JPH09317927A - 空気制御バルブ - Google Patents

空気制御バルブ

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JPH09317927A
JPH09317927A JP8136834A JP13683496A JPH09317927A JP H09317927 A JPH09317927 A JP H09317927A JP 8136834 A JP8136834 A JP 8136834A JP 13683496 A JP13683496 A JP 13683496A JP H09317927 A JPH09317927 A JP H09317927A
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JP
Japan
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iron core
movable iron
control valve
air
movable
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JP8136834A
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English (en)
Inventor
Kenji Nakao
乾次 中尾
Teruhiko Moriguchi
輝彦 森口
Takeshi Sugiyama
武史 杉山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F16K31/0644One-way valve
    • F16K31/0655Lift valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M23/00Apparatus for adding secondary air to fuel-air mixture
    • F02M23/006Valves specially shaped for supplying secondary air
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気制御バルブにおいて、可動鉄心と固定鉄
心を近接あるいは当接しにくくして、制御性の安定化と
信頼性の向上をはかる。 【解決手段】 可動鉄心71は、電磁吸引力とリターン
スプリング70のバランスにより決まる可動鉄心71の
停止位置が所定値を越えた領域で、ヨーク51に対する
可動鉄心71の対向面が減少する外径形状に構成されて
いる。そこで、可動鉄心71の所定値の停止位置では、
可動鉄心71の大径部の外周面がヨーク51に対向し、
磁束は規定の磁気通路を通過することになる。一方、可
動鉄心71の所定値を越えた停止位置では、可動鉄心7
1の大径部と小径部とがヨーク51に対向し、ヨーク5
1に対向する可動鉄心71の大径部の外周面の面積が減
少し、磁束は磁気通路を通過しにくくなり、電磁吸引力
が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気信号に応じ
て流体の流量を制御する空気制御バルブに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば内燃機関においては、補助空気通
路が吸気管のスロットル弁近傍に設けられ、通電電流に
応じて空気の流量を制御する空気制御バルブがこの補助
空気通路に設けられている。そして、空気制御バルブに
より補助空気通路を開閉することにより、内燃機関の負
荷に応じて吸入空気量を調整し、アイドリング回転数を
制御するようにしている。
【0003】図5は、例えば特開平4−39475号公
報に記載された従来の空気制御バルブを示す縦断面図で
ある。図において、空気制御バルブはソレノイド装置1
0とバルブ本体30とから構成されている。まず、ソレ
ノイド装置10の構成について説明する。励磁コイル1
2がカバー11の内側に設けられている。この励磁コイ
ル12は、円筒状のボビン13に巻回されたコイル14
が円筒状のケース15内に収容され、充墳樹脂材16が
ケース15内に充填されて成形されている。なお、リー
ド17がコイル14から絶縁ブッシュ18を介して後述
の固定板20及びカバー11を貫通して図5の上方へ引
き出されている。励磁コイル12は以上のように構成さ
れている。
【0004】励磁コイル12の内周側には円筒状の非磁
性材よりなるスリーブ19が嵌装され、スリーブ19の
内側には固定板20に固定支持された固定鉄心21が配
設されている。スリーブ19の図5における下端側はガ
イド部材22を介してカバー11に支持されている。ま
た、ガイド部材22の下面には円環状のリブ23が設け
られている。
【0005】可動鉄心24は固定鉄心21と軸方向に間
隙を設けて対向してスリーブ19内に軸方向に移動可能
に配置されている。可動鉄心24は端部に小径部25が
一体に形成され、その内部に連通部26が設けられてい
る。リターンスプリング28は固定鉄心21の中心部に
設けられたピン状のスプリングホルダ27に支持され、
固定鉄心21と可動鉄心24との間に圧縮された状態で
挿入されている。そこで、可動鉄心24はリターンスプ
リング28の付勢力により、励磁コイル12により発生
する電磁吸引力と反対方向(図5の下方)に押圧された
状態にある。このように、ソレノイド装置10は、以上
のカバー11〜リターンスプリング28により構成され
ている。
【0006】次に、バルブ本体30の構成について説明
する。ハウジング31には空気入口32と空気出口33
とが設けられている。そして、バルブシート34がハウ
ジング31の上方寄り内側にハウジング31との間が気
密になるようにして嵌合されている。なお、バルブシー
ト34の中央部には空気流通部35が設けられ空気入口
32と空気出口33とを連通している。この空気流通部
35の周縁はテーパ状に形成され、ポペット弁体36と
当接する。ポペット弁体36は空気流通部35の周縁と
当接する側が球面状に形成され、可動鉄心24の小径部
25に軸方向(図5の上下方向)に摺動可能に嵌合支持
されている。
【0007】ポペット弁体36は、小径部25の先端部
に固定されたストッパ37により小径部25から脱落し
ないようにされている。なお、図示していないが、小径
部25の外周にはポペット弁体36の滑動を良くするた
めに四弗化エチレン樹脂が被覆されている。スプリング
38がポペット弁体36と可動鉄心24との間に圧縮さ
れた状態で挿入されている。すなわち、ポペット弁体3
6はスプリング38を介してリターンスプリング28に
より押圧されバルブシート34に当接して空気流通部3
5を気密に封止している。スプリング38の装着時の圧
縮荷重はリターンスプリング28のそれよりも強く選定
されている。従って、スプリング38によるポペット弁
体36とストッパ37との当接荷重は、リターンスプリ
ング28によるポペット弁体36とバルブシート34と
の当接荷重よりも大きいので、全閉時にポペット弁体3
6とストッパ37との間に隙間が生じない。
【0008】また、ハウジング31には図示のように調
整ねじ39が螺合されている。そして、スプリング41
が調整ねじ39の先端部に支持されたスプリングホルダ
40とストッパ37との間に介装されている。このスプ
リング41のばね定数は、リターンスプリング28のば
ね定数よりも小さく選定されており、付勢力の設定は、
調整ねじ39を回転させてスプリングホルダ40の位置
を調整することにより行われる。スプリング41の付勢
力の調整によりリターンスプリング28の付勢力を減殺
して可動鉄心24が固定鉄心21に吸引されるときに必
要な最小電磁吸引力を設定するものである。
【0009】次に動作について説明する。コイル14に
リード17を介して所定の電流が通電されると、電磁吸
引力が発生される。可動鉄心24はこの電磁吸引力によ
り、リターンスプリング28のばね力に抗してスリーブ
19に案内されて固定鉄心21の方向へ摺動移動する。
そして、可動鉄心24は、このときの電磁吸引力とリタ
ーンスプリング28のばね力とが平衡した位置で停止す
る。すなわち、可動鉄心24のストロークは電磁吸引力
に比例する。なお、発生する電磁吸引力はコイル14に
供給される電流を制御することにより変化し、この例で
は所定のパルス状電流のデュティ率を制御することによ
り変化する。
【0010】以下、図6の特性図を参照しながら説明す
る。コイル14に通電されていない状態では、リターン
スプリング28の付勢力がスプリング41の付勢力に打
勝ち、ポペット弁体36をバルブシート34に押圧して
いる。そして、ポペット弁体36がバルブシート34に
当接し、空気流通部35を封止し、空気入口32と空気
出口33とを遮断している。コイル14へのパルス状電
流のデュティ率DFを零から増加させていくと可動鉄心
24に作用する電磁吸引力がリターンスプリング28の
付勢力(正確には、リターンスプリング28とスプリン
グ41との弾性力の差)に打ち勝って可動鉄心24が図
5の上方へ移動を始め、ポペット弁体36がバルブシー
ト34から離座し始める。この点が図6の直線U上のA
点(デュティ率DF1)である。すなわち、空気入口3
2と空気出口33とが連通し、空気が矢印INから矢印
OUTへ流れる。
【0011】さらに、デュティ率を増加させると可動鉄
心24に作用する電磁吸引力が大きくなるので、可動鉄
心24はさらに図5に上方へ移動する。可動鉄心は、こ
のときの電磁吸引力とリターンスプリング28の反力
(正確には、リターンスプリング28とスプリング41
の弾性力の差)と平衡する位置にて停止する。このよう
に、コイル14へ供給されるパルス状電流のデュティ率
に応じて、ポペット弁体36のバルブシート34からの
開離寸法が決まる。流れる空気の量はポペット弁体36
の開度に応じて決まる。
【0012】この空気制御バルブの制御は次のように行
なわれる。図示しない制御装置がエンジンのアイドル回
転数を検出してアイドル回転数が所定値になるようにコ
イル14へ供給するパルス状電流のデュティ率を制御す
る。また、電気負荷や空調機負荷等が加わった時にも回
転数の低下を防止し、目標回転数になるように上記デュ
ティ率DFを制御する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示された従来の内燃機関の空気制御バルブにおいては、
コイル14に過電流が加った場合には、可動鉄心24が
固定鉄心21側へ所定量(定格電流値を通電時のストロ
ーク量)以上にストロークし、可動鉄心24が固定鉄心
21に近接もしくは当接する場合があり、信頼性を低下
させる一因となっていた。また、可動鉄心24と固定鉄
心21が近接すると、残留磁気により可動鉄心24が固
定鉄心21側に拘束されたままとなり、制御電流に対す
る可動鉄心24の追従が遅れるという問題点があった。
【0014】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、可動鉄心と固定鉄心を近接も
しくは当接しにくくして制御性の安定化をはかるととも
に信頼性が向上する空気制御バルブを得ることを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】この第1の発明に係る空
気制御バルブは、電流を印加することにより磁界を発生
させる電磁コイルと、この電磁コイル内に収容された固
定鉄心と、電磁コイルの外側に該電磁コイルを覆うよう
に配設されて固定鉄心とともに磁気回路を構成するヨー
クと、電磁コイルによる電磁吸引力により固定鉄心に向
かうように円筒部材内に摺動可能に配設された可動鉄心
と、固定鉄心と可動鉄心との間に配設されて該可動鉄心
を電磁吸引力と反対方向に付勢するリターンスプリング
と、空気入口通路および空気出口通路が形成された流量
制御バルブ本体と、空気入口通路と空気出口通路とを区
画するように流量制御バルブ本体に配設され、該空気入
口通路と該空気出口通路とを連通する空気流通部が設け
られたバルブシートと、可動鉄心に摺動自在に配設さ
れ、空気流通部に接離して空気入口通路と空気出口通路
との間の流通を開閉するバルブと、バルブを可動鉄心に
対してバルブシートの方向に付勢するスプリングと、バ
ルブのバルブシートの方向への移動量を規制するストッ
パとを備えた空気制御バルブにおいて、磁気回路は、電
磁吸引力とリターンスプリングの付勢力との均衡により
決まる可動鉄心の停止位置が所定値を越えた領域で、電
磁吸引力が減少するように構成されているものである。
【0016】この第2の発明に係る空気制御バルブは、
上記第1の発明において、可動鉄心は、該可動鉄心の停
止位置が所定値を越えた領域で、ヨークに対する可動鉄
心の対向面が減少する外径形状に構成されているもので
ある。
【0017】この第3の発明に係る空気制御バルブは、
上記第1または第2の発明において、可動鉄心は、中空
円筒状に構成され、その中空部に中空のパイプが流量制
御バルブ本体側に延出するように装着され、バルブがパ
イプに摺動自在に嵌装され、さらにストッパがパイプの
先端部に設けられているものである。
【0018】この第4の発明に係る空気制御バルブは、
上記第1または第2の発明において、可動鉄心は、その
流量制御バルブ本体側端部に小径部が一体に成形され、
かつ、その軸方向に貫通する貫通孔が設けられ、バルブ
が小径部に摺動自在に嵌装され、さらにストッパが小径
部の先端部に設けられているものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る空
気制御バルブの軸方向の断面を示す縦断面図、図2はこ
の発明の実施の形態1に係る空気制御バルブを示す側面
図、図3はこの発明の実施の形態1に係る空気制御バル
ブの動作を説明する断面図であり、図3の(a)は定格
電流印加時の状態を、図3の(b)は過電流印加時の状
態をそれぞれ示している。図4は従来例と本実施の形態
1の電磁吸引力を示す特性図である。図1および図2に
おいて、ソレノイド装置50は次のように構成されてい
る。ヨーク51は厚鋼板をコ状に曲げて形成され、凸部
52と爪状部53が形成されている。固定鉄心54は内
部に中空部55とネジ部56が設けられ、可動鉄心側の
一端の外周はテーパ状に形成され、もう一端は固定板5
7と嵌合しカシメ固定されている。また、固定板57に
は四角状穴部58が設けてあり、ヨーク51の爪状部5
3を該穴部58に挿入後、爪状部53を折り曲げて固定
板57とヨーク51とが固定されている。このようにヨ
ーク51、固定板57および固定鉄心54によってソレ
ノイド装置50の磁気回路が構成されている。
【0020】励磁コイル59は次のように構成されてい
る。ボビン60は内側に貫通孔61が設けられ、この貫
通孔61は固定鉄心54の外周部に嵌合するとともに、
後述する可動鉄心71のガイド部となっている。ボビン
60の外周にはコイル62が巻装されている。コイル6
2からは接線導体63が引出されている。コイル62及
び接続導体63を樹脂材64により外装成形して一体と
し、端子部65を形成している。なお、ボビン60が可
動鉄心71を摺動自在に配設する円筒部材を構成してい
る。
【0021】励磁コイル59はヨーク51と固定板57
とにより軸方向に挟持固定されている。また励磁コイル
59のボビン60と樹脂材64との境界部とヨーク51
および固定板57との間にはそれぞれ円形ゴム製のパッ
キン66、67が介装されており、コイル62部への水
等の侵入を防止するとともに、後述の入口側空間部80
と外部を封止している。
【0022】固定鉄心54のねじ部56には調整ねじ6
8が螺合されている。調整ねじ68両端部には、六角状
の凹部が設けられ、外周のねじ部には、貫通孔61の空
間部と外気との気密を保持するためのメック加工が施さ
れている。固定鉄心54の中空部55にはスプリングホ
ルダ69が軸方向に移動可能に挿入されている。スプリ
ングホルダ69の一端には六角状の凸部が設けられてお
り、調整ねじ68の六角状の凹部と嵌合し、調整ねじ6
8に対し自由回動しない構造となっている。さらにスプ
リングホルダ69のもう一端には、コイル状のリターン
スプリング70の一端が圧入保持されている。
【0023】ボビン60の貫通孔61には中空筒状の可
動鉄心71が固定鉄心54に対向させて軸方向に摺動可
能に挿入され、リターンスプリング70により図1の左
の方向へ押圧されている。可動鉄心71の中空部には、
内部に導通孔75を持つパイプ72が圧入固着されてい
る。そして、可動鉄心71の中空部から突出するパイプ
72の貫通部73の外周部にはリターンスプリング70
の他端が圧入保持されている。さらに、パイプ72の先
端部を径方向外方に折り曲げられてストッパとしてのフ
ランジ部74が形成されている。
【0024】次に、バルブ本体76の構成を説明する。
ハウジング77はアルミダイキャストにて製作され、中
央部にテーパ状(円錐状)の空気流通部79を有するバ
ルブシート78が締りばめ状態で気密に嵌着されてい
る。この制御弁座としてのバルブシート78により、ハ
ウジング77の内部を入口側空間部80と出口側空間部
81とに区切っている。入口側空間部80に連通して空
気入口82が設けられ、さらに出口側空間部81に連通
して空気出口83が設けられている。ここで、入口側空
間部80と空気入口82とで空気入口通路を構成し、出
口側空間部81と空気出口83とで空気出口通路を構成
している。
【0025】バルブとしてのポペット弁体84は空気流
通部79と当接する部分が球面状に形成された当接部8
5を有し、先に述べた可動鉄心71に嵌着されたパイプ
72に軸方向に摺動しうるように嵌装されている。ポペ
ット弁体84と可動鉄心71との間には、圧縮された状
態でコイル状のスプリング86が装着され、ポペット弁
体84を図1の左の方向へ押圧している。すなわち、ポ
ペット弁体84はスプリング86を介して、リターンス
プリング70により押圧されバルブシート78に当接し
て空気流通部79を気密に封止している。また、スプリ
ング86の付勢力により押圧されたポペット弁体70は
フランジ部74に当接して、それ以上の移動が規制され
ている。なお、当接部85と空気流通部79との当接円
径は、可動鉄心71の外径と略一致するように構成され
ている。
【0026】調整ねじ68を回転させることにより、リ
ターンスプリング70の圧縮代を予め調整してポペット
弁体84をバルブシート78に押圧する力が所定値にな
るようにしている。なお、スプリング86の装着状態で
の圧縮荷重はリターンスプリング70の押圧の所定値よ
りも大きくされている。従って、スプリング86による
ポペット弁体84とパイプ72のフランジ部74との当
接荷重は、リターンスプリング70によるポペット弁体
84とバルブシート78との当接荷重よりも大きく、全
閉時にポペット弁体84とフランジ部74との間に隙間
が生じないようにされている。以上のように構成された
バルブ本体76が、ねじ88によりヨーク51に固着さ
れソレノイド装置50と一体化されて空気制御バルブが
構成されている。ここで、バルブシート78およびポペ
ット弁体84は、例えばポリブチレンテレフタレートで
作製することができる。
【0027】次に動作について説明する。コイル62に
通電されていない状態では、可動鉄心71はリターンス
プリング70により図1の左方へ押圧されている。ポペ
ット弁体84もスプリング86を介して左方へ押圧さ
れ、当接部85が空気流通部79に当接して空気の流通
を阻止している。従って、空気入口82と空気出口83
間に空気の流通はない状態となっている。
【0028】コイル62に所定電流・所定デュティ率の
パルス状電流を供給すると、固定鉄心54と可動鉄心7
1間に電磁吸引力が発生し、可動鉄心71が図1の右方
へ吸引される。この吸引力の大きさは、コイル62に供
給される電流のデュティ率に比例し、リターンスプリン
グ70の反発力と釣り合った位置で停止する。
【0029】以後、可動鉄心71の移動量に応じてポペ
ット弁体84がバルブシート78から離座して空気入口
82と空気出口83間が連通する。すなわち、図6にお
いて、コイル62に供給する電流のデュティ率がDF1
を超えると、ポペット弁体84がバルブシート78から
離座を開始する。以後、空気の流量はデュティ率DFの
増加に応じて図6の直線Uの如し増加する。さらに可動
鉄心71が移動して当接部85と空気流通部79間に構
成される通路面積がバルブシート78の内径部87の面
積より大きくなると空気流量は空気流通部79の内径部
87により規制され図6のVで示されるように一定とな
る。そして、デュティ率100%ではVで示される流量
を保持し、前述のように電磁吸引力とリターンスプリン
グ70の反発力が釣りあった状態で所定の位置で停止す
る。
【0030】ここで、定格値以上の電流値が印加された
場合を図3の(a)、(b)および図4を参照して説明する。
図3の(a)はデュティ率100%で定格電流値が印加さ
れた場合の可動鉄心の停止位置を示している。図3の
(b)は図3の(a)に示した停止位置を越えて可動鉄心71
が固定鉄心側へストロークした場合を示している。図3
の(a)に示した可動鉄心71の停止位置では、可動鉄心
71の大径部の外周面がヨーク51に対向し、磁束は図
中の矢印で示すように磁気通路を通過することになる。
一方、図3の(b)の場合には、可動鉄心71の大径部と
小径部とがヨーク51に対向し、ヨーク51に対向する
可動鉄心71の大径部の外周面の面積が減少し、磁束は
磁気通路を通過しにくくなる。なお、この場合、可動鉄
心71と固定鉄心54間のエアギャップは減少するが、
磁気通路は可動鉄心71に対するヨーク51の対向面で
絞られる設定となっているため、ヨーク51に対する可
動鉄心71の対向面の面積の低下により電磁吸引力は減
少する。すなわち、図4に示した従来の空気制御バルブ
の吸引力特性(破線)に対し、本実施の形態1による吸
引力特性(実線)では所定電流印加時のデュティ率10
0%での所定位置を越える領域で吸引力は同電流上で低
下し、電流の増加に対してもストロークしにくくなる。
【0031】この実施の形態1によれば、電磁吸引力と
リターンスプリング70とのバランスにより決まる可動
鉄心71の停止位置が所定値を越えた領域、すなわち定
格電流を越えた過電流がコイル62に供給された場合、
固定鉄心54と可動鉄心71との間に発生する電磁吸引
力が減少するように磁気回路が構成されている。そこ
で、定格電流を越えた過電流をコイル62に供給して
も、可動鉄心71に作用する電磁吸引力が低下し、可動
鉄心71が固定鉄心54側に移動しにくくなる。従っ
て、可動鉄心71が所定量(定格電流を供給した時のス
トローク量)以上にストロークして固定鉄心54に近接
もしくは当接することがなく、信頼性を向上させること
ができる。さらに、可動鉄心71が固定鉄心54に近接
しないので、可動鉄心71と固定鉄心54との間に残留
磁気の発生が抑制される。そこで、可動鉄心71は固定
鉄心54に拘束されることなく、制御電流に対して速や
かに追従動作でき、空気制御バルブの制御性の安定化が
図られる。
【0032】また、バルブシート78の空気流通部79
がテーパ状(円錐状)により形成され、ポペット弁体8
4の当接部85が球状に形成されている。そこで、ボビ
ン60の貫通孔61の周壁に案内されて摺動移動する可
動鉄心54が軸方向に若干傾いていても、空気流通部7
9と当接部85とが所定径の当接円で当接することにな
り、その傾きを吸収してシール性が確保される。また、
ポペット弁体84と可動鉄心71との間にスプリング8
6が縮設されている。そこで、デュティ制御に起因する
微小振動に伴う離座あるいは着座時に衝突により発生す
る反発力は、ポペット弁体84を付勢するスプリング8
6によって吸収される。その結果、デュティが零の時の
シール性が確保される。また、空気流通部79と当接部
85との当接円径が可動鉄心71の外径と略一致し、か
つ、パイプ72の導通孔75により固定鉄心54と可動
鉄心71との間の空気部と出口側空間部81とが連通さ
れている。そこで、導通孔75を介し可動鉄心71に左
右から加わる力がバランスし、安定した状態が維持さ
れ、開閉動作を円滑に行うことができる。さらに、調整
ねじ68を固定鉄心54に設け、該調整ねじ68により
リターンスプリング70の圧縮代を調整できるようにし
ているので、従来装置のスプリング40が不要となり、
その分構成の簡素化が図られる。
【0033】なお、この実施の形態1においても、ポペ
ット弁体84とパイプ72との摺動部に四弗化エチレン
樹脂等の低摩擦係数の被膜をコーティングしてもよい。
この場合、これらの摺動部の摩擦力が低減され、摩耗粉
の発生が抑えられる。また、摩擦力が低減されることに
より、摺動クリアランスを小さくできるので、摺動部へ
の微小な異物の侵入が阻止され、異物の侵入による動作
不良を防止することができる。また、可動鉄心71とボ
ビン60との摺動部に低摩擦係数の被膜をコーティング
しても、同様の効果が得られる。また、この実施の形態
1では、可動鉄心71にパイプ72を設け、ポペット弁
体84をパイプ72に摺動移動可能に配設するものとし
ているが、パイプ72に代えて、図5に示されるよう
に、可動鉄心71に小径部を設け、該小径部にポペット
弁体84を摺動移動可能に配設するようにしてもよい。
この場合、パイプ72が不要となり、その分構成の簡素
化が図られる。また、この実施の形態1では、ボビン6
0の貫通孔61に可動鉄心71を摺動自在に配設するも
のとしているが、ボビン60の貫通孔61に円筒状の非
磁性材よりなるスリーブを嵌装し、該スリーブ内に可動
鉄心71を摺動自在に配設してするようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】この発明は、以上述べたように構成され
ているので、以下に記載される効果を奏する。
【0035】この第1の発明によれば、磁気回路は、電
磁吸引力とリターンスプリングの付勢力との均衡により
決まる可動鉄心の停止位置が所定値を越えた領域で、電
磁吸引力が減少するように構成されているので、過電流
がコイルに通電された時に、可動鉄心と固定鉄心が近接
あるいは当接しにくくしなり、近接した場合の残留磁気
による制御性の悪化を抑え、また、永年的に高い信頼性
を得ることができる空気制御バルブが得られる。
【0036】この第2の発明によれば、上記第1の発明
において、可動鉄心は、該可動鉄心の停止位置が所定値
を越えた領域で、ヨークに対する可動鉄心の対向面が減
少する外径形状に構成されているので、可動鉄心が停止
位置の所定値を越えた場合に電磁吸引力が低減する磁気
回路を簡易に構成することができる。
【0037】この第3の発明によれば、上記第1または
第2の発明において、可動鉄心は、中空円筒状に構成さ
れ、その中空部に中空のパイプが流量制御バルブ本体側
に延出するように装着され、バルブがパイプに摺動自在
に嵌装され、さらにストッパがパイプの先端部に設けら
れているので、可動鉄心の両端部に加わる圧力が平衡化
して、動作の安定化が図られるとともに、装置構成の簡
素化を図ることができる。
【0038】この第4の発明によれば、上記第1または
第2の発明において、可動鉄心は、その流量制御バルブ
本体側端部に小径部が一体に成形され、かつ、その軸方
向に貫通する貫通孔が設けられ、バルブが小径部に摺動
自在に嵌装され、さらにストッパが小径部の先端部に設
けられているので、上記第3の発明と同様の効果が得ら
れるとともに、ストッパが不要となり、さらに構成の簡
素化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る空気制御バル
ブの軸方向の断面を示す縦断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る空気制御バル
ブを示す側面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る空気制御バル
ブの動作を説明する断面図である。
【図4】 従来例と実施の形態1の電磁吸引力を示す特
性図である。
【図5】 従来の空気制御バルブを示す縦断面図であ
る。
【図6】 空気制御バルブの動作特性図である。
【符号の説明】
51 ヨーク(磁気回路)、54 固定鉄心(磁気回
路)、59 電磁コイル、60 ボビン(円筒部材)、
70 リターンスプリング、71 可動鉄心、72 パ
イプ、74 フランジ部(ストッパ)、77 流量制御
バルブ本体、78バルブシート、79 空気流通部、8
0 入口側空間部(空気入口通路)、81 出口側空間
部(空気出口通路)、82 空気入口(空気入口通
路)、83空気出口(空気出口通路)、84 ポペット
弁体(バルブ)、86 スプリング。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流を印加することにより磁界を発生さ
    せる電磁コイルと、この電磁コイル内に収容された固定
    鉄心と、前記電磁コイルの外側に該電磁コイルを覆うよ
    うに配設されて前記固定鉄心とともに磁気回路を構成す
    るヨークと、前記電磁コイルによる電磁吸引力により前
    記固定鉄心に向かうように円筒部材内に摺動可能に配設
    された可動鉄心と、前記固定鉄心と前記可動鉄心との間
    に配設されて該可動鉄心を前記電磁吸引力と反対方向に
    付勢するリターンスプリングと、空気入口通路および空
    気出口通路が形成された流量制御バルブ本体と、前記空
    気入口通路と前記空気出口通路とを区画するように前記
    流量制御バルブ本体に配設され、該空気入口通路と該空
    気出口通路とを連通する空気流通部が設けられたバルブ
    シートと、前記可動鉄心に摺動自在に配設され、前記空
    気流通部に接離して前記空気入口通路と前記空気出口通
    路との間の流通を開閉するバルブと、前記バルブを前記
    可動鉄心に対して前記バルブシートの方向に付勢するス
    プリングと、前記バルブの前記バルブシートの方向への
    移動量を規制するストッパとを備えた空気制御バルブに
    おいて、 前記磁気回路は、前記電磁吸引力と前記リターンスプリ
    ングの付勢力との均衡により決まる前記可動鉄心の停止
    位置が所定値を越えた領域で、前記電磁吸引力が減少す
    るように構成されていることを特徴とする空気制御バル
    ブ。
  2. 【請求項2】 可動鉄心は、該可動鉄心の停止位置が所
    定値を越えた領域で、ヨークに対する可動鉄心の対向面
    が減少する外径形状に構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の空気制御バルブ。
  3. 【請求項3】 可動鉄心は、中空円筒状に構成され、そ
    の中空部に中空のパイプが流量制御バルブ本体側に延出
    するように装着され、バルブが前記パイプに摺動自在に
    嵌装され、さらにストッパが前記パイプの先端部に設け
    られていることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の空気制御バルブ。
  4. 【請求項4】 可動鉄心は、その流量制御バルブ本体側
    端部に小径部が一体に成形され、かつ、その軸方向に貫
    通する貫通孔が設けられ、バルブが前記小径部に摺動自
    在に嵌装され、さらにストッパが前記小径部の先端部に
    設けられていることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の空気制御バルブ。
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