード線を挟圧矯正すると共に、前記リ
ード線付円柱状部品を所定の取付位置に送る、１対のリ
ード線整列矯正送出装置と、前記リード線整列矯正送出
装置の上方１％：設けられ、前記リード線付円柱状部品
の本体部を挟圧矯正する１月の本体矯正装置と、前記プ
リント基板の板面に垂直に昇降可能に、かつ自身の軸線
の周りに回転可能に設けられ、下端に前記リード線付円
柱状部品を挿入把持するクランプ孔の形成されたクラン
プロッドと、プリント基板に関して前記クランプロッド
の反対側に、前記クランプロッドと同軸位置を取れるよ
うに移動可能に、かつ自身の軸線方向に進退可能に設け
られ、端部にクリンチ用穴の形成されたクリンチ用ヘッ
ドとを有する、リード線付円柱状部品の自動供給取付装
置を提供するものである。

〔作用〕

プリントＪｌｆｆｉに取り付けられるべきリード線付円
柱状部品はまず供給シュートによってそのプリント基板
上に送られ、リード線整列矯正送出装置および本体矯正
装置によってその本体部とリード線とが正規の形状およ
び位置関係にあるように矯正されて取り付けるべきリー
ド線挿入孔に位置決めされる。

そのリード線付円柱状部品はクランプロッドによって本
体部が把持され、同ロンドによって角度的に位置決めさ
れてリード線がリード線挿入孔に差し込まれる。しかし
てプリント基板の反対側に突出したリード線はクリンチ
用ヘッドによってクリンチ固定される。

〔実施例〕

第１図についてこの発明の一実施例を説明する。

説明は装置の構成説明と作動説明とを供述する形で進め
ることにする。

その前に第４図についてこの発明装置が取り扱うリード
線付円柱状部品を説明する。プリント基板に取り付ける
コンデンサ等のリード線付円柱状部品は、円柱状の本体
部１１と、この底部から軸方向に突出する２本リード線
１２とから成る。２本のリード線１２は根元の間隔のま
ま平行であって、かつこれら両リード線が本体部１１の
中心軸線を含むひとつの平面に含まれている状態がリー
ド線付円柱状部品としての正規の形である。

さてプリント基板２に近接して供給シュート３が配設さ
れる。これは本体部１１を案内する本体案内部３１と、
リード線１２の部分を案内するり−ド轢案内部３２とが
第１図に示されるように設けられる一種のスライドシュ
ートであって、目的のリード線付円柱状部品１はこの供
給シュート３の入口から図示の態勢で供給される。

この発明装置の上流側に適用されて供給シュート３の入
口にリード線付円柱状部品１を供給する装置としては適
宜のホッパまたは整列供給装置を用いればよい。

供給シュート３の終端部はプリント基板２上をこれと平
行に延びるように設けられ、この終端位置に送られたり
−ド榛付円柱状部品１に対して矢印Ｒ１およびＲ２でそ
れぞれ示されるように左右から近接または離隔するよう
に滑動できる１対のリード線整列矯正送出装置１４．４
および本体矯正装置５．５が設けられる。

このうちリード線整列矯正送出装置４はリード線付円柱
状部品１のリード線１２を左右から挟圧矯正する装置で
あり、全体として矢印Ｒ３の方向にも滑動できるよう構
成される。また本体矯正装置５は同じく本体部１１を挟
圧矯正する装置である。

作動の＠字としてはまずリード線整列矯正送出装置１４
．４がリード線１２を挟圧矯正して２本のリード線を互
いに平行かつ送り方向に同一平面上整列するようにし、
その後に本体矯正装Ｈ５，５が作動してこの挟圧矯正さ
れたリード［１１２に対して本体部１１が上述の正規形
状になるように挟圧矯正するわけである。

この後リード線整列矯正送出装置４は矢印Ｒ３に示され
るように滑動してリード線付円柱状部品１を取り付ける
へきり−ド糟挿入孔８に対応する位１１４Ａに移動させ
る。この位置というのは２つのリード１ｌｌＩｎ入孔８
の中心とリード線付円柱状部品１の中心軸線とが一致す
る位置である。

つぎに中空円柱状のクランプロッド６がリード線付円柱
状部品１に対して同軸となるように位置決めされ、矢印
Ｒ４に示されるように下降してその先端に設けられるク
ランプ孔６１によってり一部纏付円柱状部品１をくわえ
る。この状態は破線によって示されている。

リード線挿入孔８とクランプロッド６に把持されたリー
ド線付円柱状部品１のリード１１１２とが完全に合致し
ない場合や、リード線挿入孔８の並び方向が図示のそれ
に対して直交する方向のときは、クランプロッド６が矢
印Ｒ５に示されるように回転して！１！！される。説明
の順序が逆になったがこのときはリード線整列矯正送出
装置ｆ４はすでに矢印Ｒ３の方向に動いてもとの位置ま
で後退しているので°ある。

つぎにクランプロッド６がさらに下降しはじめ、その先
端には把持されたリード線付円柱状部品１のリード１１
２がリード線挿入孔８に挿入され、本体部１１の底面が
プリント基板２の表面に接触するまで進む。

一方、プリン１一基板２の裏面側にはほぼ円柱状をなす
クリンチ用ヘッド７が設けられており、これは第２図に
矢印Ｒ６で示されるように自身の軸方向に昇降できると
ともに、常にクランプロッド６と同軸位置を取るように
υｊ部されている。このため図示してはいないが、たと
えばクランプロッド６とクリンチ用ヘッド７とをプリン
ト基板２を挾んで延びるコテ状アーム部材によって一体
的に連結する構成としてもよい。

クリンチ用ヘッド７の端面部にはリード１１１２が挿入
されるべきクリンチ用穴７１が４個、ピッチをリード線
挿入孔８のそれと等しく取って直交十字形をなす位置に
、それぞれ軸方向に延びるように形成されている。クリ
ンチ用穴７１が４個設けれる理由は、リード線挿入孔８
の並び方向が図示の方向と直交する方向に変わっている
ときでもクリンチ用ヘッド７を回転して調整の必要をな
くするためである。

このクリンチ用ヘッド７は上述のクランプロッド６の下
降運動と共に上稈運動を開始し、第２図に示されるよう
にリード線付円柱状部品１の本体部１１の底面がプリン
ト基板２の表面に接触するときにはクリンチ用ヘッド７
の端面がプリント基板の裏面に到達するように制御され
る。

この後、クリンチ用ヘッド７は矢印Ｒ７に示されるよう
に回転運動を与えられながら下降しり−ド１１１２から
ｅＩｉ脱させられる。これはリード線付円柱状部品１を
クリンチする、つまりその２本のリード線１２をひねっ
てリード線付円柱状部品１がプリント基板２から脱落し
ないようにする作業であり、クリンチ作業後のリード１
１１２の形は第５因に示される。

以上がこの発明装置の各部の構成およびそれらの各分担
作業である。この後、プリント基板２は図示していない
適宜のコンベアなどによって溶融ハンダ液上に送られ、
クリンチ部分がハンダ付けされて次工程に回されること
になる。

以上に述べた各装置のうち、リード線整列矯正送出装置
４．４および本体矯正装置５．５の挟圧矯正運動、クラ
ンプロッド６やクリンチ用ヘッド７の上昇運動などは適
宜のストッパを併用して、たとえば油圧式などの流体圧
シリンダによって駆動するのが適当である。また、リー
ド線整列矯正送出袋［４をプリント基板のリード線挿入
孔８に位置決めするための送り運動は、あらかじめ知ら
れているリード線挿入孔の座標などの位置情報を用いて
数値制御するように構成してもよい。

この発明の装置をひとつのプリント基板に対して複数台
同時に使用することももちろん可能である。図示しては
いないが、プリント基板がリード線付円柱状部品の取付
工程のため流れるコンベアの両側に複数台設置して同時
作動させれば、リード線付円柱状部品の取付工程の効率
は大幅に増大することは必然である。

〔発明の効果〕

この発明によれば、従来適当な自ａｍがなく手差しで行
っていた比較的大径のリード線付円柱状部品のプリント
基板への供給装置が自動的に実施でき、プリント基板へ
の当該部品の取付工程の能率が飛躍的に向上する効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す簡略斜視図、第２図
はリード線付円柱状部品のクリンチ作業を説明する断面
図、第３図は第２図の■−■線による横断面図、第４図
（ａ）、（ｂ）はこの発明装置によって扱うリード線付
円柱状部品を説明する側面図および端面図、第５図はリ
ード線付円柱状部品のクリンチ部分を示す側面図である
。 １・・・・・・リード線付円柱状部品、１１・・・・・
・本体部、 １２・・・・・・リード線、 ２・・・・・・プリント基板、 ３・・・・・・供給シュート、 ４・・・・・・リード線整列矯正送出装置、５・・・・
・・本体矯正装置、 ６・・・・・・クランプロッド、 ６１・・・・・・クランプ孔、 ７・・・・・・クリンチ用ヘッド、 ７１・・・・・・クリンチ用穴。 出願人　日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 代理人　弁理士　増　１）竹　夫 第　２　図 第４園 第５図 第３ｇ （ｂ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、（イ）リード線付円柱状部品（１）を整列状態でプ
   リント基板（２）上に送る供給シュート（３）と、 （ロ）前記供給シュートの端部に配置され、互いに近接
   または離隔する方向に滑動して前記リード線付円柱状部
   品のリード線（１２）を挟圧矯正すると共に、前記リー
   ド線付円柱状部品を所定の取付位置に送る、１対のリー
   ド線整列矯正送出装置（４、４）と、 （ハ）前記リード線整列矯正送出装置の上方に設けられ
   、前記リード線付円柱状部品の本体部（１１）を挟圧矯
   正する１対の本体矯正装置（５、５）と、 （ニ）前記プリント基板の板面に垂直に昇降可能に、か
   つ自身の軸線の周りに回転可能に設けられ、下端に前記
   リード線付円柱状部品を挿入把持するクランプ孔（６１
   ）の形成されたクランプロッド（６）と、 （ホ）プリント基板に関して前記クランプロッドの反対
   側に、前記クランプロッドと同軸位置を取れるように移
   動可能に、かつ自身の軸線方向に進退可能にかつ軸線の
   まわりに回転可能に設けられ、端部にクリンチ用穴（７
   １）を形成されたクリンチ用ヘッド（７）と を有する、リード線付円柱状部品の自動供給取付装置。 ２、前記リード線整列矯正送出装置（４）、本体矯正装
   置（５）、クランプロッド（６）およびクリンチ用ヘッ
   ド（７）が流体圧シリンダによって駆動さることを特徴
   とする、特許請求の範囲第１項記載のリード線付円柱状
   部品の自動供給取付装置。 ３、前記各装置のうち所定の装置の作動が前記プリント
   基板上のリード線挿入孔（８）の位置情報によって数値
   制御されることを特徴とする、特許請求の範囲第１項記
   載のリード線付円柱状部品の自動供給取付装置。