JPS6117163Y2 - - Google Patents

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JPS6117163Y2
JPS6117163Y2 JP16080181U JP16080181U JPS6117163Y2 JP S6117163 Y2 JPS6117163 Y2 JP S6117163Y2 JP 16080181 U JP16080181 U JP 16080181U JP 16080181 U JP16080181 U JP 16080181U JP S6117163 Y2 JPS6117163 Y2 JP S6117163Y2
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JP
Japan
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door
guide
rails
roller
lateral vibration
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JP16080181U
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JPS5864772U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建物の開口部に、扉体を吊設するハ
ンガー戸車の走行時における横振れを防止する横
振れ防止装置に関するものである。
一般に、建物の開口部に扉体を吊設するハンガ
ー戸車には、戸車の径より幅広の間隔を存して対
設した二条のレール上に、下方から該レールの間
隔間を挿通して跨装するようにしたものがある。
そしてハンガー戸車を横振れすることなく円滑に
走行させるため、従来の第4図Aに示すように、
両レールの間隔間に位置して横振れを防止する角
状の摺動体をハンガー戸車と一体的に形成してい
るが、このものではハンガー戸車をレール上に跨
装する際に、上記摺動体を戸車とともにレールの
間隔間に挿通し、ついでレール上方で水平方向に
回動させて、両レールの間隔間に位置させること
になるため、レールの間隔間に臨む位置に正確に
回動させないと角状の摺動体がレールの対向する
端縁に乗り上げてしまつて、戸車をレール上に跨
装することができず、操作が厄介である許りでな
く、摺動体は縦横方向ともレールの対向間隔より
も幅狭に形成しなければならないため、第4図B
に示すように、レールとの間に遊びを生じてハン
ガー戸車の横振れを確実に防止することが出来
ず、円滑な走行が阻害される欠点があつた。
本考案は、上記の如き実状に鑑み、これらの欠
点を一掃すべく創案されたものであつて、レール
の間隔間に横振れを防止する案内体を位置させる
ようにしたものでありながら、殊更、厄介な操作
をすることなく容易にレール上に跨装することが
でき、しかも横振れを確実に防止して円滑に走行
させることができるハンガー戸車の横振れ防止装
置を提供することを目的とし、殊に上記横振れ防
止案内体は、前記二条の案内レールの間隔間に僅
少の間隙を存して挿入可能な短辺と前記間隔より
適宜長い長辺とを有すると共に、上面に前記戸車
軸の取付ボス部に係合可能な凹部が形成され、上
記案内体の長辺と戸車軸とが平行した位置で案内
体の上面に戸車が載乗し当該戸車を両レール間に
挿入可能となり、案内体の長辺と戸車軸とが直交
した位置で案内体の凹部に前記取付ボス部が係合
して戸車が両レール上を走行可能となるように構
成したことを特徴とするものである。
本考案の構成を、図面に示された一実施例に基
いて説明すれば、1は中央合せ框2を介して扉体
3,3を折たたみ可能に連結してなる折戸であつ
て、該折戸1の吊元側と走行側との扉体3上部に
は取付軸4が立設されており、該取付軸4の上端
部に、一対の戸車5,5が軸着された取付ボス部
6aが戸車軸6に水平方向回動自在に装着され
て、ハンガー戸車7が構成されている。
8は上枠、9は下枠、10,11は竪枠であつ
て、これらによつて扉枠12が構成され、上記上
枠8の下面にはレール13,13が、上記戸車5
の径よりも幅広な間隔を存して対設されていて、
対向する端縁には立上り部13aが形成されてい
る。そして上記レール13,13上に戸車5,5
を跨設することによつて折戸1が扉枠12内に開
閉自在となつている。
14は取付軸4に挿着された横振れ防止案内体
であつて、該横振れ防止案内体14はレール1
3,13の間隔間に僅少の間隙を存して挿入可能
な短辺14aと、前記間隔より適宜長い長辺14
bとを有すると共に、上面に戸車軸6の取付ボス
部6aに係合可能な凹部15が形成されている。
そして上記横振れ防止案内体14は、取付軸4
に弾装された付勢弾機16によつて上方に向つて
弾持されていて、案内体14の長辺14bと戸車
軸6とが平行した位置で案内体14の上面に戸車
5,5が載乗し、当該戸車5,5をレール13,
13の間隔間に挿入可能となり、該案内体14の
長辺14bと戸車軸6とが直交した位置で、案内
体14の凹部15に前記取付ボス部6aが係合し
て戸車5,5がレール13,13上を走行可能と
なるように構成されている。
上記の如き構成において、折戸1の扉体3に装
着されたハンガー戸車7を、レール13,13上
に跨装するに当つては、まず、横振れ防止案内体
14を付勢弾機16の付勢力に抗して圧下し、案
内体14の長辺14bと戸車軸6とが平行する位
置に回動して案内体14の上面に戸車5,5を載
乗させ、この状態でハンガー戸車7をレール1
3,13間に挿入し上動すればレール13,13
の間隔は戸車5の径より幅広であり、かつ案内体
14の短辺14aもレール13,13の間隔より
小であるから戸車5,5は、容易にレール13,
13間に挿入され、横振れ防止案内体14はレー
ル13,13の対向間に位置することとなる。つ
いで案内体14の長辺14bと戸車軸6とが直交
する位置に戸車5,5を回動させれば、戸車軸6
の取付ボス部6aが弾機16の付勢によつて横振
れ防止案内体14の凹部15に没入して係合し、
戸車5,5はレール13,13上を走行できる状
態となるので、特に厄介な操作をすることなく容
易にハンガー戸車7をレール13,13上に跨装
することができる。しかも横振れ防止案内体14
は、レール13,13面の上方で回動させる必要
がないので戸車5の走行方向に幅より長さを長く
形成することができて、レール13,13との間
に遊びを生ずることなく、レール13,13上を
走行する戸車5とともにレール13,13間を走
行して横振れを確実に防止し、円滑な走行を確保
することができる許りでなく、戸車5,5を走行
方向に回動した時取付ボス部6aが弾機16の付
勢によつて凹部15に係合するため、係合音を発
することになり、聴覚によつてハンガー戸車7の
跨設完了を確認することができて、吊設作業を迅
速にすることができる。さらに、長く形成した横
振れ防止案内体14を第5図に示すように竪枠1
0,11に当接するハンガー戸車7のストツパー
に兼用できて便利である。
これを要するに本考案は、戸車の径より幅広の
間隔を存して付設された二条の上部案内レール
に、扉体を吊設するハンガー戸車において、上記
扉体の上部に立設した取付軸の上端部に、一対の
戸車を両端に軸着した戸車軸を水平に支持した取
付ボス部を水平方向回動自在に装着し、前記取付
軸の下部には両レールの間に位置して戸車ととも
に走行する横振れ防止案内体を戸車側に付勢して
弾持し、上記横振れ防止案内体は、前記二条の案
内レールの間隔間に僅少の間隙を存して挿入可能
な短辺と、前記間隔より適宜長い長辺とを有する
と共に、上面に前記戸車軸の取付ボス部に係合可
能な凹部が形成され、上記案内体の長辺と戸車軸
とが平行した位置で案内体の上面に戸車が載乗し
当該戸車が両レール間に挿入可能となり、案内体
の長辺と戸車軸とが直交した位置で案内体の凹部
に前記取付ボス部が係合して戸車が両レール上を
走行可能となるように構成したから、レールの対
向間に横振れ防止する横振れ防止案内体を位置さ
せるようにしたものでありながら、戸車を、横振
れ防止案内体とは別に、回動させることができ、
しかも自動的に走行状態に係止できて、厄介な操
作をすることなく容易にレール上に跨装できる計
りでなく、横振れ防止案内体を、レールの対向間
隔よりも長く形成することができるので、横振れ
が確実に防止され、その上長く形成した横振れ防
止案内体を、竪枠に当接するストツパーにも兼用
できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るハンガー戸車の横振れ防止
装置の一実施例を示すものであつて、第1図は折
戸の全体正面図、第2図は同側面図、第3図A,
B,はそれぞれハンガー戸車の正面図及び側面
図、第4図A,B,Cは従来例を示す説明図、第
5図は作用説明図である。 図中、1は折戸、2は中央合せ框、3は扉体、
4は取付軸、5は戸車、6は戸車軸、6aは取付
ボス部、7はハンガー戸車、8は上枠、9は下
枠、10,11は竪枠、12は扉枠、13はレー
ル、14は横振れ防止案内体、14aは短辺、1
4bは長辺、15は凹部、16は付勢弾機であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 戸車の径より幅広の間隔を存して対設された二
    条の上部案内レールに、扉体を吊設するハンガー
    戸車において、上記扉体の上部に立設した取付軸
    の上端部に、一対の戸車を両端に軸着した戸車軸
    を水平に支持した取付ボス部を水平方向回動自在
    に装着し、前記取付軸の下部には両レールの間隔
    間に位置して戸車とともに走行する横振れ防止案
    内体を戸車側に付勢して弾持し、上記横振れ防止
    案内体は、前記二条の案内レールの間隔間に僅少
    の間隙を存して挿入可能を短辺と、前記間隔より
    適宜長い長辺とを有すると共に、上面に前記戸車
    軸の取付ボス部に係合可能な凹部が形成され、上
    記案内体の長辺と戸車軸とが平行した位置で案内
    体の上面に戸車が載乗し当該戸車が両レール間に
    挿入可能となり、案内体の長辺と戸車軸とが直交
    した位置で案内体の凹部に前記取付ボス部が係合
    して戸車が両レール上を走行可能となるように構
    成したことを特徴とするハンガー戸車の横振れ防
    止装置。
JP16080181U 1981-10-27 1981-10-27 ハンガ−戸車の横振れ防止装置 Granted JPS5864772U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16080181U JPS5864772U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 ハンガ−戸車の横振れ防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16080181U JPS5864772U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 ハンガ−戸車の横振れ防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5864772U JPS5864772U (ja) 1983-05-02
JPS6117163Y2 true JPS6117163Y2 (ja) 1986-05-26

Family

ID=29953190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16080181U Granted JPS5864772U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 ハンガ−戸車の横振れ防止装置

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JP (1) JPS5864772U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5864772U (ja) 1983-05-02

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