JPS61166816A - 尿素ホルムアルデヒドポリマ−粒子会合体の製造方法 - Google Patents

尿素ホルムアルデヒドポリマ−粒子会合体の製造方法

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JPS61166816A
JPS61166816A JP591985A JP591985A JPS61166816A JP S61166816 A JPS61166816 A JP S61166816A JP 591985 A JP591985 A JP 591985A JP 591985 A JP591985 A JP 591985A JP S61166816 A JPS61166816 A JP S61166816A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は尿素とホルムアルデヒドを反応させて得る製紙
用白色顔料の製造方法に関するもので、特に印刷後の不
透明度を高度に要する印刷紙に於いて有用な尿素ホルム
アルデヒドポリマー粒子会合体の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
平均粒径がn、n5−o、sμで且つ平均会合体の径が
1〜15μの尿素ホルムアルデヒドポリマー粒子の会合
体が紙の白角度、不透明度及び印刷後の裏抜は性の防止
のための顔料として有用であることは既は知られている
(特開昭54−135893、特開昭55−36231
、特開昭56−131658)。これらの従来技術にお
いては尿素とホルムアルデヒドのモル比が1:1〜1:
2の範囲からなる初期縮合物と酸性水溶液とを混合1.
て固化することによって架橋性尿素ホルムアルデヒドポ
リマー粒子会合体(以下ポリマー粒子会合体とのみ称+
)を得ており、このポリマー粒子会合体を、パルプスラ
リーに添加して抄造したり、或いは接着剤と混合して紙
面に塗工したりして、紙の白色度、不透明性、印刷後の
不透明性の改善をすることにより、紙の軽量化及び印刷
適性の向上を図ることが既に行われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
新聞巻取原紙の坪量が5297m”から4697m’に
なり、更に43g/讐になりっ〜あるように、印刷に用
いられる紙は軽量化が進められている。紙の軽量化とお
いて求められる技術は紙そのものの不透明性(1−J、
下これを白色不透明性、又その度合を白紙不透明度と称
+)、印刷後の裏抜は性防止(以下印刷後不透明性、そ
の度合を印刷後不透明度と称す)及び強度の維持であり
、特に印刷後不透明性と強度の維持が重要である。通常
、印刷後不透明性向上の目的で従来のポリマー粒子会合
体をパルプスラリーに添加し、抄紙して紙を得た場合、
ポリマー粒子会合体−のパルプに対する添加量が多い程
印刷後不透明度は向上するが、その反面紙の強度は低下
する欠点を有する。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明者は、これらの欠点を解決する目的で少量の添加
量で高い印刷後不透明度が得られ、しかも添加による強
度低下の少ないポリマー粒子会合体を得るべく鋭意研究
の結果、尿素とホルムアルデヒドの初期縮合物に対して
尿素を加えて後、酸性水溶液と混合し、固化させて得ら
れろポリマー粒子会合体がこれらの目的を達成するもの
であることを見い出した。
即ち、本発明は尿素ノ1)とホルムアルデヒド(F)と
の初期縮合物に対して更に尿素(tJ2)を加えて均一
混合溶液とした後、酸性水溶液と混合して固化し更に硬
化する方法において、モル比でU、+U2:Fが1:1
〜l:2であり、 02/(UI+LI2)が0.10
−0.70 であることを特徴とする尿素ホルムアルデ
ヒドポリマー粒子会合体の製造方法である。
本発明において用いる尿素の合計とホルムアルデヒドの
モル比は1:1〜1:2である。このモル比が1.0よ
り小さいと原料として用いた尿素とホルムアルデヒドか
ら得られるポリマー粒子会合体の収率が低く、これを添
加した紙の印刷後の不透明性向上度が小さい。又このモ
ル比が2.0より大きい場合にはポリマー粒子会合体の
収率が低く、これを添加した紙の印刷後不透明性向上度
合も小さい。用いる尿素の合計対ホルムアルデヒドの好
ましいモル比は1:1.3〜1:1.8である。
尿素ホルムアルデヒド初期縮合物中に含有される尿素(
Ul:以後縮合尿素と称す)とこれに添加する尿素(U
2:以後は後添加尿素と称する)の割合ハ[J2 /’
(U、 +U2 )がn 、 ]、0−m 、 711
となるように定められる。U2/(U、 +U2)が0
.10未満であるとこれによって得られたポリマー粒子
会合体を紙に添加した場合、これを含有する紙の印刷後
不透明度の向上度合が低く、又強度低下も大きい。又U
2/(tJ、+U2)が0.70を越えた場合において
はポリマー粒子会合体の収率が低くしかもこれを含有す
る紙の印刷後不透明度の向上度合が低い。Ut/’(U
t+U2)の好ましい値は0.20〜0.60である。
本発明のポリマー粒子会合体は初期縮合物に後添加尿素
を加えて均一混合溶液とした後は公知の任意の方法で容
易に製造される。即ち均一混合溶液を酸性水溶液と混合
し固化させることによりポリマー粒子の会合体が形成さ
れる。次いで硬化を進め、中和、未反応ホルムアルデヒ
ドの除去、粉砕、脱水、乾燥等の工程を選択し組合せて
、平均会合体径が2〜10μのポリマー粒子会合体がス
ラリー状、ケーキ状或いは粉体状で得られる。
本発明の粒子会合体の製造方法に使用できる酸性水溶液
とは、任意の酸性化合物の水溶液であって、その酸性化
合物とは例えば硫酸、燐酸、塩酸、硝酸、4より小さい
PK値を有する中程度の有機酸例えばギ酸、蓚酸、マレ
イン酸、コノ・り酸、及びクロル酢酸及び類似物が含ま
れる。更にスルファミノ酸又は式: RNH3SO4H
(式中Rは水素、アルキル基、シクロアルキル基、ヒド
ロキシアルキル基、アラルキル基或いはアリール基等で
ある)の水溶性硫酸水素アンモニウムも使用できる。水
溶性硫酸水素アンモニウムとは硫酸水素メチルアンモニ
ウム、硫酸水素エチルアンモニウム、硫酸水素ヒドロキ
シエチルアンモニウム、硫酸水素フェニルアンモニウム
、硫酸水素ベンジルアンモニウム等である。
更に本発明のポリマー粒子会合体の有利な製造方法につ
いて詳述する。縮合尿素とホルムアルデヒドからなる初
期縮合物は水溶液として用いられ、縮合尿素とホルムア
ルデヒド及び他の添加剤の合計濃度が約20〜75重量
%(以下、特記する場合を除き%は全て重量%とオる)
である。温度約30〜100℃、pH値約5〜9で約1
0分〜4時間の反応を行って初期縮合物が得られる。こ
の初期縮合物は長期の保存が必要な場合には酸又はアル
カリ化合物にてpHを6〜8に調整される。
初期縮合物に対して後添加尿素を加えて均一溶液とする
場合、用いる尿素は10〜40%の水溶液とするのが好
ましい。初期縮合物と後添加尿素の混合は攪拌下で1時
間以内に行われ、酸性水溶液と混合するが、この場合初
期縮合物と後添加尿素の均一溶液の一度は10〜40%
であり、酸性水溶液の濃度は1〜10%であることが、
短時間で均一な混合液化可能な点から好ましい。初期縮
合物と後添加尿素の均一溶液と酸性水溶液との混合液中
に含有される尿素および尿素とホルムアルデヒドの縮合
物の濃度は5〜35%、酸性化合物の濃度は0.5〜5
%が通常用いられる混合液の濃度である。
又この混合液は通常、室温〜約100°Cで50秒以内
に固化オろ。
本発明乃ポリマー粒子会合体の製造方法においても、既
に公知の如く、好しい粒子の形成な目的として保護コロ
イド機能を有する水溶性有機高分子を固化前の縮合尿素
とホルムアルデヒドとの水溶性の初期縮合物或いは後添
加尿素又は後添加尿素と初期縮合物との混合水溶液中に
添加することが有利である。こ〜で言う保護コロイド機
能を有する水溶性有機高分子とは、澱粉、ゼラチン、に
かわ、トラガントゴム、かんてんおよびアラビアゴムの
ヨウな天然物質、カルボキシルメチルセルロースのナト
リウム、カリウムの如キアルカリ金属塩、メチルセルロ
ース、エチルセルロース、β−ヒドロキシエチルセルロ
ース、アルギン酸のアルカリ金属塩等の天然物の変性物
、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、アク
リル酸又はメタクリル酸のポリマーおよびこれらのプル
カリ金属塩、マレイン酸とスチレン、ブチレンとの共重
合物或いはその塩、ビニルピリジンのホモポリマーおよ
び共重合体の塩等である。使用される保護コロイド剤の
量は、その種類によるが、一般     (的には尿素
およびホルムアルデヒド反応成分重量に対して約0.1
〜10重量%、好ましくは(1,5〜5%の範囲である
尿素ホルムアルデヒド初期縮合物に尿素を加えて均一溶
液化後、酸性水溶液と混合して固化を行うが、固化反応
は押し出し成形機中、混合スクリュー中、或いは無端ベ
ルト上で行う。固化反応後通常室温からinn℃の温度
で少くとも30分間の硬化反応を行い、尿素とホルムア
ルデヒドの反応を促進させる。この反応は公知(特公昭
49−2350)の攪拌式タンクカスケード反応器や攪
拌式多室管反応器又は無端ベルト上で行われる。これら
σ)装置で行われる硬化反応は含水のペレット状又は固
体の板状で行われるが、これに水を加えてスラリー状と
して攪拌機付のタンク中で硬化反応を進めることもでき
る。硬化反応後必要に応じてペレタイザー或いはハンマ
ーミル等のポリマー粒子会合体径を1〜2順に粗粉砕可
能な粉砕機で予備粉砕を行って、攪拌下に水を加え、ポ
リマー粒子会合体の濃度な5〜10%のスラリーとする
こσ)ポリマー粒子会合体のスラリーは中和、遊離ホル
ムアルデヒドの除去、脱水、粉砕等を行つて平均会合体
径が2〜10μのポリマー粒子会合体(以下最終ポリマ
ー粒子会合体と称す)とするが、帰結ポリマー粒子会合
体をスラリー状で得る場合には中和、遊離ホルムアルデ
ヒドの除去、脱水、再スラ+7−1粉砕の工程順序が用
いられ、最終ポリマー粒子会合体?ケーキ状で得る場合
には中和、遊離ホルムアルデヒドの除去、粉砕、脱水の
工程順序が用いられ、又最終ポリマー粒子会合体を粉体
状で得る場合には中和、遊離ホルムアルデヒドの除去、
脱水、乾燥、粉砕の工程順序が用いられる。
こ匁で中和は苛性ンーダ、苛性カリ等のアルカリの水溶
液を用いて行うが、アンモニア、亜硫酸塩を用いること
により遊離ホルムアルデヒドの除去反応と中和を同時に
行うことができる。遊離ホルムアルデヒドの除去は中和
後水洗することにより、又前記した如くアンモニア、亜
硫酸、亜硫酸塩、チオ硫酸塩及び尿素等を添加し遊離ホ
ルムアルデヒドと反応させることにより行われる。
脱水は濾過或いは遠心脱水等の方法により行われ、通常
的20%のポリマー粒子会合体を含有するケーキ状物が
得られる。ケーキ状物は水に再分散され、5〜10%濃
度のスラリーとされる。湿式分散の場合にはこれのスラ
リーは例えばコロイドミ/L/、自由粉砕機、サンドグ
ラインダー等の如き精密粉砕機にて粉砕され最終ポリマ
ー粒子会合体のスラリーとなる。最終ポリマー粒子会合
体をケーキ状物として得る場合には脱水を行う前で粉砕
を行ってから脱水しケーキ状とオる。又最終ポリマー粒
子会合体を粉体状で得る場合には脱水したケーキ状物を
空気乾燥の如き常用の方法で乾燥して、次いでインパク
トミル、エアジェツトミルあるいはボールミルの如き乾
式粉砕機にて粉砕する。
〔作用〕
斯くして得られた尿素ホルムアルデヒドポリマー粒子会
合体は、製紙用白色顔料として用いることができるだけ
でなく、内添用のフィラーとして用いた場合には、高い
印刷後の不透明性を付与し、しかも紙の強度の低下が少
ない特徴を有している。
これは尿素ホルムアルデヒドの初期縮合物に尿素を加え
ることにより、固化直前の尿素ホルムアルデヒドの反応
物の分子鎖長分布が巾広いものになるか、或いは比較的
大きい分子量のものと小さい分子量のものの混合となり
、これが酸性水溶液と混合されることにより、単に一様
に縮合した従来の初期縮合物を用いた場合とは異った反
応構造をとったことによるものと推測する。
〔実施例〕
以下実施例をあげて本発明の詳細な説明するが、本発明
はこれら実施例によって同等制限なうけるものではない
尚以下においても%及び部は加工紙の印刷後不透明度に
関するものを除き全て重量%及び重量部をあられオもの
とする。また各種測定及び算出方法は下記要領に従って
行った。
ポリマー粒子会合体の収率は用いた尿素ホルムアルデヒ
ド初期縮合物に尿素及び保護コロイド剤の如き他の添加
剤を加えた均一混合溶液中に含有されるホルムアルデヒ
ドが脱水反応を行った場合の部数と、尿素及び保護コロ
イド剤の部数を加えた合計固形相当原料部数を算出する
。次いで均一混合液と酸性水溶液と混合固化し更に硬化
して得たポリマー粒子会合体を中和し濾過水洗して得た
白色ケーキ状物の部数(W部とする)と、JISK−6
801に準じてそのケーキ状物の濃度(A%とする)を
測定する。
ポリマー粒子会合体の収率は(WxA/合計固形相当原
料部数)の式によって算出する。
印刷後の不透明度はJ、TAPPI紙パルプ試験方法1
645−84に従って行った。
引張強度はJIS(P−8113)に準じて行った。
実施例1 37%ホルムアルデヒド水溶液42.18部、尿素IF
1.73 部、カルボキシメチルセルロースのソーダ塩
(第−工業製薬株式会社製、商品名セロゲンF−38)
  0.76部、水55.33部を混合し、20%苛性
ソーダ溶液でpH7,0+0.5に調整しつつ、70℃
で2.5時間反応させて初期縮合物の水溶液を得た。つ
いでこの初期縮合物水溶液 100部をとりこれに30
%尿素水溶液5.93部を加え、攪拌して均一混合溶液
とした。尚この均一混合溶液の初期縮合物中のホルムア
ルデヒド(F)と縮合尿素の1)及び後添加尿素(Ll
t)<先J化はU、+Ll、:F=1:1.5で、U2
/(U1+U2)は0.10である。又初期縮合物水溶
液中のホルムアルデヒド、尿素及びカルボキシメチルセ
ルロースのソーダ塩の合計濃度は30%で、これに後添
加尿素を加えた均一混合溶液中の合計有機物濃度も30
%である。カルボキシメチルセルロースソーダ塩の尿素
トホルムアルデヒドの合計量に対する割合は2.04%
である。
この均一混合溶液を45℃に温度調整して、98%硫酸
1.28部を水48.72部で希釈した溶液と速やかに
均一混合する。約12秒後に固化し、このとき反応混合
物の温度は59℃まで上昇する。その後60℃で1時間
保持して硬化反応を促進する。
次にこの硬化体をカッター造粒機で1〜2間の粒子会合
体サイズに粗粉砕し、143部の水を加えてスラリー状
とし、20%苛性ソーダ水溶液でpHを7.5に中和す
る。得られたスラリーは粉砕機尾て微粉砕後、これを1
,000部の水に分散後、濾過脱水して白色のケーキ状
物を得る。これを水洗干るため更に1,000部の水に
分散して後、濾過り 脱水して白色のケーキ状物116 、71に部(以下実
施例1ケーキと称する)な得た。このケーキの不揮発分
は20.7%であり従って収量は24.17部である。
−吉川いた均一混合溶液の合計固形相当原料部数は24
.66部であるからポリマー粒子会合体の収率は98.
0%となる。ポリマー粒子会合体の平均径はコールタ−
カウンター法で5.2μであった。
尚、均一混合溶液と硫酸溶液と混合し固化した反応混合
物中の尿素とホルムアルデヒドの合計濃度は1q、95
%であり、硫酸濃度は0.80%であった。
実施例2〜5 実施例1において後添加尿素(’[J1)と縮合尿素(
]UJ)との合計(U++U2)に対する後添加尿素(
Ut)の′1;り合、即ちU2/(U、 +U、 )が
0.2(1、(1,4(1,0,60,0,70と異な
る以外の条件は実施例1と全く同−条件及び操作にて実
施例2 (U2/’(Ul+U2 )が+1.20)、
実施例3 (U2/(U++U2)が11.40)、実
施例4(U2/’(LI++ [J2)が(1,60)
及び実施例5 (lJ2/(U++U2)が0.70)
のケーキ状物(以下実施例2〜5ケーキと称する)を得
た。これらの収率は実施例1と同様に測定算出して表−
1に示した。
比較例1〜3 実施例1においてU、/(U、 +U2 )が本発明の
範囲外である製造例を比較例として示オ。即ち実施例1
において後添加尿素(Ut)と縮合尿素(U1)との合
計(U、 +U、 )に対する後添加尿素(Ut)の割
合、即ちUt /(Ut + IJ2 )が0.0.0
5及び0.80と異なる以外は実施例1と全く同一条件
(例えばU、+U2:Fがモル比で]:1.5)及び操
作にて比較例1(U2/’(Ul +U2 )が0)、
比較例12 (U2/’(U、+LI2)−a;n、n
s)及び比較例’ 3 (U2/’(01+ UJが(
’1.8(1)のケーキ状物(以下比較例1〜3ケーキ
と称する)を得た。これらの収率は実施例1と同様に測
定東 算出して表−1に示した。
実施例6 37%ホルムアルデヒド水溶液32.34部、尿素12
.49部、カルボキンメチルセルロースのソーダ塩(商
品名セロゲンF−3H) (1,67部及び水38.2
5部を混合し、20%苛性ソーダ溶液でpH7,0±0
.5に調整しつつ、70°Cで2.5時間反応させて初
期縮合物水溶液を得た。ついでこの初期縮合物の水溶液
75.13部なとり、これに30%尿素水溶液24.F
!7部を加え攪拌して均一混合溶液とした。尚この均一
混合溶液の初期縮合物中のホルムアルデヒド(F)と縮
合尿素(Ul)及び後添加尿素(Ut>のモル比はU、
+U2: F=1 : 1.15でU2/’(U++U
t)は0.40である。又、初期縮合物水溶液中のホル
ムアルデヒド、尿素及びカルボキシメチルセルロースの
ソーダ塩の合計濃度は30%で、これに尿素な加えた均
一混合溶液中の合計有機物濃度も30%である。カルボ
キシメチルセルロースソーダ塩の尿素とホルムアルデヒ
ドの合計量に対する割合は2.04%である。この均一
混合溶液シ45℃に温度調整して、98%硫酸1.28
部を水48.72部に希釈した溶液を速やかに均一混合
する。約13秒後に固化し、このとき反応混合物の温度
は57℃まで上昇する。以下実施例1と同様に硬化反応
等を行い白色のケーキ状物112.30部(以下実施例
6ケーキと称する)を得た。このケーキの不揮発分は2
1.3%であり、従って収量は23.92部である。一
方、用いた均一混合溶液の合計固形相当原料部数は24
.28部であるから、ポリマー粒子会合体の収率は98
.5%となる。ポリマー粒子会合体の平均径は5.1μ
であった。尚、均一混合溶液と硫酸溶液と混合し固化し
た反応混合物中の尿素とホルムアルデヒドの合計濃度は
19.6(1%であり、硫酸濃度は0.85%であった
実施例7〜10 実施例6において均一混合溶液中の初期縮合物からのホ
ルムアルデヒド(F)と縮合尿素(U1)及び後添加尿
素(Ut)からなるLl、+IJ、:Fのモル比が1:
1.35,1:1.6.1:1.75,1:1.9と異
なる以外の条件、即ち反応温度、pH、UJ (UI+
U2 )の値、初期縮合物中のホルムアルデヒド、尿素
及びカルボキシメチルセルロースソーダ塩の合計濃度、
均一混合溶液中の合計有機物濃度、カルポキンメチルセ
ルロースソーダ塩の尿素とホルムアルデヒドの合計量に
対する割合、均一混合溶液と硫酸溶液と混合し固化した
反応混合物中の尿素とホルムアルデヒドの合計濃度及び
硫酸濃度等は実施例6と全く同−条件及び操作にて実施
例’i (U1+U2 :Fのモル比1 : 1.35
 )、実施例8 (U1+U2 :Fのモル比が1:1
.6)、実施例9 (U1+U2:Fのモル比が1 :
 1.75 )及び実施例1o (U1+U2 :Fの
モ火1%;1 : 1.9 )のケーキ状物(以下これ
らを実施例7’−111ケーキと称する)を得た。これ
らの収率は実施例6と同様に測定算出して表−2に示し
た。
比較例4.5 実施例6において均一混合溶液中の初期縮合物からのホ
ルムアルデヒド(F)と尿素(U+)及び後添加尿素(
C2)からなるu、+u、 : Fのモル比が本発明の
範囲外である製造例を比較例として示す。即ち実施例6
においてU、+U2:Fのモル比が1 : (’1.9
及び1 : 2.1である以外の条件は実施例6〜lO
と゛全く同−条件及び操作にて比較例4 ([J、+U
2:Fがモル比で1:n、9)及び比較例5 (U+ 
+[J2:Fがモル比で1 : 2.1 )のケーキ状
物(以下比較例4〜5ケーキと称する)を得た。これら
の収率は実施例6と同様に測定算出して表−2に示した
〔応用例〕
前記実施例によって得られたポリマー粒子会合体の有用
性を以下説明する。
応用例1〜10及び比較応用例1〜5 NB、KP25部、TMP30部、RGP20部及び新
聞脱墨故紙25部が配合された叩解度(C8F)330
−の1%パルプスラ+7−2f1.00部に、実施例1
ケーキを用い、水にてポリマー粒子会合体の濃度を5%
に調製したスラリーを40部(乾燥バルブに対して10
%の会合体積)加えて5分間攪拌して調製スラリーを得
る。次いでTAPPI角型シートマシンにて抄紙しプレ
ス脱水を行って得た湿紙ヲ表面温度110℃のドラムド
ライヤーで乾燥をズングを行って実施例1ケーキの加工
紙を得た。
この加工紙の坪量は45.Q17/m17部(1,64
9/dであり、引張強度と印刷後の不透明度を測定し算
出を行った。この結果を表−1に示した。
実施例1ケーキの加工紙の製造において実施例1ケーキ
を変える以外は全く同一操作にて実施例2〜10ケーキ
の加工紙及び比較例1〜5ケーキの加工紙を得た。又実
施例1ケーキの加工紙を得る方法において会合体を添加
しない以外は全く同一操作にて比較例6の加工紙を得た
。これら実施f@I 2〜IOケーキの加工紙及び比較
例1〜5ケーキ及び比較例6の加工紙についても実施例
1ケーキの加工紙と同一方法で物性測定及び算出を行い
、これらの結果を表−1及び2に示した。尚これらの加
工紙の坪量は45.0±0 、1g/yl 、緊度は0
.64−1− n、niり/凛の範囲内であった。
〔発明の効果〕
々−1からU2/’ (U、 +1J2)が0及び0.
05という小さい値では印刷後不透明度の向上度合が小
さく、加工紙の強度低下も大きい。一方、Uv”(U、
 +U2)が0.70を耕え0.80になるとポリマー
粒子会合体の収率が低くなり、印刷後不透明度の向上度
合が小さい。即ちU7 (U、 +U2)が0.10〜
0.70、好ましくは0.20−J、60がポリマー粒
子会合体の収率、加工紙の印刷後不透明度及び引張強度
の点からすぐれていることは明らかである。又表−2か
ら縮合尿素と後添加尿素の合計討ホルムアルデヒドのモ
ル比が1:n、9ではポリマー粒子会合体の収率も低く
、加工紙の印刷後不透明度の向上度合も小さい。又1 
:  2.Inの場合も同様であり、本発明の範囲内の
モル比即ちI:1〜1:2、好ましくはI:1.3〜1
:1.l’lがポリマー粒子会合体の収率、加工紙の印
刷後不透明度、引張強度においてすぐれていることは明
白である。
この高い印刷後の不透明性の付与力と紙の強度の低下が
小さい特徴を有する本発明のポリマー粒子会合体は、特
虻新聞巻取原紙をはじめ印刷用紙の軽量化用フィラーと
して有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 尿素(U_1)とホルムアルデヒド(F)との初期縮合
    物に対して更に尿素(U_2)を加えて均一混合溶液と
    した後、酸性水溶液と混合して固化し更に硬化する方法
    において、モル比でU_1+U_2:Fが1:1〜1:
    2であり、かつU_2/(U_1+U_2)が0.10
    〜0.70であることを特徴とする尿素ホルムアルデヒ
    ドポリマー粒子の製造方法。
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