JPS61155143A - 予約機能付複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明は、自動原稿送り装置（ＡＤＦ）にセットされ
た予約原稿を自動的に複写処理する予約機能を備えた複
写機に関する。

〈発明の概要〉 本発明は、ＡＤＦを使用した複写の予約プログラムが設
定可能でその予約の複写条件の１つとして給紙カセット
を指定する予約機能付複写機に係り、予約複写の実行前
に、指定された給紙カセットが抜き取られていたり、そ
の給紙カセットの用紙残量が不足しているのを検知して
警告するようにしたものである。

〈従来技術〉 従来の予約機能付複写機では、予約複写で使用するため
に指定している給紙カセットを、予約複写の実行前に予
約以外の複写にも使用した場合、その給紙カセットの用
紙が減少して予約複写の際に用紙不足により予約複写が
中断したり、また指定した給紙カセットが複写機本体か
ら抜き取られていると予約複写が実行されないといった
不具合を生じている。

〈発明の目的〉 この発明は上記従来の問題点に鑑み、指定した給紙カセ
ットの装填有無およびカセットの用紙不足を検知したと
き警告することにより、カセットの未装填による予約複
写の不実行または用紙不足による予約複写の中断トラブ
ルをなくすことのできる予約機能付複写機を提供するこ
とを目的とする。

〈発明の構成および効果〉 この発明は、予約設定後、指定手段により指定された給
紙カセットに予約複写分の用紙があるかどうかを、残量
検知手段の検知量に基づき判断する判断手段と、 前記判断手段により用紙不足と判断したとき警告を発生
する手段とを育することを特徴とする。

上記構成により本発明によれば、予約設定後、指定した
給紙カセットが装填されていない場合、または給紙カセ
ットの用紙が不足している場合には給紙カセットの未装
填または用紙不足を警告する。これにより、指定してい
る給紙カセットを、予約複写の実行前の予約以外の複写
にも使用しその給紙カセットの用紙が減少しても用紙不
足の警告が発生されることにより用紙を追加して補うこ
とができ、用紙不足による予約複写の中断を回避するこ
とができる。また、指定した給紙カセットが装填されて
いないときも警告により正常に給紙カセットをセットし
て予約複写を実行することができる。

〈実施例〉 第２図はこの発明の実施例である予約機能付複写機の全
体構造図である。

１は感光体ドラム２を含む複写プロセス機構を内蔵した
複写機本体である。複写機本体１には給紙カセット３．
４が２段に装填されている。各給紙カセットには異なる
サイズの用紙がセントされる。

７は複写機本体１の上部に装着したＡＤＦであり、２段
の予約原稿台９．１０を有する。８は予約原稿台９．１
０にセットされた予約原稿を１枚ずつ複写機本体ｌの露
光位置に搬送し、複写プロセスの終了後複写済み原稿を
ＡＤＦ？上部の原稿排紙台１３側に排出する原稿搬送ベ
ルトである。

１１．１２は予約原稿台に配置した原稿検知センサであ
る。原稿検知センサ１１，１２は投受光器で構成されて
おり、予約原稿台９，１０に設けた反射シート（図示せ
ず）に投光し、その反射光を受光して原稿台に予約原稿
がセットされていないのを検知する。予約原稿がセット
されているときにはセンサ受光量が減少し原稿セットを
検知する、１８は原稿台上の予約原稿をフィードする給
紙ローラである。

１４は複写用紙を仕分けて収納するソータであり、複数
段のビン１５を有している。最下段には予約専用のビン
１６が設けられている。予約複写時の複写用紙はビン１
６に排出される。

第３図はＡＤＦｌＩＪｉ１部の概略ブロック図である。

原稿検知センサ１１．１２の検知出力は比較器５６によ
り基準値と比較される。センサ検知出力が基準値以下の
とき比較器５６より原稿未セツト信号をＣＰＵ３０に出
力する。ＣＰＵ３０は比較器５６の比較結果に応じて予
約原稿のセット／未セットを判定する。

第４図はＡＤＦ操作部３１を示している。ＡＤＦ操作部
３１には上段予約キー３２．下段予約キー３３および予
約メモリキー３４が設けられている。上段予約キー３２
．下段予約キー３３は予約原稿台を指定するためのもの
であり、それぞれに予約表示器３５．３６が設けられて
いる。３７゜３８はそれぞル予約原稿のセントを促す表
示器。

原稿の取り忘れを表示する表示器である。３９゜４０は
予約原稿の枚数を入力するためのアップダウンキーであ
る。４１は入力された予約原稿の枚数を表示する原稿枚
数表示器である。予約複写のときに使用する上段または
下段の給紙カセット区別は複写部数、濃度等の複写条件
とともに本体操作部（図示せず）で入力する。４２．４
３は予約カセット表示器である。本体操作部で入力した
複写部数は同操作部の部数表示器（図示せず）に表示さ
れる。４４は予約カセットの用紙不足を警告するための
用紙補給表示器、４５は予約カセットの未セットを警告
するためのカセット戻し表示器である。各表示器は警告
時に点灯して、用紙補給またはカセット戻しを表す図形
が操作パネルに浮き出るようにしたものである。４６は
予約カセットの未セットまたは用紙不足のときアラーム
音（警告音）を発生するスピーカである。ＡＤＦ操作部
３１にはアラーム発生回路（図示せず）が設けられてい
る。

第５図は給紙カセットおよび予約専用のビン１６に設け
た用紙残量または排紙最大収容量検知手段を示している
。この検知手段はカセットまたはビンの内側壁に設けた
投光器５２と受光器５３ａ〜５３ｅからなる。受光器５
３ａ〜５３ｅは用紙の堆積方向に配置されている。給紙
カセットにセットされている複写用紙５１の上部より下
に位置している受光器は用紙により遮光されるため、そ
の遮光された受光器の数によりカセットに残っているカ
セット用紙枚数、即ち用紙の残量を検知する。一方ビン
１６の場合、複写用紙により遮光された受光器より上に
位置し、投光器５２からの光を受光した受光器の数によ
りビン１６への排紙可能な複写用紙の枚数、即ち神祇最
大収容量を検知する。第３図の５４ａ〜５４ｅはそれぞ
れ受光器５３ａ〜５３ｅの受光出力を検出して、その受
光信号レベルを判定する判定回路であり、その判定結果
をＣＰＵ３０に出力する。尚、給紙カセットが装填され
ていないときは、上記判定回路からＣＰＵ３０に判定結
果が出力されないのでそれによってカセットの未装填を
検知する。

本実施例では、予約複写時に使用可能な複写用紙の枚数
を、ビン１６の排紙最大収容枚数で予約設定時にチェッ
クするが、給紙カセットのセットされている複写用紙の
残り枚数または給紙カセットの最大収容可能枚数でチェ
ックするようにしても、よい。

予約手順としては、まず空いている原稿台の予約キーを
押す。すると、原稿セ・ノド表示用表示器３７が点滅し
原稿セットを促す。このとき押下された予約キーの予約
表示器３５または３６も点滅する。続いて原稿台に予約
原稿をセットすると、表示器３７の原稿セット表示が消
える。次に原稿枚数、原稿部数、複写用紙サイズ、使用
する給紙カセット。濃度等の複写条件を入力し、予約メ
モリキー３４を押下する。このとき指定した給紙カセッ
トの予約カセット表示器が点灯する。予約メモリキーの
押下により予約内容がメモリされて予約設定を終了し、
選択した予約原稿台の予約表示が点滅から点灯に変わる
。この予約設定の際、ビン１６の排紙最大収容枚数と、
入力された原稿枚数から求めた複写部数が入力された複
写部数より少なければ、その求めた部数が予約複写可能
な限度部数にセットされる。また予約複写のスタート前
に指定された給紙カセットが装填されているか、または
そのカセットに予約複写分の用紙がセットされているか
をチェックし、そのチェックの結果給紙カセットの未装
填または用紙不足と判定したときは、アラーム音を発生
するとともに用紙不足またはカセットの未装填を表示器
４４．４５で表示する。尚、ＡＤＦ複写を終了した後予
約原稿台に原稿が残っているときは表示器３８を点滅し
て取り忘れを表示する。

第６図はメモリ５５の要部構成を示している。

エリアＳ１はビン１６の排紙最大収容枚数を記憶し、エ
リア３２．Ｓ３はそれぞれ入力された原稿枚数、複写部
数を記憶する。Ｓ４，３５はそれぞれ、上段、下段のカ
セットの用紙枚数を記憶する次に、予約設定処理の動作
を第１図（Ａ）、（Ｂ）により説明する。

まず、１段の予約原稿台に原稿がセットされているとす
る。ステップｎｌ（以下、ステップｎｉを単にｎｉとい
う。）にて予約原稿台のセント数ｉを１にセットする。

通常のＡＤＦ複写をスタートするまでの待機状態におけ
る予約設定はｎ２〜ｎ４で行う。プリントスタートスイ
ッチ（図示せず）が押下され通常のＡＤＦ複写がスター
トしているときの予約設定はｎ７〜ｎ９の割り込み処理
で行う。ｎ２０〜ｎ２８はｎ２およびｎ７の予約設定処
理のルーチンＪＯＢＩに対応する。

待機状態のときの予約設定は、まずｎ２０でセット数ｉ
が原稿台数Ｍ（＝２）以下であるかどうかを判断する。

この場合ｆ＝１（＜２）であるので、予約を受は付ける
。予約キー３２または３３が押下されると（ｎ２１）、
複写条件の入力を受は付ける（ｎ　２２）。このとき入
力された予約原稿の原稿枚数Ｄ２および複写部数Ｄ３は
それぞれエリアＳ２．Ｓ３にストアされる。原稿枚数値
は原稿枚数表示器４１にデジタル表示される。また複写
部数値は本体操作部の部数表示器にデジタル表示される
。前記の排紙最大収容量検知手段によって検知したビン
１６の排紙最大収容枚数ＤｉはエリアＳｌにストアされ
る。複写条件の入力後、原稿枚数Ｄ２で排紙最大収容枚
数ＤＩを除算してＤＩ／Ｄ２の商より、予約可能な複写
部数の限度値を求める（ｎ　２３）。続いて、入力され
た複写部数Ｄ３と求めた複写部数の限度値とを比較する
（ｎ２３）。入力部数が限度値以下のときは予約原稿台
９または１０に予約原稿がセ・ノドされているかどうか
を判断する（ｎ２４）。原稿検知センサ１１または１２
で原稿セットを検知したときは、予約メモリキー３４に
よる予約設定の完了を受は付け、一方原稿の未セントを
検知したときは原稿セントが行われるまで予約メモリキ
ー３４による予約設定の完了を受は付けない（ｎ２３．
ｎ２４）。これにより予約原稿のセットを忘れている場
合には空原稿のままで予約複写を実行するのを防止する
ことができる。原稿がセットされ、予約メモリキー３４
が押下された場合その予約内容を記憶しかつセット数ｉ
を１アツプする（ｎ２５゜ｎ２６）。

一方、人力部数が複写部数の限度値を越えているときは
、その限度値、即ちＤｉ／Ｄ２の商をエリアＳ３にセッ
トする（ｎ２７）。続いて、部数表示器の表示値を入力
値Ｄ３から限度値に変更する（ｎ　２　Ｂ）。これによ
り予約複写時の複写部数が上記限度値に規制するので複
写部数オーバーによる予約複写の中断をなくすことがで
きる。複写部数の表示後ｎ２４に進み、予約原稿のセッ
ト有無を判断し、原稿セットであれば予約メモリキーに
よる設定完了を行う（ｎ２４．ｎ２５）。

上記のＪＯＢＩにより予約設定を完了した場合、ｎ３で
再度予約原稿のセット状態を判断する。

原稿検知センサ１１または１２により原稿の未セットを
検知し予約設定後に原稿が抜き取られていると判断した
ときには、その予約を取り消すとともに予約内容をクリ
アする（ｎ４）。これにより空原稿のままで予約複写が
スタートするのを未然に防止することができる。原稿が
抜き取られていす正常にセットされている場合、予約設
定を完了する。予約設定の後プリントスタートスイッチ
が押下されると予約原稿の前にセットしている原稿につ
きＡＤＦ複写をスタートする（ｎ５）。

ＡＤＦ複写の実行中に予約をする場合、その複写プロセ
スの過程（ｎ６．ｎｌＯ，ｎ１ｌ）で前記ＪＯＢＩによ
り予約設定を行う　（ｎ７〜ｎ９）。このときも予約原
稿が未セットの状態では予約設定を完了せず、また設定
完了後に予約原稿が抜き取られているのを検知すると予
約を取り消しかつ予約内容をクリアする（ｎ　２４．　
　ｎ　８．　　ｎ　９）予約設定の後、予約給紙カセッ
トの装填有無および予約給紙カセットの用紙残量を検知
する（ｎ１１）。ここでエリアＳ３に設定されている入
力部数またはｎ２７でセットしたＤＩ１０２の商をＤ４
とする。また給紙カセット３．４にセットされている用
紙の枚数をＣｊ　　（ｊ＝１．２）とする。ｎｉｌでは
前記用紙残量検知手段で検知した各給紙カセットの用紙
枚数Ｃｊを入力原稿枚数Ｄ２で除算して、その値Ｃｊ／
Ｄ２とＤ４とを比較する。この比較チェックは複写機本
体１に装填されている給紙カセットの装填数ｍだけ行う
（ｎ１２、ｎ１３）。本実施例では２段の給紙カセット
３．４につき行う（ｍ＝２＞、Ｄ４＜Ｃｊ　／Ｄ２のと
き予約複写分の用紙がセットされていると判断してチェ
ック回数ｊをリセットしｎ２に戻る（ｎ１４、ｎ１５）
、一方、Ｄ４≧Ｃｊ／Ｄ２のときは、ｎ１６にて指定の
給紙カセットが装填されていない場合かまたは用紙不足
の場合かを判断する。給紙カセットの未装填のときはア
ラームを発生するとともにカセット戻しの表示を行う（
ｎ１７）。用紙不足のときはアラームを発生するととも
に用紙補給の表示を行う　（ｎ１８）。上記のアラーム
および表示による警告によって、予約カセットが抜き取
られている状態および予約複写以外の複写により複写用
紙が予約複写分より減少している状態を確実に知ること
ができる。従って、予約複写のスタート前に前回の使用
者に給紙カセットを元に戻させたり給紙カセットに用紙
を補給させたりして、給紙カセットの未装填や用紙不足
に起因する予約複写の不実行または中断が生じるのを未
然に防止し、確実に予約複写を実行することができる。

しかも、用紙補給表示が出ると、用紙を追加しなければ
予約以外の複写を続行できないのでその複写の終了時点
で予約複写分の用紙を確保することができる。上記の比
較チェックは予約複写以外のＡＤＦ複写をしている間、
複写プロセスを終了する度に行うので（ｎ１５）、予約
複写がスタートする前に指定の給紙カセットの未装填ま
たは用紙不足を警告することができる。

上記ｎｉｌ〜ｎ１３．ｎ１６は本発明の判断手段に、ｎ
１７．ｎ１Ｂは本発明における警告を発生ずる手段に対
応する。

尚、複写部数の設定においては、ビン１６の排紙最大収
容枚数とともに給紙カセットの複写用紙の残り枚数およ
び給紙カセットの最大収容可能枚数を検知してそれらの
うち最小値を用いて予約可能な複写部数を規制する゛よ
うにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）、　　（Ｂ）はこの発明の実施例である予
約機能付複写機の予約機能動作を示すフローチャート、
第２図は同複写機の全体構造図、第３図は同複写機のＡ
ＤＦ制御部のブロック図、第４図はＡＤＦ操作部を示す
図、第５図は給紙カセットに設けた用紙残量検知手段を
示す図、第６図はメモリの要部構成図である。 ７−自動原稿送り装置、３．４−給紙カセット、９．１
０−予約原稿台、１６−予約専用のビン、５２−投光器
、５３ａ〜５３ｅ−受光器。 第４図 ３１ＡＤＦ詞にイ乍郁 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）自動原稿送り装置にセットされた予約原稿を自動
   的に複写処理する予約機能、予約複写に使用する給紙カ
   セットを指定する指定手段、給紙カセットの用紙残量を
   検知する残量検知手段を備えた複写機において、 予約設定後前記指定手段により指定された給紙カセット
   に予約複写分の用紙があるかどうかを前記残量検知手段
   の検知量に基づき判断する判断手段と、 前記判断手段により用紙不足と判断したとき警告を発生
   する手段とを有してなる予約機能付複写機。