JPH06236209A - 移動体の自動追尾式位置測定装置 - Google Patents

移動体の自動追尾式位置測定装置

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JPH06236209A
JPH06236209A JP5022424A JP2242493A JPH06236209A JP H06236209 A JPH06236209 A JP H06236209A JP 5022424 A JP5022424 A JP 5022424A JP 2242493 A JP2242493 A JP 2242493A JP H06236209 A JPH06236209 A JP H06236209A
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JP
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JP5022424A
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Inventor
Jitsuo Yoshida
実夫 吉田
Katsumi Ito
勝美 伊藤
Masahiro Fujiwara
正弘 藤原
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KOSU KK
NOUSAKUMOTSU SEIIKU KANRI SYST
NOUSAKUMOTSU SEIIKU KANRI SYST KENKYUSHO KK
Original Assignee
KOSU KK
NOUSAKUMOTSU SEIIKU KANRI SYST
NOUSAKUMOTSU SEIIKU KANRI SYST KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体が比較的高速に移動する場合であって
も自動追尾可能で高信頼性である移動体の自動追尾式位
置測定装置を提供する。 【構成】 相対移動する物体A,Bの一方に発光体20
が、且つ、他方に撮像手段Sが設けられ、撮像手段Sの
撮像情報に基づいて撮像視野内に発光体20を捉えるよ
うに、撮像手段Sの撮像角度調節手段11,12を作動
させる追尾制御手段100と、撮像角度を検出する撮像
角度検出手段11a,12aと、撮像方向に沿って検出
方向を設定して発光体20までの距離を検出する距離検
出手段13と、撮像角度情報及び距離検出情報に基づい
て発光体20の位置を測定する位置測定手段101とが
設けられ、距離検出手段13が発光体20が撮像視野内
の所定位置にあるときに距離検出作動を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体の自動追尾式位
置測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる移動体の自動追尾式位置測定装置
は、例えば、図8に示すように、電子セオドライトシス
テムと呼ばれる3次元位置測定装置であって、この3次
元位置測定装置では、従来、移動体1上に設けられた追
尾ターゲット2がコーナーキューブ3によって構成さ
れ、このコーナーキューブ3に向けて、地上側の装置4
から検出用のビーム光5を投射するとともに、コーナー
キューブ3からの反射ビーム光6の一部を装置内蔵のポ
ジションセンサ7に導き、その画面内での反射ビーム光
の2次元位置に応じて、撮像角度変更手段によって縦軸
芯θ周りの旋回動作及び横軸芯φ周りの首振り動作を行
って、反射ビーム光の位置が画面の中心位置になるよう
に追尾制御を行う。そして、この追尾制御により反射ビ
ーム光の位置が画面の中心に位置した状態でコーナーキ
ューブ3からの反射ビーム光6を受光して検出されたコ
ーナーキューブ3(即ち移動体1)までの距離情報と、
上記縦軸芯θ周りの旋回角度及び横軸芯φ周りの首振り
角度情報とに基づいて、移動体1の3次元位置を測定す
るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、コーナーキューブ3に入射するビーム光の許容入
射角(コーナーキューブ表面に立てた垂線に対する)
が、コーナーキューブ3の光学特性より実用上±5度程
度に制限されるので、追尾ターゲット2の面が少し傾い
ただけでビーム光がコーナーキューブ3に入射していて
も有効な反射ビーム光が得られないことになる。又、追
尾ターゲット2の大きさ自体も一定サイズに制限される
ことから、例えば追尾ターゲット2が高速で移動した場
合等において、ビーム光が追尾ターゲット2に入射しな
くなる場合も起こりやすい。従って、追尾ターゲット2
を見失わないようにするために移動体1の移動速度が数
Km程度に制限され、又、一度追尾ターゲット2を見失
うとその復帰を自動的に行うことができず手動にてビー
ム光の投射方向を再設定する必要があり、従来の移動体
の自動追尾式位置測定装置は実用的なものではなかっ
た。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、移動体が比較的高速に移動する
場合にも自動追尾可能であってその位置測定が可能な移
動体の自動追尾式位置測定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による移動体の自
動追尾式位置測定装置の第1の特徴構成は、相対移動す
る物体の一方に発光体が、且つ、他方に撮像手段が設け
られ、前記撮像手段の撮像情報に基づいてその撮像視野
内に前記発光体を捉えるように、前記撮像手段の撮像角
度調節手段を作動させる追尾制御手段が設けられ、前記
撮像手段が設けられている物体側に、前記撮像手段の撮
像角度を検出する撮像角度検出手段と、前記撮像手段の
撮像方向に沿って検出方向を設定した状態で前記発光体
までの距離を検出する距離検出手段と、前記撮像角度検
出手段及び前記距離検出手段の情報に基づいて、前記発
光体の位置を測定する位置測定手段とが設けられ、前記
距離検出手段は、前記発光体が前記撮像手段の撮像視野
内の所定位置にあるときに距離検出を行うように構成さ
れている点にある。
【0006】又、第2の特徴構成は、前記発光体を発光
させる発光駆動装置が、間欠的に発光駆動するように構
成され、前記撮像手段が、前記発光駆動装置によって間
欠的に発光駆動される前記発光体の発光タイミングに同
期して、撮像作動を行うように構成されているいる点に
ある。
【0007】又、第3の特徴構成は、前記距離検出手段
によって検出された前記発光体までの距離情報に基づい
て、前記撮像手段の撮像倍率を変更するズーム手段が設
けられている点にある。
【0008】
【作用】本発明の第1の特徴構成によれば、相対移動す
る物体の一方に設けられた発光体が、相対移動する物体
の他方に設けられた撮像手段によって撮像され、この撮
像情報に基づいて、撮像手段側の追尾制御手段が、撮像
視野内に発光体を捉えるように撮像手段の撮像角度調節
手段を作動させる。そして、この追尾制御によって発光
体が撮像視野内の所定位置に位置したときに、撮像手段
の撮像方向に沿って検出方向を設定した距離検出手段が
発光体までの距離を検出するとともに、撮像手段の撮像
角度が検出され、この発光体までの距離情報及び撮像角
度の情報とに基づいて、発光体の位置が測定される。
【0009】又、第2の特徴構成によれば、発光体が間
欠的に発光する一方、撮像手段が、発光体の発光タイミ
ングに同期して撮像作動を行い、そして、この撮像情報
に基づいて、上記と同様の発光体の追尾制御及び発光体
の位置測定が実行される。
【0010】又、第3の特徴構成によれば、ズーム手段
が上記検出された発光体までの距離情報に基づいて撮像
手段の撮像倍率を変更するように作動する。
【0011】
【発明の効果】本発明の第1の特徴構成によれば、発光
体を含む比較的広い範囲を撮像した撮像情報によって、
発光体(即ち追尾ターゲット)の位置を検出しているの
で、従来のように(図8参照)、例えば、追尾ターゲッ
トに向けてビーム光を投射してその反射光によって追尾
ターゲットの位置検出を行うものに比べて、追尾ターゲ
ットが比較的高速に移動した場合にも追尾ターゲットを
見失うおそれがなく、撮像視野内に追尾ターゲットを捉
える追尾制御が可能になるとともに、仮に追尾ターゲッ
トを見失った場合にもその撮像視野内に追尾ターゲット
を捉えるように自動復帰することが比較的容易にでき
る。そして、上記自動追尾された状態における検出距離
情報と角度情報とによって、発光体(即ち追尾ターゲッ
ト)の位置測定を確実に行うことができる。もって、高
信頼性かつ実用的な移動体の自動追尾式位置測定装置が
得られる。
【0012】又、第2の特徴構成によれば、発光体の発
光タイミングに同期して撮像作動が行われ、このタイミ
ング以外の時点で発光する外乱光の影響が除去でき、も
って、一層信頼性の高い移動体の自動追尾式位置測定装
置が得られる。
【0013】又、第3の特徴構成によれば、例えば、発
光体までの距離が近くなると撮像倍率を低くする一方、
距離が遠くなると撮像倍率を高くするようにズーム手段
を作動させることにより、撮像視野内での発光体の大き
さを所定サイズに維持することができ、もって、追尾制
御及び位置測定の精度向上が可能になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、相対移動する物体の一方とな
る作業車A(詳細は省略)側に、発光体としての電球2
0が設置され、一方、この電球20を含む所定範囲を撮
像する撮像手段としてのイメージセンサSが、地上側に
固定された他方の物体である自動追尾式位置測定装置B
に設置されている。
【0015】前記自動追尾式位置測定装置Bには、前記
電球20までの距離を検出する距離検出手段としてのレ
ーザ測長器13が、前記イメージセンサSの撮像方向に
沿ってその検出方向を設定した状態で設置されるととも
に、イメージセンサSとレーザ測長器13とは、設置台
9上に一体のものとして固定設置されている。又、この
設置台9を縦軸芯θ周りに旋回させる旋回用モータ11
と、設置台9を横軸芯φ周りに首振り動作させる首振り
用モータ12とが設けられている。従って、この旋回用
モータ11及び首振り用モータ12によって、前記イメ
ージセンサSの撮像角度を調節する撮像角度調節手段1
1,12が構成される。尚、上記旋回用モータ11及び
首振り用モータ12には、夫々エンコーダ11a,12
aが内蔵されており(図3参照)、このエンコーダ11
a,12aの情報に基づいてイメージセンサSの撮像角
度(撮像方向)が検出されるようになっている。従っ
て、前記エンコーダ11a,12aによって、前記イメ
ージセンサSの撮像角度を検出する撮像角度検出手段1
1a,12aが構成される。
【0016】前記電球20は、前記作業車Aに立設した
円柱19の先端部に設置され、この円柱19の外周面に
は、前記レーザ測長器13から投射される距離検出用の
ビーム光17をその入射方向へ向けて反射する反射シー
ト19aが形成されている。又、前記作業車A側には、
前記電球20を発光させる発光駆動装置としての発光用
電源22が設けられ、この発光用電源22は間欠的に発
光駆動するように構成されている。従って、電球20
は、発光用電源22によって間欠的に発光駆動されるこ
とになる。
【0017】図2に示すように、前記イメージセンサS
は、光学系を構成する電動ズームレンズ14と分光光学
系23、及び撮像部である電子シャッター搭載の白黒式
のCCDセンサ15からなる。電動ズームレンズ14に
は、フォーカス駆動モータ33と、フォーカス位置検出
センサである第1ポテンショメータ34と、ズーム駆動
モータ35と、ズーム位置検出センサである第2ポテン
ショメータ36とが設けられている。又、分光光学系2
3には、光学フィルター24と、ハーフミラー25とが
設けられている。そして、電動ズームレンズ14及び分
光光学系23を通過した電球20からの光が、CCDセ
ンサ15に設けられた撮像素子であるCCD素子27上
に結像するように構成されるとともに、電球20からの
光のうちハーフミラー25によって一部反射された光
が、光センサ26に入射するように構成されている。
尚、光学フィルター24は、電球20の発光波長に対し
て透過率が大きくなるようにしてある。
【0018】次に、図3に基づいて、制御構成について
説明すれば、撮像角度コントローラ49、イメージセン
サコントローラ50、レーザ測長器コントローラ51、
及び、これらのコントローラ49,50,51を制御す
るメインコントローラCが設けられている。前記撮像角
度コントローラ49には、前記エンコーダ11a,12
aからの前記イメージセンサSの撮像角度情報が入力さ
れるとともに、前記旋回用モータ11及び首振り用モー
タ12に対する駆動信号が出力されている。前記イメー
ジセンサコントローラ50には、前記CCDセンサ15
の撮像情報、前記光センサ26の検出情報、前記第1ポ
テンショメータ34及び第2ポテンショメータ36の検
出情報が入力されるとともに、前記CCDセンサ15、
前記フォーカス駆動モータ33及び前記ズーム駆動モー
タ35に対する駆動信号が出力されている。前記レーザ
測長器コントローラ51には、前記レーザ測長器13か
らの距離検出情報が入力されるとともに、前記レーザ測
長器13に対する制御信号が出力されている。
【0019】前記メインコントローラCを利用して、前
記レーザ測長器13によって検出された前記電球20ま
での距離情報に基づいて、イメージセンサSの撮像倍率
を変更するズーム手段102が構成されている。即ち、
電球20までの距離が遠くなるとズーム倍率を上げる一
方、電球20までの距離が近くなるとズーム倍率を下げ
るように電動ズーム14のレンズ位置を移動させる制御
を行うことにより、撮像視野内での電球20の大きさを
適正な大きさに維持するようにしている。具体的に説明
すれば、図4に示すように(図の縦軸は、ズーム駆動モ
ータ35の駆動電圧(V)を示す)、距離対レンズ位置
の標準特性Mから、電球20までの距離がL(m)であ
るときに適正レンズ位置にするための駆動電圧はd
(V)であり、この適正駆動電圧dの上下±1/2Δd
の範囲に入るように制御する。更に、前記電球20の撮
像視野内での移動方向が横方向であるときには、上記標
準特性Mに沿った制御経路40で制御するが、上記移動
方向が遠近方向であるとき、つまり、撮像視野内での電
球20の位置はあまり変わらずに距離が変わるときに
は、上記標準特性Mに沿った制御経路40よりも急速な
制御経路41,42(41は遠方側への移動時、42は
接近側への移動時の経路である)にて制御するようにし
ている。これにより、追尾制御の遅れを極力小さくする
ようにしている。
【0020】又、前記イメージセンサコントローラ50
は、前記光センサ26の検出情報を処理して、電球20
の発光タイミングを検出するように構成されており、こ
れより、前記光センサ26と前記イメージセンサコント
ローラ50とを利用して、電球20からの光を受光して
その発光タイミングを検出するタイミング検出部Tが構
成される。具体的に説明すれば、図5に示すように、前
記電球20からの間欠発光を受光したときの光センサ2
6の出力電圧30は、昼間時の標準的な周囲光条件での
光センサ26の出力電圧31よりも十分に大きいので、
電球20からの間欠発光に対応する電圧30のピーク値
と、昼間時の周囲光に対応する電圧31との間に閾値電
圧Thを設定し、電球20からの間欠発光に対応する電
圧30が上記閾値電圧Thを越えたとき(t1時)にタ
イミング信号を発生するようにしている。尚、32は夜
間時での周囲光による光センサ26の出力電圧を示す。
そして、前記イメージセンサコントローラ50は、前記
タイミング検出部Tからのタイミング情報に基づいて、
前記発光用電源22によって間欠的に発光駆動される前
記電球20の発光タイミングに同期して、前記イメージ
センサSが撮像作動を行うように、イメージセンサSの
作動を制御する。
【0021】又、前記メインコントローラCを利用し
て、前記イメージセンサSの撮像情報に基づいてその撮
像視野内に前記電球20を捉えるように、前記旋回用モ
ータ11及び首振り用モータ12を作動させる追尾制御
手段100が構成されている。又、前記メインコントロ
ーラCは、前記電球20が前記イメージセンサSの撮像
視野内の所定位置(後述のレーザ測長可能領域K内)に
あるときに、前記レーザ測長器13の距離検出が行われ
るように制御するように構成されている。そして、前記
メインコントローラCを利用して、前記両エンコーダ1
1a,12a及び前記レーザ測長器13の情報に基づい
て、前記電球20の位置を測定する位置測定手段101
が構成されている。
【0022】次に、図6に示すタイムチャートによっ
て、前記メインコントローラCの動作を具体的に説明す
ると、前述のように、電球20の間欠発光に対応してタ
イミング信号が発生し、このタイミング信号の立ち上が
り時(t1)から、CCDセンサ15に搭載の電子シャ
ッターが所定時間ONして撮像作動が実行される。そし
て、得られた撮像情報によって、図7に示すように、そ
の撮像視野29内での電球20の位置を計測する処理を
行う。この視野内位置計測では、電球20に対応する領
域の重心位置Gが検出され、この位置Gと撮像視野29
の中心点Oとの偏差が判別される。この視野内位置計測
において、上記偏差が大きくて中心点Oを含むレーザ測
長可能範囲K内に位置していない場合(図の最初のt1
時)は、その範囲Kになるように、前記旋回用モータ1
1及び首振り用モータ12を作動させるトラッキング制
御を行う。尚、上記レーザ測長可能範囲Kは、前記ズー
ム倍率が大きい場合は広く、ズーム倍率が小さい場合は
狭く設定される。そして、上記トラッキング作動のあ
と、レーザ測長を行う。尚、上記偏差が小さくてレーザ
測長可能範囲K内に位置している場合(図の2番目のt
1時)は、トラッキング制御は行わずに直ちにレーザ測
長を行う。
【0023】そして、上記レーザ測長によって得られた
距離情報と前記エンコーダ11a,12aによって得ら
れる撮像角度の情報とに基づいて、前記電球20(作業
車A)の3次元での位置を測定する位置測定処理を行
う。尚、電球20に対応する領域の重心位置Gが撮像視
野29の中心点Oに正確に位置していないときは、上記
エンコーダ11a,12aからの角度情報は、電球20
の角度位置に対して誤差を含むので、ズーム倍率等に基
づいて補正することになる。
【0024】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。 上記実施例では、相対移動する物体A,Bのうち、
発光体20が設けられる方の物体Aが移動する一方、撮
像手段Sを設けた方の物体Bが地上側に固定されて移動
しない場合を例示したが、逆に、発光体20が設けられ
る方の物体Aが停止する一方、撮像手段Sを設けた方の
物体Bが移動するように構成してもよい。又、両物体
A,Bが共に移動するように構成してもよい。
【0025】 上記実施例では、撮像手段Sとして、
白黒式のCCDカメラを用いた場合を例示したが、CC
Dカメラ以外に、例えば、PSDカメラ等を用いてもよ
く、又、白黒式ではなく、カラー式のカメラを用いるよ
うにしてもよい。
【0026】 上記実施例では、撮像手段Sの角度調
節手段11,12として、電動モータによって構成した
ものを例示したが、モータに限らず、他のアクチュエー
タを用いることができる。又、上記実施例では、撮像手
段Sの角度調節手段であるモータ11,12に、エンコ
ーダを内蔵させて撮像角度を検出するように構成した
が、モータ11,12とは別体に、例えば、ポテンショ
メータ等の角度検出手段を設けるように構成してもよ
い。
【0027】 上記実施例では、発光体20を電球に
よって構成したものを例示したが、これ以外に、例え
ば、LED発光器等を用いるようにしてもよい。
【0028】 上記実施例では、追尾制御手段100
が、発光体20を撮像視野の中心点Oを含む所定範囲K
内に位置させるように制御する場合を例示したが、この
撮像視野内に発光体20を捉えるときの目標となる所定
範囲Kは距離検出手段13の測長性能等に応じて適宜変
更できる。
【0029】 上記実施例では、発光体20の発光タ
イミングに撮像手段Sの撮像作動を同期させるために、
発光タイミングを検出するタイミング検出部Tを撮像素
子への光のうち一部を分光して別の光センサ26によっ
て検出させるものを例示したが、このような別の光セン
サ26を設けずに、撮像情報そのものを処理して発光タ
イミングを検出してもよい。又、上記実施例では、タイ
ミング検出部Tを撮像手段側に設けたものを例示した
が、これ以外に、例えば、撮像手段側に同期信号発生手
段を設け、この同期信号発生手段からの同期信号を発光
体20及び撮像手段Sに送信して、夫々間欠発光及び撮
像作動を同期させるように構成することもできる。
【0030】 上記実施例では、撮像手段Sの撮像方
向に沿って検出方向を設定した状態で発光体20までの
距離を検出する距離検出手段13として、レーザ測長器
を用いたものを例示したが、距離検出手段13としては
上記レーザ測長器に限らず他の光式あるいは超音波式等
の距離検出手段が使用可能である。
【0031】 上記実施例では、ズーム手段102に
よって作動されるズーム機構として、電動モータにて駆
動するものを例示したが、電動モータに限らず、他のア
クチュエータにて駆動するズーム機構が適宜使用でき
る。
【0032】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動追尾式位置測定装置の全体構成図
【図2】撮像手段の構成を示す一部断面側面図
【図3】自動追尾式位置測定装置の制御構成を示すブロ
ック図
【図4】ズーム手段の作動を説明する特性図
【図5】発光タイミングの検出作動を説明する図
【図6】制御作動を説明するタイムチャート
【図7】撮像視野内における位置計測処理の説明図
【図8】従来の自動追尾式位置測定装置の全体構成図
【符号の説明】
A 物体 B 物体 20 発光体 S 撮像手段 11,12 撮像角度調節手段 100 追尾制御手段 11a,12a 撮像角度検出手段 13 距離検出手段 101 位置測定手段 22 発光駆動装置 102 ズーム手段
フロントページの続き (72)発明者 藤原 正弘 兵庫県明石市魚住町住吉1丁目4番地6 株式会社コス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対移動する物体(A),(B)の一方
    に発光体(20)が、且つ、他方に撮像手段(S)が設
    けられ、 前記撮像手段(S)の撮像情報に基づいてその撮像視野
    内に前記発光体(20)を捉えるように、前記撮像手段
    (S)の撮像角度調節手段(11,12)を作動させる
    追尾制御手段(100)が設けられ、 前記撮像手段(S)が設けられている物体(B)側に、
    前記撮像手段(S)の撮像角度を検出する撮像角度検出
    手段(11a,12a)と、前記撮像手段(S)の撮像
    方向に沿って検出方向を設定した状態で前記発光体(2
    0)までの距離を検出する距離検出手段(13)と、前
    記撮像角度検出手段(11a,12a)及び前記距離検
    出手段(13)の情報に基づいて、前記発光体(20)
    の位置を測定する位置測定手段(101)とが設けら
    れ、 前記距離検出手段(13)は、前記発光体(20)が前
    記撮像手段(S)の撮像視野内の所定位置にあるときに
    距離検出を行うように構成されている移動体の自動追尾
    式位置測定装置。
  2. 【請求項2】 前記発光体(20)を発光させる発光駆
    動装置(22)が、間欠的に発光駆動するように構成さ
    れ、 前記撮像手段(S)が、前記発光駆動装置(22)によ
    って間欠的に発光駆動される前記発光体(20)の発光
    タイミングに同期して、撮像作動を行うように構成され
    ている請求項1記載の移動体の自動追尾式位置測定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記距離検出手段(13)によって検出
    された前記発光体(20)までの距離情報に基づいて、
    前記撮像手段(S)の撮像倍率を変更するズーム手段
    (102)が設けられている請求項1又は2記載の移動
    体の自動追尾式位置測定装置。
JP5022424A 1993-02-10 1993-02-10 移動体の自動追尾式位置測定装置 Pending JPH06236209A (ja)

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JP5022424A Pending JPH06236209A (ja) 1993-02-10 1993-02-10 移動体の自動追尾式位置測定装置

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JP (1) JPH06236209A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08178615A (ja) * 1994-12-21 1996-07-12 Nosakubutsu Seiiku Kanri Syst Kenkyusho:Kk 移動体の位置検出装置及び誘導装置
JP2015230681A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 株式会社デンソー 非接触給電装置
JP2017050829A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 株式会社日立情報通信エンジニアリング カメラ制御システム、及び、カメラ制御方法

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