JPS61159516A - 鋳物用溶銑の製造方法 - Google Patents
鋳物用溶銑の製造方法Info
- Publication number
- JPS61159516A JPS61159516A JP27999584A JP27999584A JPS61159516A JP S61159516 A JPS61159516 A JP S61159516A JP 27999584 A JP27999584 A JP 27999584A JP 27999584 A JP27999584 A JP 27999584A JP S61159516 A JPS61159516 A JP S61159516A
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- JP
- Japan
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- molten iron
- casting
- conduit
- component adjusting
- hot metal
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C1/00—Refining of pig-iron; Cast iron
- C21C1/08—Manufacture of cast-iron
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は鋳物用溶銑の製造方法に関する。
(従来技術)
鋳物用溶銑は、工業的に安定して大量に製造するには、
高炉法により製造することが主流であったが、近年需要
家の要求の多様化に伴い多品種少量生産の必要性、ある
いは、高炉設備の削減策に伴う、専用高炉確保の困難化
から、高炉外での設備利用による製鋼用溶鉄から鋳物溶
銑を製造する方法が種々提案されている。
高炉法により製造することが主流であったが、近年需要
家の要求の多様化に伴い多品種少量生産の必要性、ある
いは、高炉設備の削減策に伴う、専用高炉確保の困難化
から、高炉外での設備利用による製鋼用溶鉄から鋳物溶
銑を製造する方法が種々提案されている。
(例えば、特公昭55−42129号鋳物用溶銑の製造
方法その他) これら先行技術は、それなりに工夫された技術ではある
。また鋳物用溶銑は1例えばJIS (日本工業規格)
、需要家とメーカー間の所謂、協定規格等によって製造
するため、1かの[Sil値の違いで銑種が異なるなど
、その安定製造に当業者は努力、工夫を払っている。
方法その他) これら先行技術は、それなりに工夫された技術ではある
。また鋳物用溶銑は1例えばJIS (日本工業規格)
、需要家とメーカー間の所謂、協定規格等によって製造
するため、1かの[Sil値の違いで銑種が異なるなど
、その安定製造に当業者は努力、工夫を払っている。
(発明の解決しようとする問題点)
換言すると鋳物用溶銑を製造するには、成分調整用添加
材の添加歩留(溶解歩留)が向上し、またその結果、溶
銑[541値がほとんどバラツキを生じることなく狭巾
に分布するようにできる技術の出現が待望されている。
材の添加歩留(溶解歩留)が向上し、またその結果、溶
銑[541値がほとんどバラツキを生じることなく狭巾
に分布するようにできる技術の出現が待望されている。
これが現実化すると、生産構成比率、在庫量管理、ある
いは少量多品種生産、ジャストインタイムの納期、生産
コストの改善を図れるので極めて有益である。
いは少量多品種生産、ジャストインタイムの納期、生産
コストの改善を図れるので極めて有益である。
本発明はこの様な現状を改善することを目的とするもの
である。具体的には、成分調整用添加材の歩留向上、成
分連中車向上、生産コストの低廉化、小ロフト多品種生
産等を図れる鋳物用溶銑の製造方法を提供することを目
的とする。
である。具体的には、成分調整用添加材の歩留向上、成
分連中車向上、生産コストの低廉化、小ロフト多品種生
産等を図れる鋳物用溶銑の製造方法を提供することを目
的とする。
(問題点の解決手段)
本発明は、上記目的を達成するために、製鋼用溶銑を容
器に収納し、該溶銑に有底で吐出口を有する導管を浸漬
し、且つ該導管の吐出口より鋳物溶銑用成分調整添加材
を不活性ガスと共に供給して製鋼用溶銑を鋳物用溶銑へ
改質することを特徴とする、鋳物用溶鉄製造方法である
。
器に収納し、該溶銑に有底で吐出口を有する導管を浸漬
し、且つ該導管の吐出口より鋳物溶銑用成分調整添加材
を不活性ガスと共に供給して製鋼用溶銑を鋳物用溶銑へ
改質することを特徴とする、鋳物用溶鉄製造方法である
。
(作 用)
以下本発明を図面に基づいて詳述する。
第1図は1本発明に係る鋳物用溶銑の製造方法を説明す
る図であり、図中1は取鍋、トビードカー等の容量、2
は高炉から出銑した製鋼用溶銑、3は有底4で1ケ又は
それ以上の吐出口5を有する導管、6〜9は鋳物溶銑用
成分調整添加材を収納するホッパ一群で、6はFe−5
i粉用ホツパー、7はFe−Mnn粉本ホッパー8はS
i−Mu粉用ホッパー、9はカーポネット用ホッパーで
、夫れ々れ切出量制W機能を備え1図示せぬ各装置制御
用のプロコン14、及び生産管理をする中央コンピュー
ター15と接続したシステムとなっている。
る図であり、図中1は取鍋、トビードカー等の容量、2
は高炉から出銑した製鋼用溶銑、3は有底4で1ケ又は
それ以上の吐出口5を有する導管、6〜9は鋳物溶銑用
成分調整添加材を収納するホッパ一群で、6はFe−5
i粉用ホツパー、7はFe−Mnn粉本ホッパー8はS
i−Mu粉用ホッパー、9はカーポネット用ホッパーで
、夫れ々れ切出量制W機能を備え1図示せぬ各装置制御
用のプロコン14、及び生産管理をする中央コンピュー
ター15と接続したシステムとなっている。
なおlOは圧送管、llは圧送装置、12は昇降装置で
ある。又、13は溶銑量把握の為の秤量機を示す。
ある。又、13は溶銑量把握の為の秤量機を示す。
本発明の処理工程は高炉から出銑した製鋼用溶銑2を、
容器lに収納する。該容器1を所定位置に搬送した後に
、秤量機13で受銑量を確認後、昇降装置12により導
管3を製鋼用溶銑2へ浸漬する。目的に応じてプロコン
操作で、ホッパ一群6〜9の中から添加材を選択して適
量を圧送管11へ切り出す、既に圧送管11は圧送装置
10の作用を受けて不活性ガスを導いており、該ガスに
より搬送されて、添加材は吐出口5より製鋼用溶銑2へ
供給され溶解する。
容器lに収納する。該容器1を所定位置に搬送した後に
、秤量機13で受銑量を確認後、昇降装置12により導
管3を製鋼用溶銑2へ浸漬する。目的に応じてプロコン
操作で、ホッパ一群6〜9の中から添加材を選択して適
量を圧送管11へ切り出す、既に圧送管11は圧送装置
10の作用を受けて不活性ガスを導いており、該ガスに
より搬送されて、添加材は吐出口5より製鋼用溶銑2へ
供給され溶解する。
このとき、導管3は浸漬しているので、添加材を直接溶
銑中へ供給でき、初期溶解が促進されるため添加歩留の
向上、バラツキ発生の減少に寄与する。また不活性ガス
は、溶銑2と添加材の溶解を促進する流体運gh(攬#
作用)を惹起するので前記効果を促進する。
銑中へ供給でき、初期溶解が促進されるため添加歩留の
向上、バラツキ発生の減少に寄与する。また不活性ガス
は、溶銑2と添加材の溶解を促進する流体運gh(攬#
作用)を惹起するので前記効果を促進する。
この場合、導管3の浸漬深さは反応性およびコストの両
面から決定すべきものであり、導管3の浸漬深さは第2
図に示すように600層層より浅い場合吹込みSiが溶
解時間より速く不活性ガスと共に浮上するため未溶解量
が多くなり歩留低下を来たす、又、浸漬深さが8001
■よりも深い場合は歩留はほぼ最高レベルに到達するも
のの、導管3の耐火物コスト及びランスと吹込み不活性
ガスによる抜熱増による溶銑温度の低下となる。
面から決定すべきものであり、導管3の浸漬深さは第2
図に示すように600層層より浅い場合吹込みSiが溶
解時間より速く不活性ガスと共に浮上するため未溶解量
が多くなり歩留低下を来たす、又、浸漬深さが8001
■よりも深い場合は歩留はほぼ最高レベルに到達するも
のの、導管3の耐火物コスト及びランスと吹込み不活性
ガスによる抜熱増による溶銑温度の低下となる。
これらを考慮して本発明では浸漬深さH=800〜80
0 amの範囲で操業を行なう。
0 amの範囲で操業を行なう。
(実施例)
第1表に示すように高炉から出銑された出銑成分Aの溶
銑2を受銑鍋単位に約50T受けとり処理場へ運搬し1
本発明を実施した。秤量4113で受銑量確認後昇降装
′1112を作用させて導管3を溶銑2へH=800層
層になるよう浸漬させてFe−5i粉およびFe−Mn
粉をホッパー6.7から適量切出しArガスと供に溶銑
へ添加した。
銑2を受銑鍋単位に約50T受けとり処理場へ運搬し1
本発明を実施した。秤量4113で受銑量確認後昇降装
′1112を作用させて導管3を溶銑2へH=800層
層になるよう浸漬させてFe−5i粉およびFe−Mn
粉をホッパー6.7から適量切出しArガスと供に溶銑
へ添加した。
なお、銑種l・3は高Mn銑である為SiとMnの2元
素を同時に添加し、銑種2は低Mn銑である為にSiの
みの添加となっているが、本発明の場合は銑種l・2・
3のSi歩留はいずれの場合も目標歩留は95%に近似
しており非常に高精度で成分調整が可能である。
素を同時に添加し、銑種2は低Mn銑である為にSiの
みの添加となっているが、本発明の場合は銑種l・2・
3のSi歩留はいずれの場合も目標歩留は95%に近似
しており非常に高精度で成分調整が可能である。
又、第3図のSi添加歩留のバラツキ範囲(±2σ)を
銑種2に適用した場合、Siのバラツキ撒は±0.04
7%となり最も厳しいSi規格範囲の0.20%を充分
連中可能であることが解る。
銑種2に適用した場合、Siのバラツキ撒は±0.04
7%となり最も厳しいSi規格範囲の0.20%を充分
連中可能であることが解る。
比較例
−・方第2表は本発明実施例と比較する為の例であり高
炉からの出銑成分Bの溶銑2,2鍋を導管3を使用しな
いでKRWl、絆でFe−5iを添加した例であり、銑
種4・5ともSiのみの添加例である。
炉からの出銑成分Bの溶銑2,2鍋を導管3を使用しな
いでKRWl、絆でFe−5iを添加した例であり、銑
種4・5ともSiのみの添加例である。
この場合、Si添加歩留は約90%としているものの約
±3%の差となっており、第3図のSi添加歩留のバラ
ツキ(±2σ)を銑種4に適用した場合Siのバラツキ
は±0.104%と本発明の約第2表 (KR添加による処理条件) 2.5倍となっており、岐も厳しいSi規格範囲0.2
0%を連中不可能なバラツキレベルである。
±3%の差となっており、第3図のSi添加歩留のバラ
ツキ(±2σ)を銑種4に適用した場合Siのバラツキ
は±0.104%と本発明の約第2表 (KR添加による処理条件) 2.5倍となっており、岐も厳しいSi規格範囲0.2
0%を連中不可能なバラツキレベルである。
(発明の効果)
したがって本発明を実施することにより以下の効果が期
待できる。
待できる。
1、高歩留かつ高精度で溶銑改質が可能となり少量多品
種生産が可能となる。
種生産が可能となる。
2、生産コストの低減が図られかつ在庫量の減少および
管理の改善が図られジャストインタイムの納期等に極め
て有益となる。
管理の改善が図られジャストインタイムの納期等に極め
て有益となる。
第1図は本発明の説明図、第2図は導管の浸漬深さ (
H)と添加歩留の関係を示すグラフであり、第3図はS
iの添加方法の比較グラフである。 l 容器、 2 溶銑、 3 導管、 4 底、 5 吐出口。 6 ホッパー(Fe−5i用) 7 ホッパー(Fe−Mn用) 8 // (Si−Mn用)、9 〃
(加炭用) lO圧送管、 11 圧送装置。 12 昇降装置。 13 秤量機、 ・14 プロコン、 15 中央コンピューター、
H)と添加歩留の関係を示すグラフであり、第3図はS
iの添加方法の比較グラフである。 l 容器、 2 溶銑、 3 導管、 4 底、 5 吐出口。 6 ホッパー(Fe−5i用) 7 ホッパー(Fe−Mn用) 8 // (Si−Mn用)、9 〃
(加炭用) lO圧送管、 11 圧送装置。 12 昇降装置。 13 秤量機、 ・14 プロコン、 15 中央コンピューター、
Claims (1)
- 製鋼用溶銑を容器に収納し、該溶銑に有底で吐出口を有
する導管を溶湯表面から800〜800m/m浸漬し、
該導管の吐出口より成分調整添加材を不活性ガスと共に
供給して製鋼用溶銑を鋳物用溶銑へ改質することを特徴
とする、鋳物用溶銑の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27999584A JPS61159516A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 鋳物用溶銑の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27999584A JPS61159516A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 鋳物用溶銑の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61159516A true JPS61159516A (ja) | 1986-07-19 |
Family
ID=17618839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27999584A Pending JPS61159516A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 鋳物用溶銑の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61159516A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102735053A (zh) * | 2012-07-16 | 2012-10-17 | 盐边县福川机械制造有限公司 | Lf炉装置以及用于处理高炉铁水的方法 |
-
1984
- 1984-12-29 JP JP27999584A patent/JPS61159516A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102735053A (zh) * | 2012-07-16 | 2012-10-17 | 盐边县福川机械制造有限公司 | Lf炉装置以及用于处理高炉铁水的方法 |
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