JPS61151490A - 物体検出装置 - Google Patents

物体検出装置

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JPS61151490A
JPS61151490A JP59278547A JP27854784A JPS61151490A JP S61151490 A JPS61151490 A JP S61151490A JP 59278547 A JP59278547 A JP 59278547A JP 27854784 A JP27854784 A JP 27854784A JP S61151490 A JPS61151490 A JP S61151490A
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Kazuo Tani
和男 谷
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Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 [産業上の利用分野] この発明は物体検出装置に関し、移動ロボット等が障害
物を検出してどれを避けたり進路を変更したりするのに
必要なものである。
[従来の技術] 従来この種の物体検出装置として用いられているものに
はテレビカメラや半導体装置検出装置(PSD)を用い
たものが発明されている。
テレビカメラを用いたものは、外光または投光した光の
被検出物体による反射光を受光して、信号を取出し、こ
れらをコンピュータにより計暉処即するものであるが、
探索領域が2次元又は3次元であるため処理過程が複雑
で計算量も多くなるため時間がかかり、移動するロボッ
トのリアルタイムには向かないという欠点がある。PS
Dを用いた場合は、他の物体から乱反射された光も一緒
に受光されこれらの光陽が加重平均されるため、物体が
真の位置とは異なる位置にあるように認識される、とい
う欠点があり、また装置そのものもデリケートであり、
精度の高い検出測定が困難である、という問題がある。
[発明が解決しようとする問題点] この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、計算処理量が少ないため計算処理に要する時間が少
なく、移動するロボットのリアルタイムに適当で、構造
も簡単で安価であり、ロボットの移動のための前方領域
の物体検出という目的を十分に果し得る物体検出装置を
提供することを目的としている。
(ロ)発明の構成 [問題を解決するための手段] この目的に対応して、この発明の物体検出装置は、定位
置から第1の反射系の平反射面に向かう定方向に平行光
線束を発し得る発光系と、前記平行光線束と垂直である
第1の回転軸に平行な姿勢で前記第1の回転軸の回りに
回転し得る第1の平反射面を有する第1の反射系と、前
記第1の回転軸と平行かつ対向して位置する第2の回転
軸の回りに前記第2の回転軸に平行な姿勢で前記第1の
回転軸と同じ方向に回転し1qてかつ回転位相が前記第
1の平反射面と一定角だけ異なる第2.の平反射面を有
する第2の反射系と、及び前記第2の反射系からの光線
束を集光する光学系と前記光学系の焦点位置に位置する
受光素子とを有する受光系とを備えることを特徴として
いる。
以下、この発明の詳細を、一実施例を示す図面について
説明する。
第1図、第2図、第3図及び第4図において1は物体検
出装置である。物体検出装置1は発光系2と、第1の反
射系3と、第2の反射系4と、及び受光系5を備えてい
る。
発光系2は、レーザ光1168を発する発光器7と発せ
られたレーザ光線6aを平行光線束6bに変える光学器
機9と、定位置において平行光線束6bを一定方向に反
射して第1の反射系3の平反射面8に向かって発ぼられ
る平行光線束6Cとなし1qる平11ili鏡11とを
有する。
第1の反射系3は、平行光線束6Cと垂直である第1の
回転軸C1に平行な4つの平反射面8a。
8b 、8c 、8dを有し、これら4つの平反射面は
、回転軸C1を中心軸とする正四角柱の4つの側面の外
側に1つずつ平面視この順に時計回りに同じ高さで位置
しており、相互の相対位置を変えずに、第1の回転軸C
1に平行な姿勢で第1の回転軸C1の回りに方向12へ
回転可能である。
第2の反射系4は、第1の回転軸CIと平行かつ対向し
て位置する第2の回転軸Qに平行な4つの平反射面13
a 、13b 、13c 、13dを有し、これら4つ
の平反射面は回転軸Cfr中心軸とする正四角柱の4つ
の側面の外側に1つずつ平面視この順に時計回りに同じ
高さで位置しており、相互の相対位置を変えずに第2の
回転軸C2に平行な姿勢で第2の回転軸への回りに方向
12へ回転可能であり、第1及び第2の反射系の径は等
しい。
平行光線束6Cの光軸及びその延長を基線15とし、平
反射面8aと平反射面13aとが基線15となす角をそ
れぞれσ、τとするときτ−σ=一定=90” + (
γ/2)  (γニ一定)・・・■ となるように、 即ち平反射面8aと平反射面13aとは同じ方向12に
回転するが、常に回転位相が一定角90”+(γ/2)
だけずれているように構成する。
この場合、平反射面8bと13b 、80と130.8
dと136も回転位相が常に90°+(γ/2)1だけ
ずれることになるが、このような回転を第1及び第2の
反射系に与える方法としては例えばエンドレスのタイミ
ングベルトによってこれらの反射系を連結して等速で駆
動する方法をとることができる。実際、第5図に示すよ
うに、タイミングベルト14を矢印24の方向に駆動し
て、正四角柱状の第1の反射系3を第1の回転軸CIの
回りにGHIJで示す位置からG’ H’  ビJ′で
示す位置へ方向12へ中心角ωだけ回転させたとき、反
射面8aが基線15となす角はσからσ′へと変化する
ものとすれば簡単な計算によりσ′ =σ+ω    
       ・・・■となる。
このとき反射面13aが基l1115となす角がτから
τ′に変化するものとすると、同様に、τ′=τ+ω 
        ・・・■となるから、■、■から τ′−σ′ =τ−σ となり、2つの平反射面の回転位相の差は常に一定であ
る。従って初めのτ、σについて式■を満たすようにセ
ットしておけばよい。
受光系5は平面鏡16を有している。平面鏡16は定位
置にあって第2の反射系4により反射され基4115に
沿って進む平行光線束6fを、光学系の集光レンズ17
に向かう定方向に反射し嵜る。
集光レンズ17の焦点位置には受光素子18が位置して
いる。
なお、この実施例ではフィルターによって外光との区別
が容易で平行光線の得易いレーザ光線を用いたが、レー
ザ光線に限る必要はなく、暗所で使用したりな/υらか
の方法で外光との区別が可能である場合には他の光の使
用も可能である。
また、平反射面8及び13を、回転位相が常に一定角9
0’+(γ/2)だけずれているように同期して回転さ
せる方法としては、タイミングベルトの代りに、電気的
に制御する方法、例えば電磁オシログラフに用いられる
ガルバノメータの技術等を用いることができる。
この場合、平反射面8及び13として4枚の鏡の組では
なく、各1枚の鏡を電流により制御する。
熱論発光器7、または受光素子18を基線15上に配置
した場合は、光路変更用の平面鏡11、または16は不
要となる。
[作用] このように構成された物体検出装置1においては、発光
系2の発光器7から発せられたレーザ光WA6aは、光
学器機9により平行光線束6bに変えられ、平面l11
1により反射されて平行光線束6Gとなり、基115に
沿って進み、第1の反射系3の平反射面8のうちの例え
ば平反射面8aの表面の点E及びその近傍に至り、反射
されて平行光線束6dとなる。ここで、平反射面8aは
回転しているから、その回転位相により反射光である平
行光線束6dが基線15となす角φは変化する。
今、平行光線束6dが物体21の表面上の点P及びその
近傍で乱反射されてそのうちの一部である平行光線束6
eが基線15と角ψをなして平反射面13a上の点F及
びその近傍に向かい、F及びその近傍で平反射面13a
により反射され、前記平行光線束6fになって11線1
5に沿って進んだとすると、平行光線束6fは、平面1
!16で反射されて平行光線6gとなり集光レンズ17
によって集光され収束する光6hとなり、受光素子18
に受光される。
このとき、平行光線束6dの光軸である投光軸と平行光
線束6eの光軸である受光軸とのなす角乙EPFは、ψ
−φであるが、式■に、筒中な計算によって1りられる を代入して簡単にすることにより、 ψ−φ=γ        ・・・■ と求められ、LEPFは一定となる。
従ってPは弦EFに立つ円周角がγ(一定)である円弧
Cの上にあることになる。
角φにより反射点EFは幾分変動するが、この変動は小
さいから、このような点Pの軌跡は円弧Cで近似される
曲線りを描く。
平反射面8と平面鏡11との位置関係による制約や、同
様に平反射面13と平面鏡16との位置関係に・よる制
約、及びロボットの進路にある物体を検出する目的等か
ら、曲線りのうち投光軸22が基線15となす角φは一
定角α以上で、また受光軸23が基線となす角ψは一定
角β以下の範囲にある略円弧ΔB(実線で示す)上にあ
る点Pについてのみ、投光された光が受光素子18に受
光されるように構成しておけば、略円弧AB上にある任
意の物体からの反射光が受光素子18に受光される(第
2図)。
さて、平反射面8aが平面鏡11からの平行光線束60
を受ける位置にある場合に、まず第2図に示すようにφ
−αのとき、八に物体がなければ平行光線束5dl、L
Aを通って前方に進み受光素子18は受光しない。平反
射面8aの回転につれφは増し平行光線束6dは略円弧
ABである曲線Dトの点を走査してゆき、物体21上の
点Pで、受光素子8は受光する(第1図)が、第3図に
示すように平行光線束6dが曲線り上の点Rの前方、曲
mDの外側にある物体25の表面上の点Q及びその近傍
で反射された場合は、その反射光の一部6jは平反射面
13aには向かわず、また他の一部6には平反射面13
aに反射されてもその反射光6111は基線15と平行
とはならず従って平面鏡16に向かわないか、向かって
も平面鏡16による反射光16nは集光レンズ17に向
かわないかあるいは向かっても受光素子18には受光さ
れない。いずれにしてもQからの反射光線は受光素子1
8には受光されない。
物体がRの手前にある場合も同様の理由でその反射光は
受光素子18には受光されない。
第4図に示すように略円弧AB上の探索領域を過ぎると
物体26があってもその反射光はやはり受光素子18に
は受光されないし、ロボット進路の障害にもならない。
平反射面8aについてφが180°を過ぎると次の平反
射面8bが平行光線束6Cを反射し、同じことを8c 
、 8d 、 8a 。
・・・と繰返す。この間のロボットの進行によりPが曲
線りの内側に入るとPは検出されなくなるが、ロボット
の記憶装置に入れておき進路変更を行ない物体21を避
けるようにすることができる。
(ハ)発明の効果 以上の説明から明らかなように、この発明の物体検出装
置は、検出領域である略円弧ABをロボットの進行面と
平行になるように構成することにより、唯一つのパラメ
ータ、例えばφについての受光量の分布を得ることがで
きるから、テレビカメラやPSOを用いたものと違って
1次元であり受光素子の個数も少なく計算が処理量が極
く少なくなり、移動ロボットのリアルタイムに適すると
共に、構造が簡単で安価である。必要によりロボットの
進行面と垂直な方向に沿って複数の1外体検出装置1を
配置して検出領域を3次元的に拡大することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の物体検出装置により物体を検出する
仕組みを示す平面説明図、第2図はこの発明の物体検出
H置の検出領域の境界における状態を示す平面説明図、
第3図はこの発明の物体検出装置の検出領域外の物体と
の関係を示す平面説明図、第4図はこの発明の物体検出
装置の検出領域外の伯の物との関係を示す平面説明図、
及び第5図は第1図の反射系が回転軸の回りに回転した
ときの平反射面と基線のなす角の変化を示す平面説明図
である。 1・・・物体検出装置  2・・・発光系  3・・・
第1の反射系  4・・・第2の反射系  5・・・受
光系6a・・・レープ光線  6b・・・平行光線束 
 6c・・・平行光線束  7・・・光学器Ia  8
・・・平反射面9・・・光学器機  11・・・平面鏡
  12・・・方向13・・・平反射面  14・・・
タイミングベルト15・・・基線  16・・・平面鏡
  17・・・集光レンズ  18・・・受光素子  
21・・・物体  22・・・投光軸  23・・・受
光軸  24・・・矢印  25・・・物体  26・
・・物体 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 定位置から第1の反射系の平反射面に向かう定方向に平
    行光線束を発し得る発光系と、前記平行光線束と垂直で
    ある第1の回転軸に平行な姿勢で前記第1の回転軸の回
    りに回転し得る第1の平反射面を有する第1の反射系と
    、前記第1の回転軸と平行かつ対向して位置する第2の
    回転軸の回りに前記第2の回転軸に平行な姿勢で前記第
    1の回転軸と同じ方向に回転し得てかつ回転位相が前記
    第1の平反射面と一定角だけ異なる第2の平反射面を有
    する第2の反射系と、及び前記第2の反射系からの光線
    束を集光する光学系と前記光学系の焦点位置に位置する
    受光素子とを有する受光系とを備えることを特徴とする
    物体検出装置
JP59278547A 1984-12-25 1984-12-25 物体検出装置 Granted JPS61151490A (ja)

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JPH0334038B2 JPH0334038B2 (ja) 1991-05-21

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63134986A (ja) * 1986-11-26 1988-06-07 Matsushita Electric Works Ltd 人数検出装置
WO2017057522A1 (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 東日本旅客鉄道株式会社 車両上空物検測装置及び方法
JP2020063978A (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 パイオニア株式会社 投光装置、受光装置、投受光装置、投光方法、受光方法、プログラム及び記録媒体

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