JPH0847053A - 遠隔監視装置 - Google Patents

遠隔監視装置

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JPH0847053A
JPH0847053A JP17571094A JP17571094A JPH0847053A JP H0847053 A JPH0847053 A JP H0847053A JP 17571094 A JP17571094 A JP 17571094A JP 17571094 A JP17571094 A JP 17571094A JP H0847053 A JPH0847053 A JP H0847053A
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Shinobu Nagahara
忍 長原
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Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定時発報動作を行っても通話料が加算されな
い遠隔監視装置を得る。 【構成】 定時発報情報を送出する複数の端末装置1
0、これら端末装置に公衆回線を介して定時発報情報を
受信する通信部30aと各端末装置毎の管理番号に対応
した定時発報日時を記録する端末装置定時発報記録表を
有する記憶部30f及び各端末装置からの定時発報毎に
端末装置定時発報記録表に各端末装置毎の定時発報日時
を記録制御すると共に端末装置定時発報記録表を一定間
隔で検索し各端末装置の定時発報動作を確認する制御部
30bを有する監視装置30を備え、通信部30aをP
BXダイヤルインサービス対応とすると共に、各端末装
置10毎に該サービスの内線指定番号を割り当て、かつ
制御部30bを、各端末装置からの定時発報時に内線指
定番号情報を受信することで発報した端末装置の管理番
号を得て内線番号情報の受信後は呼びを確立しないよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多数のビル等に端末
装置をそれぞれ設けて各種設備機器を監視して公衆回線
を介して監視装置に発報するようにした遠隔監視装置に
関し、特に、端末装置の発報動作を確認する技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】多数のビルの設備機器を監視する遠隔監
視装置において、各ビルにそれぞれ設置された端末装置
が正常に動作しているかどうかは重要な問題であり、異
常を監視している端末装置の故障でビル設備機器の異常
に気づかず被害を拡大することは端末装置を設置した事
業者の信頼を失墜させるものである。
【0003】従来は端末装置が正常に動作していること
を確認するために、端末装置が決められたインターバル
で監視装置と通信を行い、端末装置から送信されるデー
タに端末装置管理番号を載せることにより、監視装置は
通信相手の端末装置を特定していた。図18は従来例に
係る遠隔監視装置を示す構成図である。図18におい
て、1a〜1nはビル内の設備機器、10はこれら設備
機器1a〜1nを監視する端末装置で、ビル内の設備機
器1a〜1nからの監視信号を取り込むインターフェー
ス部となる監視部10aと、記憶部のプログラムに従っ
て端末装置の制御を行う中央制御部(CPU)10b
と、局線に接続されて遠隔地の監視装置とデータを送受
するための通信部10cと、設備機器の監視情報や端末
装置のID番号などのデータ、端末装置の動きを制御す
るためのプログラム及び端末装置の発報動作に係る試験
データ等を記憶してなる記憶部10dとを備えている。
【0004】また、20は公衆回線40及び局41を介
して上記端末装置10と回線接続される監視装置で、こ
の監視装置20は、端末装置10と通信を行う通信部2
0aと、監視装置の制御を行う中央制御部(CPU)2
0bと、データを表示する表示部20cと、データを入
力する入力部20dと、データを印字する印字部20e
と、データとプログラムを記憶する記憶部20fとを備
えている。
【0005】また、図19は上記監視装置20の記憶部
20fに記憶した端末装置定時発報記録表を示し、各端
末装置10毎の管理番号に対応した定時発報日時が記録
されて、中央制御部20bにより、一定間隔で端末装置
定時発報記録表を検索し、各端末装置10が所定の定時
発報間隔で定時発報動作がなされているかをチェックす
るようになされている。
【0006】次に、上記構成に係る動作について、図2
0に示す監視装置20の定時発報チェックルーチンと図
21に示す端末装置10の動作フローチャート及び図2
2に示す監視装置20の動作フローチャートを参照して
説明する。まず、監視装置20は、図20に示す定時発
報チェックルーチンにおいて、定時発報確認時刻になっ
たら(ステップS201)、図19に示す端末装置定時
発報記録表を検索し(ステップS202、S203)、
対応する端末装置から定時発報間隔で発報されているか
を判定し、定時発報がない端末装置についてのエラー処
理を行い記録を印字する(ステップS204、S20
5)。定時発報されていれば、次に、定時発報確認時刻
になったときに、再び、上記端末装置定時発報記録表を
検索し、対応する端末装置から定時発報間隔で発報され
ているかを判定し、定時発報がない端末装置についての
同様にしてエラー処理を行い記録を印字する。なお、こ
の定時発報チェックルーチンは、図19に示す端末装置
定時発報記録表に示す全ての端末装置の検索が終了した
ときに終了する。
【0007】一方、端末装置10は、図21に示すフロ
ーチャートに示すように、発報時刻になったら、オフフ
ックし、ダイヤルトーンを待って、プッシュボタンによ
る相手選択信号を送出する(ステップS211〜S21
4)。上記相手選択信号の送出によって監視装置20と
回線接続された場合には、データの送信処理を行った
後、オンフックして終了する(ステップS215〜S2
17)。
【0008】さらに、監視装置20は、図22に示すよ
うに、端末装置10から呼出信号があった場合、オフフ
ックして端末装置10からのデータを受信し、データの
受信が終わったら、オンフックする(ステップS221
〜S224)。その後、端末装置定時発報記録表から受
信した端末装置管理番号を検索し、該当する端末装置が
ない場合は、エラー処理を行い、該当する端末装置があ
る場合は、端末装置発報記録表の該当する端末装置管理
番号の定時発報日時の項目に発報日時を記録して終了す
る(ステップS225〜S228)。このようにして、
監視装置20は、図19に示す端末装置定時発報記録表
に端末装置に対応する端末装置管理番号と定時発報日時
を記録しておき、一定間隔で端末装置定時発報記録表を
検索し、定時発報間隔で定時発報動作をしていない端末
装置10を探すようになされている。
【0009】ここで、上記端末装置10から上記監視装
置20に送出されるデータのフォーマットとしては、図
23に示す如く、順次テキストスタートビットSTX、
データとしての端末装置管理番号、テキストエンドビッ
トETX、ブロックチェックキャラクタビットBCCが
あり、上記データとしての端末装置管理番号とテキスト
エンドビットETXの領域に、例えば端末装置管理番号
「0001」が記載され、上記ブロックチェックキャラ
クタビットBCCの領域には、端末装置管理番号とテキ
ストエンドビットETXの総和(桁上がりは無視)が記
載される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の遠隔監視装置は
以上のように構成されていたので、定時発報する度に端
末装置10側に公衆回線の通話料が加算されるようにな
され、定時発報回数が増えるにつれて通話料が増大する
ことになるという問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、定時発報動作を行っても通話料
が加算されない遠隔監視装置を得ることを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る遠隔監視
装置は、複数の設備機器を監視する監視部及び該設備機
器の監視に基づく定時発報情報を送出する通信部を有す
る複数の端末装置と、これら端末装置に公衆回線を介し
て接続され上記定時発報情報を受信する通信部と各端末
装置毎の管理番号に対応した定時発報日時を記録する端
末装置定時発報記録表を有する記憶部及び上記各端末装
置からの定時発報毎に上記端末装置定時発報記録表に各
端末装置毎の管理番号に対応した定時発報日時を記録制
御すると共に該端末装置定時発報記録表を一定間隔で検
索し各端末装置の定時発報動作を確認する制御部とを有
する監視装置とを備えた遠隔監視装置において、上記監
視装置の通信部をPBXダイヤルインサービス対応とす
ると共に、各端末装置毎にPBXダイヤルインサービス
の内線指定番号を割り当て、かつ上記監視装置の制御部
を、各端末装置からの定時発報時に内線指定番号情報を
受信することで発報した端末装置の管理番号を得て上記
内線番号情報の受信後は着信サービスを実行しなく呼び
を確立しないようにしたことを特徴とするものである。
【0013】また、上記監視装置の制御部により、予め
定められた定時発報確認時刻に定時発報チェックルーチ
ンを起動し各端末装置の定時発報動作を確認することを
特徴とするものである。
【0014】また、上記監視装置の制御部により、予め
定められた時刻に各端末装置から定時発報される内線指
定番号情報に基づいて各端末装置の定時発報動作を確認
することを特徴とするものである。
【0015】また、上記監視装置の制御部により、予め
定められた間隔内で少なくとも2回連続して各端末装置
から定時発報される内線指定番号情報に基づいて各端末
装置の定時発報動作を確認することを特徴とするもので
ある。
【0016】さらに、上記監視装置の通信部は、PBX
ダイヤルインサービスの契約者回線を少なくとも2回線
有し、各端末装置毎に該契約者回線数に応じたPBXダ
イヤルインサービスの内線指定番号を割り当て、かつ上
記監視装置の制御部は、各端末装置から該契約者回線数
に応じて発報される異なる内線指定番号情報に基づいて
各端末装置の定時発報動作を確認することを特徴とする
ものである。
【0017】
【作用】この発明に係る遠隔監視装置においては、監視
装置の通信部をPBXダイヤルインサービス対応とする
と共に、各端末装置毎にPBXダイヤルインサービスの
内線指定番号を割り当て、かつ上記監視装置の制御部
を、各端末装置からの定時発報時に内線指定番号情報を
受信することで発報した端末装置の管理番号を得て上記
内線番号情報の受信後は着信サービスを実行しなく呼び
を確立しないようにすることにより、発信者側である端
末装置側の課金が掛からなくなり、定時発報動作を行っ
ても通話料が加算されないようにする。
【0018】また、上記監視装置の制御部により、予め
定められた定時発報確認時刻に定時発報チェックルーチ
ンを起動し各端末装置の定時発報動作を確認することに
より、定時発報確認時刻にのみ定時発報チェックルーチ
ンを起動させて各端末装置の正常動作の確認時における
監視装置の処理負荷を軽減させることを可能にする。
【0019】また、上記監視装置の制御部により、予め
定められた時刻に各端末装置から定時発報される内線指
定番号情報に基づいて各端末装置の定時発報動作を確認
することにより、予め定められた時刻以外の発報を間違
いやいたずらと見なし定時発報動作の確認の精度を上げ
ることを可能にする。
【0020】また、上記監視装置の制御部により、予め
定められた間隔内で少なくとも2回連続して各端末装置
から定時発報される内線指定番号情報に基づいて各端末
装置の定時発報動作を確認することにより、間違いやい
たずらによる着信と誤認識されるのを無くし、定時発報
動作の確認の精度を上げることを可能にする。
【0021】さらに、上記監視装置の通信部は、PBX
ダイヤルインサービスの契約者回線を少なくとも2回線
有し、各端末装置毎に該契約者回線数に応じたPBXダ
イヤルインサービスの内線指定番号を割り当て、かつ上
記監視装置の制御部は、各端末装置から該契約者回線数
に応じて発報される異なる内線指定番号情報に基づいて
各端末装置の定時発報動作を確認することにより、異な
る内線指定番号情報に基づいて各端末装置からなされる
定時発報動作を正しいものと判別して間違いやいたずら
による着信と誤認識されるのを無くし、定時発報動作の
確認の精度を上げることを可能にする。
【0022】
【実施例】
実施例1.以下、この発明を図示実施例に基づいて説明
する。図1は実施例1に係る遠隔監視装置を示す構成図
である。図1において、図18に示す従来例と同一符号
同一部分を示し、この実施例1の遠隔監視装置は、従来
例の遠隔監視装置とその基本的な構成が同様であるが、
異なる点は、監視装置として、NTTのPBXダイヤル
インサービスを利用した監視装置30とし、従来の監視
装置20と同様な、端末装置10と通信を行う通信部3
0aと、監視装置の制御を行う中央制御部(CPU)3
0bと、データを表示する表示部30cと、データを入
力する入力部30dと、データを印字する印字部30e
と、データとプログラムを記憶する記憶部30fとを備
え、端末装置10からの発報を受ける際に、局41側か
ら送出される内線指定PB信号(=追加番号)を受信
し、この追加番号に対応する端末装置管理番号を、後述
する端末装置・追加番号対応表から検索し、図19に示
す従来例と同様な端末装置定時発報記録表の該当する端
末装置管理番号の定時発報日時の項目に受信した日時を
記録するようになされている。
【0023】なお、図1において、1a〜1nはビル内
の設備機器、10はこれら設備機器1a〜1nを監視す
る端末装置で、ビル内の設備機器1a〜1nからの監視
信号を取り込むインターフェース部となる監視部10a
と、記憶部のプログラムに従って端末装置の制御を行う
中央制御部(CPU)10bと、通常、局線に接続され
て遠隔地の監視装置とデータを送受するための通信部1
0cと、設備機器の監視情報や端末装置のID番号など
のデータ、端末装置の動きを制御するためのプログラム
及び端末装置の発報動作に係る試験データ等を記憶して
なる記憶部10dとを備えている。
【0024】ここで、上記監視装置30は、内蔵する通
信部30aにPBXダイヤルインサービスの接続機能を
有する。すなわち、図2は監視装置30の通信部30a
によるPBXダイヤルインの着信接続シーケンスを示す
ものである。なお、LSとPBXは通信部30a内の構
成を示し、LSは加入者線交換機のローカルスイッチ、
PBXは構内交換機である。まず、ローカルスイッチL
Sでは、発信局の端末装置10側からの選択信号(ダイ
ヤル数字信号)を受信し、着信分析の過程で当該電話番
号がPBXダイヤルインサービスを受けていることを識
別し、ローカルスイッチLSから構内交換機PBXへの
契約者回線を選択して呼出信号を送出し、構内交換機P
BXからローカルスイッチLSへの1次応答信号の送出
に基づいて構内交換機PBX側でのスイッチング(内線
選択・接続)に必要な「内線指定番号情報」をPB信号
により構内交換機PBX側へ送出する。
【0025】上記構内交換機PBX側では、「内線指定
番号情報」を受信し、受信した内線指定番号情報をもと
に構内交換機PBXの内線データファイルを検索し、当
該内線の「空き」「塞り」を確認し、内線が空きの場合
には、呼出信号を内線側に送出すると共に、ローカルス
イッチLS側に受信完了信号を送出する。一方、ローカ
ルスイッチLS側では、発信者に対し、呼出音を送出す
る。被呼内線の応答により、構内交換機PBX、ローカ
ルスイッチLSそれぞれにおいて、「呼出中の状態」か
ら「通話中の状態」へシーケンスを進め、内線が応答す
ることにより構内交換機PBX側からローカルスイッチ
LS側に2次応答信号を送出して、設定された通話路に
より、発信者と応答内線間による通話が開始され、これ
により、発信者側の課金が開始される。
【0026】ただし、この実施例1においては、監視装
置30がダイヤルインサービスの内線指定番号情報(追
加番号)を受信した後は着信サービスを実行しないよう
にすることにより、すなわち、図2に示す着信接続シー
ケンスで、内線指定番号情報(追加番号)を受信した後
は発信者側の端末装置10へ受信完了信号を送出しない
で呼びが確立しないようにすることにより、ダイヤルイ
ンサービスでの内線指定番号情報(追加番号)を受信す
るが、呼びが確立しないため、発信者側の課金が掛から
ないようにしている。
【0027】ここで、例えば監視装置30の契約者回線
の局番が「3806」で、上記内線指定番号としての追
加番号として「0001」〜「0006」・・・が登録
された場合、図3に示すように、各端末装置管理番号に
個別に追加番号を割り当てることにより、端末装置10
側からの発報を受ける際に、監視装置30は、端末装置
10側からの追加番号を受信することで発報した端末装
置管理番号を得ることができ、従来例と同様に、図19
に示す端末装置定時発報記録表に定時発報日時を記録す
ることで、端末装置10の定時発報動作を確認すること
ができる。なお、図3に示す端末番号・追加番号対応表
と図19に示す端末装置定時発報記録表は監視装置30
の記憶部30fに記憶される。
【0028】次に、上記構成に係る動作について、図4
に示す端末装置10の動作フローチャート及び図5に示
す監視装置30の動作フローチャートを参照して説明す
る。なお、監視装置30の定時発報チェックルーチン
は、図20に示す従来例と同様で、定時発報確認時刻に
なったら、図19に示す端末装置定時発報記録表を検索
し、対応する端末装置から定時発報間隔で発報されてい
るかを判定し、定時発報がない端末装置についてのエラ
ー処理を行い記録を印字する。定時発報されていれば、
次に、定時発報確認時刻になったときに、再び、上記端
末装置定時発報記録表を検索し、対応する端末装置から
定時発報間隔で発報されているかを判定し、定時発報が
ない端末装置についての同様にしてエラー処理を行い記
録を印字する。この定時発報チェックルーチンは、全て
の端末装置の検索が終了したときに終了する。
【0029】一方、端末装置10は、図4に示すフロー
チャートに示すように、発報時刻になったら、オフフッ
クし、ダイヤルトーンを待って、プッシュボタン信号に
よる相手選択信号を送出する(ステップS41〜S4
4)。ここで、相手選択信号はダイヤルインサービスの
内線指定番号情報(追加番号)で、各端末装置10に個
別に割る当てられた番号である。上記相手選択信号の送
出によって、監視装置30側ではその相手選択信号、つ
まりダイヤルインサービスの内線指定番号情報(追加番
号)を受信するが、着信サービスを実行しなく、受信完
了信号を送出しないので呼びが確立しなく、従って、こ
の場合、端末装置10ではビジートーンを受信し、この
ビジートーンが所定時間継続した場合に、監視装置30
側で、相手選択信号、つまりダイヤルインサービスの内
線指定番号情報(追加番号)を受信したと見なし、オン
フックして終了する(ステップS45〜S47)。この
場合、上述のようにして、呼びが確立しないため、発信
者側の課金が掛からない。
【0030】これに対し、監視装置30は、図5に示す
ように、端末装置10から呼出信号があった場合、一次
応答を行い、端末装置10からのダイヤルインサービス
の内線指定番号情報(追加番号)を受信し、その受信が
完了するまでの一定時間が経過した後、オンフックする
(ステップS51〜S55)。この場合、監視装置30
側では内線指定番号情報(追加番号)を受信するが、着
信サービスを実行しなく、端末装置10側に受信完了信
号を送出しないので呼びが確立しなく、発信者、つまり
端末装置10側の課金が掛からない。
【0031】その後、図3に示す端末装置・追加番号対
応表から受信した追加番号に対応した端末装置番号を検
索し、該当する端末装置がない場合は、エラー処理を行
い、該当する端末装置がある場合は、従来例と同様な図
3に示す端末装置定時発報記録表の該当する端末装置管
理番号の定時発報日時の項目に発報日時を記録して終了
する(ステップS56〜S59)。このようにして、監
視装置30は、端末装置定時発報記録表に端末装置に対
応する端末装置管理番号と定時発報日時を記録してお
き、一定間隔で端末装置定時発報記録表を検索し、定時
発報間隔で定時発報動作をしていない端末装置10を探
すようになされている。
【0032】従って、上記実施例1によれば、監視装置
30をPBXダイヤルインサービス対応とし、PBXダ
イヤルインサービスの内線指定番号情報(追加番号)を
端末装置管理番号に個別に割り当てて、監視装置30に
より内線指定番号情報(追加番号)を受信することで発
報した端末装置管理番号を得るようにし、内線指定番号
情報(追加番号)を受信した後は着信サービスを実行し
なく、呼びが確立しないようにしたことにより、発信
者、つまり端末装置10側の課金が掛からなくなり、定
時発報動作を行っても通話料が加算されない遠隔監視装
置を得ることができると共に、監視装置30は、定時発
報確認時刻になったら、端末装置定時発報記録表を検索
し、定時発報間隔を過ぎても定時発報しない端末装置1
0を探すことで端末装置10の正常動作確認を行うこと
ができる。
【0033】実施例2.上述した実施例1の場合は、端
末装置10から監視装置30への定時発報を1回のみと
したので、間違い電話やいたずら電話による着信を定時
発報動作による着信と誤認識してしまう恐れがある。そ
こで、この実施例2では、定時発報を2回とし、1回目
と2回目の間隔を一定時間に定め、かつ同じダイヤルイ
ンサービスの内線指定番号情報(追加番号)を用いて上
記のような誤認識をなくすようにした。すなわち、図6
は監視装置30の記憶部30fに記憶した実施例2に係
る端末装置定時発報記録表を示し、各端末装置毎の管理
番号に対応した第1回目と第2回目の定時発報日時が記
録されていて、中央制御部30bにより、例えば1回目
の定時発報の10分後に2回目の定時発報をチェックす
るようになされ、このようにして、一定間隔で端末装置
定時発報記録表を検索し、間違い電話やいたずら電話に
よる着信を誤認識することなく端末装置10の定時発報
動作をチェックすることができる。
【0034】次に、この実施例2に係る動作について、
図7に示す端末装置10の動作フローチャートと図8に
示す監視装置30の動作フローチャート及び図9に示す
監視装置30の定時発報チェックルーチンを参照して説
明する。まず、端末装置10は、図7に示すフローチャ
ートに示すように、発報時刻になったら、オフフック
し、ダイヤルトーンを待って、プッシュボタン信号によ
る相手選択信号を送出する(ステップS71a〜S73
a)。ここで、相手選択信号はダイヤルインサービスの
内線指定番号情報(追加番号)で、各端末装置10に個
別に割る当てられた番号である。上記相手選択信号の送
出によって、監視装置30側ではその相手選択信号、つ
まりダイヤルインサービスの内線指定番号情報(追加番
号)を受信するが、着信サービスを実行しなく、受信完
了信号を送出しないので呼びが確立しなく、従って、こ
の場合、端末装置10ではビジートーンを受信し、この
ビジートーンが所定時間継続した場合に、監視装置30
側で、相手選択信号、つまりダイヤルインサービスの内
線指定番号情報(追加番号)を受信したと見なし、オン
フックして終了する(ステップS74a〜S76a)。
【0035】上述した1回目の定時発報の後、予め定め
られた一定時間例えば10分後に再び2回目の定時発報
を、上述した1回目の定時発報と同一のフローにしたが
って行う(ステップS77、S71b〜S76b)。こ
の場合、実施例1と同様にして、第1回目及び第2回目
の定時発報時のいずれでも呼びが確立しないため、発信
者側、つまり端末装置10側の課金が掛からない。
【0036】これに対し、監視装置30は、図8に示す
ように、端末装置10から呼出信号があった場合、一次
応答を行い、端末装置10からのダイヤルインサービス
の内線指定番号情報(追加番号)を受信し、その受信が
完了するまでの一定時間が経過した後、オンフックする
(ステップS81〜S85)。この場合、監視装置30
側では内線指定番号情報(追加番号)を受信するが、着
信サービスを実行しなく、端末装置10側に受信完了信
号を送出しないので呼びが確立しなく、発信者、つまり
端末装置10側の課金が掛からない。
【0037】その後、図3に示す端末装置・追加番号対
応表から受信した追加番号に対応した端末装置番号を検
索し、該当する端末装置がない場合は、エラー処理を行
い、該当する端末装置がある場合は、1回目の定時発報
か2回目の定時発報かを判別して、図6に示す端末装置
定時発報記録表の該当する端末装置管理番号の1回目ま
たは2回目の定時発報日時の項目に発報日時を記録して
終了する(ステップS86〜S90a、S90b)。
【0038】このようにして、監視装置30は、図6に
示す端末装置定時発報記録表に端末装置に対応する端末
装置管理番号と1回目及び2回目の定時発報日時を記録
しておき、一定間隔で端末装置定時発報記録表を検索
し、1回目の定時発報の後、所定時間後の2回目の定時
発報をチェックして、間違い電話やいたずら電話による
着信を誤認識することなく端末装置10の定時発報動作
をチェックし、定時発報間隔で定時発報動作をしていな
い端末装置10を探すようになされている。
【0039】次に、監視装置30の定時発報チェックル
ーチンは、図9に示すように、従来例と同様で、定時発
報確認時刻になったら、図6に示す端末装置定時発報記
録表を検索する(ステップS91〜S93)。対応する
端末装置から定時発報間隔で発報され、かつ1回目の定
時発報の所定時間後に2回目の定時発報がなされている
かを判定し、定時発報がない端末装置についてのエラー
処理を行い記録を印字する(ステップS94、S9
5)。定時発報されていれば、次に、定時発報確認時刻
になったときに、再び、上記端末装置定時発報記録表を
検索し、対応する端末装置から定時発報間隔で発報され
ているかを判定し、定時発報がない端末装置についての
同様にしてエラー処理を行い記録を印字する。この定時
発報チェックルーチンは、全ての端末装置の検索が終了
したときに終了する(ステップS91〜S95)。
【0040】従って、上記実施例2によれば、監視装置
30により、図6に示す端末装置定時発報記録表に端末
装置に対応する端末装置管理番号と1回目及び2回目の
定時発報日時を記録しておき、一定間隔で該端末装置定
時発報記録表を検索し、1回目の定時発報の後、所定時
間後の2回目の定時発報をチェックするようにして、予
め定められた所定の定時発報動作をしていない端末装置
10を探すようにしたことにより、間違い電話やいたず
ら電話による着信を誤認識することなく端末装置10の
定時発報動作を確実にチェックし、定時発報間隔で定時
発報動作をしていない端末装置10を探すことで端末装
置10の正常動作確認を行うことができる。
【0041】実施例3.上述した実施例2では、端末装
置10からの定時発報を2回とし、1回目と2回目の間
隔を一定時間に定め、かつ同一のダイヤルインサービス
の内線指定番号情報(追加番号)を用いて、間違い電話
やいたずら電話による着信と誤認識されるのを防止する
ようにしたが、この実施例3では、同一の内線指定番号
情報(追加番号)で2回目の再発報をするのではなく、
別な契約者回線群へ発報するようにし、かつそれら第1
と第2のダイヤルインサービスの内線指定番号情報(追
加番号)への定時発報日時をほぼ同時刻とすることによ
り、定時発報動作が正しく行われているかを判定するよ
うにしたものである。
【0042】図10は実施例3に係る遠隔監視装置を示
す構成図である。図10に示す実施例3の遠隔監視装置
において、図1に示す実施例1の遠隔監視装置とその基
本的な構成は同様であるが、異なる点は、NTTのPB
Xダイヤルインサービスを利用した監視装置30が2つ
の契約者回線を有し、通信部30aと局41は2つの局
線40aと40bによって回線接続されるようになさ
れ、各端末装置10の管理番号に対応する内線指定番号
情報(追加番号)として、異なる第1と第2のダイヤル
インサービスの内線指定番号情報(追加番号)を付与し
て定時発報日時をほぼ同時刻としている。
【0043】すなわち、図11は実施例3に係る端末番
号・追加番号対応表を示もので、各端末装置管理番号に
個別に第1と第2のダイヤルインサービスの内線指定番
号情報(第1と第2の追加番号)を割り当てており、例
えば、端末装置管理番号「0001」に対応する第1と
第2のダイヤルインサービスの内線指定番号情報(第1
と第2の追加番号)としては、「0001」と「040
1」が割り当てられ、同様に、端末装置管理番号「00
02」に対応する第1と第2のダイヤルインサービスの
内線指定番号情報(第1と第2の追加番号)としては、
「0002」と「0402」が割り当てられており、端
末装置10側からの発報を受ける際に、監視装置30
は、端末装置10側からの第1と第2の追加番号をほぼ
同時刻に受信することで発報した端末装置管理番号を得
ることができ、図12に示す端末装置定時発報記録表に
定時発報日時を記録することで端末装置10の定時発報
動作を確認する。
【0044】次に、この実施例3に係る動作について、
図13に示す端末装置10の動作フローチャートと図1
4に示す監視装置30の動作フローチャート及び図15
に示す監視装置30の定時発報チェックルーチンを参照
して説明する。まず、端末装置10は、図13に示すフ
ローチャートに示すように、発報時刻になったら、オフ
フックし、ダイヤルトーンを待って、プッシュボタン信
号による相手選択信号を送出する(ステップS131a
〜S133a)。ここで、相手選択信号は第1のダイヤ
ルインサービスの内線指定番号情報(第1の追加番号)
で、各端末装置10に個別に割る当てられた番号であ
る。上記相手選択信号の送出によって、監視装置30側
ではその相手選択信号、つまりダイヤルインサービスの
内線指定番号情報(追加番号)を受信するが、着信サー
ビスを実行しなく、受信完了信号を送出しないので呼び
が確立しなく、従って、この場合、端末装置10ではビ
ジートーンを受信し、このビジートーンが所定時間継続
した場合に、監視装置30側で、相手選択信号、つまり
ダイヤルインサービスの内線指定番号情報(追加番号)
を受信したと見なし、オンフックして終了する(ステッ
プS134a〜S136a)。
【0045】上述した1回目の定時発報の後、ほぼ同時
刻に再び2回目の定時発報を、上述した1回目の定時発
報と同一のフローにしたがって行う(ステップS131
b〜S136b)。このとき、相手選択信号は第2のダ
イヤルインサービスの内線指定番号情報(第2の追加番
号)で、第1のダイヤルインサービスの内線指定番号情
報(第1の追加番号)と同様に、各端末装置10に個別
に割る当てられた番号である。この場合、実施例1及び
2と同様にして、第1回目及び第2回目の定時発報時の
いずれでも呼びが確立しないため、発信者側、つまり端
末装置10側の課金が掛からない。
【0046】これに対し、監視装置30は、図14に示
すように、端末装置10から呼出信号があった場合、一
次応答を行い、端末装置10からのダイヤルインサービ
スの内線指定番号情報(追加番号)を受信し、その受信
が完了するまでの一定時間が経過した後、オンフックす
る(ステップS141〜S145)。この場合、監視装
置30側では内線指定番号情報(追加番号)を受信する
が、着信サービスを実行しなく、端末装置10側に受信
完了信号を送出しないので呼びが確立しなく、発信者、
つまり端末装置10側の課金が掛からない。
【0047】その後、図11に示す端末装置・追加番号
対応表から受信した追加番号に対応した端末装置番号を
検索し、該当する端末装置がない場合は、エラー処理を
行い、該当する端末装置がある場合は、第1の追加番号
の定時発報か第2の追加番号の定時発報かを判別して、
図12に示す端末装置定時発報記録表の該当する端末装
置管理番号の第1または第2の追加番号の定時発報日時
の項目に発報日時を記録して終了する(ステップS14
6〜S150a、S150b)。
【0048】このようにして、監視装置30は、図12
に示す端末装置定時発報記録表に端末装置に対応する端
末装置管理番号と第1及び第2の追加番号の定時発報日
時を記録しておき、一定間隔で端末装置定時発報記録表
を検索し、第1と第2の追加番号の定時発報をチェック
することにより、間違い電話やいたずら電話による着信
を誤認識することなく端末装置10の定時発報動作をチ
ェックし、定時発報間隔で定時発報動作をしていない端
末装置10を探すようになされている。
【0049】次に、監視装置30の定時発報チェックル
ーチンは、図15に示すように、定時発報確認時刻にな
ったら、図12に示す端末装置定時発報記録表を検索す
る(ステップS151〜S153)。対応する端末装置
から定時発報間隔で発報され、かつ第1と第2の追加番
号の定時発報がなされているかを判定し、定時発報がな
い端末装置10についてのエラー処理を行い記録を印字
する(ステップS154、S155)。定時発報されて
いれば、次に、定時発報確認時刻になったときに、再
び、上記端末装置定時発報記録表を検索し、対応する端
末装置10から定時発報間隔で発報されているかを判定
し、定時発報がない端末装置10についての同様にして
エラー処理を行い記録を印字する。この定時発報チェッ
クルーチンは、全ての端末装置10の検索が終了したと
きに終了する(ステップS151〜S155)。
【0050】従って、上記実施例3によれば、監視装置
30により、図12に示す端末装置定時発報記録表に端
末装置に対応する端末装置管理番号と第1及び第2の追
加番号の定時発報日時を記録しておき、一定間隔で該端
末装置定時発報記録表を検索し、第1及び第2の追加番
号の定時発報をチェックするようにして、予め定められ
た所定の定時発報動作をしていない端末装置10を探す
ようにしたことにより、間違い電話やいたずら電話によ
る着信を誤認識することなく端末装置10の定時発報動
作を確実にチェックし、定時発報間隔で定時発報動作を
していない端末装置10を探すことで端末装置10の正
常動作確認を行うことができる。
【0051】実施例4.この実施例4も、前述した実施
例2及び3と同様に、間違い電話やいたずら電話による
着信を定時発報と誤認識されるのを防止するようにした
ものである。この実施例4では、図16に示すように、
各端末装置管理番号に予め定時発報予定時刻を設定して
おき、この定時発報予定時刻を外れたものは、間違い電
話やいたずらとみなし、定時発報動作の確認の精度を上
げるようにしている。すなわち、この実施例4では、監
視装置30において、図17に示すように、常に定時発
報チェックルーチンを動作させて、各端末装置が定時発
報予定時刻に定時発報されているか否かを判定するよう
にしている。
【0052】具体的には、図17に示すように、図16
に示す端末装置定時発報記録表を検索し(ステップS1
71〜S173)、各端末装置の定時発報日時が定時発
報予定時刻の範囲内か否かを判定し、定時発報がない端
末装置10についてのエラー処理を行い記録を印字する
(ステップS174、S175)。定時発報されていれ
ば、次に、定時発報予定時刻になったときに、再び、上
記端末装置定時発報記録表を検索し、対応する端末装置
10から定時発報予定時刻で発報されているかを判定
し、定時発報がない端末装置10について同様にしてエ
ラー処理を行い記録を印字する。この定時発報チェック
ルーチンは、常時動作する(ステップS171〜S17
5)。
【0053】従って、上記実施例4によれば、監視装置
30により、各端末装置管理番号に予め定時発報予定時
刻を設定しておき、この定時発報予定時刻を外れたもの
は、間違い電話やいたずらとみなすようにしたので、定
時発報動作の確認の精度を上げることができる。特に、
上述した実施例1では所定の間隔でなされる定時発報を
正常動作とみなすため、定時発報動作の確認の精度が悪
いが、この実施例4では予定時刻で発報がなされる定時
発報を正常動作とみなすため、定時発報動作の確認の精
度を高めることができる。その反面、実施例1では、監
視装置の定時発報チェックルーチンが定時発報確認時刻
にしか起動されないため、ソフトウェアーの処理負荷が
少ないのに対し、この実施例4では、図17に示すよう
に、常に定時発報チェックルーチンが動作しており、ソ
フトウェアーの処理負荷が大きくなる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る遠隔監視
装置によれば、監視装置の通信部をPBXダイヤルイン
サービス対応とすると共に、各端末装置毎にPBXダイ
ヤルインサービスの内線指定番号を割り当て、かつ上記
監視装置の制御部を、各端末装置からの定時発報時に内
線指定番号情報を受信することで発報した端末装置の管
理番号を得て上記内線番号情報の受信後は着信サービス
を実行しなく呼びを確立しないようにすることにより、
発信者側である端末装置側の課金が掛からなくなり、定
時発報動作を行っても通話料が加算されないという効果
がある。
【0055】また、上記監視装置の制御部により、予め
定められた定時発報確認時刻に定時発報チェックルーチ
ンを起動し各端末装置の定時発報動作を確認することに
より、定時発報確認時刻にのみ定時発報チェックルーチ
ンを起動させて各端末装置の正常動作確認時における監
視装置の処理負荷を軽減させることができるという効果
がある。
【0056】また、上記監視装置の制御部により、予め
定められた時刻に各端末装置から定時発報される内線指
定番号情報に基づいて各端末装置の定時発報動作を確認
することにより、予め定められた時刻以外の発報を間違
いやいたずらと見なして定時発報動作の確認の精度を上
げることができるという効果がある。
【0057】また、上記監視装置の制御部により、予め
定められた間隔内で少なくとも2回連続して各端末装置
から定時発報される内線指定番号情報に基づいて各端末
装置の定時発報動作を確認することにより、間違いやい
たずらによる着信と誤認識されるのを無くし、定時発報
動作の確認の精度を上げることができるという効果があ
る。
【0058】さらに、上記監視装置の通信部は、PBX
ダイヤルインサービスの契約者回線を少なくとも2回線
有し、各端末装置毎に該契約者回線数に応じたPBXダ
イヤルインサービスの内線指定番号を割り当て、かつ上
記監視装置の制御部は、各端末装置から該契約者回線数
に応じて発報される異なる内線指定番号情報に基づいて
各端末装置の定時発報動作を確認することにより、異な
る内線指定番号情報に基づいて各端末装置からなされる
定時発報動作を正しいものと判別して間違いやいたずら
による着信と誤認識されるのを無くし、定時発報動作の
確認の精度を上げることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係る遠隔監視装置を示
す構成図である。
【図2】 図1の監視部30の通信部30aによるPB
Xダイヤルインの着信シーケンス図である。
【図3】 図1の監視部30の記憶部30fに記憶され
る端末装置・追加番号対応表の説明図である。
【図4】 この発明の実施例1に係る端末装置10の動
作フローチャートである。
【図5】 この発明の実施例1に係る監視装置30の動
作フローチャートである。
【図6】 この発明の実施例2に係るもので、監視部3
0の記憶部30fに記憶される端末装置定時発報記録表
の説明図である。
【図7】 この発明の実施例2に係る端末装置10の動
作フローチャートである。
【図8】 この発明の実施例2に係る監視装置30の動
作フローチャートである。
【図9】 この発明の実施例2に係る監視装置30の定
時発報チェックルーチンの動作フローチャートである。
【図10】 この発明の実施例3に係る遠隔監視装置を
示す構成図である。
【図11】 この発明の実施例3に係るもので、監視部
30の記憶部30fに記憶される端末装置・追加番号対
応表の説明図である。
【図12】 この発明の実施例3に係るもので、監視部
30の記憶部30fに記憶される端末装置定時発報記録
表の説明図である。
【図13】 この発明の実施例3に係る端末装置10の
動作フローチャートである。
【図14】 この発明の実施例3に係る監視装置30の
動作フローチャートである。
【図15】 この発明の実施例3に係る監視装置30の
定時発報チェックルーチンの動作フローチャートであ
る。
【図16】 この発明の実施例4に係るもので、監視部
30の記憶部30fに記憶される端末装置定時発報記録
表の説明図である。
【図17】 この発明の実施例4に係る監視装置30の
定時発報チェックルーチンの動作フローチャートであ
る。
【図18】 従来例に係る遠隔監視装置を示す構成図で
ある。
【図19】 従来例に係るもので、図18の監視装置2
0の記憶部20fに記憶される端末装置定時発報記録表
の説明図である。
【図20】 従来例に係る監視装置20の定時発報チェ
ックルーチンの動作フローチャートである。
【図21】 従来例に係る端末装置10の動作フローチ
ャートである。
【図22】 従来例に係る監視装置20の動作フローチ
ャートである。
【図23】 従来例に係る端末装置10から監視装置2
0に送出されるデータのフォーマット図である。
【符号の説明】
1a〜1n 設備機器(ビル内)、10 端末装置、1
0a 監視部、10c 通信部、30 監視装置、30
a 通信部、30b 中央制御部、30f 記憶部、4
0、40a、40b 局線、41 局(NTT)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の設備機器を監視する監視部及び該
    設備機器の監視に基づく定時発報情報を送出する通信部
    を有する複数の端末装置と、これら端末装置に公衆回線
    を介して接続され上記定時発報情報を受信する通信部と
    各端末装置毎の管理番号に対応した定時発報日時を記録
    する端末装置定時発報記録表を有する記憶部及び上記各
    端末装置からの定時発報毎に上記端末装置定時発報記録
    表に各端末装置毎の管理番号に対応した定時発報日時を
    記録制御すると共に該端末装置定時発報記録表を一定間
    隔で検索し各端末装置の定時発報動作を確認する制御部
    とを有する監視装置とを備えた遠隔監視装置において、
    上記監視装置の通信部をPBXダイヤルインサービス対
    応とすると共に、各端末装置毎にPBXダイヤルインサ
    ービスの内線指定番号を割り当て、かつ上記監視装置の
    制御部を、各端末装置からの定時発報時に内線指定番号
    情報を受信することで発報した端末装置の管理番号を得
    て上記内線番号情報の受信後は着信サービスを実行しな
    く呼びを確立しないようにしたことを特徴とする遠隔監
    視装置。
  2. 【請求項2】 上記監視装置の制御部は、予め定められ
    た定時発報確認時刻に定時発報チェックルーチンを起動
    し各端末装置の定時発報動作を確認することを特徴とす
    る請求項1記載の遠隔監視装置。
  3. 【請求項3】 上記監視装置の制御部は、予め定められ
    た時刻に各端末装置から定時発報される内線指定番号情
    報に基づいて各端末装置の定時発報動作を確認すること
    を特徴とする請求項1または2記載の遠隔監視装置。
  4. 【請求項4】 上記監視装置の制御部は、予め定められ
    た間隔内で少なくとも2回連続して各端末装置から定時
    発報される内線指定番号情報に基づいて各端末装置の定
    時発報動作を確認することを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の遠隔監視装置。
  5. 【請求項5】 上記監視装置の通信部は、PBXダイヤ
    ルインサービスの契約者回線を少なくとも2回線有し、
    各端末装置毎に該契約者回線数に応じたPBXダイヤル
    インサービスの内線指定番号を割り当て、かつ上記監視
    装置の制御部は、各端末装置から該契約者回線数に応じ
    て発報される異なる内線指定番号情報に基づいて各端末
    装置の定時発報動作を確認することを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれかに記載の遠隔監視装置。
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