JPH0344467B2 - - Google Patents

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JPH0344467B2
JPH0344467B2 JP59017114A JP1711484A JPH0344467B2 JP H0344467 B2 JPH0344467 B2 JP H0344467B2 JP 59017114 A JP59017114 A JP 59017114A JP 1711484 A JP1711484 A JP 1711484A JP H0344467 B2 JPH0344467 B2 JP H0344467B2
Authority
JP
Japan
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channel
phase
signal
clock
bit
Prior art date
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Application number
JP59017114A
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English (en)
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JPS60172855A (ja
Inventor
Yasuyuki Okumura
Kazuhiro Hayashi
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Priority to CA000473451A priority patent/CA1261012A/en
Priority to DE8585900765T priority patent/DE3585001D1/de
Priority to PCT/JP1985/000043 priority patent/WO1985003610A1/ja
Priority to EP85900765A priority patent/EP0171436B1/en
Priority to US06/732,797 priority patent/US4682327A/en
Publication of JPS60172855A publication Critical patent/JPS60172855A/ja
Publication of JPH0344467B2 publication Critical patent/JPH0344467B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/048Speed or phase control by synchronisation signals using the properties of error detecting or error correcting codes, e.g. parity as synchronisation signal

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(技術分野) 本発明は複数の信号チヤネルが互いに位相差を
もつて時分割多重される信号伝送系において、異
なる位相の受信データに対して伝送装置がそれぞ
れの受信データに位相同期をとつて受信できるよ
うにするための多位相同期回路に関するものであ
る。 (背景技術) 複数の信号チヤネルが互いに位相差をもつて時
分割多重される信号伝送系としては例えばデイジ
タル総合サービス網(以下ISDNと略す)等にお
いて、宅内接続系として採用が検討されているも
のがある。ISDNにおける宅内接続系としては
種々の方式が考えられているが、使用線数、拡張
の容易さおよびハードウエア量等の点から伝送主
装置として加入者終端装置(以下DSUと略す)
と従伝送装置として端末とをバス形式に接続する
伝送形態が最も有望視されている。 第1図はバス形式による宅内接続系を概念的に
説明したものである。同図において、1はDSU、
2−1……2−Nはn個の端末、3はT線、4は
R線、5は終端回路を示し複数の端末がバス形式
に接続されることが示されている。T線およびR
線はバス線を示し、DSUから各端末に向かう線
をR線、各端末からDSUに向かう線をT線と名
づけるものとする。 バス形式による宅内接続系の具体的配線形態と
して第2図aに示す単純バス(DSU〜DT1:0
m、DT1〜DTn:100m程度)および第2図bに
示す延長バス(DSU〜DT1:500m、DT1
DTn:30m程度)が有効である。また、第2図
cに示すポイント−ツウ−ポイント接続形式
(DSU〜DT1:1000m程度)も考えられる。同図
において第1図におけると同じ部分を同じ符号で
示している。 第2図に示されたごとき伝送系における送受信
データの位相同期の方法としては、従来、以下に
述べる方式がとられていた。すなわちR線に関し
ては、DSUから放送形式にデータを送出し、各
末端において受信データ列からクロツク成分を抽
出して位相同期をとる方式が一般的である。これ
に対してT線に関しては、第2図aおよびbに示
したようにバス接続形式の場合、DSUと各端末
間の距離がまちまちであり、同図cに示したよう
にバス接続形式とポイント−ツウ−ポイント形式
の伝送距離が大きく異なるため、DSUにおける
受信信号位相が不定となる。また、第2図a,b
およびcに示した配線形態の全てに対してDSU
が共用できることが望ましい。このため、伝送符
号として100%AMIを用い各端末は、該端末に割
りあてられたチヤネルの情報信号だけでなくフレ
ーム先頭を示すフレームビツトをも送出し、
DSUにおいて通常の位相同期回路によりサンプ
リングクロツクを抽出し、該クロツクによりフレ
ーム同期をとる方式が従来採られている。 第3図は通常のデイジタル形位相同期回路の構
成を示したものである。同図において、6は2値
量子化位相比較器、7はシーケンシヤルループフ
イルタ、8は固定発振器、9はパルス付加または
除去回路、10は分周器である。同図の位相同期
回路においては、2値量子化位相比較器6は入力
信号の1ビツトごとに出力信号位相との比較を行
いその結果+1または−1を出力する。この出力
はシーケンシヤルループフイルタ7で制御の信頼
度を向上してパルス付加または除去回路9を制御
する。上記シーケンシヤルループフイルタ7は通
常アツプ−ダウンカウンタで構成され、+1入力
はカウンタを1ビツト上にシフトさせ、−1入力
はカウンタを下方に1ビツトシフトさせる。アツ
プ−ダウンカウンタには予め段数Nを設定してお
き、カウンタの内容がNまたはOに到達すると対
応する出力を発生する。この出力に対応して、パ
ルス付加または除去回路9が固定発振器8の出力
パルスに対し付加または除去を行い、その結果を
分周器10により分周して位相同期回路出力信号
とする。 第4図は、第3図に示したような位相同期回路
を有するDSUにおける従来の位相同期方式を説
明している。同図においてaは宅内接続系を示し
たものであつて、第1図におけると同じ部分を同
じ符号で示し、DT0は最近接の端末、DTLは最遠
端の端末、DTMは上記DT0とDTLの間に位置する
端末である。また、bは各部信号の位相関係を示
している。 いま、DSUからDT0までの距離およびDSUか
らDTMまでの距離を0m、DSUからDTLまでの
距離をlmとする。またフレームとして第5図に
示したものを用いるとする。本例においては1フ
レームを125μsとして24ビツト構成としており、
伝送速度は192kbpsである。同図においてB1,B2
はそれぞれ64kbpsのチヤネル、Dは16kbpsのチ
ヤネル、Fはフレーム先頭を示すフレームビツ
ト、Gはガードビツト、Sはスペアビツトを表わ
す。ガードビツトGは送信側においてドライバの
ハイインピーダンスモードとして送出される。ま
た、DT0およびDTMはそれぞれB1およびB2が割
りあてられ、DTLはDが割りあてられているとす
る。第4図bに示すように周期T0のクロツク
CLK1によつて作成されたデータがDSUからR線
にの位相で送出されたとすると端末DT0および
DTMの入力端AおよびBにおけるデータ位相
およびはと等しく、端末DTLの入力端Cにお
けるデータ位相はから時間t0遅れる。ここで
ケーブルの1m当りの伝搬時間をv〔sec/m〕と
すると、t0=v・t secである。これに対する
各端末におけるT線へのデータ送出位相は、各端
末のR線受信位相に一致するように調整される。
従つて端末DTLの送出位相は受信位相にほぼ
等しく、端末DTMの送出位相は受信位相に
ほぼ等しく、端末DT0の送出位相は受信位相
にほぼ等しい。これらのデータがDSUに受信さ
れる際の位相は端末の距離によつて異なり、端末
DTLからのデータ位相Lはデータ位相から時
間2t0遅れ、端末DT0およびDTMからのデータ移
0はデータ位相とほぼ等しい。第4図にお
いて端末DT0は64kbpsのB1チヤネルが割り当て
られ、端末DTMは64kbpsのB2チヤネルが割り当
てられ、端末DTLは16kbpsのDチヤネルが割り
当てられている。この場合、端末DT0からのB1
チヤネルと端末DTMからのB2チヤネルは0の位
相でDSUが受信し、端末DTLからのDチヤネル
Lの位相で受信する。従つて、DSUが0の位
相で受信するのは2×64kbps=128kbpsであり、
Lの位相で受信するのは16kbpsである。従つ
て、DSUが0の位相で受信するビツト数は、L
の位相で受信するビツト数の8倍となる。DSU
において、第3図に示した位相同期回路の出力位
相は、ビツト数が8倍ある情報信号の位相0
ほぼ一致し、CLK2が得られる。伝送路特性によ
る波形劣化を考慮して識別時間余裕を1/4タイム
スロツト、すなわち0.25T0割りあてるとすると、
データ位相Lに対して上記識別時間余裕を確保
するためには、次式が満たされなければならな
い。 2t0<0.25T0 (1) 通常のケーブルにおいては、v=5〔n sec/
m〕であり、伝送速度は192kbpsであるから、式
(1)の関係からt0<650〔n sec〕であり、サンプ
リングが有効に行われる限界の距離は次式で与え
られる。 l<t0/v=130〔m〕 (2) このように距離が制限されてしまい、特にオフ
イス等広い範囲にISDN宅内接続系を適用しよう
とした場合、大きな問題となる。 また、データ位相Lで到着する信号に対して
はサンプリングクロツクの位相余裕が少なく、該
信号の誤り率が悪化するという欠点があつた。 このように、複数の信号チヤネルが互いに位相
差をもつて時分割多重される信号伝送系におい
て、サンプリングクロツクを抽出する場合、従来
の位相同期回路を用いるとマーク率の高い信号チ
ヤネルに位相の一致したクロツクが得られる。従
つて、他の信号チヤネルにおける識別時間余裕が
減少するという欠点があつた。 本発明の目的は、このような従来の問題点を解
決し、複数の信号チヤネルが互いに位相差をもつ
て時分割多重される信号伝送系において、各信号
チヤネルに対応して位相同期回路を設け各回路の
出力を合成してサンプリングクロツクとし、識別
時間余裕の確保可能な多位相同期回路を提供する
ことにある。 (発明の課題) 本発明はこのような従来技術の問題点を解決す
るため、加入者終端装置に対応する伝送主装置
と、端末に対応する従伝送装置が複数台バス形式
で接続される信号伝送系において、伝送主装置は
各々の従伝送装置から送られた信号チヤネルを分
離して、分離されたチヤネルごとにクロツクを再
生し、これらのクロツクを合成してサンプリング
クロツクとするようにしたもので、以下図面につ
いて詳細に説明する。 (発明の構成および作用) 第6図は本発明の原理図であり、フレームフオ
ーマツトとして第5図に示した構成をとる場合を
示したものである。ここで11はフレーム同期用
バイオレーシヨン検出回路、12はゲート信号発
生回路、13は受信チヤネル分離回路、14−1
〜14−3は位相同期回路、15はクロツク合成
回路である。また、第7図は第6図の原理図にお
ける各部信号を示し、はバイオレーシヨン検出
回路11の出力するフレーム同期信号、,,
はそれぞれB1チヤネル、B2チヤネル、Dチヤ
ネル用ゲート信号、,,はそれぞれB1
ヤネル、B2チヤネル、Dチヤネル用サンプリン
グクロツクであつて、これらの各信号は同じ番号
によつて第6図中における対応個所に示されてい
る。 実施例におけるチヤネル構成(2B+D、B:
64kbps、D:16kbps)は、主として住宅および
事務所の1部屋内への適用を想定する。この適用
領域に対して要求される端末間距離は100〜150m
と想定される。また、家庭および構内での劣悪な
雑音環境を考慮するとタイミング条件による端末
間距離制限は200〜250mとすることが望ましい。 第7図に示した信号位相は、第4図に示した宅
内接続系において、B1チヤネル、B2チヤネル、
Dチヤネルをそれぞれ最近のDT0、最近のDTM
最遠のDTLから送出された場合のDSU受信端に
おけるものである。伝送符号としては前述の100
%AMIを用い、ガードビツトGは全てハイイン
ピーダンスモード(無信号)とする。フレーム同
期のためのフレームビツト検出には、通常AMI
バイオレーシヨンが用いられており、バイオレー
シヨン検出回路11はこれを検出してフレーム同
期信号を発生する。フレームビツトはDT0
DTM,DTLの3台ともが送出するが、最近接端
末即ちDT0およびDTMから送出されたパルスの
レベルが高いため、DSU受信端におけるフレー
ムビツト位相はDT0およびDTMの位相に一致す
る。ゲート信号発生回路12にはフレーム同期信
号を受けてB1チヤネル、B2チヤネルおよびD
チヤネルに対応したゲート信号,およびを
発生する。各ゲート信号は各チヤネル長より、例
えば0.5タイムスロツトだけ長く調整しておく。
これは最近接端末の位相に一致したフレーム同期
信号から作られたゲート信号が、最遠端端末の
送出したチヤネルもカバーする必要があるためで
ある。入力信号とゲート信号〜より、受信チ
ヤネル分離回路13は受信信号のうちB1チヤネ
ルを位相同期回路14−1へ、B2チヤネルを位
相同期回路14−2へ、Dチヤネルを位相同期回
路14−3へ入力する。各位相同期回路は、B1
チヤネル用クロツク、B2チヤネル用クロツク
およびDチヤネル用クロツクを発生する。ク
ロツク合成回路15はゲート信号〜およびク
ロツク〜を用いて、B1チヤネル用にゲート
された出力、B2チヤネル用にゲートされた出力、
Dチヤネル用にゲートされた出力を発生する。 第8図は本発明の一実施例であり、フレームフ
オーマツトとして第5図に示した構成をとる場合
を示したものである。ここで、11はフレーム同
期用バイオレーシヨン検出回路、14−1〜14
−3は位相同期回路、16はカウンタ、17は
ROM、18−1〜18−3,19−1〜19−
3はアンドゲート、20−1〜20−3,21−
1〜21−3は立上り検出回路、22−1〜22
−3はRSフリツプフロツプ、23−1〜23−
3はアンドゲート、24は3入力オアゲート、2
5は原発振器である。また、第9図は第8図の実
施例における各部信号を示し、はバイオレーシ
ヨン検出回路11の出力するフレーム同期信号、
はB1チヤネル用ゲート信号、はB2チヤネル
用ゲート信号、はDチヤネル用ゲート信号、
はB1チヤネル用サンプリングクロツク、はB2
チヤネル用サンプリングクロツク、はDチヤネ
ル用サンプリングクロツク、,,はそれぞ
れB1チヤネル用、B2チヤネル用、Dチヤネル用
サンプリングクロツクを合成するためのゲート信
号、,,はそれぞれB1チヤネル用、B2
ヤネル用、Dチヤネル用にゲートされたクロツ
ク、は合成されたサンプリングクロツクであつ
て、これらの各信号は同じ番号によつて第8図中
における対応個所に示されている。第9図に示し
た信号位相は、第4図に示した宅内接続系におい
て、B1チヤネル、B2チヤネル、Dチヤネルをそ
れぞれ最近のDT0、最近のDTM、最遠のDTLから
送出された場合のDSU受信端におけるものであ
る。伝送符号としては前述の100%AMIを用い、
ガードビツトGは全てハイインピーダンスモード
(無信号)とする。フレーム同期のためフレーム
ビツト検出には、通常AMIバイオレーシヨンが
用いられており、バイオレーシヨン検出回路11
はこれを検出してフレーム同期信号を発生す
る。フレーム同期信号はカウンタ16のリセツ
ト入力に加えられてカウンタ16をリセツトす
る。カウンタ16は、このフレーム同期信号を
基点に経過時間をカウントしてその結果をROM
17に送る。ROM17は、これによりB1チヤネ
ル、B2チヤネルおよびDチヤネルに対応したゲ
ート信号,およびを発生する。入力信号と
ゲート信号,,のインバート信号とをそれ
ぞれアンゲード18−1〜18−3に通し、位相
同期回路14−1〜14−3に入力する。位相同
期回路14−1には、B1チヤネルのみが入力さ
れるため、B1チヤネルに対応した入力に位相同
期したクロツクを発生する。同様にして、位相
同期回路14−2,14−3はそれぞれB2チヤ
ネル、Dチヤネルに対応した入力に位相同期した
クロツク,を発生する。一方、ゲートされた
クロツクの立ち上がりによりフリツプフロツプ
22−1がセツトされ、ゲート信号の立ち上が
りによりリセツトされる。これによりB1チヤネ
ルのサンプリングに必要なクロツク信号だけを分
離するゲート信号を発生する。同様にして、ゲ
ートされたクロツクの立ち上がり信号およびゲ
ート信号の立ち上がり信号それぞれをフリツプ
フロツプ22−2のセツト入力およびリセツト入
力することでB2チヤネルサンプリング用のゲー
ト信号を発生させる。また、ゲートされたクロ
ツクの立ち上がり信号およびゲート信号の立
ち上がり信号をそれぞれフリツプフロツプ22−
3のセツト入力およびリセツト入力とすること
で、Dチヤネルサンプリング用のゲート信号を
発生させる。最後に、ゲート信号とB1チヤネ
ル用クロツクをアンドゲート23−1に通した
結果のクロツク、ゲート信号とB2チヤネル
用クロツクをアンドゲート23−2に通した結
果のクロツクおよびゲート信号とDチヤネル
用クロツクをアンドゲート23−3に通した結
果のクロツクをオアゲート24により加えあわ
せクロツクを得る。サンプリングクロツク出力
としてクロツク,,を各々とり出す形態と
合成されたクロツクをとり出す形態がある。 なお第8図のROM17の出力O1,O2,O3はカ
ウンタ16のアドレス情報に従つて次表のごとく
なる。
【表】 ここでB1,B2,D,G等は第9図aに示され
るカウンタの内容を示し、TSはタイムスロツト
長を示す。 第10図は本発明の第2の実施例において用い
られるフレーム構成を示しており、B1,B2はそ
れぞれ64kbpsのチヤネル、Dは16kbpsのチヤネ
ル、Fはフレームの先頭を示すフレームビツトを
示す。第5図と異なる点は、ガードビツトGおよ
びスペアビツトSがないことである。本例におい
ては、1フレームを125μsとして20ビツト構成と
しており、伝送速度は160kbpsである。第11図
は本発明の第2の実施例構成を示している。同図
において、第8図におけると同じ部分は同じ番号
で示されており、それらの動作も第8図の場合と
異ならない。また、26−1〜26−3は遅延回
路、27−1〜27−3は立ち下がり検出回路、
28−1〜28−3はカウンタ、29はノアゲー
ト、30は遅延回路、31は単安定マルチバイブ
レータ(以下モノマルチと略す)、32−1〜3
2−3はオアゲートである。また、第12図は第
11図の回路における各部信号を示しているが、
宅内接続系として第9図におけると同様に第4図
aの系を考えている。第12図において、〜
は第9図における同番号の信号と同じ意味を持つ
ている。また同図においては各チヤネルの最終
ビツト検出信号、は最終ビツト検出信号に対
する1/4位相遅延した信号、は各チヤネルの最
終ビツト用サンプリングクロツク、は合成され
たサンプリングクロツクであつて、これらの各信
号は同じ番号によつて第11図中における対応個
所に示されている。第12図に示したフレーム同
期信号、B1チヤネル用ゲート信号、B2チヤ
ネル用ゲート信号、Dチヤネル用ゲート信号
、B1チヤネル用サンプリングクロツク、B2
チヤネル用サンプリングクロツク、Dチヤネル
用サンプリングクロツクが得られる過程は第9
図におけると同様である。これに対しB1チヤネ
ルの位相でゲートされたクロツクの立ち上がり点
を立上り検出回路20−1が検出し遅延回路26
−1が1/4位相遅延させてフリツプフロツプ22
−1がセツトされる。フリツプフロツプ22−1
のリセツト信号は第9図と同じように得られる。
従つてゲート信号の立ち上がりは第9図の場合
に比して1/4位相遅くなり、アンドゲート23−
1を通してオアゲート32−1に入力されるクロ
ツクの第1ビツト目の立ち上がりが1/4位相遅く
なる。同様にしてB2チヤネルサンプリングクロ
ツク用ゲート信号およびDチヤネルサンプリン
グクロツク用ゲート信号が第9図の同一番号に
比して立ち上がりが1/4位相遅延したものとして
得られる。これらゲート信号およびをそれぞ
れアンゲート23−2および23−3に通すた
め、オアゲート32−2および32−3に入力さ
れるB2チヤネル用サンプリングクロツクおよび
Dチヤネル用サンプリングクロツクの第1ビツト
だけが1/4位相遅延する。一方、アンドゲート2
3−1から得られるB1チヤネル用サンプリング
クロツクの立ち下がり点を立ち下り検出回路27
−1が検出し、カウンタ28−1に立ち下がり信
号を入力する。カウンタ28−1は、その立ち下
がり信号をB1チヤネルのビツト数−1即ち7個
数えたら、信号をノアゲート29へ入力する。同
様に、カウンタ28−2および28−3がそれぞ
れB2チヤネルおよびDチヤネルの最終ビツト位
相検出信号をノアゲート29へ入力する。その結
果最終ビツト検出信号が得られ、遅延回路30
により1/4位相遅い信号が得られる。信号を
モノマルチ31のトリガ信号として入力し、モノ
マルチ31の出力断続時間を1/2タイムスロツト
に調整しておく。モノマルチ31の出力がB1
B2およびDの各チヤネル最終ビツト用サンプリ
ングクロツクであり、この信号と、B1,B2およ
びDの各チヤネル用サンプリングクロツクのそれ
ぞれとがオアゲート32−1〜32−3により加
えられる。オアゲート32−1〜32−3の出力
はオアゲート24により合成され、所望のサンプ
リングクロツクが得られる。サンプリングクロ
ツクは各チヤネルごとに受信信号位相と一致し
ており、第10図に示したフレーム構成のごとく
チヤネル間にガードビツトが無い場合に適するよ
う各チヤネルの第1ビツトに対するクロツク位相
が1/4タイムスロツト遅れ、最終ビツトに対する
クロツク位相が1/4タイムスロツト早まるよう制
御される。ここで、各チヤネルの第1ビツトに対
するクロツク位相の遅れおよび最終ビツトに対す
る進みの量は受信信号の波形歪に応じて設定され
るものである。すなわち、クロツク位相の遅れ量
及び進み量は0〜1ビツト以内の実数値量であれ
ばよい。 上記第2の実施例においては、波形歪のため現
フレームのDチヤネルの最終ビツトが次フレーム
のFビツトと重なるような場合、該Dチヤネルの
最終ビツトを識別するクロツクに対し位相を早め
るので、その重なりを避けて識別することができ
る。また、上記第2の実施例では端末の接続構成
が変わり、逆にDチヤネルの先頭ビツトが直前の
B2チヤネルの最終ビツトと重なるような場合、
第1ビツトの識別クロツク位相を遅くするので、
その重なりを避けて識別することができる。これ
らのことは、他のB1,B2チヤネルにもあてはま
る。これらの場合、ガードビツトが無いので伝送
効率が向上する。 上述の2つの実施例においては、伝送主装置と
してのDSUにおけるサンプリングクロツク識別
時間余裕を1/4タイムスロツト確保しても、DSU
の入力信号位相偏差は1/2タイムスロツトまで許
容される。従つて、式(1)に対応して 2t0<0.5T0 (3) が得られる。伝送速度が192kbpsであつても、第
4図aの系においてサンプリングが有効に行われ
る限界の距離はガードビツトの有無にかかわらず
260mに延長される。 上記バイオレーシヨン検出回路11の実施例を
第13図に示す。ここで、33−1,33−2は
コンパレータ、34−1,34−2は立ち上り検
出回路、35−1,35−2はRSフリツプフロ
ツプ、36−1,36−2,38−1又38−2
はアンゲート、37−1,37−2はシフトレジ
スタ、39−1,39−2,40はオアゲート、
41は単安定マルチバイブレータ(モノマルチと
略す)、42は遅延回路である。このバイオレー
シヨン検出回路の動作タイムチヤートを第14図
に示す。同図aは、バイオレーシヨンが生じるま
でに1ビツト以上間隔がある場合、bはバイオレ
ーシヨンが直後に生じる場合を示している。第1
4図はバイオレーシヨンが正側で生じる場合を示
しているが、負側で生じる場合も同様な動作をす
る。バイオレーシヨンが生じるまでに1ビツト以
上間隔がある場合は(第14図a)、入力信号の
正側立ちあがり信号がRSフリツプフロツプ3
5−1のセツト入力に加えられる。また、負側の
立ち上がり信号がリセツト入力に加えられるた
め、RSフリツプフロツプ35−1のQ出力は、
正側信号を受信してから負側信号を受信するまで
“H”レベルとなる。この間に、再び正側立ち上
がり信号があるとバイオレーシヨン検出信号が
出力される。これがモノマルチ41、遅延回路4
2を通してFビツト後半で“L”レベルとなる出
力信号〓〓を得る。また、バイオレーシヨンが直後
に生じる場合は(第14図b)、入力信号の正側
立ち上がり信号がシフトレジスタ37−1に加
えられる。高速クロツクの速度が入力信号速度の
N倍ならばシフトレジスタはN段とする。これに
より1ビツト分遅延した正側立ち上がり信号が
アンドゲート38−1に加えられる。このアンド
ゲート38−1の他の入力には入力の正側信号が
加えられ、該アンドゲート出力がバイオレーシヨ
ン検出信号となる。 (発明の効果) 以上説明したように本発明の多位相同期回路を
バス接続系の伝送主装置が備えれば、フレームフ
オーマツト中におけるガードビツトの有無にかか
わらず伝送主装置において受信信号に対するフレ
ーム同期をとることにより、その受信信号の中の
複数のチヤネルを選択するゲート信号を発生し、
このゲート信号によりチヤネルごとに分離された
受信信号よりクロツク再生を行い、各チヤネルに
対するクロツクを合成することにより所望のサン
プリングクロツクを得るようにしたので、伝送主
装置と従伝送装置の距離差を拡大することがで
き、また、受信信号位相と再生クロツク位相が一
致するため、識別誤り確率を減少させることがで
きる等の利点がある。 また、フレームフオーマツト中にガードビツト
が無い場合は各チヤネルの第1ビツトに対応する
クロツク位相を遅らせ、各チヤネルの最終ビツト
に対応するクロツク位相を早めるように制御した
ので、識別時間余裕を確保し、かつ伝送効率も向
上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はバス形式宅内接続系の概念図、第2図
は宅内接続系の具体的配線形態、第3図は従来の
デイジタル形位相同期回路の構成図、第4図は第
3図における位相同期回路を有するDSUにおけ
る位相同期方式の説明図、第5図は第4図におけ
る従来の位相同期方式および本発明の多位相同期
回路の一実施例におけるフレームフオーマツトを
示す図、第6図は本発明回路の原理図、第7図は
第6図の原理図における各部信号を示すタイムチ
ヤート、第8図は本発明回路の一実施例構成図、
第9図は第8図の実施例における各部信号を示す
タイムチヤート、第10図は本発明回路の第2の
実施例におけるフレームフオーマツトを示す図、
第11図は本発明回路の第2の実施例構成図、第
12図は第11図の実施例における各部信号を示
すタイムチヤート、第13図は各実施例における
バイオレーシヨン回路のブロツク図、第14図は
その動作タイムチヤートである。 1……DSU、2−1〜2−N……端末、3…
…T線、4……R線、5……終端回路、6……2
値量子化位相比較器、7……シーケンシヤルルー
プフイルタ、8……固定発振器、9……パルス付
加または除去回路、10……分周期、11……フ
レーム同期用バイオレーシヨン検出回路、12…
…ゲート信号発生回路、13……受信チヤネル分
離回路、14−1〜14−3……位相同期回路、
15……クロツク合成回路、16……カウンタ、
17……ROM、18−1〜18−3,19−1
〜19−3……アンドゲート、20−1〜20−
3,21−1〜21−3……立上り検出回路、2
2−1〜22−3……RSフリツプフロツプ、2
3−1〜23−3……アンドゲート、24……3
入力オアゲート、25……原発振器、26−1〜
26−3,30……遅延回路、27−1〜27−
3……立ち下がり検出回路、28−1〜28−3
……カウンタ、29……ノアゲート、31……単
安定マルチバイブレータ、32−1〜32−3…
…オアゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の信号チヤネルが互いに位相差をもつて
    時分割多重される信号伝送系の受信用位相同期回
    路において、該伝送系の伝送フレーム上のフレー
    ム先頭ビツトを検出して該フレームに含まれる各
    チヤネルの信号を分離して通過させる時間幅のゲ
    ート信号を各チヤネル毎に発生させる手段と、該
    ゲート信号に応じて上記伝送フレームから分離さ
    れた各チヤネルの信号から当該チヤネルのクロツ
    クを再生する手段と、再生されたクロツクを出力
    する手段とを具えて、伝送フレームから分離され
    たチヤネルの信号からクロツクを再生する手段が
    チヤネルの第1ビツトに対応するクロツク位相を
    0から1ビツト以内の実数値量遅らせ、チヤネル
    の最終ビツトに対応するクロツク位相を0から1
    ビツト以内の実数値量早めるように制御したクロ
    ツク再生回路を用い、位相の異なる複数チヤネル
    が多重化された伝送フレームの受信信号に位相同
    期することを特徴とする多位相同期回路。 2 再生されたクロツクを出力する手段として各
    チヤネルごとに再生されたクロツクを合成して共
    通クロツクを出力する回路を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の多位相同期回
    路。
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DE8585900765T DE3585001D1 (de) 1984-02-03 1985-02-02 Multiphasen-synchronisierungsschaltung.
PCT/JP1985/000043 WO1985003610A1 (en) 1984-02-03 1985-02-02 Multi-phase synchronizing circuit
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