JPS6247927A - 接点開閉装置 - Google Patents

接点開閉装置

Info

Publication number
JPS6247927A
JPS6247927A JP18802085A JP18802085A JPS6247927A JP S6247927 A JPS6247927 A JP S6247927A JP 18802085 A JP18802085 A JP 18802085A JP 18802085 A JP18802085 A JP 18802085A JP S6247927 A JPS6247927 A JP S6247927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
movable
fixed
movable contact
movable body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18802085A
Other languages
English (en)
Inventor
洋一 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP18802085A priority Critical patent/JPS6247927A/ja
Publication of JPS6247927A publication Critical patent/JPS6247927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、リモートコントロール用リレーに用いられ
る接点開閉装置に関する。
〔背景技術〕
リモコンスイッチを備え、トランスによって降圧された
電圧で電流が流れるようになった操作回路が接続され、
リモコンスイッチからのON、OFF信号を受けて負荷
の電源回路の開閉を行うリレーが負荷のリモートコント
ロールを行うのに用いられている。このようなリレーを
用いるようにすると、複数個のリモコンスイッチをリレ
ーに接続して複数箇所で負荷の電源回路の開閉を行える
ようにしたり、複数の負荷の各リレーを1箇所に集めて
、負荷の集中監視を行えるようにしたりするというよう
なこと等ができるようになるので非常に便利である。ま
た、操作回路には、低い電圧の電流が流れるので、操作
回路の取り扱いが筒車となり、感電等の事故もなくなる
このようなリモートコントロール用リレーとして、第1
図〜第5図に示されているものが開発されている。図に
みるように、このリレーは、熱硬化性樹脂等からなるボ
ディ1、および、同じく熱硬化性樹脂等からなるカバー
2を持ち、両者はがしめビン3等で互いに固定されるよ
うになってい′る。ボディ1の中央には、電磁石装置4
および電磁石装置4により駆動されるようになった可動
体(プランジャ)5が配置されている。
電磁石装置4は絶縁材料からなるコイル枠6゜永久磁石
7を2本、12字形のマグネットヨーク8を2本および
コ字形のヨーク9を2本それぞれ持つ。コイル枠6は、
筒状のコイル取付部6aと取付部6aの両端両側に設け
られた四つの支持部6bを持つ。各支持部6bの上端に
は取付片6cが上方向に突出しており、取付部6aの前
端両側に設けられた二つの支持部6b、6bには、穴6
d付きのビン固定片6eが前方に突出している。取付部
6aには導線が巻かれてコイル10となっている。コイ
ル10の両側には鉤部が後方になるようにしてマグネッ
トヨーク8,8が配置され、両マグネットヨーク8,8
の外側には永久磁石7゜7が配置されている。そして、
両永久磁石7,7の外側には、開口部を内側に向け、間
にコイル10、マグネットヨーク8.8.永久磁石7.
7をはさむようにして両ヨーク9,9が支持部6b・・
・に固定されている。ヨーク9は、鋳鉄等の磁性材料か
らなる芯部が樹脂によりモールドされる等している。
可動体5は、両側に接極子11a、llbが固定され、
前部に軸穴5aが設けられている。この可動体5は、中
間部がコイル枠の取付部6aに挿入され、両接極子11
a、llbが取付部6aの前後端と両ヨーク9,9の前
後端とかつ(る空間に挿入されるよう配置されており、
正逆移動することができるようになっている。図中、4
6は残留空隙を設けるのに用いられるレシジュアルプレ
ートである。
電磁石装置4の上には、支持板12が配置されている。
この支持板12は、両側に二つずつ設けられた切欠12
a・・・にコイル枠の取付片6C・・・が挿入され、必
要に応じて取付片6Cと切欠12aが接着、溶着、ある
いは、超音波溶接される等して電磁石装置4に一体化固
定されている。支持板12の前部および後部には、壁部
12bおよび12cがそれぞれ設けられており、壁部1
2bの裏側にはプリント基板13、壁部12Cの両側に
は端子板14.15がそれぞれ固定されている。プリン
ト基板13には、ダイオード16a、16b、抵抗17
a、17bおよびコンデンサ18が固定されている。そ
して、圧入やかしめ等により支持板12に固定された2
枚の接点板19a、19bや接点バネ部20の支持板2
0aの各基部が支持体12の壁部12bを貫通してハン
ダ付等によりプリント基板13に接続されている。
両接点板19a、19bは互いに間をあけるようにして
配置され、両者の外側面に固定接点21゜21が設けら
れている。接点バネ部の支持板20aの先端には、接点
板19a、19bを間にはさむ2枚の接点バネ20b、
20cが固定されており、両接点バネ20b、20cの
内側面には、可動接点22が設けられている。接点バネ
20b。
20cは各々の接点22・・・を互いに向かい合う接点
板19a、19bの固定接点21.21に押しつけるよ
う付勢している。端子板14.15には、いずれも押締
ねじ23により押さえ板2,4が固定されている。
第6図および第7図に示されているように、コイル10
の一端が端子板14に電気的に接続され、他端は接点バ
ネ部20に接続されている。接点板19aはダイオード
16aを介し、接点板19bはダイオード16bを介し
端子板15に接続されており、両接点板19a、19b
は、コンデンサ18.抵抗17aを介して互いに接続さ
れている。そして、コンデンサ18と並列に抵抗17b
が接続されている。接点板19a、19b、接点バネ部
20.ダイオード16a、16b、コンデンサ18.抵
抗17a、17bおよびプリント基板13は補助接点機
構を構成しており、コンデンサ18.抵抗17a、17
bは、コイル10のサージ電圧を吸収し、リレーの誤動
作を防止する保護回路を構成している。端子板14.1
5には、リモコンスイッチ61を備え、トランス62に
よって、普通、24Vに降圧された電圧で電流が流され
るようになった操作回路63が接続される。
電磁石装置4の側部には揺動体25が配置されている。
揺動体25は、上端に手動操作部26.その少し下の内
側に向けられる面に内側方向に突出するアクチュエータ
部27をそれぞれ備えており、中間部に軸穴28、外側
に向けられる面に下向きの開口29aを持つ凹所29を
それぞれ備えている。そして、下端内側面には軸穴を持
っコ字形の溝30、外側面に突部31をそれぞれ備えて
いる。凹所29の内側壁の内壁面上部には丸く突出する
突部からなる支持部32、突部31の両側には低い突条
からなる支持部33がそれぞれ設けられている。すなわ
ち、両支持部32.33は、軸穴28の両側に設けられ
ている。また、凹所29の開口29aの外側端には押圧
部(強制開離部)25aが設けられている。
揺動体25は、軸穴28をコイル枠6の両軸穴6d、6
dではさむようにして、これらにピン34が通されるこ
とにより、正逆揺動可能にコイル枠6に固定されている
。可動体5の先端が?a30に挿入され、可動体5の軸
穴5aと溝3oの軸穴にビン35が通されることにより
、可動体5が揺動体25に枢止されている。そして、可
動体5を正逆動かすことにより、揺動体25を正逆揺動
させることができるようになっている。凹所29の外側
壁内壁面の高さ位置が支持部32.33の間になるよう
な位置には接圧バネ36が配置されており、この接圧バ
ネ36は、開口29aより挿入された板状の可動接触子
37の基部を揺動体方向(内方向)に押している。可動
接触子37は先端側がコ字形となっている。そして、中
央部に穴37a、先端部のコ字形両側に可動接点38.
39をそれぞれ持ち、穴37aに揺動体25の突部31
が挿入されて、基部裏側が支持部32に、中央部裏側が
支持部33にそれぞれ向かい合うよう、揺動体25に着
脱自在に支持されている。そして、可動接触子37の先
端部は、内側に押し込まれると、ボディ1の内側の可動
接点38.39の裏側となる位置に設けられたストッパ
1bに当たるようになっている。揺動体の手動操作部2
6はボディ1の壁に設けられた切欠1aより外に覗いて
いる。
揺動体25の外側には、隔壁40を間にはさむようにし
て固定接点板41.42が固定され、両回定接点板41
.42の上端面には、いずれも、押締ねじ23により押
さえ板24が固定されている。固定接点vi、41.4
2は、下端がU字形部41a、42aとなっており、両
U字形部41a。
42aの先端外側面には固定接点43.44が固定され
ている。固定接点43.44は可動接触子37の接点3
8.39と向かい合っている。固定接点板41.42と
すでに説明した揺動体25゜可動体5.可動接触子37
.接圧バネ36およびストッパ1bは、接点開閉装置を
構成している。
固定接点板41.42および可動接触子37は、負荷回
路制御用の主接点機構を構成している。
図中、47は緩衝バネ、48は盲板であって、緩衝バネ
47は、ボディ1に収納された電磁石装置4を押圧固定
するために用いられ、盲板48は、ボディ1の付加部品
収納室ICの開口1dを覆うのに用いられる。
このリレーはつぎのように動作する。
第2図、第4図および第6図に示されている状態は主接
点機構がOFFになった状態を示す。この状態において
は、接極子11a、Ilbはいずれも励磁されておらず
、可動体5が後退して、接極子11aの両端が、永久磁
石7によりN極に励磁されたマグネットヨーク8.8の
前端に引きつげられ、接極子11bの両端が、永久磁石
7によりS極に励磁されたヨーク9の後端に引き付けら
れている。永久磁石7による吸引力は、第8図の曲線A
で示されているように、可動体5がONの位置に近づく
ほどON方向に大きくなり、OFFの位置に近づくほど
OFF方向に大きくなる。揺動体25は、下端が可動体
5に引かれて後退し、上端が前進した状態となる。そし
て、支持部32が支持部33よりも前に突出し、接圧バ
ネ36で後方向に付勢された可動接触子37は基部が支
持部32に圧接し、先端部がストッパ1bに圧接する。
このため、接圧バネ36は、ストッパ1bを支点として
可動接触子37を回動させ、支持部32を押して可動体
5を前進させるよう付勢している。可動体5がOFFの
位置近傍にある場合の接圧バネ36による荷重は、第8
閾の折れ線Bで示されているようになっている。OFF
の位置においては、永久磁石による吸引力が接圧バネ3
6による荷重よりも大きいので、可動体5はOFFの位
置にとどまる。アクチュエータ部27は接点バネ20b
の先端を押し上げ接点バネ20bの接点22.22と接
点板19aの接点21とを離すようにしている。他方、
接点バネ20Cの接点22.22と接点板19bの接点
21は接触したままとなる。
前記のような状態において、操作回路よりリレ」回路に
、第6図に示されているような矢印C方向のON信号電
流を流すと、この電流は、端子板15、ダイオード16
b、接点板19b、接点バネ部20.コイル10.端子
板14と流れる。そうすると、コイル10は、第4図に
示されているように、接極子11aをN極に、接極子1
1bをS極にそれぞれ励磁する。その結果、接極子11
aとヨーク9,9の前端間および接極子11bとマグネ
ットヨーク8,8の後端間の磁束が増加し、接極子IL
aとマグネットヨーク8,8の前端間および接極子11
bとヨーク9.9の後端の磁束が減少して、可動体の位
置により第8図のDに示されているような磁力による吸
引力が生じる。
その結果、可動体5を前進させる力が増大し、磁力によ
る吸引力とバネ駆動力との合計の力により、可動体5が
前進する。OFF時において、接圧バネ36が可動体5
を前進させるよう付勢しているので、コイル5に流すO
N信号電流電圧(動作電圧)は低くてすむ。また、後で
説明するように、コイル5に流すOFF信号電流電圧も
低くてすむようになるので、ON、  OFF信号電流
電圧を低くしてリレーの感度を向上させることができる
ようになる。これに対し、OFF時に可動接触子37の
先端に当てられるストッパがない場合等、可動体5にこ
れを前進させるような荷重がかけられていない場合は、
動作電圧を高くする必要が生じ、このようにすると感度
が低下する。すなわち、このり1/−においては、ボデ
ィ1における可動接触子37の裏面にはストッパ1bが
設けられているが、これが設けられていないときには、
吸引力曲線を、たとえば、図中、破線で示されている曲
線のごとくにする必要がある。しかし、前述したように
、OFF時の可動接触子37の位置がストッパ1bによ
りとどめられた位置であるので、このときにはON時の
吸引力が、図中、曲線りで示されているように小さくて
すむ。したがって、動作電圧が少なくてすむのである。
可動体5が前進すると、第1図に示されているように、
揺動体25は上端が後退し、下端が前進するよう回動す
る。そして、支持部33が可動接触子37の中央部を押
し、可動接触子37の接点38.39を固定接点板41
,4.2の接点43゜44に押しつけ、主接点機構を閉
じる。これに少し遅れて、揺動体25の回動により下降
したアクチュエータ部27が接点バネ20cの先端を押
し下げ、接点板]、 9 bの接点21と接点バネ20
cの接点22.22とを離す。この間、アクチュエータ
部27により押し上げられていた接点バネ20bの先端
が下がり、接点バネ20bの接点22、22と接点板1
9aの接点21が再び接触するようになり、電磁石装置
に流しうる電流の向きが切り換えられる。したがって、
主接点機構を閉じたあと、少し遅れてON信号電流が切
断されることになる。あとで説明するように、このリレ
ーではOFF信号電流を流して主接点機構を開いたあと
も、少し遅れてOFF信号電流が切断される。
このように、補助接点機構を用いて、コイル10を瞬時
励磁することとすると、消費する電力が少なくてすむよ
うになり、コイル10が瞬時定格のものでよいので小型
のものですむようになりリレー全体を小型にすることが
できるようになる。しかも、コイル10の焼損事故も少
なくなる。
可動体5が前進する途中においては、後退する支持部3
2と前進する支持部33の両方に可動接触子37が当て
られ、接圧バネ36は、前進後退のどちらの方向にも可
動体5を付勢しなくなる。
しかし、第1図に示されているように可動体5がONの
位置まで前進すると、可動接触子37の接点38.39
が固定接点板41.42の接点43.44に当たるので
、支持部32は可動接触子37から離れ、接圧バネ36
は接点43を支点として可動接触子37を後方へ付勢し
、その結果、可動体5を後退するよう付勢するようにな
る。また、接圧バネ36は、支持部33を支点として可
動接触子37の接点38.39を接点43.44に押し
つけるので、接点38.39が強(接点43.44に圧
接される。
可動体5がONの位置近傍にあるときのこれを後退させ
る方向にがかる接圧バネ36の荷重は、第8図の折れ線
已に示されている通りである。この図□にみるように、
ON時において可動体5に加えられる磁力によるON方
向への吸引力は接圧バネ36による反対方向の荷重より
も大きい。したがって、可動体5は接圧バネ36の荷重
に打ち勝ってONの位置まで前進する。また、ON信号
電流が切断されても、永久磁石によるON方向への吸引
力が接圧バネ36による荷重よりも大きいので、可動体
5はONの位置で保持される。
第1図2第5図、第7図に示されているように、主接点
機構が閉になった状態において、第7図に示されている
ようにON信号電流とは逆向きのOFF信号電流を流す
と、この電流は端子板14、コイル10.接点バネ部2
0.接点板19a。
ダイオード16a、端子板15と流れる。そうすると、
第5図に示されているように接極子11aがS極、接極
子11bがN極にそれぞれ励磁され、可動体の位置によ
り第8図の曲線Fに示されているような吸引力が生じる
。その結果、可動体5を後退させる力が増大し、この磁
力による吸引力とバネ駆動力との合計の力により可動体
5が後退する。ON時において接圧バネが可動体5を後
退させるよう付勢しているので、コイル5に流すOFF
信号電流電圧も低くてすむ。
可動体5が後退すると、第2図に示されているように、
揺tlJ体25は上端が前進し、下端が後退するよう回
動する。そして、接圧バネ36が可動接触子37の先端
部を後退させるので、可動接触子37の接点38.39
と固定接点板41.42の接点43.44とが離れ、主
接点機構が開かれる。これに少し遅れて、揺動体25の
回動により上昇したアクチュエータ部27が接点バネ2
0bの先端を押し上げ、接点板19bの接点21と接点
バネ20bの接点22.22とを離す。この間、アクチ
ュエータ部27により押し下げられていた接点バネ20
cの先端が上がり、接点バネ20Cの接点22.22と
接点板19bの接点21とが再び接触するようになり、
電磁石装置に流しうる電流の向きが切り換えられる。し
たがって、主接点機構を閉じたあと、すこし遅れてOF
F信号電流が切断されることになる。
このリレーは、前記のような接点開閉装置を備えている
ので、ON、OFF信号電流電圧を低くして感度を向上
させることができるようになっている。また、接点開閉
装置が、固定接点板と可動接点の組み合わせを2組備え
ていて2点切り構成となっているため、リレーの寿命が
長いものとなっている。これは、1点切り構成のものの
ように1組の固定接点板と可動接点の設置に代えて、端
子板と可動接触子を編組銅線等で接続するようにすると
、接点の開閉回数が多くなれば編組銅線等が切れる恐れ
が多くなるのに対し、前記接点開閉装置はそのようなこ
とがないからである。
しかしながら、前記接点開閉装置は、つぎのような問題
があった。すなわち、主接点機構に、たとえば、100
0A以上というような大きな短絡電流が流れた場合、固
定接点と可動接点間の電磁反発により可動接点(可動接
触子)が浮き上がってアークが発生し、そのため、固定
接点と可動接点とが溶着して再使用できなくなるという
問題である。
〔発明の目的〕
この発明は、この問題を解決するためになされたもので
あって、大きな短絡電流が流れたとしても、固定接点と
可動接点とが溶着する恐れが非常に少ない接点開閉装置
を提供することを目的としている。
〔発明の開示〕
発明者は、前記リレーに用いられている接点開閉装置を
改良することにより前記目的を達成しようとして研究を
重ねた。その結果、ここにこの発明を完成した。
すなわち、この発明は、負荷回路制御用の接点開閉装置
、および、この接点開閉装置を開閉する駆動手段となる
電磁石装置を備えたリモー1−コントロール用リレーに
用いられ、軸止されて正逆揺動可能となり軸の両側に支
持部を持つ揺動体、揺動体の片側に枢止されるとともに
電磁石装置の作用により正逆方向に駆動する可動体、先
端部に横に並べられた二つの可動接点を持ち、中央部と
基部が揺動体の両支持部と向かい合うよう中央部が揺動
体の可動体枢止側に着脱可能に支持された可動接触子、
固定接点を持ち、固定接点が前記可動接触子の各可動接
点と向かい合うよう配置される二つの固定接点板、揺動
体に配置され、可動接触子の基部側を揺動体方向に付勢
する接圧バネおよび可動接点の裏側に設けられるストッ
パをそれぞれ備え、可動体が前進して可動接触子の可動
接点を固定接点板の固定接点に接触させると、接圧バネ
が揺動体の枢止側支持部を押して可動体が後退するよう
付勢し、可動体が後退すると可動接触子の先端部がスト
ッパに当たるとともに基部が枢止側とは反対側の支持部
に当たり、接圧バネがこの支持部を押して可動体が前進
するよう付勢するようになっている接点開閉装置であっ
て、前記二つの固定接点板における固定接点設置部分近
傍には、8字形の固定電磁鉄片が、その側片と中央片の
先端を再固定接点板の間および両側から可動接触子に望
ませるようにして設置され、前記可動接触子における可
動接点設置部分近傍の前記固定電磁鉄片と対応する位置
には、可動電磁鉄片が設置されていることを特徴とする
接点開閉装置をその要旨としている。
以下に、この発明の詳細な説明する。
この発明にかかる接点開閉装置も、前記従来の接点開閉
装置と同様、固定接点板、揺動体、可動体、可動接触子
、接圧バネおよびスト・7バを備え、前記のようにして
配置されるようになっている。しかし、可動接触子およ
び固定接点板として、第9図に示されているものが用い
られているところが異なっている。第9図にみるように
、固定接点板64.65は、いずれも、下端が0字形部
64a、65aとなっており、両U字形部64a。
65aの先端外側面には固定接点43.44が固定され
ている。そして、平面E字形の固定電磁鉄片66が、再
固定接点板64.65をまたぎ、その中央片66cおよ
び側片66a、66b先端を、0字形部64a、65a
の間および両側から可動接触子67に望ませるようにし
て、両固定接点43.44の下側にあたる両U字形64
a、65aの底部に固定されている。再固定接点板64
゜65は、固定電磁鉄片66と再固定接点板64゜65
とが互いに絶縁される等して、互いに絶縁されている必
要がある。可動接極子67は、先端側がコ字形となって
おり、中央部に揺動体の突部が挿入される穴67aが設
けられている。そして、先端部のコ字形両側には、可動
接点68.69が設けられているとともに、両回動接点
68.69の下側の前記固定電磁鉄片66と対応する位
置に可動電磁鉄片70が設けられている。
このような固定設定板および可動接触子を備えていると
、接点開閉装置がON状態となっている場合において、
大きな短絡電流が発生しても、可動電磁鉄片が固定電磁
鉄片に吸引されるので、可動接点(可動接触子)が浮き
上がる恐れが非常に少ない。そのため、固定接点と可動
接点とが溶着して再使用できなくなるという問題が生じ
る恐れがほとんどなくなるのである。一般には、前記の
ような固定接点板および可動接触子を設けるようにする
と、2500A以上の短絡電流にも耐え得る性能となる
なお、E字形の固定電磁鉄片を第10図に示されている
ような絶縁材料からなるホルダを用いて取り付けるよう
にすると、簡単に取り付けを行うことができるとともに
、両固定接点板間の絶縁性が向上するので好ましい。
図にみるように、このホルダ71は、平面E字形をして
おり、下面には、前記平面E字形の固定電磁鉄片が挿入
される溝71aが設けられている。溝71aは、固定電
磁鉄片の中央片および側片の先端面が露出するよう、ホ
ルダの中央片71bおよび側片71c、71dの先端部
分で開口している。そして、ホルダの中央片71bにお
ける両側の壁の下端、および両側片71C,71dにお
ける内側の壁の下端には係止用の爪72が設けられてい
る。第11図に示されているように、両接点板64.6
5のU字形部64a、65aの底に固定電磁鉄片66を
載せ、その上からホルダ71をかぶせて冬瓜72をU字
形部64a、65aにひっかければ、固定電磁鉄片66
を両回定接点板64.65に固定することができる。
゛〔発明の効果〕 この発明にかかる接点開閉装置は、前記のような構成と
なっているので、大きな短絡電流が流れたとしても、固
定接点と可動接点とが溶着する恐れが非常に少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図の(a)はリモートコントロール用リレーの一部
切欠平面図、同(b)は同リレーの一部切欠正面部、同
(C1は同リレーの左側面図、同(d)は同リレーの右
側面図、第2図の(alは同リレーの平面図、同(bl
は同リレーの一部切欠正面図、第3図は同リレーの分解
斜視図、第4図および第5図は同リレーの電磁石装置お
よび可動体の構造説明図、第6図および第7図は同リレ
ーの回路とこの回路に接続された操作回路の説明図、第
8図は同リレーの可動体に加えられる吸引力とずれの説
明図、第9図は可動接極子と固定接点板の斜視図、第1
0図はホルダの斜視図、第11図は、ホルダにより固定
電磁鉄片が固定接点板に画定された状態の正面図である
。 1b・・・スl−ソバ 4・・・電磁石装置 5・・・
可動体25・・・揺動体 31・・・突部 32,33
・・・支持部 36・・・接圧ハ、1t43.44・・
・固定接点 64.65・・・固定接点板 66・・・
固定電磁鉄片 67・・・可動接触子 67a・・・穴
 68.69・・・可動接点 70・・・可?J+電磁
鉄片 代理人 弁理士  松 木 武 彦 第4図 第5図 9  10     a  \ 第8図 FF

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)負荷回路制御用の接点開閉装置、および、この接
    点開閉装置を開閉する駆動手段となる電磁石装置を備え
    たリモートコントロール用リレーに用いられ、軸止され
    て正逆揺動可能となり軸の両側に支持部を持つ揺動体、
    揺動体の片側に枢止されるとともに電磁石装置の作用に
    より正逆方向に駆動する可動体、先端部に横に並べられ
    た二つの可動接点を持ち、中央部と基部が揺動体の両支
    持部と向かい合うよう中央部が揺動体の可動体枢止側に
    着脱可能に支持された可動接触子、固定接点を持ち、固
    定接点が前記可動接触子の各可動接点と向かい合うよう
    配置される二つの固定接点板、揺動体に配置され、可動
    接触子の基部側を揺動体方向に付勢する接圧バネおよび
    可動接点の裏側に設けられるストッパをそれぞれ備え、
    可動体が前進して可動接触子の可動接点を固定接点板の
    固定接点に接触させると、接圧バネが揺動体の枢止側支
    持部を押して可動体が後退するよう付勢し、可動体が後
    退すると可動接触子の先端部がストッパに当たるととも
    に基部が枢止側とは反対側の支持部に当たり、接圧バネ
    がこの支持部を押して可動体が前進するよう付勢するよ
    うになっている接点開閉装置であって、前記二つの固定
    接点板における固定接点設置部分近傍には、E字形の固
    定電磁鉄片が、その側片と中央片の先端を両固定接点板
    の間および両側から可動接触子に望ませるようにして設
    置され、前記可動接触子における可動接点設置部分近傍
    の前記固定電磁鉄片と対応する位置には、可動電磁鉄片
    が設置されていることを特徴とする接点開閉装置。
JP18802085A 1985-08-27 1985-08-27 接点開閉装置 Pending JPS6247927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18802085A JPS6247927A (ja) 1985-08-27 1985-08-27 接点開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18802085A JPS6247927A (ja) 1985-08-27 1985-08-27 接点開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6247927A true JPS6247927A (ja) 1987-03-02

Family

ID=16216254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18802085A Pending JPS6247927A (ja) 1985-08-27 1985-08-27 接点開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6247927A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5797351B2 (ja) 2つの反対に作動可能なスイッチを備える継電器
US8130064B2 (en) Switching device
EP0532586A1 (en) SWITCHING DEVICE CONTROLLED BY ELECTRO-MAGNET.
US6853275B2 (en) Electromagnetic relay
EP0534572B1 (en) Bistable electrical relay
JPS6247927A (ja) 接点開閉装置
US4149131A (en) Electromagnetic relay
JPS6247928A (ja) 接点開閉装置
US4542359A (en) Polar relay
JPH0332033Y2 (ja)
JPS6244926A (ja) 接点開閉装置
JPS61151934A (ja) 接点装置
US20200035434A1 (en) Contact device and electromagnetic relay
JPS6244927A (ja) 接点開閉装置
JPS61151937A (ja) 接点操作装置
JPH0546196Y2 (ja)
JPH0436037Y2 (ja)
JPS61151944A (ja) リモ−トコントロ−ル用リレ−
JPS61151933A (ja) 接点装置
JPS61151929A (ja) リモ−トコントロ−ル用リレ−の組立方法
US4673908A (en) Polarized relay
JPH0142274Y2 (ja)
JPH0514373B2 (ja)
JPH0428130A (ja) リモコンリレー
JP2004055498A (ja) 高電圧大電流用電磁継電器