JPS61151934A - 接点装置 - Google Patents

接点装置

Info

Publication number
JPS61151934A
JPS61151934A JP27593084A JP27593084A JPS61151934A JP S61151934 A JPS61151934 A JP S61151934A JP 27593084 A JP27593084 A JP 27593084A JP 27593084 A JP27593084 A JP 27593084A JP S61151934 A JPS61151934 A JP S61151934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
movable
movable contact
movable body
pressure spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27593084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0560208B2 (ja
Inventor
洋一 横山
浜口 博昭
山本 政利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP27593084A priority Critical patent/JPS61151934A/ja
Publication of JPS61151934A publication Critical patent/JPS61151934A/ja
Publication of JPH0560208B2 publication Critical patent/JPH0560208B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、リモートコントロール用リレーに用いられ
る接点装置に関する。
〔背景技術〕
リモコンスイッチを備え、トランスによって降圧された
電圧で電流が流れるようになった操作回路が接続され、
リモコンスイッチからのON、OFF信号を°受けて負
荷の電源回路の開閉を行うリレーが、負荷のリモートコ
ントロールを行うのに用いられている。このようなリレ
ーを用いるようにすると、複数個のリモコンスイッチを
リレーに接続して複数箇所で負荷の電源回路の開閉を行
えるようにしたり、複数の負荷の各リレーを1箇所に集
めて、負荷の集中監視を行えるようにしたりするという
ようなこと等ができるようになるので非常に便利である
。また、操作回路には、低い電圧の電流が流れるので、
操作回路の取扱いが簡単となり、感電等の事故もなくな
る。
このようなリレーは、感度の高いものが求められている
〔発明の目的〕
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、感度の高いリレーを得ることのできる接点装置を
提供することを目的としている。
〔発明の開示〕
前記のような目的を達成するため、この発明は、負荷回
路制御用の固定接点と可動接点を開閉する駆動手段とな
る電磁石装置を備えたリモートコントロール用リレーに
用いられる接点装置であって、軸止されて正逆揺動可能
となり軸の両側に支持部を持つ揺動体、揺動体の片側に
枢止されるとともに電磁石装置の作用により正逆方向に
駆動する可動体、一端に可動接点を持ち、中央部と他端
が揺動体の両支持部と向かい合うよう中央部が揺動体の
可動体枢止側に着脱可能に支持された可動接触子、可動
接触子の可動接点と向かい合う固定接点、揺動体に配置
され、可動接触子の可動接点とは反対側を揺動体方向に
付勢する接圧バネおよび可動接点の裏側に設けられるス
トッパをそれぞれ備え、可動体が前進して可動接触子の
可動接点を固定接点に接触させると、接圧バネが可動接
触子の枢止側支持部を押して可動体が後退するよう付勢
し、可動体が後退すると可動接触子の両側が枢止側とは
反対の支持部とストッパに当たり、接圧バネがこの支持
部を押して可動体が前進するよう付勢するようになって
いる接点装置をその要旨としている。以下、実施例をあ
られず図面にもとづき、この発明の詳細な説明する。
第1図ないし第5図は、この発明にかかる接点装置の1
実施例が用いられたリレーをあられす。
図にみるように、このリレーは、熱硬化性樹脂等からな
るボディ1、および、同じく熱硬化性樹脂等からなるカ
バー2を持ち、両者はかしめビン3等で互いに固定され
るようになっている。ボディ1の中央には、電磁石装置
4および電磁石装置4により駆動されるようになった可
動体(プランジャ)5が配置されている。
電磁石装置4は絶縁材料からなるコイル枠6゜永久磁石
7を2本、L字形のマグネットヨーク8を2本およびコ
字形のヨーク9を2本それぞれ持つ、コイル枠6は、筒
状のコイル取付部6aと取付部6aの両端両側に設けら
れた四つの支持部6bを持つ。各支持部6bの上端には
取付片6cが上方向に突出しており、取付部6aの前端
両側に設けられた二つの支持部6b、6bには、穴6 
d付きのビン固定片6eが前方に突出している。取付部
6aには導線が巻かれてコイル10となっている。コイ
ルlOの両側には鉤部が後方になるようにしてマグネッ
トヨーク8,8が配置され、両マグネットヨーク8,8
の外側には永久磁石7゜7が配置されている。そして、
両永久磁石7,7の外側には、開口部を内側に向け、間
にコイル10、マグネットヨーク8,8.永久磁石7.
7をはさむようにして両ヨーク9.9が支持部6b・・
・に固定されている。ヨーク9は、鋳鉄等の磁性材料か
らなる芯部が樹脂によりモールドされる等している。
可動体5は、両側に接極子11a、llbが固定され、
前部に軸穴5aが設けられている。この可動体5は、中
間部がコイル枠の取付部6aに挿入され、再検極子11
a、llbが取付部6aの前後端と両ヨーク9,9の前
後端とがつくる空間に挿入されるよう配置されており、
正逆移動することができるようになっている。図中、4
6は残留空隙を設けるのに用いられるレシジュアルプレ
ートである。
電磁石装置4の上には、支持板12が配置されている。
この支持板12は、両側に二つずつ設けられた切欠12
a・・・にコイル枠の取付片6c・・・が挿入され、必
要に応じて取付片6cと切欠12aが接着、溶着、ある
いは、超音波溶接される等して電磁石装置4に一体化固
定されている。支持板12の前部および後部には、壁部
12bおよび12Gがそれぞれ設けられており、壁部1
2Cの裏側にはプリント基板13、壁部12cの両側に
は端子板14.15がそれぞれ固定されている。プリン
ト基板13には、ダイオード16a、16b、抵抗17
a、17bおよびコンデンサ18が固定されている。そ
して、圧入やかしめ等により支持板12に固定された2
枚の接点板19a、19bや接点バネ部20の支持板2
0aの各基部が支持板12の壁部12bを貫通してハン
ダ付等によりプリント基板13に接続されている。
両接点板19a、19bは互いに間をあけるようにして
配置され、両者の外側面に固定接点21゜21が設けら
れている。接点バネ部の支持板20aの先端には、接点
板19a、19bを間にはさ、む2枚の接点バネ20b
、20Cが固定さており、両接点バネ20b、20Cの
内側面には、可動接点22が設けられている。接点バネ
20b、20cは各々の接点22・・・を互いに向かい
合う接点板19a、19bの固定接点21.21に押し
つけるよう付勢している。:s子板14.15には、い
ずれも押締ねじ23により押え板24が固定されている
第6図および第7図に示されているように、コイル10
の一端が端子板14に電気的に接続され、他端は接点バ
ネ部20に接続されている。接点板19aはダイオード
16aを介し、接点板19bはダイオード16bを介し
端子板15に接続されており、両接点板19a、19b
は、コンデンサ18.抵抗17aを介して互いに接続さ
れている。そして、コンデンサ18と並列に抵抗17b
が接続されている。接点板19a、19b、接点バネ部
20.ダイオード16a、16b、コンデンサ18.抵
抗L7a、17bおよびプリント基板13は補助接点機
構を構成しており、コンデンサ18.抵抗17a、17
bは、コイル10のサージ電圧を吸収し、リレーの誤動
作を防止する保護回路を構成している。端子板14.1
5には、リモコンスイッチ61を備え、トランス62に
よ      (つて、普通、24Vに降圧された電圧
で電流が流されるようになった操作回路63が接続され
る。
電磁石装置4の側部には揺動体25が配置されている。
揺動体25は、上端に手動操作部26.その少し下の内
側に向けられる面に内側方向に突出するアクチュエータ
部27をそれぞれ備えており、中間部に軸穴28、外側
に向けられる面に下向きの開口29aを持つ凹所29を
それぞれ備えている。そして、下端内側面には軸穴を持
つコ字形のt530、外側面に突部31をそれぞれ備え
ている。凹所29の内側壁の内壁面上部には丸く突出す
る突部からなる支持部32、突部31の両側には低い突
条からなる支持部33がそれぞれ設けられている。すな
わち、両支持部32.33は、軸穴28の両側に設けら
れている。また、凹所29の開口29aの外側端には押
圧部(強制開離部)25aが設げられている。
揺動体25は、軸穴28をコイル枠6の両軸穴6d、6
dではさむようにして、これらにビン34が通されるこ
とにより、正逆揺動可能にコイル枠6に固定されている
。可動体5の先端が溝30に挿入され、可動体5の軸穴
5aと溝30の軸穴にビン35が通されることにより、
可動体5が揺動体25に枢止されている。そして、可動
体5を正逆動かすことにより、揺動体25を正逆揺動さ
せることができるようになっている。凹所29の外側壁
内壁面の高さ位置が支持部32.33の間になるような
位置には接圧バネ36が配置されており、この接圧バネ
36は、開口29aより挿入された板状の可動接触子3
7の基部を揺動体方向(内方向)に押している。可動接
触子37は中央に穴37a、下端に可動接点38と可動
電磁鉄片39をそれぞれ持ち、穴37aに揺動体25の
突部31が挿入されて、上端裏側が支持部32に、中間
部裏側が支持部33にそれぞれ向かい合うよう、揺動体
25に着脱自在に支持されている。そして、可動接触子
37の先端部は、内側に押し込まれと、ボディ1の内側
の可動接点38の裏側となる位置に設けられたストッパ
1bに当たるようになっている。揺動体の手動操作部2
6はボディ1の壁に設けられた切欠1aより外に覗いて
いる揺動体25の外側には、陽壁40を間にはさむよう
にして端子41.42が固定され、両端子41.42の
上端面には、いずれも、押締ねじ23により押え板24
が固定されている。端子41は、下端がU字形部41a
となっており、このU字形部41aの先端外側面には固
定接点43が固定されている。固定接点43は可動接触
子37の接点38と向かい合っている。この固定接点4
3とすでに説明した揺動体25.可動体5.可動接触子
37.接圧バネ36およびストッパ1bは、接点装置を
構成している。U字形部4aの基部にはコ字形部を有す
る固定電磁鉄片44が、そのコ字形部にU字形部41a
が挿入されるようにして固定されている。端子42と可
動接触子37の基部とは編組銅線45により電気的に接
続されている。端子41.42および可動接触子37は
、接点装置において、負荷回路制御用の主接点機構を構
成している。
図中、47は暖面ばね、48は盲板であつ、て、緩衝ば
ね47は、ボディ1に収納された電磁石装置4を押圧固
定するために用いられ、盲板48は、ボディ1の付加部
品収納室ICの開口1dを覆うのに用いられる。
このリレーはつぎのように動作する。
第2図、第4図および第6図に示されている状態は主接
点機構がOFFになった状態を示す。この状態において
は、接極子ILa、11bはいずれも励磁されておらず
、可動片5が後退して、接極子11aの両端が、永久磁
石7によりN極に励磁されたマグネットヨーク8.8の
前端に引きつけられ、接極子11bの両端が、永久磁石
7によりS極に励磁されたヨーク9の後端に引き付けら
れている。永久磁石7による吸引力は、第8図の曲線A
で示されているように、可動片5がONの位置に近づく
ほど○N方向に大きくなり、OFFの位置に近づくほど
OFF方向に大きくなる。揺動体25は、下端が可動体
5に引かれて後退し、上端が前進した状態となる。そし
て、支持部32が支持部33よりも前に突出し、接圧バ
ネ36で後方向に付勢された可動接触子37は上端が支
持部32に圧接し、下端がストッパ1bに圧接する。こ
のため、接圧バネ36は、ストッパ1bを支点として可
動接触子37を回動させ、支持部32を押して可動片5
を前進させるよう付勢している、可動片5がOFFの位
置近傍にある場合の接圧バネ36による荷重は、第8図
の折れ線Bで示されているようになっている。OFFの
位置においては、永久磁石による吸引力が接圧バネ36
による荷重よりも大きいので、可動体5はOFFの位置
にとどまる。アクチュエータ部27は接点バネ20bの
先端を押し上げ接点バネ20bの接点22.22と接点
板19aの接点21とを離すようにしている。他方、接
点バネ20Cの接点22゜22と接点板19bの接点2
1は接触したままとなる。
前記のような状態において、操作回路よりリレー回路に
、第6図に示されているような矢印C方向のON信号電
流を流すと、この電流は、端子板15、ダイオード16
b、接点板19b、接点ハネ部20.コイル10.端子
板14と流れる。そうすると、コイル10は第4図に示
されているように、接極子11aをN極に、接極子11
bをS極にそれぞれ励磁する。その結果、接極子11a
とヨーク9,9の前端間および接極子11bとマグネッ
トヨーク8.8の後端間の磁束が増加し、接極子11a
とマグネットヨーク8,8の前端間および接極子11b
とヨーク9.9の後端の磁束が減少して、可動体の位置
により第8図のDに示されているような磁力による吸引
力が生じる。その結果、可動体5を前進させる力が増大
し、磁力による吸引力とバネ駆動力との合計の力により
、可動体5が前進する。OFF時において、接圧バネ3
6が可動体5を前進させるよう付勢しているので、コイ
ル5に流すON信号電流電圧(動作電圧)は低くてすむ
。また、後で説明するように、コイル5に流すOFF電
流電圧も低くてすむようになるので、○N、OFF信号
電流電圧を低くしてリレーの感度を向上させることがで
きるようになる。これに対し、OFF時に可動接触子3
7の先端に当てられるストッパがない場合等、可動体5
にこれを前進させるような荷重かがけられていない場合
は、動作電圧を高くする必要が生じ、このようにすると
感度が低下する。すなわち、このリレーにおいては、ボ
ディ1における可動接触子37の裏面にはストッパ1b
が設けられているが、これが設けられていないときには
、吸引力曲線を、たとえば、図中、破線で示されている
曲線のごとくにする必要がある。しかし、前述したよう
に、○FF時の可動接触子37の位置がストッパ1bに
よりとどめられた位置であるので、このときには08時
の吸引力が、図中、曲線りで示されているように小さく
てすむ。したがって、動作電圧が少なくてすむのである
可動体5が前進すると、第1図に示されているように、
揺動体25は上端が後退し、下端が前進するよう回動す
る。そして、支持部33が可動接触子37の中間部を押
し、可動接触子37の接点38を端子41の接点43に
押しっけ、主接点機構を閉じる。これに少し遅れて、可
動体25の回動により下降したアクチュエータ部27が
接点ハネ20Cの先端を押し下げ、接点板19bの接点
21と接点バネ20cの接点22.22とを離す。この
間、アクチュエータ部27により押し上げられていた接
点バネ20bの先端が下がり、接点バネ20bの接点2
2.22と接点板19aの接点21が再び接触するよう
になり、電磁石装置に流しうる電流の向きが切換えられ
る。したがって、主接点機構を閉じたあと、少し遅れて
ON信号電流が切断されることになる。あとで説明する
ように、このリレーではOFF信号電流を流して主接点
機構を開いたあとも、少し遅れてOFF信号電流が切断
される。このように、補助接点機構を用いて、コイルI
Oを瞬時励磁することとすると、消費する電力が少なく
てすむようになり、コイル10が瞬時定格のものでよい
ので小型のものですむようになりリレー全体を小型にす
ることかできるようになる。しかも、コイル10の焼損
事故も少なくなる。                
       :可動体5が前進する途中においては、
第9図に示されているように、後退する支持部32と前
進する支持部33の両方に可動接触子37が当てられ、
接圧バネ36は、前進後退のどちらの方向にも可動体5
を付勢しなくなる。しかし、第1図に示されているよう
に可動片5がONの位置まで前進すると、可動接触子3
7の接点38が端子41の接点43に当たるので、支持
部32は可動接触子37から離れ、接圧バネ36は接点
43を支点として可動接触子37を後方へ付勢し、その
結果、可動体5を後退するよう付勢するようになる。
また、接圧バネ36は、支持部33を支点として可動接
触子37の接点38を接点43に押しつけるので、接点
38が強く接点43に圧接される。
可動体5がONの位置近傍にあるときのこれを後退させ
る方向にかかる接圧バネ36の荷重は、第8図の折れ線
Eに示されている通りである。この図にみるように、0
8時において可動体5に加えられる磁力によるON方向
への吸引力は接圧バネ36による反対方向の荷重よりも
大きい。したかって、可動体5は接圧バネ36の荷重に
打ち勝ってONの位置まで前進する。また、○N信号電
流が切断されても、永久磁石によるON方向への吸引力
が接圧バネ36による荷重よりも大きいので、可動体5
はONの位置で保持される。
第1図、第5図、第7図に示されているように、主接点
機構が閉になった状態において、i7図に示されている
ようにON信号電流とは逆向きのOFF信号電流を流す
と、この電流は端子板14、コイル10.接点バネ部2
0.接点板19a。
ダイオード16a、端子板15と流れる。そうすると、
第5図に示されているように接極子11aがS極、接極
子11bがN極にそれぞれ励磁され、可動体の位置によ
り第8図の曲線Fに示されているような吸引力が生じる
。その結果、可動体5を後退させる力が増大し、この磁
力にょる吸引力とバネ駆動力との合計の力により可動体
5が後退する。08時において接圧バネが可動体5を1
&退させるよう付勢しているので、コイル5に流す。
FF信号電流電圧も低くてすむ。
可動体5が後退すると、第2図に示されているように、
揺動体25は上端が前進し、下端が後退するよう回動す
る。そして、接圧ハネ36が可動接触子37の下端を後
退させるので、可動接触子37の接点と端子41の接点
43とが離れ、主接点機構が開かれる。これに少し遅れ
て、可動体25の可動により上昇したアクチュエータ部
27が接点バネ20bの先端を押し上げ、接点板19b
の接点21と接点バ$20bの接点22.22とを離す
。この間、アクチュエータ部27により押し下げられて
いた接点ハネ20Gの先端が上がり、接点ハネ20Cの
接点22.22と接点板19bの接点21とが再び接触
するようになり、電磁石装置に流しうる電流の向きが切
換えられる。したがって、主接点機構を閉じたあと、す
こし遅れてOFF信号電流が切断されることになる。
この発明にかかる接点装置では、前記のように揺動体2
5.可動接触子37および接圧バネ36が組み合わされ
ているので、ON時に可動接触子37の接点と主接点機
構の端子41の接点43とが万一溶着したとしても、O
FF時に自動的かつ確実に両接点37.43を開離させ
ることができる。これはつぎのような理由による。
従来では、第10図に示されているように一端が支持体
55で固定され他端に接点56を持つ可動接触子57が
用いられ、この可動接触子57の接点56と固定接点5
8とが溶着した場合、矢印にで示されているように、支
持体55と接点58の間から開離力を加えて両接点56
.58を開離させるようにしていた。しかしながら、こ
のようにすると、矢印り、Mで示されているように開離
力が二つに分散されるので、両接点56.58を開離さ
せることが困難になっていた。
これに対し、この実施例では、ON時において可動接触
子37の接点38と端子41の接点43とが溶着した場
合、OFF操作を行うと第11図に示されているうに、
揺動体25が回動して両支持部32.33が可動接触子
37から離れるので、可動接触子37は両支持部32.
33から独立する。その結果、両接点43.38を中心
とじて可動接触子37を回動させるような矢印N方向の
力が接圧バネ36により加えられるようになる。
そうすると、接圧バネ36の力が溶着部をこじあける様
に働くので、溶着開離効果が非常に大きくなる。したが
って、自動的かつ確実に両接点37.43を開離させる
ことができる。そして、実施例では、揺動体に押圧部2
5aが設けられているので、第12図に示されているよ
うに可動体5が後退して揺動体25がさらに回動すると
、押圧部25aが表側から可動接触子37に当たって衝
撃力を加え、可動接点の開離を強制するので、いっそう
高い溶着開離効果が得られる。なお、押圧部−の位置は
実施例のような位置でなくても、可動体5の後退時に表
側から可動接触子に当たるようであれば、このような効
果を得ることができる。
前記実施例のように、電磁石装置4と主接点機構の端子
41.42の間に揺動体25を配置するようにし、電磁
石装置4と可動接触子37の間に揺動体25の縦軸をは
さむようにすると、電磁石装置4と主接点機構とが互い
に絶縁されるので、両者間で互いに電磁気的影響を及ぼ
し合うことが少なくなり、リレーの性能が向上するとい
ったような効果がある。
前記リレーは、HID(水銀ハロゲン)ランプ等の高容
量負荷にも充分対応できるものとなっている。
〔発明の効果〕
この発明にかかる接点装置は、負荷回路制御用の固定接
点と可動接点を開閉する駆動手段となる電磁石装置を備
えたリモートコントロール用リレーに用いられる接点装
置であって、軸止されて正逆揺動可能となり軸の両側に
支持部を持つ揺動体、揺動体の片側に枢止されるととも
に電磁石装置の作用により正逆方向に駆動する可動体、
−fiに可動接点を持ち、中央部と他端が揺動体の両支
持部と向かい合うよう中央部が揺動体の可動体枢止側に
着脱可能に支持された可動接触子、可動接触子の可動接
点と向かい合う固定接点、揺動体に配置され、可動接触
子の可動接点とは反対側を揺動体方向に付勢する接圧ハ
ネおよび可動接点の裏側に設けられるストッパをそれぞ
れ備え、可動体が前進して可動接触子の可動接点を固定
接点に接触させると、接圧バネが可動接触子の枢止側支
持部を押して可動体が後退するよう付勢し、可動体が後
退すると可動接触子の両側が枢止側とは反対の支持部と
ストッパに当たり、接圧バネがこの支持部を押して可動
体が前進するよう付勢するようになっているので、感度
の高いリレーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図の(alはこの発明にかかる接点装置の1実施例
が用いられたリモートコントロール用リレーの一部切欠
平面図、開山)は同リレーの一部切欠正面図、同fcl
は同リレーの左側面図、同(d)は同リレーの右側面図
、第2図の(alは同リレーの平面図、同(blは同リ
レーの一部切欠正面図、第3図は同リレーの分解斜視図
、第4図および第5図は同リレーの電磁石装置および可
動体の構造説明図、第6図および第7図は同リレーの回
路とこの回路に接続された操作回路の説明図、第8図は
同リレーの可動体に加えられる吸引力と荷重をあられす
グラフ、第9図は同リレーの揺動体、接圧ハ翠および可
動接触子の動作説明図、第10図は従来の接点装置にお
ける溶着接点の開離動作説明図、第11図および第12
図は前記この発明にかかる接点装置の実施例における溶
着接点の開離動作説明図である。 1b・・・ストッパ 4・・・電磁石装置 5・・・可
動体25・・・揺動体 31・・−突部 32.33・
・・支持部36・・・接圧バネ 37・・・可動接触子
 37a・・・穴 38・・・可動接点 43・・・固
定接点代理人 弁理士  松 本 武 彦 さ 第8図 D FF 第9図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)負荷回路制御用の固定接点と可動接点を開閉する
    駆動手段となる電磁石装置を備えたリモートコントロー
    ル用リレーに用いられる接点装置であつて、軸止されて
    正逆揺動可能となり軸の両側に支持部を持つ揺動体、揺
    動体の片側に枢止されるとともに電磁石装置の作用によ
    り正逆方向に駆動する可動体、一端に可動接点を持ち、
    中央部と他端が揺動体の両支持部と向かい合うよう中央
    部が揺動体の可動体枢止側に着脱可能に支持された可動
    接触子、可動接触子の可動接点と向かい合う固定接点、
    揺動体に配置され、可動接触子の可動接点とは反対側を
    揺動体方向に付勢する接圧バネおよび可動接点の裏側に
    設けられるストッパをそれぞれ備え、可動体が前進して
    可動接触子の可動接点を固定接点に接触させると、接圧
    バネが可動接触子の枢止側支持部を押して可動体が後退
    するよう付勢し、可動体が後退すると可動接触子の両側
    が枢止側とは反対の支持部とストッパに当たり、接圧バ
    ネがこの支持部を押して可動体が前進するよう付勢する
    ようになつている接点装置。
  2. (2)揺動体が、可動体の後退時、可動接触子を表側か
    ら押圧して可動接点の開離を強制する押圧部を持つてい
    る特許請求の範囲第1項記載の接点装置。
JP27593084A 1984-12-25 1984-12-25 接点装置 Granted JPS61151934A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27593084A JPS61151934A (ja) 1984-12-25 1984-12-25 接点装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27593084A JPS61151934A (ja) 1984-12-25 1984-12-25 接点装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61151934A true JPS61151934A (ja) 1986-07-10
JPH0560208B2 JPH0560208B2 (ja) 1993-09-01

Family

ID=17562407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27593084A Granted JPS61151934A (ja) 1984-12-25 1984-12-25 接点装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61151934A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0560208B2 (ja) 1993-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5797351B2 (ja) 2つの反対に作動可能なスイッチを備える継電器
US2957961A (en) Switching device
JP4281251B2 (ja) 電磁継電器
US3308407A (en) Compact electromagnetic relay
JPS61151934A (ja) 接点装置
JPS6247928A (ja) 接点開閉装置
JPH0332033Y2 (ja)
JPS61151937A (ja) 接点操作装置
JPS6244926A (ja) 接点開閉装置
JPS6244927A (ja) 接点開閉装置
JPS6247927A (ja) 接点開閉装置
JPS61151944A (ja) リモ−トコントロ−ル用リレ−
JPH0436037Y2 (ja)
JPS61151933A (ja) 接点装置
JPS61151929A (ja) リモ−トコントロ−ル用リレ−の組立方法
JPH0428135A (ja) リモコンリレー
JPH0546196Y2 (ja)
JPH0142274Y2 (ja)
JPH0428130A (ja) リモコンリレー
KR102088398B1 (ko) 트립핀 회전형 차단기
JPH0668765A (ja) 接点開閉装置
CN118136461A (zh) 电磁继电器
JPH0514373B2 (ja)
JPH0142275Y2 (ja)
JPH0341398Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term