JPS61172448A - 多位相同期回路 - Google Patents

多位相同期回路

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JPS61172448A
JPS61172448A JP60012542A JP1254285A JPS61172448A JP S61172448 A JPS61172448 A JP S61172448A JP 60012542 A JP60012542 A JP 60012542A JP 1254285 A JP1254285 A JP 1254285A JP S61172448 A JPS61172448 A JP S61172448A
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phase
channel
signal
clock
bit
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Yasuyuki Okumura
奥村 康行
Kazuhiro Hayashi
一博 林
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/048Speed or phase control by synchronisation signals using the properties of error detecting or error correcting codes, e.g. parity as synchronisation signal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複数の信号チャネルが互いに位相差をもって時
分割多重される信号伝送系において、異なる位相の受信
データに対して伝送装置がそれぞれの受信データに位相
同期をとって受信できるようにするための多位相同期回
路に関するものである。
(従来の技術) 複数の信号チャネルが互い姥位相差をもって時分割多重
される信号伝送系としては例えばディジタル総合サービ
ス網(以下l8DNと略す)等において、宅内接続系と
して採用が検討されているものである。l8DNにおけ
る宅内接続系としては種々の方式が考えられてい不が、
使用線数、拡張の容易さおよびハードウェア量等の点か
ら伝送主装置として加入者線終端装置(以下DSUと略
す)と従伝送装置として端末とをバス形式に接続する伝
送形態が最も有望視されている。
第1図はバス形式による宅内接続系を概念的に説明した
ものである。同図において、1はDSU。
2−1 ・2− nはn個の端末、3はT線、4はR線
、5は終端回路を示し、複数の端末がバス形式に接続さ
れることを示している。T線およびR線はバス線を示し
、DSUから各端末に向う線をR線、各端末からDSU
に向う線をT線と名づけるものとする。
バス形式による宅内接続系の具体的配線形態として第2
図(a)に示す単純バス(DSU’−DT、 : Om
DT、〜DTn =100m程度)および第2図(b)
に示す延長バス(DSU−DT、 : 500 m 、
 DT1〜DTH: 30m程度)が有効である。また
、第2図(切に示すポイント−ツウ−ポイント接続形式
(DSU〜DT1:1000m程度)も考えられる。同
図において第1図と同じ部分を同じ符号で示している。
第2図に示されたごとき伝送系における送受信データの
位相同期の方法としては、従来、以下に述べる方式がと
られていた。すなわちR線に関しては、DSUかも放送
形式にデータを送出し、各端末において受信データ列か
らクロック成分を抽出して位相同期をとる方式が一般的
である。これに対しT線に関しては、第2図(a)およ
び(b)に示したようにバス接続形式の場合、DSUと
各端末間の距離がまちまちであり、同図(C)に示した
ようにバス接続形式とポイント−ツウ−ポイント形式の
伝送距離が大きく異なるため、DSUにおける受信信号
位相が不定となる。また、第2図(al、 (b)およ
び(C)に示した配線形態の全てに対してDSUが共用
できることが望ましい。このため、伝送符号として10
0 % duty AMIを用い、各端末は該端末に割
りあてられたチャネルの情報信号だけでなくフレーム先
頭を示すフレームビットをも送出し1DSUにおいて通
常の位相同期回路によりザンプリングクロックを抽出し
、該クロックによりフレーム同期をとる方式が従来とら
れていた。
第3図は通常のディジタル形位相同期の構成を示したも
のである。同図において、6は2値量子化位相比較器、
7はシーケンシャルループフィルタ、8はマスタクロッ
クオツシレータ、9はノくバス付加または除去回路、1
0は分周器である。同図の位相同期回路においては、2
値量子化位相比較器6は入力信号の1ビツトごとに出力
信号位相との比較を行いその結果+1または−1を出力
する。
この出力はシーケンシャルループフィルタ7で制御の信
頼度を向上してパルス付加または除去回路9を制御する
。上記シーケンシャルループフィルタ7は通常アップ−
ダウンカウンタで構成され、+1人力はカウンタを1ビ
ツト上にシフトさせ、−1人力はカウンタを下方に1ビ
ットシフトさせる。アップ−ダウンカウンタには予め段
数Nを設定しておき、カウンタの内容がNまたは0に到
達すると対応する出力を発生する。この出力に対応して
パルス付加または除去回路9が固定発振器8の出力パル
スに対し付加または除去を行い、その結果を分周器10
により分周して位相同期回路出力信号とする。
第4図は、第3図に示したような位相同期回路を有する
DSUにおける従来の位相同期方式を説明している。同
図において(a)は宅内接続系を示したものであって、
第1図におけると同じ部分を同じ符号で示し、DToは
最近接の端末、DTLは最遠端の端末、DTMは上記D
ToとDTLの間に位置する端末である。また、(b)
は各部信号の位相関係を示している。
(発明が解決しようとする問題点) いま、DSUからDToまでの距離およびDSUからD
TMまでの距離をOm、DSUからDTLまでの距離を
1mとする。また、フレームとして第5図に示したもの
を用いるとする。本例においては1フレームを125μ
secとして冴ビット構成としており、伝送速度は19
2 kbpsである。同図においてB、 、 B、はそ
れぞれ64kbpsのチャネル、Dは16kbpsのチ
ャネル、Fはフレーム先頭を示すフレームビット、Gは
ガードビット、Sはスペアビットを表わす。ガードビッ
トGは送信側においてドライバのハイインピーダンスモ
ードとして送出される。
また、DT。およびDTMはそれぞれB1およびB2が
割りあてられ、DTLはDが割りあてられているとする
。第4図tb+に示すように周期T。のクロックCLに
によって作成されたデータがDSUからR線に■の位相
で送出されたとすると端末DT。およびDTMの入力端
AおよびBにおけるデータ位相■および■は■と等しく
、端末DTLの入力端Cにおけるデータ位相■は■から
時間t。遅れる。ここでケーブルの1m当りの伝搬遅延
をv (sec/m)とすると、to=v −l (s
ec)である。これに対する各端末におけるT線へのデ
ータ送出位相は、各端末のR線受信位相に一致するよう
に調整される。
従って、端末DTLの送出位相■は受信位相■にほぼ等
しく、端末DTMの送出位相■は受信位相■にほぼ等し
く、端末DToの送出位相■は受信位相■にほぼ等しい
。これらのデータがDSUに受信される際の位相は端末
の距離によって異なり、端末DTLからのデータ位相■
Lはデータ位相■から時間2to遅れ端末DT0および
DTMからのデータ位相■。はデータ位相とほぼ等しい
。この場合、DSUにデータ位相■。で到着するビット
数はデータ位相■Lで到着するビット数の2 X (6
4/16 )=8倍である。DSUにおいて、第3図に
示した位相同期回路の出力位相は、ビット数が8倍ある
情報信号の位相■。にほぼ一致し、CLK2が得られる
。伝送路特性による波形劣化を考慮して識別時間余裕を
l/4タイムスロツト、すなわち0.25 ’r0を割
りあてるとすると、データ位相■Lに対して上記識別時
間余裕を確保するためには次式が満たされねばならない
2 to(0,25To・(11 通常ノケーブルにおいては、v =5 (n sec/
m )であり、伝送速度は192 kbpsであるから
、式(1)の関係からt。(650[n sec )で
あり、サンプリングが有効に行われる限界の距離は次式
で与えられる。
1 (to/ v = 130 (m)      −
(2)このように距離が制限されてしまい、特にオフィ
ス等広い範囲にl5DN宅内接続系を適用する場合、大
きな問題となる。
また、データ位相■1で到着する信号に対してはサンプ
リングクロックの位相余裕が少なく、該信号の誤り率が
悪化するという欠点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこのような従来技術の問題点を解決するため、
加入者線終端装置に対応する伝送主装置と、端末に対応
する従伝送装置が複数台バス形式で接続される情報伝送
系において、伝送主装置は各々の従伝送装置から送られ
た情報チャネルの最終ビットにおいて位相同期回路を初
期位相にリセットし、該位相同期回路は次に続く情報チ
ャネル中の信号に瞬時位相追従したサンプリングクロッ
クを発生するようにしたものである。
(作 用) 位相同期回路が最も早い位相と最も遅い位相の中間値に
初期設定されるので、位相同期に要する時間が短縮され
、サンプリングクロックの位相余裕が大きくなり、本発
明の目的が達成される。
第6図は本発明の実施例であり、フレームフォーマット
として第5図に示した構成をとる場合を示したものであ
る。ここで11はフレームビット検出回路、12はPL
LIJセット信号発生回路、13は4人力オアゲート、
14は瞬時追従形PLL、15−1・15−2・ 17
は2人力オアゲート、16−1・16−2はクロック出
力回路、18は固定発振器−である。また第7図は第6
図の実施例における各部信号を示し、■は多位相同期回
路への入力信号、■はフレームビット検出回路11の出
力するフレームビット検出信号、■、■、■、■はそれ
ぞれフレームビット、Dチャネル、B、チャネル、B2
チャネルの信号なPLL14が受信する直前のリセット
用信号、■はPLL14の出力するクロックパルス、■
はフレームビットならびにDチャネル用サンプリングク
ロック、■はB、チャネルおよびB2チャネル用サンプ
リングクロック、■は■と■を合成した出力クロックで
あって、これらの各信号は同じ番号によって第6図中に
おける対応個所に示されている。
実施例におけるチャネル構成(2B+D、 B : 6
4kbps、 D: 16kbps )は、主として住
宅および事業所の1部屋内への適用を想定する。この適
用領域に対して要求される端末間距離は100〜150
mと想定される。また、家庭および構内での劣悪な雑音
環境を考慮するとタイミング条件による端末間距離制限
は200〜250mとすることが望ましい。
第7図に示した信号位相は、第4図に示した宅内接続系
において、B、チャネル、B2チャネル、げるものであ
る。伝送符号としては前述の100%AMIを用い、ガ
ードビットGは全てハイインピーダンスモード(無信号
)とする。フレーム同期のためのフレームビット検出に
は、通常AMIバイオレーションが用いられており、フ
レームビット検出回路11はこれを検出してフレームビ
ット検出信号■を発生する。フレームビットはDTo、
 DTM。
DTLの3台ともが送出するが、最近接端末即ちDT。
およびDTMから送出されたパルスのレベルが高いため
DSUの受信端におけるフレームビット位相はDT。お
よびDTMの位相に一致する。リセット信号発生回路は
■を受けてフレームビット、Dチャネル、B1チャネル
、およびB2チャネルに対応したリセット信号■、■、
■および■を発生する。
各リセット信号は対応するチャネル先頭の直前のビット
即ちガードビットGにおいて発生される。
このリセット信号の位相は、フレームビット検出信号位
相を基準忙して、αXTo(0,25<α(0,35。
To:lタイムスロット幅)だけ遅れた位相とする。
この理由は、各チャネルの信号からクロック抽出する直
前で初期で初期位相を設定するため、ならびに最遠端端
末から送られてくる最も遅い信号位相と初期位相の差を
可能な限り減少させ、PLT。
の位相追従量を減少させるためである。通常、PLLの
位相追従量が0.5XToを越えると1フレーム内のク
ロックパルス数の増減が生じ、フレーム同期はずれが起
きる。上述の如き初期位相設定により、フレームビット
位相に比して0.75 x To−0,8x T。
遅い位相のチャネルを受信してもフレーム同期はずれが
生じない。リセット信号■〜■を加えあわせた信号によ
りPLL14はリセットされる。PLL14は、パケッ
トモード信号の如く位相引きこみのためのフラグパター
ンが非常に短い場合にも追従可能とするため、フィルタ
のない瞬時追従形である。クロック出力回路16−1お
よび16−2は各々、フレーム・Dチャネル用およびB
、 、 B、チャネル用であり、クロック■からフレー
ム・Dチャネル用に抽出されたクロックパルスが■、B
1・B2チャネル用に抽出されたクロックパルスが■で
ある。
■と■を合成して、サンプリングクロックOを発生する
第8図は本発明の第2の実施例において用いられるフレ
ーム構成を示しており、B1.B2はそれぞれ64 k
bps 、 Dは16 kbpsのチャネル、Fはフレ
ームの先頭を示すフレームビットを表わしている。
第5図と異なる点は、ガードピッ)Gおよびスペアビッ
トSがない点である。本例においては1フレームを12
5μsecとしてmビット構成としており、伝送速度は
160 kbpsである。第9図は本発明の第2の実施
例構成を示している。同図において、第6図と同じ部分
は同じ番号で示されており、それらの動作も第6図の場
合と異ならない。また、19−1.19−2はクロック
移相回路である。また、第10図は第9図の回路におけ
る各部信号を示しているが、宅内接続系として第7図に
おけると同様に第4図(a)の系を考えている。第1O
図において、■〜■は第7図における同番号の信号と同
じ意味をもっている。また同図において、■は■のクロ
ック信号からフレームならびにDチャネル用クロックを
抽出し、各チャネルの第1ビットに相当するクロック位
相を遅延させ、最終ビットに相当するクロック位相を早
めたものである。また、■は■のクロック信号から81
ならびにB、チャネル用クロックを抽出し、各チャネル
の第1ビットならびに最終ビットに相当するクロック位
相に■と同様の処理を施したものである。[相]は■と
■を合成したものであり、受信信号全体のサンプリング
クロックとして用いることができる。クロック[相]は
各チャネルごとに受信信号位相と一致しており、第8図
に示したフレーム構成のごとくチャネル間にガードビッ
トが無い場合に適するよう各チャネルの第1ビットに対
するクロック位相が遅れ、最終ビットに対するクロック
位相が早まるよう制御される。ここで、各チャネル第1
ピントに対するクロック位相の遅れおよび最終ビットに
対する進みの量は受信信号の波形歪に応じて設定される
ものである。
上述の2つの実施例においては、伝送主装置としてのD
SUにおけるサンプリングクロック識別時間余裕を1/
4タイムスロツト確保しても、DSUの入力信号位相偏
差はl/2タイムスロツトまで許容される。従って、式
(1)に対応して 2 to (0,5T、        ・・・(3)
が得られる。伝送速度が192 kbpsであっても、
第4図(a)の系においてサンプリングが有効に行われ
る限界の距離はガードビットの有無にかかわらず260
 mに延長される。
11のバイオレーション検出回路の実施例を第11図に
示す。ここで、20−1.20−2はコンパレータ、 
′21−1.21−2は立ち上り検出回路、22−1.
22−2はFLSフリップフロップ、23−1.23−
2.25−1.25−2はアンドゲート、24−1.2
4−2はシフトレジスタ、26−1.26−2.27は
オアゲート、田は単安定マルチバイブレータ、四は遅延
回路である。このバイオレーション検出回路の動作タイ
ムチャートを第12図に示す。同図(a)は、バイオレ
ーションが生じるまでに1ビット以上間隔がある場合、
(b)はバイオレーションが直後に生じる場合を示して
いる。第12図はバイオレーションが正側で生じる場合
を示しているが、負側で生じる場合も同様な動作をする
。バイオレーションが生じる迄に1ビット以上間隔があ
る場合は(第12図(a))、入力信号の正側立ち上が
り信号0がR847リツプフロツプ22−1のセット入
力に加えられる。また負側の立ち上がり信号がリセット
入力に加えられるため、BSフリップフロップ22−1
のQ出力@は、正側信号を受信してから負側信号を受信
するまでH”レベルとなる。この間に、再び正側立ち上
がり信号があるとバイオレージ震ン検出信号@が出力さ
れる。
これがモノマルチあ、遅延回路四を通してFビット後半
でL”レベルとなる出力信号@を得る。
マタ、バイオレーションが直後に生じる場合は(第12
図(b))、入力信号の正側立ち上がり信号■がシフト
レジスタ24−1に加えられる。マスタクロックの速度
が入力信号速度のN倍ならば、シフトレジスタはN段と
する。これにより1ビット分遅延した正側立ち上がり信
号0がアンドゲート5−1に加えられる。このアンドゲ
ート25−1の他の入力には、入力信号の正側信号が加
えられ、該アンドゲート出力がバイオレーション検出信
号となる。
第13図は、14の瞬時追従形PLLをディジタル回路
で構成した一実施例である。ここで30−1.30−2
は立ち下がり検出回路、31−1.31−2はR8フリ
ップフロップ、32−1.32−2はアンドゲート、3
3−1゜33−2,37は分周器、31−1.31−2
はシフトレジスタ、あはセレクタ、藁はセレクタを示す
。このPLLの動作タイムチャートを第14図に示す。
同図(a)は入力信号に対して出力クロック位相が早い
場合、(b)は遅い場合を示している。入力信号位相に
対して出力クロック位相が早い場合は(第14図(a)
)、出力クロックの立ち下がり信号@が887リツプフ
ロツプ31−1のセット入力に加えられる。また、入力
信号の立ち下がり信号◎がリセット入力に加えられるた
め、RSフリップフロップのQ出力@は入力信号位相と
クロック位相の差だけ”H”レベルとなる。このQ出力
@とアンドゲート32−1によってマスクをかけられた
マスタクロックパルスは分局器33−1によって、その
パルス数が調整される。分局器33−1の出力[相]は
シフトレジスタ34−1によってシリアル−パラレル変
換され、セレクタあを経て分局器ごにプリセット値とし
て入力される。このプリセット値だけクロック位相は遅
くなる。入力信号位相偏差して出力クロック位相が遅い
場合は(第14図(b) ’) 、入力信号の立ち下が
り信号◎がBSフリップフロップ31−2のセット入力
に加えられる。また、出力クロックの立ち下がり信号[
有]がリセット入力に加えられるため、R,Sフリップ
フロップのQ出力[相]は入力信号位相に対し出力クロ
ック位相が遅い分だけ“H”レベルとなる。とのQ出力
[相]とアンドゲート32−2によってマスクをかけら
れたマスタクロックパルスは分周期33−2によって、
そのパルス数が調整される。分周器33−2の出力[相
]はシフトレジスタ讃−2によってシリアル−パラレル
変換され、セレクタあを経て分周器37にプリセット値
として入力される。このプリセット値だけクロック位相
は早くなる。分周器33−1の分周比M1ハ1および分
周器33−2の分周比M2/N2は、それぞれ出力クロ
ック位相を遅くするための制御量および早くするための
制御量を決定する。また、シーケンシャルループフィル
タがなく、ある受信信号のビット位相とクロック位相差
により、次のビットに対するクロック位相が制御され、
瞬時追従が可能となる。
第15図は19−2のB、 、 B2チャネル用クロッ
ク移相回路の一実施例である。ここで、あは遅延回路、
39はRSフリップフロップ、菊、44はアンドゲート
、41はカウンタ、42はモノマルチ、43は立ち下が
り検出回路、都はオアゲートである。このクロック移相
回路の動作タイムチャートを第16図に示す。第15図
はB、 、 B2チャネル用を示しているが、F、Dチ
ャネル用の19−1の場合は、カウンタ41の段数を1
とすることにより構成でき、動作タイムチャートもカウ
ンタの満了数を除いては第16図と同一である。PLL
のリセット信号■は遅延回路間により、約1.5タイム
スロツト遅れてR,Sフリップフロップのセット入力に
入力される。この遅延量は、正確にはチャネルの第1ビ
ツトに対するクロック位相遅延量とリセット信号■の位
相により定まる。Ft8フリップフロップIのQ出力@
は@と同時にH”レベルとなり、アンドゲートaが開か
れる。アンドゲート菊を通過したクロック■はカウンタ
41で7個数えられる。カウンタ41のQ出力は数え終
わると”L”レベルとなり、その変化点がR,Sフリッ
プフロップ39のリセット入力に加えられ、[相]は”
L”レベルに戻る。これにより、アンドゲート櫃は閉じ
られると同時に、モノマルチ42により8ビツト目に対
応するクロックパルス[相]が作られる。オアゲート石
によって、■と7個のクロックパルスは合成されてB、
、B、チャネル用クロック■を得る。ここで、モノマル
チCによって作られるクロックパルスの位相で、チャネ
ルの最終ビットに対するクロック位相が決まる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の多位相同期回路をバス接続
系の伝送主装置に備えれば、フレームフォーマット中に
おけるガードビットの有無にかかわらず伝送主装置にお
いて受信信号中のフレームビットを検出することにより
、この検出信号位相を基準として各チャネルの受信直前
におけるPLLリセットパルスを発生し、このリセット
パルス位相を適当に設定することにより、PLLの初期
位相を最も早い受信位相と最も遅い受信位相の中間に設
定し、且つPLLを瞬時追従形とすることによって各チ
ャネルに対し最適な位相のサンプリングクロックを得る
ようにしたので、伝送主装置と従伝送装置の距離差を拡
大することができ、また、受信信号位相と出力クロック
位相が一致するため、識別誤り確率を減少させることが
できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はバス形式宅内接続系の概念図、第2図は宅内接
続系の具体的配線形態、第3図は従来のディジタル形位
相同期回路の構成図、第4図は第3図における位相同期
回路を有するDSUにおける位相同期方式の説明図、第
5図は第4図における従来の位相同期方式および本発明
の多位相同期回路の一実施例におけるフレームフォーマ
ットを示す図、第6図は本発明回路の一実施例構成図、
第7図は第6図の実施例における各部信号を示すタイム
チャート、第8図は本発明回路の第2の実施例における
フレームフォーマットを示す図、第9図は本発明回路の
第2の実施例構成図、第1O図は第9図の実施例におけ
る各部信号を示すタイムチャート、第11図は各実施例
におけるフレームビット検出回路のブロック図、第12
図は第11図の動作タイムチャート、第13図は各実施
例における瞬時追従形PLLのブロック図、第14図は
第13図の動作タイムチャート、第15図は第9図の実
施例におけるクロック移相回路のブロック図、第16図
は第15図の動作タイムチャートである。 1 ・DSU、2−1〜2−、・・・端末、3 ・T線
、4 ・PL線、5・・・終端回路、 6・・・2値量
子化位相比較器、7・・・シーケンシャルループフィル
タ、8,181゜マスタークロック発振器、  9・・
・パルス付加または除去回路、 10.33−1.33
−2.37・・・分周器、11・・・フレーム同期用バ
イオレーション検出回路、12・・・リセット信号発生
回路、 13・・・4人力オアゲート、 14・・・瞬
時追従形PLL、  15−1.15−2゜17、26
−1.26−2.45・・・オアゲート、 16−1.
16−2・・・クロック出力回路、 19−1.19−
2・・・クロック移相回路、 20−1.20−2・・
・ケーブルデテクタ、21−1.21−2・・・立ち上
がり検出回路、 22−1.22−2゜31−1.31
−2.39・・・RSフリップフロップ、 23−1゜
Z3−2.25−1.25−2.32−1.32−2.
40.44・・・アンドゲート、 24−1.24−2
.34−1.34−2・・・シフトレジスタ、  28
.42・・・モノマルチ、29.38・・・遅延回路、
30−1.3)−2,43・・・立ち下がり検出回路、
  あ、35・・・セレクタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の信号チャネルが互いに位相差を持って時分
    割多重される信号伝送系の受信用位相同期回路において
    、受信した信号に瞬時に位相同期するPLLと伝送フレ
    ーム上のフレーム先頭ビットを検出する手段と、検出さ
    れた先頭ビットの位相を基準にして最も早い受信位相と
    最も遅い受信位相の中間値に上記PLL出力を設定する
    手段を備え、各チャネルを受信する直前に上記の中間値
    位相にPLL出力を設定し、各チャネルに対するPLL
    の追従位相量を最小化するとともに、位相の異なる複数
    チャネルが多重化された伝送フレームの受信信号に対し
    各チャネルごとに位相同期することを特徴とする多位相
    同期回路。
  2. (2)PLLの出力クロックパルスを各チャネル毎に1
    つのチャネルが有するビット数だけ抽出する手段が、各
    チャネルの第1ビットに対応するクロック位相を遅らせ
    、チャネルの最終ビットに対応するクロック位相を早め
    るように制御することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の多位相同期回路。
JP60012542A 1984-02-03 1985-01-28 多位相同期回路 Granted JPS61172448A (ja)

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JP60012542A JPS61172448A (ja) 1985-01-28 1985-01-28 多位相同期回路
CA000473451A CA1261012A (en) 1984-02-03 1985-02-01 Polyphase phase lock oscillator
EP85900765A EP0171436B1 (en) 1984-02-03 1985-02-02 Multi-phase synchronizing circuit
US06/732,797 US4682327A (en) 1984-02-03 1985-02-02 Polyphase phase lock oscillator
PCT/JP1985/000043 WO1985003610A1 (en) 1984-02-03 1985-02-02 Multi-phase synchronizing circuit
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