JPS6115313B2 - - Google Patents

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JPS6115313B2
JPS6115313B2 JP11088279A JP11088279A JPS6115313B2 JP S6115313 B2 JPS6115313 B2 JP S6115313B2 JP 11088279 A JP11088279 A JP 11088279A JP 11088279 A JP11088279 A JP 11088279A JP S6115313 B2 JPS6115313 B2 JP S6115313B2
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JP
Japan
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valve
shaft
movable core
valve body
valve seat
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JP11088279A
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English (en)
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JPS5635877A (en
Inventor
Tei Ooyama
Shoji Kawada
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6115313B2 publication Critical patent/JPS6115313B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電磁弁に係り、特に、ハウジング内
に軸方向へ移動可能に組付けられて電磁コイルへ
の通電により原位置から一方向へ移動する可動コ
アと、この可動コアと同軸的に位置して前記可動
コアと一方的に軸方向へ移動するシヤフトと、こ
のシヤフトに組付けられて前記可動コアが原位置
にあるとき前記ハウジング内に設けた弁座に着座
しまた前記可動コアが一方向へ移動したととき前
記弁座から離れる弁体と、前記可動コア及びシヤ
フトを他方向へ付勢するスプリングとを備えてな
る電磁弁に関する。
上記した形成の電磁弁は、従来、例えば実開昭
50−50429号公報や米国特許第3441246号明細書に
て提案されているが、従来の電磁弁は、弁体に
作用する流体圧力を常にバランスさせるようにし
て、可動コア、シヤフト、弁体等が原位置にある
ときにはスプリングの弾撥力のみにより弁体が弁
座に着座するようにし、また可動コア、シヤフ
ト、弁体等が電磁コイルへの通電により原位置か
ら一方向へ移動して弁体が弁座から離れらときに
は、可動コア、シヤフト、弁体等がスプリングの
弾撥力のみに抗して移動するようにしたものと、
弁体に作用する流体圧力をバランスさせない
で、可動コア、シヤフト、弁体等が原位置にある
ときにはスプリングの弾撥力と弁体に作用する流
体圧力の合力により弁体が弁座に着座するように
し、また可動コア、シヤフト、弁体等が電磁コイ
ルへの通電により原位置から一方向へ移動して弁
体が弁座から離れるときには、可動コア、シヤフ
ト、弁体等が前記合力に抗して移動するようにし
たものとに大別される。
ところで、上記したのタイプの電磁弁におい
ては、スプリングの弾撥力を大きくすることによ
り、可動コア、シヤフト、弁体等が原位置にあり
弁体が弁座に着座しているときの耐振性を向上さ
せることができるものの、弁体と弁座から離すと
きには弾撥力を大きくされたスプリングに抗して
可動コア、シヤフト、弁体等を移動させなければ
ならず、大容量の電磁コイルが必要であり、電磁
弁の大型化は避けられない。
一方上記したのタイプの電磁弁においては、
弁体が弁座に着座しているときにスプリングの弾
撥力のみならず弁体に作用する流体圧力によつて
も弁体が弁座に向けて押し付けられるようにすれ
ば、弁体が弁座に着座しているときの耐振性を向
上させることができるものの、弁体を弁座から離
すときにはスプリングの弾撥力及び流体圧力の合
力に抗して可動コア、シヤフト、弁体等を移動さ
せなければならず、この電磁弁においても上記し
たのタイプの電磁弁と同様に、大容量の電磁コ
イルが必要であり、電磁弁の大型化は避けられな
い。
本考案は上記した問題に対処すべくなされたも
ので、上記した形式の電磁弁において、前記シヤ
フトと前記弁座に対向する前記ハウジングに各端
部をそれぞれ組付けられて前記弁座に対向する気
密的な空室を形成するベローズ等の区画部材を設
けるとともに、前記シヤフトが前記可動コアとと
もに原位置にあるときには前記空室内に正圧を付
与しまた前記シヤフト等が原位置から移動位置に
移動するときには前記弁体の前記弁座側に付与さ
れている圧力を前記空室内に付与する切換弁を設
けたことを特徴とする。
上記のように構成した本発明の電磁弁において
は、可動コア及びシヤフト等が原位置にあるとき
空室内に正圧が付与されるため、可動コア及びシ
ヤフト等はスプリングの弾撥力及び空室内に付与
されている正圧により得られる押圧力によつて他
方向へ押圧されることとなり、当該電磁弁に振動
衝撃等が作用しても、可動コア、シヤフト等は原
位置から一方向への移動を適確に規制され、弁体
が弁座から不意に離れることがない。
また、可動コア及びシヤフト等が原位置から移
動位置に移動するときには、空室内に前記弁体の
前記弁座側に付与されている圧力が付与されて弁
体に作用する流体圧力が略バランスするため、可
動コア及びシヤフト等にはスプリングの弾撥力の
みが作用することとなる。
したがつて、本発明の電磁弁によれば、スプリ
ングの弾撥力を小さくしておいて可動コア、シヤ
フト等の原位置にての耐振性を十分に高めること
ができるとともに、小容量の電磁コイルにて可動
コア、シヤフト等を原位置から一方向へ敏速に移
動させることができ、当該電磁弁の小型軽量化を
損なうことなく耐振性の向上を図るとともに、良
好な開弁作動応答性を得ることができる。
以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて設
明する。第1図は本発明の第1実施例を示してい
て、図に示した電磁弁100は、自動車用内燃機
関に排出ガス浄化システムにおける二次空気供給
装置において使用されるものであり、電磁モータ
部10と、この電磁モータ部10の作動に応答し
て作動する流量制御弁20からなる。
電磁モータ部10は、磁性材料からなるカツプ
状のモータハウジング11と、このモータハウジ
ング11内に配設した電磁コイル12と、この電
磁コイル12の左側部に設けた段付筒状の固定コ
ア13と、電磁コイル12の右側部に設けた環状
のヨーク14と、このヨーク14と固定コア13
間に設けた段付筒状の可動コア15を主たる構成
部材とするものであり、ヨーク14の右端にはリ
ード線の導出部16aを有するカラー16が設け
られ、またこのカラー16の右端にはホルダ17
が設けられている。しかして、この実施例におい
ては、左端を固定コア13の段部にカシメ止めし
右端にホルダ17の段部にガシメ止めした薄肉の
非磁性材料からなるスリーブ18によつて、電磁
コイル12、固定コア13、ヨーク14、可動コ
ア15、カラー16及びホルダ17が一体的に組
立てられている。固定コア13とホルダ17の同
心度が高精度とされるとともに、電磁モータ部1
0の組付及び生産性の向上が計られている。な
お、電磁コイル12、固定コア13、ヨーク1
4、可動コア15、カラー16、ホルダ17及び
スリーブ18等からなる組立体は、カラー16の
導出部16aをモータハウジング11の右端に設
けた孔11aに嵌挿するとともに固定コア13の
大径部をモータハウジング11の左端に設けた内
孔11b内に嵌合することにより、モータハウジ
ング11内に組込まれる。
電磁コイル12は、ボビン12Aに巻回されて
スリーブ18上に組付けられている。ボビン12
Aの両端に設けた突起12a,12bを固定コア
13の孔13d及びヨーク14の孔14aにそれ
ぞれ嵌入することにより固定コア13に対して回
り止めされるとともにヨーク14の回動を規制し
ている。固定コア13は、磁性材料からなり、そ
の内孔には軸受41が同軸的に圧入嵌合され、ま
たその右端部には軸方向に延在する環状の凹部1
3Aが同軸的に設けられている。凹部13Aは、
可動コア15に向けて開口しており、ストレート
の円筒外壁面13a、テーパ状の内壁面13b及
び底壁面13cを有している。ヨーク14は、磁
性材料からなり、スリーブ18上に同軸的に組付
けられていて、ボビン12Aとカラー16間にて
軸方向への移動を規制されている。ホルダ17
は、アルミニウムからなり、その内孔には軸受4
2が同軸的に圧入嵌合され、またその右端面には
可動コア15の右方への移動を規制して可動コア
15を原位置(図の上半分にて示した位置)にて
位置決め固定する緩衝作用を有するストツパとし
ての環状ゴムシート19が貼着されている。可動
コア15は、磁性材料からなり、固定コア13と
ゴムシート19間にてスリーブ18内に軸方向へ
移動可能かつ同軸的に組付けられていて、その軸
心にはシヤフト30が前もつて同軸的かつ一体的
に組付けられている。またこの可動コア15の右
端大径部にはスロツト15dが軸方向に設けら
れ、かつ左端部には軸方向に延在する環状の凸部
15Aが同軸的に設けられている。スロツト15
dは、可動コア15の軸方向移動時、可動コア1
5の移動方向側およびその背側の両空間を連通す
るもので、可動コア15の移動時に背側空間に生
ずる負圧により可動コア15の変位作動が阻害さ
れるのを防止する。凸部15Aは、固定コア13
に向けて突出していて、凹部13Aの外壁面13
aよりわずかに小径の外壁面15a、凹部13A
の内壁面13bと同じ傾斜角のテーパ状内壁面1
5b及び先端面15cを有している。シヤフト3
0は、非磁性材料からなり、両軸受41,42に
よつて軸方向へ移動可能に支承されている。この
シヤフト30は、その左端部が軸受41を気密的
に貫通して流量制御弁部20にまで延出してお
り、予備荷重を付与した弾撥力の大きな圧縮コイ
ルスプリング31によつて右方へ付与されてい
る。なお、このスプリング31の予備荷重の調整
ネジ32によつて外部から調節し得る。
流量制御弁部20は、モータハウジング11に
ガスケツト50を介して同軸的に組付けたバルブ
ハウジング21と、このバルブハウジング21の
左方部内に同軸的に組付けたスリーブ22と、こ
のスリーブ22とバルブハウジング21間にてシ
ヤフト30に組付けた弁体23を主たる構成部材
とするものであり、バルブハウジング21の左端
にはホルダ24がガスケツト51を介して同軸的
に組付けられている。バルブハウジング21は、
アルミニウムからなり、エアポンプに接続される
インレツトポート21a、内燃機関の排気管に接
続されるアウトレツトポート21b及び大気に開
放されるドレンポート21cを有しており、イン
レツトポート21aとアウトレツトポート21b
間には弁孔21dを有する弁座21eが設けられ
ている。このバルブハウジング21はモータハウ
ジング11とにより固定コア13を挾持してい
て、固定コア13の軸方向への移動及び回動を規
制している。スリーブ22は、アルミニウムから
なり、ホルダ24によつて軸方向への移動を規制
され、かつピン25により回動を規制されてい
る。またこのスリーブ22には、弁孔22a(イ
ンレツトポート21aとドレンポート21cを連
通させる)を有する弁座22bが弁座21eに対
向して設けられるとともに、通孔22cがドレン
ポート21cに一致して設けられている。
しかして、本実施例においては、弁体23がシ
ヤフト30上に軸方向へ摺動可能かつ気密的に組
付けられている。弁体23はシヤフト30の左方
への移動に伴なつてシヤフト30に固着したクリ
ツプ33と係合して移動しインレツトポート21
aとアウトレツトポート21b間の連通開度を制
御するものであり、左端をリテーナ34(シヤフ
ト30上に固定的に設けられている)に係止した
弾撥力の小さな圧縮コイルスプリング35によつ
て左方へ付勢されている。クリツプ33は、可動
コア15が原位置にあるとき弁体23がスプリン
グ35の弾撥力により弁座21eに浮動状態にて
着座する位置に設けられている。また、本実施例
においては、シヤフト30とホルダ24間にベロ
ーズ36が気密的に装着されている。ベローズ3
6は、その右端にてシヤフト30の左端部に気密
的に組付けられまたその左端にてホルダ24が内
側に気密的に組付けられていて、その内部空室
R1にはシヤフト30の左端が露呈している。と
ころで、このベローズ36の内部空室R1には、
シヤフト30の軸心に設けた孔30a及び切換弁
60を介して、弁体23の左側に付与されている
圧力、又は弁体23の右側に付与されている圧力
が付与される。
切換弁60は、シヤフト30に設けた半径方向
に両弁孔61,62と、弁体23に固定的に設け
られて弁体23と一体的に移動し各弁孔61,6
2をそれぞれ開閉する一対の弁スプール63,6
4からなる。弁スプール63は連通孔63aを有
し弁体23とにより通路65を形成しており、ま
た弁スプール64は連通孔64aを有し弁体23
とにより通路66を形成している。このため、こ
の切換弁60においてシヤフト30が可動コア1
5とともに原位置にあるときには、ベローズ36
の内部空室R1内に、連通孔63a、通路65、
弁孔61及び孔30aを通して、インレツトポー
ト21aに付与されるエアポンプからの正圧が付
与され、またシヤフトが原位置から左方へ移動す
るときには、ベローズ36の内部空室R1内に、
連通孔64a、通路66、弁孔62及び孔30a
を通して、弁体23の弁座21e側に付与されて
いる圧力が付与される。
次に本実施例の作動を説明する。本実施例にお
いて、電磁コイル12が非励磁状態にあるときに
は、スプリング31の弾撥力によりシヤフト30
及び可動コア15等が図示上半分にて示した原位
置にあつて、弁体23はスプリング35の弾撥力
によつて弁座21eに着座し、弁孔21dが全閉
状態にあり、また弁孔22aが全開状態にある。
このため、エアポンプから圧送される空気は全て
弁孔22aを通つてドレンポート21cから大気
中にリリースされる。ところが、このときには、
エアポンプから圧送される空気の正圧が連通孔6
3a、通路65、弁孔61及び孔30aを通して
ベローズ36の内部空室R1内に付与されてお
り、シヤフト30が右方へ押圧されている。した
がつて、シヤフト30はスプリング31の弾撥力
及びベローズ36の内部空室R1に付与されてい
る正圧により得られる押圧力によつて右方へ押圧
されることとなり、当該自動車の走行に伴なつて
電磁弁100に振動、衝撃等が作用しても、可動
コア15及びシヤフト30等は原位置から左方へ
の移動を適確に規制され、弁体23が弁座21e
から不意に離れることがない。また、このときに
は、弁体23が弾撥力の小さなスプリング35の
弾撥力により弁座21eに浮動状態に着座してい
て、必要以上の力によつて弁座21eに押圧され
ることがないため、弁体23の耐久性が損なわれ
るようなことはない。
また、直流電源からの電流を電磁コイル12に
付与すれば、この電磁コイル12に流れる電流に
より生じる磁束が、モータハウジング11、固定
コア13、可動コア15及びヨーク14を通る。
このため、ヨーク14の内周面と固定コア15の
右端大径外周面間、固定コア13の外壁面13a
と可動コア15の外壁面15a間、及び固定コア
13の内壁面13b、底壁面13cと可動コア1
5の内壁面15b、先端面15c間に前記電流の
値に応じた吸引力がそれぞれ発生し、この吸引力
に比例して可動コア15及びシヤフト30等がス
プリング31の弾撥力に抗して左方へ移動する。
この場合、弁体32はクリツプ33が当接した後
シヤフト30と一体的に左方へ移動してインレツ
トポート21aとアウトレツトポート21b間の
連通開度を比例制御する。このため、エアポンプ
から圧送される空気は流量を制御されてアウトレ
ツトポート21bから排気管へ供給される。とこ
ろで、上記した弁体223の移動時おいては、弁
体23の弁座21e側(右側)に作用している圧
力が連通孔64a、通路66、弁孔62及び孔3
0aを通してベローズ36の内部空室R1に付与
されていて、弁体23の左右両側に作用している
圧力の差によりクリツプ33を介してシヤフト3
0に作用する右方への押圧力が、ベローズ36の
内外両側に作用している圧力の差によりシヤフト
30に作用する左方への押圧力によつて略相殺さ
れる。したがつて、シヤフト30は弁体23の左
右両側に作用する圧力の差にほとんど影響を受け
ることなく応答性よく円滑に移動し、インレツト
ポート21aとアウトレツトポート21b間の連
通開度が正確に比例制御される。
第2図及び第3図は本発明の第2実施例を示し
ていて、この実施例においては、第1実施例の切
換弁60に相当する切換弁として、2位置3ポー
トの電磁切換弁260が採用されている。電磁切
換弁260の第1ポート261は電磁弁200の
バルブハウジング221に一体的に設けたポート
221gを通して弁体223の右側に連通してお
り、また第2ポート262は電磁弁200のホル
ダ224に設けたポート226を通してシヤフト
230の左端が露呈するベローズ236の内部空
室R2内に連通しており、更に第3ポート263
はホルダ224に設けたポート227を通してベ
ローズ236の外部空室R3(シヤフト230が
原位置にあるときエアポンプからインレツトポー
ト221aを通して圧送される空気の正圧が付与
されている空室)内に連通している。
ところで、この実施例においては、電磁切換弁
260の電磁コイル264と電磁弁200の電磁
コイル212への通電が、第3図にて示した制御
回路により制御されている。この制御回路におい
ては、信号発信回路270(排気管内における排
気中の酸素濃度が低い程高い電圧を出力する)か
ら電圧が出力されて比較器271に印加される
と、この印加電圧が比較器271にて設定電圧と
比較され、印加電圧が設定電圧より高い場合に
は、その差に応じた電圧がトランジスタTr1,T
r2のベースに印加されて、両トランジスタTr1
r2がそれに応じてコレクタからエミツタへの通
電を許容し、またトランジスタTr3がコレクタか
らエミツタへの通電を阻止する。このため、この
場合には、電磁コイル212が直流電源Bからの
電流を通電されて励磁状態とされ、電磁コイル2
64が通電を遮断されて非励磁状態とされ、電磁
切換弁260の第1ポート261と第2ポート2
62を連通する。また印加電圧が設定電圧より低
い場合には、トランジスタTr1,Tr2のベースに
は電圧が印加されず、両トランジスタTr1,Tr2
がコレクタからエミツタへの通電を阻止し、また
トランジスタTr3がコレクタからエミツタへの一
定電流の通電を許容する。このため、この場合に
は、電磁コイル212が通電を遮断されて非励磁
状態とされ、電磁コイル264が直流電源Bから
の電流を通電されて励磁状態とされ、電磁切換弁
260の第2ポート262と第3ポート263が
連通する。
この実施例のその他の構成は上記第1実施例の
構成と同じであるため、その説明は省略する。ま
たこの実施例の作動は上記構成及び第1実施例の
作動説明から容易に理解されると思われるので、
その説明は省略する。なお、この実施例の実施に
際して、弁体223をシヤフト230に一体的に
組付けても、或いは電磁切換弁260の第3ポー
ト263を適宜な正圧源に接続しても、本発明に
よる所期の作用・効果は得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示した縦断側面
図、第2図は本発明の第2実施例を示した要部縦
断側面図、第3図は第2図にて示した実施例の電
気制御回路図である。 符号の説明、11……モータハウジング、12
……電磁コイル、15……可動コア、21……バ
ルブハウジング、21e……弁座、23……弁
体、30……シヤフト、31……圧縮コイルスプ
リング、36……ベローズ、60……切換弁、
R1……ベローズの内部空室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ハウジング内に軸方向へ移動可能に組付けら
    れて電磁コイルへの通電により原位置から一方向
    へ移動する可動コアと、この可動コアと同軸的に
    位置して前記可動コアの一体的に軸方向へ移動す
    るシヤフトと、このシヤフトに組付けられて前記
    可動コアが原位置にあるとき前記ハウジング内に
    設けた弁座に着座しまた前記可動コアが一方向へ
    移動したとき前記弁座から離れる弁体と、前記可
    動コア及びシヤフトを他方向へ付勢するスプリン
    グとを備えてなる電磁弁において、前記シヤフト
    と前記弁座に対向する前記ハウジングに各端部を
    それぞれ組付けられて前記弁座に対向する気密的
    な空室を形成するベローズ特を区画部材を設ける
    とともに、前記シヤフトが前記可動コアとともに
    原位置にあるときには前記空室内に正圧を付与し
    また前記シヤフト等が原位置から移動位置に移動
    するときには前記弁体の前記弁座側に付与されて
    いる圧力を前記空室内に付与する切換弁を設けた
    ことを特徴とする電磁弁。
JP11088279A 1979-08-29 1979-08-29 Electromagnetic valve Granted JPS5635877A (en)

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JP11088279A JPS5635877A (en) 1979-08-29 1979-08-29 Electromagnetic valve

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JPS5635877A JPS5635877A (en) 1981-04-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58120804U (ja) * 1982-02-12 1983-08-17 株式会社モリタ製作所 歯科用エヤ−タ−ビンの駆動速度制御弁
DE19624898C2 (de) * 1996-06-21 1998-07-02 Mannesmann Sachs Ag Dämpfventil mit veränderbarer Dämpfkraft
DE19624897C2 (de) * 1996-06-21 2000-01-27 Mannesmann Sachs Ag Dämpfventil mit veränderbarer Dämpfkraft

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