JPS61169985A

JPS61169985A - 自動入出金機

Info

Publication number: JPS61169985A
Application number: JP60009911A
Authority: JP
Inventors: 宮家　勲; 嘉範越田; 欽弥前川
Original assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 1985-01-24
Filing date: 1985-01-24
Publication date: 1986-07-31
Also published as: JPS6351316B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は入金された紙幣を循環して出金紙幣として再利
用するようにした自動入出金機に関する。

（従来の技術）従来、自動入出金機は入金機能及び出金機能を有するも
ので、入金部に挿入された入金紙幣を一枚ずつ鑑別し、
真券として鑑別した紙幣を受入れ、真券として鑑別しな
かった紙幣を返却する入金機能と、機内の出金ボックス
から送シ出された出金紙幣を二重送シ、異種券混入など
の鑑別を行ない、異常が検出されなかった場合は、これ
らの紙幣を払出し、異常が検出された場合は、異常紙幣
をリノエク）ｙｊｒックスに排除する出金機能とが必要
とされている。

そして、前述の自動入出金機の場合、始業時には支払処
理部に対して各金種の支払い紙幣を準備する必要があシ
、終業時には装置内に残っている紙幣の回収を行なう必
要がある。

（発明が解決しようとする問題点）ところが、前記紙幣の準備処理や回収処理による着脱作
業が各金種の収納箱ごとに行われる場合、処理する収納
箱の数が多くなり、労力や時間を費やすという欠点があ
った。

又前記問題点を解決するものとして各金種の紙幣を一括
して収納した一括収納箱を用意し、始業時にはこの一括
収納箱内の各金種の紙幣を繰出し、金種判別して各金種
別の収納箱に収納し、終業時には、この各金種別の収納
箱から紙幣を繰出して前記の一括収納箱に回収するよう
に構成した自動入出金機があるが、この場合には新たに
一括収納箱を設ける必要がオシ、この為、自動入出金機
の紙幣収納部の構造が複雑かつ大型化し、また紙幣の補
充量も充分ではない等の問題点が指摘されていた。

本発明は専用の入金箱を不要とし、装置を大型化せずに
紙幣の補充量の大容量化を実現する自動入出金装置を提
供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段）本発明は前記問題点を解決するために、入金機能及び出
金機能を有する自動入出金機において、金種別に配され
た収納箱に紙幣を供給したり、あるいは金種別の収納箱
から紙幣を回収したシするための一括収納箱を用い、そ
れを自動入出金機本体に着脱可能に設け、しかもこの一
括収納箱は紙幣を二列に収納する様に２つに仕切って構
成したものである。

（作　用）以上の構成において、始業に際しては一括収納箱に各金
種の出金用紙幣を一括して収納し、次いでこの出金用紙
幣を収納した一括収納箱を自動入出金機に装着する。こ
の装着によって一括収納箱の片側から紙幣を繰出すとと
もに金種判別して、該当金種別収納箱に収納し、一括収
納箱の片側を空にする。その後、一括収納箱のもう片側
の紙幣を収納したカセットを空になった側へ移動させる
。

運用時には移動したカセットよシ各金種別躯納箱への不
足紙幣の補充を行ない、カセットの移動に伴ない空にな
った側は入金箱として使用する。また終業時には、一括
収納箱へ各金種の出金用紙幣を一括して収納し、扱者は
この収納箱を回収することになる。

（実施例）第１図はこの発明が適用される自動入出金機の一実施例
を示す構成図である。

本実施例における自動入出金機は、機体１に設けた取引
口２から、入金紙幣の投入ならびに出金紙幣の受取シが
行い得ると共に、これらの紙幣を紙幣循環搬送路３によ
って循環などの搬送をさせながら機体１下方のりジエク
トボックス４、一括収納箱５、および万円券、千円券の
金種別収納箱６．７、取引口２をそれぞれ相互に連結さ
せる機能を有するものである。これらの機能を満足させ
る為に、本実施例では、前記各収納箱４〜７は、その上
方に設けられた入金機構８およびその下方に設けられた
出金機構９によって紙幣循環搬送路３と連結せしめられ
ている。又９Ａ〜９Ｄは出金機構９を構成する分離給送
部、１０は送られて来る紙幣をチェック、例えばその真
偽を鑑別する紙幣鑑別部、１ノは送られて来る紙幣の表
裏を反転させる表裏反転部、１２〜１６は送られて来る
紙幣を所定方向に送シ出す振分部である。

第２図、第３図は第１図で示した自動入出金機における
一括収納箱の状態を説明する図で、第２図は始業処理前
を、第３図は始業処理後の状態を示している。

次に上述のように構成された自動入出金機の入　−出金
処理動作を説明する。この自動入出金機は第４図に示す
流れによって入出金処理がなされる。

第１は始業するための準備の処理であシ、各金種別収納
箱６．７に金種ごとに紙幣を収納する。

第２は入金取引の処理であシ、預金のために投入された
紙幣を各金種ごとに金種別収納箱６，７に収納する。

第３は、出金取引の処理であシ、支払請求金額の紙幣を
金種別収納箱６，７よシ繰出して放出する。

第４は、空時間を利用したスタッカニアエンドに対する
補給処理であシ、金種別収納箱６．２のニアエンド報知
により金種鑑別して所定の金種別収納箱６，７に紙幣を
収納する。

第５は、空時間を利用したスタッカフルに対する回収処
理であり、スタッカフルを検出した金種別収納箱６，７
より紙幣を回収する。

第６は終業のだめの処理であシ、閉店時または稼動を中
止するときに金種別収納箱６，７およびリジェクト？ッ
クス４よシ一括収納箱５へ紙幣を回収してこれを取外す
。

前述の各処理の中で入金処理および出金処理については
従来技術と同様である。したがって、ここでは始業処理
、運用時の補給処理および回収処理、取引終了後の終業
処理について説明する。なお、運用時には空となった一
括収納箱５の左側を入金デックスとして利用する。

〔始業処理の場合〕

第５図を参照して前述の始業処理について述べる。

ここで、自動入出金機は通常終業時に内部に収納されて
いる紙幣を全部回収しておシ、そのために始業時には装
置内部に紙幣が残っていないことを正常とする。

紙幣の装填準備として一括収納箱５内のカセット５ａを
第２図のように左にして必要な枚数の万円券および千円
券を収納し所定位置へ装填する。

（ステッｆ１＝以下、Ｓｌと称す）まず係員が始業設定釦を操作することにより始業処理で
あることを入力しくＳ２）に移行する。

（Ｓ２）：万円券、千円券の金種別収納箱６，７および
リジェク）ｙｊ−”ックス４の空が確認されると（Ｓ４
）に移行する。

（Ｓ３）：万円券、千円券の金種別収納箱６．７および
リジェク）＆ックス４に紙幣が残っている場合は動作停
止を行なう。

（Ｓ４）ニ一括収納箱５内に収納されている紙幣を分離
給送部９Ｂで１枚ずつ引き出して紙幣循環搬送路３に合
流し、紙幣鑑別部１ｏに送シ込む。

（Ｓ５）：紙幣鑑別部１ｏでは１枚ずつ送られた紙幣を
チェックする。なお、この紙幣鑑別部１゜は次のような
内容の鑑別機能を有している。

（、）透過光を利用したフォトハターンの識別（ｂ）反
射光を利用したフォト・ぞターンの識別（ｃ）磁気ヘッ
ドによる磁気・ぐターンの鑑別（ｄ）透過光を利用した
２重送シの検出（、）メカニカル手段、検出厚さによる
２重送シの検出（ｆ）光線の断続による信号を利用した紙幣長さの鑑別（ｇ）光線の断続による信号を利用した斜め送シ検出（ｈ）光線の断続による信号を利用した近接フィード（
順次送られる紙幣の異常接近）の検出（ｉ）透過光を利用した汚損券の鑑別（ｊ）反射光を利用した汚損券の鑑別などである。そして本実施例では、（、）〜（ｊ）を第
１級鑑別、（、）〜（ｈ）を第２級鑑別、第１級鑑別の
中の一部（ｂ）および（ｄ）〜（ｈ）を第３級鑑別と呼
ぶことにする。

（Ｓ６）：紙幣鑑別部１ｏにおいて紙幣を第３級鑑別し
、紙幣の表裏を鑑別して表と判定した場合は（Ｓ８）に
裏と判定した場合は（Ｓ７）に移行する。

（Ｓ７）：裏と判定された紙幣を表裏反転部１１で表に
する。

（ＳＳ）　：紙幣を鑑別して千円券と判定した場合は（
Ｓｌｌ）　Ｋ移行し、（Ｓ９）：万円券と判定した場合は（ＳＩＯ）に進み、
万円券以外の金種および汚損券が混入していた場合は（
Ｓ１２）へ移行する。

（Ｓ１０）：万円券は振分部１２．１３および１４　を
経由して、万円券の金種別収納箱６へ収納される。

（Ｓｌｌ）：千円券は振分部１２および１３を経由して
千円券の金種別収納箱７へ収納される。

（Ｓ１２）：万円券以外の金種および汚損券は、振分部
１２を経由して、取引口２内の上下移動可能な仕切シ板
２ａを移動させ仕切板２ａの上側へ一時集積され、る。

（８１３）ニ一括収納箱５の右側に収納された紙幣が無
くなった場合は紙幣の繰出しを停止し、（Ｓ１４）へ移
行する。

（Ｓ１４）：第３図に示すようにソレノイド２ｏに通電
を行なうことにより一括収納箱５内のカセット５ａを右
側へ移動させる。

ソレノイド２０に通電されると、コネクチングリンク２
１はカセットレバ２２係合されており、またカセットレ
バ２２はカセット５ａとポヌト２４で係合している為カ
セット５ａは右側へ移動する。カセットレバ２２はリセ
ットスプリング２３によシソレノイドの通電完了後は元
へ戻される。

以上によシカセット５ａの紙幣を分離給送機構９Ｂによ
シ繰出し可能の状態にセットされる。

（Ｓ１５）：取引口２に収積された万円券以外の金種お
よび汚損券は、分離給送部２ｂにより一枚ずつ分離給送
し、紙幣鑑別部１０、振分部１２．１３，１４．１５お
上び１６を経由して（８１４）の動作によシ空となった
一括収納箱５の左側を入金ボックスとして利用し収納さ
れ始業処理が完了する。また、ここは、運用時にも、入
金がックスとして利用される。

〔補給処理の場合〕

第６図を参照して補給処理を説明する。

（Ｓ１６）：繰出し可能の状態となった一括収納箱５よ
シ紙幣を一枚ずつ分離給送して紙幣鑑別部１０に送る。

（Ｓ１７）：紙幣鑑別部１０では紙幣を第３級鑑別する
。

（ｓ１８）：紙幣の表裏を鑑別して表と判定した場合は
（Ｓ２０）に、裏と判定した場合は（Ｓ１９）に移行す
る。

（Ｓ１９）：裏と判定された紙幣を表裏反転部１１で表
にする。

（Ｓ２０）：紙幣を鑑別して千円券と判定した場合は（
Ｓ２２）に移行し、（Ｓ２１）：万円券と判定した場合は（Ｓ２３）に移行
する。

（Ｓ２２）：千円券は、振分部１２および１３を経由し
て千円券の金種別収納箱７へ収納される。

（Ｓ２３）：万円券は、振分部１２．１３および１４を
経由して万円券の金種別収納箱６へ収納される。

（８２４）：補給紙幣が無くなるか、所定枚数の補給が
完了するか判定し完了していないと（Ｓ１６）に移行す
る。

（８２５）：後述するように顧客（またはテラー〕によ
る取引選択釦の押下があれば補給処理を中断し、押下が
なければＳ１６から繰返す。

〔回収処理の場合〕

第７図を参照して回収処理を説明する。

（Ｓ２６）：万円券回収の場合はＳ２７に移行し、（Ｓ
２７）：万円券の金種別収納箱６よシ一枚ずつ分離給送
し、一括収納箱５に収納する。

（５２８）：回収が完了するまで（Ｓ２６）から繰シ返
し、終了すると（Ｓ２９）に移行する。

（Ｓ２９）：千円券回収の場合は（Ｓ３０）に移行し、
（Ｓ３０）〜（８３１）：万円券と同様に千円券を回収
し、完了すると回収処理が終了する。

（Ｓ３２）〜（Ｓ３３）　：各紙幣の回収中に後述する
ように顧客（またはテラー）による取引選択釦の押下が
あれば回収を中断し、押下がなければ回収を続ける。

ここで、自動入出金機は、顧客（またはテラー）によっ
て取引選択釦が押下され入金（または出金）が指示され
ると入金（又は出金）可能な状態に設定され、入金（ま
たは出金）処理を行ない、動作が終了するとホームポジ
ションに設定される。このホームポジションである事が
空時間となシ補給、回収の処理が可能となるのである。

また、補給、回収中に顧客（またテラー）によって取引
選択釦が押下された場合には処理を中断し入金（または
出金）処理にただちに移行し、入金（または出金）処理
が終了し空時間（装置のホームポジション）になった時
、補給、回収の処理を再開し、再度取引選択釦が押下さ
れるか、完了するまで行なう。

〔終業処理の場合〕

第８図を参照して終業処理を説明する。

（Ｓ３４）：まず、係員によシ終業設定釦を操作するこ
とＫよシ、終業処理であることを入力すると（Ｓ３５）
：万円券の金種別収納箱６よシ一枚ずつ分離給送して一
括収納箱５に収納し、（Ｓ３６）：回収が完了するまで（Ｓ３５）を繰返し、
終了すると（Ｓ３７）に移行する。

（Ｓ３７）〜（８３８）　：万円券と同様に千円券を回
収し、完了すると終業回収処理が終了す芯。

（発明の効果）以上、詳細に説明したように本発明によれば、一括収納
箱を二つに仕切シ、始業時には一括収納箱の片側から各
金種の紙幣を取出して各金種の収納箱に分配収納し、そ
の後、もう片側の紙幣を収納したカセット室を空になっ
た側へ移動させ、運用時には空時間を利用してこのカセ
ットから各金種の収納箱へ紙幣を補給するようにし、ま
た、カセット室の移動によシ空となった一括収納箱の片
側は以後入金箱として利用するようにしたため、専用の
入金箱が不要となシ、また紙幣の補充量の大容量化が実
現できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る自動入出金機の一実施例を示す構
成図、第２図は・一括収納箱の始業処理前の状態図、第
３図は一括収納箱の始業処理後の状態図、第４図は自動
入出金機の処理動作手順を示すフローチャート、第５図
は始業処理動作を示すフローチャート、第６図は補給処
理動作を示すフローチャート、第７図は回収処理動作を
示すフローチャート、第８図は終業処理動作を示すフロ
ーチャートである。１は機体、２は取引口、２ａは仕切板、２ｂは分離給送
部、３は紙幣循環搬送路、４はリジェクトデックス、５
は一括収納箱、６，７は金種別収納箱、８は入金機構、
９は出金機構、９Ａ〜９Ｄは分離給送部、１０は紙幣鑑
別部、１ノは表裏反転部、１２〜１６は振分部である。特許出願人　沖電気工業株式会社第３図

Claims

【特許請求の範囲】入金紙幣を各金種ごとに設けられた金種別収納箱に収納
し、これら収納箱の紙幣を出金紙幣として使用する自動
入出金機において、紙幣を二列に収納する様に２つに仕切った一括収納箱を
本体に着脱可能に配し、始業時には前記一括収納箱に各金種の紙幣を混在して、
しかも二列にして収納するとともに、一列分の紙幣を繰
出して金種ごとに該当する金種別収納箱に分配収納し、
その後、残りの一列分の紙幣を繰出し可能にセットし、運用時には、前記一括収納箱内の紙幣を各金種別収納箱
の紙幣補充用として使用するとともに、繰出した紙幣一
列分の領域を入金箱として使用することを特徴とした自
動入出金機。