JPH0755921A - 移動体の自動追尾装置 - Google Patents

移動体の自動追尾装置

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JPH0755921A
JPH0755921A JP16178293A JP16178293A JPH0755921A JP H0755921 A JPH0755921 A JP H0755921A JP 16178293 A JP16178293 A JP 16178293A JP 16178293 A JP16178293 A JP 16178293A JP H0755921 A JPH0755921 A JP H0755921A
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JP
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image pickup
light
imaging
bulb
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JP16178293A
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Jitsuo Yoshida
実夫 吉田
Katsumi Ito
勝美 伊藤
Masanori Fujiwara
正徳 藤原
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NOUSAKUMOTSU SEIIKU KANRI SYST
NOUSAKUMOTSU SEIIKU KANRI SYST KENKYUSHO KK
Kubota Corp
Original Assignee
NOUSAKUMOTSU SEIIKU KANRI SYST
NOUSAKUMOTSU SEIIKU KANRI SYST KENKYUSHO KK
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像画面内の所定位置に発光体を捉えるため
の撮像角度調節手段の角度調節量を正確に求め、上記所
定位置に発光体を的確に捉える。 【構成】 相対移動する物体A,Bの一方に発光体20
が、且つ、他方に発光体20を撮像する撮像手段S及び
この撮像手段Sの撮像倍率を変更するズーム手段が設け
られ、撮像手段Sの撮像情報及びズーム手段の撮像倍率
情報に基づいて、撮像手段Sの撮像画面内の所定位置に
発光体20を捉えるように、撮像手段Sの撮像角度調節
手段11,12を作動させる追尾制御手段が設けられ、
撮像手段Sが設けられている物体B側に、発光体20ま
での距離を検出する距離検出手段13が設けられ、追尾
制御手段は、発光体20の大きさ情報及び距離検出手段
13の距離情報に基づいて、ズーム手段の撮像倍率を求
める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相対移動する物体の一
方に発光体が、且つ、他方に前記発光体を撮像する撮像
手段及びこの撮像手段の撮像倍率を変更するズーム手段
が設けられ、前記撮像手段の撮像情報及び前記ズーム手
段の撮像倍率情報に基づいて、前記撮像手段の撮像画面
内の所定位置に前記発光体を捉えるように、前記撮像手
段の撮像角度調節手段を作動させる追尾制御手段が設け
られた移動体の自動追尾装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる移動体の自動追尾装置では、例え
ば、電球等の発光体が設けられた一方の物体が移動し、
この移動する物体を撮像するテレビカメラ等の撮像手段
及び撮像倍率を変更するズーム手段が設けられた他方の
物体が地上側に固定される。そして、撮像画面内の所定
位置(例えば画面中心)に発光体を捉えるために、従来
では、撮像画面内での発光体の上記所定位置(画面中
心)からの偏差を画素数を単位として検出するととも
に、ズーム手段の作動量を検出するポテンショメータ等
の出力電圧より求めた撮像倍率から画面内の1画素当た
りの撮像角度を算出し、この1画素当たりの撮像角度に
画素数で表した上記偏差を掛けて角度調節量を求め、こ
の角度調節量だけ例えば垂直軸芯周りの旋回手段及び水
平軸芯周りの首振り手段からなる撮像角度調節手段を作
動させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、画面内の1画素当たりの撮像角度を算出するのに
必要な撮像倍率情報を、ズーム手段の作動量を検出する
ポテンショメータ等の出力電圧より求めているために、
例えば、レンズの移動量をポテンショメータ等の回転部
分の回転量に変換する際の機械的な誤差(バックラッシ
ュ等)や、ポテンショメータ等の出力電圧をA/D変換
して制御装置内に取り込む際の量子化誤差及び出力電圧
から撮像倍率に変換する変換係数の誤差等の電気的な誤
差が発生し、撮像画面内の所定位置(例えば画面中心)
に発光体を捉えるように撮像角度調節手段を作動させる
ための角度調節量にも誤差が含まれることになる。その
結果、この角度調節量で撮像角度を調節しても撮像画面
内の所定位置に発光体を的確に捉えることができないお
それがあるという不都合があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、撮像画面内の所定位置に発光体
を捉えるための撮像角度調節手段の角度調節量を正確に
求め、上記所定位置に発光体を的確に捉えるようにする
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による移動体の自
動追尾装置の第1の特徴構成は、前記撮像手段が設けら
れている物体側に、前記発光体までの距離を検出する距
離検出手段が設けられ、前記追尾制御手段は、前記発光
体の大きさ情報及び前記距離検出手段の距離情報に基づ
いて、前記ズーム手段の撮像倍率を求めるように構成さ
れている点にある。
【0006】又、第2の特徴構成は、前記発光体を発光
させる発光駆動装置が、間欠的に発光駆動するように構
成され、前記撮像手段が、前記発光駆動装置によって間
欠的に発光駆動される前記発光体の発光タイミングに同
期して、撮像作動を行うように構成されている点にあ
る。
【0007】
【作用】本発明の第1の特徴構成によれば、相対移動す
る物体の一方に設けられた発光体(例えば電球等)が、
相対移動する物体の他方に設けられ且つズーム手段によ
って撮像倍率が変更された撮像手段によって撮像される
とともに、撮像手段側の物体に設けた距離検出手段によ
って発光体までの距離が検出される。そして、撮像手段
側の追尾制御手段が、発光体の大きさ情報(例えば電球
等の直径)及び発光体までの上記検出距離情報によって
ズーム手段の撮像倍率(言い換えると撮像画面上の所定
距離に対応する撮像角度)を求め、この撮像倍率情報及
び上記撮像情報に基づいて、撮像画面内の所定位置に発
光体を捉えるように撮像手段の撮像角度調節手段を所定
の角度調節量(例えば上記所定位置からの発光体の位置
偏差に応じた角度)作動させる。
【0008】又、第2の特徴構成によれば、撮像手段が
間欠的に発光する発光体の発光タイミングに同期して撮
像作動して得られた発光体の撮像情報及び上記のように
して求めた撮像倍率情報に基づいて、上記と同様に、撮
像画面内の所定位置に発光体を捉えるように撮像手段の
撮像角度調節手段を作動させる。
【0009】
【発明の効果】本発明の第1の特徴構成によれば、予め
正確な値が判っている発光体の大きさ(例えば電球等の
直径)情報と、発光体までの検出距離情報とによってズ
ーム手段の撮像倍率を求めているので、従来のように、
ズーム手段の作動量を検出するポテンショメータ等の出
力電圧より撮像倍率を求める場合に発生する、前述の機
械的な誤差(バックラッシュ等)や電気的な誤差(A/
D変換時の量子化誤差及び出力電圧対撮像倍率の変換係
数の誤差等)の影響が除去されて、撮像角度調節手段の
角度調節量をより正確に求めることができる。その結
果、撮像画面内の所定位置に発光体を的確に捉えること
ができ、追尾性能を向上した移動体の自動追尾装置が得
られる。
【0010】又、第2の特徴構成によれば、発光体の発
光タイミングに同期して撮像作動が行われるので、この
タイミング以外の時点で発光する外乱光の影響が除去で
き、もって、一層信頼性の高い移動体の自動追尾装置が
得られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、相対移動する物体の一方とな
る作業車A(詳細は省略)側に、発光体としての電球2
0が設置され、一方、この電球20を含む所定範囲を撮
像する撮像手段としてのイメージセンサSが、地上側に
固定された他方の物体である自動追尾装置Bに設置され
ている。
【0012】前記自動追尾装置Bには、前記電球20ま
での距離を検出する距離検出手段としてのレーザ測長器
13が、前記イメージセンサSの撮像方向に沿ってその
検出方向を設定した状態で設置されるとともに、イメー
ジセンサSとレーザ測長器13とは、設置台9上に一体
のものとして固定設置されている。又、この設置台9を
縦軸芯θ周りに旋回させる旋回用モータ11と、設置台
9を横軸芯φ周りに首振り動作させる首振り用モータ1
2とが設けられている。従って、この旋回用モータ11
及び首振り用モータ12によって、前記イメージセンサ
Sの撮像角度を調節する撮像角度調節手段11,12が
構成される。尚、上記旋回用モータ11及び首振り用モ
ータ12には、夫々エンコーダ11a,12aが内蔵さ
れており(図3参照)、このエンコーダ11a,12a
によってイメージセンサSの撮像角度の調節量が検出さ
れるようになっている。
【0013】前記電球20は、前記作業車Aに立設した
円柱19の先端部に設置され、この円柱19の外周面に
は、前記レーザ測長器13から投射される距離検出用の
ビーム光17をその入射方向へ向けて反射する反射シー
ト19aが形成されている。又、前記作業車A側には、
前記電球20を発光させる発光駆動装置としての発光用
電源22が設けられ、この発光用電源22は間欠的に発
光駆動するように構成されている。従って、電球20
は、発光用電源22によって間欠的に発光駆動されるこ
とになる。
【0014】図2に示すように、前記イメージセンサS
は、光学系を構成する電動ズームレンズ14と分光光学
系23、及び撮像部である電子シャッター搭載の白黒式
のCCDセンサ15からなる。電動ズームレンズ14に
は、フォーカス駆動モータ33と、フォーカス位置検出
センサである第1ポテンショメータ34と、ズーム駆動
モータ35と、ズーム位置検出センサである第2ポテン
ショメータ36とが設けられている。又、分光光学系2
3には、光学フィルター24と、ハーフミラー25とが
設けられている。そして、電動ズームレンズ14及び分
光光学系23を通過した電球20からの光が、CCDセ
ンサ15に設けられた撮像素子であるCCD素子27上
に結像するように構成されるとともに、電球20からの
光のうちハーフミラー25によって一部反射された光
が、光センサ26に入射するように構成されている。
尚、光学フィルター24は、電球20の発光波長に対し
て透過率が大きくなるようにしてある。
【0015】次に、図3に基づいて、制御構成について
説明すれば、撮像角度コントローラ49、イメージセン
サコントローラ50、レーザ測長器コントローラ51、
及び、これらのコントローラ49,50,51を制御す
るメインコントローラCが設けられている。前記撮像角
度コントローラ49には、前記エンコーダ11a,12
aの検出情報が入力されるとともに、前記旋回用モータ
11及び首振り用モータ12に対する駆動信号が出力さ
れている。前記イメージセンサコントローラ50には、
前記CCDセンサ15の撮像情報、前記光センサ26の
検出情報、前記第1ポテンショメータ34及び第2ポテ
ンショメータ36の検出情報が入力されるとともに、前
記CCDセンサ15、前記フォーカス駆動モータ33及
び前記ズーム駆動モータ35に対する駆動信号が出力さ
れている。前記レーザ測長器コントローラ51には、前
記レーザ測長器13からの距離検出情報が入力されると
ともに、前記レーザ測長器13に対する制御信号が出力
されている。
【0016】前記メインコントローラCを利用して、前
記レーザ測長器13によって検出された前記電球20ま
での距離情報に基づいて、イメージセンサSの撮像倍率
を変更するズーム手段102が構成されている。即ち、
電球20までの距離が遠くなるとズーム倍率を上げる一
方、電球20までの距離が近くなるとズーム倍率を下げ
るように電動ズーム14のレンズ位置を移動させる制御
を行うことにより、撮像視野内での電球20の大きさを
適正な大きさに維持するようにしている。具体的に説明
すれば、図4に示すように(図の縦軸は、ズーム駆動モ
ータ35の駆動電圧(V)を示す)、距離対レンズ位置
の標準特性Mから、電球20までの距離がL(m)であ
るときに適正レンズ位置にするための駆動電圧はd
(V)であり、この適正駆動電圧dの上下±1/2Δd
の範囲に入るようにズーム駆動モータ35の駆動電圧を
制御する。更に、前記電球20の撮像視野内での移動方
向が横方向であるときには、上記標準特性Mに沿った制
御経路40で制御するが、上記移動方向が遠近方向であ
るとき、つまり、撮像視野内での電球20の位置はあま
り変わらずに距離が変わるときには、上記標準特性Mに
沿った制御経路40よりも急速な制御経路41,42
(41は遠方側への移動時、42は接近側への移動時の
経路である)にて制御するようにしている。これによ
り、追尾制御の遅れを極力小さくするようにしている。
【0017】又、前記イメージセンサコントローラ50
は、前記光センサ26の検出情報を処理して、電球20
の発光タイミングを検出するように構成されており、こ
れより、前記光センサ26と前記イメージセンサコント
ローラ50とを利用して、電球20からの光を受光して
その発光タイミングを検出するタイミング検出部Tが構
成される。具体的に説明すれば、図5に示すように、前
記電球20からの間欠発光を受光したときの光センサ2
6の出力電圧30は、昼間時の標準的な周囲光条件での
光センサ26の出力電圧31よりも十分に大きいので、
電球20からの間欠発光に対応する電圧30のピーク値
と、昼間時の周囲光に対応する電圧31との間に閾値電
圧Thを設定し、電球20からの間欠発光に対応する電
圧30が上記閾値電圧Thを越えたとき(t1時)にタ
イミング信号を発生するようにしている。尚、32は夜
間時での周囲光による光センサ26の出力電圧を示す。
そして、前記イメージセンサコントローラ50は、前記
タイミング検出部Tからのタイミング情報に基づいて、
前記発光用電源22によって間欠的に発光駆動される前
記電球20の発光タイミングに同期して、前記イメージ
センサSが撮像作動を行うように、イメージセンサSの
作動を制御する。
【0018】又、前記メインコントローラCを利用し
て、前記イメージセンサSの撮像情報及び前記ズーム手
段102の撮像倍率情報に基づいて、前記イメージセン
サSの撮像画面内の所定位置に前記電球20を捉えるよ
うに、前記旋回用モータ11及び首振り用モータ12を
作動させる追尾制御手段100が構成され、この追尾制
御手段100は、前記電球20の大きさ情報及び前記レ
ーザ測長器13によって検出された前記電球20までの
距離情報に基づいて、前記ズーム手段102の撮像倍率
を求めるように構成されている。以下、具体的に説明す
れば、図6に示すように、電球20の撮像画面29内で
の大きさ即ち直径に対応する画素数W(ドット)と実際
の直径D(mm)とから画面内の1画素に対応する長さ
D/W(mm/ドット)が判り、これがズーム手段10
2の撮像倍率に相当する。そして、この時の電球20ま
での検出距離がK(mm)であるとすると、図7に示す
ように、画面内の1画素当たりの撮像角度δ(ラジアン
/ドット)が、下式によって求められる。
【0019】
【数1】δ=(D/W)/K
【0020】一方、図6に示すように、撮像画面29内
での電球20に対応する領域の重心位置Gを求め、この
重心位置Gと電球20を捉えるべき所定位置に設定した
画面中心点Oとの偏差X,Y(ドット)を判別する。
尚、画面横方向をX軸に、画面縦方向をY軸に設定して
いる。そして、画面中心点Oに電球20を捉えるべく、
つまり、上記偏差X,Yが0になるように旋回用モータ
11及び首振り用モータ12の角度を調節すべく、下式
のように前記画面内の1画素当たりの撮像角度δ(ラジ
アン/ドット)に上記偏差X,Y(ドット)を掛けて旋
回用モータ11の角度調節量x及び首振り用モータ12
の角度調節量yを求め、その角度調節量で撮像角度を調
節する。
【0021】
【数2】x=δ×X,y=δ×Y
【0022】次に、図8に示すタイムチャートによっ
て、前記メインコントローラCの動作を具体的に説明す
ると、前述のように、電球20の間欠発光に対応してタ
イミング信号が発生し、このタイミング信号の立ち上が
り時(t1)から、CCDセンサ15に搭載の電子シャ
ッターが所定時間ONして撮像作動が実行される。一
方、前記レーザ測長器13による距離検出は所定周期で
連続的に行われており、これらの撮像情報及び距離検出
情報より、前述のように、画面内の1画素当たりの撮像
角度δ及び電球20の位置偏差X,Yを判別し、旋回用
モータ11の角度調節量x及び首振り用モータ12の角
度調節量yを求めるトラッキング量算出処理を行う。そ
して、上記角度調節量x,yだけ撮像角度を変更するト
ラッキング制御を行う。
【0023】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。 上記実施例では、相対移動する物体A,Bのうち、
発光体20が設けられる方の物体Aが移動する一方、撮
像手段Sを設けた方の物体Bが地上側に固定されて移動
しない場合を例示したが、逆に、発光体20が設けられ
る方の物体Aが停止する一方、撮像手段Sを設けた方の
物体Bが移動するように構成してもよい。又、両物体
A,Bが共に移動するように構成してもよい。
【0024】 上記実施例では、撮像手段Sとして、
白黒式のCCDカメラを用いた場合を例示したが、CC
Dカメラ以外に、例えば、PSDカメラ等を用いてもよ
く、又、白黒式ではなく、カラー式のカメラを用いるよ
うにしてもよい。
【0025】 上記実施例では、撮像手段Sの角度調
節手段11,12として、電動モータによって構成した
ものを例示したが、モータに限らず、他のアクチュエー
タを用いることができる。
【0026】 上記実施例では、発光体20を電球に
よって構成したものを例示したが、これ以外に、例え
ば、LED発光器等を用いるようにしてもよい。
【0027】 上記実施例では、追尾制御手段100
が、発光体20を捉えるべき撮像画面内の所定位置を撮
像画面の中心点Oに設定したものを示したが、これ以外
に、中心点Oを含む一定範囲の領域を上記所定位置に設
定してもよく、所定位置は状況に応じて適宜変更でき
る。
【0028】 上記実施例では、発光体20の発光タ
イミングに撮像手段Sの撮像作動を同期させるために、
発光タイミングを検出するタイミング検出部Tを撮像素
子への光のうち一部を分光して別の光センサ26によっ
て検出させるものを例示したが、このような別の光セン
サ26を設けずに、撮像情報そのものを処理して発光タ
イミングを検出してもよい。又、上記実施例では、タイ
ミング検出部Tを撮像手段側に設けたものを例示した
が、これ以外に、例えば、撮像手段側に同期信号発生手
段を設け、この同期信号発生手段からの同期信号を発光
体20及び撮像手段Sに送信して、夫々間欠発光及び撮
像作動を同期させるように構成することもできる。
【0029】 上記実施例では、発光体20までの距
離を検出する距離検出手段13として、レーザ測長器を
用いたものを例示したが、距離検出手段13としては他
の光式あるいは超音波式等の距離検出手段が使用可能で
ある。
【0030】 上記実施例では、ズーム手段102に
よって作動されるズーム機構として、電動モータにて駆
動するものを例示したが、電動モータに限らず、他のア
クチュエータにて駆動するズーム機構が適宜使用でき
る。
【0031】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動追尾装置の全体構成図
【図2】撮像手段の構成を示す一部断面側面図
【図3】自動追尾装置の制御構成を示すブロック図
【図4】ズーム手段の作動を説明する特性図
【図5】発光タイミングの検出作動を説明する図
【図6】撮像倍率判別処理及び追尾処理の説明図
【図7】撮像倍率判別処理の説明図
【図8】制御作動を説明するタイムチャート
【符号の説明】
A 物体 B 物体 20 発光体 S 撮像手段 102 ズーム手段 11,12 撮像角度調節手段 100 追尾制御手段 13 距離検出手段 22 発光駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 正徳 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対移動する物体(A),(B)の一方
    に発光体(20)が、且つ、他方に前記発光体(20)
    を撮像する撮像手段(S)及びこの撮像手段(S)の撮
    像倍率を変更するズーム手段(102)が設けられ、 前記撮像手段(S)の撮像情報及び前記ズーム手段(1
    02)の撮像倍率情報に基づいて、前記撮像手段(S)
    の撮像画面内の所定位置に前記発光体(20)を捉える
    ように、前記撮像手段(S)の撮像角度調節手段(1
    1,12)を作動させる追尾制御手段(100)が設け
    られた移動体の自動追尾装置であって、 前記撮像手段(S)が設けられている物体(B)側に、
    前記発光体(20)までの距離を検出する距離検出手段
    (13)が設けられ、 前記追尾制御手段(100)は、前記発光体(20)の
    大きさ情報及び前記距離検出手段(13)の距離情報に
    基づいて、前記ズーム手段(102)の撮像倍率を求め
    るように構成されている移動体の自動追尾装置。
  2. 【請求項2】 前記発光体(20)を発光させる発光駆
    動装置(22)が、間欠的に発光駆動するように構成さ
    れ、 前記撮像手段(S)が、前記発光駆動装置(22)によ
    って間欠的に発光駆動される前記発光体(20)の発光
    タイミングに同期して、撮像作動を行うように構成され
    ている請求項1記載の移動体の自動追尾装置。
JP16178293A 1993-06-30 1993-06-30 移動体の自動追尾装置 Pending JPH0755921A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10219008C1 (de) * 2002-04-27 2003-12-04 Bundesrep Deutschland Sichtbereichsmesssystem

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10219008C1 (de) * 2002-04-27 2003-12-04 Bundesrep Deutschland Sichtbereichsmesssystem

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