JPS61152150A - 障害処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、電話交換局内の電話交換機以外の設備の異常
を検出し処理するための障害処理方法に関するものであ
る。

〔発明の背景〕

電話交換局に於て電話交換機以外の設備、例えば電源設
備、火災検出器、非常扉等の電話機が本質的に制御しな
いシステムについては、従来電話交換機の制御装置はこ
れらの障害発生の検出及び取扱いを行なわず、各々の装
置で独立した検出。

転送１表示手段を設けていた。第１図は保守集中センタ
に転送される障害情報の径路を示すものである。例えば
電話局Ａで電話交換機の障害Ｆ１はその交換機の制御装
置Ｐによシ検出され、モデムＭを経由して保守集中セン
タに転送される。保守集中センタのモデムＶを経由して
受信された障害情報は、制御装置ＣＣの制御により、タ
イプライタ’１’ＹＰＫ出力される。但し装置ｌ０ＣＵ
は、モデムＭおよびタイプライタ’１’ＹＰの入出力制
御装置である。また上記と同時に可視、可聴表示が障害
表示制御装置ＡＬＭＣ経由でランプＡＬおよびベルＢＩ
Ｌに送出される。即ち各電話交換機内で発生する障害は
、電話交換機の制御装置Ｐで検出されルート１で保守集
中センタに送出され、その結果タイプライタにメツセー
ジが出力され同時に障害表示が行われる。一方、電源設
備の様に電話交換機の制御装置の制御外にある設備の障
害は、上述した転送経路とは独立に設備された障害転送
装置ＡＬＳＮＤを経由してルート２で集中保守センタの
障害受信装置ＡＬＲＣＶで受信され保守監視装置ＭＳＴ
Ｄの表示ランプを点火する等の方式をとっている。この
ように従来の方式では交換機の障害と交換機以外の装置
の障害とを独立に取扱うため、転送手段や表示手段が２
重となシネ経済であ）、管理も複雑になるという問題が
あった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、電源設備等の交換機以外の設備の障害
、異常情報の取扱い処理を交換機の制御装置で行なわし
めることによシ保守集中センタへの転送手段や表示手段
の一体化をはかれるようにした障害処理方法を提供する
にある。

〔発明の概要〕 本発明は、電話交換機に収容されている加入者回路は電
話機のオフフックによシループが形成されたことを交換
機制御装置によシ走査され常に監視されていることに着
目し、電源障害、火災検出。

非常扉の開放等の表示したい項目毎に対応する加入者回
路を設置してそれら各項目の障害、異常が発生した時は
ループが形成されるようにしておき、この加入者回路の
状態も交換機の制御装置によシ走査してその転送処理を
通常の加入者回路と同様に交換機制御装置で行うようＫ
したことを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図によシ説明する。同図
は、本発明の実施例の基本となる加入者発信検出、識別
９分析手段を説明するため上部をハードウェア、下部を
ソフトウェアに分けて表現しである。５ＵＢＴＯは一般
電話加入者に対応する加入者回路であプ、その通話路は
電話交換機の交換装置ＳＷに接続されている。５ＵＢＴ
１から５ＵＢＴ　５は、電源障害情報受信、火災検出情
報受信。

非常扉開放情報受信用に各々対応づけて本発明により追
加されたものであ）ハードウェアはＳＵＢ’ｌ’０と全
く同じである。以下動作の説明をソフトウェアの構成説
明を混えて行なう。まず実施例の基本となる一般加入者
の発信動作を簡単に説明する。

加入者ＳＵＢが送受器をあげると電話機内でループが形
成され、５ＵＢＴＯのＡリレーが動作する。

Ａリレーが動作するとその接点ａが動作し、起動状態を
ラインスキャナＬＳＣＨに対し表示する。２インスキヤ
ナは、ある周期で、各加入者回路の起動状態を捜査し、
起動状態にある加入者回路の収容位置をデータとしてと
シ込む。この動作は、ソフトウェアの加入者線監視部の
プログラムで実行制御される。とシ込まれたデータは、
加入者線発信分析プログラムの論理によ）処理されて加
入者クラスおよび動作状態（起動、復旧等）が分析され
る。続いて制御プログラム（以降タスクと称す）として
１一般加入者接続処理”タスクが選出され、タスク実行
制御部の制御のもとに実行される。即ち、トランクの選
択１通話路選択等の一般電話交換の動作が行われる。

以上が一般加入者からの発信の場合の動作の例であるが
、次に本発明の方法による、電源障害。

火災検出、非常扉開放情報等に対する処理動作を説明す
る。第２図の接点ａ１は、電源障害、火災検出、非常扉
開放時に各々動作するリレーＡＬの接点でアシ、本発明
の実現のため設備されたものである。この接点ａ１は、
それが動作した時対応する加入者回路の通話線をループ
とするように設置されている。従って電源障害時、火災
検出時、非常扉開放時には、対応する加入者回路におい
てあたかも一般加入者の発信時の如＜　Ａ　ＩＪシレー
動作し、各々の接点ａが動作し加入者回路の起動状態を
ラインスキャナＬＳＣＨに表示する。従ってこれ以降は
一般加入者発信の場合と同様に加入者線発信分析プログ
ラムによシ各々追加されたタスクが選出される。即ち電
源障害の場合は、電源障害検出タスク、火災検出の場合
は火災検出タスク、非常扉開放検出の場合は非常扉開放
検出タスクが各々選出され、引続きタスク実行制御部の
論理によシ指定されたタスクが実行される。各タスクの
役割は、一般の交換機内の障害検出タスクと同様、障害
情報を障害処理プログラムに引継ぐためインタフェース
条件を合わせる論理を遂行する。障害処理プログラムは
、交換機内に発生する他の障害項目と同等に、電源障害
、火災検出、非常扉開放の障害項目を取扱い、タイプラ
イタへの打ち出しフォーマットの作成および出力制御ま
たは保守集中センタへのデータ転送制御等を行う。また
障害や異常が回復した時は、障害検出リレー接点ａ１の
復旧によシ対応加入者回路内のＡリレーが復旧し、あた
かも一般加入者が復旧したのと同様な手順でこの回復情
報のＴＹＰへの出力または保守集中センタへの転送が行
われる。

以上の様に電源障害等、交換機の制御外の情報を、加入
者回路を介在させ交換機の制御装置によシ検出させるこ
とで交換機内の障害と同等に取扱うことが可能とな）、
障害の表示、転送等の取扱いおよび関連設備が一系統で
行える効果がある。

なお、説明の都合上、適用設備を電源、火災検出。

非常扉としたが、加入者回路に対してループを作る手段
を設置可能であればどの様な設備でも制限はない。また
加入者回路を外部情報の受信装置としたが、一般ジャン
クシ璽ン用の中継線装置であっても本発明が適用できる
ことは言うまでもなへ〔発明の効果〕 以上のように、本発明によれば、電源障害、火災検出、
非常扉開放等の、従来交換機の制御装置が取扱わなかっ
た障害、異常の情報が交換機内に発生する障害と同等の
手段で処理されるため、電話局において発生する全ての
障害、異常の処理を一つの手段で行えるから、経済的で
ｓｂかつ保守管理が簡素化されるという効果があシ、特
に無人保守の電話交換局に対して本発明は大きな効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は電話局の障害情報を保守集中センタへ転送する
ための従来方式の説明図、第２図は本発明の障害検出方
法の一実施例を示す図である。 ＳＵＢ・・・一般電話加入者、　ＳＵＢ’Ｅ’・・・加
入者回路。 Ａ・・・起動確認リレー、ａ・・・リレー人の接点。 ａｌ・・・障害表示リレーの接点、ＳＷ・・・交換装置
。 ＬＳＣＮ・・・ラインスキャナ、’Ｉ’ＹＰ・・・タイ
プライタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電話交換局の電話交換機以外の各設備対応に当該設備に
   障害が発生した時に起動される障害検出用の加入者回路
   を設けるとともに、交換機の制御装置が、一般の加入者
   回路とともに上記障害検出用の加入者回路を周期的に走
   査して監視し、かつ障害検出用の加入者回路が起動され
   ているか否かに応じて障害の発生又は復旧の表示或いは
   保守集中センタへの転送に必要な処理を行うようにした
   ことを特徴とする障害処理方法。