JPS61161910A - 架空線の張替方法および装置 - Google Patents
架空線の張替方法および装置Info
- Publication number
- JPS61161910A JPS61161910A JP59277502A JP27750284A JPS61161910A JP S61161910 A JPS61161910 A JP S61161910A JP 59277502 A JP59277502 A JP 59277502A JP 27750284 A JP27750284 A JP 27750284A JP S61161910 A JPS61161910 A JP S61161910A
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- hanging
- wire
- rope
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は鉄塔間に架設された既設架空線すなわち地線
び電力線を新線に張替える方法及びこれを実施する装置
に関する。
び電力線を新線に張替える方法及びこれを実施する装置
に関する。
〈従来の技術〉
鉄塔間に架設された既設架空線は、耐用期間の経過後ま
たは送電容量増大に伴う電流容量の不足を解消するため
に、同種または異種の線と張替えられることがある。こ
の工事の施工にあたっては、鉄塔間に存在する道路、構
築物その他の障害物を保護するための保護足場の構築が
複雑であり、構築工事に多くの作業期間と工事費を要し
ていた、それを回避するため、保護足場を構築すること
なく、空中で架空線を張替える工法が採用されている。
たは送電容量増大に伴う電流容量の不足を解消するため
に、同種または異種の線と張替えられることがある。こ
の工事の施工にあたっては、鉄塔間に存在する道路、構
築物その他の障害物を保護するための保護足場の構築が
複雑であり、構築工事に多くの作業期間と工事費を要し
ていた、それを回避するため、保護足場を構築すること
なく、空中で架空線を張替える工法が採用されている。
その工法の一つに、十字形の金車枠の各近回に夫々同形
の滑車を装着して、その中央部に円形状に形成された1
個の線種通口と、金車枠の左右辺の側面に夫々金車連結
ロープ取付部とを具えて構成された十字形金車を用いて
、この十字形金車を所要個数旧縁にロープ2条によって
連結して吊下配設後、両端鉄塔にこの連結ロープを緊張
固定し、旧線を弛緩して十字形金車を連結ロープによっ
て鉄塔間に吊下支持し、旧線に新線を連結し、旧線を引
抜くと同時に新線を架設する効率的で安全性の高い張替
え工法がある(例えば特開昭56−66113号公報、
特公昭58−31811号公報)。
の滑車を装着して、その中央部に円形状に形成された1
個の線種通口と、金車枠の左右辺の側面に夫々金車連結
ロープ取付部とを具えて構成された十字形金車を用いて
、この十字形金車を所要個数旧縁にロープ2条によって
連結して吊下配設後、両端鉄塔にこの連結ロープを緊張
固定し、旧線を弛緩して十字形金車を連結ロープによっ
て鉄塔間に吊下支持し、旧線に新線を連結し、旧線を引
抜くと同時に新線を架設する効率的で安全性の高い張替
え工法がある(例えば特開昭56−66113号公報、
特公昭58−31811号公報)。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかし、上記方法は、旧線への吊り金車の吊下げと、吊
り金車の連結ロープの取付は作業が煩雑で多くの労力と
時間とを要し、且つ、吊り金車間の左右の連結ロープ長
が不均衡になり易く、また、吊り金車を吊下し支持する
上部滑車が1個のため吊り金車の進行時に左右の振れが
生じる傾向があった。
り金車の連結ロープの取付は作業が煩雑で多くの労力と
時間とを要し、且つ、吊り金車間の左右の連結ロープ長
が不均衡になり易く、また、吊り金車を吊下し支持する
上部滑車が1個のため吊り金車の進行時に左右の振れが
生じる傾向があった。
また、連結ロープの鉄塔への緊張引留めは掴線器が用い
られるため、連結ロープが損傷し易い上、鉄塔腕金の最
外方に架設された架空線張替えの場合、外側の連結ロー
プの固定支持点は既設線より外方へ張出すことになり、
2条の連結ロープの平行を保つには、特別のアーム部材
を介する必要があった。
られるため、連結ロープが損傷し易い上、鉄塔腕金の最
外方に架設された架空線張替えの場合、外側の連結ロー
プの固定支持点は既設線より外方へ張出すことになり、
2条の連結ロープの平行を保つには、特別のアーム部材
を介する必要があった。
更に、吊り金車は所定間隔、例えば10m〜20mの間
隔で、連結ロープに付された目印に従って締着を行い、
長期間内に同一個所で反復締着されるので、当該部分が
経年的に疲労が生じロープ寿命が短くなる等の問題があ
った。
隔で、連結ロープに付された目印に従って締着を行い、
長期間内に同一個所で反復締着されるので、当該部分が
経年的に疲労が生じロープ寿命が短くなる等の問題があ
った。
く問題点を解決するための手段〉
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
あって、以下にその内容を第1図〜第10rl!Jを用
いて説明する。
あって、以下にその内容を第1図〜第10rl!Jを用
いて説明する。
第1の発明の架空線の張替方法は、張替えられるべき旧
線(5a)に、下方に開口した架乗口(230)と水平
方向に軸線(234)を共通にして前後に形成された2
個の線種通口(232,233)と斜交状に相対して形
成された2債の線出入口(235,236)と上記軸線
(234)方向に前後して装着された2個の無端環状ロ
ープ用滑車(218,219)とを具備した吊り金車(
2)を所要個数吊下げ、該吊り金車(2)相互を夫々無
端環状ロープ(3)で連結し最前列の上記吊り金車(2
)に巻掛けられ前方へ張出した無端環状ロープ(3)の
−側を旧線(5a)に吊下げた自走機(1)に連結し、
該自走機(1)を走行させて上記吊り金車(2)を一定
間隔で鉄塔(6,7)間に吊下げ配設しその後上記最前
列の吊り金車(2)に巻掛けられ前方へ張出した無端環
状ロープ(3)の−側及び最後列の上記吊り金車(2)
に巻掛けられ後方へ張出した無端環状ロープ(3)の−
側を夫々引留用滑車(9)に巻掛けて鉄塔(6、7)間
に緊張し上記吊り金車(2)を鉄塔(6、7)間に吊下
支持し、その後旧縁(5a)を弛緩して上記吊り金車(
2)上に旧線(5a)が支承され、その後旧線(5a)
の端部に張替える新線(5b)を連結し旧線(5a)を
引抜いて新線(5b)を鉄塔(6、7)間に架け渡し緊
線しその緊線した新線(5b)を介して上記吊り金車(
2)を回収するものである。
線(5a)に、下方に開口した架乗口(230)と水平
方向に軸線(234)を共通にして前後に形成された2
個の線種通口(232,233)と斜交状に相対して形
成された2債の線出入口(235,236)と上記軸線
(234)方向に前後して装着された2個の無端環状ロ
ープ用滑車(218,219)とを具備した吊り金車(
2)を所要個数吊下げ、該吊り金車(2)相互を夫々無
端環状ロープ(3)で連結し最前列の上記吊り金車(2
)に巻掛けられ前方へ張出した無端環状ロープ(3)の
−側を旧線(5a)に吊下げた自走機(1)に連結し、
該自走機(1)を走行させて上記吊り金車(2)を一定
間隔で鉄塔(6,7)間に吊下げ配設しその後上記最前
列の吊り金車(2)に巻掛けられ前方へ張出した無端環
状ロープ(3)の−側及び最後列の上記吊り金車(2)
に巻掛けられ後方へ張出した無端環状ロープ(3)の−
側を夫々引留用滑車(9)に巻掛けて鉄塔(6、7)間
に緊張し上記吊り金車(2)を鉄塔(6、7)間に吊下
支持し、その後旧縁(5a)を弛緩して上記吊り金車(
2)上に旧線(5a)が支承され、その後旧線(5a)
の端部に張替える新線(5b)を連結し旧線(5a)を
引抜いて新線(5b)を鉄塔(6、7)間に架け渡し緊
線しその緊線した新線(5b)を介して上記吊り金車(
2)を回収するものである。
また、第2の発明の架空線の張替装置は、第1の発明の
方法を実施するための装置であり、旧線(5a)に装着
されてその一方側から他方側に進行する自走機(1)と
、架空線に吊下され上記自走機(1)に牽引される吊り
金車であって、断面が異形コ字形の金車枠(21)を有
しその中央部には下方に開口した架乗口(230)が形
成されていて、上記金車枠上部(21a)の前後端部に
夫々装着された2個の吊下用滑車(24,25)と該吊
下用滑車(24,25)の下方に夫々装着された2個の
支承用滑車(28,29)とにより水平方向に軸線(2
34)を共通にして前後に形成された2個の線種通口(
232,233)を有し、一方の線種通口(232)は
−側部に外方へ付勢された開閉板(212)を有する線
出入口(235)と他方の線種通口(233)は上記線
出入口(235)の相対側部に外方へ付勢された開閉板
(213)を有する線出入口(236)とを有していて
、上記金車枠上部(21a)に上記軸線(234)方向
に前後して装着された2個の無端環状ロープ用滑車(2
18,219)を有し該滑車(218、219)上面に
開閉蓋(222)を具備してなる複数の吊り金車(2)
と、上記吊り金車(2)を所定間隔で連結する所定周長
を有する複数個の無端環状ロープ(3)とから構成され
たものである。
方法を実施するための装置であり、旧線(5a)に装着
されてその一方側から他方側に進行する自走機(1)と
、架空線に吊下され上記自走機(1)に牽引される吊り
金車であって、断面が異形コ字形の金車枠(21)を有
しその中央部には下方に開口した架乗口(230)が形
成されていて、上記金車枠上部(21a)の前後端部に
夫々装着された2個の吊下用滑車(24,25)と該吊
下用滑車(24,25)の下方に夫々装着された2個の
支承用滑車(28,29)とにより水平方向に軸線(2
34)を共通にして前後に形成された2個の線種通口(
232,233)を有し、一方の線種通口(232)は
−側部に外方へ付勢された開閉板(212)を有する線
出入口(235)と他方の線種通口(233)は上記線
出入口(235)の相対側部に外方へ付勢された開閉板
(213)を有する線出入口(236)とを有していて
、上記金車枠上部(21a)に上記軸線(234)方向
に前後して装着された2個の無端環状ロープ用滑車(2
18,219)を有し該滑車(218、219)上面に
開閉蓋(222)を具備してなる複数の吊り金車(2)
と、上記吊り金車(2)を所定間隔で連結する所定周長
を有する複数個の無端環状ロープ(3)とから構成され
たものである。
く作用〉
張替えられるべき旧線5aに、下方に開口した架乗口2
30と水平方向に軸線234を共通にして前後に形成さ
れた2個の線種通口232.233と斜向状に相対して
形成された2個の線出入口235.23.6と軸線23
4方向に前後して装着された2個の無端環状ロープ用滑
車218,210とを具備した吊り金車2を所要個数吊
下げ、この金車2相互を夫々無端環状ロープ3で連結し
最前列の吊り金車2に巻掛けられ前方へ張出した無端環
状ロープ3の一側を旧縁5aに吊下げた自走機lに連結
し、自走機1を走行させて吊り金車2を一定間隔で鉄塔
6,7間に吊下げ配設し、その後最前列の吊り金車2に
巻掛けられ前方へ張出した無端環状ロープ3の一側、及
び、最後列の吊り金車2に巻掛けられ後方へ張出した無
端環状ロープ3の一側を夫々引留用滑車9に巻掛けて鉄
塔6.7間に緊張し、吊り金車2を鉄塔6,7間に吊下
支持する。その後旧線5aを弛緩して上記吊り金車2上
に旧線5aを支承する。
30と水平方向に軸線234を共通にして前後に形成さ
れた2個の線種通口232.233と斜向状に相対して
形成された2個の線出入口235.23.6と軸線23
4方向に前後して装着された2個の無端環状ロープ用滑
車218,210とを具備した吊り金車2を所要個数吊
下げ、この金車2相互を夫々無端環状ロープ3で連結し
最前列の吊り金車2に巻掛けられ前方へ張出した無端環
状ロープ3の一側を旧縁5aに吊下げた自走機lに連結
し、自走機1を走行させて吊り金車2を一定間隔で鉄塔
6,7間に吊下げ配設し、その後最前列の吊り金車2に
巻掛けられ前方へ張出した無端環状ロープ3の一側、及
び、最後列の吊り金車2に巻掛けられ後方へ張出した無
端環状ロープ3の一側を夫々引留用滑車9に巻掛けて鉄
塔6.7間に緊張し、吊り金車2を鉄塔6,7間に吊下
支持する。その後旧線5aを弛緩して上記吊り金車2上
に旧線5aを支承する。
その後旧線5aの端部に張替える新線5bを連結し、旧
線5aを引抜くと同時に新線5bを鉄塔6.7間に架け
渡し緊線し、新線5bを介して吊り金車2の回収を行う
ものである。
線5aを引抜くと同時に新線5bを鉄塔6.7間に架け
渡し緊線し、新線5bを介して吊り金車2の回収を行う
ものである。
〈発明の効果〉
この発明による架空線の張替方法と架空線の張替装置は
以上のようであり、次のような効果を発揮する。
以上のようであり、次のような効果を発揮する。
(a)架空線への吊り金車の吊下げ装着は、架空線上方
より吊り金車の架乗口を跨乗状に差掛け、2個の線出入
口方向へ回動させるのみで行え、吊下げ装置が極めて簡
便化され、煩雑な作業から開放され能率が向上する。
より吊り金車の架乗口を跨乗状に差掛け、2個の線出入
口方向へ回動させるのみで行え、吊下げ装置が極めて簡
便化され、煩雑な作業から開放され能率が向上する。
(b)吊り金車の連絡は、無端環状ロープ用滑車に無端
環状ロープを巻掛け、開閉蓋を閉ぢるのみで行えるので
、煩雑な作業が軽減されると共に、ロープが一定個所に
把持されないので経年的な疲労が少くなりロープ寿命が
長くなる。
環状ロープを巻掛け、開閉蓋を閉ぢるのみで行えるので
、煩雑な作業が軽減されると共に、ロープが一定個所に
把持されないので経年的な疲労が少くなりロープ寿命が
長くなる。
(C)吊り金車の進行時に無端環状ロープの受ける引張
力は、吊り金車の前後の軸線上にある無端環状ロープ用
滑車に負荷されるので、ロープの左右の引張力が均衡し
、吊り金車は常に架空線に対し正体して進行する。
力は、吊り金車の前後の軸線上にある無端環状ロープ用
滑車に負荷されるので、ロープの左右の引張力が均衡し
、吊り金車は常に架空線に対し正体して進行する。
(d)2債の吊下用滑車が架空の延線方向に前後して装
着されているので、吊り金車は確実に架空線に対し正体
して進行し、(C)項と相俟って、強風時にも安定した
吊り金車の牽引を行うことができる。
着されているので、吊り金車は確実に架空線に対し正体
して進行し、(C)項と相俟って、強風時にも安定した
吊り金車の牽引を行うことができる。
(e)2個の新線支承用滑車が架空線方向に前後に装着
されているので、新線の弧角が少くでき曲げ応力が緩和
されて、新線の素線の押圧力による損傷が軽減される。
されているので、新線の弧角が少くでき曲げ応力が緩和
されて、新線の素線の押圧力による損傷が軽減される。
(f)無端環状ロープの鉄塔への緊張固定は、僕を用い
た掴線器を使用せず引留用滑車に巻掛けて緊張されるの
で、ロープ把持による損傷がなくロープ寿命が長くなる
。更に、引留用滑車の引張軸線が既架空線上にあるため
、特別のアーム先端突出し金具を必要とせず、しかも、
固定支持が両端各1債所で行うことができる。
た掴線器を使用せず引留用滑車に巻掛けて緊張されるの
で、ロープ把持による損傷がなくロープ寿命が長くなる
。更に、引留用滑車の引張軸線が既架空線上にあるため
、特別のアーム先端突出し金具を必要とせず、しかも、
固定支持が両端各1債所で行うことができる。
(g)無端環状ロープの緊張は、滑車を介して行われる
ため、2条のロープ張力は均衡する。また、ロープの伸
びは引留用滑車を緊張するワイヤロープを巻取ることに
より、容易に取込めるため従来工法(掴線器使用)に比
べ引留作業が容易となる。
ため、2条のロープ張力は均衡する。また、ロープの伸
びは引留用滑車を緊張するワイヤロープを巻取ることに
より、容易に取込めるため従来工法(掴線器使用)に比
べ引留作業が容易となる。
このように架空線の張替え作業が容易に行え、作業の確
実さ、及び、安全性が向上し、工期の短縮ならびに経費
の節減ができる。
実さ、及び、安全性が向上し、工期の短縮ならびに経費
の節減ができる。
〈実施例〉
以下、第1図〜第10図に例示するところに従ってこの
発明に使用する装置及び作業方法を説明する。
発明に使用する装置及び作業方法を説明する。
第7図〜第1O図はこの張替方法に用いられる吊り金車
2で、夫々、左側面図、平面図、正面図、斜視図である
。
2で、夫々、左側面図、平面図、正面図、斜視図である
。
この吊り金車2の金車枠21は、前後に延びた長方形状
の上部21a、及び、側部21b、21C9上端腕部2
1d、21eを有して下向きの異形コ字形に形成されて
いる。
の上部21a、及び、側部21b、21C9上端腕部2
1d、21eを有して下向きの異形コ字形に形成されて
いる。
そして、側部21cの前部より断面略弧状の支持腕部2
2が垂下され、側部21bの後部より断面略弧状の支持
腕23が垂下されている。
2が垂下され、側部21bの後部より断面略弧状の支持
腕23が垂下されている。
金車枠上部21aの前部には、側部21b、21Cに貫
設された軸26により吊下用滑車24が装着され、上部
21aの後部には側部21b、21Cに貫設された軸2
7により吊下用滑車25が装着されているや 更に、支持腕部22の下部には軸210により大径の支
承用滑車28が装着され、支持腕部23の下部には軸2
11により大径の支承用滑車29が装着されている。
設された軸26により吊下用滑車24が装着され、上部
21aの後部には側部21b、21Cに貫設された軸2
7により吊下用滑車25が装着されているや 更に、支持腕部22の下部には軸210により大径の支
承用滑車28が装着され、支持腕部23の下部には軸2
11により大径の支承用滑車29が装着されている。
また、側部21bの前部には、断面略弧状の開閉板21
2が枢支部214にて下方に向けて枢着されており、且
つ、外方へ付勢されて支持腕部22と相対状に配設され
ている。そして、開閉板212の先端部は、上記軸21
0の先端部に垂設された係止部材216の係止部216
aに係止可能に形成されている。
2が枢支部214にて下方に向けて枢着されており、且
つ、外方へ付勢されて支持腕部22と相対状に配設され
ている。そして、開閉板212の先端部は、上記軸21
0の先端部に垂設された係止部材216の係止部216
aに係止可能に形成されている。
また、側部21cの後部には、断面略弧状の開閉板21
3が枢支部215にて下方に向けて枢着されており、且
つ、外方へ付勢されて支持腕部23と相対状に配設され
ている。そして、開閉板213の先端部は上記軸211
先端部に垂設された係止部材217の係止部217aに
係止可能に形成されている。
3が枢支部215にて下方に向けて枢着されており、且
つ、外方へ付勢されて支持腕部23と相対状に配設され
ている。そして、開閉板213の先端部は上記軸211
先端部に垂設された係止部材217の係止部217aに
係止可能に形成されている。
そして、吊下用滑車24、支承用滑車28及び支持腕部
22.開閉板212に囲繞されて前部の線種通口232
が形成されており、開閉板212は側部21bと支承用
滑車28との間に形成される前部の線出入口235を閉
鎖し、第9図の一点鎖線で示すように、開閉板212の
内方への移動により線出入口235が開放されるよう形
成されている。
22.開閉板212に囲繞されて前部の線種通口232
が形成されており、開閉板212は側部21bと支承用
滑車28との間に形成される前部の線出入口235を閉
鎖し、第9図の一点鎖線で示すように、開閉板212の
内方への移動により線出入口235が開放されるよう形
成されている。
また、吊下用滑車25、支承用滑車29及び支持腕部2
3.開閉板213に囲繞されて後部の線種通口233が
形成されており、開閉板213は側部21cと支承用滑
車29との間に形成される後部の線出入口236を閉鎖
し、開閉板213の内方への移動により線出入口236
が開放されるそして、2個の線種通口232.233は
大形に形成されており、比較的小径の地線5から大径の
電力線4までの広範囲に使用可能である。
3.開閉板213に囲繞されて後部の線種通口233が
形成されており、開閉板213は側部21cと支承用滑
車29との間に形成される後部の線出入口236を閉鎖
し、開閉板213の内方への移動により線出入口236
が開放されるそして、2個の線種通口232.233は
大形に形成されており、比較的小径の地線5から大径の
電力線4までの広範囲に使用可能である。
更に、前部の線種通口232と後部の線種通口233と
は、水平方向の軸線234を共通にして形成されており
、線出入口235と線出入口236とは斜交状に相対し
て形成されている。
は、水平方向の軸線234を共通にして形成されており
、線出入口235と線出入口236とは斜交状に相対し
て形成されている。
そして、吊り金車2の中央部には、上方に金車枠上部2
1a、前後方に線種通口232.233と接して、下方
が開口された架東口230が形成されている。
1a、前後方に線種通口232.233と接して、下方
が開口された架東口230が形成されている。
金車枠上部21aには、垂直軸220.221により、
2個の無端環状ロープ用滑車218,219(以下単に
ロープ用滑車218.219と称することがある)が軸
線234方偏に前後して装着されている。
2個の無端環状ロープ用滑車218,219(以下単に
ロープ用滑車218.219と称することがある)が軸
線234方偏に前後して装着されている。
そして、両ロープ用滑車218,219間には、隔離2
31により無端環状ロープ3(以下単に環状ロープ3と
称することがある)の挿通部237.238が形成され
、その上部に開閉蓋222が枢支部233により開閉自
在に形成されている開閉装置225は、孔付係止突部材
224の横孔224aに鉤状部材225aが嵌入されて
ロック状態となり、この鉤状部材225aを手で回して
鉤状部材225aを横孔224aから抜脱してロック解
除を行う装置である。
31により無端環状ロープ3(以下単に環状ロープ3と
称することがある)の挿通部237.238が形成され
、その上部に開閉蓋222が枢支部233により開閉自
在に形成されている開閉装置225は、孔付係止突部材
224の横孔224aに鉤状部材225aが嵌入されて
ロック状態となり、この鉤状部材225aを手で回して
鉤状部材225aを横孔224aから抜脱してロック解
除を行う装置である。
孔付係止突部材224は、実施例では軸221に延設さ
れ、所定位置に鉤状部材225aが嵌入可能な横孔22
4aが形成されて、上部21a上に突設されている。
れ、所定位置に鉤状部材225aが嵌入可能な横孔22
4aが形成されて、上部21a上に突設されている。
開閉蓋222の先端部には、孔付係止突部材224が嵌
通可能な係止孔222aが形成されている。また、開閉
蓋222上の所定位置に鉤状部材225aがねじ225
bにより開閉蓋222上を回動自在に枢着されている。
通可能な係止孔222aが形成されている。また、開閉
蓋222上の所定位置に鉤状部材225aがねじ225
bにより開閉蓋222上を回動自在に枢着されている。
そして、開閉蓋222を閉じると、係止孔222aを貫
通して孔係止部材224が開閉蓋222上に突出し、鉤
状部材225aを第8図の反時計方向へ回動させると、
横孔224aに鉤状部材225aが嵌入し開閉装置22
5はロックされる。
通して孔係止部材224が開閉蓋222上に突出し、鉤
状部材225aを第8図の反時計方向へ回動させると、
横孔224aに鉤状部材225aが嵌入し開閉装置22
5はロックされる。
また、鉤状部材225aを第8図の時計方向に回動させ
ると、鉤状部材225aは横孔224aから抜脱され、
ロックの解除が行われる。
ると、鉤状部材225aは横孔224aから抜脱され、
ロックの解除が行われる。
そして、開閉蓋222の上方への移動に伴って孔付係止
突部材224より抜脱されて挿通部237.238が開
放される。
突部材224より抜脱されて挿通部237.238が開
放される。
金車枠上部21aの前部には、側部21b、21cの外
方に、軸26により案内滑車226,227が夫々装着
されており、上端腕部21dと共に環状ローブ3の前方
へのガイドを形成しているまた、金車枠上部21aの後
部に、は、側部21b、21cの外方に、軸27により
案内滑車228.229が夫々装着されており、上端腕
部21eと共に環状ローブ3の後方へのガイドを形成し
ている。
方に、軸26により案内滑車226,227が夫々装着
されており、上端腕部21dと共に環状ローブ3の前方
へのガイドを形成しているまた、金車枠上部21aの後
部に、は、側部21b、21cの外方に、軸27により
案内滑車228.229が夫々装着されており、上端腕
部21eと共に環状ローブ3の後方へのガイドを形成し
ている。
上記各滑車24,25.28.29及び218.219
,226,227,228,229は軽量且つ高硬度で
摩擦の少ない合成樹脂材で形成されており、支承用滑車
28.29は滑車表面をウレタン被覆してもよい・ 上記のように、吊下用滑車24.支承用滑車28と、吊
下用滑車25.支承用滑車29とが前後にタンデム状に
配された吊り金車2が形成される上記吊り金車2を連結
する無端環状ロープ3は、超高張力、低伸度、高絶縁性
を有する繊維素材、例えば、アラミツドm維により無端
環状ロープ状に形成されており、吊り金車2のロープ用
滑車219と後続する吊り金車2のロープ用滑車218
との間に巻掛けられて引張された時、前後の吊り金車2
.2間が10m〜20mになるように所定周長が付与さ
れている。
,226,227,228,229は軽量且つ高硬度で
摩擦の少ない合成樹脂材で形成されており、支承用滑車
28.29は滑車表面をウレタン被覆してもよい・ 上記のように、吊下用滑車24.支承用滑車28と、吊
下用滑車25.支承用滑車29とが前後にタンデム状に
配された吊り金車2が形成される上記吊り金車2を連結
する無端環状ロープ3は、超高張力、低伸度、高絶縁性
を有する繊維素材、例えば、アラミツドm維により無端
環状ロープ状に形成されており、吊り金車2のロープ用
滑車219と後続する吊り金車2のロープ用滑車218
との間に巻掛けられて引張された時、前後の吊り金車2
.2間が10m〜20mになるように所定周長が付与さ
れている。
次に、この吊り金車2を用いたこの発明の架空線の張替
え作業について、第1図〜第6図を参照して説明する。
え作業について、第1図〜第6図を参照して説明する。
図に示すように、鉄塔6,7間には架空線すなわち地線
5.電力線4が架設されている。
5.電力線4が架設されている。
張替え時、第1図、第2図に示すように鉄塔6.7間の
旧線5a(以下地線5を張替える場合について説明する
)の一端線上に自走機lを装着し、その後方の同一線5
a上に吊り金車2を吊下する。
旧線5a(以下地線5を張替える場合について説明する
)の一端線上に自走機lを装着し、その後方の同一線5
a上に吊り金車2を吊下する。
この吊下は、旧線5a上に吊り金車2の架乗口230を
跨乗状に巻掛け(第10図参照)、更に、開閉板212
,213を旧線5aに当接させて矢印方向に回動させる
と、開閉板212,213は夫々内方へ押圧されて徐々
に線出入口235゜236が開口し、旧線5&が通過可
能となり、旧線5aは線種通口232.233内に同時
的に挿通される。
跨乗状に巻掛け(第10図参照)、更に、開閉板212
,213を旧線5aに当接させて矢印方向に回動させる
と、開閉板212,213は夫々内方へ押圧されて徐々
に線出入口235゜236が開口し、旧線5&が通過可
能となり、旧線5aは線種通口232.233内に同時
的に挿通される。
そして、開閉板212,213は外方への付勢力により
外方へ移動し、その先端部が係止部216a、217a
に係止されて線出入口235,236が自動的に閉鎖さ
れ吊り金車2は吊下状態となる。
外方へ移動し、その先端部が係止部216a、217a
に係止されて線出入口235,236が自動的に閉鎖さ
れ吊り金車2は吊下状態となる。
続いて、連結用の1([1の環状ロープ3を、開閉蓋2
22を開いて前部のロープ用滑車218に巻掛け、一方
側を自走機1に止着する。
22を開いて前部のロープ用滑車218に巻掛け、一方
側を自走機1に止着する。
次に、他の環状ロープ3を後部のロープ用滑車219に
巻掛けて、開閉板222を閉ぢ鉤状部材225aを回動
させて開閉装置225をロックする。
巻掛けて、開閉板222を閉ぢ鉤状部材225aを回動
させて開閉装置225をロックする。
尚、ロープ用滑車218,219に巻掛けられて前方並
びに後方に張出した環状ロープ3.3は、案内滑車22
6.227及び上端腕部21d並びに案内滑車228.
229及び上端腕部21eに案内されて、引張方向に正
常に保持案内されるこの状態で自走機lを旧線5a上の
他端側に向けで進行させ、環状ロープ3を介して吊り金
車2を牽引移行させる(吊り金車2の吊下用滑車24.
25が旧線5a上を転動し、吊り金車2は旧線5aに正
体して移動する)。
びに後方に張出した環状ロープ3.3は、案内滑車22
6.227及び上端腕部21d並びに案内滑車228.
229及び上端腕部21eに案内されて、引張方向に正
常に保持案内されるこの状態で自走機lを旧線5a上の
他端側に向けで進行させ、環状ロープ3を介して吊り金
車2を牽引移行させる(吊り金車2の吊下用滑車24.
25が旧線5a上を転動し、吊り金車2は旧線5aに正
体して移動する)。
そして、最前列の吊り金車2が一定長進行するまでの間
に、旧線5aの一端線上で次列の吊り金車2を上記要領
で吊下し、その開閉M222を開いて前列の吊り金車2
の後部に巻掛けられた環状ロープ3を、この吊り金車2
の前部のロープ用滑車218に巻掛ける0次に他の環状
ロープ3を後部のロープ用滑車219に巻掛けて、その
開閉蓋222を閉鎖しロックする。
に、旧線5aの一端線上で次列の吊り金車2を上記要領
で吊下し、その開閉M222を開いて前列の吊り金車2
の後部に巻掛けられた環状ロープ3を、この吊り金車2
の前部のロープ用滑車218に巻掛ける0次に他の環状
ロープ3を後部のロープ用滑車219に巻掛けて、その
開閉蓋222を閉鎖しロックする。
更に、最前列の吊り金車2が一定長進行すると、次列の
吊り金車2との間の環状ロープ3は緊引状になり1次列
の金車2に自走411の牽引力がこの環状ロープ3を介
して伝わり、次列の吊り金車2が牽引進行される。
吊り金車2との間の環状ロープ3は緊引状になり1次列
の金車2に自走411の牽引力がこの環状ロープ3を介
して伝わり、次列の吊り金車2が牽引進行される。
このようにして、所要個数の吊り金車2が環状ロープ3
で順次連結されて、鉄塔6,7間の旧線5a上に所定間
隔で吊下配設される。
で順次連結されて、鉄塔6,7間の旧線5a上に所定間
隔で吊下配設される。
次に、旧線5aの他端に到着した自走機lは鉄塔7上の
作業者により、旧線5a上から取外され鉄塔7上に回収
される。
作業者により、旧線5a上から取外され鉄塔7上に回収
される。
そして、最前列の吊り金車2より前方へ張出された環状
ロープ3及び最後列の吊り金車2より後方へ張出された
環状ロープ3を、鉄塔6.7間で旧線5aの弛度程度に
緊張固定する。
ロープ3及び最後列の吊り金車2より後方へ張出された
環状ロープ3を、鉄塔6.7間で旧線5aの弛度程度に
緊張固定する。
環状ロープ3の鉄塔6,7への固定は、第6図に示すよ
うに引留滑車9に巻掛けられて緊張固定され、両端の引
留滑車9.9間の引張軸線は旧線5a上にある。
うに引留滑車9に巻掛けられて緊張固定され、両端の引
留滑車9.9間の引張軸線は旧線5a上にある。
次に、旧縁5aを弛緩して多数の環状ロープ3によって
、多数の吊り金車2(以下吊り金車群と云う)を鉄塔6
、7rIIiに吊下支持する。その後、旧線5aを弛
緩すれば旧線5aは吊り金車2の支承用滑車28.29
の上面で案内支承される。
、多数の吊り金車2(以下吊り金車群と云う)を鉄塔6
、7rIIiに吊下支持する。その後、旧線5aを弛
緩すれば旧線5aは吊り金車2の支承用滑車28.29
の上面で案内支承される。
次いで、旧線5aの端部に延線クランプ8を介して新線
5bを連結し、旧線5aを引抜き、新線5bと入れ替え
る。この時、新線5bは支承用滑車28.29上を案内
支承されて延線される。
5bを連結し、旧線5aを引抜き、新線5bと入れ替え
る。この時、新線5bは支承用滑車28.29上を案内
支承されて延線される。
その後、新線5bを緊線して旧線5aに使用した金具に
固定する。これにより吊り金車群は新線5bによって吊
下支持される。
固定する。これにより吊り金車群は新線5bによって吊
下支持される。
次に1両端側の環状ロープ3,3を鉄塔6,7から解き
外し、後端側の環状ロープ3をバックテンション用制動
機等により制動させながら、先端側の環状ロープ3をウ
ィンチ等で鉄塔7に引張り、吊り金車群を新@5b上を
牽引移動させる。
外し、後端側の環状ロープ3をバックテンション用制動
機等により制動させながら、先端側の環状ロープ3をウ
ィンチ等で鉄塔7に引張り、吊り金車群を新@5b上を
牽引移動させる。
鉄塔7偏に順次吊り金車2が引寄せられると、開閉装置
225の鉤状部材225aを回動させてロックを解除し
、開閉蓋222を開いて環状ロープ3が取外される。
225の鉤状部材225aを回動させてロックを解除し
、開閉蓋222を開いて環状ロープ3が取外される。
更に、開閉板212,213を内方へ押圧して線出入口
235,236を開口させ、新線5bをこの線出入口2
35.236を通過させて、新線5bから吊り金車2を
取外し回収する。
235,236を開口させ、新線5bをこの線出入口2
35.236を通過させて、新線5bから吊り金車2を
取外し回収する。
この手順をもって、連続する鉄塔間に順次架空線の張替
え作業を行う。
え作業を行う。
以上は比較的小径の地線5の張替えについて説明したが
、大径の電力線4の張替えの場合も、同−の吊り金車2
を使用して同様に実施が可能である。
、大径の電力線4の張替えの場合も、同−の吊り金車2
を使用して同様に実施が可能である。
第1図は自走機及び吊り金車の吊下牽引状態を示す平面
図、第2図はその側面図、第3図は鉄塔間に吊下支持さ
れた吊り金車の配設状態を示す側面図、第4図は吊り金
車の牽引進行状態を示す斜視図、第5図は吊り金車に支
承された旧線の引抜きと新線の延線状態を示す斜視図、
第6図は無端環状ロープの鉄塔への引留め状態を示す斜
視図、第7図は吊り金車の詳細を示す左側面図、第8図
は同じく平面図、第9図は同じく正面図、第10図は同
じく斜視図である。 l・・・自走機、2・・・吊り金車、3・・・無端環状
ロープ、5a・・・旧線、5b・・・新線、6.7・・
・鉄塔、9・・・引留滑車、zl・・・金車枠、21a
・・・金車枠上部、21b、21cm=金車枠側部、2
4 、25 ・・・吊下用滑車、28.29・・・支承
用滑車、212,213・・・開閉板、218,219
・・・無端環状ロープ用滑車、222・・・開閉板、2
30・・・架乗口、232.233・・・線挿通口、2
34・・・線挿通口の軸線、235,236・・・線出
入口。 特 許 出 願 人 第1図 第2図 灯3図 第 4 図
図、第2図はその側面図、第3図は鉄塔間に吊下支持さ
れた吊り金車の配設状態を示す側面図、第4図は吊り金
車の牽引進行状態を示す斜視図、第5図は吊り金車に支
承された旧線の引抜きと新線の延線状態を示す斜視図、
第6図は無端環状ロープの鉄塔への引留め状態を示す斜
視図、第7図は吊り金車の詳細を示す左側面図、第8図
は同じく平面図、第9図は同じく正面図、第10図は同
じく斜視図である。 l・・・自走機、2・・・吊り金車、3・・・無端環状
ロープ、5a・・・旧線、5b・・・新線、6.7・・
・鉄塔、9・・・引留滑車、zl・・・金車枠、21a
・・・金車枠上部、21b、21cm=金車枠側部、2
4 、25 ・・・吊下用滑車、28.29・・・支承
用滑車、212,213・・・開閉板、218,219
・・・無端環状ロープ用滑車、222・・・開閉板、2
30・・・架乗口、232.233・・・線挿通口、2
34・・・線挿通口の軸線、235,236・・・線出
入口。 特 許 出 願 人 第1図 第2図 灯3図 第 4 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 張替えられるべき旧線に、下方に開口した架乗口と
水平方向に軸線を共通にして前後に形成された2個の線
挿通口と斜交状に相対して形成された2個の線出入口と
前記軸線方向に前後して装着された2個の無端環状ロー
プ用滑車とを具備した吊り金車を所要個数吊下げ、該吊
り金車相互を夫々無端環状ロープで連結し最前列の前記
吊り金車に巻き掛けられ前方へ張出した無端環状ロープ
の一側を旧線に吊り下げた自走機に連結し、該自走機を
走行させて前記吊り金車を一定間隔で鉄塔間に吊り下げ
配設しその後前記最前列の吊り金車に巻掛けられ前方へ
張出した無端環状ロープの一側及び最後列の前記吊り金
車に巻掛けられ後方へ張出した無端環状ロープの一側を
夫々引留用滑車に巻掛けて鉄塔間に緊張し前記吊り金車
を鉄塔間に吊下支持し、その後旧線を弛緩して前記吊り
金車上に旧線が支承され、その後旧線の端部に張替える
新線を連結し旧線を引抜いて新線を鉄塔間に架け渡し緊
線しその緊線した新線を介して前記吊り金車を回収する
ようにしたことを特徴とする架空線の張替方法。 2 旧線に装着されてその一方側から他方側に進行する
自走機と、架空線に吊下され前記自走機に牽引される吊
り金車であつて断面が異形コ字形の金車枠を有しその中
央部には下方に開口した架乗口が形成されていて前記金
車枠上部の前後端部に夫々装着された2個の吊下用滑車
と該吊下用滑車の下方に夫々装着された2個の支承用滑
車とにより水平方向に軸線を共通にして前後に形成され
た2個の線挿通口を有し一方の線挿通口は一側部に外方
へ付勢された開閉板を有する線出入口と他方の線挿通口
は上記線出入口の相対側部に外方へ付勢された開閉板を
有する線出入口とを有していて前記金車枠上部に前記軸
線方向に前後して装着された2個の無端環状ロープ用滑
車を有し該滑車上面に開閉蓋を具備してなる複数の吊り
金車と、上記吊り金車を所定間隔で連結する所定周長を
有する複数個の無端環状ロープとを具備してなる架空線
の張替装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59277502A JPS61161910A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 架空線の張替方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59277502A JPS61161910A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 架空線の張替方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161910A true JPS61161910A (ja) | 1986-07-22 |
JPH0514487B2 JPH0514487B2 (ja) | 1993-02-25 |
Family
ID=17584488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59277502A Granted JPS61161910A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 架空線の張替方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61161910A (ja) |
-
1984
- 1984-12-29 JP JP59277502A patent/JPS61161910A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0514487B2 (ja) | 1993-02-25 |
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