JPS6116764A - パチンコ遊技機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ この発明は、パチンコ遊技機の可変入賞球装置に関し、
特に、入賞領域および入賞玉検出部の構造が改良された
可変入賞球装置に関する。

［従来の技術］ 一般に、パチンコ玉を利用して遊技するパチンコ遊技機
が広く普及し、手軽なレジャーの１つとして遊技者に親
しまれている。従来のパチンコ遊技機は、チューリップ
と称されるヤクモノや、その他各種の入賞球装置が遊技
盤に配設され、パチンコ遊技の興趣の向上が図られてい
る。ところで、遊技者には新規な入賞球装置が配設され
たパチンコ遊技機の方が人気がある。このため、パチン
コ遊技機業界では、新規な可変入賞球装置の開発が要望
されている。

このような要望に応えるべく、本願出願人は、先に特願
昭５４−１４５６４３号および特願昭５４−１４５６４
４号において、１度に多量の賞品上を獲得可能な電動制
御の可変入賞球装置を備えたいわゆるフィーバ−（本願
出願人の登録商標）タイプのパチンコ遊技機を提案した
。

［発明が解決しようとする問題点］ 上述のようなフィーバ−（登録商標）タイプのパチンコ
遊技機に用いられている可変入賞球装置の場合、電動制
御によって種々複雑な可変制御が可能であるが、制御面
のみだけでなく構造面でもより遊技の興趣を高めるよう
にすれば、より人気のある可変入賞球装置とすることが
できるであろう。

また、可変人員′球装置には１度に多量のパチンコ玉が
入賞可能であるから、入賞したパチンコ玉の検出をでき
るだけ早く検知できるように構造上の工夫を施す必要が
ある。

それゆえ、この発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、予め定められた一定期間内に所定個数の入賞玉を受
入れる可変入賞球装置であって、可変入賞球装置を複数
の領域に分【プ、そのうちの１つの領域に入賞玉があっ
た場合に再度可変入賞球装置を開放することによって遊
技者が獲得可能な入賞玉を多くする可変入賞球装置を提
供するとともに、その可変入賞球装置への入賞玉の検出
を極めて簡単な構造で迅速になし得ることのできる可変
入賞球装置を提供することを主たる目的としている。

［問題点を解決するための手段］ この発明は、入賞領域が複数の領域に分けられ、少なく
とも１つの入賞領域は入賞玉のあったときに可変入賞球
装置を繰返して遊技者にとって有利な第１の状態にでき
るように定められた特賞領域とされた可変入賞球装置で
あって、特賞領域へ入賞した入賞玉を検出する繰返し条
件検出手段と、人員°領域に入賞した全入賞玉数を検出
するための入賞玉数検出手段とを備えた構成の可変入賞
球装置である。

Ｕ作用７ 特定遊ｊ支状態のどき、可変入賞球装置は第１の状態に
変化する。このときに複数に分けられたいずれかの入賞
領域に入賞した玉は入賞玉検出手段によって検出される
。また、複数の領域に分けられた入賞領域のうら、特賞
領域に入貢゛した玉は繰返し条件検出手段によってまず
検出され、続いて入賞玉検出手段によって検出される。

繰返し条件検出手段によって入賞玉が検出されると、そ
の出力に基づいて可変入賞球装置はＭ２の状態に変化後
再度第１の状態に変化される。

［発明の実施例コ 以下には、図面を参照して、この発明の一実施例につい
て詳細に説明をする。

第１図は、この発明の可変入賞球装置４０が備えられた
パチンコ遊技機の正面図である。構成において、パチン
コ遊技機１ｏは、前面枠１１と、該前面枠１１に着脱自
在に装着δれた遊技盤１とを含む。遊技盤１には、セー
フ孔２ａ　、　２ｂ　、入賞領域３ａないし３ｃ、複数
のヤクモノ（通称チューリップ）４ａ、４ｂ、およびア
ウト玉人口５が形成されている。また、遊技盤１のほぼ
中央部には、可変入賞球・可変表示装置３０が配設され
ている。可変入賞球・可変表示装置３０は、この発明の
一実施例の可変入賞球装置４０に可変表示装置５０が一
体的に組合わされた構成の装置である。

可変表示装置５０は、回転ドラム表示機構５゜Ａおよび
セグメント表示器５０Ｂを含む構成であり、入賞領域３
８〜３Ｇへの入賞玉に応じて回転ドラム表示［＊５０Ａ
およびセグメント表示器５０Ｂの可変表示が開始され、
遊技者の停止指令操作または可変表示開始から一定時間
後において、可変表示が停止される。このときの回転ド
ラム表示機＄＃５０Ａの表示状態とセグメント表示器５
０Ｂの表示状態との組合わせが所定の状態になったとき
、可変入賞球装置４０を開成駆動できるように定められ
た特定遊技状態になる。

第２図は、可変入賞球・可変表示装置３０の斜視図であ
る。第３Ａ図および第３Ｂ図は、可変入賞球装置４０の
詳細を示し、特に、第３Ａ図は可変入賞球・可変表示装
置３０の裏面から見た可変入賞球装置４０の詳細を示し
、第３Ｂ図は可変入賞球装置４０の入賞領域部分の縦断
面図である。

次に、第２図、第３Ａ図および第３Ｂ図を参照して、可
変入賞球・可変表示装置３０の構造をふまえて可変入賞
球装置４０の構造について詳細に説明をする。

可変入賞球・可変表示装置３０は、取付板３１に可変入
賞球装置４０と可変表示装置５０とが一体的に装着され
た構成になっている。具体的には、取付板３１には開口
部３２が穿設されている。開口部３２は酊変入賞球装置
ｔ４０の開閉板４１が開成されたときに入賞領域となる
ように、横長の長方形の孔とされ−Ｃいる。取付板３１
には、回転ドラム表示機構５０Ａに含まれる回転ドラム
に描かれた識別情報を表示するための表示窓３３ａ、３
．３ｂ　、３３ｃが形成され−Ｃいる。さらに、取付板
３１の最上部には、枠部材３４が取付けられている。枠
部材３４にはセグメント表示器５０Ｂが装着されており
、その上部は逆ハ字状の玉受部３４１が取付けられてい
る。玉受部３４１で受けられた玉は、入賞領域３ａとな
る孔を介して裏面へ導かれるようになっている。さらに
、枠部材３４の横方向に延びる部分には、玉を通過させ
るための通過領域３４２．３４３が形成されるとともに
、該通過領域３４２．３４３を通過した玉の落下に変化
を与えるために、取付板３１のほぼ中央部で開口部３２
の上部位置には横１列に障害釘３５が適当な数だけ植設
されている。障害釘３５と開口部３２との間には、ガイ
ド部材３６が装着されている。ガイド部材３６は、横方
向の複数箇所に、垂直方向に延びるガイド板を有し、玉
を垂直方向に導きながら落下させる働きをさせるもので
ある。

可変入賞球装置４０は、第１の状態と第２の状態とに開
閉駆動されるものであって、遊技者にとつて有利になる
第１の状態では開閉板４１が前方へ開かれて玉を受入容
易な状態となり、遊技者にとって不利な第２の状態では
開閉板４１が閉じられて玉の受入が不可能な状態になる
。

可変入賞球装置４０の構造をより具体的に説明する。可
変入賞球技Ｍ４０は枠部材４２の前面（すなわち開口部
３２に関連する部分）に回動自在に装着された開閉板４
１を含む。開閉板４１の両側端縁には、裏面側に突出す
る三角形の側壁４１１．４１２が備えられている。側壁
４１１，４１２は軸４１３で枠部材４２の側面に回動自
在に取付けられている。枠部材４２の下方には、径路４
２１．４２２が形成されている。枠部材４２の背面はカ
バー４２３で覆われている。開閉板４１が開成状態にお
ける開口部３２は、玉の入賞容易な入賞領域４３となる
。

入賞領域４３は、横方向に複数の入賞領域４３８〜４．
３　ｃに分けＩうれている。そして、その中央の入賞領
域４３ａが、特定遊技状態において開閉板４１の開成中
に入賞した玉によって再度開閉板４１を開いて可変入賞
球装置４０を入賞しやすい状態にできる条件が付された
特賞領域とされている。このように、入賞領域４３の一
部に特賞領域４３ａが設けられていることが、この実施
例の特徴の１つである。

そして、入賞領域４３ａに上述のような機能を持たせる
ために、検出スイッチ４４ａが備えられている。検出ス
イッチ４４ａは、入賞領域４３ａへ入賞した玉を検出す
るためのものである。さらに、検出スイッチ４４ａより
下方に別の検出スイッチ４４ｂが設けられている。この
検出スイッチ４４ｂは、全入賞領域４３ａ〜４３ｃへ入
賞した玉を検出するためのものである。すなわち、入賞
領域４３ａ〜４３ｃへ入賞した玉は、それぞれ径路４２
１．４２２を介して下方へ導かれ、検出スイッチ４４ｂ
で検出される。なお、入賞領域４３ａへ入賞した玉は、
まず検出スイッチ４７１ａで検出され、次いで検出スイ
ッチ４４ｂで検出されるようにされている。

このような構造において、この実施例のもう１つの特徴
は、各検出スイッチ４４ａおよび４４ｂの玉検出部が、
可変入賞球装置４０にかかる入賞領域４３の入口近傍で
、かつ遊技盤１の肉厚内に位置するように設けられてい
ることである（第３Ｂ図を特に参照）。このような構造
にした場合、次のような利点がある。すなわち、パチン
コ玉は第３Ｂ図に示されるように、入賞領域４３に入賞
した後遊技盤１の裏面側に導かれるが、遊技盤１の表面
側から裏面側に水平方向に移動するときにその移動速度
が遅くなる。言替えれば、パチンコ玉は垂直方向に落下
する限り非常に速く移動する。

今、検出スイッチ４４８および４４ｂの玉検知部４４１
　ａ　Ｊ３よび４４１ｂを遊技盤１の肉厚内に位置させ
た場合、入賞するパチンコ玉は、斜めに開いた開閉板４
１にぶつかった後、速やかに下方に落下し、玉検知部４
４１ａおよび４４１ｂを通過する。よって、パチンコ玉
はほとんど垂直方向に流れるだけであるから、その移動
速度が速く、入賞領域４３に入賞した玉は直ちに検出ス
イッチ４４ａおよび４４ｂで検出されることになる。

第３Ａ図を主として参照して、可変入賞球装置４０の構
造についての説明を続【プる。開閉板４１゛には開閉駆
動機構４５が結合されている。開閉駆動機構４５は、ソ
レノイド４５１と、丁字形レバー４５３と、ロッド４５
５とばね４５６とを含む構成である。丁字形レバー４５
３はその中心がビン４５４によって取付板３１に回動自
在に取付けられている。丁字形レバー４５３の短辺の一
端はソレノイド４５１のプランジャ４５２に係合され、
該レバー４５３の短辺の他端にはばね４５６が連結され
ている。さらに、丁字形レバー４５３の長辺の端部には
ロッド４５５の一端が係合され、該ロッド４５５の他端
は開閉板４１の側壁とビン４１３によって係合されてい
る。ソレノイド４５１が電気的に消勢されているときに
は、丁字形レバー４５３の短辺他端がばね４５６で引張
られているので、該レバー４５３の長辺先端は下方に引
き落された状態になり、ロッド４５５によって開閉板４
１の側壁に下方向きの力が加わり、開閉板４１は閉成さ
れた状態になる。逆に、ソレノイド４５１が電気的に付
勢される、丁字形レバー４５３は時８１方向（第３Ａ図
において時計方向）へ回動され、［ｌラド４５５が上方
向へ引上げられて開閉板４１が前方へ開成される。

なＪ５、この実施例では、可変入賞球装置４０は、遊技
者にとって有利になる第１の状態では玉が入賞しや寸い
開閉板４１が開成された状態となり、遊技者にとって不
利になる第２の状態では開閉板４１が閉成された玉が入
賞不可能な状態のものを説明した。しかしながら、可変
入賞球装置の構造および第１の状態と第２の状態との変
化状態は、上述の実施例のものに限定されることはなく
、種々の構造および状態をとり得る。たとえば、可変入
賞球装置の他の例として、いわゆるチューリップのよう
に、遊技者にとって有利になる第１の状態では、１対の
玉受片が左右に開成して玉が入賞しやすい状態であり、
遊技者にとって不利になる第２の状態では玉受片が閉成
して玉が入賞しにくい状態をとるものとすること、もて
きる。また、遊技者にとって有利な第１の状態では、可
変入賞球装置の駆動機構（開閉板または開閉翼）が相対
的に短い時間間隔で交互に開閉を繰返す（１秒開成−０
，５秒開成）ようにし、第２の状態では駆動機構が閉成
するような変化状態としてもよい。さらに、また、この
場合において、第１の状態では、玉受片が開成している
のではなく、開閉を繰返している状態としてもよい。

さらに、可変入賞球装置は、遊技盤１に開閉可能に設け
られた開閉板と、該開閉板の上部に設けられた１個の玉
を受入可能な玉受口とを含む構成とし、第２の状態では
開閉板が閉じられており、開閉板の上部に設けられた玉
入口にしか玉が入賞できない、低い確率で入賞玉が生し
る状態であり、第１の状態では開閉板が開いて高い確率
で入賞玉が生じるような構成にすることもできる。

以上のような構成の可変入賞球装置４０は、検出スイッ
チ４４ａおよび４４ｂの出力その他に基づいて、所定の
電気制御回路によって駆動制御がなされる。この電気駆
動制御回路等については、本願出願のいわゆる親出願に
詳しく説明されておリ、ここでの説明は省略する。

［発明の効果コ 以上のように、この発明によれば、可変入賞球装置の入
賞領域を複数の領域に分け、そのうちの１つの領域に入
賞上があった場合に再度用変入賞球装置を開放すること
によって遊技者に有利な状態を提供できる可変入賞球装
置としたので、遊技の興趣を高めることのできる可変入
賞球装置を提供することができる。

また、可変入賞球装置へ入賞した入賞上の検出が極めて
簡単な構造でかつ迅速になし得るので、制御の容易なか
つ制御の正確な可変入賞球装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例が組込まれたパチンコ遊
技機の正面図である。第２図は、可変入賞球・可変表示
装置３０の斜視図である。第３Ａ図および第３Ｂ図は、
可変入賞球装置４０の詳細図である。 図において、１０はパチンコ遊技機、３０は可変入賞球
・可変表示装置、４０は可変入賞球装置、４３は入賞領
域、４３ａは特賞領域、４３ｂ、４３Ｇは入賞領域、４
４ａ　、４４ｂは検出スイッチ、４４１ａ　、４４１ｂ
は玉検知部を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）パチンコ遊技機における入賞領域を形成した遊技
   盤上に配設され、遊技者にとつて有利になる第１の状態
   と遊技者にとって不利になる第２の状態に変化自在で、
   かつ第１の状態における入賞領域が複数の領域に分けら
   れ、少なくとも１つの入賞領域は入賞玉のあつたときに
   可変入賞球装置を繰返して第１の状態にできるように定
   められた特賞領域である可変入賞球装置であって、前記
   特賞領域への入賞玉を検出する繰返し条件検出手段と、 前記可変入賞球装置が第１の状態のとき、可変入賞球装
   置への入賞玉数が予め定められた一定期間内に許容され
   た一定数に達したことを検出する所定入賞玉数検出手段
   とを備え、 前記繰返し条件検出手段によつて検出された打込玉を再
   度前記所定入賞玉数検出手段にて検出するように構成し
   たことを特徴とする、パチンコ遊技機の可変入賞球装置
   。
2. （２）前記繰返し条件検出手段の玉検出部および所定入
   賞玉数検出手段の玉検出部を前記可変入賞球装置にかか
   る入賞口近傍の前記遊技盤の肉厚内に位置するように設
   けたことを特徴とする、特許請求の範囲第１項記載のパ
   チンコ遊技機の可変入賞球装置。