JPS6116299B2 - - Google Patents

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JPS6116299B2
JPS6116299B2 JP56081197A JP8119781A JPS6116299B2 JP S6116299 B2 JPS6116299 B2 JP S6116299B2 JP 56081197 A JP56081197 A JP 56081197A JP 8119781 A JP8119781 A JP 8119781A JP S6116299 B2 JPS6116299 B2 JP S6116299B2
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JP
Japan
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dye
group
water
membrane
solution
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JP56081197A
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Fuugerushofua Pauru
Burutsuteru Beato
Pufuenninga Haintsu
Rakurowa Roje
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
Application filed by Ciba Geigy AG filed Critical Ciba Geigy AG
Publication of JPS5738859A publication Critical patent/JPS5738859A/ja
Publication of JPS6116299B2 publication Critical patent/JPS6116299B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0071Process features in the making of dyestuff preparations; Dehydrating agents; Dispersing agents; Dustfree compositions
    • C09B67/0092Dyes in solid form
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0071Process features in the making of dyestuff preparations; Dehydrating agents; Dispersing agents; Dustfree compositions
    • C09B67/0072Preparations with anionic dyes or reactive dyes
    • C09B67/0073Preparations of acid or reactive dyes in liquid form
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0096Purification; Precipitation; Filtration

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、水溶性陰イオン性染料の、保存に対
して安定な濃厚水性有機または有機染料組成物の
製法、そのような染料組成物、その使用法とりわ
け皮革に対する噴射染色法への使用法および繊維
材料の染色およびなつ染への使用法に関する。 本発明はまずはじめに、水溶性陰イオン性染料
の、保存に対して安定な濃厚水性有機または有機
染料組成物の製法に関するものであり、この組成
物はとりわけ皮革に対する噴射染色法に適してい
る。 噴射染色法を使うと皮革原料をすばやく任意の
所望の色調にして裏地のついていない靴用の皮革
の片面染色を得ることができ、またあらかじめ、
なめし、再なめし、脂の塗布および乾燥した皮革
を再び湿らすことなくすぐに染色することができ
る。また特に噴射染色では、ドラム染色法によつ
て基本的な色に予染色してざらざらの皮革を流行
の色調に染めることができ、また、ざらざらな面
またはなめらかな面の色を噴射染色により染め直
しまたは輝かせることもできる。湿潤性、浸透の
深さおよび均染性を改良するために、噴射液には
適当量の溶媒および乳化剤、分散剤および他の助
剤を含ませることも多い。皮革染色に使う液体調
合物に対しては、皮革用噴射染色法では多くの要
求がある。例えば、液体調合物は水、有機溶媒ま
たは水と有機溶媒との混合物と混合できなくては
ならない。さらに、皮革に適用する際には染料は
溶液中に存在するか、または水にほとんど溶けな
い染料の場合は非常に微細な分散液の状態でなけ
ればならない。皮革の噴射染色で使われる助剤と
相溶性がなければならず、さらに水で希釈した時
に沈でんを起こしてはならない。さらにまた、こ
れらの液体調合粉は長期(少なくとも数か月)に
わたる保存中安定であることが特に望ましい。望
ましくない結晶化または沈でんは噴射用ノズルの
障害および(または)腐食をひきおこし青銅色の
染色を生じさせるが、この染色は耐まさつ堅ろう
性が充分でない望まない色を現わすものである。 ドイツ国特許公開第2802326号明細書は、金属
錯体染料好ましくは水にほとんど溶けないか全く
溶けないそのような染料の液体とりわけ水性有機
染料調合物で、皮革の噴射染色にいくぶん適して
いるものを記載している。 しかし、水にほとんど溶けないかまたは全く溶
けない染料の代わりに非常に溶けやすい染料を使
うと、長期間(数か月)の保存後にはしばしば沈
でんまたは結晶が生じ、従つて前記の欠点が残る
ことになる。 調合物に、比較的大量の水(調合物に対して約
10〜50重量%)または比較的大量の染料が含まれ
ると前記の現象が起こることが明らかである。 さらに、英国特許第1301723号明細書にはスル
ホン酸基を含有する金属錯体染料の、水分含有量
が低い安定な濃厚溶液が記載されていて、この溶
液は少なくとも水と部分的に混合できる量の有機
溶媒を含む。この溶液についても染料の水溶性の
上昇および(または)存在する水の量の増加によ
つて保存可能期間が短くなる。 英国特許第1359898号明細書には、膜限外ろ過
を使つた染料とりわけ陰イオン性水溶性染料の純
粋な水溶液の製造が記載されている。この染料溶
媒はしかし、保存に対して安定でなく皮革の噴射
染色のも適していない。それは溶媒および(また
は)噴射液中に通常存在する助剤と一緒になつて
沈でんを起こすからである。 次に本発明は、水溶性陰イオン性反応性染料の
保存に対して安定な濃厚液体染料組成物の製法に
関する。液体染料組成物は粉末状の染料より優れ
た長所を持つ。例えばなつ染プースト、パジング
液または染色液を作る時にちりを放出せず、かた
まりができることによる湿潤化の問題を起こさず
そして溶けていない染料粒子のために起こる点状
の染色が生じることもない。このような液体組成
物は高濃縮(染料含量は少なくとも10重量%好ま
しくは15重量%以上)されていなければならず、
広い温度範囲(−10〜+40℃)で数か月以上変化
することなく安定でなければならない。 しかしいわみる繊維反応性染料の場合は、保存
中に反応性染料が化学反応を起こし染料の染色性
がそこなわれやすいことと、多くの種類の反応性
染料の溶解性は低すぎて充分に濃厚な組成物の製
造ができないことのために、前記のような液体組
成物の製造は特殊な問題である。 従つて本発明の目的は、数か月間にわたつて安
定で皮革に噴射するのにとりわけ適当な、水溶性
非反応性陰イオン性染料の濃厚液体組成物の製造
および水溶性陰イオン性反応性染料の濃厚流体組
成物の製造である。 前記の目的は、イオン基を含み直径1〜500Å
の孔を持つ半透膜上を、少なくとも1種の粗製陰
イオン染料の水性溶液または水性けん濁液を通過
させて塩および分子量500未満の合成上の副産物
の分離および水の部分的分離を行ない、場合によ
つては乾燥し、半透膜上を通す前および(また
は)後に水と混合できる有機溶媒および所望によ
つてはさらに添加物と混合する方法により有機ベ
ースの染料組成物を製造することによつて達成で
きる。このようにして、純粋に有機のまたは水
性/有機保存安定な染料組成物を得る。 水溶性反応性染料の場合には、添加物として緩
衝物質を使い、有機溶媒として好ましくかN−メ
チルピロリドンを使う。このようにして含有不活
性塩1%未満の保存安定は染料組成物を得る。不
活性塩とは合成途中の中和および(または)染料
の塩析の際に生じ溶液またはけん濁液の合成中に
も保持されているもので、例えばナトリウム塩ま
たはカリウム塩例えば塩化ナトリウム、塩化カリ
ウム、硫酸ナトリウムまたは硫酸カリウム、硫酸
水素ナトリウムまたは硫酸水素カリウムとりわけ
塩化ナトリウムである。 本発明はまた、本発明方法により得られる液体
染料組成物および繊維材料とりわけセルロースを
含む材料さらに紙およびとりわけ皮革の染色およ
びなつ染に使うパジング液、染色浴、なつ染ペー
ストまたは噴射溶液の製造への前記組成物の使用
法をも提供する。 水溶性陰イオン性染料はとりわけ、室温(20
℃)で水への溶解度が10〜60g/またはそれ以
上、好ましくは少なくとも30g/の陰イオン性
染料である。好ましい染料は酸性染料例えば金属
錯体染料、クロム染料、顕色染料、媒染染料さら
に反応性染料である。とりわけこれらの染料はス
ルホン酸基および(または)カルボン酸基を含み
金属を含まないかまたは金属化されたかまたは金
属化できるモノアゾ、ジアゾおよびポリアゾ染
料、ホルマザン染料、アントラキノン染料、ニト
ロ染料、メチン染料、酸性トリフエニルメタン染
料、キサントン染料、ナフタザリン染料、キノフ
タロン染料およびフタロシアニン染料である。反
応性染料は、染色条件下で分裂できるハロゲン原
子少なくとも1個を持つ複素環式基または好まし
くはカルボン酸のアシル基を特に繊維反応性基と
して染料分子中に少なくとも1個は持つている染
料である。 水溶性金属錯体染料として好ましいのはスルホ
ン酸基またはカルボキシル基を含む金属錯体染料
例えばアゾまたはアゾメチン染料1:1または
1:2−金属錯体または金属化されたフタロシア
ニンとりわけ銅およびニツケルフタロシアニンで
ある。1:1および1:2−金属錯体として好ま
しいのは、置換されていないかまたは置換されて
いるベンゼン−アゾ−ベンゼン、ナフタリン−ア
ゾ−ナフタリン、ベンゼン−アゾ−ナフタリン、
ベンゼン−アゾ−ピラゾロン、ベンゼン−アゾ−
ピリドンまたはベンゼン−アゾ−酢酸アミド型の
とりわけo−カルボキシ−o′−ヒドロキシ−、o
−ヒドロキシ−o′−アミノ−またはo,o′−ジヒ
ドロキシアゾ染料の1:1−ニツケル錯体、1:
1−コバルト錯体、1:1−銅錯体、1:1−ク
ロム錯体または1:1−鉄錯体または対称形また
は非対称形の1:2−コバルト錯体、1:2−鉄
錯体または1:2−クロム錯体である。前記の置
換基として適当なのは例えば、置換されていない
かまたは置換されているスルホン酸アミド基また
はスルホン基、ハロゲン原子またはニトロ基であ
る。 本発明方法に使う銅およびニツケルフタロシア
ニンは異なるスルホン化度をもつものの通常の混
合物から誘導され、好ましくは2〜3または4個
の硫酸化スルホン酸−β−またはγ−ヒドロキシ
アルキルアミド基を含むが、さらにそれぞれハロ
ゲン原子およびそれぞれスルホン酸アミド基を持
つこともでき、これらスルホン酸アミド基は窒素
原子において置換されていないかまたは窒素原子
において例えば低級アルキル基例えばメチル基、
エチル基、プロピル基またはブチル基または低級
ヒドロキシアルキル基例えば2−ヒドロキシエチ
ル基、2−ヒドロキシプロピル基または3−ヒド
ロキシプロピル基で置換されている。 本発明により使える水溶性繊維反応性染料は好
ましくはスルホン酸基を含むものであり、とりわ
け金属を含まないかまたは金属化されたまたは金
属化しうるモノアゾ、ジアゾおよびポリアゾ染
料、ピラゾロン染料、チオキサントン染料、オキ
サジン染料、スチルベン染料、ホルマザン染料、
アントラキノン染料、ニトロ染料、メチン染料、
スチリル染料、アザスチリル染料、酸性トリフエ
ニルメタン染料またはフタロシアニン染料および
とりわけ繊維反応性基少なくとも1個を持つアゾ
系、アントラキノン系およびフタロシアニン系の
染料である。 水溶性繊維反応性金属錯体染料はスルホン酸基
またはカルボン酸基を含み染料分子中に繊維反応
性基少なくとも1個を持つ、例えば繊維反応性の
アゾ染料、アゾメチン染料または金属化されたフ
タロシアニンとりわけ銅フタロシアニンおよびニ
ツケルフタロシアニンの1:1または1:2金属
錯体である。繊維反応性の1:1および1:2金
属錯体として好ましいのは、繊維反応性基の他に
は置換されていないかまたは通常の置換基まで置
換されているベンゼン−アゾ−ベンゼン、ナフタ
リン−アゾ−ナフタリン、ベンゼン−アゾ−ナフ
タリン、ベンゼン−アゾ−ピラゾロン、ベンゼン
−アゾ−ピリドンまたはベンゼン−アゾ−酢酸ア
ミド型のとりわけo−カルボキシ−o′−ヒドロキ
シ−、o−ヒドロキシ−o′−アミノ−またはo,
o′−ジヒドロキシアゾ染料の1:1−ニツケル錯
体、1:1−コバルト錯体、1:1−銅錯体、
1:1−クロム錯体または1:1−鉄錯体または
対称形または非対称形の1:2−コバルト錯体、
1:2−鉄錯体または1:2−クロム錯体であ
る。 反応性基としては染色条件下で分離できる置換
基1個またはそれ以上をもつ基、酸性結合剤の存
在下適当ならば加熱してセルロース材料に染料を
適用した場合、セルロースの水酸基と反応できる
基または染料を天然または合成ポリアミド繊維に
適用した場合、繊維のNH基と反応して化学結合
を形成する基である。このようなタイプの多数の
繊維反応性基が文献から公知である。 前記反応性基の例はビニルスルホン系およびそ
のスルフアミド誘導体の基、およびとりわけ複素
環式例えば複素環上に窒素原子2個または3個を
もち、繊維反応性置換基少なくとも1個例えばハ
ロゲン原子をC原子上にもつ基であり、例えばハ
ロゲノトリアジニル系、ハロゲンキノキサリニル
系、ハロゲノピリダジニル系およびハロゲノピリ
ミジニル系の基またはハロゲン含有脂肪族カルボ
ン酸または非置換のカルボン酸のアシル基例えば
アクリル酸のアシル基またはβ−ブロムプロピオ
ン酸およびα,β−ジブロムプロピオン酸の基で
ある。 ビニルスルホン系の繊維反応性基の例としては
ビニルスルホニル基そのものの他、アルカリ条件
下で除去できる基例えばハロゲン原子または酸の
エステル基をスルホン基に対してβ−位に持つて
いる脂肪族スルホン酸であり、例えばβ−クロル
エチルスルホニル基、β−アセトキシエチルスル
ホニル基、β−(3−スルホベンゾイルオキシ)−
エチルスルホニル基、β−スルフアトエチルスル
ホニル基、β−チオスルフアトエチルスルホニル
基、β−ホスフアトエチルスルホニル基およびβ
−スルフアトエチルスルホニルメチルアミノ基ま
たはビニルスルホニルメチルアミノ基である。 好ましい反応性基はとりわけカルボン酸のアシ
ル基または好ましくは複素環式基であり、これら
は染色条件下で分離できるハロゲン原子少なくと
も1個をもつ基である。 例えば次の反応性基である。1個または2個の
ハロゲン原子例えば塩素原子、フツ素原子または
臭素原子をトリアジン環上に持つs−トリアジニ
ル基、1〜3個のハロゲン原子例えば塩素原子お
よび(または)フツ素原子または1個または2個
のアリールスルホニル基またはアルカンスルホニ
ル基をピリミジン環上に持つピリミジン基、2,
3−ジクロルキノキサリン−5−または−6−カ
ルボニル基または2−クロルベンゾチアゾリル
基。 しかし反応性基として特には、モノクロル−、
モノフルオル−、ジクロル−またはジフルオル−
トリアジニル基、ジ−またはトリ−クロルピリミ
ジニル基およびジフルオルクロルピリミジニル基
である。 本発明による液体染料組成物は有利には、分離
できるハロゲン原子少なくとも1個を反応性基と
して持つ複素環式基少なくとも1個を反応性基と
して持ち水溶性を与える基を持つ繊維反応性染料
少なくとも1個を反応性染料として含むものであ
り、例えば好ましい染料は式 D−Zn () (式中Dは金属を含まないかまたは金属化され
た、水溶性を与える基1個またはそれ以上を含む
アゾ、アントラキノンまたはフタロシアニン染料
を基であり、Zは分離できるハロゲン原子少なく
とも1個をもち、適当ならばアミノ基を介してD
に結合しているジアジニルまたはトリアジニル基
であり、nは1または2である) で表わされる。 好ましい染料組成物は式 D−Z′n (a) {式中Dは式()で与えられた意味を持ち、
Z′は式 〔式中Wは
【式】Xはハロゲ ン原子、 好ましくは塩素またはフツ素原子、Yは=N−、
=CH−または=CX−、nは1または2、好まし
くは1、Pは1または2、qは1〜3であり、そ
してpが2である場合にはRは置換されていない
かまたは置換された低級アルキル基、フエニル基
またはナフチル基でありそしてPが1である場合
にはRはハロゲン原子、低級アルコキシ基または
アルコキシアルコキシ基、低級アルキルホニル
基、置換されていないかまたは置換されたフエノ
キシ基または−NH2基であることができる〕 で表わされる基である} で表わされる染料を含む。 本発明に使える好ましい反応性染料は式 D′−Z″n () (式中、D′は金属を含まないかまたは金属化
された、水溶性を与える基1個またはそれ以上を
含むアゾ、ニトロ、ピラゾロン、チオキサント
ン、オキサジン、アントラキノン、スチルベンま
たはフタロシアニン染料の基であり、Z″はハロ
ゲン含有脂肪族カルボン酸または不飽和カルボン
酸のアシル基であり、nは1または2である) で表わされる。 本発明方法ではスルホン酸基を含有する染料お
よびその金属錯体は、合成途中で得られた形のま
ま金属塩として例えばカリウム塩、マグネシウム
塩またはとりわけナトリウム塩の形で使うのが好
ましい。しかしアミン塩の形の染料を使うことも
できる。 所望によつては染料は同種の染料の混合物の形
でまたは所望によつては異なる種類の染料の混合
物の形で使つてもよい。 本発明方に使える染料は公知であり、公知の方
法で製造できる。 本発明方法で使える有機溶媒は水と混合でき
る、すなわち水と一緒になつて均質な相となる溶
媒である。1種類だけでまたは混合物として使え
る。有利には沸点が80℃以上のものである。特に
好ましい溶媒の例は室温で液状の多価アルコール
またはそのエーテルおよび(または)エステル例
えばエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、テトラエチレングリコール、グリセリン、
2−メチルペンタン−2,4−ジオール、エチレ
ングリコールモノメチル、モノエチルまたはモノ
ブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ル、モノエチルまたはモノブチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノメチル、モノエチルまたは
モノブチルエーテル、トリエチルグリコールモノ
ブチルエーテル、ジプロピレングリコール、グリ
セリン−1,3−ジエチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエ
チレングリコールモノアセト、チオジグリコー
ル、ポリエチレングリコールおよび水溶性ポリエ
ーテルである。 他の好ましい溶媒はケトンおよびヒドロキシケ
トン例えばメチルエチルケトン、アセトニルアセ
トンおよびとりわけジアセトン−アルコール、エ
ーテル基を含有できるモノアルコール例えばイソ
プロピルアルコール、、グリセリン−ホルマール
(5−ヒドロキシ−1,3−ジオキサン、5−ヒ
ドロキシメチル−1,3−ジオキソラン)、2−
ヒドロキシメチルテトラヒドロピランおよびとり
わけテトラヒドロフルフリルアルコール、さらに
環状エーテルおよびエステル例えばテトラヒドロ
フラン、ジオキサン、グリセリンホルマール
(1,3−ジオキソラン)およびエチレンカボネ
ート(1,3−ジオキソール−2−オン)であ
る。 使える溶媒としてはさらに、ラクタルおよびラ
クトン例えばN−メチルピロリドン、シクロヘキ
シルピロリドン、1,5−ジメチルピロリドンお
よびとりわけγ−ブチロラクトン、脂肪族ヒドロ
キシカルボン酸のエステル例えばエチルラクテー
トおよびエチルヒドラキシブチレート、水酸基を
もつことのできるニトリル例えばアセトニトリル
およびβ−ヒドロキシプロピオニトリルさらにイ
オウ含有化合物例えばアルキル基またはヒドロキ
シアルキル基でα−および(または)β−位で置
換されていることのできる2,5−ジヒドロチオ
フエン−1,1−ジオキシド(スルホレン)また
はテトラヒドロチオフエン−1,1−ジオキシド
(スルホラン)の誘導体およびとりわけジメチル
スルホキシドである。他の適当な溶媒は低分子量
の脂肪族カルボン酸例えばギ酸、酢酸および乳
酸、低分子量の脂肪族カルボン酸のアミド例えば
ホルムアミドおよびN,N−ジメチルホルムアミ
ドおよび好ましくは炭素原子少なくとも2個を持
つカルボン酸のアミド例えばN,N−ジメチルア
セトアミドおよびN,N−ジメチルメトキシアセ
トアミド、炭酸のメチル化アミドまたはリン酸の
メチル化アミド例えばN,N,N′,N′−テトラ
メチル尿素、メチルホスホン酸ビス−N,N−ジ
メチルアミドおよびとりわけヘキサメチルホスホ
ロトリアミドおよび他のリン化合物例えばリン酸
エステルおよびホスホン酸エステルとりわけジメ
チルメチルホスホネートまたはアルカノールアミ
ン例えばエタノールアミンである。 N−メチルピロリドンが反応性染料にとつて特
に適当な有機溶媒である。 本発明に濃厚液体組成物は添加物として界面活
性剤、他の有機溶媒例えばベンジルアルコールま
たは可溶化剤例えばカプロラクタム、トリメチロ
ールエタン、ラクトアミドまたはテトラヒドロキ
シメチルメタン(ペンタエリトリツト)さらにあ
わ防止剤例えばシリコン油、真菌および(また
は)細菌の成長阻害物質、酸例えば酢酸、塩化水
素酸、リン酸またはギ酸または塩基例えば
NaOH、LlOH、水酸化アンモニウムまたはアル
キルアミン例えば炭素原子1〜6個のアルキルア
ミン例えばエチルアミンまたはメチルアミンを含
むことができる。 さらに本発明方法によつて製造される溶液は、
通常の添加物例えば尿素、デキストリンまたはグ
ルコースの比較的少量(約1〜10g/)と混合
できる。 本発明方法に使う界面活性剤は1種類ずつでも
混合物として使つてもよく、一般的には染料組成
物に対して1〜35重量%の量で使う。 これら界面活性剤のほかに添加物を、染料組成
物に対して合計1〜35重量%の量で使うことがで
きる。 本発明に使える界面活性剤の例は、分散剤およ
び陰イオン性、陽イオン性または非イオン性の湿
潤剤例えばジオクルチルスルホコハク酸ナトリウ
ム、ジブチルナフタリンスルホネート、ドデシル
ベンゼンスルホネート、塩化ラウリルピリジニウ
ム、アルキルフエニルポリグリコールエーテル、
ステアリル−ジフエニル−オキシエチルジエチレ
ントリアミンおよびエチレンオキシド付加物であ
る。 好ましい陰イオン性界面活性剤は芳香族スルホ
ン酸とホルムアルデヒドとの縮合物例えば、ホル
ムアルデヒド、ナフタリンスルホン酸およびベン
ゼンスルホン酸の縮合物または粗クレゾール、ホ
ルムアルデヒドおよびナフタリンスルホン酸の縮
合物およびとりわけフエノールスルホン酸、クレ
ゾールスルホン酸またはナフトールスルホン酸と
ホルムアルデヒドとの縮合物またはリグニンスル
ホネート(亜硫酸セルロース廃液)またはヒドロ
キシリグニンスルホネートおよびとりわけナフタ
リンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合物、
さらにこれらのアルカリ金属塩および(または)
アンモニウム塩である。 本発明使える界面活性剤としてはとりわけ助剤
混合物例えばエチレンオキシド5モルと2−エチ
ルヘキサノール1モルとの反応生成物またはエチ
レンオキシド8モルとo−フエニルフエノール1
モルとの反応生成物と、ココナツ脂肪酸とジエタ
ノールアミン2モルとの反応生成粉またはステア
リン酸とジエタノールアミン2モルとの反応生成
物またはエチレンオキシド2モルとp−第3−ノ
ニルフエノール1モルとの付加物の硫酸エステル
のアンモニウム塩との混合物である。 前記のような助剤混合物は独国特許公開第
2802326号明細書から公知である。 本発明による液体組成物は有利には次の組成、
スルホン酸基またはカルボン酸基を含む染料少な
くとも1種10〜60重量%とりわけ15〜45重量%、
水と混合できる有機溶媒少なくとも1種15〜85重
量%好ましくは20〜80重量%および存在してもし
なくてもよいものとして水5〜50重量%好ましく
は20〜30重量%および(または)他の添加物1〜
40重量%好ましくは5〜35重量%をもつ。これら
%値はすべて液体組成物の全重量に対する値であ
る。 好ましく水性体組成物は染料15〜40重量%、有
機溶媒20〜65重量%および水6〜35重量%を含
み、他の添加物5〜35重量%を含んでも含ましく
なくてもよい。 好ましい有機液体組成物は染料15〜45重量%と
りわけ20〜45重量%、有機溶媒50〜85重量%を含
み、他の添加物10〜40重量%を含んでも含まなく
てもよい。 この有機液体組成物はさらに水少量(残留湿分
として約5%までの量)を含むこともできる。 本発明による繊維反応性染料の染料組成物中の
染料含有量は全組成物に対してとりわけ10〜60重
量%の間にあることができる。 繊維反応性染料の濃厚液体組成物は好ましくは
有機溶媒としてN−メチルピロリドンを含む。有
利には液体組成物に対してN−メチルピロリドン
を2〜15重量%好ましくは4〜10重量%含む。 この組成物が含む不活性無機塩の含量は液体組
成物に対して1重量%以下とりわけ0.5重量%以
下好ましくは0.1重量%以下である。 本発明による染料組成物に適する緩衝物質とし
ては、反応性基と化学反応して染色効率を下げる
可能性のないすべての物質例えば酢酸ナトリウム
およびカリウム、シユウ酸ナトリウムおよびカリ
ウム、種種のリン酸の第一、第二および第三ナト
リウムおよびカリウム塩およびそれらの混合物お
よびホウ酸ナトリウムである。これらの中でもリ
ン酸二水素ナトリウムおよび(または)リン酸水
素二ナトリウムが好ましい。これらを染料組成物
に対してとりわけ0.2〜5重量%好ましくは0.5〜
3重量%の量で使う。 組成物のPH値はとりわけ3〜8好ましくは6.5
〜7.5である。 さらに反応性染料に対して不活性な添加物例え
ば繊維助剤、あわ防止および真菌および(また
は)細菌の成長阻害物質を微量4それぞれ約1〜
10g/の量)、本発明によつて製造した溶液に
加えることができる。 一般に他の添加剤を染料組成物に関して全部で
1〜30重量%の量使用することができる。 従つて本発明による好ましい液体染料組成物は
反応性基として水および担体中への溶解性を与え
る基例えば少くとも1個の複素環式基またはカル
ボン酸のアシル基(これらの基は少なくとも1個
の分離できる水素原子を含む)を含有する少くと
も1種の繊維反応性染料10〜60重量%好ましくは
15〜45重量%、N−メチルピロリドン2〜15重量
%、少くとも1種の緩衝物質0.2〜5重量%、無
機の不活性塩最大で1重量%および適当な場合他
の添加剤1〜30重量%を含有し、そしてPH値3〜
8である。 パーセントは各各の場合液体組成物の全重量に
基く。 本発明による方法は例えば次のようにして行わ
れる: 水溶性粗製染料の水溶液または水性懸濁液を最
初に半透膜上を通しそして次に例えば噴霧乾燥器
あるいはベヌレス装置のような乾燥器により乾燥
する。この乾燥した染料を次に任意の順序で水−
混和性有機溶媒またはそのような溶媒の混合物
と、そして適当な場合は水および(または)通常
の製剤助剤および他の添加物と混合する。好まし
い方法は混合物を室温(15〜30℃)でかきまぜる
かまたは使用する溶媒の性質に応じてかきまぜな
がら加熱して130℃まで、好ましくは40〜80℃に
しそして次に室温に放冷することである。 別の具体例においては、半透膜を通した水溶性
粗製染料の水溶液または水性懸濁液を途中で乾燥
することなしに直ちに有機溶媒および所望により
他の助剤と混合する。出発水溶液または水性懸濁
液は適当な場合液体組成物の調合に望ましい有機
溶媒および(または)他の添加物を含有すること
もできる。 使用する出発水溶液または水性懸濁液は望まし
くない溶解した低分子量の物質、特に染料の合成
中に生じた副生成物および溶解した無機および有
機の塩を含有する、合成により直接得られた溶液
または懸濁液であることができるかあるいは粗製
染料の湿つた圧縮ケーキまたはろ過ケーキの水性
スラリーであることができる。例えば分離するの
が非常に困難な、できたとしてもごくわずかであ
るカツプリング生成物または縮合生成物の場合
は、カツプリング溶液、縮合生成物溶液または中
味した溶液を直接使用することもできる。有利に
は染料2〜50%を含有する出発溶液または懸濁液
を使用する。 いくつかの染料、特に金属錯体染料の場合、合
成溶液から得られたまた圧縮ケーキとして得られ
た粗製染料を常法による湿式粉阪例えばサンドミ
ルまたはミクロゾルミル中での粉歳にかける。 しかし、出発物質としての粗製染料粉末を最初
に水でスラリーにする場合はこの粉未を使用する
こともできる。 所望により合成混合物は水または有機溶媒で希
釈でき、そして(または)液体組成物の調合に望
ましい他の添加剤例えば界面活性剤と混合するこ
とができる。このように添加剤特に界面活性剤も
また1つの方法段階で脱塩しそして濃縮すること
ができる。もちろん、膜により保持されておりそ
してさらに膜に対して不利に働かない添加剤のみ
を添加する。膜の持つカツトオフレベルより低い
分子量を持つ合成副生成物を分離するために、混
合物を半透膜に通す。同時に染料含量が少くとも
10%そして有利には20〜60%にまで混合物を濃縮
する。 本発明による方法は改良された性質を持つ液体
染料組成物を製造できるだけなく、通常の方法に
対する技術的な利点をもたらす。例えばある種の
方法段階、例えば長くかかるろ過段階または速心
分離を排除またはスピードアツプでき、それによ
りとりわけ時間とエネルギーが節約できる。 本発明により使用できる半透膜は比較的高分子
量の物質を保持することを意図とし、一方水およ
び溶解した低分子量の物質例えば塩類例えば塩化
ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カリウム、硫
酸アンモニウム、リン酸ナトリウム、硫酸カリウ
ムまたは酢酸ナトリウムあるいは低分子量の不純
物例えば未反応のまたは1部分分解した出発物質
の高速度の透過を確保している。 しかし、それらは異なる電荷を持つ分子を分離
することもできるべきである。 保留かあるいは分離(カツトオフレベル)かは
分子量および(または)イオンの電荷に依る。 この超ろ過は逆浸透としても知られているもの
であり、そして限外ろ過に関係するものである。
逆浸透ということばは分子レベルの分離方法を意
味する。 本発明によつて使うことができる適当な膜は有
利には半透性の、電荷をもつた好ましくは孔が1
〜500Åの直径をもつ非対称膜である。それらは
イオン性基を含む有機物質から成ることが好まし
い。これらの膜は300〜500のカツトオフレベルを
もつている。400〜500のカツトオフレベルをもつ
膜は本発明の方法に特に適するものである。それ
らは有機溶液と混合してもしなくてもよい水およ
びそれらの分子の大きさがカツトオフレベルより
低い溶解した物質が単位面積当たり高速度でそし
て低圧ないし中等圧で通るのを許す。本発明によ
つて使われる圧力は10〜100バールであり、そし
て好ましくは10〜30バールである。この圧力は例
えばポンプによつて与えることができる。 単一のろ過流路において、染料の損失なしに脱
塩効果を70%またはそれ以上にすることができ
る。前記流路において、保留された物質の溶液の
体積(濃縮側)は相当して減少しそして保留した
部分の濃度は増加する。低分子量成分をさらに減
少させることを望むならば、これは保留された溶
液または懸濁液を有利には水で最初の体積まで希
釈する方法1回かまたは数回繰返した後困難なく
行うことができる。分離方法も水の供給速度を透
過物の体積の減少速度に調節することによつて連
続的に行うこともできる。この簡単な方法におい
て室温で連続的にも不連続的にも95%までまたは
必要ならば99%およびそれ以上すなわち透過物は
望まない物質は何も含まなくなるまでの脱塩およ
び精製効果を得ることが可能である。 本発明によつて使うことができる好ましい膜
は、少くとも表面がイオン化しうる基をもつ基で
変性された重合した物質から本質的になるもので
ある。 この方法で変性された天然、半合成または合成
の材料を膜に変えることができる。このような方
法で変性すべき重合した物質は反応性基として例
えば水酸基および(または)アミノ基を含んでい
る。次にそれは一方にイオン化しうる基をそして
他方に共有結合を形成することができる反応性基
を含む適当な試薬と反応させることができる。 例えば次の重合体化合物は前記の方法により変
性できる:ポリマー電解質、ポリビニルアルコー
ル、セルロースエーテルまたはエステル例えば硝
酸セルロースまたはプロピオン酸セルロースある
いは好ましくは酢酸セルロース例えばアセチル基
が低含量のものしかしまたより高度にアセチル化
されたセルロース例えばいわゆる21/2アセテート またはポリアクリロニトリルおよびアクリロニト
リルと他のエチレン性の不飽和モノマーとからの
コポリマー。 イオン化できる基を含む適当な反応性試薬は無
色および有色の化合物例えば種種の種類に属すこ
とができるイオン性反応性染料例えばアントラキ
ノン染料、アゾ染料またはホルマザン染料であ
る。次のものはこれらの試薬が出発ポリマーに結
合できる反応性基である:カルボン酸ハライド
基、スルホン酸ハライド基、α,β−不飽和カル
ボン酸例えばアクリル酸、メタクリル酸、α.ク
ロルアクリル酸またはα−ブロルアクリル酸の
基、好ましくは低級ハロゲノアルキルカルボン酸
例えばクロル酢酸、α,β−ジクロルプロピオン
酸またはα,β−ジブロムプロピオン酸の基、フ
ルオロシクロブタンカルボン酸例えばトリ−また
はテトラフルオロシクロブタンカルボン酸の基、
ビニルアシル基例えばビニルスルホン基またはカ
ルボキシビニルを持つ基、およびハロゲン化され
たピリミジン基またはハロゲン化された1,3,
5−トリアジン基。 適当なイオン化できる基の例はスルフアト基、
スルホン酸基、スルホンアミド基、カルボン酸
基、カルボン酸アミド基、水酸基、チオール基、
イソシアネート基および(または)チオイソシア
ネート基、第1、第2または第3アミノ基と水素
原子から形成されるアンモニウム基、また第4ア
ンモニウム基、そしてまたホスホニウム基または
スルホニムウ基である。スルホン酸基を含有する
化合物を使つたある場合には特に有利な結果が得
られる。スルホン酸基を含むアゾ染料で変性した
ポリマー膜は特に価値があり、広く使用できる。
アゾ染料は錯化した金属例えば銅を含有すること
もできる。(1部分アセチル化した)セルロース
アセテートの膜は例えば前記の反応性化学的化合
物特に反応性染料との反応により変性できる(英
国特許第1504261号明細書)。 酢酸セルロースは例えば次の化学反応(記載し
た順序)によりさらに変性できる:少くとも2個
の官能性基を持つ多官能性単量体化合物(例えば
塩化シアヌル)、多官能性ポリマー(例えばポリ
エチレンイミン)、そしてイオン性化合物(例え
ば前記のようなイオン反応性染料、反応性基およ
びイオン性基)との反応(ヨーロツパ特許出願第
26399号明細書)。 ポリビニルアルコールを含有する膜も同様にし
て変性できる。 多官能性単量体化合物は好ましくは少くとも2
個の官能性基を持つ、ハロゲノジアジンまたはハ
ロゲノトリアジン例えばハロゲン化シアヌル(塩
化シアヌル)あるいはトリーまたはテトラハロゲ
ノピリミジン(テトラクロルピリミジン)は特に
好ましい。 多官能性ポリマーは特に脂肪族または芳香族の
アミノ基、水酸基、チオール基、アソシアネート
基および(または)チオイソシアネート基を持
つ。適当な多官能性ポリマーはポリエチレンイミ
ン、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体ま
たはポリビニルアニリンであり、ポリエチレンイ
ミンが好ましい。 この膜はイオン性基として好ましくはスルホン
酸基、カルボン酸基またはアンモニウム基を含有
する。 イオン性基を持つ基として反応性染料の基を含
有する膜が得に有利である。 しかしポリアクリロニトリルまたはアクリロニ
トリルと他のエチレン性不飽和モノマーとのコポ
リマーを含有する基質構造から成る膜を使用する
こともできる(英国特許第2058798号明細書)。 ヒドロキシルアミンとの反応によりアミドキシ
ム基が膜に導入されそしてこれらは次に酢酸セル
ロース膜に対して記載したように変性される。 膜の基質構造におけるアクリロニトリル単位の
割合は有利には少くとも5重量%そして好ましく
は少くとも20重量%である。 アクリロニトリルと酢酸ビニル、ビニルエーテ
ル、ビニルピリドン、塩化ビニル、スチレン、ブ
タジエン、(メタ)アクリル酸、無水マレイン
酸、メタクリル酸2−アミノメチルまたはアリル
化合物とのコポリマーあるいはアクリロニトリル
に基くターポリマーまたはテトラポリマーが好ま
しい。 この方法で処理した膜を熱処理にかけることも
できる。熱処理は実質的に膜表面の孔径を決定す
る。例えばこの膜を60〜90℃の温度で1〜30分
間、有利には温水中に浸漬することにより処理す
る。適当な場合、イオン化できる基を含有する反
応性化合物との反応の前に熱処理を行うこともで
きる。さらに重合体物質を非対称膜に変える前に
反応を行うこともできる。 膜は種種の形例えばプレート状、シート状、チ
ユーブ状、ポケツト状、円錐状または中空の繊維
状であることができる。それらを高い圧力で処理
する場合、膜はもちろん針金の網または穴のあい
たプレートで保持されることができる。前記の範
囲内で、孔径を段階的な熱処理により変化するこ
とができ、そして特定の使用目的に適合すること
もできる。有利には膜の平均電荷密度(すなわち
イオン化でいる基の含量)は乾燥膜1Kg当たり1
〜100ミリ当量である。 本発明による濃厚な液体組成物は一般に正真正
銘の溶液またはコロイド状溶液である。それらは
硫動性(粘度約5〜400cP/20℃)でありそして
良好な貯蔵寿命を持つ。すなわちそれらは少くと
も数ケ月間−20〜+60℃特に−10〜+40℃の温度
で使用できる状態を保持する。これらの組成物は
パジング溶液、染浴、捺染ペーストおよび噴霧溶
液を調製する場合、染料の沈殿または他の不均一
物を生ずることなしに水または他の有機溶媒およ
び(または)濃厚化剤で希釈できる。前記パジン
グ溶液、染浴、捺染ペーストおよび噴霧溶液は例
えば天然または合成繊維から成る織物材料、特に
セルロース含有繊維あるいは皮革を常法により染
色または捺染するのに使用できる。しかし本発明
による組成物を他の目的例えば紙の染色および記
録用具、ゴム印パツド、タイプライターリボン等
のインキまたは印刷インキの製造にも使用でき
る。 本発明による安定で濃厚な液体染料組成物はセ
ルロース繊維を染色および捺染するためのパジン
グ溶液および捺染ペーストの調合に、ならびに皮
革を噴霧染色するのに使用する噴霧溶液の調合に
特に適している。というおはそれらは染料の分布
状態に変化を生ずることなしに水(例えば水4〜
9部の濃厚染料組成物1部)、あるいは有機溶媒
例えばエーテル化したグリコールまたはニトロラ
ツカー〔例えばニトロセルロース15%、合成樹脂
10%、可塑剤5%、低沸点溶媒(メタノール、ア
セトン)20%、中沸点溶媒(ベンゼン)45%およ
び高沸点溶媒(グリコール)5%から成る
(Rompps Chemie、Lexlkon、第7版、1974)〕
の両方と混合できるからである。前記のようにこ
れらの噴霧溶液は数週間しかし特に約3〜14日間
安定であり、従つて例えば染料の沈殿、結晶化ま
たは凝集が起こらない。さらにこの期間中、溶液
はまた多相系を形成しない。前記混合物の均一性
はこの期間中ずつと完全に保持される。混合物中
の染料の沈殿は適用(例えば噴霧)中に非常に困
難な効果例えば噴出孔の閉塞を生ずるかあるいは
皮革の表面上の染料にかぶりが生じる。 本発明の方法はとりわけ液体染料組成物を製造
する従来の常法に比べて以下の利点を提供する:
得られた組成物のよい高い染料濃度、改良された
貯蔵寿命、増加した適用の安定性、液体状で市販
されているものの技術的により容易な使用、増加
した収率(増加した色強度)および製造のより低
いコスト。 本発明を説明する以下の綬施例において、特記
しない限り部は重量部そしてパーセントは重量パ
ーセントである。重量部対容量部の関係はg対ml
の関係と同一である。染料は好ましくはアルカリ
金属塩特にナトリウム塩の形である。 例 A 膜の製造 本発明により使用できる好ましい膜は例えば以
下のようにして製造できる: 酢酸セルロース(イーストマンコダツク、タイ
プ398/10、アセチル化度39.8%)25g、アセトン
45gおよびホルムアルデヒド30gの溶液を製造す
る。これを3日間放置し、ガラスプレート上に流
しそして0.6mmの厚さの層を与えるようにへらで
広げる。溶媒を25℃で5秒間蒸発させ、ガラスプ
レートを氷水中に2時間置きそして次に生成した
膜をガラスプレートから引きはがす。 それからこの膜の式 で表わされる化合物の1:2クロム錯体の5%水
溶液中に浸しそしてPH値6および25℃で48時間そ
の中に放置する。次に染料溶液のPH値を水酸化ナ
トリウムの添加により10.4にしそしてこの溶液を
25℃で40分間絶えずかきまぜる。 このように2段階で染料溶液を使つて膜を処理
する代わりに21/2時間PH値10.5および25℃でクロ ム錯体染料の10%溶液を使う1段階の処理を行う
こともできる。次の熱処理においては膜を60℃の
温水中に10分間入れる。 酢酸セルロース膜を変性するために、この1:
2クロム錯体染料の代わりに次のイオン性、スル
ホ基を有する化合物を使用することができる: 例 B: 85:15アクリロニトリル/酢酸ビニルの共重合
体からなる115Åの最大穴径を有する膜を5分間
65℃でヒドロキシルアミンの10%及び炭酸ナトリ
ウムの7.5%を含み、6.5のPH値の水性溶液で処理
する。それから、この膜をその液から取り出し
て、膜の100mg当り塩化シアヌールの370mgの撹拌
した溶液に入れる。30分間、0℃で、この溶液を
1N水酸化ナトリウム溶液を加えてPH10に保つ。
この膜をこの液から取り出して、氷−水で洗い、
撹拌したポリエチレンイミン(分子量40000)の
10%溶液に入れ、この溶液の中に5分間室温及び
10のPH値に保つ。この膜を再び取り出して、イオ
ン性、スルホ基を有する次式の化合物の4%及び
塩化ナトリウムの10%を含む溶液と接触させ、こ
の溶液の中で15分間室温に保つ。 次にこの膜を炭酸ナトリウムの5%の溶液に入
れ、この溶液中で30分間室温に保つ。 ポリエチレンイミンの代わりにポリビニルアル
コール(分子量14000)、ポリビニルアニリン(分
子量25000)又はスチレンスルホン酸とビニルア
ニリンとの共重合体(モル比70:30)が使用され
る場合、又は塩化シアヌルの代わりにテトラクロ
ロ−ピリミジン又はグルタルアルデヒドが使用さ
れる場合には変性されたポリアクリロニトリル膜
も得られる。この膜をイオン基で満たすために、
前記銅錯体の代わりに次式に金属を含まないイオ
ン性化合物を使用することができる。 例 C: アクリロニトリル/スチレン(80/20)共重合
体の約80Åの穴径を持つ膜が例Bに従つて変性さ
れるが、例外そして処理を40000の分子量をもつ
ポリエチレンイミンの溶液で5分間行う代わりに
189の分子量をもつポリエチレンイミンの20%溶
液で2時間行う。 例 D: 約60Å穴径をもつアクリロニトリル/メタリル
スルホネート(88/12)の膜が例Bに従つて化学
的な変性を受ける。 例 E エマルジモン重合(W.R.ソレンセン
(Sorensen)及びT.W.キヤンベル、フレパレイ
テイブムソツト オブ ポリマー ケミストリー
(Preparative Methods of Polymer
Chemisry)、第2版、インターサイエンスパブリ
ツシヤーズ、1968、P.236)によつて合成したポ
リアクリロニトリルホモポリマーをN,N−ジメ
チルホルムアミド中に溶解し、過して10%の溶
液を作る。この溶液を脱臭してポリエステルの不
織材のシート上にぬれたフイルム厚0.2mmになる
ように流した。流した後ただちに支持材上のぬれ
たフイルムを周囲状態で水浴に浸漬すると、その
支持材へ接着した水不溶性の限外過膜を生ず
る。次のイオン基の充填は5分の代わりに10分間
ポリエチレンイミンに浸漬する以外は例Bに記述
したのと同様に行う。 例 1 (a) 式 で表わされ、粗製染料に対してNaCl約19.7%
を含む乾燥した粗製染料を十分な水に溶かして
その溶液の固形染料含量を約10%とし、そして
表面積0.4m2の膜〔英国特許第1504261号明細書
に従い、酸性のハロトリアジン含有反応性染料
で変性した酢酸セルロース膜(アセチル化度40
%)〕を備えた逆浸透のための装置中、10〜30
バールの圧力下で10時間脱塩し、そして濃縮す
る。得られる固体含有量約24%の粘稠な懸濁液
をベヌレス乾燥機中90〜100℃で乾燥する。得
られる乾燥した染料は実質的に塩を含まない。 乾燥した粗製染料の代わりに染料の圧縮ろ過
ケーキを出発物質として使用できる。その場合
も同様に実質的に塩を含まない染料を得る。 前記の膜の代わりに英国特許第2058798号明
細書に記載の膜または欧州特許出願第26399号
明細書に記載の膜を使つても、同様な良い結果
を得る。 (b) 前記により得た染料(NaCl含有量0.1%未
満)22.0部をかきまぜながら50〜60℃で5分間
以内で次の溶媒混合物に入れる。溶媒混合物は
水23.4部、γ−ブチロラクトン15.6部およびエ
チレングリコール23.4部から成り、2−ヒドロ
キシジフエニルへのエチレンオキシド8モル付
加生成物7.8部およびやし油脂肪酸とジエタノ
ールアミン2モルとからの縮合生成物(あわ防
止剤として乳化したシリコン油約2%と酢酸約
2.2%を含む)7.8部を含むものである。 次に混合物を50〜60℃で2時間かきまぜる。
加熱を止めてからさらに3時間混合物をかきま
ぜる。こうして生じる溶液は不溶性成分を全く
含んでいない。非常に流動性の(20℃で約
18cP)澄明な染料溶液98.5部を得、これは−10
〜+40℃での9ケ月間の貯蔵試験で良好な安定
性を示す。 前記に従つて得られる染料溶液は、水、有機
溶媒または水/有機溶媒混合物と混合した場
合、皮革に適用する噴霧溶液に使つて数日間非
常に安定であり、染料は沈でんしない。次の混
合物について試験を行なつた。 (α) 染料溶液1部および水4〜9部 (β) 染料溶液1部、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル2部および水2部 (γ) 染料溶液1部、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル1部および水8部 (δ) 染料溶液5部およびニトロラツカー95
部 (ε) 染料溶液5部、水20部およびニトロ乳
濁液75部 これらの混合物では染料の沈でんは起こらな
かつた。これは例えば皮革の染色に使用でき
る。 (c) 比較例 (a)によつて得た乾燥した粗製染料(NaCl含
量19.7%)22.0部を、逆浸透による精製なしに
(b)と同じ組成の溶媒混合物に入れ、操作を加え
る。 存在する不溶性の不純物を除去するために、
この混合物をDIN130(=約40μmメツシユ
幅)鋼ふるいを通してふるう。混合物を遠心分
離することもできる。 流動性で均一な溶液97.5部(=最初の量の
97.5%)を得、このものは(b)で得られた溶液の
色強度より約20%低い色強度を持つ。 貯蔵試験において、この溶液は(b)で得られた
溶液より安定でない。染料結晶した後約10ケ月
間貯蔵すると、直径約8mmの結晶の島が生成す
る。(種晶した島のもとの直径は3mmである)。 例 2 (a) 例1(a)により得られた逆浸透により精製した
実質的に塩のない染料15.0部を例1(b)に記載し
たように以下の溶媒混合物中に入れ、そしてそ
れからさらに処理する。溶媒混合物は2−ヒド
ロキシジフエニルへのエチレンオキシド8モル
の付加生成物4.25部、やし油脂肪酸とジエタノ
ールアミン2モルとからの縮合生成物(乳化し
たシリコン油約2%と酢酸2.2%を含む)4.25
部、ブチロラクトン25.5部、ジエチレングリコ
ール25.5部および水25.5部を含むものである。 得られた溶液はいかなる不溶性成分も含有せ
ず、1年間にわたる貯蔵試験において非常な安
定性を示す。染料結晶により4回溶液に種晶し
た後でさえ結晶化は観察されない。種晶した結
晶は各各の場合短時間の後に消失する。 (b) 比較例 例1(c)で使用した塩を含む染料18.0部を例1
(c)に記載したように以下の溶媒混合物中に入
れ、そしてそれからさらに処理する。溶媒混合
物は2−ヒドロキシジフエニルへのエチレンオ
キシド8モルの付加生成物4.1部、やし油脂肪
酸をジエタノールアミン2モルとの縮合生成物
(乳化したシリコン油約2%と酢酸2.2%を含
む)4.1部、ブチロラクトン24.6部、ジエチレ
ングリコール24.6部および水24.6部も含むもの
である。 生成した溶液は例2(a)で得られた溶液と同じ
色強度を持つ。しかし貯蔵試験においてこの溶
液は逆浸透により精製した染料の使用により得
られた溶液より安定でない。試験期間(1年
間)中、溶液は結晶で1回種晶される。種晶し
た結晶は溶解しないで残りわずかな結晶の成長
すら観察される。 例 3 例1(a)で得られた脱塩した染料20部を50〜60℃
でかきまぜながら5分間のうちに次の助剤/溶媒
混合物中に入れる:
【表】 50〜60℃で2時間かきまぜた後、室温でさらに
3時間かきまぜ続ける。生成した溶液は不溶性成
分を全く含有しない。 この染料溶液は室温での9ケ月の間貯蔵試験後
でもまだ安定である。染料の種晶を添加しても染
料溶液に沈殿はない。 (b) ジエチレングリコールの代わりにエチレング
リコールの同量を使用すると、同様に非常に良
好な安定性を持つ染料溶液を得る。 例 4 例1(a)で得られた染料(塩含量0.1%未満)860
部を50〜60℃で15分以内にエチレンオキシド8モ
ルを0−フエニルフエノール1モルとの反応生成
物244部、やし油脂肪酸とジエタノールアミン2
モルとの反応生成物244部、ブチロラクトン1462
部、ジエチレングリコール1462部および水1462部
から成る混合物中に入れ、この混合物をこの温度
で2時間そたて次に室温でさらに6時間かきまぜ
る。少量の不溶性不純物は後で除去する。1.14
g/cm3(20℃)の密度および20cP/20℃の粘度
を持つ非常に貯蔵安定性で澄明で均一な染料溶液
5633部を得る。 例 5 (a) 式 で表わされる1:1クロム錯体14.6部を含有す
るペースト95部を水20部中に入れる。同じ染料
の1:2クロム錯体7.3部を含有するペースト
47部を次に入れそしてこの混合物を室温で2時
間かきまぜる。 次にシユウ酸0.5部を添加しそして反応混合
物を95℃に加熱する。それから15分間のうちに
10N−水酸化ナトリウム水溶液約7容量部によ
り混合物を中和する。その後、混合物を一定の
PH値6.8〜7.2で30分間かきまぜる。 それからシユア酸2.25部を添加する。得られ
た溶液(PH3.8〜4.0)を10N−水酸化ナトリウ
ム水溶液約0.3容量部によりPH4.5〜5.0にし、そ
して1時間煮沸する。この混合物を室温に放冷
しそしてエクタデシルアルコールへのエチレン
オキシド35モルの付加生成物3.75部をかきまぜ
ながら添加する。 (b) (a)により得られた固体含有量約14.5〜17.5%
の合成混合物を例1(a)のように逆浸透により脱
塩しそして濃縮する。固体含量25%以上の得ら
れた粘稠な懸濁液を真空容器で乾燥する。 (c) (b)により得られた染料(NaCl含量2%未
満)52.6部をかきまぜながらエチレングリコー
ルモノエチルエーテル59部とジエチレングリコ
ール88.4部とから成る溶媒混合物中に50〜60℃
で入れる。混合物をこの温度で2時間かきまぜ
る。加熱を止めた後、混合物をさらに3時間か
きまぜる。得られた溶液は実質的に不溶性成分
を全く含有しない。得られた非常に流動性で澄
明な染料溶液は貯蔵試験だ安定であることがわ
かる。 例 6 硫酸ナトリウム約27.7%と塩化ナトリウム0.7
%とを含有する式 で表わされる乾燥粗製染料を十分な量の水に溶か
してその溶液の固体含量を約7%にする。この溶
液を例1(a)に記載したように逆浸透にかける。得
られた濃厚度は乾燥物質約21%を含有する。これ
を噴霧乾燥(注入空気温度160℃、排出空気温度
80〜85℃)により乾燥する。このように増塩され
た染料はもはや硫酸塩を全く含まずそしてわずか
に塩化ナトリウムの痕跡(0.2%)があるだけで
ある。この染料の色強度はおよそ37%増加し、そ
して逆浸透処理の結果としてその色調は変化しな
い。出発物質として乾燥粗製染料の代わりに湿つ
た圧縮ケーキを使用する場合も同様に実質的に塩
を含まない染料を得る。 (b) 固体含量約21%(懸濁液、染料は一部分沈殿
している)の染料の〓合成溶液〓(すなわち、
溶液から染料を沈殿させるために塩等の添加な
しで直接合成により得られたスラリー)も〓合
成溶液〓を希釈して固定含量10〜11%にして逆
浸透により脱塩することができる。この方法の
結果として染料の性質は以下のように変化す
る。
【表】 (c) 例6(a)により十(a)に脱塩しそして次に乾燥し
た染料88部を50〜60℃でかきまぜながら20分間
のうちにエチレングリコールモノエチルエーテ
ル22.4部、テトラメチル尿素22.4部およびジエ
チレングリコール67.2部から成る溶媒混合粉中
に入れる。この混合物を連続的にかきまぜなが
ら50〜60℃に41/2時間保ち、そして次に熱を除 去(加熱浴を低くする)した後さらに2時間かき
まぜる。存在するあらゆる不溶性成分を分離する
ために、この粘稠な混合物を約40μm(=
DIN130)のメツシユ幅を持つふるいに吸引して
通す。この方法で残さはすべて除去される。染料
溶液188.9部が得られ、これは出発物質の量の
94.45%に相当する。 溶液の構造にはいかなる変化の徴侯も全く見ら
れない。すなわち、室温で2ケ月貯蔵した後でも
全く結晶が成長しない。 (d) 例6(c)で記載したのと同様の方法により、同
じ染料88部をテトラメチル尿素44.8部とジエチ
レングリコール67.2部とから成る溶媒混合物中
に入れると、同様の性質を持つ溶液187.6部を
得、このものは出発量の約93.8%に相当する。 室温で8ケ月間貯蔵した後、溶液中には目に
みえる結晶の成長の徴侯はない。貯蔵の終了
後、溶液は十分に満足である。 (e) 比較例 硫酸ナトリウム27.7%と塩化ナトリウム約
0.7%とを含有する例6(a)に示した式の乾燥し
た、脱塩していない粗製染料80部を50〜60℃で
かきまぜながらエチレングリコールモノエチル
エーテル24部、テトラメチル尿素24部およびジ
エチレングリコール72部から成る溶媒混合物中
に入れる。この混合物を2時間この温度に保
ち、その後で熱を除去しそしてさらに4時間か
きまぜ続ける。溶液を飽和している不溶性物質
(主に塩)30.5部(=15.25%)を遠心分離によ
り除去する。かなり流動的な溶液164.3部(=
出発量の82.15%)が得られ、室温で6ケ月貯
蔵した後、すでに結晶が成長し始める徴侯を示
す。すなわち顕微鏡で無数の約16〜30μmの針
が見える。よくかきまぜるのが困難な軟い、粘
着性の沈殿が容器の底に集まる。針状晶は染料
から成る。4ケ月間貯蔵した後、溶液(実質的
に完全に塩粒子から成る)中で沈殿の痕跡のみ
である。 溶液中の染料の量は例6(c)および例6(d)より
34%少いけれども溶液から針状晶の形でいくら
か後に沈殿する染料は塩を含まない構造で安定
である。 例 7 (a) 固体物質(染料、塩、副生成物)10.7%を含
有する例1に記載した式の染料の〓合成溶液〓
(この溶液は染料を沈殿させるのに必要な塩の
添加がいらない)を例1(a)に記載の方法で逆浸
透にかける。こうして固体含量16.8%の溶液を
得る。この脱塩した溶液を噴霧乾燥すると、乾
燥含量94.9%の染料粉末を得る。 (b) 比較のために、同じ合成バツチからの湿つた
粗製染料圧縮ケーキ(すなわち、合成溶液から
沈殿した染料)を水中に懸濁し(固体含量9〜
10%にする)、そしてこの懸濁液を逆浸透にか
ける。最終的な固体含量は16.7%となる。脱塩
した溶液を同様に噴霧乾燥する。得られた乾燥
染料は固体含量94.7%を持つ。 (c) 塩含量の分析的決定のために湿つた圧縮ケー
キと〓合成溶液〓とから試料をとる: −湿つた圧縮ケーキ:80℃の真空室で乾燥すると
固体含量99.7%の乾燥ケーキを得る。 −合成溶液:40〜50℃で加熱し、粗製の不純物を
除去するために70〜75μmメツシユ幅のふるい
を通してろ過し、次に噴霧乾燥(注入空気温度
160℃、そして排出空気温度80〜85℃)を行う
と、合成溶液から乾燥重量95.5%の乾燥染料を
得る。 以下の表1には各各逆浸透(RO)により脱塩
する前および後の合成溶液と湿つた圧縮ケーキと
からの染料の性質を示す。
【表】
【表】 変性酢酸セルロース膜の代わりに例Cの変性ア
クリロニトリル/スチレン膜を使用する場合同等
な結果が得られる。 同じ組成を持つ溶液を1つの合成バツチからの
前記の4種の粗製染料で製造する。すなわち、 −湿つた圧縮ケーキからの組製染料、乾燥(乾燥
重量99.7%)、塩を含む=溶液試験1、 −ROにより脱塩し、次に乾燥した湿つた圧縮ケ
ーキからの粗製染料、(乾燥含量94.7%)=溶液
試験2、 −直接合成溶液から得た粗製染料、乾燥、塩を含
む(乾燥含量95.5%)=溶液試験3、 −ROにより脱塩し、次に乾燥した直接合成溶液
から得た粗製染料(乾燥含量94.9%)=溶液試
験4、 であり、その方法は以下のようである。 50〜60℃で染料(粉未の乾燥含量は考慮に入れ
ない)37.5部を15分以内に次の組成の混合物中に
入れる:
【表】 添加を行つた後、連続的にかきまぜながら温度
を50〜60℃に2時間保ち、次に加熱浴を除去しそ
してかきまぜることなしに混合物を約12時間放置
し、そして次に室温で3時間かきまぜる。 次にこの溶液を紙ダブルフイルター
(Macherey−Nagel173、直径70mm)を通して吸引
ろ過する。
【表】 例 8(適用例) 例2(a)で得られた染料溶液100部をエチレング
リコールモノエチルエーテル100部および水800部
と混合して噴霧溶液を形成する。この溶液をスプ
レーガンまた噴霧機(例えばその上に4〜8個の
ガンを備えた回転式ランナーを持つもの)により
染色していない皮革上に1m2当たり20〜100gの
量を適用する。このようにして皮革上に非常に均
一で緑色がかつた黄色の染色を得(薄いまたは濃
い色調は適用量に依存する)、このものは非常に
良好な堅牢性例えば移染堅牢度、水滴堅牢度およ
び溶媒(アセトンおよびアルコール)に対する堅
牢度を持つ。噴霧溶液を染色していない皮革の代
わりに前染色した皮革に適用することもでき、非
常に均一なクロスを染めを得る。 例 9 で表わされる粗製染料の圧縮ケーキ9.6Kgを水25
Kg中でスラリーにする。乾燥物質10.9%(NaCl
含量2.24%)を含有する得られた懸濁液を例Aの
記載により製造されそしてカツトオフレベル500
を持つ膜を備えた逆浸透装置(膜面積0.85m2)中
で脱塩し、そして濃縮する。逆浸透はPH7.2で20
℃で、そして25バールの圧力下で2段階で行う。 (a) 脱塩 水30を添加しそして次に透過液30を除去
(平均流速約13/時)した後、塩0.73%を含
有する染料懸濁液を得る。 (b) 濃縮 脱塩後、さらに透過液21.9を除去する。こ
うして乾燥物質20.8%(塩化ナトリウム含量
0.06%)を含有する濃厚な染料懸濁液12.7Kgを
得る。 例Dの変性アクリロニトリル/メタリルスル
ホネート膜を備えた逆浸透装置を使用すること
によつて十分に同等な脱塩及び濃縮が行なわれ
る。 (b)で得られた染料懸濁液76部中に40℃でかき
まぜながらNa2HPO41.6部とKH2PO40.8部とを
10分間のうちに添加し、そしてこの混合物をN
−メチルピロリドン5部および水16.6部で希釈
する。 こうしてPH値6.9で以下の組成を持つ液体調
合物を得る:染料15.8重量%、N−メチルピロ
リドン5重量%、Na2HPO41.6重量%、
KH2PO40.8重量%、水約76.8重量%および
NaCl0.05重量%未満。 実際に生成した溶液は流動性(No.2ブルツク
フイールドスピンドルで測定した20℃の粘度約
8cP)で、そして数ケ月間にわたつて−10〜+
40℃で変化がなく安定である(化学的および物
理的貯蔵安定性)。 例 10 (a) 式 で表わされる粗製染料の圧縮ケーキ10.5Kgを水
35Kg中でスラリーにする。乾燥物質11.8%(塩
含量0.9%)を含有する得られた懸濁液を変性
アクリロニトリル/酢酸ビニル膜(例B)を備
えた逆浸透装置中で1段階で脱塩しそして濃縮
して透過液29を除去する。こうして乾燥物質
29.8%(塩化ナトリウム0.14%)を含有する濃
厚な染料懸濁液16.6Kgを得る。 (b) (a)で得られた染料溶液61.2部に40℃でかきま
ぜながらNa2HPO41.6部、KH2PO40.8部、N−
メチルピロリドン10.0部および水26.4部を10分
間のうちに添加する。こうして数ケ月間−10〜
+40℃で変化がなく安定でありそして以下の組
成を持つ流動性の液体調合物を得る:染料18.2
重量%、Na2HPO41.6重量%、KH2PO40.8重量
%、N−メチルピロリドン10.0重量%、水69.4
重量%およびNaCl0.08重量%未満。 例 11 (a) 乾燥含量16.4%(染料約12.4%およびNaCl4
%)を持ち、式 で表わされる粗製染料の合成溶液60gを例9に
記載の方法で逆浸透のための装置中で脱塩しそ
してさらに濃縮する。脱塩中に水60を添加し
そして透過液60を除去する。得られた染料溶
液(塩含量約0.7%)の透過液35を除去する
ことによりさらに濃縮する。乾燥含量29.0%
(NaCl0.12%)の濃厚染料溶液25Kgを得る。 (b) (a)で得られた染料溶液86.2部に40℃でかきま
ぜながらNa2HPO41.6部およびKH2PO40.8部を
10分間のうちに添加しそしてこの混合物を次に
N−メチルピロリドン10部および水1.4部で希
釈する。こうしてPH値7.0で以下の組成を持つ
液体調合物を得る:染料25.0重量%、
Na2HPO41.6重量%、KH2PO40.8重量%、N−
メチルピロリドン10重量%、水62.6重量%およ
びNaCl0.1%未満。 実際に得られた溶液は希薄溶液であり、そし
て−10〜+40℃で数ケ月貯蔵する間に変性しな
い。 例 12 例Eの変換ポリアクリロニトリル膜を用い、式 で表わされる粗製染料を使つて前記の例をくり返
し、以下の粗製を持つ相当する液体組成物を得
る:染料22.8重量%、Na2HPO41.6重量%、
KH2PO40.8重量%、N−メチルピロリドン10.0重
量%、水約64.8重量%およびNaCl0.01%未満。 前記の染料の代わりに表3に示した式で表わさ
れる粗製染料を例Bの変性アクリロニトリル/酢
酸ビニル膜を使用する逆浸透により脱塩しそして
濃縮することもできる。
【表】
【表】
【表】 Na2HPO4、KH2PO4、N−メチルピロリドンお
よび所望により水を添加することにより染料濃厚
物から調合された液体調合物は流動的でありそし
て−10〜+40℃で4週間たつた後でもほとんど変
性しない。 例 13 (a) ストツク濃厚材料を次のようにして調合す
る: 高粘度の5%アルギン酸ナトリウム溶液500
Kgを容器中かきまぜ機により尿素125Kg、ニト
ロベンゼンスルホン酸ナトリウム12.5Kg、25%
炭酸ナトリウム75Kgおよび水287.5Kgとよく混
合する。 (b) 例9に記載した反応性染料の液体調合物200
gを次に手でかきまぜながらこのストツク濃厚
材料800gに入れる。こうして使用できる均一
な捺染ペーストを得る。シルケツト加工した、
漂白した木綿布をこの捺染ペーストの一部で捺
染する。 捺染ペーストの残りの20gを秤量しそして再
び前記のストツク濃厚材料980gと手で混合し
そしてこの混合物を同じ方法でシルケツト加工
した漂白した木綿布の捺染に使用する。 乾燥後、2種の捺染物を飽和蒸気で固着し、
そして次に冷水および熱水中ですすぐ。 第1の捺染物は濃い、鮮明なそして均一な色
を示し、そして第2の捺染物はパステル色調で
完全にしみない均一な色を示す。 例 14 ストツク濃厚材料を次のようにして調合する:
ヘキサメチレンジイソシアネート1%とエチレン
オキシド80モルのオレインアルコール1モルへの
付加生成物99%との縮合生成物の12.5%水溶液
37.5g、尿素125g、水282gおよび25%炭酸ナト
リウム溶液75gを最初に混合し、そしてこの混合
物を高速かきまぜ機を使つてガソリン(沸とう範
囲:120〜180℃)218gでゆつくり乳化する。ニ
トロベンゼンスルホン酸ナトリウム12.5gおよび
5%アルギン酸ナトリウム溶液250gを次に添加
する。 このストツク濃厚材料800gを次に例13(a)と同
じ方法で使用する。等しく良好な性質を持つ織物
捺染物が同様にして得られる。 例 15 例13と同様にして次のストツク濃厚材料を調合
する:水1248g、尿素160g、炭酸水素ナトリウ
ム32gおよびニトロベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム16gを中速かきまぜ機に使用により前溶解また
は分散させる。 次に実質的に水に不溶性でありそして不飽和モ
ノマーを少量の架橋剤によりエチレン的に重合す
ることにより造した分子量5〜15×106の膨潤性
で非イオン性の架橋したポリマーから成るシツク
ナー144gをさらにかきまぜながら添加する。 例13(a)に記載のようにこのストツク濃厚材料
800gを使つてそして例10〜12からの調合物を使
つて捺染ペーストが得られ、このものはセルロー
ス繊維材料を捺染するのに著しく適している。 例16 (染色方法) 例10により得られた液体染料調合物240部を水
1000部に溶解する。湿潤性を増加するために前処
理した木綿布を室温で得られた溶液により液体絞
り率約70%に含浸しそしてそれから乾燥する。 次にこの布を1当たり水酸化ナトリウム16g
および塩化ナトリウム250gを含有する20℃の温
溶液で含浸しそして絞り率約80%に絞る。この染
色物を60秒間102℃で蒸気処理し、すすぎ、非イ
オン性洗浄剤の0.3%沸とう溶液中で15分間ソー
ピングし、すすぎ(熱水および冷水)そして乾燥
する。 良好な堅牢性をもつ均一な赤色の染色物が得ら
れる。 以上、本発明を詳細に説明したが、本発明の別
の構成の具体例を要約すると次のようである。 (1) 前記特許請求の範囲1の方法により製造し
た、水溶性陰イオン性染料の保存に対して安定
な濃厚液体染料組成物。 (2) 少なくとも1種の陰イオン性染料10〜60重量
%好ましくは15〜45重量%および水と混合でき
る溶媒15〜85重量%好ましくは20〜80重量%を
含み、水5〜50重量%好ましくは20〜30重量%
を含むかまたは含まず、また添加物1〜40重量
%好ましくは15〜35重量%を含むかまたは含ま
ない、前項(1)に記載の水溶性染料の染料組成
物。 (3) 少なくとも1種に陰イオン性反応性染料を含
む、前項(1)に記載の染料組成物。 (4) 少なくとも1種の分離できるハロゲン原子を
持つ複素環式基またはカルボン酸のアシル基少
なくとも1個を反応性基として持ち、水への溶
解性を与える基を持つ、繊維反応性染料少なく
とも1種を反応性染料として含む水溶性反応染
料の、前項(3)に記載の染料組成物。 (5) 少なくとも1個の分離できるハロゲン原子を
持つ複素環式基少なくとも1個を反応性基とし
て持ち、水への溶解性を与える基を持つ、繊維
反応性染料少なくとも1種を反応性染料として
含む水溶性反応性染料の、前記(3)または(4)のい
ずれかに記載の染料組成物。 (6) 式 D−Zo (式中Dは、1種またはそれ以上の水溶性を
与える基を持ち、金属を含まないかまたは金属
化されたアゾ、アントラキノンまたはフタロシ
アニン染料の基であり、Zは少くとも1個の分
離できるハロゲン原子を持ちアミノ基を介して
Dと結合しているジアジニルまたはトリアジニ
ル基であり、nは1または2である) で表わされる反応性染料を含む、前項(3)〜(4)の
いずれかに記載の染料組成物。 (7) 式 D−Z′o (a) 〔式中Dは前項(6)で与えた意味を持ち、Z′は
(式中、Wは
【式】であり、Xはハロ ゲン原子好ましくはC1またはFであり、Yは=
N−、=CH−または=CX−であり、nは1また
は2好ましくは1であり、pは1または2、qは
1〜3の数であり、Pが2の場合Rは置換されて
いないかまたは置換されている低級アルキル基、
フエニル基またはナフチル基であり、pが1の場
合Rはハロゲン原子、低級アルコキシ基またはア
ルコキシアルコキシ基、置換されていないかまた
は置換されているフエノキシ基または−NH2であ
る) で表わされる基である〕 で表わされる反応性染料を含む、前項(6)に記載の
染料組成物。 (8) 式 D′−Z″o () (式中D′は1個またはそれ以上の水溶性を
与える基をもち金属を含まないかまたは金属化
されたアゾ、ニトロ、ピラゾロン、チオキサン
トン、オキサジン、アントラキノン、スチルベ
ンまたはフタロシアニン染料の基であり、
Z″はハロゲン含有脂肪族カルボン酸または不
飽和カルボン酸のアシ基であり、nは1または
2である) で表わされる反応性染料を含む、前項(3)または
(4)のいずれかに記載の染料組成物。 (9) 少なくとも1個のスルホン酸基を持つ染料を
含む、前項(3)〜(8)のいずれかに記載の染料組成
物。 (10) 反応性染料10〜60重量%好ましくは15〜45重
量%を含む、前項(3)〜(9)のいずれかに記載の染
料組成物。 (11) 不活性無機塩を液体組成物に対して1重量%
以下の量で含む前項(1)〜(10)のいずれかに記載の
染料組成物。 (12) 不活性無機塩を液体組成物に対して0.5重量
%以下の量で含む前項(11)に記載の染料組成物。 (13) 不活性無機塩を液体組成物に対して0.1重量
%以下の量で含む前項(11)に記載の染料組成物。 (14) 少なくとも1種の緩衝物質を0.2〜5重量%
好ましくは0.5〜3重量%含む前項(3)〜(13)
のいずれかに記載の染料組成物。 (15) 緩衝物質としてリン酸二水素カリウムおよ
び(または)リン酸水素二ナトリウムを含む、
前項(14)に記載の染料組成物。 (16) PH3〜8好ましくは6.5〜7.5を持つ前項(3)
〜(15)のいずれかに記載の染料組成物。 (17) 少なくとも1個の分離できるハロゲン原子
を持つ複素環式基またはカルボン酸のアシル基
少なくとも1個を反応として持ち、水溶性を与
える基を含む少なくとも1種の繊維反応性染料
10〜45重量%、少なくとも1種の緩衝物質0.2
〜5重量%、不活性無機塩1重量%以下および
適当ならば添加物1〜30重量%を含み、PH3〜
8である、前項(3)〜(16)のいずれかに記載の
染料組成物。 (18) 有機溶媒としてN−メチルピロリドンを含
む、前項(3)〜(17)のいずれかに記載の染料組
成物。 (19) N−メチルピロリドンを液体組成物に対し
て4〜10重量%含む、前項(18)に記載の染料
組成物。 (20) 式 で表わされる染料を含む、前項(1)または(2)のい
ずれかに記載の染料組成物。 (21) 前項(1)〜(20)のいずれかに記載の染料組
成物を使つて作つたパジング液、染色浴、なつ
染ペーストまたは噴射溶液を使つて天然または
合成繊維材料を染色およびなつ染する方法。 (22) 前項(1)に記載の組成物で染色された天然ま
たは合成繊維材料とりわけ皮革。 (23) 前項(3)に記載の組成物で染色またはなつ染
された天然または合成繊維材料とりわけセルロ
ース。 (24) 前項(1)に記載の安定な濃厚液体組成物の、
パジング液、染色浴、なつ染ペーストまたは噴
射溶液の製造への使用法。 (25) 安定な濃厚液体組成物を水、有機溶媒およ
び(または)シツクナーで希釈することから成
る、前項(24)に記載のパジング液、染色浴、
なつ染ペーストまたは噴射溶液の製法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水溶性染料の保存に安定な液体染料混合物の
    製造において、少なくとも1つのアニオン性粗製
    染料の水性溶液若しくは懸濁液を1〜500Åの穴
    径を有する半透膜であつて、酢酸セルロースの基
    体構造からなり反応基を有するイオン性化合物で
    変性された膜又はポリアクリロニトリル若しくは
    アクリロニトリル及び酢酸ビニル、ビニルエーテ
    ル、ビニルピリジン、塩化ビニル、スチレン、ブ
    タジエン、アクリル酸、メタクリル酸、無水マレ
    イン酸、2−アミノメチルアクリレート若しくは
    アリル化合物の群から選らばれたエチレン結合を
    有する不飽和モノマーの共重合体の基本構造から
    なり、ヒドロキシルアミンとの反応及びそれに続
    いて多官能性単量体化合物、多官能性ポリマーで
    あつてポリエチレンイミン、ポリビニルアルコー
    ル、セルロース誘導体又はポリビニルアニリンの
    群から選らばれたポリマー及び反応基を有するイ
    オン性化合物との反応によつて変性された膜上を
    通過させ、染料溶液又は懸濁液から分子量が500
    より小さい合成副生物及び塩類並びに水の一部を
    前記膜によつて除去し、その後その濃縮された水
    性組成物を所望により乾燥して水と混合できる有
    機溶媒と混合し、所望であれば、さらに添加物を
    半透膜上を通す前及び/又は通した後に加えるこ
    とを特徴とする方法。 2 非対称性の膜を使う、特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 3 イオン基としてスルホン酸基、カルボン酸基
    またはアンモニウム基を持つ膜を使う、特許請求
    の範囲第1項の方法。 4 イオン基を持つ基として水溶性反応性染料の
    基を持つ膜を使う、特許請求の範囲第1項の方
    法。 5 膜の基本構造中のアクリロニトリル単位の割
    合が少なくとも5%好ましくは少なくとも20%の
    膜を使う、特許請求の範囲第1項の方法。 6 半透膜上を通過させた後に得られる濃厚水性
    組成物を、他の添加物を添加してまたは添加せず
    に、直接有機溶媒と混合する、前項特許請求の範
    囲第1〜5項のいずれか1項に記載の方法。 7 半透膜上を通過させた後に得られる濃厚水性
    組成物を乾燥し、他の添加物を添加してまたは添
    加せずに、乾燥した染料を有機溶媒と直接混合す
    る、前項特許請求の範囲第1〜5項のいずれか1
    項に記載の方法。 8 水と混合できる溶媒として、室温で液体であ
    る次の材料、多価アルコールまたはそのエーテル
    またはエステル、水酸基で置換できるケトン、脂
    肪族および環状モノアルコール、環状エーテルお
    よびエステル、ラクタム、ラクトン、脂肪族ヒド
    ロキシカルボン酸のエステル、α−および(また
    は)β−位でアルキル基またはヒドロキシアルキ
    ル基で置換されていてもよい2,5−ジヒドロチ
    オフエン−1,1−ジオキシドまたはテトラヒド
    ロチオフエン−1,1−ジオキシドの誘導体、ジ
    メチルスルホキシド、低分子脂肪族カルボン酸、
    低分子脂肪族カルボン酸アミド、炭酸またはリン
    酸のメチル化アミド、リン酸エステル、ホスホン
    酸エステル、アルカノールアミンまたはこれらの
    混合物のいずれかを使う、特許請求の範囲第1〜
    7項のいずれか1項に記載の方法。 9 溶媒として、液体の多価アルコールおよび
    (または)そのエーテルおよび(または)エステ
    ルを使う、特許請求の範囲第8項に記載の方法。 10 溶媒として、エチレングリコール、プロピ
    レングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
    チレングリコール、エチレングリコールモノエチ
    ルエーテルおよび(または)ジエチレングリコー
    ルモノエチルエーテルを使う、特許請求の範囲第
    9項に記載の方法。 11 溶媒として、エーテル基を含むことのでき
    るモノアルコール、とりわけイソプロピルアルコ
    ールまたはテトラヒドロフルフリルアルコールを
    使う、特許請求の範囲第8項に記載の方法。 12 溶媒として、ケトン、ヒドロキシケトン、
    ラクタムまたはラクトン、水酸基を持てるニトリ
    ルまたは脂肪族ヒドロキシカルボン酸のエステル
    を使う、特許請求の範囲第8項に記載の方法。 13 溶媒として、ジアセトン−アルコール、γ
    −ブチロラクトン、テトラメチル尿素、ジメチル
    スルホキシド、ヘキサメチルホスホロトリアミド
    および(または)ジメチルメチルホスホネートを
    使う、特許請求の範囲第8〜12項のいずれか1
    項に記載の方法。 14 溶液として低分子脂肪族カルボン酸を使
    う、特許請求の範囲第8項に記載の方法。 15 沸点が80℃を越えない、少なくとも1種類
    の水溶性有機溶媒を使う、特許請求の範囲第8〜
    14項のいずれか1項に記載の方法。 16 添加物として、界面活性剤、アルカノール
    アミン、可溶化剤、あわ防止剤、酸、塩基、また
    は真菌および(または)細菌の成長阻害物質を使
    う、特許請求の範囲第1〜15項のいずれか1項
    に記載の方法。 17 添加物として界面活性剤を使う、特許請求
    の範囲第16項に記載の方法。 18 エチレンオキシド5モルと2−エチルヘキ
    サノール1モルとの反応生成物またはエチレンオ
    キシド8モルとo−フエニルフエノール1モルと
    の反応生成物と、ココナツ脂肪酸とジエタノール
    アミン2モルとの反応生成物、ステアリン酸とジ
    エタノールアミン2モルとの反応生成物またはエ
    チレンオキシド2モルとp−第3−ノニルフエノ
    ール1モルとの付加生成物の酸性硫酸エステルの
    アンモニウム塩との混合物から成る、助剤混合物
    を界面活性剤として使う、特許請求の範囲第17
    項に記載の方法。 19 粗製染料として少なくとも1種類の陰イオ
    ン性繊維反応性染料を使う、特許請求の範囲第1
    〜6項にいずれかに記載の方法。 20 有機溶媒としてN−メチルピロリドンを使
    う、特許請求の範囲第19項に記載の方法。 21 添加物として少なくとも1種の緩衝物質を
    使う、特許請求の範囲第19項は第20項のいず
    れかに記載の方法。 22 反応性染料に対して不活性な添加物とし
    て、繊維助剤、あわ防止剤または真菌および(ま
    たは)細菌の成長阻害物質を使う、特許請求の範
    囲第19〜21項のいずれか1項に記載の方法。
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