JPS6117288Y2 - - Google Patents

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JPS6117288Y2
JPS6117288Y2 JP15872579U JP15872579U JPS6117288Y2 JP S6117288 Y2 JPS6117288 Y2 JP S6117288Y2 JP 15872579 U JP15872579 U JP 15872579U JP 15872579 U JP15872579 U JP 15872579U JP S6117288 Y2 JPS6117288 Y2 JP S6117288Y2
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JP
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cooking
time
microcomputer
key
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JP15872579U
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、マグネトロンの経時劣化等によ
り、変化する現在出力を検知して表示するように
した電子レンジに関する。
一般に、電子レンジの出力は、一般家庭等の定
常状態における電源電圧や発振回路の経時変化に
より変化し、特にマグネトロンの劣化により大幅
に低下する。一方、クツクブツク等に記載されて
いる調理時間、温度等の調理条件またはマイクロ
コンピユータを備えたプレプログラム式の電子レ
ンジのROMに記憶されている調理条件は、電源
電圧が交流100Vでかつ電子レンジの出力が定格
出力である場合の電子レンジに対する設定条件で
ある。したがつて、電源電圧が100Vより低い場
合や定格出力を出力できない古い電子レンジを用
して調理を行なう場合、クツクブツクの調理条件
を電子レンジに設定したり、マイクロコンピユー
タにプロクラムされた調理条件に基づいて運転す
ると、調理は、その性質上電子レンジの出力と調
理時間に対し敏感に反応するため、電子レンジの
出力が低下すると、仕上りが悪くなつたり、場合
によつては調理が出来ないと云う問題点がある。
この考案は、前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、つぎにこの考案を、その
1実施例を示した図面とともに詳細に説明する。
まず、結線図を示した第1図について説明す
る。入力端子子1,2に商用交換電源が印加され
ると、電源トランスT1、第1整流器RC1、第1ダ
イオードD1、2個のレギユレータRE1,RE2、第
1抵抗R1および第1ツエナーダイオードZD1、に
より構成された制御部電源(CS)が駆動し、制
御部電源(CS)の直流正電源端子(Vc)、直流
負電源端子(−Vd)、フイラメント電源端子
(Vf)およびタイムベース電源端子(TB)にそ
れぞれ所定の電圧が発生する。そして、制御部電
源(CS)の直流正電源端子(Vc)の直流正電圧
が第2抵抗R2を介して調理条件制御用のマイク
ロコンピユータ(CPU)のリセツト端子(RT)
に印加され、マイクロコンピユータ(CSU)の
プログラムカウンタがゼロセツトされ、その後、
第2ツエナーダイオードZD2に生じる電圧により
スイツチング用の第1トランジスタQ1がオンさ
れ、リセツト端子(RT)への入力がローレベル
となり、マイクロコンピユータ(CPU)が駆動
待期状態となる。
そして、被調理物の温度検知手段は、下記のよ
うに構成されている。すなわち温度検知用のプロ
ーブ(図示せず)が被調理物にセツトされると、
常閉のプローブスイツチ(PSW)が開状態とあ
り、マイクロコンピユータ(CPU)の第1制御
入力端子IC1の入力信号がローレベルとなつてマ
イクロコンピユータ(CPU)がプローブのセツ
トを検知し、そのプローブのセツトの検知によ
り、第1ないし第4温度データ出力端子OT1
OT4から、連続した各温度値に対応した温度デー
タ信号が2値信号として出力され、かつ温度デー
タ信号が抵抗値のそれぞれ異なる第3ないし第6
抵抗R3〜R6を介して第1演算増幅器A1の一方の
入力端子に入力され、一方、第1演算増幅器A1
の他方の入力端には、第7,第8および第9抵抗
R7,R8,R9により設定された一定電圧の信号が
入力されている。したがつて、第1演算増幅器
A1からは、温度データ信号をアナログ信号に変
換した信号が出力され、かつこの信号が第2演算
増幅器A2の一方の入力力端子に入力される。ま
た、第2演算増幅器A2の他方の入力端には、プ
ローブ内に設けられているサーミスタ(TH)の
温度に対応した抵抗値により決定される信号が入
力されており、第2演算増幅器A2において、両
入力端の入力信号を比較し、一致した時にハイレ
ベル信号を出力してマイクロコンピユータ
(CPU)の温度データ入力端子(IT)に入力さ
れ、この第2演算増幅器A2から温度データ入力
端子(IT)に入力されるハイレベル信号のタイ
ミングにより、マイクロコンピユータ(CPU)
においてサーミスタ(TH)の温度、すなわち被
調理物の温度が検知される。
つぎに、マグネトロン(M)の発振について説
明する。ドアーが閉じられると、各ドアースイツ
チDSW1,DSW2,DSW3がオンし、かつ常閉のモ
ニタスイツチ(MSW)が開状態となり、スター
トキーが押圧されると、マイクロコンピユータ
(OPU)の出力保持用端子(OH)からハイレベ
ル信号が出力されて第2トランジスタQ2がオン
し、制御部電源(CS)の直流正電源端子Vcから
リレー(RL)および第2トランジスタQ2を通つ
て電流が流れ、リレー(RL)が励磁されてその
切換片が常閉接点bから常開接点aに切換わり、
ブロワーモータ(BM)が駆動される。それと同
時に、マイクロコンピユータ(OPU)の出力制
御用端子(OP)から断続的にハイレベル信号が
出力され、このハイレベル信号により第3トラン
ジスタQ3がオンされると、直流正電源端子
(Vc)からフオトカプラー(PH)を構成する発
光ダイオード(LD)に電流ら流れて発光ダイオ
ード(LD)が発光し、その光を受光してフオト
カプラ(PH)のフオトサイリスタ(PT)がオン
する。したがつて、入力端子1,2、ドアースイ
ツチDSW1,DSW2、高圧トランスT2の1次巻
線、サーマルプロテクタ(TP)、第2整流器RC2
の一方の交流側端子および直流正側端子、第10抵
抗(R10)、フオトサイリスタ(RT)、第2整流器
RC2)の直流負側端子および他方の直流負側端
子、トライアツク(TR)のゲートおよび一端に
よる閉ループが閉成され、トライアツク(TR)
がオン状態となり、入力端子1,2の商用交流が
高圧トランスT2の1次巻線に供給され、かつ高
圧トランスT2の2次巻線、高圧コンデンサC1
整流用の第2ダイオードD2および第11抵抗R11
より構成される直流高電圧発生回路より高圧トラ
ンスT2の3次巻線を介してマグネトロン(M)
に直流高電圧が供給され、マグネトロン(M)が
発振して高周波が出力され、被調理物の調理が行
なわれる。この時、出力制御用端子(OP)から
出力される信号のハイレベルの時間が可変される
ことにより、発光ダイオード(LD)の発光時
間、トライアツク(TR)のゲート信号等が制御
され、マイクロコンピユータ(M)の高周波出力
が制御される。また、マイクロコンピユータ
(CPU)の出力保持用端子(OH)の出力信号が
ローレベルになると、リレー(RL)に通電され
なくなり、リレー(RL)の切換片が常閉接点b
に切換わり、マグネトロン(M)の発振が停止す
る。なお、サーマルプロテクタ(TP)は空焚き
防止用であり、オーブン内に被調理物を挿入しな
いで運転した場合、温度が異常に高くなつて開状
態となる。
また、マイクロコンピユータ(CPU)のROM
には、各種の調理に応じた調理時間および出力等
のプログラムが記憶されており、このプログラム
の読出しか、所定の操作キーを押圧することによ
り、直流負電源(−Vd)から、第1ないし第15
抵抗R12〜R15の何れかおよび第1ないし第6ダイ
オードD2〜D6の何れかを介して何れかのキー信
号入力端子IK1〜IK4に入力されるキー信号によ
り行なわれる。そして、ROMから続出された調
理時間の時計は、タイムベース電源端子(TB)
の50Hzまたは60Hzのタイムベース信号により第4
トランジスタQ4をオンオフさせ、かつ該第4ト
ランジスタQ4のコレクタから時間信号入力端子
(INT)に入力される50Hzまたは60Hzの時間信号
をカウントすることにより行なわれ、所定の時間
が経過すると、ブザー信号出力端子(OB)から
ハイレベル信号が出力されて第5トランジスタ
Q5がオンされ、直流正電源端子(Vc)からブザ
ー(BU)に通電され、調理の終了を警告するよ
うになつている。前述の時間信号とは別に、リア
クトル(L)および第2,第3コンデンサC2
C3により構成される発振回路(OSC)から、マ
イクロコンピユータ駆動用のクロツクパルスがク
ロツクパルス入力端子ck1,ck2に入力されてい
る。
さらに、同図および第2図に示す3は、時刻や
出力等の表示を行なう螢光表示管であり、7個の
セグメントが日字状に配置された表示素子3a,
3b,3c,3dを4個配列して構成され、制御
部電源(CS)のフイラメント電源端子(Vf)か
らのフイラメント電源により駆動され、マイクロ
コンピユータ(CPU)の何れかの桁信号出力端
子OG1〜OG4から出力される桁信号により4個の
表示素子3a,3b,3c,3dの何れかが選択
されるとともに、マイクロコンピユータ
(CPU)のセグメント信号出力端子OS1〜OS7
らのセグメント信号により発光して所定の数字を
表示する。
なお、同図において、R16〜R46は第16ないし第
46抵抗、D7およびD8は第7および第8ダイオー
ド、C4,C5は第4および第5コンデンサ、F1
F3はヒユーズである。
つぎに、操作部を示した第2図において、4は
「0」から「9」までの10個の置数キー、5は置
数キー4とともにマイクロコンピユータ
(CPU)の時計機能により螢光表示管3に表示さ
れている時刻を調整する時刻調整キー、6はマイ
クロコンピユータ(CPU)のROMに記憶されて
いる調理条件を指定する調理条件指定キーであ
り、調理条条件指定キー6を押圧したのち所定の
置数キー4を押圧し、さらに、スタートキー7を
押圧ると、置数キー4により指定されたプログラ
ム番号の調理条件がROMから読み出され、この
プログラムの調理条件にしたがつて転される。8
は調理量指定キーであり、ROMに記憶されてい
るプログラムの各調理時間が1人分の被調理物の
量に対して設定されているため、被調理物の量が
1人分以上の時に使用し、調理条件指定キー6、
置数キー4、調理量指定キー8、置数キー4の操
作手順で押圧すると、ROMから読み出されたプ
ログラムの調理時間に、調理量指定キー8の押圧
後に置数キー4で指定された数を乗算して調理時
間が設定される。9,10,11はそれぞれマニ
ユアル操作により調理条件を設定するための調理
時間設定キー、加熱温度設定キーおよび出力レベ
ル設定キーであり、それぞれ置数キー4とともに
設定する。12は前述のマニユアル操作用の各設
定キー9,10,11により設定された調理条件
をマイクロコンピユータ(CPU)のRAMに記憶
させるためのメモリキー、13はメモリキー12
によりRAMに記憶された調理条件のクリアキ
ー、14はストツプキー、15は出力検知用操作
キーである。
つぎに、出力検知用操作キーの使用法を、第3
図を参照して説明する。まず、1000c.c.の水をキヤ
ビテイに入れてオーブン内に挿入し、プローブを
セツトしたのち、調理時間設定キー9を押圧し、
かつ置数キー4により1分間の加熱時間を設定す
る。その後、出力検知用操作キー15を押圧し、
さらに、スタートキー7を押圧する。スタートキ
ー7の押圧と同時に、前述の温度検知手段により
水負荷の初期温度が検知されてRAMに記憶され
るとともに、マグネトロン(M)が発振されて水
負荷が加熱される。そして、1分経過後、温度検
知手段により水負荷の到達温度が検知され、マイ
クロコンピユータ(CPU)において、第3図に
示すようなプロセスで現在出力Poが算出される
算出手段が設けられている。すなわち、水負荷の
初期温度t1と到達温度t2より70×t2-t1/Tの関係
式に基づいて演算し、単位時間当りの電子レンジ
の現在出力Poを算出する。但し、前述の70は
1000c.c.の水負荷の温度を1℃だけ上昇させるのに
要する電子レンジの出力を示し、さらに、Tは加
熱時間を示し、実施例では1分である。そして、
算出された現在出力Poのデータに基づいてマイ
クロコンピユータCPUの桁信号出力端子OG1
OG4およびフイラメント信号出力端子OS1〜OS7
からそれぞれ桁信号およびフイラメント信号が螢
光表示管3に対し出力され、螢光表示管3に、第
4図に示すように、現在出力Poが表示される。
したがつて、調理時間を設定する場合、定格出力
に対する現在出力Poの出力比を計算により求
め、この出力比をクツクブツクに記載されている
調理時間に乗算して新たに調理時間を求めれば、
現在出力Poに応じた調理時間に修正でき、この
修正した調理時間を、マニユアル操作で設定す
る。
なお、前記実施例では、出力検知用操作キー1
5により出力係数1/Kを算出するための所定の
負荷として水を用いたが、油を用いてもよい。ま
た、表示手段は螢光表示管3に限らず、液晶パネ
ルや発光ダイオード等を用いてもよい。
以上のよに、この考案の電子レンジによると、
調理条件制御用のマイクロコンピユータと、温度
検知手段と、出力検知用操作キーと、出力検知用
操作キーの操作により、所定の負荷に対する初期
温度と負荷を一定時間加熱した後の該負荷の到達
温度とを温度検知手段で検知し、かつ両検知温度
より現在出力を算出する算出手段と、現在出力を
表示する表示手段とを備えることにより、現在出
力を確認して適正な調理時間を設定することがで
き、調理の失敗を防止でき、また、メンテナンス
に際して有効に利用することができる。
また、所定の負荷を1000c.c.の水負荷とし、一定
時間を1分間とし、表示手段を表示管とすること
により、マイクロコンピユータによる現在出力の
計算のプログラムが効率的に行なえる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の電子レンジの1実施例を示
し、第1図は結線図、第2図は操作部の正面図、
第3図は現在出力を算出して表示するプロセスを
示すブロツク図、第4図は現在出力を表示した状
態の表示管の正面図である。 CPU……マイクロコンピユータ、3……表示
管、15……出力検知用操作キー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 調理条件制御用マイクロコンピユータと、温
    度検知手段と、出力検知操作キーと、前記出力
    検知操作キーの操作により、所定の負荷に対す
    る初期温度と前記負荷を一定時間加熱した後の
    該負荷の到達温度とを前記温度検知手段で検知
    し、かつ前記両検知温度より現在出力を算出す
    る算出手段と、現在出力を表示する表示手段と
    を備えた電子レンジ。 所定の負荷を1000c.c.の水負荷とし、一定時間
    を1分間とし、表示手段と表示管とした実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の電子レンジ。
JP15872579U 1979-11-15 1979-11-15 Expired JPS6117288Y2 (ja)

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JPS5675607U JPS5675607U (ja) 1981-06-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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