JPS6116094Y2 - - Google Patents

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JPS6116094Y2
JPS6116094Y2 JP2869380U JP2869380U JPS6116094Y2 JP S6116094 Y2 JPS6116094 Y2 JP S6116094Y2 JP 2869380 U JP2869380 U JP 2869380U JP 2869380 U JP2869380 U JP 2869380U JP S6116094 Y2 JPS6116094 Y2 JP S6116094Y2
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conveyor
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は単板(ベニヤ単板)の定尺切断からそ
れら定尺単板の堆積に至る一連処理装置の改良に
係るものである。
従来、周知の通り、この種一連処理の装置は単
板を繊維と直交する方向に搬送する搬送部材に継
続して繊維直交方向長さが設定寸法に達する毎に
単板を切断する単板定尺切断装置を有し、更に該
単板定尺切断装置から搬出される定尺単板を順次
搬送する搬送部材の未端に設けた単板堆積装置に
よつて、定尺単板が到来する毎に堆積動作をし、
一枚づつ順次と堆積して単板の定尺切断からその
堆積までを一連の装置によつて処理するものであ
つた。
一方、合板の原材料である輸入原木は、近年著
しくその品質が低下しつつあり、合板製造の各種
工程では、人手による取扱い破損が多々発生する
ようになつてきた。
例えば、前記した装置による処理后の堆積単板
を人手によつて一枚づつ取り出し、各種ドライヤ
ーへ挿入したり、あるいは、ドライヤー出口で受
け取つたりする場合、取り扱い破損が著しく、歩
留りを低下し始めたのである。従つて、原木品質
の悪化に伴う取扱い破損を軽減するために、取り
扱う単板長さを手頃なまでに短かくして対処せん
とするものであるが、その長さを、決定づける前
記したような周知の単板定尺切断処理装置では次
にような不都合が生じ、叙上の如き原木品質の悪
化に伴う対応が成し得なかつたのである。
即ち、すでに多数設備されている従来型装置で
は、定尺寸法を短かくすること可能だが、それに
より、堆積動作頻度が増加し、例えば従来、8尺
を定尺として処理していた装置にあつて、仮に4
尺を定尺として処理するには、その堆積頻度が倍
増して、場合によつては応答しきれないものや、
例え応答できても機械寿命を加速的に縮めてしま
うという不都合であり、また、8尺用の堆積空間
に4尺のものを堆積することの空間的な無駄もあ
り、一部で提案されている処の二枚づつ定尺単板
を重ね合わせることをして、堆積するようにして
も堆積動作頻度の点は解決できるが、空間無駄は
解決出来ず、加えて、堆積高さが限られている為
に、堆積装置から堆積定尺単板を搬出する頻度が
高くなり、稼動率の低下を招くという不都合が、
残存するのである。
本考案は、これら従来装置の欠点に鑑み、前記
従来型の一連処理装置でも簡単な変更によつて、
短かい定尺単板をも充分に高速処理出来るように
改良する技術、並びに、最近及び将来の原木事情
の変化に対応した合板製造工法の基礎となる高速
定尺単板処理装置を提供せんとするもので、その
詳細を図面に例示した実施例に従つて述べると次
の通りである。
第1図に例示したものは、単板1を繊維と直交
方向に搬送する搬送部材、即ち、搬入コンベア2
に継続して、主に刃受ロール3と、ナイフ4を有
するナイフロール5から成る単板定尺切断装置A
を備え、次いで、該単板定尺切断装置Aから搬出
される定尺単板6を順次搬出する搬送部材B即
ち、搬入コンベア1より幾分高速の第1搬送コン
ベア7と該速度と同速度並びにより高速に切換え
得る2段変速の第2搬送コンベア8を備え、更に
第2搬送コンベア8の未端にテーブル9と、図示
しないが適当な打落し部材から成る単板堆積装置
Cを備えて構成するもので、次のように単板1を
処理するものである。まず、単板定尺切断装置
は、単板1の繊維直交方向長さ(搬送方向長さ)
が設定寸法に達する毎に切断動作し、定尺単板6
を作成する。そして搬入コンベア2より幾分早め
の第1搬送コンベア7は、それら定尺単板6の各
切断部に間隔10を与えつつ搬送する。一方、第
2搬送コンベアの方は、例えば、本例にあつては
図からも明らかなように、2枚の定尺単板6を一
組として処理せんとする場合にあつては、2枚の
定尺単板6が第2搬送コンベア8に至る毎に、そ
の搬送速度を、第1搬送コンベア7の速度よりも
一時的に大として、単板堆積装置による堆積動作
に支障のないように間隔10を更に拡大し、間隔
11とする。而かして、図の如く、定尺単板6は
2枚単位で、単板堆積装置Cにより同時にテーブ
ル9上に堆積されることとなり、堆積頻度の増加
並びに堆積空間の無駄もなく、高速で定尺単板の
処理ができるものとなる。
勿論定尺単板を第2図の如く、2種のものとす
る場合、あるいは、3枚の定尺単板として処理せ
んとする場合も前記した通り、堆積頻度の増加並
びに堆積空間の無駄もなく実施し得ること明白で
あるばかりか、各堆積された定尺単板6にも間隔
10が残存し、人手による取り扱いにも至便であ
る。
尚、必要ならば第2搬送コンベア8の2段変速
を休止し、第1搬送コンベアと実質的に同一の運
動を継続するようにすれば、従来通り長い寸法の
定尺単板を処理する機能をも併せ有する一連処理
装置として提供することも可能である。
扨て、第4図の側面図並びに第5図の制御回路
図にて例示した他の実施例をして本考案を更に述
べるが、図からも明らかな如く単板1を繊維直交
方向に搬送する搬入コンベア17に継続して設け
た、単板定尺切断装置Aは、特公昭54−35358号
公報の如く一対のロール12及び搬出側に備えた
ナイフ13とから成り、ナイフ13の作動用シリ
ンダ14の作動により、一対のロール12の対向
間隔内の片道作動で一回の定尺切断を行うととも
に、該作動により作成される定尺単板6をナイフ
3の上下に交互に振り分ける形で搬出するもので
あつて、それ故に2径路の搬送コンベア15並び
に16により単板堆積装置C並びにC′に接続し
て一連処理の装置が構成されるものである。そし
て、前記単板定尺切断装置Aは、パルス発信器1
8及び単板検知器19の検出信号を、入力信号径
路18′,19′を通じ切断制御回路20に入力す
ることにより、単板1の繊維直交方向長さが設定
値(設定定尺寸法)に達する毎にナイフ13を作
動すべく作動用シリンダー14の作動機構22並
びに23のどちらか一方に交互に作動信号を作動
信号径路22′並びに23′を通じて発するもの
で、その都度、単板1はナイフ13の上方へある
いは下方へと定尺単板6として搬出する。
一方、それら定尺単板6の搬送を司る2径路の
搬送コンベア15並びに16は、通常に於いて搬
入コンベア17と同速度で定尺単板6を搬送する
のであるが、搬送制御回路21から発信される搬
送停止信号によつて、その駆動を伝達するクラツ
チブレーキユニツト24並びに25を必要に応じ
て作動し、定尺単板6の搬送を一時的に停止する
機能を有するもので、それにより、定尺単板6の
2枚を一組とし、而かもその切断部に所定の間隔
10を与える。
この様なこれら一連の作動は第5図の制御回路
図にて例示した処の単板定尺切断装置Aに切断信
号を発する切断制御回路20と、搬送コンベアB
に定尺単板6の搬送若しくは搬送停止信号を発す
る搬送制御回路21とにより制御されて機能する
もので、その詳細は次の通りである。
まず、単板1の定尺切断に関しては、単板検知
器19とパルス発信器18からの発信信号を基礎
として入力信号径路18′及び19′を通じて
AND素子27に入力し、その出力を高速加算型
プリセツト電子カウンター28に入力して、そこ
で単板1が設定長に達する毎に、その出力端
(OUT)よりパルス信号を得る。次いで、次位の
シフトレジスター素子29に入力することによ
り、その出力端OUT1乃至OUT4から循環する
形で信号を発信させる。即ち、第1回目の切断信
号はOUT1から、第2回目はOUT2から、第3
回目はOUT3から、第4回目はOUTA4から、
更に5回目はOUT1から……という具合にして
順次、出力端を移して発信させるもので、次位の
OR素子30,31、更にパワー素子32,3
3,へと図の如く接続して結果的に、前記カウン
ター28からの発信信号に基ずいて作動信号径路
23′と22′とに交互に作動信号を発するもので
ある。
一方、搬送制御回路21の方は、切断制御回路
20から関連信号径路26を通じて、また単板検
知器19の検出信号を入力信号径路19を通じて
各々に入力するとともに、オンデイレータイマ素
子34,35,メモリー素子36,37,AND
素子38,39,パワー素子40,41,を用い
て図の如く接続して、次の通り作動制御する。
例えば、第4図に例示した状態は切断制御回路
20のシフトレジスター素子29がOUT4から
信号を発している状態を図示しているがこの時
は、搬送制御回路21のメモリー素子37をセツ
トし、出力端から信号を発している状態であるた
めに、パワー素子41が作動信号を発し、クラツ
チブレーキユニツト24をクラツチの状態にし
て、搬送コンベア16を搬送駆動している。一
方、搬送コンベア15の方も、前回、即ち、前記
シフトレジスター素子29がOUT3から信号を
発していた時点ですでにメモリー素子36がセツ
トされ、出力端から信号を発し、いまだ、リセツ
ト信号が入力されていないために、クラツチブレ
ーキユニツト25がクラツチの状態を維持して、
搬送を継続している。そして、次回、即ち、シフ
トレジスター素子29がOUT1から信号を発す
ると同時に、前記した通り、ナイフ13が、下方
に向けて切断作動を行うと共に、該信号がオンデ
イレータイマ素子34に入力され所定時間遅延し
て、メモリー素子37をリセツトして、パワー素
子41の出力信号を解除する。即ち、定尺単板6
の切断完了後、更に間隔10の距離だけ搬送を継
続してからブレーキ状態にして、搬送コンベア1
6の搬送を停止する搬送停止信号を発するのであ
る。又、この時、他方の搬送コンベア15は依然
として、リセツトされずに搬送を継続し、新らた
な定尺単板6の搬送を司る。
そして、更に次図、即ち、シフトレジスター素
子29がOUT2より出力を発する時には、同様
にして、ナイフ13が下方から上方に切断作動す
るが、この時、先回、停止せしめた搬送コンベア
16の搬送を再開する信号が、メモリー素子37
にセツトされ、逆に、先回、搬送状態にあつた搬
送コンベア15を、オンデイレータイマー35の
設定時間分遅延して停止せしめる。而かして、更
に次回、即ち、シフトレジスター素子29が
OUT3より出力を発する時には、ナイフ13が
上方から下方に切断作動して、先回、搬送停止の
状態にあつた搬送コンベア15の搬送を再開する
信号がメモリ素子36にセツトされる。他方、搬
送コンベア16の方はリセツトされずに依然とし
て搬送状態を継続する。
この様にして、単板1は、設定長に達する毎、
単板定尺切断装置Aにより定尺単板6に切断され
ると共に、それら定尺単板6を2枚づつ、一組と
して処理すべく制御された搬送コンベアにより、
単板堆積装置C並びにC′に接続され、図の通
り、2枚づつ、一回の堆積動作で堆積すること可
能ならしめるのである。勿論、常道により前記制
御回路を変更すれば、第2図、及び第3図の如き
処理をも実施可能であつて、所望の短い定尺単板
の複数枚をして、合理的に処理する一連装置とし
て提供することが出来る。この事は、前記した、
本考案の目的である原木事情の変化に対応する。
取扱に単板の短寸化工法に対して、従来型装置の
簡単な改良、あるいは簡素の形で構成することが
出来ることを意味し、極めて、実用的な効果は多
大である。尚、第4図に例示した単板定尺切断装
置Aとして、特開昭54−108998号公報による切断
装置を用いることも可能であるし、あるいは、単
板定尺切断装置の前位に所謂有寸切断装置を接続
したり、更にあるいは、ベニヤレースに直結して
それら一連処理を行うように構成してもよい。
又、その様な場合には、定尺単板は有寸単板を集
合した形で構成される場合も生じるが、特に問題
なく実施出来る。更に又、定尺単板6間の所定間
隔10を与える時期は、定尺切断后より堆積に至
るまでの間であれば何時でもよいことを明確にし
ておく。
以上説明したように本考案によれば、単板を繊
維方向と直交方向に搬送しながら、これを単板定
尺切断装置により設定寸法に達する毎に切断し、
更に後段の単板堆積装置へ搬送して堆積するに際
し、前記単板定尺切断装置から順次搬出される定
尺単板の各切断面に、切断端縁を分離するための
所定間隔と、前記定尺単板を所定複数枚からなる
所望の組数に組分けるための所定間隔を形成し
て、前記定尺単板を所定複数枚からなる所望の組
数に組分け単板堆積装置上まで搬送するとともに
前記組分けた定尺単板を一回堆積動作にて同時に
堆積することができ、その結果堆積動作頻度を減
少し、機械の寿命を永く維持し得、且つ堆積空間
の無駄を無くし、短かい定尺単板をも稼動率良く
充分に高速処理出来る実用的効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を例示したもので、第1
図及び第4図は実施例装置の側面図、第5図は第
4図に例示した装置の制御回路図、第2図及び第
3図は定尺単板の堆積態様を例示した側面図であ
る。 図中、1……単板、2……搬入コンベア、6…
…定尺単板、9……テーブル、10……間隔、1
3……ナイフ、15並びに16……搬送コンベ
ア、18……パルス発信器、19……単板検知
器、20……切断制御回路、21……搬送制御回
路……である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 単板を繊維と直向方向に搬送する搬送部材に継
    続して、繊維直交方向長さが設定寸法に達する毎
    に単板を切断する単板定尺切断装置を設け、次い
    で該単板定尺切断装置から順次搬出される定尺単
    板の所定複数枚をして各切断部に、該定尺単板の
    切断端縁分離と組分けのための所定間隔を与え且
    つ搬送する搬送速度・調節自在の搬送部材を設
    け、更に該搬送部材の未端に一回の堆積動作で同
    時に前記所定複数枚ずつ定尺単板を堆積する単板
    堆積装置を接続して構成したことを特徴とする高
    速定尺単板処理装置。
JP2869380U 1980-03-04 1980-03-04 Expired JPS6116094Y2 (ja)

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JPS56133409U JPS56133409U (ja) 1981-10-09
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