JPS61171468A - イソインドリン誘導体およびそれを含有する農園芸用殺菌剤 - Google Patents

イソインドリン誘導体およびそれを含有する農園芸用殺菌剤

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JPS61171468A
JPS61171468A JP1050985A JP1050985A JPS61171468A JP S61171468 A JPS61171468 A JP S61171468A JP 1050985 A JP1050985 A JP 1050985A JP 1050985 A JP1050985 A JP 1050985A JP S61171468 A JPS61171468 A JP S61171468A
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篤 青木
Toshimitsu Endo
遠藤 利光
Itsuro Nakanishi
中西 逸朗
Takayuki Ueda
隆之 上田
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Sankyo Co Ltd
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HOKKAI SANKYO KK
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、イソインドリン−1,3−ジオン霞導体お
よびそれt有効成分とする農園芸用殺菌剤に関する。
従来の技術 イソインドリン−1,3−ジオン霞導体は、従来より数
多く知られており、たとえば、特公昭57−45723
号公報には、次の一般式會有する化合物が農園芸用殺菌
剤として有用であることが記載されている。
上記式中、B、およびR2はエチル基またはイソグロビ
ル基であり、そしてX、およびx2は一方が水素原子で
あり、他方が塩素原子またはメチル基である。
また、特公昭41−11640号公報および特公昭42
−14839号公報には、次の一般式を有する化合物が
開示されている。
n 上記式中、Pは水素原子、ハロゲン、低級アルキル基、
低級アルコキシ基、ニトロ、低級アルコキシカルがニル
基、低級アルキルチオ基、トリフルオロメチル基、シア
ノ、フェニルまたはアセトアミド基である。これらの化
合物は、イソインドリン環上に水酸基金有する鯰で、本
願の化合物と類似しているが、上記公報は、アニリン部
分の2位と6位が同時に低級アル中ル基およcf/また
は低級アルケニル基で置換された化合物については、何
ら具体的に記載していない。また、上記化合物は、その
水酸基を利用することによって、殺虫性のリン酸エステ
ルに誘導するための合成中間体であることが記載されて
いるが、それ自体の抗菌活性ないしは農園芸用殺菌剤と
しての有用性については何ら記載されていない。
発明が解決しようとする問題点 前記した、特公昭57−45723号公報に記載の化合
物は、イネの紋枯病や、ウリ類のリゾクトニア性病害に
対して有効であることが知られているが、後記の試験例
から明らかなとおり、アブラナ科作物の重要病害である
根こぶ病に対する薬効は十分ではない。同じく前記した
、特公昭41−11640号および42−14839号
公報に記載の化合物は、後記の試験例から明らかなよう
に、各種の植物病害に対して、殆ど有効性を示さない。
本発明者等は、イソインドリン−1,3−ジオン誘導体
について樵々探索を重ねた結果、後記の一般式で表わ妊
れる化合物が、特公昭57−45723号の化合物で有
効な植物病害のみならず根こぶ病に対しても優れた効果
を有することを見出した。
すなわち、本発明の化合物は、矢の式(1)で表わされ
るイソインドリン−1,3−ジオン化合物である。
前記の式(I)において、Bおよび/またはB2が低級
アルキル基である場合は、それらは、たとえば、メチル
、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、□□□−
ブチル、t−ブチル、ペンチル、インペンチル、ヘキシ
ルのような炭素数1ないしは6個を有する直鎖状または
分枝鎖状のアルキルでありえ、好適には炭素数1ないし
は4個を有する直鎖状または分枝鎖状のアルキルである
。Pおよび/またはB2が低級アルケニル基である場合
は、それらは、たとえば、アリル、l−メチル−2−プ
ロペニル、2−4 L < K’S、 3−ブテニル、
3−メチル−2−ブテニル、1.3−ヘキサノエニルの
ような直鎖状または分枝鎖状のアルケニルでありえ、好
適には炭素数3ないしは4個を有する直鎖状または分枝
鎖状のアルケニルである。
前記一般式(1)で表わされる化合物を例示すると次の
とおりでおる。化合物基に付された番号は以下の記載に
おいて参照される。
(1)2−(2−インプロビル−6−メチルフェニル)
−5−ヒドロキシイソインドリン−1゜3−ジオン (2)  2− (2−メチル−6−7’ロピルフエニ
ル)−5−ヒドロキシイソインドリン−1,3−ジオン (3)  2− (2−メチル−6−tert−ブナル
フエニ#)−5−ヒドロキシイソインドリン−1゜3−
ジオン (4)  2− (2−メチル−6−see−ブチルフ
ェニル)−5−ヒドロキシイソインドリン−1,3−ジ
オン (5)  2−(2,6−ノエチルフエニル)−5−ヒ
ドロキシインインドリン−1,3−ジオン(6) 2−
(2−エチル−6−イツグロビルフエニル)−5−ヒド
ロキシイソインドリン−1,3−ジオン (7)  2− (2−エチル−6−プロピルフェニル
)−5−ヒドロキシイソインドリン−1,3−ジオン (8) 2−(2−ブチル−6−メチルフェニル)−5
−ヒドロキシイソインドリン−1,3−ジオン (9)  2−(2−エチル−6−(6)−ブチルフェ
ニル)−5−ヒドロキシイソインドリン−1,3−ジオ
ン αQ  2−(2−プロピル−6−r8−ブチルフェニ
ル)−5−ヒドロキシイソインドリン−1゜3−ジオン αη 2−(2,6−ジイツフロビルフエニル)−5−
ヒドロキシイソインドリン−1,3−ジオン (L5 2−(2−イソプロビル−6−気−プチルフェ
ニル)−5−ヒドロキシイソインドリン−1,3−ジオ
ン ([32−(2,6−ジー紫−ブチルフェニル)−5−
ヒドロキシイソインドリン−1,3−ジオンC142−
(2−71Jルー6−メチル7zニル)−5−ヒドロキ
シイソインドリン−1,3−ジオン (L192−(2−アリル−6−エチルフエニル)−5
−ヒドロキシイソインドリン−1,3−ジオン (ト) 2−〔2−メチル−6−(1−メチル−2−プ
ロペニル)−フェニル)−5−ヒドロキシイソインドリ
ン−1,3−ジオン v) 2−(2−エチル−6−(1−メチル−2−プロ
ペニル)−フェニル]−5−ヒドロキシイソインドリン
−1,3−ジオン (至) 2−(2−71Jルー6−イングロビル7エ二
ル)−5−ヒドロキシインインドリン−1゜3−ジオン (2) 2− (2,6−ジアリルフェニル)−5−ヒ
ドロキシイソインドリン−1,3−−/オン     
  1前記一般式(1) ’に有する化合物は、下記の
反応式に従って、4−ヒドロキシフタル[)しくはその
敢無水物t1対厄する2、6−ソ置換アニリンと反応さ
せることによって容易に得ることができる。
す 上記反応は、溶媒の存在下もしくは不存在下に加温して
おこなわれる。適当な溶媒ヒしては、り、!−、tにj
、)ルエン、キシレン、ニトロベンゼン、ノクロルベン
ゼン等の芳香族炭化水素類、メチルグチルケトン、メチ
ルイソグチルケトン、シクロヘキサノンのよりなケトン
類、ブタノール、ヘキサノールのよりなアルコール類、
またはジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等
の非プロトン供手性極性浴媒等が挙げられる。
反応は、通常加温下におこなわれ、約110℃ないし約
180℃の沸点を有する有機溶媒を用いてその還流温度
で反応tおこなうことが好ましい。
この反応は脱水反応であるので、通常の脱水反応の場合
におけるのと同様に、水と共沸する不活性有機溶媒中で
共沸下に、生成する水?除去しながら反応上行うことが
好ましい。必要であれは、Wc@やp−トルエンスルホ
ン酸のような脱水触媒が存在しても差支えない。4−ヒ
ドロキシ7タル酸もしくはその酸無水物と、2,6ジ置
換アニリンの使用割合は、通常、前者1モルに対して後
右1ないし2+f!モルでめり、反応性および経済性を
勘案すると1:工ないし1:1.1モルの比で反応場せ
ることが好lしい。反応時間は、溶媒お工び脱水触媒の
有無お工び種類等によって大幅に異なるが、通常は15
分ないし8時間程度である。
反応終了後、目的@は、常法に従って採取され、必要に
応じて稍製石れる。
上記の方法にエリ得られる本発明の式(1)の化合物は
、農園芸用殺菌剤として、土壌施用または茎葉散布によ
って植物の病気に対して治療的かつ保護的効果を示す。
とくに、アブラナ科植物に発生して、従来防除が困難で
あった根こぶ病に卓効を示す0本発明の化合物は、また
、稲作の重要病害である紋枯病に有効であり、かつ、リ
ゾクトニア菌に起因するビート、棉、ウリ類等の各種作
物の追立枯病K[効である。
本発明の化合物は、担体お工び必要に応じて他の補助剤
と混合して、農園芸用殺菌剤として通常用いられる製剤
形態、例えば、粉剤、粗粉剤、微粒剤、粒剤、水和剤、
乳剤、懸濁剤、水溶剤、等に調製されて使用される。こ
こでいう担体とは、処理すべき部位へ有効成分化合物の
到達性で助け、また、有効成分化合物の貯鼠、輸送ある
いは取り扱いt容易にするために、農園芸用殺菌剤中に
混合される合成または天然の無機または有機物)Xt意
味する。
適当な固体担体としては、カオリナイト群、モンモリロ
ナイト群あるいはアタノ中ルノヤイト群等で代表される
クレー類、メルク、冥母、葉ロウ石、軽石、パーミニキ
ライト、石こう、炭醒カルシウム、ドロマイト、けいそ
う±、マグネシウム石灰、りん灰石、ゼオライト、無水
ケイ酸、合成ケイ酸カルシウム、等の無機物質、大豆粉
、タバコ粉、クルミ粉、小麦粉、木粉、でんぷん、結晶
セルロース等の植物性有機物質、クマロン樹脂、石油樹
脂、アルキド樹脂、ポリ[化ビニル、ポリアルキレング
リコール、ケトン樹脂、エステルガム、コーパルガム、
ダンマルがム等の合成または天然の高分子化合物、カル
ナバロウ、密ロウ等のワックス類、あるいは尿素等があ
げられる。
適当な液体担体としては、ケロシン、鉱油、スピンドル
油、ホワイトオイル等のパラフィン系もしくはナフテン
系炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベ
ンゼン、クメン、メ7″す7タリ7勢0芳香族炭化水素
・四塩化   1炭素、クロロホルム、トリクロルエチ
レン、モノクロルベンゼン、0−クロルトルエン等の塩
素化炭化水素、ノオキサン、テトラヒドロフランのよう
なエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、シイツ
ブチルケトン、シクロヘキサノン、アセトフェノン、イ
ソホロン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸アミル、エチ
レングリコールアセテート、ジエチレングリコールアセ
テート、マレイン酸ジプチル、コハク酸ジエチル等ノエ
ステル類、メタノール、n−ヘキサノール、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、シクロヘキサノール
、ベンノルアルコール等のアルコール類、エチレングリ
コールエチルエーテル、エチレングリコールフェニルエ
ーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチ
レングリコールブチルエーテル等のエーテルアルコール
類、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の
極性i@Sあるいは水等があげられる。
乳化、分散、湿潤、拡展、結合、崩壊性調節、有効成分
安定化、流動性改良、防錆等の目的で使用される界面活
性剤は、非イオン性、陰イオン性、陽イオン性および両
性イオン性のいずれのものをも使用しうるが、通常は非
イオン性および(または)陰イオン性のものが使用され
る。
適当な非イオン性界面活性剤としては、たとえハ、ラウ
リルアルコール、ステアーリルアルコール、オレイルア
ルコール等の高RTルコールにエチレンオキシドを重合
付加させたもの、インオクチルフェノール、ノニルフェ
ノール等のアルキルフェノールにエチレンオキシドを重
合付加させたもの、ブチルナフトール、オクチルナフト
ール等のアルキルナフトールにエチレンオキシドt−1
合付加させたもの、ノ9ルミチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸等の高級脂肪改にエチレンオキシド上1/IL
合付加嘔ゼたもの、ステアリルりん酸、ジラウリルりん
酸等のモノもしくはジアルキルりん酸にエチレンオキシ
ド1c蔦合付加させたもの、ドデシルアミン、ステアリ
ン酸アミド等のアミンにエチレンオキシドを重合付加さ
せたもの、ソルビタン等の多価アルコールの高級脂肪酸
エステルおよびそれにエチレンオキシドt−1合付加憾
ぜたもの、エチレンオキシトとプロピレンオキシドを重
合付加させたもの等があげられる。適当な陰イオン性界
面活性剤としては、たとえば、ラウリル硫酸ナトリウム
、オレイルアルコール硫酸エステルアミン塩等のアルキ
ル硫酸エステル塩、スルホこは<酸ヅオクチルエステル
ナトリクム、2−エチルヘキセンスルホン酸ナトリウム
等のアルキルスルホン酸塩、イングロビルナフタレンス
ルホン酸ナトリウム、メチレンビスナフタレンスルホン
酸ナトリウム、リグニンスルホン酸ナトリクム、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリクム等のアリールスルホン
酸塩等があげられる。
さらに、本発明の農園共用殺菌剤には製剤の性状を改善
し、生物効果を高める目的で、カゼイン、ゼラチン、ア
ルブミン、ニカワ、アルギン酸ソーダ、カルがキシメチ
ルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、?リピニルアルコール等の高分子化合物や他
の補助剤、例えは活性炭、サイクロデキストリン、固型
パラフィンまたはステアリン酸のよりな高級脂肪酸等を
併用することもできる。
上記の担体お、よび也々の補助剤は製剤の剤型、適用場
面等を考慮して、目的に応じてそれぞれ単独にあるいは
組合わせて適宜使用される。
粉剤は、例えは有効成分化合物上通常0.1ないし25
重量部含有し、残部は固体担体である。
水和剤は、例えは有効灰分化合物を通常5ないし90凰
量部含有し、残部は一体担体、分散湿潤剤であって、必
要に応じて保護コロイド剤、チキントロピー剤、消泡剤
等か加えられる。
粒剤は、例えば有効成分化合物を通常0.1ないし35
1量部言有し、残部は大部分が一体担体である。有効成
分化合物は一体担体と均一に混合されているか、るるい
は固体担体の表面に均一に固着もしくは吸着されて2つ
、粒の径は約0.05ないし1.7W程度でらる。
乳剤は、例えは有効成分化合物を通常5ないし50重量
部含有しており、これに約5ないし20g量部の乳化剤
が含まれ、残部は液体担体であり、必要に応じてその他
補助剤が加えられる。
このようにして徨々の剤型に調製された本発明の農園芸
用殺菌剤をまたとえば、畑地又は水田において農作物に
病気の発生する前または発生後に作物の墓集に散布、ま
たは土壌もしくは水面に施用するときは、10aあたり
有効成分として工ないし5000f好ましくは10〜1
000f’ft投することにより、有効に病害を防除す
ることができる。
また、本発明の貴園芸用殺l剤を種子処理、たとえF!
、極子粉衣剤として使用するときは、種子xjlあたり
有効成分として0.01%〜2%好ましくは0.1〜0
.5%金粉衣する仁とにエリ、有効に土壌もしくは糧子
伝染性病害を防除できる。
本発明の農園芸用殺菌剤は、殺菌スペクトラムを広げる
ために他のIkIlil芸用殺菌剤が配合されることは
好ましく、場合によっては相乗効果金期侍することもで
きる。
このような他の殺劇剤の例としては、たとえは、チオフ
ァネート、チオファネートメチル、ベノミル、カルペン
ダゾール、ハイメキサゾール、テクロフタラム、クロロ
タロニル、フエンチンーイドロキサイド、キャブタン、
キヤグタホル、サーラム、エディフェンホス、トリジク
ラゾール、IBP 、 PCNB 、 7サライド、カ
スガマイシン、ビンクロゾリン、グロシミドン、イソブ
ロチオラン、プロペナゾール、ビロキロン、クロベンチ
アゾン(8−1901)、メタラキシル、エクロメ!−
ル、イグロジオン、プロピ;ナゾール、エタコナ!−ル
、トリアジメホン、グaクロラツツ、4−メチルスルホ
ニルオキシフェニル N−メ?ルチオールカーパメー)
(NK−191)、N−(1−!トキシー2.2.2−
トリクロロエチル)サリシルアミド(NK−483) 
 ダゾメット等の殺菌剤がらげられるが、これらに限ら
れるものではない。さらに必要に応じて他の殺虫剤、た
とえば、インキサチオン、フェニトロチオン、ダイアジ
ノン、トリクロルホン、ダイスルホトン、ア七フ二一ト
、カルバリール、グロがクシュア、メソミル、チオシク
ラム、カルタップ、ピレスリン、アレスリン、フェンバ
レレート等、また殺ダニ剤、除翠剤、植物生長調節剤、
殺線虫剤、殺バクテリア剤、土壌改良剤、改良資材、°
ペーパーポット、合成培土、堆肥もしくは化学肥料等と
適宜混合して使用することもできる。
本発明のA園芸用殺菌剤と、特に稲栽培上におけるイモ
テ、ごま葉枯れ、白集枯病剤やメイ虫、ウンカおよび/
lたはヨコバイ駆除剤との配合は省力化のメリットが大
きい。同時防除剤として本発明の殺菌剤と配合しりる架
剤は前記した通りである。配合量は防除の対象および製
剤形態によって異なり、防除に必会な有効成分量を含有
名せる工う調製して使用される。
次に式(1) ’に有する化合物の製造法を合成例によ
って説明する。
合成例1 2−(2−エテル−6−see−ブチル7エ
二ル)−5−ヒドロキシイソインドリン−1,3−ジオ
ン(化合物番号9) 4−ヒドロキシフタル酸0.91?、2−エチル−6−
see−ブチルアニリン0.911及びニトロベンゼン
3mの混合物音150〜170℃で3時間攪拌した。放
冷後、反応混合物をシリカゲル・カラムクロマトグラフ
ィーに付し、ヘキサン−酢酸エチル(10:1〜5:1
)t−展開剤として分画精製すると融点129−130
℃金有する目的化合物1.5部Mが得られた。
合成例2 2−(2,6−ジイツグロピルフエニル)−
5−ヒドロキシイソインドリン−1,3−ジオン(化合
物番号11) 4−ヒドロキシフタル酸0.91?、 2.6−ジイツ
ノロピルアニリン0.91?及び0−ノクロロベンゼン
5−の混合物’k160〜170℃で5時間攪拌した。
放冷後、反応混合物を以下合成例1と同様に処理すると
融点202〜205℃を有する目的化合物1.52が得
られた。
合成例3 2−(2−エチル−6−戴−ブチルフ   
6エニル)−5−ヒドロキシイソインドリy−1゜3−
ジオン(化合物番号9) 4−ヒドロキシフタル阪g、9’it及び2−エチル−
6−(6)−ブチルアニリン0.91fの混合物を17
0℃で15分間攪拌した。放冷後、反応混合物を以下合
成例1と同様に処理すると融点155−156℃を有す
る目的化合物1.48?が得られた。
合成例4 2−(2−メチル−6−t−プチルフエニp
y ) −5−ヒドロキシイソインドリン−1゜3−ジ
オン(化合物番号3) 4−ヒドロキシフタル酸1.Or、2−メチル−6−1
−j”fルアニリン1.o7を及びニトロベンゼン4m
の混合物t150〜160℃で3時間攪拌した。放冷後
、反応混合物を合成例1と同様に処理するとガラス状の
目的化合物0.67fが得られた・ 赤外吸収スペクトル(Nujol) (m  : 33
3051770.1690 核磁気共鳴スペクト# (CDCL、−DM80d6)
δppm :1.30(9H,−重線、t−ブチル)、
2.02(3H。
−重線、メチル)、7.0〜7.8(6)1.多夏線、
芳香環水素)質量分析スペクトル: m/z 309 
(M”)上記合成例工ないし4の方法に準じて次の化合
物が製造された。
例示1ヒ合物ム    融点(℃) 5            175.5−17618 
             4 g −48次に本発明
の農園芸用殺菌剤の製造例tあげろ0文中、単に部とめ
るのは全て重量部全意味する。
製剤例1 粉 剤 化合物番号(9)の化合物2.5部、タルク47.5部
、クレー47L′部及びホワイトカーボン3部を混合機
中で均一に混合し、ハンマーミルで粉砕してl#剤會得
た・ 部、リグニンスルホン酸カルシタム1部及びりレーア4
部を混合し、適量の水を加え練合し、スクリュー押出型
造粒機により造粒後乾燥整粒して粒剤を得た。
製剤例3 水和剤 化合物番号(3)の化合物50部、ホ・ワイドカーボン
5部、ツルポールAC−2495G (東邦化学社商品
名)5部及びクレー40@f混合機中で均一に混合し、
ハンマーミルで粉砕して水利剤を得た。
製剤例4 乳 剤 化合物番号(9)の化合物10部、キシレン10部、パ
ラコールPa−2(日本乳化剤社商品名)12部及びシ
クロヘキサノン68部を混合し、均一に溶解させて乳剤
を得た。
次に本発明の化合物のm1m1芸用殺珈剤としての効果
を示す試験例tあげろ。
試験例中、対照として使用された公知化合物は次のとお
りである。
A : 2−(2−メチルフェニル)−5−ヒドロ中ジ
イソインドリン−1,3−ジオン B:2−(2,6−ノエチルフエニル)−5−クロルイ
ソインドリン−1,3−ジオン C: 2−(2,6−ジイツグロビルフエニル)−5−
クロルイソインドリン−1,3−ジオンD 二2−(2
,6−ジイツプロビルフエニル)−5−メチルイソイン
ドリン−1,3−ノオンなお、Aは特公昭41−116
40号公報に、BないしDは特公昭57−45723号
公報に、それぞれ具体的に記載された化合物である。
試験例1. 白菜機こぶ病防除試験(土壌混和)根こぶ
病(病原菌Plasmodiophora brass
icae )に罹病した白菜機を摩砕して土壌に混合し
、根こぶ病菌汚染土壌上作成した。その病原菌汚染土壌
に供試化合物を対±12.5 ppmとなるように混和
して30〇−容ポットに入れ、8菜種子(品種 無双)
を播種した(1ポツトに5粒播種し、出芽後1本仕立と
した)。温室内で45   1日間育苗した後抜き取り
、根部の発病程度を下記の基準で調査し、1区5ポツト
の平均発病程度として第1表に示した。
発病程度O根こぶを着生しない 〃  1 側根に根こぶ1作るが小さく少ない #21Ill@に小さな根こぶt沢山作る、あるいは大
きな根こぶ1作る 〃  3主根に小さな根こぶ1作る、側根の根こぶは少
ない 〃  4王根に大きな根こぶ1作る、側根の根こぶ中程
度 〃  5 主根・側根に大きな根こぶt沢山筒  1 
 表 試験例2.稲もんがれ病防除試験(予防散布)4部5系
期の稲苗(品種二日本晴)に3ボツ)50m4て300
 ppmの供試薬g、t−散布し、24時間室温に放置
した後、予めもんがれ病菌(Rh1zoct+onia
 5olani ) t−培養したえんば〈粒を稲の茎
際に4〜5粒ti11き、25〜27℃の温室に移し、
菌液21m7日後に発病の程度を病斑形成の高さく8L
) Kよって調査した。その結果を第2表に示す。
第  2  表 試験例3. キエ9り苗立枯病防除試験(±IIm注)
フスiに28℃で2週間培養した苗立枯病菌(Ehiz
ocionia 5olani ) 1c土壕に均一に
混合し、この±tat径12CILのポットに入れ、キ
エクリ(品aI:相撲半白)t−20粒ずつ播種したの
ち、上から250 ppmの供試薬’at3J/m2の
割合で潅注した。鉢を25℃の温室に2週間保ち、苗立
枯病の発病菌数(本)を調査した。1区3遅制とし、そ
の合計値を第3表に示す。
第 3 表 !′″smAE g & g″′″′″    1北海
三共株式会社 代 理 人 弁理士樫出庄治

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は、同一または異なって、
    低級アルキル基または低級アルケニル基を示す)で表わ
    される化合物。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は、同一または異なって、
    低級アルキル基または低級アルケニル基を示す)で表わ
    される化合物を有効成分とする農園芸用殺菌剤。
JP1050985A 1985-01-23 1985-01-23 イソインドリン誘導体およびそれを含有する農園芸用殺菌剤 Granted JPS61171468A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0245989A2 (en) * 1986-04-30 1987-11-19 Meiji Seika Kabushiki Kaisha Fluorophthalimides

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52125625A (en) * 1976-04-14 1977-10-21 Sankyo Co Ltd Fungicides for agriculture and horticulture

Patent Citations (1)

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