JPS6116049Y2 - - Google Patents

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JPS6116049Y2
JPS6116049Y2 JP7545981U JP7545981U JPS6116049Y2 JP S6116049 Y2 JPS6116049 Y2 JP S6116049Y2 JP 7545981 U JP7545981 U JP 7545981U JP 7545981 U JP7545981 U JP 7545981U JP S6116049 Y2 JPS6116049 Y2 JP S6116049Y2
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JP
Japan
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main body
workpiece
hole
insert
machine tool
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JP7545981U
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JPS57189757U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は汎用の工作機械におけるダウン点チエ
ツク用検知器に関するもので、さらに詳しくは、
汎用工作機械を使用して鋳物等のワークを加工す
る場合、その障害物を事前に検知するための工作
機械におけるダウン点チエツク用検知器に関する
ものである。
いま、現に行なわれている数値制御NC工作機
械を例にとつていうならば、この機械による加工
に際してはNCテープ、鋳物粗材等については極
めて高い信頼性が要求される。そして、このNC
工作機を使用するとした場合、刃具と鋳物粗材等
のワークとの干渉防止は、第1図に示すように、
刃具(たとえばダイナミカルカツタ)1を固定ボ
ルト2で直接にアーバー3に固定し、説明図とし
て第2図に示すように、先ずワーク4を工作機に
セツトし、これを予め作成したNCテープにてNC
制御装置を経由し、機械を作動させて直接ワーク
表面上を矢印Aの如く空送りしてワーク4におい
て障害部の有無を確認する。しかし、この確認は
全く作業者の判断に委ねられているため実際加工
するにあたつて、次のような問題点が発生してい
た。すなわち、刃具1が下降したとき、ワーク4
に設計変更、鋳物粗材不良等による定義形状以外
の個所があつた場合、これが障害物となり刃具刃
先がこれに干渉し、刃具1の刃先、アーバー3、
工作機械等を損傷し、ときとしては損傷した刃具
刃先が飛び散り作業者に怪我を負わせることとな
る。また刃具1がワーク4の表面上を空送りされ
る際の速度は同一速度であるため多くの時間を費
やすという問題点があつた。
本考案は、うえに述べたような従来技術におけ
る問題点に鑑みなされたもので、その目的とする
ところは、刃具の代用として各種の刃具の径に対
応可能な接触部をその先端に有し、且つ、その後
部は本体の先端部に設けられた穴に摺動可能に挿
入されるインサート部を形成し、さらに、本体側
とインサート部にそれぞれ接触可能な電極を備え
ていることを特徴とし、もつて、短時間に直接ワ
ークに作動して刃具刃先とワークとの干渉を安
全、確実にチエツクする工作機械におけるダウン
点チエツク用検知器を提供することにある。
以下に、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。
第3図は本考案に係る第1実施例の正面図、第
4図は第3図の−線に沿う断面図である。
本考案に係る工作機械におけるダウン点チエツ
ク用検知器は、図示のように、本体11と先端に
接触部12を有するインサート部13とからな
る。
本体11は、インサート部13、コイルバネ1
4等を内蔵させるための穴15と、インサート部
13のストローク調整用のストツパピン16用の
溝17と、コイルバネ18の受け面19と、電極
20の受け面21および電極20を固定するボル
ト22のネジ穴23と、電極20,24と制御盤
(図示せず)とを連結する配線25,26の通し
孔27と、アーバー3に挿入される摺動面28
と、その固定ボルト29の締め付け面30とから
なつている。
次にインサート部13は、その先端部に挿入面
31を有し、この挿入面31に接触部12が嵌装
され、該接触部12は貫通孔32を挿通する固定
ピン33により固着されている。またインサート
部13の挿入面31側に連設して設けられている
胴体部分の周囲には、コイルバネ18,14とが
装着されており、コイルバネ18は受面19に対
応して設けられた受面34の両受面間に介在し、
コイルバネ14には受面35が設けられている。
さらにインサート部13にはインサート部13の
ストローク調整用のストツパピン16の締め付け
雌ネジ穴36と本体11の穴15と摺動する摺動
面37が設けられている。そして、図示する如く
インサート部13は本体11の穴15内に挿入さ
れており、コイルバネ18の力により常時に下方
に押し下げられる状態に保持され、溝17とスト
ツパピン16とにより所定のストローク以上にな
らないように調整され、したがつて本体11より
外れるようなことはない。また刃具径D(第4図
参照)の大小に対する対応は刃具径Dの大きさに
応じた数種の接触部12の取り替えにより行なう
のである。
さらにまた、電極20は絶縁部材38を介して
ボルト22で固定され配線25により制御盤に連
結され、他方の電極24は本体11の穴15に摺
動する摺動面39を有する絶縁部材40を介して
コイルバネ14の一端側に固定され配線26によ
り制御盤に連結されている。
本考案に係る第1実施例は上述のように構成さ
れているので次の如き作用をする。
すなわち、第5図に示す如く、アーバー3に本
体11およびインサート部13を装着し、ワーク
4へNCテープに従い矢印Bの如く下向接近せし
める。このとき、本体11およびインサート部1
3より成る本検知器は、その接触部12がワーク
4に接触し、コイルバネ18の付勢力に抗して本
体11の溝17の範囲内で上昇する。この上昇量
が所期の規定量内であれば何等の支障もなく次か
ら次へとNCテープに従つてワーク4表面上の倣
い送りが行なわれるが、たとえば、ワーク4の表
面上に思わぬ障害部が形成されていると、接触部
12の上昇が規定量以上となり、本体11に固定
されている電極20とコイルバネ14に一体に取
付けられた電極24がインサート部13の上昇に
伴ない接触し、電極20と24間の通電が行なわ
れ、制御板の作動により、NC本体11の作動が
停止し、接触部12の空送りは中断される。また
接触部12は工作機械が次に切削を行う工具と同
形につくられているから、被加工物における、狭
い凹部のダウン点を検出する場合も、実際の工具
による場合と同等な作動となり、ダウン点を正確
にチエツクできる。
第6図に示したものは、本考案の第2実施例で
あり、第1実施例における接触部とインサート部
を合成樹脂等の非電導体部材で形成したものであ
る。これにおいては、本体11の穴15内に挿入
されるインサート部13の個所に配線41(第1
実施例の配線26に相当する)を通すための穴4
2が設けられ、配線41は本体11の穴15内の
インサート部13のパネガイド部43に巻回され
たコイルバネ14に結線され、コイルバネ14自
体が電極となつているものである。このものにお
ける作用は第1実施例と同様であるのでその説明
は省略する。
本考案は、以上述べてきた如き構成からなり、
また作用するものであるから、ワーク加工前に正
確に刃具とワークとの干渉個所を確認でき、従来
技術におけるような干渉個所の確認を誤まり、刃
具刃先や本体11そのものを損傷したり、損傷刃
先の飛散により作業者を負傷させるというような
事故の発生を未然に防止できると共に、インサー
ト部の先端には刃具の替りに危険性のない接触部
を取付けてワーク表面上の空送りを行なうので安
全性が顕著であり、ひいては空送りの時間を大幅
に短縮することが可能となり総じて加工時間の短
縮という効果をも奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は刃具をアーバーに取付けた部分の半分
を断面した正面図、第2図はNC工作機械の刃具
の送り状態を説明するための図、第3図は本考案
に係る第1実施例の正面図、第4図は第3図の
−線に沿う断面図、第5図は第1実施例の作用
状態を説明するための一部を切欠いた正面図、第
6図は本考案に係る第2実施例の一部を切欠いた
正面図である。 3……アーバー、11……本体、15……穴、
12……接触部、13……インサート部、20,
24……電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アーバーに取付けられて先端部に穴を有する本
    体と、先端に工作機械の切削工具と同形の接触部
    を有して前記本体の穴に摺動可能に挿入されたイ
    ンサート部とよりなり、しかも、前記本体側とイ
    ンサート部側にそれぞれ接触可能な電極を備えて
    いることを特徴とする工作機械におけるダウン点
    チエツク用検知器。
JP7545981U 1981-05-25 1981-05-25 Expired JPS6116049Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7545981U JPS6116049Y2 (ja) 1981-05-25 1981-05-25

Applications Claiming Priority (1)

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JP7545981U JPS6116049Y2 (ja) 1981-05-25 1981-05-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57189757U JPS57189757U (ja) 1982-12-01
JPS6116049Y2 true JPS6116049Y2 (ja) 1986-05-17

Family

ID=29871191

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JP7545981U Expired JPS6116049Y2 (ja) 1981-05-25 1981-05-25

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JPS57189757U (ja) 1982-12-01

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