JPS61153891A

JPS61153891A - 磁気テ−プ及び磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPS61153891A
Application number: JP27797284A
Authority: JP
Inventors: Satoshi Uchiumi; 聡内海
Original assignee: Pioneer Electronic Corp
Current assignee: Pioneer Corp
Priority date: 1984-12-27
Filing date: 1984-12-27
Publication date: 1986-07-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はビデオテープレコーダ等の回転磁気ヘッドによ
り情報を記録再生する磁気記録再生装置と磁気テープに
関する。

〔従来の技術〕

ビデオテープレコーダに代表される磁気記録再生装置に
おいて、所定の記録又は再生位置を検索１　　（サーチ
）するためにテープカウンタが用いられる場合がある。

しかしながらテープカウンタによる検索は正確さに欠け
る欠点がある。そこで一般的に回転ドラムのパルスジェ
ネレータから得られる３０七の矩形波信号よりなるトラ
ッキング制御のためのコントロール信号（ＣＴＬ信号）
が検索のために利用される場合がある。ＣＴＬ信号はそ
の一方のエツジのタイミングがトラッキングのために利
用されているだけなので、デユーティを変化させた信号
を位置検索のための頭出し信号（キュー信号あるいはイ
ンデックス信号）とすることができるのである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら斯かるＣＴＬ信号を利用して検索する方法
は、ＣＴＬ信竺が記録搭れソトラックに対応して配置さ
れる固定ヘッドとその周辺の付加回路を必要とし１例え
ば最近規格化がなされた所謂８閣ビデオテープレコーダ
の如く、各トラックにトラッキング用のパイロット信号
が記録され、ＣＴＬ信号を必要としない装置においては
基本的に利用することができない、もし採用するとする
と基本的には必要のない固定ヘッド等を検索のためだけ
に特別に設けなければならない。また１つの傾斜（ビデ
オ）トラックに対応する複数のインデックスを１本のキ
ュートラックに記録する場合、例えば時分割等の特殊な
記録方法が必要となり、装置が複雑かつ高価となる。そ
してキュートラックからの再生信号の周波数は、早送り
又は巻き戻し時においては通常の記録再生時における場
合の数十倍となる。大幅に変化する周波数、周期、波形
、振幅等を処理してトラック毎のインデックス信号を抽
出することは極めて困難である。さらにキュートラック
は磁気テープのエツジの近傍にあるためテープガイドに
よる損傷を受は易い欠点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の磁気記録再生装置を８閣ビデオテープ
レコーダに応用した場合のブロック図を表わしている。

同図において１１は回転ドラムであり、内部に図示せぬ
記録又は再生用の回転磁気ヘッドが装着されている。１
２は回転ドラム１１を回転させるモータである。１３と
１４は回転ドラム１１の回転に対応した周波数と位相の
信号を各々出力する周波数発電器とパルス発生器であり
、その出力はサーボ回路１５に供給されている。サーボ
回路１５はモータ１２に回転制御信号を出力するととも
に、複数個の回転磁気ヘッドを切り換えるヘッド切り換
え信号（Ｈ５ＷＰ信号）を出力する。このヘッド切り換
え信号は必要に応じて設けられる可変遅延回路１６を介
してパルス発生回路１７に供給される。パルス発生回路
１７はスイッチ１８のオン、オフを制御するパルスを出
力する。１９はマイクロコンピュータ等よりなる制御装
置であって、スイッチ２０．２１のオン、オフを制御す
るようになっている。２２は情報を記録又は再生する回
転磁気ヘッドに供給される信号を増幅する記録アンプで
ある。２３はインデックス回路であり、インデックス信
号をスイッチ２０を介して加算器２４に出力するととも
に、プリアンプ２５の再生信号からインデックス信号を
検出するようになっている。２６は必要に応じて付加さ
れる発振回路であり、インデックス信号の消去電流を図
示せぬ消去用回転磁気ヘッドに供給するようになってい
る。

〔作用〕

しかしてその作用を第３図乃至第６図を参照して説明す
る。記録アンプ２２にはビデオ信号、オーディオ（ＰＣ
Ｍ）信号、パイロット信号等の記録されるべき信号が、
図示せぬビデオ記録回路。

ＰＣＭ記録回路、トラッキング記録回路等より各々供給
され、これらの信号が回転磁気ヘッドにより磁気テープ
上に記録される。この間サーボ回路１５は周波数発電器
１３とパルス発生器１４からの信号を基準信号と比較し
、その誤差信号に対応してモータ１２の回転を制御する
。再生時においては回転磁気ヘッドからの再生信号がプ
リアンプ２５で増幅されてビデオ再生回路、ＰＣＭ再生
回路、トラッキング回路等に供給される。

第３図はこのようにして信号６が記録された磁気テープ
上の様子を表わしている。すなやち磁気テープ１にはそ
の長手方向に対して傾斜したトラック２が形成される。

トラック２は便宜上、磁気テープ１の回転ドラム１１に
対する巻回角が約３６度に対応する第１の部分と、約１
８５度に対応する第２の部分とに区分され、前者にはＰ
ＣＭオーディオ信号とトラッキング用パイロット信号（
ＴＰＳ信号）が、また後者にはＦＭビデオ信号と。

ＦＭオーディオ信号と、トラッキング用パイロット信号
が各々記録可能となっている。隣接するトラック２の一
方においては正の方向に、他方においては負の方向に、
各々対応する回転磁気ヘッドのアジマス角度が約１０度
傾斜しており、隣接トラックからのクロストークが少な
くなるようになっている。一方のエツジ３の近傍には幅
Ｒのオーディオトラック４が形成されており、必要に応
じて通常のアナログオーディオ信号が固定ヘッドにより
記録可能となっている。他方のエツジ３の近傍には＠Ｃ
のキュートラックが形成されており、必要に応じてキュ
ー信号が固定ヘッドにより記録されるようになっている
。５と７は情報記録トラックと制御信号記録トラックと
の間に設けられたガードトラックである。

第４図は１つの叶ラック２を拡大して示してい記録され
る部分ａと、ＰＣＭオーディオ信号等のデータが記録さ
れる部分すと、アフターレコーディングのためのマージ
ン部Ｃと、直前のフィールドのビデオ信号が連続して記
録されるビデオオーバラップ部ｄとに区分することがで
きる。部分ｄの終了位置が回転磁気ヘッドの切り換え位
置とされ、そこから距離ｅだけ離間した位置に垂直同期
信号が位置するようになっている。これら各部の長さは
２例えばＮＴＳＣ方式における場合のように５２５ライ
ン、６０フイールドのシステムと、例えばＰＡＬ方式に
おける場合のように６２５ライン、５０フイールドのシ
ステムにおいて表に示すように設定されている。

第５図は第１の部分に対応する部分を複数個筒２の部分
に形成した場合を示している（部分ｄは第２の部分に含
めて考えることもできるが、便宜上第１の部分に含めて
考える）、すなわち第１の部分の長さは第２の部分の長
さの略５倍という整数倍となっており、第２の部分に第
１の部分に対応する部分を５つ形成し１部分ａ乃至ｄよ
りなる合計６つの各部分に各々例えばＰ　ＣＭオーディ
オ信号を記録するようになっている。

表次にインデックス信号の記録再生動作について説明する
０本発明においてはインデックス信号はトラック２の第
１の部分と第２の部分との境界部（部分ｄ）に記録され
る６部分ｄはＮＴＳＣ方式の場合３．８Ｈ（ＰＡＬ方式
の場合４．５Ｈ）の長さを有し、ヘッド切り換え位置の
許容誤差±１゜５Ｈ（ＰＡＬ方式の場合±１．８Ｈ）を
除いても。

０．８Ｈ（ＰＡＬ方式の場合０．９Ｈ）の部分工が残る
ので、その部分工にインデックス信号を記録することが
できるのである。サーボ回路１５は、回転ドラム１１の
回転に対応した周波数発電器１３とパルス発生器１４の
出力から、例えば所定のクロックパルスを計数すること
により必要に応じて所定の遅延時間を得て、ヘッド切り
換え信号を出力する（第６図（ａ））。この信号は可変
遅延回路１６を介してパルス発生回路１７に供給される
（第３図及び第４図に示したようなトラックの構成であ
る場合可変遅延回路１６は必ずしも必要ではない）、パ
ルス発生回路１７はヘッド切り換え信号発生時から所定
時間経過したとき（例えばＮＴＳＣ方式の場合２６０．
２　（５２５Ｘ　（１８０−２，６２）／３６０＋１．
５）Ｈが経過シタとき）、すなわち部分ｄのインデック
ス信号の記録部分工が到来するタイミングにおいて（第
６図（ｂ））所定幅（０，８Ｈ以内）のパルスを出力し
、その間スイッチ１８をオンする（第６図（Ｑ））。イ
ンデックス記録操作がなされたとき制御袋Ｗ１１９はス
イッチ２ｏ、２１をオンするから、インデックス回路２
３からスイッチ２０を介して入力されているインデック
ス信号（第６図（ｄ））は、加算器２４において例えば
数ＭＨｚのバイアス信号（第６図（ｅ））と加算され、
スイッチ１８゜２１を介して記録ラップ２２に供給され
る（第６図（ｆ））。斯かる動作は記録すべき期間（例
えば数秒間）にわたって行われる。従ってインデックス
信号が部分工に記録されたトラック２が所定本数形成さ
れる。

第５図に示したように１本のトラック２の全てに例えば
ＰＣＭオーディオ信号が記録さる場合は、１つのトラッ
ク２の６つの部分工においてスイッチ１８がオンされる
ように可変遅延回路１６が設けられる。この場合におい
ても第３図及び第４図に示した場合と基本的なタイミン
グが一致しているから、可変遅延回路１６以外に特別な
回路を別に設ける必要はない。

一方検索時においては、インデックス信号が記録された
磁気テープ１が回転ドラム１１に巻回されたまま早送り
又は巻き戻される。このときインデックス回路２３は、
回転磁気ヘッドからプリアンプ２５を介して供給される
再生信号からインデックス信号を検知し、検知したとき
その検知信号を制御装置１９に出力する。

インデックス信号は低域変換色信号よりさらに低い周波
数であって、トラッキング用の各パイロット信号ｆ工、
ｆ２．ｆ、、ｆ、（例えば、１０２ｋｌ（ｚ、１１７ｋ
Ｆｔｚ、１４９ｋＨｚ、１６４ｋＨｚ等）より高い、２
３０　ｋＨｚ以下の任意の周波数の信号とすることがで
きる。回転磁気ヘッドの保持部分に圧電素子等を用いて
トラッキング制御する場合は、記録時において複数の回
転磁気ヘッドの高さを制御するために、トラック２の第
１の部分の部分Ｃに所定のパイロット信号ｆ５を記録す
ることができるが、斯かる場合は、このパイロット信号
ｆ５　と同じ周波数の信号をインデックス信号として使
用してもよい、このようにすれば特別に異なる周波数の
信号を生成する回路を用意する必要がなくなる。

以上においては回転磁気ヘッドによりビデオ信号又はオ
ーディオ信号を記録する場合にインデックス信号も記録
するようにしたが、回転磁気ヘッドによりビデオ信号又
はオーディオ信号を再生する場合にインデックス信号を
記録するようにすることもできる。この場合は微弱な再
生信号出力にインデックス信号の漏洩分が影響するので
、インデックス信号供給時はビデオ信号とＦＭオーディ
オ信号を適当にミュートするのがよい。

インデックス信号を消去する場合は、インデックス信号
を印加せず、バイアス信号のみを印加するようにすれば
よい。ただし記録時における場合より、消去電流（バイ
アス電流）を記録位置の前後に余裕を持たせて若干長い
時間印加するとともに、そのレベルを若干増大して消去
効果を大きくするのがよい。

記録再生用の回転磁気ヘッド以外にビデオ又はオーディ
オ信号の消去用の回転磁気ヘッドがある場合は、それに
よりインデックス信号も消去させるようにすることがで
きる０発振回路２６は斯かる場合において消去用回転磁
気ヘッドに消去電流を供給する場合の回路である。

また例えばインデックス信号の周波数を２３０ｋＨｚ、
ヘッドとテープの相対速度を３．７５ｍ／Ｓとした場合
、記録波長は１６．３μｍとなるから、磁気ギャップの
幅を数ミクロン程度に設定すれば、この消去用回転磁気
ヘッドによりインデックス信号を記録させるようにする
こともできる。

第２図は斯かる場合のブロック図である。すなわち消去
用回転磁気ヘッドからの再生信号がプリアンプ３２から
インデックス回路２３に供給されるとともに、インデッ
クス回路２３からのインデックス信号が記録アンプ３１
を介して消去用回転磁気ヘッドに供給されるようになっ
ている。

さらにアジマス角度を無視することができるので、記録
を消去用回転磁気ヘッドとし、再生を記録再生用回転磁
気ヘッドとしたり、その逆にすることもできる。

〔効果〕

以上の如く本発明においては、磁気テープの長手方向に
対して傾斜して形成されるトラックを。

第１の情報を記録する第１の部分と第２の情報を記録す
る第２の部分に区分し、第１の部分と第２の部分との境
界部にインデックス信号を記録するようにしたので、固
定ヘッドを特別に設けずにインデックス信号の記録、消
去が可能であり、磁気テープを回転ドラムに巻回させた
まま早送り又は巻き戻しすることにより検索することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の磁気記録再生装置のブロック図、第２
図はその他の実施例のブロック図、第３図は８ｍビデオ
テープの平面図、第４図及び第５図はそのトラックの拡
大平面図、第６図はタイミングチャートである。１・・・磁気テープ　　２・・・トラック３・・・エツ
ジ　　４・・・オーディオトラック５．７・・・ガード
トラック６・・・キュートラック１１・・・回転ドラム　　１２・・・モータ１３・・・
周波数発電器１４・・・パルス発生器　１５・・・サーボ回路１６・
・・可変遅延回路１７・・・パルス発生回路　１９・・・制御装置２２．
３１・・・記録アンプ２３・・・インデックス回路　２４・・・加算器２５．
３２・・・プリアンプ２６・・・発振回路以上

Claims

【特許請求の範囲】

（１）回転磁気ヘッドによりその長手方向に対して傾斜
したトラックに情報が記録される磁気テープであって、
該トラックは第１の情報が記録されている第１の部分と
、第２の情報が記録されている第２の部分とを有し、該
第１の部分と第２の部分との間には境界部が設けられ、
該境界部に該第１の情報又は該第２の情報のインデック
ス信号が記録されていることを特徴とする磁気テープ。
（２）該第１の情報はＰＣＭオーディオ信号であり、該
第２の情報はＦＭビデオ信号であることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の磁気テープ。
（３）該第１の情報と該第２の情報はともにＰＣＭオー
ディオ信号であることを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載の磁気テープ。
（４）回転磁気ヘッドにより磁気テープの長手方向に対
して傾斜したトラックに情報を記録する磁気記録再生装
置において、該トラックは第１の情報が記録される第１
の部分と、第２の情報が記録される第２の部分とを有し
、該第１の部分と第２の部分との間に境界部を設け、該
境界部に該第１の情報又は該第２の情報のインデックス
信号を記録し、該インデックス信号を利用して検索動作
することを特徴とする磁気記録再生装置。
（５）該境界部の長さは、複数個ある該回転磁気ヘッド
の該トラック上における切り換え位置の許容される誤差
の絶対値の２倍より長く、該切り換え位置から該誤差の
該絶対値以上前の位置に該インデックス信号が記録され
ることを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の磁気記
録再生装置。
（６）該第２の部分は該第１の部分の略整数倍の長さで
あることを特徴とする特許請求の範囲第４項又は第５項
記載の磁気記録再生装置。
（７）該第１の情報はＰＣＭオーディオ信号であり、該
第２の情報はＦＭビデオ信号であることを特徴とする特
許請求の範囲第４項、第５項又は第６項記載の磁気記録
再生装置。
（８）該第１の情報と該第２の情報はともにＰＣＭオー
ディオ信号であることを特徴とする特許請求の範囲第４
項、第５項又は第６項記載の磁気記録再生装置。
（９）該第２の部分には、該境界部を含む該第１の部分
と同様の部分が複数個形成され、各部分の該境界部に該
インデックス信号が記録可能であることを特徴とする特
許請求の範囲第８項記載の磁気記録再生装置。
（１０）該インデックス信号は、該第１及び第２の情報
を記録又は再生する該回転磁気ヘッドにより記録、再生
又は消去されることを特徴とする特許請求の範囲第４項
乃至第９項のいずれかに記載の磁気記録再生装置。
（１１）該第１及び第２の情報を記録又は再生する該回
転磁気ヘッドにより該第１又は第２の情報を再生してい
る場合において、該第１及び第２の情報を記録又は再生
する該回転磁気ヘッドにより該インデックス信号を記録
するときは、その間該第１又は第２の情報の再生出力を
ミュートすることを特徴とする特許請求の範囲第１０項
記載の磁気記録再生装置。
（１２）該インデックス信号は該第１及び第２の情報を
記録又は再生する該回転磁気ヘッドとは異なる回転磁気
ヘッドにより記録、再生又は消去されることを特徴とす
る特許請求の範囲第４項乃至第９項のいずれかに記載の
磁気記録再生装置。
（１３）該インデックス信号は該第１及び第２の情報を
記録又は再生する該回転磁気ヘッドと、該第１及び第２
の情報を記録又は再生する該回転磁気ヘッドとは異なる
回転磁気ヘッドのうちの一方により記録又は再生され、
他方により消去されることを特徴とする特許請求の範囲
第４項乃至第９項のいずれかに記載の磁気記録再生装置
。
（１４）該インデックス信号を消去する場合は、該イン
デックス信号を記録する場合に較べ、バイアス電流を印
加する時間を長くするとともに、そのレベルを大きくす
ることを特徴とする特許請求の範囲第４項乃至第１３項
のいずれかに記載の磁気記録再生装置。
（１５）該インデックス信号の周波数は、該第１及び第
２の情報を記録又は再生する該回転磁気ヘッドの記録時
における高さ調整用のために記録されている信号の周波
数と等しいことを特徴とする特許請求の範囲第４項乃至
第１４項のいずれかに記載の磁気記録再生装置。