JPS6115564A - 渦電流ブレ−キ装置 - Google Patents

渦電流ブレ−キ装置

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JPS6115564A
JPS6115564A JP13487284A JP13487284A JPS6115564A JP S6115564 A JPS6115564 A JP S6115564A JP 13487284 A JP13487284 A JP 13487284A JP 13487284 A JP13487284 A JP 13487284A JP S6115564 A JPS6115564 A JP S6115564A
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JP
Japan
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eddy current
grooves
brake disc
brake device
brake
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Pending
Application number
JP13487284A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Ogawa
小川 正良
Yoneriki Wakita
脇田 米力
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPS6115564A publication Critical patent/JPS6115564A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K49/00Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes
    • H02K49/02Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は鉄道車両等に使用されるディスク形の渦電流
ブレーキ装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
車両用渦電流ブレーキ装置は、一般に第11図及び第1
2図に示す如く、車両の台車(図示せず)の車軸1の左
右車輪2相互間途中に制動円板3のボス部3aを圧入嵌
合して該車軸1と一体に回転するように固定し、一方上
記台車の台枠フレーム4に支持して固定枠5を上記ディ
スク3の路上半部を上側から覆う状態に設け、その固定
枠5内両側面部に励磁コイル6を巻いた励磁用磁極鉄心
7を複数個ずつ配設してなる構成で、その両側複数個ず
つの磁極鉄心7は上記制動円板3の周方向に間隔を存し
て配列してそれぞれ該制動円板3の外周寄り側面部に対
向されている。
こうした渦電流ブレーキ装置は、回転している制動円板
3に渦電流を発生させて車軸1に回転制動力を与えるも
のである。つまり車両走行中に、円板3が回転している
ので、その制動円板3に渦電流が発生する。この制動円
板3に発生した渦電流の作用により、その制動円板3に
その回転方向と逆方向の制動1〜ルクが働き、その制動
1〜ルクが車軸1に伝達されて車両の減速力どなる。
ところで、このような渦電流フレ−キ1%!では、制動
円板3が回転により磁束を交叉づることで渦電流が発生
する。このことより回転制動力の増大を図るには、制動
円板3の回転速度を一定どした場合、次の手段を講じな
ければならない。
(1)制動円板3を大形にしてその両側面の面積を広く
する。
(2)励磁用磁極鉄心7を大きくする。
(3)磁束密度を大きくする。
しかし、上記(1)、(2)項の如く制動円板3や励磁
用v1極鉄心7を大きくすることは、装置全体の大形化
を招き、車両特有の床下空間が限定されている場所では
困難である。また仮にある程度大きくできたとしても装
置全体の重量が重くなり、車両型■やエネルギー効率等
において問題となり、出来るだけ小型軽量化したいとの
志向と逆行することとなる。
また、上記(3)項の如く磁束密度を高くすることは、
磁束が飽和したり、制動円板3に発生した渦電流により
発熱が生じて高温状態となる。その制動円板3の温度が
高くなると、回転制動力が低下するようになったり、制
動円板3自体に撓みが生じ、その撓み量が許容値を越え
ると、渦電流ブレーキ装置が使用不能となってしまう。
従って制動円板3の温度1胃を低く押えるべく、上記磁
束密度をあまり高くできない。このために渦電流ブレー
キ装置ではその回転制動力や制動動作時間が厳しく制限
されているのが現状である。
〔発明の目的〕
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、制動円板や
励磁用磁極鉄心等を大形にしたり、許容(品度上昇値を
高くしたりすることなく、大きな回転制動力を得ること
ができると共に、制動作動時間も長くとれ、小型軽伍で
非常に品性ahな渦電流ブレーキ装置を提供することを
目的どり“るものである。
(発明の概要) この発明の渦電流ブレーキ装置は、車両の車軸に固定し
た制動円板の両側面に対向させてそれぞれ励磁コイルを
巻いた励磁用磁極鉄心を複数個配設し、その励磁コイル
に通電することにより回転中の上記制動円板に渦電流を
発生させて車軸に回転制動力を与える渦電流ブレーキ装
置において、上記制動円板の両側面に径を大小異にする
内外環状溝及びその内外環状溝相互を繋ぐ複数の放射状
溝をそれぞれ形成し、その両側の内外環状溝及び放射状
溝内にそれぞれ二次回路を構成づる導電部材を設けた構
成で、制動時その制動円板の両側溝の導電部材に二次電
流が流れて、より大きな回転制動力が1qられるように
なるものである、。
〔発明の実施例〕
以下この発明の一実施例を第1図乃至第3図に従え説明
する。なお、ここでは上記第11図及び第12図の制動
円板3以外の固定枠5や励磁コイル6、励磁用磁極鉄心
7等は従来同様であるので、その説明及び図面を省略し
て、説明の簡略化を図ることにする。
ここで図中10は従来同様に中央部にボス部10aを有
した制動円板で、この制動円板10の両側面にそれぞれ
径を大小異にする内外環状溝11゜12と、その内外環
状溝11.12相互間を繋ぐ複数の放射状溝13とが形
成されて、それらの両側の合溝に一体連続して二次回路
を構成する導電部材14が設けられている。更に詳述す
ると、上記内環状溝11は上記制動円板10の両側面の
ボス部10aに近い位置に小径な円をなす状態に形成さ
れ、外環状溝12は上記制動円板10の両側面の外周縁
に近い位置に大きな径の円をなす状態に形成されて、上
記放射状溝13は制動円板10の両側面の内環状溝11
から外環状溝12に各々直線状に亘って複数本ずつ(例
えば図示の如く4本ずつ)周方向に等間隔を存して形成
されており、しかもそれら4本ずつの放射状溝13は制
動円板10両側で互いに対向せずに周方向に45度位相
をずらして形成されている。また上記導電部材14は鉄
製の制動円板10より電気抵抗が小ざい銅等の良導電材
で、上記制動円板10の両側の谷溝11.12.13に
それぞれ連続して埋込む状態に設けられて、その制動円
板10の両側にイれぞれ二次回路を構成するようになっ
ている。
なお、上記各溝11.12.13内への導電部材14の
埋込みは、その材料である銅等の良導電製材温を該溝1
1.12.13内にまんべんなく流し込んで硬化すると
言った鋳込み方式にJ:り密に埋込まれている。
また、上記導電部材14が制動円板゛10の回転による
遠心力や走行震動等により1111,12゜13から離
脱しないように、その各%11.12゜′ 13の断面
幅及びその溝内に埋込まれている導電部材14の断面幅
が制動円板10の表面側よりもその反対側が広くなって
いる。即ち、溝内が溝底に行くに従え幅広となる一種の
あり溝状になって導電部材14と密に嵌まり合っている
而して、上述の如く両側面に導電材14を埋込んだ制動
円板10を第11図及び第12図に示した制動円板3の
代わりに用いて構成した渦電流ブレーキ装置の作用を述
べると、第3図は制動円板10を片側から見てその一側
面の一部を展開した状態図で、今仮に制動円板10が矢
印15で示す方向に回転しているとして、図示しない固
定枠5に取付けた各励磁用磁極鉄心7−.7.7′の励
磁コイルに直流電流を流すと、その励磁用磁極鉄心7′
(N極ン→制動円板1o→励磁用磁極鉄心7(S極)→
固定枠5→励磁用磁極鉄心7−(N曲)で磁気回路を構
成する。この状態で制動円板10が回転していることで
、従来同様に該制動円板10に渦電流が発生して上記回
転方向15と逆の回転制動力が発生する。これと同時に
上記制動円板10の側面の導電部材14が上記磁気回路
の磁束を切ることで、その導電部材14からなる二次回
路にはフレミングの右手の法則により図示矢印16,1
7.18の如く電流が流れる。これにて制動円板10に
は、その二次回路の電流17によりn極が、また電流1
8によりS極が発生し、し同極同志は反発し合う力が発
生するにうになり、そのノコが制動円板10の回転方向
15ど逆の回転制動力となる。
つまり、この渦電流ブレーキ装置では、従来同様に制動
円板10に発生する渦電流にJこる回転制動力に加えて
、該制動円板10の導電部材14による二次回路より得
られる回転制動力が作用することで、制動円板や励磁用
磁極鉄心を大形にしたり磁束密度を大きくしたりするこ
となく、大きな回転制動力が得られるようになる。特に
導電部材14は制動円板10より電気抵抗が低いので、
電流が流れ易く、より大きな回転制動力が得られる。
また、上記従来一般のアラボの円板の原理と称される制
動円板の渦電流の発生による回転制動力は、高速回転域
において比較的高回転制動ノ〕が得られるが、低速回転
域では回転制動力があまり得られない特性となっている
。これに対して上記制動円板10に埋込んだ導電部材1
4からなる二次回路による回転制動力は、高速回転領域
よりも低速回転領域において高く得られる特性がある。
従ってこの発明の渦電流ブレーキ装置では、従来の渦電
流による回転制動特性と二次回路による回転制動特性と
の双方の特長を合せ持つことになって、低速回転域から
高速回転域まで常に一定に安定した高い回転制動力が得
られるようになる。
しかも上述の如く電気抵抗が低いので自ずと発生熱量も
少なく、大きな回転制動力が得られる割には制動円板1
0の温度上昇を低く押えることが可能である。
次にこの発明の他の実施例をいくつか説明する。
先ず第4図(a>乃至(C)では、制動円板10に溝底
部がハの字状に幅広となった放射状溝23を形成し、こ
の溝23に対して断面逆V字状に内端部が割れた先割れ
導電部材24を打込んで、その導電部材24の内端を左
右に広がらせ、最終的には第4図(C)の如く該導電部
材24を溝23内からM脱しない密嵌状態に埋込んだ構
成である。
なお上記放射状溝23だけでなく図示しないかは内外環
状溝及びそれらの部分に嵌込まれる導電部材も上記同様
に構成してもよい。
第5図及び第6図では、制動円板10に断面溝幅が表面
側も溝底も均等な内外環状溝31 +’ 32を形成す
ると共に、第6図に示す如く表面側溝幅を段状的に幅狭
とした複数の放射状溝33を上記内環状溝31から外環
状溝32を突っ切って制動円板10外周面に亘り開口す
るように形成し、そして先ず内環状溝31内にそれと同
径の環状導電部材34aを嵌合し、その状態で制動円板
10の外周面より各放射状溝33に断面角形導電部材3
4bをその先端が上記内環状導電部材348に突き当た
るまで挿入するように打込み、その後に外環状溝32内
にそれと同径の環状導電部材34cを嵌合し、その状態
で上記各導電部+43/Ia、34b、34c相互を溶
接等して一体化した構成である。
なお、上記第5図及び第6図の実施例において放射状溝
33とそれに埋込まれる導電部材34bは、第7図に3
3′及び34b−で示す如き断面形状としてもよい。
第8図及び第9図では、制動円板10に断面溝幅が表面
側も溝底も均等な内外環状溝41.42及び放射状溝4
3を形成し、それら141,42゜43内に導電部材4
4を嵌め込むと共に、制動円板10の表面部にその外周
から外環状溝42上を横切って放射状溝43上に沿い且
つ内環状溝41上を横切るまでに亘る断面偏平亀甲形状
クサビ溝45を形成し、そのクサビ溝45にその長手方
向全体に亘り非磁性体からなるクサビ46を打込んで、
そのクサビ46により上記内外環状溝41゜42及び放
射状溝43内の導電部材44を押え付けた構成である。
なおそのクサビ46はクサビ溝45から抜けないJ:う
に制動円板10の外周部に溶接固定する。
第10図では、外環状溝52を制動円板10の外周縁部
に形成した構成で、その他は先きの実施例と同様である
〔発明の効果〕
この発明は上述した如くなしたから、制動円板や励磁用
磁極鉄心等を大形にしたり、訂容温度上昇値を高くした
りすることなく、制動円板に設けた二次回路に流れる電
流により、より大ぎな回転制動力を安定して得ることが
できると共に、制動作動時間も長くとれ、小型軽量で非
常に高性能な渦電流ブレーキ装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの発明の一実施例を示すもので、
第1図は制動円板の側面図、第2図は第1図のA−A線
に沿う断面図、第3図は制動円板の二次回路の作用を説
明する一部展開図、第4図(a)(b)(c)はこの発
明の他の実施例を示す溝に対する導電部材の埋込み状態
の[!li面図、第5図はこの発明の更に他の実施例を
示す制動円板の一部省略した側面図、第6図は第5図の
B−B線に沿う断面図、第7図は第6図の変形例を示す
断面図、第8図はこの発明の更に他の実施例を示す制動
円板の一部省略した側面図、第9図は第8図のC−C線
に沿う断面図、第10図はこの発明の更に他の実施例を
示す第2図相当図、第11図は従来例を示す渦電流ブレ
ーキ装置全体の側面図、第12図は第11図のD−D線
に沿う断面図である。 1・・・車軸、2・・・車輪、3,10・・・制動円板
、3a、 1Qa・・・ボス部、4・・・台枠フレーム
、5・・・固定枠、6・・・励磁コイル、7.7−・・
・励磁用磁極鉄心、11.31.41・・・内環状溝、
12,32゜42.52・・・外環状溝、13,23,
33゜33”、43・・・放射状溝、14,24.34
.34−.44・・・導電部材、15・・・制動円板回
転方向。 16.17.18・・・二次回路電流、45・・・クサ
ビ溝、46・・・クサビ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 毎1図 第3図 ヱy4図 (a)     (b)     (c)第5図 第6図 第7図 第8図 第10図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両の車軸に固定した制動円板の両側面に対向さ
    せてそれぞれ励磁コイルを巻いた励磁用磁極鉄心を複数
    個配設し、その励磁コイルに通電することにより回転中
    の上記制動円板に渦電流を発生させて車軸に回転制動力
    を与える渦電流ブレーキ装置において、上記制動円板の
    両側面に径を大小異にする内外環状溝及びその内外環状
    溝相互を繋ぐ複数の放射状溝をそれぞれ形成し、その両
    側の内外環状溝及び放射状溝内にそれぞれ二次回路を構
    成する導電部材を設けて構成したことを特徴とする渦電
    流ブレーキ装置。
  2. (2)放射状溝は制動円板の両側面に互いに位相をずら
    して設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の渦電流ブレーキ装置。
  3. (3)溝と導電部材は断面幅が制動円板の表面側よりも
    その反対側が広くなっていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の渦電流ブレーキ装置。
JP13487284A 1984-06-29 1984-06-29 渦電流ブレ−キ装置 Pending JPS6115564A (ja)

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