JPS61158500A - Ｘ−ｙプロツタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は記録用のペンを搭載したキャリッジが記録紙面
に平行にしかも２次元座標上を自在に動き、記録紙に図
形や文字の記録を行うフラットベッドタイプのＸ−Ｙプ
ロッタに関するものである。

従来の技術 近年、パーソナル゛コンピュータやＣＡ　Ｄ　（Ｃｏｍ
ｐｕｔｅｒＡｉｄｅｄ　Ｄｅｇｉｇｎ　）システムの急
激な普及に伴い、その出力機として種々のサイズのＸ−
Ｙプロッタが利用されるようになってきた。

以下に従来のＸ−Ｙプロッタについて説明する。

第１従来例 第２図は第１従来例のＸ−Ｙレコーダの斜視図であり、
図において１は記録用のペンであり、２は記録用ペン１
を搭載したキャリッジ、３はキャリッジ２を搭載したア
ームである。

以上のように構成された第１従来例のＸ−Ｙプロッタに
ついて、以下その動作を説明する。

まず記録紙をＸ−Ｙプロッタの記録面上に置き、記録を
開始する。本Ｘ−Ｙプロッタに接続されたコンピュータ
や計測機から送られてきた信号に対しアーム３及びキャ
リッジ２が記録紙に対し平行にしかも、互いに直交する
２次元座標上を動き、その際記録用のペン１をアップ・
ダウンさせ記録紙上に図形を描く。

以上のような動作をキャリッジ２及びアーム３に行わせ
るためには第３図に示すような構成が一般的である。つ
まり、第２図において４は第１のモータ、５はアーム３
に搭載された第２のモータ、６はモータ４に連動して回
転する第１の駆動側プＩＪ−１７はモータ５に連動して
回転する第２の駆動側ブーＩＪ　＋、８，９はそれぞれ
駆動側プーリー６．７に対応した第１の従動側プーリー
及び第２の従動側プーリー、１ｏは駆動側プーリー６と
従動側プーリー８に張架された第１のワイヤー、１１は
駆動側プーリー７と従動側プーリー９に張架された第２
のワイヤー、１２はアーム３をガイドする第１のガイド
シャフト、１３は前記ガイドシャフト１２と直角に設け
られキャリッジ２をガイドする第２のガイドシャフト、
１４はアーム３の移動に供い回転するコロである。

以上のように構成されたＸ−Ｙプロッタの機構について
以下その動作を説明する。

まず、第２図に示すＸ−Ｙ２次元座標系においてモータ
４を回動させることにより駆動側プーリー６、ワイヤー
１０を介してアーム３がガイドシャフト１２に沿ってＹ
軸方向に移動する。

また、モータ６を回動させることにより駆動側プーリー
７、ワイヤー１１を介してキャリッジ２がガイドシャフ
ト１３に沿ってＸ軸方向に移動する。

以上のモータ４，６を使った２種の動きの複合によりＸ
−Ｙ平面上への図形の記録が行われるものである。

第２従来例 また、Ｘ方向及びＹ方向駆動用のモータを２つとも本体
内に固定した方式のものとして第４図に示されるような
構成のＸ−Ｙプロッタがある。

第４図において８ａ、ａｂ、８ｃは駆動側プーリー６に
対応した従動側プーリー、９ａ、９ｂ、９ｃ。

９ｄは駆動側プーリー７に対応した従動側プーリー、１
２ａ、１２ｂはアーム３をガイドするガイドシャフト、
１５ａ、１５ｂ、１５ｃ、１５ｄはアーム３上に設けら
れたワイヤー１１のガイドプーリー、１ｅａ、１ａｂは
キャリッジ２に設けられたキャリッジ移動用プーリーで
ある。

動作については前記第３図に示した第１従来例のＸ−Ｙ
プロッタにおける動作と同様、モータ４を回動させるこ
とによりアーム３がＹ軸方向に移動し、モータ６を回動
させることによりキャリッジ２がＸ軸方向に移動する。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記第１従来例の構成では、アーム３上に
キャリッジ２の駆動源であるモータ６を搭載しているた
めアーム３の移動範囲においてモータ５のスペースを確
保する必要があり、寸法的に大きなものになってしまう
という問題点を有していた。

又、第２従来例では、２個のモータ４，５を本体内部に
固定したことにより前記第１従来例における問題点は解
消されたが、しかしながらワイヤー１１の取り回しか複
雑となり組付作業が難しく、又、装置全体がコスト高に
なってしまうという問題点を有しており、またアーム３
の両側からワイヤー１１が入り込んでいるためアーム３
の移動時にアーム３の両側に同程度の負荷がかかりこの
為アーム３の強度を十分にとるか或いはアーム３の両端
でワイヤー１０に固定する必要がありさらにコスト高に
なってしまうという問題点を有していた。

本発明は上記従来の問題点を解消するもので、簡素な構
成により低コストでコンパクトなＸ−Ｙプロッタを提供
するものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明では、上記問題点を解決するために、本体キャビ
ネットに設けられた第１のモータにより回動される第１
の駆動側プーリーと第１の従動側プーリーの間に張架さ
れた可撓性を有する第１の動力伝達媒体と、前記第１の
動力伝達媒体の一部に固定され記録紙面と平行な面上を
一軸方向に直線移動し且つ前記一軸方向と直角な方向に
長く形成されたアームと、前記アームの両端部に設けら
れた複数のガイドプーリーと、前記アームの移動経路の
両端に設けた第２の従動側プーリー及び第２の駆動側プ
ーリーと、この第２の駆動側プーリーを回動する第２の
モータと、前記第２の従動側プーリー及び、前記第２の
駆動側プーリー、前記複数のガイドプーリーに対し丁字
形に張架された第２の可撓性を有する動力伝達媒体と、
前記アーム上を移動自在で且つ前記第２の動力伝達媒体
の一部に固定されたキャリッジとを股によりＸ−Ｙプロ
ッタを構成したものである。

作　　用 本発明のＸ−Ｙプロッタは前記構成としたことにより、
キャリッジ移動用のモータを本体に固定でき、又、Ｘ−
Ｙ駆動の為の動力伝達媒体の取り回しも複雑化すること
もなく、組み立て作業性が良好で、低コスト・コンパク
トに形成できる。

実施例 第１図は本発明の一実施例におけるＸ−Ｙプロッタの構
成図を示すものである。

第１図において１はペン、２はペン１を搭載したキャリ
ッジ、３はアーム、４及び５はモータ、７及び６は駆動
側プーリー、８及び９は従動側ブーＩＪ−１１０及び１
１は動力伝達媒体であるワイヤー、１２はアーム３をガ
イドするガイドシャフト、１３はキャリッジ２をガイド
するガイドシャフト、１４はコロ、１５ａ、１５ｂ、１
５ｃはワイヤー１１をアーム３に沿ってガイドするガイ
ドプーリーである。

以上のように構成された本実施例のＸ−Ｙプロッタにつ
いて以下に、入力された（ｘ、ｙ）座標に対し現在のキ
ャリッジ２の位置からの相対的な移動距離ΔＸ、ΔＹだ
けキヤＩＪ　ノジ２を移動させる場合の動作について説
明する。

モータ４を回動させることにより駆動側プーリー６及び
ワイヤー１０を介しアーム３をＹ軸方向にΔＹだけ移動
させる。このときモータ５が停止しておればアーム３に
設けられたガイドプーリー１５ａ、１　ｓｂ、１５ｃが
ΔＹだけ移動するためキャリッジ２もＸ軸方向にΔＹだ
け動くことになる。すなわちモータ４を回動させること
によりペン１の軌跡はｘ−Ｙ平面に対し４５°の角度を
もって移動する。

また、モータ４を停止させモータ５をΔＸに対応した分
だけ回動させるとアーム３が停止した状態でキャリッジ
２がＸ軸方向にΔＸだけ移動する。

したがってモータ４及び５をそれぞれΔＹ及びΔＸに対
応した分だけ回動させると結果としてペン１を搭載した
キャリッジ２はＸ軸方向にΔＸ＋ΔＹ１Ｙ軸方向にΔＹ
だけ移動する。これを補うためモータ４及び５をそれぞ
れΔＹ及びΔＸ−ΔＹに対応した分だけ回動させればキ
ャリッジ２はＸ軸方向。

Ｙ軸方向にそれぞれΔＸ、ΔＹの距離だけ移動する。

すなわち従来のＸ−Ｙプロッタ同様の同作を行わせるこ
とが可能である。

以上のように本実施例によれば、アーム３にガイドプー
リー１５ａ、１５ｂ、１５ｃを設け、ワイヤー１１を駆
動側プーリー７、従動側プーリー９、ガイドプーリー１
５ａ、１５ｂ、１５ｃに対し１字形に張架したことによ
り簡単な構成でモータ４及び５を本体内に固定すること
ができ、組立作業性が良く低コスト、コンパクトにする
ことができる。

なお、本実施例では可撓性を有する動力伝達媒体として
ワイヤーを用いたが、タイミングベルトやゴムベルトな
どでもよい。

発明の効果 本発明は一軸方向に移動するアーム上に数個のガイドプ
ーリーを設け、キャリッジを移動させるための可撓性を
有する動力伝達媒体を駆動側プーリー、従動側プーリー
及び前記数個のガイドプーリーに対し丁字形に張架し、
その一部をキャリッジに固定し、少い部品点数でキャリ
ッジ移動用のモータをアームに搭載せず本体に固定した
ことにより、複雑な動力伝達媒体の取り回しもなく、組
立作業性が良く、低コスト、コンパクトである優れたＸ
−Ｙブロックを実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるＸ−Ｙプロッタの機
構部を示す平面図、第２図は従来のＸ−Ｙプロッタの斜
視図、第３図及び第４図は従来のＸ−Ｙプロッタの機構
部を示す平面図である。 １・・・・・・印字ペン、２・・・・・・キャリッジ、
３・・・・・・アーム、４，５・・・・・・モータ、６
，７・・・・・・駆動側プーリー、８．８ａ、ａｂ、８
ｃ、９．９ａ、９ｂ。 ｇｃ、　９ｄ・・・・・・従動側プーリー、１０，１１
・・・・・・ワイヤー（動力伝達媒体）、１２．１２＆
、１２ｂ。 １３・・・・・ガイドシャフト、１４・・・・・・コロ
、１５ａ。 １ｓｂ、　１ｓｃ、　１ｓｄ、　１ｅａ、　１ｅｂ−・
−・−ガイドプーリー。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１−
一印ヴ１＋ン 第　２ｒＸＪ 第　３１ 第４図 手続補正書 昭和６０年を月ノ日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体キャビネットに設けられた第１のモータにより回動
   される第１の駆動側プーリーと第１の従動側プーリーの
   間に張架された可撓性を有する第１の動力伝達媒体と、
   前記第１の動力伝達媒体の一部に固定され記録紙面と平
   行な面上を一軸方向に直線移動し且つ前記一軸方向と直
   角な方向に長く形成されたアームと、前記キャリッジの
   移動経路の両端に設けられた複数のガイドプーリーと、
   前記アームの移動経路の両端に設けた第２の従動側プー
   リー及び第２の駆動側プーリーと、この第２の駆動側プ
   ーリーを回動する第２のモーターと、前記第２の従動側
   プーリー及び、前記第２の駆動側プーリー、前記複数の
   ガイドプーリーに対しＴ字形に張架された第２の可撓性
   を有する動力伝達媒体と、前記アーム上を移動自在で且
   つ前記第２の動力伝達媒体の一部に固定されたキャリッ
   ジとを設えたＸ−Ｙプロッタ。