JPS61162241A - ル−ル型ス−パチヤ−ジヤ用ロ−タの製造方法 - Google Patents

ル−ル型ス−パチヤ−ジヤ用ロ−タの製造方法

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JPS61162241A
JPS61162241A JP301485A JP301485A JPS61162241A JP S61162241 A JPS61162241 A JP S61162241A JP 301485 A JP301485 A JP 301485A JP 301485 A JP301485 A JP 301485A JP S61162241 A JPS61162241 A JP S61162241A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
weight
alloy
extrusion molding
type supercharger
Prior art date
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Pending
Application number
JP301485A
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English (en)
Inventor
Seizo Takeuchi
竹内 鉦造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP301485A priority Critical patent/JPS61162241A/ja
Publication of JPS61162241A publication Critical patent/JPS61162241A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はルーツ型スーパチャージャのロータの製造方法
に関するものである。
(従来技術) ルーツ型スーパチャージャは、一対のロータがハウジン
グ内において互いに逆向きに同速度で回転させられるこ
とにより、空気をエンジンに過給するものである。
このルーツ型スーパチャージャにおいては、軽量化のた
めに、通常、ハウジングおよびロータが共にアルミニウ
ム(Al)合金製とされるが、スーパチャージャの温度
変化範囲が広いこと、およびロータの方がハウジングよ
りも温度が上昇することなどから、低温時におけるスー
パチャージャの体積効率を良好に維持し、しかも高温時
においてそれらが熱膨Il感量の差によって互いに干渉
し合わないようにするために、ロータの熱膨張係数はハ
ウジングのそれよりも小さくする必要がある。
また、ロータは高速で回転させられるため、その機械的
強度は十分大きくする必要がある。
そのため、従来では、ロータの材料として、シリコン(
St)を多量に含み、300°C以下の温度(以下同様
)で熱膨張係数が20 x 10−6/”c程度以下と
十分小さく、しかも完成時のCI=夕の引張強度か16
kg/mm2程度以上と十分な機械的強度を有するA4
合金、例えば月5A390.’JTSA4032等が用
いられていた。ちなめに、A390製ロータでは熱膨張
係数および引張強度がそれぞれ]、 8.8 x ] 
]0−6/’および28kg/部2のものが得られてい
る。
(発明か解決しようとする問題点) しかし、−1−記A390等の如き従来用いられている
Ap金合金は、A7!7l中に生じる初晶シリコンのた
めに加工性が極めて悪いことから、ロータの加圧能率が
低く、これがロータのコストを高める原因となっていた
。牛だ、ロータコストの上昇を招くことから、ロータを
複雑な形状に加工して全体的な薄肉化を図ることか難し
く、そのためロータの軽量化を十分図れないといった問
題もあった。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は、−J一連のような問題点を解決するために為
されたものであり、その要旨とするところは、少なくと
も10〜12.5重量%のSlと、0.3〜0.9重量
%のC11と、0.2重量%以下のMgとを含むA4合
金を用いた押出成形によりルーツ型スーパチャージャの
ロータ素ヰ」を成形する工程を含む、二とにある。
なお、前記A4合金中のSi(シリコン)が10市量%
未満だと熱膨張係数が過大となり、また12.5重量%
を超えるような場合には加工性か悪化して押出成形が困
難となるため、Ap金合金中は10〜12.5重量%の
Siが含まれていることが必要である。
また、OU(銅)は、第1図にAI2合金中の含有量と
l1l−夕完成時の引張強度との関係を示すように、そ
の含有量が0.3重里%未満だとロータ完成時の引張強
度か過小となり、また0、9重量%を超えるよ・うな場
合には押出成形が著しく困難または不可能となって、押
出成形ができる場合でもその速度が0.5 m/min
 u下と実用上許容できる速度以1Sとなってしまうた
め、Al合金中に0.3〜0.9重量%の範囲で含まれ
ていることが必要である。しかし、押出成形をI  m
/min程度以上の十分速い速度で行うためには0.7
重量%以下に抑えることが望ましい。
また、A4合金中にMg(マグネシウム)か0゜2重量
%を超えて含まれているような場合には、Cuが前記範
囲内に入っていてもロータ累月の押出成形か困難となる
ため、Mgは0.2fiffi%以下に抑えることが必
要である。
さらに、前記Aj2合金中にはFe(鉄)、Niにソケ
ル)、Ti(チタン)等が含まれることが許容されるが
、押出成形を可能にするためには、Feは0.3重量%
以下に抑えることが必要であり、またNiおよびTiは
それぞれ0.2重量%以下に抑えることか、熱膨張係数
および引張強度を良好な状態に保って押出成形を可能に
する上で必要となる。
また、本発明ば特に−・り・1の羽根を有するまゆ形I
コータを製造するために為されたものであるが、3葉以
上の羽根を有するI:I−夕の製造にも適用することが
できる。
(発明の効果) 上JのようなAI1合金を用いれば、300°C以下の
温度におりる熱膨張係数が20×10−6l℃程度以下
で、ロータ完成時の引張強度が16kg/mu2程度以
上のロータ素ヰAを、0.5 m/minより速い実用
上十分な速度の押出成形によって成形することが可能と
なり、ロータの生産性を向上させ得る。したがって、上
述のようなロータ素材の押出成形工程を含む方法によっ
てロータを製造すれば、ロータのコストを従来のものに
比べて低減することができる。
また、本発明によれば、従来のように複雑な切削加工を
施すことなくロータの形状精度が確保でき、なおかつロ
ータの全体を容易に薄肉化できるため、ロータの十分な
軽量化が図れるという利点もある。
以下、本発明の一実施例を説明するが、これば多数の実
施例の中の一部であり、本発明がここに例示の実施例の
記載によって限定されるものではないことは勿論である
(実施例) 下記第1表に示すよ・うな川底の/’1合金(試料No
、 1〜8)を共通のポ1゛l−ダイスを用いて押出成
形し、全体的に薄肉状の断面を呈する第2図に示すよう
なルーツ型スーパチャージャ用のまゆ形ロータのロータ
SEAを成形した。なお、各試料は、第1表に示すよう
に1.IIS規格に規定されているへ1合金の中からロ
ータ+J*1として適していると思われるものを採用す
るとともに、実験の結果、それらの中で特に適している
と判断されたJIS△4047に改良を加えたものを採
用した。
そして、それらロータ累月に対して′r5処理、すなわ
ち押出後195°Cで2〜3時間加熱したのち水で急冷
し、さらに180°Cで4〜5時間加熱したのち徐冷す
る処理を施し、そのT5処理後のロータ素材の引張強度
を測定した。また、T5処理後のロータ累月を、その表
面にロータ間の相互干渉を吸収する樹脂コーティング層
を形成するための温度である350°Cで5分間加熱し
、その加熱後、引張強度を測定した。さらに、試料1t
io、 1 。
3.8のものについて常温から300℃におcJる熱膨
張係数を測定した。それらの測定結果を下記第2表に示
す。なお、第2表においては、熱履歴前の引張強度がT
5処理後のロータ素材の引張強度を示し、熱履歴後の引
張強度が350′Cで5分間加熱した後の引張強度を示
している。
また、前記第1表の各試料について、押出成形後の形状
を損なうことのない最大押出速度を求め、その結果を第
2表に合わせて示した。
第2表の結果から明らかなように、Cuの含有量が少な
い試料(N01〜3)については、押出成形を0.5 
m/minよりも速い実用」−1−分な速度で行うこと
ができるものの、ロータ完成時(;+、Jt履歴後)の
引張強度が16kg/ll112以下と過小となり、ま
たCuが多い試料(N04〜6)については十分な引張
強度が得られる反面、押出成形か困難となってその速度
が0.5 m/min程度以下となるため、いずれも押
出成形用のA4合金としては採用し難かった。同様にM
gが多い試利歯7のものについても、押出速度が小さい
ため採用し難かった。
一方、本発明に従うものく試料No、 8 )は、熱履
歴後の引張強度が17. ] kg/ mm2と十分大
きく、押出速度も1  m/min と実用上許容でき
る下限速度よりも十分速い上、熱膨張係数も20.OX
]0−6/’cと実用」二許容できる範囲内に収まって
いるので、ロータ素材の押出成形用合金として十分採用
できるものであるごとが認められた。上記評価結果を第
2表に示す。
なお、ルーツ型スーパチャージャのロータば押出成形さ
れた素+4に所定の加工が施された後、前述のように外
表面に樹脂コーティングが施されて製造されることとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の押出成形工程に用いられるAl合金中
のC11の含有量とロータ完成時の引張強度との関係を
説明するためのグラフであり、第2図は押出成形された
ロータ素柵の断面形状を示す図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも10〜12.5重量%のSiと、0.
    3〜0.9重量%のCuと、0.2重量%以下のMgと
    を含むAl合金を用いた押出成形によりルーツ型スーパ
    チャージャのロータ素材を成形する工程を含むルーツ型
    スーパチャージャ用ロータの製造方法。
  2. (2)前記Al合金が0.3重量%以下のFeと、それ
    ぞれ0.2重量%以下のNiとTiとを含む特許請求の
    範囲第1項記載の製造方法
  3. (3)前記Al合金中のCuが0.3〜0.7重量%で
    ある特許請求の範囲第1項または第2項記載の製造方法
JP301485A 1985-01-10 1985-01-10 ル−ル型ス−パチヤ−ジヤ用ロ−タの製造方法 Pending JPS61162241A (ja)

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Cited By (2)

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JPH02176680A (ja) * 1988-12-28 1990-07-09 Ricoh Co Ltd カラー複写機の制御装置
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