JPS61170358A - 脱脂大豆を発酵した新規な膨化食品用素材の製造法 - Google Patents
脱脂大豆を発酵した新規な膨化食品用素材の製造法Info
- Publication number
- JPS61170358A JPS61170358A JP60010309A JP1030985A JPS61170358A JP S61170358 A JPS61170358 A JP S61170358A JP 60010309 A JP60010309 A JP 60010309A JP 1030985 A JP1030985 A JP 1030985A JP S61170358 A JPS61170358 A JP S61170358A
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- Japan
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- fermentation
- rhizopus
- raw material
- soybeans
- parts
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の利用分野
この発明は、脱脂大豆を主成分とする発酵原料を発酵す
る新規な膨化食品用素材の製造法に関するものであシ、
これにより脱脂大豆から膨化スナックやフレークなどの
シリアルのような膨化した食品tl−製造するための新
規な膨化食品用素材が得られる、 すなわち、この発明の膨化食品用素材は、脱脂大豆から
蛋白の多い新規なシリアルなどの膨化食品を製造するの
に利用される。
る新規な膨化食品用素材の製造法に関するものであシ、
これにより脱脂大豆から膨化スナックやフレークなどの
シリアルのような膨化した食品tl−製造するための新
規な膨化食品用素材が得られる、 すなわち、この発明の膨化食品用素材は、脱脂大豆から
蛋白の多い新規なシリアルなどの膨化食品を製造するの
に利用される。
従来技術とその問題点
脱脂大豆をシリアルなどの食品に利用した場合、いわゆ
る大豆臭が強く味覚的に優れたものとはいえず、はとん
ど実用化されていない。
る大豆臭が強く味覚的に優れたものとはいえず、はとん
ど実用化されていない。
一方、大豆をリゾプス オリゴスポラスなどの菌により
発酵した食品について例えば特開1jfl(58−15
8148号などに記載されている。
発酵した食品について例えば特開1jfl(58−15
8148号などに記載されている。
このものは、東南アジアなどで広く利用されているテン
ペと呼dれるものと同じであるが、テンペは脱脂してな
い大豆を発酵原料とし、これに加水し、加熱殺菌径皮を
除き、リゾプス オリゴスポラスなどのfIiを含むテ
ンペ用の種菌(インドネシアなどではラギーと呼ばれ市
場などで売られている)を用い発酵して作られる。
ペと呼dれるものと同じであるが、テンペは脱脂してな
い大豆を発酵原料とし、これに加水し、加熱殺菌径皮を
除き、リゾプス オリゴスポラスなどのfIiを含むテ
ンペ用の種菌(インドネシアなどではラギーと呼ばれ市
場などで売られている)を用い発酵して作られる。
テンペは、十分に発酵したものが使用され、このものは
発酵原料に菌糸が蔓延し張シめぐらされ、原料の大豆の
粒は菌糸により互いに硬く固着しあい、容易に崩れない
堅固なケーキ状の集塊物となる。
発酵原料に菌糸が蔓延し張シめぐらされ、原料の大豆の
粒は菌糸により互いに硬く固着しあい、容易に崩れない
堅固なケーキ状の集塊物となる。
このものは1通常切った切片をそのまま或いは衣を付け
て油で揚げて食べられており、これを素材として他の食
品に加工することは、はとんど行われていない、 その上、このものは、アミン類やアンモニアによると思
われる臭気を有し、しかも大豆に由来する脂肪が菌のリ
パーゼによシ分解され脂肪酸が生じる九め、加工食品と
した場合不快臭の原因とも□なる。
て油で揚げて食べられており、これを素材として他の食
品に加工することは、はとんど行われていない、 その上、このものは、アミン類やアンモニアによると思
われる臭気を有し、しかも大豆に由来する脂肪が菌のリ
パーゼによシ分解され脂肪酸が生じる九め、加工食品と
した場合不快臭の原因とも□なる。
爽に、このものは脂肪が多い丸めエクストルーダーで押
し出すなどして膨化しようとしても十分に膨化せず、固
くて食べられないものとなる。
し出すなどして膨化しようとしても十分に膨化せず、固
くて食べられないものとなる。
問題点を解決する九めの手段
この発明の発明者らは、大豆を素材として膨化させスナ
ックやフレークなどのシリアルに利用することを研究し
、脱脂大豆を発酵原料としてリゾプス属の菌で発酵する
ことにより味覚の優れた素材となること、更にこのもの
がエクストルーダーで押し出すなどして膨化させること
ができることを見いだし、この発明を完成させた。
ックやフレークなどのシリアルに利用することを研究し
、脱脂大豆を発酵原料としてリゾプス属の菌で発酵する
ことにより味覚の優れた素材となること、更にこのもの
がエクストルーダーで押し出すなどして膨化させること
ができることを見いだし、この発明を完成させた。
すなわち、脱脂大豆をリゾプス属の菌で発酵することに
より大豆の最大の欠点であるいわゆる大豆臭がなくなり
、しかもマイルドでほのかな甘味を感する芳醇で優れた
娠覚のものとなった。
より大豆の最大の欠点であるいわゆる大豆臭がなくなり
、しかもマイルドでほのかな甘味を感する芳醇で優れた
娠覚のものとなった。
しかも、発酵を十分に行わずに途中で止めることにより
菌糸の生成を抑え、アミン類やアンモニアによる悪臭を
防ぎ、風味が優れ作業性の良好なものとなる。
菌糸の生成を抑え、アミン類やアンモニアによる悪臭を
防ぎ、風味が優れ作業性の良好なものとなる。
この発明は、脱脂大豆を主成分とする発酵原料にリゾプ
Xyl−リゴスボラス(Rhizopus olig。
Xyl−リゴスボラス(Rhizopus olig。
5porus )、リゾプス オリゼ(Rhizopu
s oryzae7)を含む種菌を接種し、発酵してい
る。
s oryzae7)を含む種菌を接種し、発酵してい
る。
この発明では、脱脂大豆を発酵原料とし、所望により穀
類、豆類、いも類、おから、油脂用種実脱脂粕などを加
えて発酵することが可能であるが、脂肪含量が増えると
膨化しにくい食品用素材となるため、脂肪含量が乾燥物
換算で7%以下とする必要がある。
類、豆類、いも類、おから、油脂用種実脱脂粕などを加
えて発酵することが可能であるが、脂肪含量が増えると
膨化しにくい食品用素材となるため、脂肪含量が乾燥物
換算で7%以下とする必要がある。
発酵原料は、加熱殺菌後発酵するのが望ましく、公知の
方法によシ殺菌する。
方法によシ殺菌する。
すなわち、発酵原料を吸水させ或いは吸水させずに、熱
水、蒸気、加熱気流などと接触することにより加熱し、
殺菌を行う。
水、蒸気、加熱気流などと接触することにより加熱し、
殺菌を行う。
加熱殺菌した発酵原料は、必要によシpHを調整した後
、リゾプス属の菌、特にリゾプス オリゴスポラス又は
/及びリゾプス オリゼを含む種〉 、姉を接種し、発酵を行う。
、リゾプス属の菌、特にリゾプス オリゴスポラス又は
/及びリゾプス オリゼを含む種〉 、姉を接種し、発酵を行う。
pHの調整は、例えば酢酸、クエン酸、乳酸、リン酸な
ど通常食品に用いられる有機或いは無機の酸を用いて行
われ、pH4,5〜6.5の範囲とするのが望ましい。
ど通常食品に用いられる有機或いは無機の酸を用いて行
われ、pH4,5〜6.5の範囲とするのが望ましい。
特に、雑菌による汚染のおそれのある場合は、1))(
5,5或いはそれ以下の酸性とするのが望ましい。
5,5或いはそれ以下の酸性とするのが望ましい。
種菌としてテンペ、タウチ璽、オンチ璽ム或いはテンペ
の種菌としてインドネシア等で市販されているラギーな
どを用いるのが望ましい。
の種菌としてインドネシア等で市販されているラギーな
どを用いるのが望ましい。
これらの種菌には、主としてリゾプス オリゴスポラス
、リゾプス オリゼなどの閑が存在することが知られて
おり、これらの菌を分離し培養したもの或いはその胞子
などを用いても良い。
、リゾプス オリゼなどの閑が存在することが知られて
おり、これらの菌を分離し培養したもの或いはその胞子
などを用いても良い。
なお、これらの菌は、例えばIFO8631(リゾプス
オリゴスポラス)、IFO4707(リゾプス オリ
ゼ)などとして(財)発酵研究所に登録されており、一
般に入手することが可能である。
オリゴスポラス)、IFO4707(リゾプス オリ
ゼ)などとして(財)発酵研究所に登録されており、一
般に入手することが可能である。
発酵は、温度が低いと発酵の遅延とそれによる雑菌の繁
殖、胞子の形成とそのための黒変などが見られ、温度が
高いと発酵の高進による異臭の発生の原因となったりと
きには菌の死滅を招くので、l゛ 位)でも実施可能である。
殖、胞子の形成とそのための黒変などが見られ、温度が
高いと発酵の高進による異臭の発生の原因となったりと
きには菌の死滅を招くので、l゛ 位)でも実施可能である。
表お、発酵は、所望に応じ任意の状態となるまで行うこ
とが可能であるが、テンペのようには発酵を十分に行わ
ず、菌糸が発酵原料全体に蔓延しても菌糸により脱脂大
豆の粒子が互いに固く固着する前の付着しはじめの段階
で発酵を止めれば、力を加えると容易に崩壊し、元の粒
の状態となる。
とが可能であるが、テンペのようには発酵を十分に行わ
ず、菌糸が発酵原料全体に蔓延しても菌糸により脱脂大
豆の粒子が互いに固く固着する前の付着しはじめの段階
で発酵を止めれば、力を加えると容易に崩壊し、元の粒
の状態となる。
この状態で発酵を止めると大豆臭が消え、しかもアミン
類やアンモニアの臭いはまだ感じられず、食品素材とし
て優れ九風諏のものとなる。
類やアンモニアの臭いはまだ感じられず、食品素材とし
て優れ九風諏のものとなる。
なお、この状態とするには、25〜40°Cで発酵した
場合およそ15〜40時間を要する。また、発酵終了時
のpHが8.0を超えないようにする。
場合およそ15〜40時間を要する。また、発酵終了時
のpHが8.0を超えないようにする。
従って、発酵するときの温度や時間をコントロールする
ことにより、常に一定の発酵状態のものとすることがで
きる。
ことにより、常に一定の発酵状態のものとすることがで
きる。
このようにして発酵したものは、そのtま直ちに或いは
あらかじめ加熱乾燥しておいて膨化スナックなどの膨化
食品の素材とする。
あらかじめ加熱乾燥しておいて膨化スナックなどの膨化
食品の素材とする。
ここで言う膨化スナックなどの膨化食品とは、膨化スナ
ックのみならず膨化したフレークなどのシリアルや多孔
質の人造向などを指し、エクストルーダーなどによる加
圧押し出しの方法、膨化機などによる加圧加熱後急激に
圧力を下げる方法、加熱ロールにより加圧圧扁後開放す
る方法など公、 知の方法で膨化、成形したものを指
す。
ックのみならず膨化したフレークなどのシリアルや多孔
質の人造向などを指し、エクストルーダーなどによる加
圧押し出しの方法、膨化機などによる加圧加熱後急激に
圧力を下げる方法、加熱ロールにより加圧圧扁後開放す
る方法など公、 知の方法で膨化、成形したものを指
す。
なお、この発明の膨化食品用素材は、必要に応じ或いは
所望に応じ穀類、穀粉、豆類、いも類等の脂肪の少ない
澱粉質原料を加え、或いは食塩、砂糖、香辛料等の調味
原料を加え加工する。
所望に応じ穀類、穀粉、豆類、いも類等の脂肪の少ない
澱粉質原料を加え、或いは食塩、砂糖、香辛料等の調味
原料を加え加工する。
発明の効果
この発明は、脱脂大豆を発酵し、膨化した食品などに利
用できる新規な膨化食品用素材とするものである。
用できる新規な膨化食品用素材とするものである。
その結果として
(1)脱脂大豆を用いる九め膨化の妨げとなる脂肪13
) いわゆる大豆臭がせず、マイルドでほのかな甘味
を感する芳醇で優れた味覚と風味のものとなる、 などの効果を有する。
) いわゆる大豆臭がせず、マイルドでほのかな甘味
を感する芳醇で優れた味覚と風味のものとなる、 などの効果を有する。
更K、発酵を途中で止めることにより
(4) アミン類やアンモニアなどの不快臭が生じな
い、 (5)容易に崩れるため他の原料と混ぜるなどの加工特
性が良い、 などの効果を挙けることができる。
い、 (5)容易に崩れるため他の原料と混ぜるなどの加工特
性が良い、 などの効果を挙けることができる。
ま次、発酵後加熱乾燥することにより発酵の進行を止め
、水分が減少する丸め (6)保存性の良い食品用素材となる。
、水分が減少する丸め (6)保存性の良い食品用素材となる。
なお、この発明の食品用素材を用いることによシ蛋白に
富んだ膨化スナックなどのシリアルが得られるようにな
った。
富んだ膨化スナックなどのシリアルが得られるようにな
った。
また、この発明の膨化食品用素材は、人造向としても利
用することができる。
用することができる。
実施例1
脱脂大豆100部に水70部を加え吸水させた脱脂大豆
を蒸し器に入れ、常圧で60分間蒸して0%前後とした
室に入れ発酵し、発酵原料全体に繭糸が伸び、脱脂大豆
の粒が互いに付着しあっても手で持ち上げると容易に崩
壊し、元の粒の状態のバラバラの粒子となる程度で発酵
を止め、新規な食品用素材を得た。
を蒸し器に入れ、常圧で60分間蒸して0%前後とした
室に入れ発酵し、発酵原料全体に繭糸が伸び、脱脂大豆
の粒が互いに付着しあっても手で持ち上げると容易に崩
壊し、元の粒の状態のバラバラの粒子となる程度で発酵
を止め、新規な食品用素材を得た。
なお、この発酵後の食品用素材のpHは、7.4であっ
た。
た。
実施例2
実施例1で得た食品用素材を約80°Cの熱風で乾燥し
、水分12%の新規な食品用素材を得た。
、水分12%の新規な食品用素材を得た。
このものは、3か月保存しても風味が変らなかった。
実施例3
実施例1の発酵後の食品用素材72部と小麦粉28部を
2軸式エクストルーダーに供給し、加圧加熱後噴出して
膨化物とした。
2軸式エクストルーダーに供給し、加圧加熱後噴出して
膨化物とした。
このものを乾燥し、油で揚げた後粉末のシーズニングを
付着させ、蛋白スナックを得た。
付着させ、蛋白スナックを得た。
この蛋白スナックは、大豆臭がせず、しかもアミン類や
アンモニア臭もなく、風味が良好であった。゛ 実施例4 実施例2の乾燥した食品用素材60部と刻んだ生馬鈴薯
40部を混合し、エクストルーダーに供給し、高温高圧
とした後常圧に噴出させ、多孔質膨化物とした。
′ このものにシーズニングオイルをスプレーし、味付けし
てスナックとした。
アンモニア臭もなく、風味が良好であった。゛ 実施例4 実施例2の乾燥した食品用素材60部と刻んだ生馬鈴薯
40部を混合し、エクストルーダーに供給し、高温高圧
とした後常圧に噴出させ、多孔質膨化物とした。
′ このものにシーズニングオイルをスプレーし、味付けし
てスナックとした。
このものは、大豆臭がせず、未完の優れたものであっ九
。
。
実施例5
脱脂大豆60部管水に浸漬後引き上げて吸水させ、おか
ら40部と混合し、発酵原料とじ九。
ら40部と混合し、発酵原料とじ九。
この発酵原料を蒸して加熱殺菌後、リゾゲスオリゴスポ
ラス(IFO8631)を接種し、25°Cで300時
間発酵新規な食品用素材を得た。
ラス(IFO8631)を接種し、25°Cで300時
間発酵新規な食品用素材を得た。
発酵前の原料は、酢酸によ、りI)H5,2に調整しλ
・、が、発酵終了時は7.6であった。
・、が、発酵終了時は7.6であった。
なお、この食品用素材70部に小麦粉20部、コーング
リッツ10部を加え水分18%に乾燥し、2軸エクスト
ルーダーによ〕高温高圧とした後ノズルよシ吐出して膨
化し友ものを乾燥し、サラダ油とシーズニングを加え味
付けし九ものは、大豆臭がなく、シかもアミンやアンモ
ニアの臭いも感ぜず大変風味の良いものであった。
リッツ10部を加え水分18%に乾燥し、2軸エクスト
ルーダーによ〕高温高圧とした後ノズルよシ吐出して膨
化し友ものを乾燥し、サラダ油とシーズニングを加え味
付けし九ものは、大豆臭がなく、シかもアミンやアンモ
ニアの臭いも感ぜず大変風味の良いものであった。
実施例6
脱脂大豆100部に水70部を加え吸水させ友後蓋して
殺菌する。次いで、これにリゾプス オリゼ(IPo
4706 )を接種し、376Cで18時間発酵し、新
規な食品用素材を得た。
殺菌する。次いで、これにリゾプス オリゼ(IPo
4706 )を接種し、376Cで18時間発酵し、新
規な食品用素材を得た。
このものは集塊物となっているが、手で持つと容易に崩
れ、脱脂大豆の粒がバラバラとなった。
れ、脱脂大豆の粒がバラバラとなった。
また、この食品用素材64部とコーングリッツ35部及
び食塩1部を2軸エクストルーダーで高温高圧とした後
ノズルより吐出させ膨化したもの実施例7 脱脂大豆100部に水70部を加え吸水させた後蓋して
殺菌する。次いで、これにラギーより分離、培養したり
ゾプス オリゴスポラスを接種し、27°Cで40時間
発酵後水分20%に乾燥し、新規な食品用素材を得九。
び食塩1部を2軸エクストルーダーで高温高圧とした後
ノズルより吐出させ膨化したもの実施例7 脱脂大豆100部に水70部を加え吸水させた後蓋して
殺菌する。次いで、これにラギーより分離、培養したり
ゾプス オリゴスポラスを接種し、27°Cで40時間
発酵後水分20%に乾燥し、新規な食品用素材を得九。
発酵前の原料のpHは6゜1であったが発酵後は6.5
となりた。
となりた。
発酵直後のものは、菌糸によシ脱脂大豆の粒が互いに付
着し九集塊物となってい九が、手で持つと容易に崩れ、
粒が互いに分離した。
着し九集塊物となってい九が、手で持つと容易に崩れ、
粒が互いに分離した。
また、この食品用素材55部とポテトグラ−エール35
部、小麦粉10部を混合し、2軸エクストルーダーによ
シ高温高圧としてノズルよ〕吐出させ膨化物を得た。
部、小麦粉10部を混合し、2軸エクストルーダーによ
シ高温高圧としてノズルよ〕吐出させ膨化物を得た。
このものは、食べたとき大豆臭がなく、マイルドでほの
かな甘味を感する芳醇な味覚のものとなう九。
かな甘味を感する芳醇な味覚のものとなう九。
この膨化物を乾燥後、油で揚げ、シーズニングを加え味
付けしたものは、大変おいしかった。
付けしたものは、大変おいしかった。
゛実施例8
、脱脂大豆80部とコーングリッツ20部を混合し、1
60°C1,5〜/dの加熱蒸気と約5秒間接触させ気
流殺菌した発酵原料に水分が約28%となるように水を
スプレーし、酢酸でpH5,8とした後、リゾプス オ
リゴスポラス(IFO8631)を接種し、30°Cで
4日間発酵後水分20%に乾燥し、新規な食品用素材を
得た。このもののpHは7.6となった。
60°C1,5〜/dの加熱蒸気と約5秒間接触させ気
流殺菌した発酵原料に水分が約28%となるように水を
スプレーし、酢酸でpH5,8とした後、リゾプス オ
リゴスポラス(IFO8631)を接種し、30°Cで
4日間発酵後水分20%に乾燥し、新規な食品用素材を
得た。このもののpHは7.6となった。
乾燥前の発酵物は、全体に菌糸が蔓延し、原料の粒が互
いに付着しあっていたが、手で押すと容易に崩れ、粒が
互いに分かれた。乾燥物は粒が互いに分かれ光状態とな
った。
いに付着しあっていたが、手で押すと容易に崩れ、粒が
互いに分かれた。乾燥物は粒が互いに分かれ光状態とな
った。
また、この食品用素材60部に小麦粉40部を加え混合
後2軸エクストルーダーで高温高圧とした後ノズルよシ
吐出して膨化物とした。
後2軸エクストルーダーで高温高圧とした後ノズルよシ
吐出して膨化物とした。
このものは、食べても大豆臭やアミン、アンモニアの臭
いが感じられず、わずかに甘味のあるものとなった。
いが感じられず、わずかに甘味のあるものとなった。
この膨化物を油で揚け、シーズニングを加え膨化スナッ
クとしたものは、大変おいしかった。
クとしたものは、大変おいしかった。
ラフ38部及び麦芽糖2部を混ぜ、蒸練後エクストルー
ダーで混捏し、押し出して餅状物とし、所定の大きさに
切断、乾燥後塩炒りして膨化させコーンフレーク状とし
友。
ダーで混捏し、押し出して餅状物とし、所定の大きさに
切断、乾燥後塩炒りして膨化させコーンフレーク状とし
友。
このフレークは、大豆臭やアミン類、アンモニアの臭い
が感じられず風味の良いものとなった。
が感じられず風味の良いものとなった。
実施例10
実施例2で得九食品用素材70部、たらすり身30部を
混合し、エクストルーダーにより混捏、押し出して多孔
質の顆粒状をした人造内を得た。
混合し、エクストルーダーにより混捏、押し出して多孔
質の顆粒状をした人造内を得た。
この人造向50部と牛ひき肉50部を混ぜ、常法によシ
作っkIs/パーグは、大変おいしかった。
作っkIs/パーグは、大変おいしかった。
Claims (1)
- 脱脂大豆を主成分とする発酵原料にリゾプス オリゴス
ポラス又は/及びリゾプス オリゼを含む種菌を接種し
、発酵することを特徴とする新規な膨化食品用素材の製
造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60010309A JPS61170358A (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | 脱脂大豆を発酵した新規な膨化食品用素材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60010309A JPS61170358A (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | 脱脂大豆を発酵した新規な膨化食品用素材の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61170358A true JPS61170358A (ja) | 1986-08-01 |
Family
ID=11746644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60010309A Pending JPS61170358A (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | 脱脂大豆を発酵した新規な膨化食品用素材の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61170358A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61212246A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-20 | Torigoe Seifun Kk | スナツク菓子の製造法 |
JPH06292529A (ja) * | 1993-04-06 | 1994-10-21 | Horiuchi:Kk | 発酵生成物含有食品 |
JP2016149967A (ja) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | 株式会社Mizkan Holdings | 容器入りの肉そぼろ風チルド食品及びその製造方法 |
-
1985
- 1985-01-23 JP JP60010309A patent/JPS61170358A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61212246A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-20 | Torigoe Seifun Kk | スナツク菓子の製造法 |
JPH06292529A (ja) * | 1993-04-06 | 1994-10-21 | Horiuchi:Kk | 発酵生成物含有食品 |
JP2016149967A (ja) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | 株式会社Mizkan Holdings | 容器入りの肉そぼろ風チルド食品及びその製造方法 |
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