JPS611695A - N‐ホスホノメチルグリシンの製造方法 - Google Patents

N‐ホスホノメチルグリシンの製造方法

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JPS611695A
JPS611695A JP60119874A JP11987485A JPS611695A JP S611695 A JPS611695 A JP S611695A JP 60119874 A JP60119874 A JP 60119874A JP 11987485 A JP11987485 A JP 11987485A JP S611695 A JPS611695 A JP S611695A
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phosphonate
hcl
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/38Phosphonic acids [RP(=O)(OH)2]; Thiophosphonic acids ; [RP(=X1)(X2H)2(X1, X2 are each independently O, S or Se)]
    • C07F9/3804Phosphonic acids [RP(=O)(OH)2]; Thiophosphonic acids ; [RP(=X1)(X2H)2(X1, X2 are each independently O, S or Se)] not used, see subgroups
    • C07F9/3808Acyclic saturated acids which can have further substituents on alkyl
    • C07F9/3813N-Phosphonomethylglycine; Salts or complexes thereof

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、N−ホスホノメチルグリシンを、高品質、
高収率で得る改良された製造方法に関する。
N−ホスホノメチルグリシンより得られる成る種の塩は
発芽后除草剤として有効である。
ここに引用する米国特許第4,427,599号は、N
−ホスホノメチルグリシンの製法に関するもので、次の
ことよりなる; (1)  1,3.5ニトリシアノメチルへキサヒドロ
−1,3,5−)リアジンをアシルハライド、とくにア
シルクロライドと反応させてアシルハライドのN−シア
ノメチル−N−ハローメチルアミドを生成させ; (2)  これをホスファイトと反応させて、N−7シ
ルアミノメチルーN−シアノメチルホスホネートとし;
そして、 (3)  これを加水分解して、N−(ホスホノメチル
)−グリシンを得る。
と<K% この先行特許には次の反応経路が示されてい
る: CI、CN ここに、Rはここに定義するような脂肪族または芳香族
基、好ましくはC1〜4アルキルことくに好ましくはメ
チルまたはエチル、Xは塩素、臭素、またはヨウ累、好
ましくは塩素でおる。
b) ”x ここに、RおよびXは上に定義したとおりで′めり、R
1およびR2はともに芳香族基またはともに脂肪族基、
好ましくは BlおよびR2はC8〜6アルキル、より
好ましくはC8〜4ア、ルギル、お工びR3は脂肪族基
、好ましくはRsはC1〜6アルキル、より好ましくは
01〜4アルキルまたはR1はアルカリ金M (M) 
、好ましくはナトリウムまたはカリウムである。
ここに、R、R1  お工びB11 は上に定義し。午
とおりであり、1社塩化水素酸、臭化体素酸、ヨウ化水
素酸、硝酸、硫酸、リン酸またはクロム酢酸のような強
酸である。好ましくは、H噛塩化水率el−*たは臭化
水素酸でおる。静置1くは、加水分解は強酸の存在下で
行われる。
米国特許第4,427,599号は、エチレンクロライ
ドのような溶媒が(b)段階で使用され、この溶媒は反
応(c)の完了後に除去される。
米国特許第4,427.599号はまた、反応段階(C
)からのホスホネート反応生成物の1モルは5モクの水
で加水分解される。加水分解は、上記した強酸の下で行
われる。好ましくは加水分解は、酸を触媒として行われ
、少くとも2モルの酸が用いられ、より好ましくは2モ
ル量よりさらに過剰量が用いられる。
この最后の反応段階は温度約0〜200℃、好ましくは
約50〜125℃、さらに好ましくは約100〜125
℃で行うと教示されている。
大気圧下、加圧下、高圧下で行うこともできる。好まし
くは大気圧下で加水分解は行われる。
この特許によると、所望のN−ホスホノメチルグリシン
は水に溶解させ、pHを1〜2に調節し、溶液中から結
晶析出させF別することに段階(C)、すなわち、段階
(b)のホスホネート反応生成物からのN−ホスホノメ
チルグリシンの調製を教示している。引用されている。
収率は僅が35.49%である=実施例4は、N−ホス
ホノ、メチルグリシンの他の調製法を教示しているが収
率は僅か64.チである。
この発明は、N−ホスホノメチルグリシンを80%以上
の収率で得る改良された方法に関し、次の段階を含む: a) 次式を有するホスホネート (ここに、R、R1  およびRRはc1〜4アルキル
)を、温度約55℃から還流温度の間で、水対ホスホネ
ートのモル比が約10:1から約60=1の水と、HC
lとホスホネートのモル比が約2=1から4:1おるい
はそれ以上で加水分解して、N−ホスホノメチルグリシ
ンを得る。
b)加水分解の間にるるいはそのあとで、N −ホスホ
ノメチルグリシンの酸性水溶液から有機副生物および溶
媒を除去する。
C)次のようにして、N−ホスホノメチルグリシンの酸
性溶液からN−ホスホノメチルグリシンを沈澱させる: (1)溶液を80℃以下に冷却する。  。
(2)溶液のp)Iを約1.0〜1.8の範囲に上げる
(3)溶液を撹拌しながら2〜4 ppmのN−ホスホ
ノメチルグリシンの種を入れ、る。
(4)  溶液をさらに25℃まで冷却し、1.5時間
冷却と撹拌をする。
d)1母液から沈澱したN−ホスホノメチルグリシンを
回収する。
e)回収したN−ホスホノメチルグリシンを水で洗浄し
、不純物や塩化アンモニウムを除く。
米国特許第4,427,599号に記載された最、后の
反応段階の工業的実施においては、N−ホスホノメチル
グリシン(、PMG)を沈澱す、る前に段階(b)の反
応生成物に用いられる溶媒や、最后の加水分解反応の全
ての有機副生成物を除去することが必要であることが判
り九。また、沈1RN−ホスホノメチルグリシンを嵩収
、率で得るにはN−ホスホノメチルグリシンの、酸性水
溶液のpHはおる堺い範囲で上昇させねばならない。
反応段階(b)の副生物R”Xは除去しなけれ、ばなら
ない。この副生成物は、通常メチルまたは工1チルクロ
2イドの工うな低級アルキルクロライドであり、簡単な
ベンティング(Venting)で除去できる。
ザましくけ、反応段階(b)における溶媒(エチレンジ
クロライド)の大部分(約70重量%まで)は、最后の
加水分解段階(c)に移る前に除去されねばならない。
好ましくは、薄膜エバポレターのような装置を有する減
圧ストリッピングで除去される。残りの浴5媒、通常2
0〜.80重量%は、ホスホネート反応物を最后の加水
分解段階に移す前に意識的に除去しない。この残余?溶
媒がホスホネートの粘度を下げ、加水分解段階へのポン
プ移送を容易にする。若干の溶媒がないと、ホスホネー
トは非常に粘稠で移送し難い。
加水分解に適し、た反応容器は、還、流路、撹拌機、加
熱器および冷却器を有している。ホスホネート反応物を
完全に加水分解して、N−ホスホノメチルグリシンにす
るには、少くとも5モルの水が必要でるる。
好ましくはさらに追加の水が用いられる。使用される水
の全量は、水対ホスホネートのモル比が約10:1〜6
0:1の範囲であり、好ましくは約25=1〜35:1
の範囲であるのに充分なものでなければならない。これ
らのモル比は、実際には、酸の添加前で、ホスホネート
ヶ4 s”−a 5m!ニー[1181オ、。よ、□5
これらは実際のエンジニアリングペースで選択され、有
機溶媒の蒸留段階での水のロスやN −ホスホノメチル
グリシン生成に要する所要最少限、結晶化工程后のスラ
リーに必要な量などを考慮しなければならない。好まし
いプロセスでのスラリー濃度は、20〜309gの固形
N−ホスホノメチルグリシンを含むものである。
通常の添加順序によると、最初にホスホネート、次いで
水が反応器に加えられ、第二番目にHClが徐々に約5
0℃以下の温度で加えら゛れる。
次いで、塩化水素酸溶液を徐々に、約80℃以上、好ま
しくけtoot、さらに好ましくは還流温度まで加熱し
て加水分解を始めさせ、同時に、加水分解で生じた副生
成物の除去も行う。
塩化水素酸溶液の一加熱に際しては、反応器に大きな自
由空間を設けて、加水分解中に突然発生するガスや残留
溶媒の気化に対応するよう留意する必要がめる。
別な方法では、水をホスホネート溶液に添加し、この混
合物を静置してホスホネートの水溶液相と有機層とを分
ける。このとき、有機層は単純に相分離で分けるのが好
ましい。この際若干のホスホネートも除去される。これ
は高収率を得るためにはリサイクルされねばならない。
しかし、この時有機層を分離するのは必須ではない。有
機層は上述のように加水分解段階中に、揮発性の有機副
生成物とともに除去できる。この場合も適当な自由空間
が必要でおる。
好ましくは□、別法として、加水分解段階では最初に水
および塩化水素酸を加える。次いでこの液を約90℃以
上に加熱する。ホスホネートを徐々に、一般には約1〜
2時間かけて添加する。
好ましい別法では、ホスホネートを前の段階で用いた溶
媒とともに水と塩化水素酸溶液の還流状態の叡に添加す
る。
好ましい溶媒はエチレンジクロライドで、30x量チま
で、好ましくは約20〜25重量%の間でおる。
上述のホスホネートの加水分解け、種々の速度で多数段
階で起っていると思われる。
最初の段階では、ホスホネートの′C3〜4アルキルエ
ステル群が約55〜110℃で加水分解され、相当する
2モルのアルコールを出す。たとえば、メチルエステル
は約55〜65℃の温度で加水分解され、エチルエステ
ルは約75−80℃でエタノールを出して加水分解され
る。
次の段階では:(1)アシル部分、R−C−1が加水分
解を受け、ホスホネートの窒素原子をソロトン化し、酸
、R−COOI(を生成し、e)シアノ人チル部分を2
モルの水そ加水分解し、アミド、カルボン酸を生成し、
アンモニアを遊離する。
これはすぐにHCLと反応して塩化アンモニウムとなる
次の加水分解段階は約70〜90℃以上で起る。
加水分解は、還流温度、好ましくは105℃以上、さら
に好ましくは約105〜110℃に約3時間加熱して完
了する。
アルコール(メタノール、エタノール)、エステル(メ
チルアセテート)、クロライド(メチルクロライド、エ
チルクロライド)、゛残留溶媒(エチレンジクロライド
)等の揮発性有機副生物は、ホスホネートのN−ホスホ
ノメチルグリシンへの加水分解中あるいは后に、実質的
に除去されねばならない。これら−の揮発性有機物質は
、少量の水とともに反応器からス) +7ツピングによ
り除去することができる。
驚くべきことに、もしこれらの揮発性有機副生物や溶媒
が、N−ホスホノメチルグリシンの水#液から実質的に
除去されないと、固体N −ホスホノメチルグリシンの
沈澱、回収が短時間に高収率で得られないことが判った
。換言すれは、これらが残留していれは、沈澱生成を非
常に遅<シ、細かい結晶を生成して母液から分離するの
が非常に困難になる。有機副生物を実質的に除去しない
と同時での収率は30〜60チになる。′実質的に除去
する〃とは、少くとも50重量慢好ましくは約70重量
−以上のことである。
加水分解と有機生成物のス) IJッピングが完了した
后、N−ホスホノメチルグリシンの酸溶液は、熱い間に
(80℃以上)加水分解反応器から他の沈澱容器に緩や
かに撹拌しながら移すこともできる。しかしながら、同
じ容器の中で沈澱させる方が好ましい。
高収率でN−ホスホノメチルグリシンの沈澱を得るには
、次のようにしなければな、らない:(1)%定のpH
範曲;(2)固形N−ホ、スホノメメチグリシンの核を
用いる;(3)熱溶液を60℃以下、好ましくは約55
〜50℃以下に冷却する。
塩化水素酸溶液のpHは、ゼロ近くから、約1.0〜1
,8、好ましくは約1,2〜1.6、最も好ましくは約
1.4に上昇しなければならない。
pHは、塩化水素酸や、酢酸のような酸性副生物を、水
酸化アンモニウム、水酸化ナトリウム、有機アミン、等
の強塩基と反応させることにより調節する。好ましくは
、水酸化アンモニウムを用いて、塩化アンモニウムと水
を生成させてpHを調節する。塩化アンモニウムは、他
の塩に比較して非常に高い水溶性があるので、好ましい
強塩基である。塩化アンモニウムの大部分は水に溶け、
沈澱したN−ホスホノメチルグリシンの中の不純物とな
るのは極めて少い。
好ましい有機アミンは水溶性の極めて少いものである。
好ましくはX p)I調節は塩化水素酸溶液の温度を8
0℃以下に下げる前に行う。
塩化水素酸や酸性副生物はスチームストリッピングや@
ytaf&液の沸騰によっても除去できるが、コストが
高いので好ましくない。
もし、pHが上記の範囲に調節されていないと、N−ホ
スホノメチルグリシンはかなりの部分が溶液中に残り高
収率で沈澱することができない。
前述したように、N−ホスホノメチルグリシンの塩化水
素酸溶液は、固形N−ホスホノメチルグリシンの核を入
れて、大きな結晶でかっ高収率でN−ホスホノメチルグ
リシ/の沈澱を得ることができる。好ましく轄、溶液に
は固形N−ホスホノメチルグリシンを1〜4pPm% 
より好ましくは1〜2 ppm結晶の種として入れる。
種入れは、約80℃以下、好ましくは約65〜75℃で
行う。約80℃以上で行うと、種結晶が溶解してしまう
。もし溶液に柚入れをしないと溶液が室温になるまでは
通常結晶化は始まらない。このように樵入れは結晶化を
促逸する。
N−ホスホノメチルグリシンの沈澱は、溶液をかるく撹
拌してもよい。かるい撹拌を与えると、大きな結晶とな
り濾過が容易となる。高いシアのかかる混合をすると結
晶が破壊され、沈澱した結晶の濾過が困難となる。
熱溶液が約25℃、以下となす、1.5時間以上経過す
ると結晶化は実質上完了する。これ以上維持しても収量
は少し上るだけである。1.5時間を保持しないと、収
量は70〜75−程度である。
沈澱し九N−ホスホノメチルグリシンは濾過や遠心分離
により母液から分離される。遠心分離法は水が少くてす
むので好ましい方法である。
分離した結晶は、アンモニウムクロライドなどの不純物
を除くために水洗するのが好ましい。
洗滌液や母液からさらに約2〜3重量%のN−ホスホノ
メチルグリシンを得ることもできる。
これは、 (1)、洗滌液や母液を、塩基、好ましくは水酸化アン
モニウムまたは水酸化ナトリウムでpH約7に中和する
; C) 大部分の水を蒸発させる;そして(3)  pH
を上記の範囲、好ましくは1.4までHClで下げ、温
度を約60℃以下、好ましくは約55−50℃より好ま
しくは約25℃以下に下げる。
本発明方法によると、使用した水の量、調節pH等にも
よるがN−ホスホノメチルグリシンを80重量−以上、
代表的には80−90重量−の収率で得られる。この方
法によると純度は90〜98゛チの範囲である。
以下に、実施例により説明する。
実施例 1 500−の4ツ首丸底フラスコに、水冷ジャケットコン
デンサー、温度計、zsomg集iフラスコを付けたも
のに、1502の水と1502の試薬級HCl液(37
重量%)を加え、混合液を還流下100℃に加熱する。
“ この還流混合物に、120tのo、o−ジメチル−N−
シアノメチル−N−アセチルアミノメチルホスホネ、−
ト(以下「ホスホネート」という)溶液(72,5重量
−ホスホネート、9.3重量%エチレンクロライドおよ
び18.2重量%不明物)を滴下ロートを通じて、45
分間以上をかけて80℃以上の蒸気温度で添加した。
添加中に溜出分を3つのM分に集めi+ホスホネート添
加の1/2.2/3お工び終了時。
それぞれ、7.8 f、 12.8 fおよび21.I
Pが集められた。分液ロートで相分離させ、有機層(下
層)を秤量し、分析した。結果は次のとおり  : <qbは重量%による) 第1カツト、1.7F (80,4チEDC,1,4%メタノール)第2カツト
、4.8f (49,7チEDC,4,9チメタノール)第3カツト
、9.4t (35,3%IDC,6,3チメタノール)反応混合物
の温度は、43.11の溜出液を集めるまでに100か
ら109℃に上昇した。この温度(109℃)で反応は
全還流方式に替え、そして29重量%水酸化アンモニウ
ムの50rを、滴下ロートからゆっくり15分以上かけ
て滴下した。
反応混合物は、緩やかに撹拌して80℃に冷却した。混
合物のpHは、温度補正電極を有する標準pHメーター
で測定し、水酸化アンモニウムの適量を用いて1.2か
ら1.4に上昇させた。
pH調節后、数ミリグラムの固形N−ホスホノメチルグ
リシンで種入れし、緩い撹拌下に室温まで冷却した。温
度か、60℃になったとき固形結晶が突然生成し、反応
混合物はスラリー状となった。
室温で1時間経過したのち、清浄で乾燥し、た。−あら
かじめ秤量した50011Igのガラスロート(med
ium frited glasss ’funnel
 )で減圧濾過した。母液は259.2 tでめった。
p過ケーキを150fの水で洗滌し、この洗滌水け3同
ケーキ上を循還した。178.3Fの洗滌水が集った。
ケーキがのったロートを、減圧オーブンで一夜乾燥(5
0℃、26インチHf)シ、秤量した。
乾燥ケーキ(58,3f)を回収し、均一化し、微細な
白色粉の試料とする。
分析結果によると、この粉状体は93.9重量%のN−
ホスホノメチルグリシンを含み、ホスホネートからの全
収率は82%でおることが判った。
実施例 2 500−の4ツ首丸底フラスコで、水冷ジャケットコン
デンサー、温度針および250dの集液フラスコを設け
たものに115fの77.2重量−ホスホネート液と1
50tの水とを混合する。この混合物に150tの試薬
級HCl液(37重量−)を滴下口・−トを経て、ゆっ
くり゛20分以上かけて、温度50セ以下を保って滴下
する。
この混合物を3時間以上かけて、50℃から105℃へ
昇温する。この間、反応につれてメタノールが発生し、
残留エチレンジクロライドが溜出し、集液される。溶液
は65℃で沸騰し始める。
105℃になったとき、コンデンサーを切り替えて、3
時間全還流とする。凝縮液はまた10分間集液される。
全部で61.1’s fの溜出液を得た。反応液はそれ
から70℃に冷却し、溶液は29重its水酸化アンモ
ニウムの45.3fを滴下ロートから徐々に加えて、p
H1,4に調節した。数ミリグラムの固形N−ホスホノ
メチルグリシンで溶液を種入れし、室温まで冷却した。
64℃で結晶化が始まった。このスラリーを25Cで約
1時間撹拌し、直径6インチの実験室遠心分離機で固形
物を分離した。乾燥布を有するポールはあらかじめ秤量
しておいfce200〜300 rpmで回転するポー
ルにスラリーを入れる。P*を反応器にリサイクルして
全ての固形分を分離した。
仄に回転数を800〜900 rpmに上げ、15分間
回転し、310Fの固形分を得た。
ケーキf:次いで低a (300rpm )で1502
の水でで充滴した。水は250dのプラスチックボトル
からケーキの上にスプレーした。水は2回リサイクルし
、900rpmに上昇し、乾燥ケーキと155tの水を
集めた。
ケーキはポールごと減圧オープンで一晩乾燥した(50
℃、26インチHP)。
乾燥固形物をポールより外し、均一化して試料とする。
分析結果によると、固形物は97.8重量%のN−ホス
ホノメチルグリシンを含ミ、ホスホネートからの全収量
は85チでめった。
実施例 3 実施例2と同様の装置と方法で行った。
ホスホネートの溶[(127f、69.2重量%)を1
5ofの水と混合する。試薬級のHCl(150F)を
滴下ロートを経て、9分間以上かけて滴下、温度は25
℃から37℃に上昇する。この混合物を還流温度で4.
3時間加温する。
1 反応終了后(105℃で3時間還流)、凝縮液は集
箪され、反応混合物は70℃に冷却される。     
 。
次い、で、500fのアラミン(ALAMINK)■3
36(登録商標)、(水不溶性、対称性C畠〜1oアル
キル直鎖第三級アミン)を添加した。
混合物を65℃で5分間撹拌する。次いで加熱分液ロー
トに移す。2相は85℃で10分間分離し友。
若干の固形物を含む水槽(下層)はビーカーに移され、
pHを試薬級HCA (37重量qb>の。
33、5 fを徐々に加えて3.3から1.48に調節
する。65℃でより多くの固形物が生成した。
これを室温まで冷却し、適当に撹拌して一時間保ち、濾
過し、50tのトルエンで洗い、実施例1のように乾燥
した。
乾燥固形分(66,91を得た。これは87.9Xt−
〇N−ホスホノメチルグリシンを含み、85−の全体収
率でおった。
実施例 4 揮発性有機副生物をスチームスバージングで除く他は、
実施例2と同じ装置、方法で同様の実験を行った。
ホスホネート溶液(132F、6&9重量%)を15o
fの水と混合した。次いで150fの試薬級HClt徐
々に添加した。
反応混合物の温、度が107℃に達したとき、過熱水蒸
気を吹き込み、温度を110℃とする。
反応混合物を80.℃に冷却し、4&2Fの水酸化アン
モニウムでpHを1.2に調節する。糧入れし、室温で
1時間冷却する。
固形分は分離し、洗滌し、実施例1のようにして乾燥す
る。
、乾燥固形分(659)を得た。これは94.46重量
−のN−ホスホ、ツメチルグリシンを含み、全体収量9
0チでめった。
実施例 舎 揮発性の有機副生物を加水分解段階中またはその后で除
去しなかったこと以外は、実施例2と同様の装置および
方法で同様の実験を行った。
加水分解反応は、86℃での還流1度で4時間行った。
この反応終了后、58.5fの水酸化アンモニウムで反
応混合物のpHを1.5に調節した。温度は65℃であ
った。
溶液を室温まで冷却し、2時間保った。得られた固形物
は、極めて僅かであった。
母液を一晩放置し、17時間后に、若干の固形分が見ら
れた。これを濾過、水洗して実施例4と同様にして乾燥
した。
19、2 fの乾燥固形分が得られた。実施例2の60
tに比べると非常に少い。母液から社数週間にわたり固
形分が分離し続けた。結晶化の速度が非常に遅いことが
判る。
? 実施例 尋 250I117!の3ツ・首丸底フラスコで、磁気撹拌
機、還流コンデンサー、温度計、分溜塔を設けたものを
1素でフラッシュしたのち、0.0−ジメチルN−アセ
チル−N−シアノメチルアミンメチルホスホネート(8
0,5重量%)の41.06Fを60−の水に溶解した
溶液を調製した。濃厚塩酸(29−1469,454モ
ル)を加え、還流コンデンサーは止め、混合物を沸点ま
で加熱した。揮発物は反応器から部用するにまかせ、塔
頂部は95℃(ポット107℃)でめった。s溜ヘッド
を外し、還流コンデンサーは作動を始めた。混合物は還
流温度に約4時間加熱した(ポット107〜110℃)
。混合物を約70℃に冷却し、濃厚水酸化アンモニウム
の14.or(zaxモル)で中和し、最終pHは70
℃で1.0であった。この段階では、混合物は均一で黒
褐色であった。これを20℃に冷却し、2時間撹拌した
のち、生成物は炉別して集められた。集めた固形分は2
5−の氷冷水で況滌し、40℃で一夜減圧乾燥し、2a
711ON−ホスホノメチルグリクツを得た。(分析値
は95.6 wtチ、134モル、89.3修正収率)
。この方法は全部で5回行っている。平均収率は89.
1±1.7%でめった。
1隻桝−盈       、         。
揮発性の有機副生物を加水分解段階中に除去した以外は
、実施例2と同様に実゛験した。
還流期間の後、反応混合物を′1時間真空度調節下(水
銀柱12.7CI11以上)に放置して8(lまで温度
が下がるのにまかセた。この間に100gの留出物が補
数された。、5 熱い反応混合物に清浄水(100g)を加えると固体は
結晶化した。これを分離し、洗浄し、実施例4のように
乾燥した。
乾燥固形分(58,1g)を得た。これは96.1重量
%のN−ホスホノメチルグリシンを含み、85% ゛の
全体収率であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次のことからなる80%以上の収率でN−ホスホノ
    メチルグリシンを製造する改良法:(a)次式を有する
    ホスホネート ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここに、R、R^1およびR^2はC_1〜_4アル
    キル)、を約55℃から還流温度の間で、水対ホスホネ
    ートのモル比が約10:1〜60:1の水と、HCl対
    ホスホネートのモル比が約2:1〜4:1あるいはそれ
    以上のHClの存在下で加水分解して、N−ホスホノメ
    チルグリシンの酸性水溶液を得る; (b)加水分解段階の間に、あるいはその后で、N−ホ
    スホノメチルグリシンの酸性水溶液 から揮発性有機副生成物および有機溶媒を除去する; (c)N−ホスホノメチルグリシンの酸性水溶液から次
    のようにしてN−ホスホノメチル グリシンを沈殿させる: (1)水溶液を約80℃以下に冷却する; (2)溶液のpHを約1.0〜1.8の範囲に上昇させ
    る; (3)溶液を撹拌しながら、固体のN−ホスホノメチル
    グリシンの2〜4ppmで種入れする; (4)溶液を撹拌を続けながら約25℃にさらに冷却し
    、約1.5時間冷却する; (d)母液から沈澱したN−ホスホノメチルグリシンを
    回収する; そして、 (e)回収したN−ホスホノメチルグリシンを水で洗滌
    して、不純物や塩化アンモニウムを除く。 2、R、R^1およびR^2がC_1〜_2アルキルで
    あり、該pH調節は約1.2〜1.6の範囲になされ、
    水の量はモル比が約25:1〜35:1になる様な量で
    あり、HClはHCl対ホスホネートのモル比が約3:
    1〜3.5:1になるような量であるところの特許請求
    の範囲第1項の方法。 3、R、R^1およびR^2が全てメチルであり、pH
    調節が約1.2〜1.6の範囲に上昇される特許請求の
    範囲第2項の方法。 4、加水分解段階は、ホスホネートをHClと水の溶液
    に約90℃以上の温度で徐々に添加して行う特許請求の
    範囲第1項の方法。
JP60119874A 1984-06-04 1985-06-04 N‐ホスホノメチルグリシンの製造方法 Granted JPS611695A (ja)

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