JPS61172723A - ベロ−ズの成形方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は繊維強化複合材料でベローズ状円筒体を成形す
る方法に関する。

従来の技術 外局面をベローズ形状にした分割型に、繊維強化複合材
料を巻付け、外圧をかけて成形する。

発明が解決しようとする問題点 繊維強化複合材料を型の表面に巻付けると、核材料は環
状凸部に接触し環状凹部は浮いた状態になる。この状態
で繊維材料に直角方向の外圧を加えるので環状凹部の材
料に引張力を発生し、繊維の破断や蛇行を生じ品質を劣
化させる。

問題点を解決するための手段 繊維強化複合材料よシなるベローズ素材の一端を型に固
定し、型の環状凹部において成形ロールによシ該材料を
屋に押付は成形する。

作用 成形ロールがベローズ素材を軸方向に移動し得る状態で
、温の環状凹部に押付け、型とロールの間で正確に成形
する。

実施例 第２図は本発明によシ作られるベローズの一例であル、
Ｃ１，１，１，Ｃ１，ｄ／は各々ベローズの山部を示す
。

第１図（７）：　波形の環状凹部αｅＥ’＊ｄを具えた
分割型２に、該分割型２内径とほぼ外型の一致するマｌ
−’Ｊラックス含浸した繊維強化複合材料（プリプレグ
状態）で円筒形に成形したベローズ索材ｌを挿着し、片
側端を固定具４によって押付は力Ｆを与えて固定する。

更に、必要に応じ該分割型２内を真空とする。ベローズ
素材ｌに含まれる繊維としては一般に高強度縁ｋｋ（ガ
ラス繊維、ケプラー繊維、炭素繊維、シリコンカーバイ
ト繊維、アルミナ繊維、ポロン繊維尋）が用いられる。

−回で成形するベローズ素材１は、繊維の方向が同一方
向のものが繊維のたるみ中破断が起り難いため好ましい
。

第１図（イ）：　ベローズの形状に対応したロール３を
用い（移動速度ν１．ｖ２）、分割型２１＆：低速で回
転ルにして固定側の端のベローズ山部αを成形する。こ
の時に素材ｌの反固定側端ａＦｉ材料を引き込まれるこ
とによＦ）　ｚ　ｔ　　だけ軸方向に縮むことになる。

第１図（つ）：　α部の成形が完了すれは引続きｂ部の
成形を同様に行い、更に、順次四様にｃ、ｃｔ部を成形
する。

ベローズを複数の繊維の方向のもので形成したい場合に
は所要繊維の方向に対応した複数個のはローズ素材を準
備し、−鳩ずつ所定の順序で前記（７）、（イ）、（つ
）の要領で成形し層成とする。

第１図に）：　ベローズ素材を二つの繊維の方向のもの
１，１′で成形した例であシ、成形完了後ロール３と固
定具４を取外し、かわシに成形したベローズの内面に円
筒形状のゴム状体５を介在せしめ、シール材５′、５“
、８．９を挿着し、端蓋６，７によシ気密にして内圧Ｐ
を作用させ、該分割型２に完全にベローズを密着させて
硬化させる。

硬化後、円筒形状の！ム状体５を外し、高品質に成形さ
れたベローズ５ｔ−離形する。なお、ベローズ索材ｌ、
１′に軸方向の外力を与える方法も試みたが、実用上そ
こまで行う必要がなかった。

発明の効果 本発明では、ベローズ山部の成形を端から順次行うため
、成形時に材料が自由端側よシ順次供給され、繊維が破
断するようなことはない。

また、本発明では、内圧によシベローズ素材を分割型に
密着させて硬化させるため繊維のたるみ中破断のない、
かつ精度のよシ高品質のベローズが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図（７）、（イ）、（つ）、に）は本発明ベローズ
の成形方法の実施例を段階的に示す。第２図は本発明に
より作られるベローズの一例を示す断面図である。 １・・・ベローズ素材、２・・・分割型、３・・・ロー
ル、４・・・固定具 復代理人　弁理士　岡　本　重　文 外２名 ４・−口χ具

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内周面がベローズ形状をした分割型内に、マトリックス
   を含浸した繊維強化複合材料を前記分割型の内径にほゞ
   等しい外径の円筒形に成形したベローズ素材を挿入し、
   前記ベローズ素材の片側端を固定し成形ロールで固定側
   のベローズ山部から順次加圧成形し、しかる後、ベロー
   ズ素材内部に円筒形状のゴム状体を挿入し該ゴム状体に
   内圧を作用させベローズ素材を分割型に完全に密着させ
   た状態でベローズ素材を硬化させ、硬化後ゴム状体を外
   し、分割型を分解し離型することを特徴とするベローズ
   の成形方法。