JPS61169497A - 負荷方向可変式巻上装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は必要に応じ負荷方向を容易に変更できる負荷
方向可変式巻上装置に関するものである。

〔従来技術〕

従来、電動機により減速機構を介して駆動されるロード
シープをフレームに対し回転自在に取付け、かつそのロ
ードシープにロードチェーンを巻掛けた型式の巻上装置
においては、ロードチェーンの出入口が前記フレームの
下部または側部の何れか一方にのみ設けているので、フ
レームラ固定するとロードチェーンの出入方向が決まっ
てしまい、そのため巻上装置の使用態様を変更すること
は困難である。

〔発明の目的、構成〕

この発明は前述の問題を有利に解決できる負荷方向可変
式巻上装置を提供することを目的とするものであって、
この発明の要旨とするところは、フレーム１に電動機２
により減速機構を介して駆動されるロードシープ３が回
転自在に取付けられ、そのロードシープ乙にロードチェ
ーン４が巻掛けられている巻上装置において、前記フレ
ーム１に第１チェーン出入口５Ａ、５Ｂと第２チェーン
出入口６Ａ、６Ｂとがロードシープ周囲方向に間隔をお
いて設けられていることを特徴とする負荷方向可変式巻
上装置にある。

〔実施例〕

次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。

第１図ないし第６図はこの発明の第１実施例を示すもの
であって、中間フレーム７とその両側に嵌合された側部
フレーム８．９とがボルト（図示を省略した）により結
合されてフレーム１が構成され、電磁ブレーキを有する
電動機２のケーシング１０は一方の側部フレーム８に対
しボルト（図示を省略した）により固定され、かつ他方
の側部フレーム９にはギヤがツクス１１がボルト（図示
を省略した）によυ固定され、さらに２つのロードシー
プろを備えている中空軸１２はフレーム１によυ軸受１
３を介して回転自在に支承されている。

ケーシング１０のロータ軸に一端部が連結された駆動軸
１４は前記中空軸１２に貫通され、かつその駆動軸１４
の他端部はギヤデツクス１１に設けられた軸受１５によ
り支承さ°れ、駆動軸１４と平行に配置された中間軸１
６は、フレーム１に設けられた軸受１７およびギヤがツ
クス１１に設けられた軸受１８により支承され、前記駆
動軸１４の他端部に形成された小径駆動歯車１９は中間
軸１６に固定された大径中間従動歯車２０に噛み合わさ
れ、また中間軸１６に形成された小径中間駆動歯車２１
は前記中空軸１２の端部に固定された大径従動歯車２２
に噛み合わされている。

各ロードシープ３にロードチェーン４が巻掛ケられ、か
つ前記フレーム１における中間フレーム７には、各ロー
ドチェーン４に対応する第１チェーン出入口５Ａ　、５
Ｂおよび第２チェーン出入口６Ａ、６Ｂが、ロードシー
プ周囲方向に間隔をおいて設けられ、第２チェーン出入
口のうちの一方の第２チエーン出入ロ６Ｂにおけるロー
ドシープ周囲方向の巾は、ロードシープ３から離反する
にしたがって漸次拡大し、一方のチェーン出入口例えば
第１チェーン出入口５Ａ、５Ｂが下部に配置されている
とき、第２チェーン出入口６Ａ、６Ｂが側部に配置され
るように構成され、さらに各側部フレーム８，９の上下
両側および左右両側にはそれぞれ複数のボルト挿通用透
孔２３が設けられ、また中間フレーム７には第１チェー
ン出入口５Ｂと第２チェーン出入ロ６Ａとの間において
ロードチェーン４の無負荷側部分をガイドする共通のガ
イドローラ２４が取付けられている。

前記側部フレーム８，９の側部に、垂直に延長するよう
に配置された山形鋼からなる取付部材２５の一辺が当接
されてボルト２６により固定され、その取付部材２５の
他辺は公知の走行式棚積リフト２７における中空の縦フ
レーム２８に当接されボルト２９により固定され、各ロ
ードシープ３に巻掛けられた各ロードチェーン４におけ
る無負荷側部分は、横方向に延長して第２チェーン出入
ロ６Ａを通過し、次いで縦フレーム２８内に取付けられ
た支持シープ３０に巻掛けられて、その支持シープろ０
から縦フレーム２８内を垂下し、前記無負荷側部分の垂
下端部には縦フレーム２８内に配置されたカウンタウェ
イト３１が連結されている。

前記各ロードチェーン４における負荷側部分は。

第２チエーン出入ロ６Ｂを通過して斜め上方に延長し、
次いでガイドシープ３２および支持シープ６３に順次巻
掛けられ、その支持シープ３３から垂下している負荷側
部分の垂下端部は、伸縮フォーク３４を備えている荷台
３５に連結され、その荷台３５には縦フレーム２８に係
合する昇降ガイドローラ３６が取付けられ、前記電動機
２を運転すると歯車減速機構を介して各ロードシープ３
が回転され、各ロードチェーン４を介して荷台３５が昇
降移動される。

第１実施例の場合、中空軸１２に２個のロードシープ３
を一体に設け、各ロードシープ乙にそれツレロードチェ
ーン４を巻掛けているが、中空軸１２に設けるロードシ
ープ乙の数は１個だけであってもよい。

Ｍ４図および第５図はこの発明の第２実施例を示すもの
であって、各側部フレーム８，９の下部に、水平に配置
された取付部材２５の一辺が当接されてボルト２６によ
り固定され、その取付部材２５の他辺はトロリフレーム
３７に載置されてボルト２９により固定され、かつその
トロリフレーム３７には走行車輪３８が取付けられると
共に走行用駆動装置ろ９が固定され、さらに建築物の天
井に架設された支持ビーム４０に固定されている走行用
レール４１に前記走行車輪３８が載置されている。

ロードシープ乙に巻掛けられたロードチェーン４におけ
る負荷側部分は第１チェーン出入口５Ａを通って垂下し
、その負荷側部分の垂下端部にはフック４２が取付けら
れ、かつ前記ロードチェーン４における無負荷側部分は
第１チェーン出入口５Ｂを通って垂下し、さらに前記ト
ロリフレーム６７にはロードチェーン４の無負荷側部分
を収納するパケット４３が取付けられている。

この発明を実施する場合、ロードチェーンとしては、ロ
ーラチェーンまたはリンクチェーンの何れを使用しても
よい。また第６図に示すように、フレーム１の側部を建
築物に架設固定された支持ビーム４０の側部に対し取付
部材２５を介してデルトにより固定してもよく、第７図
に示すように、フレーム１の上部を建築物に架設固定さ
れた支持ビーム４０の下面に対し取付部材２５を介して
デルトにより固定してもよい。

〔発明の効果〕

この発明によれば、フレーム１に電動機２により減速機
構を介して駆動されるロードシープ３が回転自在に取付
けられ、そのロードシープろにロードチェーン４が巻掛
けられている巻上装置において、前記フレーム１に第１
チェーン出入口５Ａ。

５Ｂと第２チェーン出入口６Ａ、６Ｂとがロードシープ
周囲方向に間隔をおいて設けられているので、ロードシ
ープ乙に巻掛けられたロードチェーン４を、第１チェτ
ン出入口５Ａ、５Ｂに通したり第２チエーン出入ロ６Ａ
　、６Ｂに通したすして、ロードチェーン４の出入方向
を容易に変更することができ、したがって、必要に応じ
巻上装置の負荷方向を容易に変更できる効果が得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第６図はこの発明のＭ１実施例を示すもの
であって、第１図はこの発明の巻上装置を走行式棚積り
フドに使用した状態を示す一部縦断正面図、第２図は巻
上装置の縦断正面図、第３図は巻上装置の縦断側面図で
ある。第４図およびＭ５図はこの発明の第２実施例を示
すものであって、第４図はこの発明の巻上装置を天井走
行うレーンに使用した状態を示す一部切欠縦断正面図、
第５図は巻上装置の縦断正面図である。第６図および第
７図はこの発明の巻上装置の他の使用例を示す縦断正面
図である。 図において、１はフレーム、２は電動機、３はロードシ
ープ、４はロードチェーン、５Ａ、５Ｂは第１チェーン
出入０．６に、６Ｂは第２チェーン出入口、７は中間フ
レーム、８および９は側部フレーム、１４は駆動軸、２
３はゲルト挿通用透孔、２４はガイドローラ、２５は取
付部材、２６は？ルト、２７は走行式棚積リフト、３７
はトロリフレーム、３８は走行車輪、３９は走行用駆動
装置、４１は走行用レール、４２はフックである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フレーム１に電動機２により減速機構を介して駆動され
   るロードシープ３が回転自在に取付けられ、そのロード
   シープ３にロードチェーン４が巻掛けられている巻上装
   置において、前記フレーム１に第１チェーン出入口５Ａ
   、５Ｂと第２チェーン出入口６Ａ、６Ｂとがロードシー
   プ周囲方向に間隔をおいて設けられていることを特徴と
   する負荷方向可変式巻上装置。