JPS61152721A - 貯蔵安定性液状組成物 - Google Patents

貯蔵安定性液状組成物

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JPS61152721A
JPS61152721A JP59273698A JP27369884A JPS61152721A JP S61152721 A JPS61152721 A JP S61152721A JP 59273698 A JP59273698 A JP 59273698A JP 27369884 A JP27369884 A JP 27369884A JP S61152721 A JPS61152721 A JP S61152721A
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polyisocyanate
diisocyanate
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diphenylmethane
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Teruo Furusawa
古沢 輝雄
Takao Fukami
孝夫 深見
Katsumi Fujimoto
克己 藤本
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Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
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Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、長期貯蔵に適した液状組成物に関する。さら
に詳しくは、液状のジフェニルメタンジイソシアネート
系ポリイソシアネートから製造されるポリイソシアヌレ
ート系樹脂(ポリインシアヌレート系樹脂とはポリイソ
シフスレート樹脂単独、変性ポリイソシアヌレート樹脂
、あるいはこhらを主体とする樹脂をいう)成形品を製
°造するのに適したポリイソシアネート成分系である上
記液状組成物に関するものである。
液状のジフェニルメタンジイソシアネート系ポリイソシ
アネートから製造されるポリイソシアヌレート系樹脂は
、トリアジントリオン環構造を含む三次元網状ポリマー
であり、熱分解や熱変形のし難い耐熱性材料として、あ
るいは、難燃性の優れた材料として工業部材への利用が
なされており、非常に重要なものである。従って、ポリ
イソシアヌレート系樹脂からなる成形品を能率よく成形
するための手段が開発されることが是非とも必要である
。従来、ポリイソシアヌレ−) 系u脂は、ポリイソシ
アネート成分系と、三量化触媒を含有する成分系を別に
準備しこれを配合し混合して、成形に供するものであり
、最も一般的に行われている該樹脂成形品の製造方法と
しては、ポリイソシアネートを第1成分とし、第2成分
としてポリオール中に三量化触媒を溶解または分散せし
め、これらに必要に応じて、整泡剤、発泡剤あるいは、
その他の配合材を混合したものを準備し、これらを2液
配合機で混合吐出し、金型中に注入するものであった。
上記において、使用される公知の三量化触媒は、大略、
次のように分類できる。
1)アルカリ金属の有機酸塩よりなる塩基性触媒2)第
3級アシンまたはその類縁化合物よりなる塩基性触媒 3)1)と2)の混合物よりなる複合触媒4)2)また
は3)に活性化助触媒を混じた複合触媒ここで、1)は
非常に強力な三量化触媒であるが、ポリイソシアネート
やポリオールへの相溶性が乏しく、また重合に際して長
い誘導期間があること、あるいは、反応を完結させるた
めに加熱キエアーを施すと、残存するイソシアネート基
が炭酸ガス放出反応(カルボジイミド化反応と思われる
)を生起し易いため、硬化成形品が変形したり、割れた
りするために、結果して耐熱性に劣る成形品を与えると
云う欠点がある。
2)は、ポリイソシアネートやポリオールとの相溶性が
よく、重合に際して、誘導期間が比較的短いという長所
があるが、重合促進効果があまり大きくないため、触媒
を大量に添加しなければならないと云う欠点がある。
3)は、速硬性の三量化触媒であるが、アルカリ金属系
の塩基性触媒を含むため、加熱キュア一時、重合度が十
分に高まらない中に、残存するイソシアネート基が炭酸
ガス放出反応を生起することになり、硬化成形品が変形
したり、割れたりするため1)と同様に耐熱性に劣る成
形品を与えると云う欠点がある。
4)は、2)あるいは3)に活性化助触媒として、活性
水素化合物、エポキシド、アルキレンイミン、アルキレ
ンカーボネート、アルデヒド等を組合せた、複合触媒で
、特にエポキシドを用いた場合、硬化性がよく、加熱キ
ュアーにより重合度が十分に高まり、耐熱性の優れたポ
リイソシアヌレート系樹脂成形品を与えることができる
一般に、エポキシドは第3級アミンまたは、その類縁化
合物との組合せにより、双極性イオン構造をもつアミン
−エポキシド錯体を生成し、これがポリイソシアネート
の三量化による重合を強力に促進するものと考えられて
いる。しかるに、このアlンーエポキシド錯体は、不安
定であり、長期の貯蔵には耐えない。なんとなれば、第
3級アミンは、エポキシドの開環重合触媒であり、アミ
ン−エポキシド錯体は、エポキシドの開環重合によって
失われて行き、失活してしまうからである。
これがために、上記触媒システムでは触媒調製後、直ち
にポリイソシアネートに混じるが、ポリイソシアネート
、第3級アミン、エポキシドの3成分を別々に計量混合
する必要があった。液状反応成形においては、各成分液
の安定性が良いこと、液成分数ができるだけ少ないこと
が成形能率向上のため求められている。かくして、ポリ
イソシアネート中に、エポキシドを存在せしめることの
必要性を生じ、これが可能であれば、成形能率の向上を
図ることが可能である。
本発明は、上記で述べた問題点を解決すべくなされたも
ので、究極的な目的は、最も工業的に重要なジフェニル
メタンジイソシアネート系ポリイソシナネートからのポ
リイソシアスレート系樹脂成形品の改良された製造方法
を提供することにある。
本発明は、工業的に重要なポリイソシアヌレート樹脂成
形品製造に適した貯蔵安定性のよい液状組成物が、液状
のジフェニルメタンジイソシアネート系ポリイソシアネ
ートとしてジフェニルメタン−4,4′−および/また
は−2,41−ジイソシアネートをカルボジイミド化に
よりイソシアネート基含有率20〜ao*t%とした液
状ポリイソシ7ネート60〜99yIL量%と、 式CH,−CH−CH,OR。
(但し、R1はC8〜C,のアルキル基または、アルケ
ニル基)および/または、 す (但し、R3はHまたはC1〜C□ のアルキル基また
は、アルケニlし基)および/または、υ (但し、R1はHまたはC1〜C8,のアルキル基また
はアルケニル基)で表わされる化合物の1種または2種
以上の1〜40道量部からなる組成物であり、上記組成
物をポリイソシアヌレ−) 系41J11成形品を製造
するにあたり液状反応成形用原料成分として使用するこ
とができる。
ジフェニルメタンジイソシアネート系ポリイソシアネー
トは、アニリンをホルマリンと縮合して得られる縮合多
官能アミンをホスゲン化後、精製しであるいは精製しな
いで得られる。同様のポリイソシアネートは、上記方法
によらない方法でも製造し得ることも報告されている(
 M、 Chonoら、5PI−6th Intern
atlonal Technical/Marketi
ng Conference (Nobenber 2
−4 、198LSan Diego、 Cal 1f
ornia、 USA )予稿集、394〜39B頁)
液状のジフェニルメタンジイソシアネート系ポリイソシ
アネートとは、アニリンをホルマリンと縮合して得られ
る縮合多官能アミンをホスゲン化して得らhるポリフェ
ニルポリメチレンポリイソシアネート(以下、ポリメリ
ックMDIと呼ぶ)、およびジフェニルメタン−4,4
′−ジイソシアネートあるいはジフェニルメタン−2,
4〆−ジイソシアネートをウレタン化、707アネート
化、ビウレット化、カルボジイミド化等の変性手段によ
り液状化したポリイソシアネートを指し、通常、イソシ
アネート基含有率15〜31重量シのものである。
本発明におけるジフェニルメタン−4,4′−および/
または−2,4′−ジイソシアネートのカルボジイミド
化によりイソシアネート基含有率20〜30重量%とじ
た液状化ポリイソシアネートは、ジフェニルメタン−4
,4′−および/または−2,4′−ジイソシアネート
を出発原料成分として、特公昭路−4576で示されて
いるような150℃以上で加熱処理してから冷却する方
法によって、あるいは特開昭54−148759に記載
されているように、カルボジイミド化触媒を所定量添加
し150〜300℃の温度で加熱し、所定のイソシアネ
ート基含有率に達したら反応混合物を100℃以下に冷
却することによって、さらに特開昭54−100345
で示されてるように、カルボジイミド化触媒を添加し、
加熱することによってカルボジイミド化を進行せしめ、
所定のイソシアネート基含有率に達したら、カルボジイ
ミド化触媒な失活せしめる特定の化合物を添加し、反応
を停止させることなどによりて製造されるものである。
本発明に用いられる上記液状化ポリイソシアネートは、
イソシアネート基含有率が30重量%をこえると冬期凍
結のおそhがあり、液状反応成形を低温下で行う場合、
不都合を生じる。またイソシアネート基含有率が20重
量%以下では、流動性が非常に悪く、これもまた液状成
形において不都合を生じる。イソシアネート基含有率は
、液状反応成形に供する場合、20〜30重量%が好ま
しく、より好ましく it 24〜29重量%である。
本発明で用いられる、エポ中シトとして、式 CH* 
 CH−CH* OR1(Rtについては前述)で示さ
れるものとして、例えば、イソプロピルグリシジル二一
テル、n−ブチルグリシジルエーテル、n−ペンチルグ
リシジルエーテル、n−へ中シルグリシジルエーテル、
2−エチルへキシルグリシジルエーテル、n−ドデシル
グリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテルなどが
挙げられるO す で示されるものとして、例えば、フェニルグリシジルエ
ーテル、トリルグリシジルエーテル、クミルグリシジル
エーテル、インブチルフェニルグリシジルエーテル、t
J/I!、3級ブチルフェニルグリシジルエーテル、ノ
ニルフェニルグリシジルエーテル、スチリルグリシジル
エーテルなどが挙げられる。
で示さhるものとして、例えば、シフ四へ中シルグリシ
ジルエーテル、メチルシクロヘキシルグリシジルエーテ
ル、イソプロピルシクロヘキシルグリシジルエーテル、
インブチルシクロへキシルグリシジルエーテル、ドデセ
ニルシクロへキシルグリシジルエーテルなどが挙げられ
る。
本発明における液状ポリイソシアネートトエポ中シトの
配合組成は、前者40〜990〜99重量%〜60重量
%である。この組成において、エポキシドが1重量%に
満たない場合は、三量化における助触媒効果が不十分で
あり、能率のよい液状反応成形を行い得す、また、物性
の優秀なポリイソシアヌレート系樹脂成形品を製造し難
い。また、エポキシドが40重量%を越える場合は、配
合組成物中のイソシアネート濃度が低下するため、物性
の優秀なポリインシアヌレート系樹脂を製造し難い@さ
らに好ましい液状ポリイソシアネートとエポキシドの配
合組成は、前者70〜98重量%、後者2〜30重量%
であり、非常に好ましい、それは、前者80〜95重量
%、後者5〜20重量%である。
三量化に際しては、本発明の液状組成物に対して三量化
主触媒を用いる。このような、三量化主触媒は、第三級
アミン及びその類縁化合物である。
ここで第三級アミンとして、例えばトリエチルアミン、
トリブーピルアミン、トリブチルア1ン、N−メチルモ
ルホリン、トリエチレンシア1ン、1.8−ジアザビシ
クー(5,4,0)ウンデセン−7、N 、 N’−ジ
メチルピペラジン、2,4.6− )リス(ジメチルア
ミノメチル)フェノール、 N、N’、N“−トリス(
ジアルキル71ノアルキル)へキサヒドロジンなどを挙
げることがで診る。また、第三級アミンの類縁化合物と
しては、第三級アミンのカルボン酸塩、ケチミン類、ア
ルジミン類、イミダゾール類などの含窒素塩基性化合物
などを意味する。
これらは、単独または2種以上の混合物として用いられ
る。また、公知の三量化主触媒として上記以外のもの、
例えば、炭素数が2〜12のカルボン酸のアルカリ金属
塩(酢酸カリウム、プロピオン酸カリウム、2〜エチル
へ中サン酸カリウム、安息香酸す)IIウム等)、炭素
数が13以上のカルボン酸のアルカリ金属塩(オレイン
酸ナトリウム、リルン酸カリウム等)、ナトリウムフェ
ルレートのようなカルボン酸以外の弱酸のアルカリ金属
塩などの塩基性物質、ナトリウムメトキシド、ベンジル
トリメチルアンモニウムヒト−キシド、アルカリ金属水
酸化物などの強塩基性物質、サリチルアルデヒドとカリ
ウムのキレート化合物で代表されるキレート化合物、ナ
フテン酸カルシウム、ナフテン酸鉛、カプリル酸鉛など
のカルボン酸のアルカリ金属以外の金属塩なども混合し
て用いられるが、これらはポリイソシアヌレート系樹脂
の耐熱性を低下させるおそれがあるので、制御して用い
る必要がある。
上記の三量化主触媒は、前記した本発明の液状組成物に
対して、0.1〜10重量%が用いられる。
三量化主触媒系の該液状組成物に対する量比を増し、液
状反応成形における、計量配合を容易にするためや、ポ
リイソシアヌレート系樹脂の物性を用途目的にかなうよ
うに変性するために、ポリオールを三量化主触媒の媒体
として使用できる。この場合のポリオール量は、液状反
応成形時にポリオールと混合されるポリイソシアネート
のイソシアネート基/ヒトーキシル基モル比を3以上に
保つことを前提とする。ポリオールとしては、例えハ、
エチレングリコール、フロピレンゲリコール、ジエチレ
ングリコール、ジブ−ピレングリコール、1.4−ブタ
ンジオール、グリセリンのような低分子量のポリオール
、あるいは、ポリウレタン工業で使用されている。分子
量500〜7000の例えばポリエーテルポリオール、
ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール
、ポリブタジェンポリオ゛−ル、ポリオレフィンポリオ
ールなどである。これらのポリオールとしては、常温で
液状のポリオールが液状反応成形を能率的に行うために
特に好ましい。上記ポリオールの他に三量化主触媒の媒
体に使用できるものとして、沸点150℃の液体、例え
ば、ジメチルホルムアミド、ジブチルフタレート、ジア
リルフタレート、ジオクチルフタレート、エチレングリ
フール、ジメタクリレートなどを挙げることができる。
液状反応成形は、本発明の液状組成物系と三量化主触媒
系(三量化主触媒およびこれを媒体に混じたものを云う
)の二成分系を用い、二液低圧配合機又奢裏二液高圧配
合機にて計量混合し、所定量な離型剤処理した開放端を
もつ金型への流下注入、あるいは、密閉金型へランナー
を介して、射出注入することにより行う。金型内で硬化
した成形品は、金型内又は金型から脱型して、加熱中為
アーが行なわれる。加熱キエアー100〜250℃で適
度な時間行うが、一般に好ましい加熱キュアー条件は、
120〜200℃、2〜8時間である。
前述した二成分系の一方、又は双方に顔料、発泡剤、充
填・強化材、界面活性剤、安定剤あるいはその他の配合
材などを含有させることが出来る。
次に実施例によって、本発明を更に異体的に説明する。
但し、本発明は、これらの実施例のみに限定されるもの
ではない。
ポリイソシアネートA液の調製 攪拌機、窒素ガス送入管、シリカゲル乾燥管及び温度計
を付した51!のステンレススチール密閉反応容器に、
ミリオネー)MT(ジフェニルメタン−4,4I−ジイ
ソシアネート、日本ポリウレタン工業製品以下同じ)を
2.35)l仕込み、空間部を窒素ガスで満たしたのち
攪拌を開始し、198℃まで昇温してから、1−メチル
−1−オキソホスホリンを3%含むトルエン溶液0.3
 f (0,38ppm)を添加し、198℃で2時間
攪拌後、約30分で85℃まで冷却し、NGO含有率2
9.7%、粘度30 CP/25℃のカルボジイミド変
性液状ポリイソシアネートを得た。
ポリイソシアネートB液の調製 ポリイソシアネー)A液の調製と同様の反応容器に、ジ
フェニルメタン−2,41−ジイソシアネートを15重
量%を含むジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネ
ートを2.35 If仕込木、空間部を窒素ガスで満た
したのち攪拌を開始し、120℃まで昇温してから、1
−メチル−1−オキソホスホリンを3゛%含むトルエン
溶液0.99 (1,14ppm)を添加し、120℃
で35時間攪拌した。この時点で、塩化ベンゾイルを3
%含むトルエン溶液1.1 f (1,39ppm)を
加え、120℃で2時間攪拌後、室温まで冷却し、NG
O含有率27.6%、粘度98 CP/25℃のカルボ
ジイミド変性液状ポリイソシアネートを得た。
ポリイソシアネートC液の調製 攪拌機、温度計、窒素ガス送入管、乾燥用シリカゲル管
を付した、3/密閉ガラス反応容器にミリオネートMT
563Fを60℃で融解してから仕込み、さらに、ポリ
イソシアネートA液730fを仕込む、空間部を窒素ガ
スで満たした後、液温な50℃として、分子量200の
ポリオキシプロピレングリコールを10of仕込み、攪
拌を開始し、75℃まで昇温後、以後この温度で3時間
保った。後、室温まで冷却しイソシアネート含有率22
.6%、粘度900 eP725℃のウレタン変性液状
ポリイソシアネートを得た。
ポリイソシアネートD液の調製 ポリイソシアネートC液の調製と同様の反応容器に、這
すオネー)M7625Fを60℃で融解してから仕込み
、ポリイソシアネートA液730tを仕込む。空間部を
窒素ガスで満たした後、液温を50℃として、分子量1
000のポリオキシプロピレングリコール250f及び
ジプロピレングリコール331を仕込み、攪拌を開始し
、75℃まで昇温後、以後この温度で3時間保った。後
、室温まで冷却し、イソシアネート含有率20.2%、
粘度250 CP/25℃のウレタン変性液状ポリイソ
シアネートを得た。
実施例1〜7、比較例1〜8 ジフェニルメタンジイソシアネート系ポリイソシアネー
トからなる各種液状ポリイソシアネート90重量%にエ
ポ中シト2種(n−へキシルグリシジルエーテル及びフ
ェニルグリシジルエーテル)10重量%を混じ、湿気を
完全に接触させない状態で50−のアンプル中に封入し
、25℃恒温槽中に1ケ月間静置貯蔵した。後、アンプ
ル中の液のNCO含有率(%)と粘度を測定して、次の
試験項目により、貯蔵安定性を評価した。
1)粘度変化二次式で粘度倍数を求めた。
2)NGO減少率C%)二次式でNGO減少率(イ)を
求めた。
3)外観変化:貯蔵後のアンプル中の内容物の外観変化
を調べた。
これらの試験結果を表1に示す。実施例のものは、粘度
変化、NGO減少、外観変化がほとんどなく、貯蔵安定
性が良好であることがわかる。
以下余白 表1の註 1)ジフェニルメタンジイソシアネー)(4,4’一体
98%以上)のカルボジイミド変性液状ポリイソシアネ
ート、NCO含有率28.5%、粘度田CP725℃(
日本ポリウレタン工業製品)2)ジフェニルメタンジイ
ソシアネート(4,4’一体98%以上)のカルボジイ
ミド変性液状ポリイソシアネート、NGO含有率29.
0%、粘度絽CP725℃(日本ポリウレタン工業製品
)3)シフ′エニルメタンジイソシアネー)(4,4’
一体98%以上)のカルボジイミド変性液状ポリイソシ
アネート、NGO含有率28.6%、粘度羽CP/25
℃(住化バイエルウレタン製品)4)ジフェニルメタン
ジイソシアネート(4,4’一体97〜98%、2,4
′一体2〜3%)のカルボジイミド変性液状ポリイソシ
アネート、NCO含有率29.1%、粘度61 CP/
25℃(三井日曹ウレタン製品) 5)ジフェニルメタンジイソシアネート(4,4’一体
98%以上)のカルボジイミド質性液状ポリイソシアネ
ー)、NGO含有率28.8%、粘度あOP/25℃(
アップジ四ン製品) 6)ポリメリックMDI系液状ポリイソシアネート、N
GO含有率31.0%、粘度1880P/25℃(日本
ポリウレタン工業製品) 7)ポリメリックMD I (2,4’一体を15%程
度含む)系液状ポリイソシアネート、NCO含有率30
.8%、粘度1910P/25℃(日本ポリウレタン工
業製品) 8)ポリメリックMDI系液状ポリイソシアネート、N
GO含有率30.4%、粘度385 CP725℃(ア
ップジ璽ン製品) 9)ポリメリックMDI系液状ポリイソシアネート、N
GO含有率30.5%、粘度192 CP/25℃10
)ウレタン変性ジフェニルメタンジイソシアネート系液
状ポリイソシアネート、NGO含有率22.9%、粘度
855 CP/25℃(7ツプジ1ン製品)U)ウレタ
ン変性ジフェニルメタンジイソシアネート系液状ポリイ
ソシアネート、NCO含有率23.0%、粘度520 
CP/25℃実施例8〜13、比較例9〜19 ミリオネートMTL90重量部に、各種エポ中シトio
iim部を混じ、実施例1〜7、比較例1〜8と同様に
してアンプル中に密閉し、25℃及び50℃恒温下で1
ケ月貯蔵し、貯蔵安定性を評価した。
これらの試験結果を表2に示す。実施例のものは、粘度
変化、NGO減少、外観変化かはとんとなく、貯蔵安定
性が良好であることがわかる。
以下余白 表2の註 t) p−tart−ブチルフェノールグリシジルエー
テル(淀化学製品) 2) P −tert−安息11酸グリシジルエステル
(扶桑化学製品) CH。
ωフェニルペンタオキシエチレングリシジルエーテル(
ナガセ化成製品) 6)ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル(ナ
ガセ化成製品) 乃ブーピレングリフールジグリシジルエーテル(共栄社
油脂化学工業製品) 8)ポリエチレングリー−ル(分子量400)ジグリシ
ジルエーテル(共栄社油脂化学工業製品)9)トリメチ
ロールブーパントリグリシジルエーテル(共栄社油脂化
学工業製品) 1のビスフェノールFジグリシジルエーテル(シェル化
学製品) 11)ビスフェノールAジグリシジルエーテル(シェル
化学製品) 応用例1〜3 試験用RIM成形機でRIM成形を行った。成形機の一
方のタンクに触媒システム液を入れ、他方眞本発明にな
る液状組成物を入れ、所定配合比率になるように流量を
調節し、下記の条件で成形金型に射出した。
液  温 :4.0 ℃ 型  温 :  60℃ 脱型時間: 5分 得られた成形品をポストキュアーした後、物性を測定し
た。表3に配合処方、ポストキュアー条件、及び樹脂成
形品の物性測定結果を示す。なお、表3において1.配
合処方は重量部で示す。また、各物性値は次の通りであ
る。
1)比重: JISK71’1220℃/20℃で測定
した。
2)硬さ:バーフル硬度計(GYZJ934−1タイプ
)を用いJISK6911に準じて測定した。
3)成形収縮率(%) : JISK6911に準じて
測定した。
◇熱変形温度(℃) : 1s、s IcP/−荷重下
で、JISK7207に準じて測定した。
5)引張強さく勢匂): JISK7113に準じて測
定した。
6)伸び(%): JISK7113に準じて測定した
乃引張弾性率(?/aJ ) : JISK 7113
に準じて測定した。
8)曲げ強さく勢匂): JISK7203に準じて測
定した。
9)曲げ弾性率(勢匂): JISK7203に準じて
測定した。
10)アイゾツト衝撃強さく−・(−/−):ノッチ付
きでJISK7110に準じて測定した。
U)絶縁耐力(KV/w): JISK6911に準じ
て測定した。
(財)体積固有抵抗(Ω): JISK6911に準じ
て測定した。
L3)誘電率:50H2下でJISK6911に準じて
測定した。
1◇誘電正接:50Hz下でJISK6911に準じて
測定した。
15)耐アーク性(秒) : JISK6911に準じ
て測定した。
16)耐熱性:200℃のギヤーオーブンにて引張試験
片を3ケ月加熱して、引張強度保持率(%)及び外観変
化を調べた。
17)吸水率: JISK7209に準じて測定し、2
4時間水中浸漬後の吸水率を求めた。
以下余白 表3の註 1)N、N’−N’−トリス(ジメチルアミノブービル
)へキサヒトa−6−)す7ジン、サンアボット製品 2) N、N’−N’ −)リス(ジメチルアミノプロ
ビル)へキサヒト田−s−トリアジンとカルボン酸アル
カリ金属塩からなる三量化触媒、サンアボット製品 3)ポリ(ジエチレンアジペート)ポリオール、分子量
2500、日本ポ替つレタン工業製品船ポリ(オキシプ
ロピレン)トリオール、分子量a o o o、旭電化
工業製品 以上の説明から明らかなように1本発明によって、次に
示すような効果が見られる。
1)物性の良好なポリイソシアヌレート系樹脂成形品を
製造するための貯蔵安定性のよい液状組成物が得られた
入め、液状反応成形時に、その都度、成分液の調製を行
う必要がなくなり成形能率性が非常く高まる。
の物性の良好なポリイソシアヌレート系樹脂成形品が液
状反応成形により安定に製造できる。
3)ポリイソシアネートとエポキシドの液状組成物を予
じめ大量に製造して使用時まで貯蔵しておけるので、ポ
リイソシアスレート系樹脂成形作業者が、ポリイソシア
ネートやエポキシドに暴露される回数が減じ、安全に作
業できるので成形能率性が高まる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液状のジフェニルメタンジイソシアネート系ポリ
    イソシアネートとしてジフェニルメタン−4,4′−お
    よび/または−2,4′−ジイソシアネートをカルボジ
    イミド化によりイソシアネート基含有率20〜30重量
    %とした液状ポリイソシアネート60〜99重量%と、 式▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_1はC_1〜C_1_2のアルキル基また
    は、アルケニル基)および/または、 式▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_2はHまたはC_1〜C_1_2のアルキ
    ル基または、アルケニル基)および/または、 式▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R_3はHまたはC_1〜C_1_2のアルキ
    ル基または、アルケニル基)で表わされる化合物の1種
    または2種以上の1〜40重量部からなる組成物。
JP59273698A 1984-12-27 1984-12-27 貯蔵安定性液状組成物 Granted JPS61152721A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016521770A (ja) * 2013-05-24 2016-07-25 ハンツマン・インターナショナル・エルエルシー 硬化性ポリイソシアネート組成物の製造に適したアルデヒド含有化合物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018168390A (ja) * 2013-05-24 2018-11-01 ハンツマン・インターナショナル・エルエルシー 硬化性ポリイソシアネート組成物の製造に適したアルデヒド含有化合物

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