JPS596962Y2 - 棒材送り時の材料切れ検出装置 - Google Patents

棒材送り時の材料切れ検出装置

Info

Publication number
JPS596962Y2
JPS596962Y2 JP1489179U JP1489179U JPS596962Y2 JP S596962 Y2 JPS596962 Y2 JP S596962Y2 JP 1489179 U JP1489179 U JP 1489179U JP 1489179 U JP1489179 U JP 1489179U JP S596962 Y2 JPS596962 Y2 JP S596962Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar
turret
detection rod
attached
finger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1489179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55115704U (ja
Inventor
隆平 大桃
Original Assignee
株式会社ツガミ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ツガミ filed Critical 株式会社ツガミ
Priority to JP1489179U priority Critical patent/JPS596962Y2/ja
Publication of JPS55115704U publication Critical patent/JPS55115704U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS596962Y2 publication Critical patent/JPS596962Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Turning (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はタレット型自動旋盤のタレットに取りつけた
フィンガーによって棒材を把握し、主軸の開放時に該フ
ィンガーによって棒材を加工範囲に送るようにした棒材
送り装置において、フィンガーに把握された棒材の残り
長さが加工長さおよび主軸チャックによるつかみ代に足
りない場合、これをただちに検出する棒材送り時の材料
切れ検出装置に関するものである。
一般にタレットに取りつけたフィンガーによって棒材を
加工範囲に送るようにしたタレット自動旋盤は第1図に
示すように、タレット1は例えば12面で構或され、多
数の工具が取りつけられるようになってそのうちの1面
を材料送りに使用する。
タレットはタレット軸2と一体となって軸方向に主軸4
1と平行(Z軸方向)に移動でき、また工具を選択する
ためにタレット割出しができるようになっている。
タレット1はZ軸方向の他にX軸方向(主軸41に直交
する方向)にも移動でき、このタレット1に取りつけら
れた工具によって各種加工が棒材Wに行なわれる。
棒材Wは主軸チャックに把握され、主軸台4に設置され
た主軸41内を貫通してストックチューブ3に支持され
ており、加工が終了して棒材Wを次の加工長さまで主軸
41がら引き出す場合は、タレット1を割り出してフィ
ンガー5が主軸41と対向するようにした後、タレット
1を主軸41に近づけてフィンガー5が棒材Wを把握す
るようにし、しかる後生軸41を開放させてタレット1
を前記と逆に移動して棒材Wを所定の長さだけ引き出す
このような場合、棒材Wが加工長さの他に主軸チャック
によるつかみ代が充分であるがどうがを常にチェックし
なければならず、これを行なわないとチャック不完全に
よる事故が生じ非常に危険である。
この考案は以上の点に鑑みて案出したものであり、棒材
送り時において材料がまだ充分あるときは棒材自体がリ
ミットスイッチと関連する検出棒を作動させて材料あり
の信号を機械に送り、材料が残り少なくなり、主軸チャ
ックによるつかみ代が充分でなくなったときは材料あり
の信号を機械に送らないようにしてこの場合は機械の運
転を停止し、常に棒材長さをチェックするようにしたこ
とを特徴とするものである。
以下、図面に示した一実施例に基づいてこの考案を説明
する。
第2図は例えば12面タレット1の1つの面を利用して
これに材料切れ検出装置を取りつけた状態を示すもので
ある。
主軸チャック41 aに把握された棒材Wと対向するよ
うに検出装置本体9がボルト16等でタレット1のタレ
ット面1aに取りつけられている。
検出装置本体9には穴91が穿設され、ここにスリーブ
6が嵌挿した状態でボルト15により検出装置本体9と
1体に結合されている。
スリーブ6には一部にネジを螺設したフランジ部61を
有し、ここにフィンガー5が嵌挿され、押えナット7に
よって両者は同軸に結合されている。
スリ割を設け、弾力性を有するフィンガー5は先端に棒
材Wの径に合わせてパツド51を今換可能に取りつけて
ある。
8は検出棒で、スリーブ6の内径部62内で軸方向に摺
動できるように嵌挿され、検出棒8の先端には端子81
が調整自在にねじ込まれており、後方には止め輪12等
を取りつけてスリーブ6の端面に係止するようにして検
出棒8のストツパが構或されている。
また検出棒8の後方にはカム溝83(実際には図のごと
く径が小さくなるように溝を設ければよい)が設けられ
、このカム溝83にリミットスイッチ17を切り替える
作動子13がスプリング14で付勢されて係合するよう
になっている。
検出棒8は前記したごとくスリーブ6に対して摺動自在
となっているが、常時棒材Wの方向にストツパ12で制
限されるまでスリーブ6から飛び出すように検出棒8の
段部82とスリーブ6の内径部62の段部63の間にス
プリング10が付勢されている。
そのため、作動子13も常時は図のごとく検出棒8のカ
ム溝83に係合した状態となっており、スイッチ17の
接点は例えば開路されたままである。
作動子13は検出装置本体9に穿設した穴92に摺動自
在に嵌挿しており、検出棒8の端子81が主軸チャック
41 aに把握されている棒材Wに当接することにより
検出棒8がスプリング10を圧縮しながら後退すると作
動子13はカム溝83から検出棒8の円筒面に移動し、
スプリング14を圧縮しながら下降し、リミットスイッ
チ17を切り替えて接点を閉路する。
これによって図示していないが、例えば機械本体に材料
ありの信号等を与えることになる。
また、リミットスイッチ17はタレット1に取りつけら
れており、タレット1は工具割出しのために回転するの
でリミツ1トスイツチ17からの配線はよじれたりしな
いよ1うに回転部は図示していないが例えばモータのブ
ラシのごとき構威となっている。
次にこの考案の動作について述べる。
第3図a〜fは材料ありの場合を示したもので、図では
棒材W、フィンガー5、検出棒8の関係を示してある。
まづ棒材Wの加工が終了し、突切り工具Tによって製品
W1が切り落とされると (第3図a)、タレット1が
割出され、フィンガー5が主軸チャック41 aに把握
されている捧材Wと対向する状態となる。
(第3図b)タレット1のZ軸方向の移動によりフィン
ガー5は棒材Wと当接するが、棒材Wは主軸チャック4
1 aにチャッキングされたままなのでフィンガー5は
その弾力により棒材Wを把握する。
タレット1の移動によりフィンガー5と共に検出棒8も
移動するので検出棒8が棒材Wに当接しない状態で、が
っフィンガー5の把握力が充分なところでタレット1は
移動を停止する。
(第3図C)次いで主軸チャック41 aを開放した状
態でタレット1を前記と逆に移動させて棒材Wをフィン
ガー5が掴んだまま加工長さl1およびチャッキング長
さ42以上の長さLだけ主軸チャック41 aより引き
出す。
(第3図d)その状態で主軸チャック41 aを閉じて
から再びタレット1を僅がに主軸チャック41 a側に
移動させる。
この僅がな移動量は作動子13がリミットスイッチ17
を切り替えるのに充分な量である。
即ち、フィンガー5は棒材W上を滑り、このとき検出棒
8もフィンガー5と共に移動するので検出棒8は棒材W
の端面に当接し、スプリング10を圧縮しながら後退す
る。
(第3図e)そのため、作動子13も第2図に示したカ
ム溝83との係合がはずれ、スプリング14を圧縮しな
がら下降し、リミットスイッチ17を切り替えて材料あ
りの信号を機械に与える。
この材料あり信号によって続いて主軸チャック41 a
が開放し、タレット1は再び主軸チャック41 a側に
移動し、棒材Wを第3図a, l), cの状態より加
工長さl1だけ引き出したところで停止すると共に主軸
チャック41 aを閉じる。
(第3図f)以後、同様にして棒材Wを加工し、加工が
終了したら再び前記工程をえて棒材Wを加工長さl1だ
け主軸チャック41 aより引き出す。
このようにして棒材Wの長さが残り少なくなると棒材W
を加工長さe1およびチャッキング長さlQ以上の長さ
Lだけ引き出した場合、棒材Wは主軸チャック41 a
からはずれることがあり、この場合は材料ありの信号を
出すことなく機械を停止し、材料を主軸41に補給しな
ければならない。
この場合でも前記と全く同様にして行なう。
即ち、棒材Wが突切り工具Tによって切落されたらタレ
ット1を割出してフィンガー5が主軸41と対向するよ
うにし、タレット1を移動させて棒材Wをフィンガー5
が把握する。
次いで棒材Wを加工長さllおよびチャツキング長さl
2以上の長さLだけ引き出すと棒材Wは主軸チャック4
1 aからはずれる。
(第4図)この状態で主軸チャック41 aを閉じ、タ
レット1を主軸チャック41 a側に移動してもフィン
ガー5、検出棒8と共に棒材Wも移動するため検出棒B
は棒材Wと当接することがなく、リミットスイッチ17
を切り替えず材料ありの信号が機械に与えられないので
機械はそこで停止する。
この場合、棒材Wが主軸チャック41 aからわずかに
はずれたときは、次いでタレット1がわずかに主軸41
側に移動した場合、棒材Wは既に閉じている主軸チャッ
クの端面に当接し、棒材Wのみが移動を停止し、フィン
ガー5および検出棒8は移動するので検出棒8が棒材W
と当接することになり、検出棒8がフィンガー5に対し
て後退し作動子13が前記のごとくリミットスイッチ1
7を切り替えて材料ありの信号を発することになり、機
械はそのまま運転を続ける。
しかし、この場合でも主軸チャック41 aが開放した
後、タレット1はさらにチャツキング長さl2に相当す
る分だけ移動するようになっているので棒材Wは主軸チ
ャック41 a内にチャツキング長さl2だけ入り込み
、充分チャツキングできるので問題はない。
今までの説明では検出棒8が作動子13を介してリミッ
トスイッチ17の接点を切り替えるようにしたが、これ
に限定することなく、検出棒8が直接リミットスイッチ
17の接点を切り替えるようにしてもよい。
この考案は以上述べたごとく加工に使用するタレットの
一面に取りつけた材料送り装置そのものに材料切れ検出
装置を設けたので棒材送り時に常に材料切れをチェック
でき、棒材を有効に使うことができ、とくに最低限のチ
ャツキング長さl2だけは必ずチャツキングするように
したのでチャツキング不良による事故は全く起らず安全
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はタレット自動旋盤を示す全体図。 第2図はこの考案による材料切れ検出装置をタレットに
取りつけた状態を示す断面図。 第3図a−fはこの考案による材料切れ検出装置の動作
を示す概略図。 第4図はフィンガー5に把握された棒材Wが主軸チャッ
ク41 aから引き出された状態を示す図。 図において1は“タレット、5はフィンガー 6はスリ
ーブ、8は検出棒、9は検出装置本体、10,14はス
プリング、17はリミットスイッチ、41 aは主軸チ
ャック、Wは棒材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タレット型自動旋盤のタレットに取りつけたフィンガー
    によって棒材Wを把握し、主軸の開放間に該フィンガー
    によって棒材Wを加工範囲に送るようにした棒材送り装
    置において、フィンガー5と同軸にこれに一体に取りつ
    けたスリーブ6と、該スリーブ6内に摺動可能に設けら
    れ、かつタレット1に取りつけられたリミットスイッチ
    17を作動させる検出棒8と、該検出棒8が前記スリー
    ブ6に対して棒材W方向に飛び出すように付勢されるス
    プリング10とを有してなる棒材送り時の材料切れ検出
    装置。
JP1489179U 1979-02-09 1979-02-09 棒材送り時の材料切れ検出装置 Expired JPS596962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1489179U JPS596962Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09 棒材送り時の材料切れ検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1489179U JPS596962Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09 棒材送り時の材料切れ検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55115704U JPS55115704U (ja) 1980-08-15
JPS596962Y2 true JPS596962Y2 (ja) 1984-03-03

Family

ID=28835624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1489179U Expired JPS596962Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09 棒材送り時の材料切れ検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS596962Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55115704U (ja) 1980-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3703112A (en) Machine tool with bar feed control
KR100978319B1 (ko) 선반용 자동배출식 척
US4321845A (en) Bar puller for numerically controlled lathe
US3927583A (en) Apparatus for loading a workpiece into a rotating collet or chuck
EP0385315B1 (en) Remaining bar material machining method for NC lathe
JPS596962Y2 (ja) 棒材送り時の材料切れ検出装置
GB1378588A (en) Work gripping device
JP2747715B2 (ja) 把握装置
US2779956A (en) Blank reversing means for multiple spindle machine
JPH0643005B2 (ja) 対向主軸を有する工作機械における被加工材料の位相合わせ装置
US2788980A (en) Chuck for threading nipples
EP3991885A1 (en) Machine tool and control device for machine tool
CA1152780A (en) Collet
US2808753A (en) Loading mechanism
US2489023A (en) Lathe
JPS6018280Y2 (ja) 数値制御旋削機における把持ワ−クの検出装置
CN107378001A (zh) 一种背面主轴自动排料装置
JPS6210003Y2 (ja)
JPS5920883Y2 (ja) 自動旋盤用棒材位置決め装置
JPH05345203A (ja) 対向主軸旋盤における主軸台クランプ装置
JPS59161250A (ja) 突切りバイトの折れ検出方法
US3982085A (en) Stock sensing device
KR0145923B1 (ko) 선반의 콜릿 척 장치
JPH052451B2 (ja)
JPH0349840A (ja) ワーク着脱装置