JPS61152606A - 安定化農薬組成物 - Google Patents

安定化農薬組成物

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JPS61152606A
JPS61152606A JP27681584A JP27681584A JPS61152606A JP S61152606 A JPS61152606 A JP S61152606A JP 27681584 A JP27681584 A JP 27681584A JP 27681584 A JP27681584 A JP 27681584A JP S61152606 A JPS61152606 A JP S61152606A
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JP
Japan
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tridiclazole
magnesium
agricultural chemical
mixed
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JP27681584A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Hirabayashi
平林 義則
Tetsuo Okawa
大川 哲夫
Masaaki Oota
正昭 太田
Minoru Goto
稔 後藤
Akira Sakamoto
彬 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は、安定化された農薬組成物に関するものである
。さらに詳しくいえば、5−メチル−1,2,4−トリ
アゾロ(3,4−b)ベンゾチアゾール(以下トリジク
ラゾールという。)及び有機リン酸エステル系化合物を
含有する2種以上の活性成分から成る農薬組成物におい
て、活性成分が互いに化学反応を起こして効力が低下す
ることを抑制した安定化農薬組成物に関する。
〔従来の技術〕
農薬を使用する際に、作用機序の異なる2種以上の活性
成分を混合することにより、それぞれの短所を補い長所
を発揮させることがしばしば行なわれる。
ところで、このような形の農薬を工場等であらかじめ調
整し製品とした場合、活性成分の中には貯蔵、輸送中罠
相互忙反応して効力の低下。
毒性の増大など望ましくない事態を招来するものがある
。トリジクラゾールは、特開昭48−61499号公報
に記載の殺菌剤で稲いもち病に卓効を示す化合物である
が、これを有機リン酸エステル系化合物と組み合せて用
いると、多くの場合、両成分が相互に反応することが知
られている。このため両成分の相互反応を抑制すること
を目的として、リン酸類(特開昭56−10102号公
報)及びアルキルベンゼンスルホン酸類(特開昭56−
7541!1号公報)等を安定則として添加することが
提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の安定剤を使用した場合、ある棟の有機リン酸エス
テル系化合物に対してはその安定効果が不十分であり安
定剤としての効果を示さないことがある。又、リン酸類
、スルホン#Mのように強酸を過剰に添加することによ
り、酸物質処弱い性質を有するある種の有機リン酸エス
テル系化合物又は他の活性成分が酸加水分解等を生ずる
ため、トリジクラゾールと組み合わせることのできる有
機リン酸エステル系化合物及び他の活性成分に制限を受
ける。更に、安定剤の添加蓋も多いことからトリジクラ
ゾール及び有機リン酸エステル系化合物を含有する農薬
組成物の物理化学的性質が低下すること、強酸を過剰に
添加することから要害が生じやすくなること等の欠点を
有する。したがってトリジクラゾール及び有機リン酸エ
ステル系化合物を含む2′PJ1以上の活性成分から成
るIIk薬組成切に関し、現在提案されている安定剤よ
りも各活性成分の効力を低下させることなく、また活性
成分間の化学反応を抑制し安定化させると共に安定剤の
添加量が少なく、酸による薬害を軽減させうる等の特徴
を有する強酸性物質以外の安定剤を開発することが重要
な課題となっている。
本発明はこれら従来の問題点を解決するためになされた
もので、その目的はトリジクラゾールと有機リン酸エス
テル系化合物とを組み合わせた安定化された農薬組成物
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の構成について概説すると、本発明はトリジクラ
ゾールと有機リン酸エステル系化合物を活性成分として
含有する農薬に、マグネシウム塩及び/又はマグネシウ
ムハロゲン化物を添加してなる安定化した農薬組成物で
ある。
本発明に使用されるマグネシウム塩は、マグネシウムの
硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、酢酸塩などであり、マグネ
シウムハロゲン化物は塩化物等である。例えば次のもの
が上げられるが、これに限定されるものではない。
Mg504 、 Mg<NO3)2 、Mg、(PO4
)2 、Ji’1g(CH3■O)1 、Mg C4,
Mg Br1本発明の安定化!桑組成物忙おいて、トリ
ジクラゾールと組み合わせて用いられる有機リン酸エス
テル系化合物としては、例えば次のものが上げられる。
化  合  物  名         略   称チ
オリン酸エステル チオリン酸エステル 酸エステル メチル−〇、0−ジメチルジチオリ ン酸エステル S−フタルイミドメチル−〇、〇− ジメチルジチオリン酸エステル      CPMP 
”)01O−ジエチルジチオリン酸エス テル テル テル テル ージメチルジチオリン酸エステル ジチオリン酸エステル 一ジメチルリン酸エステル ジメチルリン酸エステル ジエチルリン酸エステル 0.0−シ)t fルI) /fjllxスfル(D 
D V P )2−メトキシ−4H−1j、2−ベン ズジオキサホスホリン−2−スルフ    (サリチオ
ン)イド 0.0−ジメチル−2,2,2−トリクロロ−1−ヒド
ロキシエチルホスホ    (DEP )ン酸エステル O,S−ジメチル−N−アセチルホ スホロアミドチオール酸エステル     (アセフェ
ート)ルホスホノチオン酸エステル エステル エステル ン酸エステル 0−エチル−S、S−ジフェニルジ チオリン酸エステル           (EDDP
)2−クロルエチルホスホン酸(エスレル)以下本明細
書において有機リン酸エステル系化合物を記載する場合
は前記略称による。
本発明の活性成分であるトリジクラゾールの使用量は組
成物の重量を基として0.1〜50重f%で好ましくは
0.5〜SOZ*%である。マグネシウム塩及び/又は
マグネシウムハロゲン化物は、トリジクラゾールに対し
て][量比10:0.5ないし1:10の範囲の割合で
添加される。
さらに好ましくは5:1ないし1:5の範囲の割合で添
加される場合優れた安定効果を有する。
次に有機リン酸エステル系化合物は、トリジクラゾール
に対してit量比:1ないし1:10の範囲の割合で用
いられる。
本発明の農薬組成物には、トリジクラゾール、有機リン
酸エステル系化合物並びにマグネシウム塩及び/又はマ
グネシウムハロゲン化物の他に、通常の農薬製剤に慣用
されている補助添加成分、例えばリグニンスルホン酸塩
、アルキルベンゼンスルホン酸塩などの界面活性剤、ポ
リビニk 7 /I/ :l−ル、カルボキシメチルセ
ルロースなどの結合剤、分解剤防止剤、物理性向上剤、
着色剤、クレー、ベントナイト、メルク、ケインウ士、
ホワイトカーボンなどの増量剤、エチレングリコール、
グリセリンなどの分散安定剤等を含有することができる
。その他本発明の活性成分以外の殺虫剤、殺菌剤等を更
忙配合することもできる。
本発明の農薬組成物を調製するには、通常の農薬製剤の
製造法に準じ、所望に応じ配合される補助添加成分と共
に均一に混合し、これを粉剤、水和剤、粒剤、ゾル剤等
に製剤すればよい。
好ましくは、トリジクラゾール及びマグネシウム塩及び
/又はマグネシウムハロゲン化物な先づ微粉砕した後、
所定の必須成分及び補助添加成分を加え製剤したものが
、前述の製剤品よりも少量のマグネシウム塩及び/又は
マグネシウムハロゲン化物で優れた安定効果を奏する。
又、トリジクラゾール及びマグネシウム塩及び/又はマ
グネシウムハロゲン化物を例えばメタノール、アセトン
等の有機溶媒中又は水中であらかじめ混合し、これを蒸
発乾固してトリジクラゾールとマグネシウム塩及び/又
はマグネシウムハロゲン化物との混合物を得、次にこの
混合物に所定の必須成分及び補助添加成分を加え製剤し
た場合においても優れた安定効果を奏する。
〔実施例〕 本発明を実施例、参考例及び試験例により詳細に説明す
る。以下の実施例及び参考例における「部」または「チ
」はすべて「重量部」または「重量チ」を示す。
(実施例1) トリジクラゾール1部に塩化マグネシウム0.5部、M
gF2部、ホワイトカーボン2部及び鉱物質微粉クレー
94.5部を加え混合、粉砕し、トリジクラゾール11
%、MEP1%を含有する混合S剤を調製した。
(実施例2) トリジクラゾール1部に硫酸マグネシウム0.8部、M
gF2部、3−フェノキシベンジルクリサンメート(以
下フェノトリンという。)(15部、ホワイトカーボン
5.2部及び鉱物質微粉クレー92.5部を加え混合、
粉砕し、トリジクラゾール1%、MgF296.フェノ
トリン0.5%を含有する混合粉剤を調製した。
(実施例3) トリジクラゾール50部に塩化マグネシウム30部、ベ
ントナイト5部、ホワイトカーボン10部及び鉱物質微
粉クレー5部を混合し、微粉砕したトリジクラゾール塩
化マグネシウム濃厚粉末を得た。次にトリジクラゾール
塩化マグネシウム濃厚粉末2部にダイアジノン2部、ホ
ワイトカーボン2部及び鉱物質微粉クレー94部を加え
混合、粉砕しトリジクラゾール1 %。
ダイアジノン2−を含有する混合粉剤を調製した。
(実施例4) トリジクラゾール50部、酢酸マグネシウム50部に、
メタノール200戯を加え室温で10分間撹拌した後、
70℃の恒温槽中でメタノールを留去させトリジクラゾ
ール酢酸マグネシウム混合物を得た。次忙このトリジク
ラゾール酢酸マグネシウム混合物2部KMBP2部ホワ
イトカーボン3部及び鉱物質微粉クレー93部を加え混
合、粉砕し、トリジクラゾール1%、MEP2%を含有
する混合粉剤を調製した。
(実施例5) トリジクラゾール4部に硝酸マグネシウム1部、ジメチ
ルビンホス5部、ポリビニルアルコール2部、ペントナ
イ)30部及び鉱物質微粉クレー58部を加え混合した
後、適量の水を加え練合し、穴直径(18mのスクリー
ンを付した造粒機で造粒する。この造粒物を乾燥後、整
粒し、トリジクラゾール4チ、ジメチルビンホス5チを
含有する混合粒剤を調製した。
(実施例6) トリジクラゾール10部にMgF20部、硫酸マグネシ
ウム5部、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテ
ルポリマー3部、アルキルナフタレンスルホン酸塩ホル
マリン縮金物2部、リクニンスルホン酸塩3m、エチレ
ンクリコール20部、カルボキシメチルセルロースcL
1部及び水369部を加え混合、湿式粉砕し、トリジク
ラゾール10−1MgF20%を含有する混合ゾルを調
製した。
(実施例7) トリジクラゾール1部に塩化マグネシウム0.5部、硫
酸第一鉄0.3部、マラソン2部、InF3部、ホワイ
トカーボン3.5部及び鉱物質微粉クレー90.7部を
加え混合、粉砕し、トリジクラゾール196、マラソン
2%、InF3チを含有する混合粉剤を調製した。
(比較例1) トリジクラゾール1部にベンゼンスルホン酸2・5部、
MgF2部、ホワイトカーボン4部及び鉱物質微粉クレ
ー90.5部を加え混合、粉砕し、トリジクラゾール1
チ、MEP2’%を含有する混合粉剤を調製した。
(比較例2) トリジクラゾール1部処ポリリン酸2.5部、MgF2
部、ホワイトカーボン4部及び鉱物質微粉クレー90.
5部を加え混合、粉砕し、トリジクラゾール1チ、ME
P 2 %を含有する混合粉剤を調製した。
(比較例5) トリジクラゾール1部にMEP 2部、ホワイトカーボ
ン2部及び鉱物質微粉クレー95部を加え混合、粉砕し
、トリジクラゾール1%、MEP2%を含有する混合粉
剤を調製した。
(比較例4) トリジクラゾール1部にベンゼンスルホン酸2.5部、
MgF2部、フェノトリン15部、ホワイトカーボン4
.5部及び鉱物質微粉クレー895部を加え混合、粉砕
し、トリジクラゾール1%、MEP2%、フェノトリン
(15チを含有する混合粉剤を調製した。
(比較例5) トリジクラゾール1部にポリリン酸2.5部、MEP 
2部、フェノトリン15部、ホワイトカーボン4.5部
及び鉱物質微粉クレー895部を加え混合、粉砕し、ト
リジクラゾール111゜MEP2%、フェノトリン0.
5チな含有する混合粉剤を調製した。
(比較例6) トリジクラゾール1部にMEP 2部、フェノトリン1
5部、ホワイトカーボン2.5部及び鉱物質微粉クレー
94部を加え混合、粉砕し、トリジクラゾール1%、M
EP2%、フェノトリンα5部を含有する混合粉剤を調
製した。
(比較例7) トリジクラゾール20部にベンゼンスルホン酸50部、
ホワイトカーボン50部を混合し、微粉砕したトリジク
ラゾールベンゼンスルホン酸濃厚粉末を得た。次にトリ
ジクラゾールベンゼンスルホン酸濃厚粉末5部にダイア
ジノン2部、ホワイトカーボン2部及び鉱物質微粉クレ
ー91部を加え混合、粉砕し、トリジクラゾール1−、
ダイアジノン2弔を含有する混合粉剤を調製した。
−(比較例8) トリジクラゾール1部にダイアジノン2部、ホワイトカ
ーボン2部及び鉱物質微粉クレー95部を加え混合、粉
砕し、トリジクラゾール111、ダイアジノン2%を含
有する混合粉剤を調製した。
(比較例9) トリジクラゾール4部にP−)ルエンスルホン酸10部
、ジメチルビンホス5部、ポリビニルアルコール2部、
ペントナイ)50部及び鉱物質微粉クレー49部を加え
混合した後、実施例デの方法忙準じてトリジクラゾール
4%、ジメチルビンホス5%を含有する混合粒剤を調製
した。
(比較例10ノ トリジクラゾール4部にジメチルビンホス5部、ポリビ
ニルアルコール2部、ベントナイト50部及び鉱物質微
粉クレー59部を加え混合した後、実施例ダの方法に準
じてトリジクラゾール4φ、ジメチルビンホス5弔を含
有する混合粒剤を調製した。
(比較例11) トリジクラゾール10部にMgP2O部、ベンゼンスル
ホン酸50部、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエ
ーテルボリマ−3部、フルキルナフタレンスルホン酸塩
ホルマリン縮金物2部、リグニンスルホン酸塩3部、エ
チレングリコール20部、カルボキシメチルセルロース
cL1部及び水319部を加え混合、湿式粉砕し、トリ
ジクラゾール10悌、MEP 20 %を含有する混合
ゾルを調製した。
(比較例12) トリジクラゾール10部にMgP2O部、ポリオキシエ
チレンスチリルフェニルエーテルボリマ−3部、アルキ
ルナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物2部、リグ
ニンスルホン酸塩3部、エチレングリコール20部、カ
ルボキシメチルセルロース0.1部及び水4部9部を加
え混合、湿式粉砕し、トリジクラゾール10多、MgP
2O部を含有する混合ゾルをIJlgした。
(比較例13) トリジクラゾール1部九P−)ルエンスルホン酸t2部
、マラソン2部、InF3部、ホワイトカーボン3.5
部及び鉱物質微粉クレー90.3部を加え混合、粉砕し
、トリジクラゾール1多、マラソン2%、IBP2%を
含有する混合粉剤を調製した。
(比較例14) トリジクラゾール1部にマラソン2部、l11P2部、
ホワイトカーボン3部及び鉱物質微粉クレー92部を加
え混合、粉砕し、トリジクラゾール1%、マラソン2%
、IBP2%を含有する混合粉剤を調製した。
(試験例1) 経時安定性試験 実施例1〜7及び比較例1〜14の製剤、各々50i!
−を褐色ビンに入れ密栓する。これを40℃恒温器中で
60日間保存後ガスクロマトグラフィーでトリジクラゾ
ール、有機リン酸エステル系化合物及び他の活性成分の
分析を行ない分解率を算出した。分解率は恒温器保存前
の各成分分析値と、40℃で30日保存後の分析値から
次式に従い算出した。
分解率= この結果を第1表疋示す。
第1表 (試験例2) 稲薬害試験(茎葉散布)実施例2.3及
び比較例4〜8の製剤各々について、稲に対する薬害試
験を次の条件で実施した。
1)供試植物 稲(コシヒカリ)5葉期を直径10cI!Lのポットに
4茎、3株移植。
2)供試薬剤の薬量 各供試粉剤を10mあたり4.8.12.16及び20
に9散布に相当する量 3)散布 ミゼットダスター 4)処理 散布後、温室内(27℃)に放置 5)調査 散布1週間後、−(薬害なし)、+(葉の20〜30%
程度1c薬害が認められる。)、+ (葉の50哄以上
忙薬害が認められる)の基準で薬害を調査。
試験結果を第2表に示す。
第  2  表 (試験例3) 水中溶出7性試験(粒剤)実施例5、比
較例9.1oの粒剤を用いて各粒剤の成分の水中への溶
出性を観察した。300−共栓付三角フラスコに粒剤2
ノを秤り取り3度硬水2QQ−を加え2Q’Cの恒温室
内に静置し、1日後、3日後、9日後、15日後の水中
のトリジクラゾールの量をガスクロマトグラフィーにて
分析を行ない次式により水中溶出率(φ)を求めた。
水中溶出率(%) 結果を第3表に示す。
(試験例4) いもち病防除試験 (育苗箱施用) 実施例5、比較例9.10の粒剤各々について、いもち
病防除試験及び薬害試験を次の条件で実施した。
1)供試植物 育苗箱(3ox6ox3α)で育苗した稲(愛知旭)2
5葉期を供試した。
2)薬剤処理 移植前日に育苗箱あたり1001Fの各供試粒剤を散粒
し、散粒後、箱あたり500Jljの潅水処理をした。
3) 稲の栽培 薬剤処理1日後に、田植機で稲を切断し、1株5茎のも
のを各々コンテナ(TS−56,54X56x15cI
rL)に4株植付けた。尚、栽植密度のコンテナあたり
4株は圃場栽植の約2万株710aに相当する。
4)稲いもち病防除効果の検定 コンテナをいもち病の激発している温室ペット内に移し
自然感染させて移植後10日目(薬害)、移植後55日
目(葉いもち病)及び移植後10000日目いもち病)
に調査を行ない防除効果及び薬害を検定した。ただし、
葉いもち病の調査は日植防発生予察調査基準により株あ
たり病斑面積率で行った。また、徳いもち病については
次式により罹病度(Slを算出した。
罹病度(S)= (調査総S数)X4 更に、薬害の評価は、試験例2の基準で行なった。
結果を第4表に示す。
第4表 (試験例5) a剤の物理化学的性質 実月例2,3、及び比較例4〜8製剤各々について、物
理化学的性質を次の項目につき試験した。
1)見掛比N(農薬公定検査法による。)2)吐粉性測
定(全農、粉剤の物理性規格試験法による。) 〔共立農機製標準試験機を用い、基準粉剤(JIS  
タルクエ業会配布品)の試験機開度”Aoに於ける1分
間当りの吐出重量[相])を求める。又5Aoに於ける
見掛比重を求め、次式からそれぞれの開度における指数
を求める。
五g この指数を試験機の試験用開度としての補正指数とする
。〕 3)分散性測定(全農、粉剤の物理性規格試験法による
。) 〔分散性測定装置(染出製ガラスフィルターアダプター
、マノメーター、サイクロンおよびバッグフィルター族
りを用い、コン、プレクサー、ストップウォッチで常法
により、風5に55 t/minの割合で15秒間空気
を通じ、グラスフィルター中の残量(Xg)を秤量し、
次式より算出する。
ug 結果を第5表に示す。
第5表 〔効 果〕 以上の試験結果より明らかなように本発明による安定化
農薬組成物は、少量のマグネシウム塩又はマグネシウム
ハロゲン化物を添加することで優れた安定効果を有し、
従来の安定剤であ7) 17ン酸類及びアルキルベンゼ
ンスルホン酸類で十分な安定効果が得られなかった有機
リン酸エステル系化合物及び他の活性成分に対しても優
れた安定効果が認められた。かつ農薬組成物の物理化学
的性質の低下は認められず、トリジクラゾールの放出速
度を制御し得、植物への薬害軽減効果を有し、稲いもち
病に対して残効性に優れることが認められた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)5−メチル−1,2,4−トリアゾロ(3,4−
    b)ベンゾチアゾール及び有機リン酸エステル系化合物
    を活性成分として含有する農薬にマグネシウム塩及び/
    又はマグネシウムハロゲン化物を添加してなる安定化農
    薬組成物。
  2. (2)マグネシウム塩がマグネシウムの硫酸塩、硝酸塩
    、リン酸塩又は酢酸塩である特許請求の範囲第(1)項
    記載の安定化農薬組成物。
JP27681584A 1984-12-27 1984-12-27 安定化農薬組成物 Pending JPS61152606A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61109703A (ja) * 1984-11-02 1986-05-28 Kumiai Chem Ind Co Ltd 安定化農薬組成物

Patent Citations (1)

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JPS61109703A (ja) * 1984-11-02 1986-05-28 Kumiai Chem Ind Co Ltd 安定化農薬組成物

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