JPS61156693A - 非常灯モニタ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、非常灯モニタ回路に関し、特にバッテリ異常
、バッテリ充電中、およびランプ切れ等の状態の表示を
共通の表示手段によって行なうようにした回路に関する
。

（発明の背景） 従来、停電になるとバッテリにより自動的に非常灯が点
灯するようにした非常灯装置が知られている。このよう
な装置においては、常時バッテリを充電しておく必要が
ありかつバッテリ不良および非常灯断線等をチェックし
ておく必要がある。

このため、従来形の非常灯装置においては、各部の異常
状態等を表示するためにそれぞれ別個の表示素子等が使
用されていた。

ところが、非常灯装置に各状態を表示するために別個の
表示素子を設けることは回路の複雑化およびコストの上
昇等の不都合があるため、例えば実開昭５７−８３７０
０号に示される非常灯装置においては、共通の表示素子
によりバッテリの異常および照明用ランプの異常の両方
を兼用して表示することによりこのような不都合を除去
している。

しかしながら、このような従来形においては、表示素子
が点灯しても直ちに異常箇所および異常内容を知ること
ができないという不都合があった。

（発明の概要および目的） 本発明は、前述の従来形における問題点に鑑みてなされ
たものであり、バッテリ充電中　、６ツテリ異常、およ
びランプ切れ等の複数の状態を共通の表示手段の表示態
様を変えることによって表示するという構想に基づき、
簡単な回路構成により複数の状態を区別して表示できる
ようにし、かつ非常灯装置のコストの低減を図ることを
目的とするものである。

（実施例の説明） 以下、図面により本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の１実施例に係わる非常灯モニタ回路
を示す。同図の回路は、例えば商用電源１に接続される
電源変圧器２、バッテリ電圧検出回路３、保持回路４、
充電電流検出回路５、点滅回路６、バッテリ７、整流用
ダイオード８、抵抗９゜１０、表示手段としての発光ダ
イオード１１を具備する。なお、停電時等にバッテリ７
によって点灯される照明用ランプおよび停電時に該照明
用ランプに電池７を接続する切換制御回路等は省略され
ている。

第１図の回路において、停電状態でない場合には、商用
電源１が変圧器２によって所定の電圧の交流電圧に変換
され、ダイオード８によって整流された後、抵抗１０を
介してバッテリ７に印加される。これにより、バッテリ
７はいわゆるフローティング充電方式により充電される
。この時、抵抗１０を流れる充電電流が検出回路５によ
って検出され、この電流が検出されると点滅回路６がオ
ンオフ動作を繰り返し、抵抗９を介して発光ダイオード
１１に間欠的に電流を流して該発光ダイオ−１１１を点
滅する。また、バッテリ７０両端の電圧が、２ツテリ電
圧検出回路５によって検知され、該電圧が基準電圧以下
の場合には保持回路４をオンとして発光ダイオード１１
を連続的に点灯する。

この様な発光ダイオード１１による表示は商用電源１が
投入されていｇ間は続行される。また、バッテリ７の接
続忘れの場合には充電電流検出回路５によって充電電流
が検出されず゛、かつバッテリ電圧検出回路３によって
バッテリ７０両端の電圧が基準電圧以下に低下しないか
ら、発光ダイオード１１は消灯状態となりバッテリ接続
忘れである旨を知ることが可能となる。

第２図は、本発明の他の実施例に係わる非常灯モニタ回
路の具体的構成を示す。同図の回路は、第１図の回路と
同様に商用電源１に接続された変圧器２、ダイオード８
、抵抗９、発光ダイオード１１の他に、トランジスター
２と、プログラマブルユニジャンクショントランジスタ
（以下、単にＰＵＴと称する）２０と、ダイオード２２
と、コンデンサ２１と、抵抗１３，１４．・・・・・・
、１９とを有する充電検出表示回路、およびノζツテリ
モニタ回路２４を備えている。充電検出表示回路は、第
１図の回路における抵抗１０、充電電流検出回路５、お
よび点滅回路６を含めた回路に相当するものであり、バ
ッテリモニタ回路２４は第１図の回路におけるバッテリ
電圧検出回路３および保持回路＼を組合わせたものに相
当する。

第２図の回路においては、商用電源１が投入されている
間は変圧器２０２次コイル、ダイオード８、抵抗１９を
含む回路によってバッテリ２３が充電されている。そし
て、この時、充電電流によって抵抗１９０両端に生ずる
電圧が抵抗１８およびダイオー−２２を介してＰＵＴ２
０のアノードＡに印加され、該アノードＡに接続された
コンデンサ２１を充電する。該コンデンサ２１は抵抗１
７によっても充電される。そして、アノードＡの電圧が
抵抗１４および１５によって決定されるゲートＧの電圧
より高＜す１・るとＰＵＴ２０がオンとなり、アノード
Ａとカッ−げＫとの間が導通しコンデンサ２１の電荷が
抵抗１６．１３を介して放電される。これにより、トラ
ンジスタ１２が一時的にオンとなって発光ダイオード１
１が発光すると共に、ＰＵＴ２０のアノードＡの電圧が
低下して再び抵抗１７および抵抗１８とダイオード２２
との直列回路によって充電が開始される。このようにし
て、バッテリ２３の充電中は発光ダイオード１１が間欠
的に駆動され点滅を繰り返す。また、バッテリモニタ回
路２４はノζツテリ２３の両端の電圧が基準値以下にな
ると発光ダイオード１１のカ′ン一ドを変圧器２の２次
コイルの一方の端子、すなわちトランジスタ１２のエミ
ッタ１則の端子、とを導通して該発光ダイオード１１を
連続点灯する。また、バッテリ２３の接続忘れの場合に
は発光ダイオード１１は消灯状態とされる。すなわち、
第２図の回路は第１図の回路と同様にバッテリの充電中
、バッテリ電圧の異常およびバッテリ接続忘れ等の状態
を単一の表示素子によって異なる態様で表示する。

第３図は、本発明のさらに他の実施例に係わる非常灯モ
ニタ回路を示す。同図の回路は、第１図の回路における
商用電源１、変圧器２、バッテリ電圧検出回路３、保持
回路４、整流用ダイオード８、抵抗９，１０、発光ダイ
オード１１、バッテリ７の他に、ランプ切れ検出回路２
５、点滅回路２６、停電検知リレー２７、照明用ランプ
２８、等を備えている。

第３図の回路において停電状態でない場合には、商用電
源１が変圧器２によって所定の交流電圧に変換され、ダ
イオード８によって整流されて抵抗１０を介してバッテ
リ７に印加され該バッテリ７を充電している。そして、
ノ々ツテリ７の端子電圧が基準値以下になるとバッテリ
電圧検出回路３がこれを検出して保持回路４をオンとし
発光ダイオード１１を連続点灯する。また、照明用ラン
プ２８にはランプ切れ検出回路２５に内蔵されている抵
抗を介して定格の例えば１／Ｚｏｏの電流を常に流して
いる。そして、ランプ切れ検出回路２５はこの電流が検
出されなくなるとランプ切れと判断し点滅回路２６を間
欠的にオンとし発光ダイオード１１を点滅させる。

なお、停電になると停電検知リレー２７の接点が閉じら
れ、バッテリ７が照明用ランプ２８に接続されることに
より該ランプ２８が点灯する。停電検知リレーの構造お
よび動作は従来周知のものと同様である。

第４図は、本発明のさらに他の実施例に係わる非常灯モ
ニタ回路を示す。同図の回路は、第３図の回路にさらに
充電電流検出回路５および点滅回路６を追加したもので
ある。この回路においては、バッテリ電圧異常およびラ
ンプ切れは第３図の回路と同様に発光ダイオード１１を
それぞれ連続点灯および点滅させることによって表示す
るが、バッテリ７の充電中も第１図の回路と同様に発光
ダイオード１１を点滅させる。そして、充電中とランプ
切れ状態との表示が区別できるように各状態における発
光ダイオード１１の点滅のデユーティサイクルを互いに
異ならしめている。第５図は、各状態における発光ダイ
オード１１０点灯状態を示す。この図から明らかなよう
に、充電中は例えば点灯時間を消灯時間よりも短かくし
、ランプ切れ状態の場合には点灯時間を消灯時間よりも
長くしている。なお、このように発光ダイオードの点滅
２のデユーティサイクルを制御する他に、例えば点滅周
波数を変えることも可能である。

また、表示手段としては発光ダイオード等の光学的表示
手段の他に、例えばブザー、スピーカ等の音響的表示手
段を用いることも可能である。

（発明の効果） 以上のように、本発明によれば、共通の表示素子を用い
ることにより複数の状態を表示することが可能となり、
しかも各状態の区別ができるような表示が行なわれるか
ら、非常灯装置の保守点検が極めて迅速かつ的確に行な
われる。また、装置の構成が簡略化されコストダウンを
図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第４図まではそれぞれ本発明の実施例に係わ
る非常灯モニタ回路の構成を示すブロック回路図、そし
て第５図は第４図の回路の動作を説明するための波形図
である。 ｌ・・・・・・商用電源、　　２・・・・・・変圧器、
　　３・・・・・・バッテリ電圧検出回路、　　４・・
・・・・保持回路、　　５・・・・・・充電電流検出回
路、　　６，２６・・・・・・点滅回路、７．２３・・
・・・・バッテリ、　　８・・・・・・整流用ダイオー
ド、　　９，１０，１３，１４．・・・・・・、１９・
・・・・・抵抗、１１・・・・・・発光ダイオード、　
　１２・・・・・・トランジスタ、　　２０・・・・・
・プログラマブルユニジャンクショントランノスタ、　
　２１・・・・・・コンデンサ、２２・・・・・・ダイ
オード、　　２４・・・・・・バッテリモニタ回路、２
５・・・・・・ランプ切れ検出回路、　　２６・・・・
・・点滅回路、　　２７・・・・・・停電検知リレー、
　　２８・・・・・・照明用ランプ。 特許出願人　　　東芝電材株式会社 代理人　弁理士　　　伊　　東　辰　　雄代理人　弁理
士　　　伊　　東　哲　也第　１　図 ｎ 宵２　図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少くとも充電電流検出手段、バッテリ電圧検出手段
   、およびランプ切れ検出手段の内の２つの手段と、表示
   手段とを具備し、充電状態、バッテリ異常、およびラン
   プ切れ状態の内の２つの状態を前記表示手段の駆動態様
   を変えることにより共通の表示手段にて表示することを
   特徴とする非常灯モニタ回路。 ２、前記表示手段は表示用ランプである特許請求の範囲
   第１項記載の回路。 ３、バッテリ充電中は表示用ランプを点滅し、バッテリ
   異常は該表示用ランプを連続点灯する特許請求の範囲第
   ２項記載の回路。 ４、バッテリ接続忘れ状態を前記表示用ランプを消灯す
   ることにより表示する特許請求の範囲第３項記載の回路
   。 ５、ランプ切れ状態では表示用ランプを点滅し、バッテ
   リ異常状態およびバッテリ接続忘れ状態では該表示用ラ
   ンプを連続点灯する特許請求の範囲第２項記載の回路。 ６、バッテリ異常は表示用ランプを連続点灯して表示し
   、バッテリ充電中およびランプ切れ状態は該表示用ラン
   プを点滅することによつて表示する特許請求の範囲第２
   項記載の回路。 ７、バッテリ充電中およびランプ切れ状態は互に表示用
   ランプの点滅周波数またはデューティサイクルを異なら
   しめる特許請求の範囲第６項記載の回路。 ８、前記表示用ランプは発光ダイオードである特許請求
   の範囲第２項から第７項までのいずれか１項に記載の回
   路。