JPS643633Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643633Y2 JPS643633Y2 JP7975482U JP7975482U JPS643633Y2 JP S643633 Y2 JPS643633 Y2 JP S643633Y2 JP 7975482 U JP7975482 U JP 7975482U JP 7975482 U JP7975482 U JP 7975482U JP S643633 Y2 JPS643633 Y2 JP S643633Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turret head
- detection device
- cutting tool
- machining
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 20
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 17
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は加工機のタレツドヘツドに取付けられ
る刃具の折損を検出する装置に関するものであ
る。
る刃具の折損を検出する装置に関するものであ
る。
従来のこの種検出装置においては、加工ヘツド
が原位置に復帰した状態で検出装置を刃具に向つ
て前進させ刃具の有無を検出して折損の有無を判
断していた。
が原位置に復帰した状態で検出装置を刃具に向つ
て前進させ刃具の有無を検出して折損の有無を判
断していた。
このような加工ヘツド原位置復帰状態で検出す
るという従来のものは検出に要する時間が加工ア
イドルタイムとなり、時間的制約が厳しい場合に
は採用できないばかりでなく、検出装置進退用の
アクチユエータやそれを制御する機器が必要とな
りコスト高を招くという欠点があつた。また時間
的制約の厳しい多工程にわたる加工においては複
数の主軸を加工位置に順次割出すタレツトヘツド
を備えた加工ヘツドが利用されるが、かかるタレ
ツトヘツドにおいてタツプを使用する場合タツプ
保持軸の主軸に対する軸方向変位を検出してタツ
プの異常を検出するという所謂“タツプスリツ
プ”の検出手段を設けることは実際上困難であ
る。すなわち主軸を貫通する如くにタツプスリツ
プ検出軸を設けリミツトスイツチ等の作動機器を
作動させるような従来装置の場合はタレツトヘツ
ドであるため主軸が加工位置に対し割出される形
式のものには採用できず、タレツトヘツド上に何
らかのタツプスリツプ検出手段を設けることがで
きたとしても割出し回転されるタレツトヘツド上
から信号を取出すことは困難であつた。
るという従来のものは検出に要する時間が加工ア
イドルタイムとなり、時間的制約が厳しい場合に
は採用できないばかりでなく、検出装置進退用の
アクチユエータやそれを制御する機器が必要とな
りコスト高を招くという欠点があつた。また時間
的制約の厳しい多工程にわたる加工においては複
数の主軸を加工位置に順次割出すタレツトヘツド
を備えた加工ヘツドが利用されるが、かかるタレ
ツトヘツドにおいてタツプを使用する場合タツプ
保持軸の主軸に対する軸方向変位を検出してタツ
プの異常を検出するという所謂“タツプスリツ
プ”の検出手段を設けることは実際上困難であ
る。すなわち主軸を貫通する如くにタツプスリツ
プ検出軸を設けリミツトスイツチ等の作動機器を
作動させるような従来装置の場合はタレツトヘツ
ドであるため主軸が加工位置に対し割出される形
式のものには採用できず、タレツトヘツド上に何
らかのタツプスリツプ検出手段を設けることがで
きたとしても割出し回転されるタレツトヘツド上
から信号を取出すことは困難であつた。
本考案は、タレツトヘツドの加工位置に在る主
軸に対し、これに隣接する加工直後の刃具の有無
をタレツトヘツドの前進端位置において検出する
ように、固定部に検出装置を設けた点を要旨とし
ている。
軸に対し、これに隣接する加工直後の刃具の有無
をタレツトヘツドの前進端位置において検出する
ように、固定部に検出装置を設けた点を要旨とし
ている。
しかして本考案は、加工サイクル中に刃具の折
損等の検出を行なうことによつて時間的節減を図
り、検出装置に付属する進退駆動装置などを不要
ならしめコスト低減化を図ろうとするものであ
る。
損等の検出を行なうことによつて時間的節減を図
り、検出装置に付属する進退駆動装置などを不要
ならしめコスト低減化を図ろうとするものであ
る。
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図に示すように、ベース1上にはコラム2
及び治具本体3が固定されている。治具本体3上
には工作物Wが固定具4によつて固定されてお
り、該工作物Wは加工完了後にはね出し用のロツ
ド5の作動により搬出シユート6上に滑り落ちる
よう構成されている。
及び治具本体3が固定されている。治具本体3上
には工作物Wが固定具4によつて固定されてお
り、該工作物Wは加工完了後にはね出し用のロツ
ド5の作動により搬出シユート6上に滑り落ちる
よう構成されている。
一方、前記コラム2上にはスライドベース7が
固定され、該スライドベース7上にはクロススラ
イド8がX軸送りモータ9により案内面11に沿
つてX軸方向(第1図の紙面垂直方向)に往復動
自在に設置されている。クロススライド8上には
摺動台12が前記クロススライド8に対してY軸
方向(第1図の左右方向)に往復動自在に設置さ
れている。この動きはY軸送りモータ13により
なされる。結局、前記摺動台12はコラム2に対
しX軸方向及びY軸方向に摺動自在である。
固定され、該スライドベース7上にはクロススラ
イド8がX軸送りモータ9により案内面11に沿
つてX軸方向(第1図の紙面垂直方向)に往復動
自在に設置されている。クロススライド8上には
摺動台12が前記クロススライド8に対してY軸
方向(第1図の左右方向)に往復動自在に設置さ
れている。この動きはY軸送りモータ13により
なされる。結局、前記摺動台12はコラム2に対
しX軸方向及びY軸方向に摺動自在である。
摺動台12の前方には、該摺動台12に固定さ
れた加工ユニツト本体14が配設されており、該
本体14の内部にはラム15がZ軸送りモータ1
6によつて上下方向(Z軸方向)に往復動自在に
装着されている。前記ラム15は上下動のみで回
転はせず、該ラム15の内部に同心的に配設され
ている回転軸(図示せず)が主軸モータ17によ
りベルト18を介して回転せしめられるよう構成
されている。前記回転軸の回転力はタレツトヘツ
ド19内の図示していない歯車機構を介して加工
工具(又は刃具)21に伝えられ、該工具21の
軸心回りの回転によつて工作物Wの所定箇所の加
工がなされる。
れた加工ユニツト本体14が配設されており、該
本体14の内部にはラム15がZ軸送りモータ1
6によつて上下方向(Z軸方向)に往復動自在に
装着されている。前記ラム15は上下動のみで回
転はせず、該ラム15の内部に同心的に配設され
ている回転軸(図示せず)が主軸モータ17によ
りベルト18を介して回転せしめられるよう構成
されている。前記回転軸の回転力はタレツトヘツ
ド19内の図示していない歯車機構を介して加工
工具(又は刃具)21に伝えられ、該工具21の
軸心回りの回転によつて工作物Wの所定箇所の加
工がなされる。
前記コラム2の正面側端面には固定部材22が
固定され、該固定部材22の先端部の突部221
(第2図)上には刃具折損検出装置Kが装着され
ている。該検出装置Kは絶縁体31、スプリング
32、スプリング受座33、ボルト34、接触片
35、位置決めピン36、導線37、電源38、
リレー等よりなる導通検出器とから成つている。
前記位置決めピン36は接触片35がボルト34
の軸心回りに回動しないようにするために打込ま
れているものである。また前記スプリング32は
受座33を介して接触片35を絶縁体31の方向
に押圧付勢している。
固定され、該固定部材22の先端部の突部221
(第2図)上には刃具折損検出装置Kが装着され
ている。該検出装置Kは絶縁体31、スプリング
32、スプリング受座33、ボルト34、接触片
35、位置決めピン36、導線37、電源38、
リレー等よりなる導通検出器とから成つている。
前記位置決めピン36は接触片35がボルト34
の軸心回りに回動しないようにするために打込ま
れているものである。また前記スプリング32は
受座33を介して接触片35を絶縁体31の方向
に押圧付勢している。
工作物Wの加工をする場合は当該工作物Wの所
定箇所まで工具(刃具)を移動させる必要がある
わけであるが、この移動はX軸送りモータ9及び
Y軸送りモータ13を作動させ摺動台12を摺動
せしめることにより行なう。工具の軸方向への動
きはZ軸送りモータ16によつてなされ、割出モ
ータ20の作動で複数の工具が円M上を回動する
ことにより所定の工具が割出されそれら複数の工
具が次々に使われることにより工作物Wの複数箇
所の加工がなされる。
定箇所まで工具(刃具)を移動させる必要がある
わけであるが、この移動はX軸送りモータ9及び
Y軸送りモータ13を作動させ摺動台12を摺動
せしめることにより行なう。工具の軸方向への動
きはZ軸送りモータ16によつてなされ、割出モ
ータ20の作動で複数の工具が円M上を回動する
ことにより所定の工具が割出されそれら複数の工
具が次々に使われることにより工作物Wの複数箇
所の加工がなされる。
このような複数箇所の加工をする場合には、現
に加工位置に在る主軸に取付けられている工具す
なわち第1図の工具21は加工中に軸心方向に上
下動する。しかし加工位置にない他の工具は軸心
方向には上下動せず、一定の傾斜角を保ちながら
上下動する。例えば第1図の如き加工直後の位置
であるm位置の工具は円Mがタレツトヘツド19
の前進端位置である円Nまで下降したばあいその
傾斜角を保ちながらm′位置となる(この位置の
詳細図が第2図である)。
に加工位置に在る主軸に取付けられている工具す
なわち第1図の工具21は加工中に軸心方向に上
下動する。しかし加工位置にない他の工具は軸心
方向には上下動せず、一定の傾斜角を保ちながら
上下動する。例えば第1図の如き加工直後の位置
であるm位置の工具は円Mがタレツトヘツド19
の前進端位置である円Nまで下降したばあいその
傾斜角を保ちながらm′位置となる(この位置の
詳細図が第2図である)。
タツプ21Aが折損していない場合には、第1
図の工具21が加工のために軸心方向に下降する
とm位置に在るタツプ21Aは第2図のA矢印方
向に下降する。そしてタツプ21Aの下端部が第
3図のように接触片35に当接する。この当接に
より、電源38→タツプ21A→接触片35→受
座33→ボルト34→導線37→導通検出器39
なる回路が閉状態となり、導通検出器39より信
号が発せられタツプ21Aが折損していない旨確
認される。
図の工具21が加工のために軸心方向に下降する
とm位置に在るタツプ21Aは第2図のA矢印方
向に下降する。そしてタツプ21Aの下端部が第
3図のように接触片35に当接する。この当接に
より、電源38→タツプ21A→接触片35→受
座33→ボルト34→導線37→導通検出器39
なる回路が閉状態となり、導通検出器39より信
号が発せられタツプ21Aが折損していない旨確
認される。
逆に、タツプ21Aが折損している場合は、該
タツプ21Aが第2図のA方向に下降しても接触
片35と当接し得ない。このため上記のような閉
回路が構成されず、導通検出器39が働かないこ
とから折損が確認できる。
タツプ21Aが第2図のA方向に下降しても接触
片35と当接し得ない。このため上記のような閉
回路が構成されず、導通検出器39が働かないこ
とから折損が確認できる。
このように本考案は、タレツトヘツドの加工位
置に在る主軸に対し該主軸に隣接する加工直後の
刃具の有無を前記タレツトヘツドの前進端位置で
検出するものであるから、加工サイクル中に刃具
の折損検出をすることができ、また前進送り途中
で検出するもののように特別な位置検出手段や判
別手段が不要でありコスト的にも有利である。ま
た折損検出装置を固定設置できるから原位置状態
で検出する形式のもののように進退用のアクチユ
エータ等を必要とせず、この面からもコスト低廉
化を達成できる。またタレツトヘツドにおけるタ
ツプスリツプ検出として代用することもできる。
置に在る主軸に対し該主軸に隣接する加工直後の
刃具の有無を前記タレツトヘツドの前進端位置で
検出するものであるから、加工サイクル中に刃具
の折損検出をすることができ、また前進送り途中
で検出するもののように特別な位置検出手段や判
別手段が不要でありコスト的にも有利である。ま
た折損検出装置を固定設置できるから原位置状態
で検出する形式のもののように進退用のアクチユ
エータ等を必要とせず、この面からもコスト低廉
化を達成できる。またタレツトヘツドにおけるタ
ツプスリツプ検出として代用することもできる。
第1図は本考案に係る検出装置を備えた加工機
の正面図、第2図は第1図の部分拡大図、第3図
は第2図の−線矢視断面図である。 12……摺動台、15……コラム、19……タ
レツトヘツド、21……工具(刃具)、22……
固定台、K……折損検出装置、31……絶縁体、
32……スプリング、35……接触片。
の正面図、第2図は第1図の部分拡大図、第3図
は第2図の−線矢視断面図である。 12……摺動台、15……コラム、19……タ
レツトヘツド、21……工具(刃具)、22……
固定台、K……折損検出装置、31……絶縁体、
32……スプリング、35……接触片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) タレツトヘツドを有する加工機において、前
記タレツドヘツドの加工位置に在る主軸に対し
該主軸に隣接する加工直後の刃具と係合し前記
タレツドヘツドの前進端位置で刃具の有無を検
出する検出装置を前記加工機の固定部に設けた
ことを特徴とするタレツトヘツド刃具の折損検
出装置。 (2) 前記検出装置は前記加工機本体に対して電気
的に絶縁された接触片と、この接触片と工具と
の接触による電気的導通状態を検出する導通検
出器とを有する実用新案登録請求の範囲第1項
記載のタレツドヘツド刃具の折損検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7975482U JPS58181437U (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | タレツトヘツド刃具の折損検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7975482U JPS58181437U (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | タレツトヘツド刃具の折損検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58181437U JPS58181437U (ja) | 1983-12-03 |
JPS643633Y2 true JPS643633Y2 (ja) | 1989-01-31 |
Family
ID=30088928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7975482U Granted JPS58181437U (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | タレツトヘツド刃具の折損検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58181437U (ja) |
-
1982
- 1982-05-28 JP JP7975482U patent/JPS58181437U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58181437U (ja) | 1983-12-03 |
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