JPS61174271A - 変性カ−ボンブラツク - Google Patents
変性カ−ボンブラツクInfo
- Publication number
- JPS61174271A JPS61174271A JP1344185A JP1344185A JPS61174271A JP S61174271 A JPS61174271 A JP S61174271A JP 1344185 A JP1344185 A JP 1344185A JP 1344185 A JP1344185 A JP 1344185A JP S61174271 A JPS61174271 A JP S61174271A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- black
- carbon black
- carbon
- powder
- rubber
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、変性カーボンブラックに関する。
さらに詳しく言えば、本発明は、ゴム配合物中に配合し
た場合に、優れた分散性を有するカーボンブラックに関
するものである。
た場合に、優れた分散性を有するカーボンブラックに関
するものである。
従来、ゴム工業界における慣用技術として、ゴム配合物
中に、カーボンブラックを配合することが行われている
が、配合物中におけるカーボンブラックの分散状態が、
その配合物によって製造されたゴム製品の寿命に大きな
影響をおよぼすので、ゴム工業の分野では、いかに、カ
ーボンブラックをゴム配合物中に均質に分散させるかが
大きな課題とされている。すなわち、従来のカーボンブ
ラックは、ゴムに配合した場合、分散性に問題があり、
そのため、ゴム配合物において下記の如き、問題点が存
在していた。
中に、カーボンブラックを配合することが行われている
が、配合物中におけるカーボンブラックの分散状態が、
その配合物によって製造されたゴム製品の寿命に大きな
影響をおよぼすので、ゴム工業の分野では、いかに、カ
ーボンブラックをゴム配合物中に均質に分散させるかが
大きな課題とされている。すなわち、従来のカーボンブ
ラックは、ゴムに配合した場合、分散性に問題があり、
そのため、ゴム配合物において下記の如き、問題点が存
在していた。
■ カーボンブラックが凝集塊をつ（りやすいため、製
品の表面肌が悪い。
品の表面肌が悪い。
■ カーボンブラックが充分に分散しないため、ゴムの
耐摩耗性、耐亀裂性、耐引張疲労性が悪い（たとえば、
引張疲労試験を行った場合、一般に製造されたカーボン
ブラックを用いた場合ではたかだか５，０００回の耐疲
労性しか示さない）、 ■ 同、引張破断強さが小さい、 ■ 同、引裂強さが悪い、 ■ 同、低温性が悪い。
耐摩耗性、耐亀裂性、耐引張疲労性が悪い（たとえば、
引張疲労試験を行った場合、一般に製造されたカーボン
ブラックを用いた場合ではたかだか５，０００回の耐疲
労性しか示さない）、 ■ 同、引張破断強さが小さい、 ■ 同、引裂強さが悪い、 ■ 同、低温性が悪い。
本発明者等は、これらの問題点を解決するため、長年研
究を重ねた結果、チャンネルブラック又はファーネスブ
ラックに対し、添加物としてサーマルブラックを含有せ
しめることにより、あるいはまた、添加物として炭素を
主成分とする無機粉粒体（ただしカーボンブラックを除
くンを含有せしめることにより、上記の問題点を解決し
得るところの変性カーボンブラックが得られることを見
出した。
究を重ねた結果、チャンネルブラック又はファーネスブ
ラックに対し、添加物としてサーマルブラックを含有せ
しめることにより、あるいはまた、添加物として炭素を
主成分とする無機粉粒体（ただしカーボンブラックを除
くンを含有せしめることにより、上記の問題点を解決し
得るところの変性カーボンブラックが得られることを見
出した。
本発明はかかる知見に基づくものである。
本発明を、以下に詳細に説明する。
本発明は、まず、第一に、チャンネルブラック又はファ
ーネスブラック１００重量部に対し、添加物としてサー
マルブラック１〜３０重量部を含有せしめてなる変性カ
ーボンブラックを提供するものである。
ーネスブラック１００重量部に対し、添加物としてサー
マルブラック１〜３０重量部を含有せしめてなる変性カ
ーボンブラックを提供するものである。
また、本発明は、チャンネルブラック又はファーネスブ
ラック１ＤＯ重量部に対し、添加物として、炭素を主−
成分とする無機粉粒体（ただしカーボンブラックを除（
）１〜３０重量部を含有せしめてなる変性カーボンブラ
ックを提供するものである。本発明による変性カーボン
ブラックは、それをゴム配合物に混入させておく場合、
小さなせん断力でも、カーボンブラックの凝集塊はこわ
れてしまうため、ゴムの混線中において、カーボン（ラ
ックは初めから大きな凝集塊とはなりにくく、又、たと
え、一旦凝集塊が生成したとしても、小さ々せん断力で
破壊されるため、カーボンブラック粒子の良く分散した
ゴム配合物が得られる。
ラック１ＤＯ重量部に対し、添加物として、炭素を主−
成分とする無機粉粒体（ただしカーボンブラックを除（
）１〜３０重量部を含有せしめてなる変性カーボンブラ
ックを提供するものである。本発明による変性カーボン
ブラックは、それをゴム配合物に混入させておく場合、
小さなせん断力でも、カーボンブラックの凝集塊はこわ
れてしまうため、ゴムの混線中において、カーボン（ラ
ックは初めから大きな凝集塊とはなりにくく、又、たと
え、一旦凝集塊が生成したとしても、小さ々せん断力で
破壊されるため、カーボンブラック粒子の良く分散した
ゴム配合物が得られる。
本発明の変性カーボンブラックにおげろ上記の添加物に
ついて説明すると、まず、サーマルブラックの品種とし
てＦＴ、ＭＴがあげられ、また、炭素を主成分とする無
機粉粒体としては、グラファイトで代表されるカーボン
、無煙炭粉末、コークス粉に代表される石炭類の粉体、
多孔質又は中空球状の活性炭粉体をあげることができる
。
ついて説明すると、まず、サーマルブラックの品種とし
てＦＴ、ＭＴがあげられ、また、炭素を主成分とする無
機粉粒体としては、グラファイトで代表されるカーボン
、無煙炭粉末、コークス粉に代表される石炭類の粉体、
多孔質又は中空球状の活性炭粉体をあげることができる
。
本発明の変性カーボンブラックを製造する方法は、カー
ボンブラックの製造過程において、チャンネルブラック
又はファーネスブラック１００重量部に上記した添加物
１〜６０重量部を加えるこ吉により行われる。この添加
物の、より好ましい使用量は、５〜１５重量部である。
ボンブラックの製造過程において、チャンネルブラック
又はファーネスブラック１００重量部に上記した添加物
１〜６０重量部を加えるこ吉により行われる。この添加
物の、より好ましい使用量は、５〜１５重量部である。
１重量部より少量である場合には、カーボンブラック粒
子のゴム中での分散に効果が少なく、また、３０重量部
より多量では、ゴム物性（例えば耐疲労性）が悪ぐなる
。
子のゴム中での分散に効果が少なく、また、３０重量部
より多量では、ゴム物性（例えば耐疲労性）が悪ぐなる
。
また、上記添加物の好ましい粒径は０．０１〜１０μで
あり、０．０１μ以下の場合は、変性カーボンブラック
の望ましい分散性向上効果が得られず１０μ、以上の場
合は、かえって、ゴムの物性低下を来す原因となり得る
ので好ましくない。
あり、０．０１μ以下の場合は、変性カーボンブラック
の望ましい分散性向上効果が得られず１０μ、以上の場
合は、かえって、ゴムの物性低下を来す原因となり得る
ので好ましくない。
チャンネルブラック又はファーネスブラックに対し、上
記の添加物を混合分散させる方法としては、ボールミル
、ニーグー、乳ばち、パワーミキサー、回転混合機（例
えば■型）、攪拌機（例えば螺旋軸攪拌機）、流動層式
攪拌機等の機器を使用することができるが、本発明の変
性カーボンブラックの製造方法においてはその混合方法
は特定されるものではない。
記の添加物を混合分散させる方法としては、ボールミル
、ニーグー、乳ばち、パワーミキサー、回転混合機（例
えば■型）、攪拌機（例えば螺旋軸攪拌機）、流動層式
攪拌機等の機器を使用することができるが、本発明の変
性カーボンブラックの製造方法においてはその混合方法
は特定されるものではない。
本発明に係る変性カーボンブラックを使用して得られた
ゴムは以下■〉■に示す如き特性を有する。
ゴムは以下■〉■に示す如き特性を有する。
■ 耐摩耗性、耐亀裂性、耐疲労性が非常に優れている
。例えば、耐疲労性を例にとって説明すると、本発明の
変性カーボンブラックを使用した場合、引張疲労で最低
でも１５ｏｏ。
。例えば、耐疲労性を例にとって説明すると、本発明の
変性カーボンブラックを使用した場合、引張疲労で最低
でも１５ｏｏ。
回という耐疲労性がみられるのに対して、従来のもので
は、最高でも１００００回は超えない。
は、最高でも１００００回は超えない。
■ 引張破断強さにおいて優れている。
■ 引張破断伸びにおいて優れている。
■ 低温特性において優れている。
■ 引裂強さにおいて優れている。
−６＝
以下に、本発明の実施例および実用例を掲げ、さらに具
体的に説明する。（以下、部とあるは重量部を表す） （Ａ） 変性カーボンブラックの作製チャンネルブラ
ック又はファーネスブラック１００部に対して、表１に
示す添加物（粒径：表１参照）１０部を乳ばちで、室温
にて３０分間混合し、変性カーボンブラックを作った。
体的に説明する。（以下、部とあるは重量部を表す） （Ａ） 変性カーボンブラックの作製チャンネルブラ
ック又はファーネスブラック１００部に対して、表１に
示す添加物（粒径：表１参照）１０部を乳ばちで、室温
にて３０分間混合し、変性カーボンブラックを作った。
（Ｂ）混線
下記の配合よりなるゴム配合物を、ブラベンダープラス
トグラフにて、１４０℃×２分間混練りした。その後８
インチロールにてロール間隙１．５酊で一度分出しする
。
トグラフにて、１４０℃×２分間混練りした。その後８
インチロールにてロール間隙１．５酊で一度分出しする
。
スチレン・ブタジェンゴム １００部上
記（Ａ）で作製した変性カーボンブラック ６３部
ステアリン酸 １部ＺｎＯ５部 加 硫 剤 ５部（
Ｃ） ゴムシート作製 上記の）の混練りにより・得られたゴム配合物を１６５
℃×５分間で加熱し、２間厚のシートを成形した。得ら
れたゴムシートにつき、表２に示される緒特性をテスト
し、それにより、本発明による変性カーボンブラックの
示す格別の効果を明らかにした（後掲表２参照）。なお
、造粒については、変性カーボンブラックに水を加えそ
れを乾燥して造粒することもできる。
記（Ａ）で作製した変性カーボンブラック ６３部
ステアリン酸 １部ＺｎＯ５部 加 硫 剤 ５部（
Ｃ） ゴムシート作製 上記の）の混練りにより・得られたゴム配合物を１６５
℃×５分間で加熱し、２間厚のシートを成形した。得ら
れたゴムシートにつき、表２に示される緒特性をテスト
し、それにより、本発明による変性カーボンブラックの
示す格別の効果を明らかにした（後掲表２参照）。なお
、造粒については、変性カーボンブラックに水を加えそ
れを乾燥して造粒することもできる。
表 １
表 ２
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、チャンネルブラック又はファーネスブラック１００
重量部に対し、添加物としてサーマルブラック１〜３０
重量部を含有せしめてなることを特徴とする変性カーボ
ンブラック。 ２、チャンネルブラック又はファーネスブラック１００
重量部に対し、添加物として、炭素を主成分とする無機
粉粒体（ただしカーボンブラックを除く）１〜３０重量
部を含有せしめてなることを特徴とする変性カーボンブ
ラック。 ３、前記の添加物が、その粒径０．０１〜１０μの粒子
である特許請求の範囲第１項および第２項の各項に記載
の変性カーボンブラック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1344185A JPS61174271A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 変性カ−ボンブラツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1344185A JPS61174271A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 変性カ−ボンブラツク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61174271A true JPS61174271A (ja) | 1986-08-05 |
Family
ID=11833215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1344185A Pending JPS61174271A (ja) | 1985-01-29 | 1985-01-29 | 変性カ−ボンブラツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61174271A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01301747A (ja) * | 1988-02-03 | 1989-12-05 | Hercules Inc | カーボンブラック含有熱硬化性重合体組成物の製造方法 |
| JPH10204341A (ja) * | 1997-01-21 | 1998-08-04 | Mitsubishi Chem Corp | 塗料組成物 |
| JP2007517085A (ja) * | 2003-12-05 | 2007-06-28 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ゴム材料及びその製造法 |
| JP2008545823A (ja) * | 2005-05-16 | 2008-12-18 | キャボット コーポレイション | カーボンブラックの混合物およびこれを含む製品 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5213807A (en) * | 1975-06-30 | 1977-02-02 | Kubota Ltd | Walking type tiller |
| JPS5415553A (en) * | 1978-06-14 | 1979-02-05 | Takeshi Hayashi | Crushed ice feeder for fish box |
-
1985
- 1985-01-29 JP JP1344185A patent/JPS61174271A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5213807A (en) * | 1975-06-30 | 1977-02-02 | Kubota Ltd | Walking type tiller |
| JPS5415553A (en) * | 1978-06-14 | 1979-02-05 | Takeshi Hayashi | Crushed ice feeder for fish box |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01301747A (ja) * | 1988-02-03 | 1989-12-05 | Hercules Inc | カーボンブラック含有熱硬化性重合体組成物の製造方法 |
| JPH10204341A (ja) * | 1997-01-21 | 1998-08-04 | Mitsubishi Chem Corp | 塗料組成物 |
| JP2007517085A (ja) * | 2003-12-05 | 2007-06-28 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ゴム材料及びその製造法 |
| JP2008545823A (ja) * | 2005-05-16 | 2008-12-18 | キャボット コーポレイション | カーボンブラックの混合物およびこれを含む製品 |
| US8258207B2 (en) | 2005-05-16 | 2012-09-04 | Cabot Corporation | Blends of carbon blacks and products containing the same |
| JP2013177609A (ja) * | 2005-05-16 | 2013-09-09 | Cabot Corp | カーボンブラックの混合物およびこれを含む製品 |
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